JP2006195446A - 駐車違反ステッカー - Google Patents

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JP2006195446A JP2005359025A JP2005359025A JP2006195446A JP 2006195446 A JP2006195446 A JP 2006195446A JP 2005359025 A JP2005359025 A JP 2005359025A JP 2005359025 A JP2005359025 A JP 2005359025A JP 2006195446 A JP2006195446 A JP 2006195446A
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隆史 藤原
Isamu Hikima
勇 曳間
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Abstract

【課題】 プリンタでの印字や、読み取り装置によるステッカー本体に記録されている情報の読み取りに適し、かつ剥離後の取り扱い性に優れた駐車違反ステッカーを得る。
【解決手段】 表面を違反情報記録面1としたステッカー本体2の裏面全部に、再剥離粘着剤層3と剥離紙4を設け、前記剥離紙4には、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部4aとして残すためのスリット12を形成することにより、駐車違反ステッカーに厚さの変化を無くし、カールも少なくして、プリンタを使用しての違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができるようにするとともに、ステッカー本体2に残っている剥離紙により貼着されないで浮いた部分を摘むことにより、ステッカー本体2を被貼着面から容易に且つ綺麗に剥離することができるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、駐車違反をしている車両に貼着する駐車違反ステッカーに関する。
駐車、停車禁止の路上に一定時間以上駐車すると駐車違反となる。駐車違反の取り締まりとして、警察官や交通巡視員が違反車両を発見すると、駐車違反ステッカーを違反車両のミラーなどに取り外し不能に吊り下げることが行われており、違反者は、車両とともに警察に行かなければならず、そして、違反者には反則金等が科せられる。
また、最近は、違反車両の取り締まりをより確実にするために、警察官や交通巡視員が携帯する携帯端末と警察のホスト装置とを接続して違反車両の車両情報を取り出し、前記違反情報とともにバーコードにした違反車両の車両情報をプリンタを用いて記録し、駐車違反ステッカーを車両に貼り付ける駐車違反取締システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−123182号公報
前記駐車違反ステッカーは、表面に違反確認日時、確認者、連絡先、違反状況等の違反情報を記録する違反情報記録欄と違反者に対する注意事項を記載した注意事項表示部が設けられているステッカー本体の裏面に、再剥離粘着剤層と剥離紙を設けたものとし、警察官や交通巡視員により、違反確認日時、確認者、連絡先、違反状況等の違反情報が記録され違反車両に貼着された後、違反者はこれを剥がして警察に持参することが考えられる。この場合、違反車両に貼着した駐車違反ステッカーの剥離を容易にするために、ステッカー本体の裏面の一部にのみ再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられていることが望ましい。
しかし、例えば、プリンタを使用して違反情報等を記録、即ち印字する場合、駐車違反ステッカーに剥離紙がある部分と無い部分に厚さの差が生じ、プリンタによる記録に障害が生じる場合があるといった問題がある。また、ステッカー本体の裏面の一部にのみ再剥離粘着剤層が設けられていると、違反車両から剥がしたステッカー本体がカールしてしまい、読み取り装置によるステッカー本体に記録されている情報の読み取りが困難となる場合があるといった問題がある。
また、駐車違反ステッカーは、違反者が車両から剥がして警察に持参する際、再剥離粘着剤層が露出していると貼り付いたりベタ付くため、例えば、中央で2つ折りして裏面同士を接着させるなど、取り扱いが良好なことも必要である。
本発明の目的は、プリンタでの印字や、読み取り装置によるステッカー本体に記録されている情報の読み取りに適し、かつ剥離後の取り扱い性に優れた駐車違反ステッカーを提供するところにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の駐車違反ステッカーは、表面を違反情報記録面としたステッカー本体の裏面全部に、再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられ、前記剥離紙には、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の駐車違反ステッカーは、表面を違反情報記録面としたステッカー本体の裏面全部に、再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられ、前記剥離紙には、4辺縁部を剥離部とし、該4辺縁部の内側を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の駐車違反ステッカーは、表面長手方向に違反情報記録面を有するステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に、再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられてステッカー基シートが形成され、該ステッカー基シートに、前記長手方向に連続して表示されている各ステッカー本体単票表示部を仕切る位置に切断用のミシン目が設けられ、該ミシン目で仕切られた各剥離紙単票には、ステッカー本体単票表示部毎にミシン目で仕切られたステッカー本体連続表示シートで構成されるステッカー本体となるステッカー本体単票の、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の駐車違反ステッカーは、表面長手方向に違反情報記録面を有するステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に、再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられてステッカー基シートが形成され、該ステッカー基シートに、前記長手方向に連続して表示されている各ステッカー本体単票表示部を仕切る位置に切断用のミシン目が設けられ、該ミシン目で仕切られた各剥離紙単票には、ステッカー本体単票表示部毎にミシン目で仕切られたステッカー本体連続表示シートで構成されるステッカー本体となるステッカー本体単票の、4辺縁部を剥離部とし、該4辺縁部の内側を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の駐車違反ステッカーは、請求項1,2,3又は4に記載の、前記ステッカー本体には、剥離紙を剥離した後のステッカー本体を、その裏面同士を重ねるように折り返し、ステッカー本体の裏面に露出している再剥離粘着剤層を隠蔽するための折り返し位置を表示する折り線表示部が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の駐車違反ステッカーは、請求項5に記載の、前記折り線表示部はステッカー本体の中間位置でステッカー本体を区分するように設けられ、この折り線表示部が設けられた中間位置の両側或いはいずれか一方の面が違反情報記録面となっていることを特徴とする。
請求項1に記載の駐車違反ステッカーによれば、表面を違反情報記録面としたステッカー本体の裏面全部に、再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられているので、駐車違反ステッカーに厚さの変化がなく、また、カールも少ないことから、プリンタを使用する違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができるものとなる。また、前記剥離紙には、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残すためのスリットが形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体の再剥離粘着剤層に設けた剥離紙を、スリットで分離されている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残して除去し、違反車両に貼着すると、ステッカー本体の剥離紙の一部が残っている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部の未剥離部が被貼着面から浮いた状態となり、ステッカー本体を違反車両の被貼着面から剥離する際に、前記ステッカー本体の被貼着面から浮いた部分を摘むことにより、容易に且つ綺麗に剥離することができる。
請求項2に記載の駐車違反ステッカーによれば、表面を違反情報記録面としたステッカー本体の裏面全部に、再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられているので、駐車違反ステッカーに厚さの変化がなく、また、カールも少ないことから、プリンタを使用する違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができるものとなる。また、前記剥離紙には、4辺縁部を剥離部とし、該4辺縁部の内側を未剥離部として残すためのスリットが形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体の再剥離粘着剤層に設けた剥離紙を、スリットで分離されている内側を未剥離部として残して除去し、違反車両に貼着することにより、ステッカー本体と違反車両の接着部分が少なく、ステッカー本体を違反車両の被貼着面から剥離する際に、容易に且つ綺麗に剥離することができる。
請求項3に記載の駐車違反ステッカーによれば、表面にステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に、再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられてステッカー基シートが形成されているので、携帯時にはステッカー基シートをロール状としておき、使用の際にステッカー基シートに設けられたミシン目からステッカー本体単票を切り離してステッカー本体として使用することがきるので、取り扱いに便利となる。また、ステッカー基シートから切り離したステッカー本体は厚さの変化がないので、プリンタを使用する違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができるものとなる。
また、ステッカー基シートからステッカー本体単票を切り離すことなく、ロール状のままプリンタに供給して記録を行った後、ステッカー基シートからステッカー本体単票を切り離してステッカー本体として使用することもできる。
また、前記剥離紙単票には、ステッカー本体単票の、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残すためのスリットが形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体単票からなるステッカー本体の再剥離粘着剤層に設けられている前記剥離紙を、スリットで分離されている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部が未剥離部として残り、1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部以外は剥離部となって再剥離粘着剤層が露出するように切り離し、違反車両に貼着すると、ステッカー本体の剥離紙の一部が残っている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部の未剥離部が被貼着面から浮いた状態となり、ステッカー本体を違反車両の被貼着面から剥離する際に、前記ステッカー本体の被貼着面から浮いた部分を摘むことにより、容易に且つ綺麗に剥離することができる。
請求項4に記載の駐車違反ステッカーによれば、表面にステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に、再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられてステッカー基シートが形成されているので、携帯時にはステッカー基シートをロール状としておき、使用の際にステッカー基シートに設けられたミシン目からステッカー本体単票を切り離してステッカー本体として使用することがきるので、取り扱いに便利となる。また、ステッカー基シートから切り離したステッカー本体は厚さの変化がないので、プリンタを使用する違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができるものとなる。
また、ステッカー基シートからステッカー本体単票を切り離すことなく、ロール状のままプリンタに供給して記録を行った後、ステッカー基シートからステッカー本体単票を切り離してステッカー本体として使用することもできる。
また、前記剥離紙単票には、ステッカー本体単票の、4辺縁部を剥離部とし、該4辺縁部の内側を未剥離部として残すためのスリットが形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体の再剥離粘着剤層に設けた剥離紙を、スリットで分離されている内側を未剥離部として残して除去し、違反車両に貼着することにより、ステッカー本体と違反車両の接着部分が少なく、ステッカー本体を違反車両の被貼着面から剥離する際に、容易に且つ綺麗に剥離することができる。
請求項5に記載の駐車違反ステッカーによれば、請求項1,2,3又は4に記載の、前記ステッカー本体には、剥離紙を剥離した後のステッカー本体を、その裏面同士を重ねるように折り返し、ステッカー本体の裏面に露出している再剥離粘着剤層を隠蔽するための折り返し位置を表示する折り線表示部が設けられているので、違反車両に貼着したステッカー本体を剥離した後、このステッカー本体に未剥離部として残っている剥離紙を除去するとともに、ステッカー本体を前記折り線表示部から山折りしてステッカー本体の裏面同士を接着することにより、ステッカー本体の裏面に露出している再剥離粘着剤層を隠蔽することができ、ステッカー本体の取り扱いが容易となり、また皺が付き難くなるので、読み取り装置によるステッカー本体の違反情報記録面に記録されている違反情報の読み取りを容易に行うことができるものとなる。また、ステッカー本体に未剥離部として残っている剥離紙を除去せずに、ステッカー本体を前記折り線表示部から山折りしてステッカー本体の裏面同士を接着することにより、ステッカー本体の裏面に露出している再剥離粘着剤層を隠蔽することもできる。
請求項6に記載の駐車違反ステッカーによれば、請求項5に記載の、前記折り線表示部はステッカー本体の中間位置でステッカー本体を区分するように設けられ、この折り線表示部が設けられた中間位置の両側或いはいずれか一方の面が違反情報記録面となっているので、違反車両に貼着したステッカー本体を剥離した後、このステッカー本体に未剥離部として残っている剥離紙を除去するとともに、ステッカー本体を前記折り線表示部から山折りしてステッカー本体の裏面同士を接着することにより、ステッカー本体の取り扱いが容易となり、また皺が付き難くなるので、読み取り装置によるステッカー本体の違反情報記録面に記録されている違反情報の読み取りを容易に行うことができるものとなる。また、ステッカー本体に未剥離部として残っている剥離紙を除去せずに、ステッカー本体を前記折り線表示部から山折りしてステッカー本体の裏面同士を接着することにより、ステッカー本体の裏面に露出している再剥離粘着剤層を隠蔽することもできる。
[第1例]
図1乃至図3は本発明に係る駐車違反ステッカーを実施するための最良の形態の第1例を示したもので、図1は本例の平面図、図2は底面図、図3は図1のA−A線断面図である。
本例の駐車違反ステッカーは、表面を違反情報記録面1としたステッカー本体2の裏面全部に、再剥離粘着剤層3と剥離紙4が設けられている。
・折り線表示部
前記ステッカー本体2には、前記剥離紙4を剥離した後のステッカー本体2を、その裏面同士を重ねるように折り返し、ステッカー本体2の裏面に露出している再剥離粘着剤層3を隠蔽するための折り返し位置を表示する折り線表示部5が設けられている。前記ステッカー本体2の表面に設けられた折り線表示部5にあっては、折り線表示部5の位置で正確に折り、かつ折り易くするために、本例ではミシン目で形成されている。ミシン目の他に、印刷によって直線や点線を表示するなどしてもよい。
また、ミシン目の場合は、長手方向のそれぞれの両端に達しないように形成することが好ましい。両端までミシン目が形成されている場合、プリンタでの違反情報記録時、あるいは後述するようにロール状にして携帯する際に、その部分から剥がれ易くなるおそれがある。
・違反情報記録面
本例では、前記ステッカー本体2の表面が、長手方向の中間位置で区分けされ、前記中間位置に前記折り線表示部5が設けられており、前記折り線表示部5の両側の面が前記違反情報記録面1となっている。前記違反情報記録面1には、駐車違反マーク6や違反確認日時、確認者、連絡先、違反状況等の違反情報及び違反車両情報を表示するバーコード等を記録する違反情報記録欄7や違反者に対する注意事項を記載した注意事項表示部8が設けられている。違反情報記録面1における各欄および各事項のレイアウトは適宜設定可能である。
・ステッカー本体
表面に前記のような違反情報記録面1を有するステッカー本体2は、紙、合成紙、合成樹脂シート等、特に限定されるものではないが、屋外で使用されることから、耐水性、耐熱性、耐光性等に優れるものが好ましい。本例ではステッカー本体2として紙9が用いられており、その裏面にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂フィルム10が積層されている。
また、前記ステッカー本体2の前記違反情報記録面1の違反情報記録欄7への違反確認日時、確認者、連絡先、違反状況等の違反情報及び違反車両情報を表示するバーコード等の記録は、サーマルプリンタにより印字して記録できるようになっており、そのため、本例でステッカー本体2に用いられている紙9は、その表面に感熱記録層11を設けた感熱紙となっている。
なお、本例では、サーマルプリンタは携帯可能に小型化されたものがあり、好適であるため感熱紙としているが、この他に、ドットインパクトプリンタ、レーザープリンタ、インクジェットプリンタにより印字して記録できるようにしてもよいことはもちろんであり、インクジェットプリンタの場合は、ステッカー本体2に用いられている紙9として普通紙タイプあるいはインク受理層を設けた塗工紙タイプのインクジェット記録用紙が用いられることになる。
・再剥離粘着剤層
前記ステッカー本体2の裏面全部には、前記再剥離粘着剤層3が設けられているが、再剥離粘着剤層3には公知の再剥離粘着剤が使用されるものであって、特に限定されない。再剥離粘着剤とは、伝言や取り次ぎ事項等を記入した後、剥がし取ってデスク等に貼り付けることができるメモ用紙等に使用される粘着剤であり、アクリルエマルジョン系の弱粘着剤等が挙げられる。本発明では、車両から簡単に剥がれ落ちることがないように強固に接着しつつ、剥離可能であるものが好ましい。
・剥離紙
また、前記再剥離粘着剤層3に設けられている剥離紙4にあっては、本例では耐湿性を有するグラシン紙が使用されている。剥離紙4は、スレッカー本体2を違反車両に貼着する使用時に剥がれ易く、携帯時は剥離紙4の剥がれが起こらない必要があるが、後に述べるように、表面にステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられたステッカー基シートから、ステッカー本体単票を切り離してステッカー本体として使用する場合に、ステッカー基シートをロール状にすると、特にステッカー本体から剥離紙の端部が剥離するといった障害が起こり易い。更に、本発明ではスリットが形成されているため、剥離紙の剥がれがより起こり易い。
従って、本発明においては、一般のラベル等に比べて強い剥離強度を有することが望ましく、180°剥離試験(速度0.3m/分)において200mN/50mm以上、好ましくは、300mN/50mm以上、より好ましくは、400mN/50mm以上であると好適である。剥離強度の上限は特に制限されないが、2000mN/50mm以下程度である。
上記のような剥離強度は、粘着剤の種類、剥離紙4の種類、およびその他の加工条件によって適宜調整可能である。剥離紙4としては、一般のラベル等で使用されるシリコーン加工した剥離紙の他、蒸しパンやお菓子などの食料品の台紙として使用されるグラシン紙やパラフィン紙が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
・スリット
前記剥離紙4には、本例の図2、図4、図5および図6では、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部4aとして残すための、または、4辺縁部を剥離部4bとしその内側を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されている。
図2では、後に述べるように、違反車両に貼着したステッカー本体2を剥離する場合に、その剥離を一層容易にすることを目的として、剥離紙4の長手方向中央部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されており、剥離紙4の上辺縁部及び長手方向両側が剥離部4bとなっている。
また、剥離紙4の下辺縁部及び長手方向中央部を未剥離部4aとして残しているので、雨水が違反車両と貼着したステッカー本体2との間に入っても、剥離紙4の下辺縁部の未剥離部4aから抜けるので、ステッカー本体2と違反車両との間に雨水は溜まらない。
また、スリット12はU型にカーブして形成されており、このように直角な部分を持たないことが好ましい。直角な部分が存在する場合、プリンタでの違反情報記録時や携帯時に角がきっかけとなって剥離紙4が剥離するおそれがある。
図4、図5、図6は剥離紙4に形成されたスリット12の他例を示すものであって、図4では、剥離紙4の下辺縁部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されている。図5では、剥離紙4の1角隅部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されている。また、図6では、前記剥離紙4に、4辺縁部を剥離部4bとし、内側を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されている。
前記剥離紙4に形成されたスリット12によってステッカー本体2の裏面に形成される未剥離部4aと剥離部4bにあっては、後に述べるように、違反車両に貼着したステッカー本体2を剥離する場合に、その剥離を一層容易にするためには、未剥離部4aを大きくとり、剥離部4bを小さくして、貼着面積を小さくすることが望ましく、かかる点からすれば、図4、図5に示すスリット12に比べ未剥離部4aが大きく、剥離部4bが小さい図2に示すスリット12や図6に示すスリット12が好ましい。
また、前記ステッカー本体2は、後述するように車両から剥離後、ステッカー本体2に設けられている折り線表示部5から裏面を向かい合わせにして裏面同士を重ねるように折り返す際、本例のように、折り線表示部5がステッカー本体2の長手方向の中間位置に設けられている場合は、ステッカー本体2の上辺と下辺を一致するように折ることが求められるが、図2に示すように形成されたスリット12によれば、ステッカー本体2の上下いずれかの1辺縁部及び長手方向中央部に剥離紙4が未剥離部4aとして残り、ステッカー本体2の長手方向両側の剥離紙4が剥離されて、この部分にのみ再剥離粘着剤層3が露出することになるので、ステッカー本体2の上辺と下辺を一致するように折る際に、再剥離粘着剤層3が障害になることが少なく、ステッカー本体2の上辺と下辺を一致させ易い。
・厚さ
本発明における駐車違反ステッカーの厚さは、特に制限されないが、ステッカー本体2、再剥離粘着剤層3および剥離紙4を含めた総厚で、100〜150μm、好ましくは、120〜140μm程度が好適である。厚くなりすぎると、小型プリンタで印字する際に走行に障害が生じたり、後に述べるように、表面にステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のテッカー本体連続表示シートの裏面に再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられたステッカー基シートから、ステッカー本体単票を切り離してステッカー本体として使用する場合に、ステッカー基シートをロール状にして携帯するため軽量であることが望ましい。
・その他
上記のように構成された駐車違反ステッカーによれば、表面を違反情報記録面1としたステッカー本体2の裏面全部に、再剥離粘着剤層3と剥離紙4が設けられているので、駐車違反ステッカーに厚さの変化がなく、また、カールも少ないことから、プリンタを使用する違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができる。
また、再剥離粘着剤層3と剥離紙4との間の剥離強度が強く、プリンタを使用する違反情報等の記録を剥離紙の剥がれといった障害を起こすことなく容易に行うことができる。
また、本例の図2、図4または図5に示すように、前記剥離紙4には、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体2の再剥離粘着剤層3に設けた剥離紙4のうち、スリット12で分離されている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部の未剥離部4aを残し、剥離部4bを除去し、違反車両に貼着すると、ステッカー本体2の剥離紙4の一部が残っている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部の未剥離部4aが被貼着面から浮いた状態となり、ステッカー本体2を違反車両の被貼着面から剥離する際に、前記ステッカー本体2の被貼着面から浮いた部分を摘むことにより、容易に且つ綺麗に剥離することができる。
また、図6に示すように、前記剥離紙4に、4辺縁部を剥離部4bとし、内側を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されていると、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体2の再剥離粘着剤層3に設けた剥離紙4のうち、スリット12で分離されている内側の未剥離部4aを残し剥離部4bを除去し、違反車両に貼着することにより、ステッカー本体2と違反車両の接着部分が少なく、ステッカー本体2を違反車両の被貼着面から剥離する際に、容易に且つ綺麗に剥離することができる。また、前記のように内側を未剥離部4aとしたステッカー本体2を違反車両に貼着する際、ステッカー本体2の下端縁に露出する再剥離粘着剤層3に、例えば、別紙注意書等を貼って違反車両に貼着すれば、注意書等を貼った部分が被貼着面から浮いた状態となり、ステッカー本体2を違反車両の被貼着面から剥離する際に、前記ステッカー本体2の被貼着面から浮いた部分を摘むことにより、容易に且つ綺麗に剥離することができるものとなる。
また、本例では、違反車両に貼着したステッカー本体2を剥離した後、このステッカー本体2に未剥離部4aとして残っている剥離紙4を除去するとともに、ステッカー本体2を前記折り線表示部5から山折りしてステッカー本体2の裏面同士を接着することにより、再剥離粘着剤層3が露出して貼り付いたりベタ付くことがなく、ステッカー本体2の取り扱いが容易となり、また皺が付き難くなるので、読み取り装置によるステッカー本体2の違反情報記録面1に記録されている違反情報の読み取りを容易に行うことができる。
また、ステッカー本体2に未剥離部4aとして残っている剥離紙4を除去せずに、ステッカー本体2を前記折り線表示部5から山折りしてステッカー本体2の裏面同士を接着することにより、ステッカー本体2の裏面に露出している再剥離粘着剤層3を隠蔽することもできる。
[第2例]
図7乃至図10は本発明に係る駐車違反ステッカーを実施するための最良の形態の第2例を示したもので、図7は本例の平面図、図8は図7の一部拡大底面図、図9は剥離紙からステッカー本体を剥離している状態を示す斜視図、図10は剥離紙からステッカー本体を剥離した状態を示す斜視図である。
本例の駐車違反ステッカーは、表面長手方向に違反情報記録面1を有するステッカー本体単票表示部13が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シート14の裏面に、再剥離粘着剤層3と帯状の剥離紙4が設けられてステッカー基シート15が形成されている。
・折り線表示部、違反情報記録面
前記ステッカー本体単票表示部13には、前記剥離紙4を剥離した後、その裏面同士を重ねるように折り返し、裏面に露出している再剥離粘着剤層3を隠蔽するための折り返し位置を表示する折り線表示部5が設けられている。本例では、前記第1例と同様に、長手方向の中間位置で区分けされ、前記中間位置に折り線表示部5が設けられており、前記折り線表示部5の両側の面が前記違反情報記録面1となっており、前記違反情報記録面1には、駐車違反マーク6や違反確認日時、確認者、連絡先、違反状況等の違反情報及び違反車両情報を表示するバーコード等を記録する違反情報記録欄7や違反者に対する注意事項を記載した注意事項表示部8が設けられている。違反情報記録面1における各欄および各事項のレイアウトは適宜設定可能である。
また、前記ステッカー本体単票表示部13の表面に設けられた折り線表示部5にあっては、折り線表示部5の位置で正確に折り、かつ折り易くするために、本例ではミシン目で形成されている。ミシン目の他に、印刷によって直線や点線を表示するなどしてもよい。
また、ミシン目の場合は、長手方向のそれぞれの両端に達しないように形成することが好ましい。両端までミシン目が形成されている場合、プリンタでの違反情報記録時、あるいは後述するようにロール状にして携帯する際に、その部分から剥がれ易くなるおそれがある。
・ステッカー本体連続表示シート
前記ステッカー本体単票表示部13が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シート14も、前記第1例と同様に、紙、合成紙、合成樹脂シート等、特に限定されるものではないが、屋外で使用されることから、耐水性、耐熱性、耐光性等に優れるものが好ましい。
本例では、第1例と同様に、ステッカー本体連続表示シート14として、紙が用いられており、その裏面にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂フィルムが積層されている。
また、ステッカー本体2となるステッカー本体単票表示部13の前記違反情報記録面1の違反情報記録欄7への違反確認日時、確認者、連絡先、違反状況等の違反情報及び違反車両情報を表示するバーコード等の記録は、サーマルプリンタにより印字して記録できるようになっており、そのため、本例でステッカー本体連続表示シート14に用いられている紙は、第1例と同様に、その表面に感熱記録層を設けた感熱紙となっている。
なお、本例では、サーマルプリンタは携帯可能に小型化されたものがあり、好適であるため感熱紙としているが、この他に、ドットインパクトプリンタ、レーザープリンタ、インクジェットプリンタにより印字して記録できるようにしてもよいことはもちろんであり、インクジェットプリンタの場合は、ステッカー本体連続表示シート14に用いられている紙として普通紙タイプあるいはインク受理層を設けた塗工紙タイプのインクジェット記録用紙が用いられることになる。
・再剥離粘着剤層
前記ステッカー本体連続表示シート14の裏面には、前記再剥離粘着剤層3が設けられているが、前記第1例と同様に、再剥離粘着剤層3には公知の再剥離粘着剤が使用されるものであって、特に限定されない。再剥離粘着剤とは、伝言や取り次ぎ事項等を記入した後、剥がし取ってデスク等に貼り付けることができるメモ用紙等に使用される粘着剤であり、アクリルエマルジョン系の弱粘着剤等が挙げられるが、本発明では、車両から簡単に剥がれ落ちることがないように強固に接着しつつ、剥離可能であるものが好ましい。
・剥離紙
また、前記再剥離粘着剤層3に設けられている剥離紙4にあっては、第1例と同様に、耐湿性を有するグラシン紙が使用される。剥離紙4は、スレッカー本体2を違反車両に貼着する使用時に剥がれ易く、携帯時は剥離紙4の剥がれが起こらない必要があるが、本例のように、表面にステッカー本体単票表示部13が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シート14の裏面に再剥離粘着剤層3と帯状の剥離紙4が設けられたステッカー基シート15から、後述するステッカー本体単票を切り離してステッカー本体2として使用する場合は、特にステッカー基シート15がロール状にされることにより、ステッカー本体2から剥離紙4の端部が剥離するといった障害が起こり易い。更に、本発明ではスリットが形成されているため、剥離紙4の剥がれがより起こり易い。
従って、本発明においては、一般のラベル等に比べて強い剥離強度を有することが望ましく、180°剥離試験(速度0.3m/分)において200mN/50mm以上、好ましくは、300mN/50mm以上、より好ましくは、400mN/50mm以上であると好適である。剥離強度の上限は特に制限されないが、2000mN/50mm以下程度である。
上記のような剥離強度は、粘着剤の種類、剥離紙4の種類、およびその他の加工条件によって適宜調整可能である。剥離紙4としては、一般のラベル等で使用されるシリコーン加工した剥離紙の他、蒸しパンやお菓子などの食料品の台紙として使用されるグラシン紙やパラフィン紙が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
・ミシン目
また、前記ステッカー基シート15には、前記長手方向に連続して表示されている各ステッカー本体単票表示部13を仕切る位置に切断用のミシン目16が設けられ、該ミシン目16で仕切られてステッカー基シート15にステッカー本体2となるステッカー本体単票17及び剥離紙単票4Aが構成される。
・スリット
前記ステッカー本体単票17にあっては、該ミシン目16で仕切られたステッカー基シート15内、即ちステッカー本体連続表示シート14内で、更にスリット18で区画され、この区画内に前記ステッカー本体単票表示部13が表示されている。
なお、図7においては、ステッカー本体連続表示シート14の左辺縁部が余白(耳部)となっているが、後に示す図11と同様に、余白はなくてもよい。
また、前記ミシン目16で仕切られた各剥離紙単票4Aにあっては、前記第1例と同様に、前記ステッカー本体単票17の、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されている。
本例も、前記第1例と同様に、違反車両に貼着したステッカー本体2となるステッカー本体単票17を剥離する場合に、その剥離を一層容易にすることを目的として、図8では剥離紙単票4Aの下辺縁部及び長手方向中央部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されており、剥離紙4の上辺縁部及び長手方向両側が剥離部4bとなっている。
また、スリット12はU型にカーブして形成されており、このように直角な部分を持たないことが好ましい。直角な部分が存在する場合、プリンタでの違反情報記録時や携帯時に角がきっかけとなって剥離紙4が剥離するおそれがある。
また、前記ステッカー本体2となるステッカー本体単票17は、前記第1例と同様に、車両から剥離後、ステッカー本体単票17の長手方向の中間位置に設けられている折り線表示部5から裏面を向かい合わせにして2つ折りする際、ステッカー本体単票17の上辺と下辺を一致するように折ることが求められるが、図8に示すように形成されたスリット12によれば、ステッカー本体単票17の下辺縁部及び長手方向中央部に剥離紙単票4Aが未剥離部4aとして残り、ステッカー本体単票17の長手方向両側の長手方向両側の剥離紙単票4Aが剥離されて、この部分にのみ再剥離粘着剤層3が露出することになるので、ステッカー本体単票17の上辺と下辺を一致するように折る際に、再剥離粘着剤層3が障害になることが少なく、ステッカー本体単票17の上辺と下辺を一致させ易い。
・厚さ
本発明における駐車違反ステッカーの厚さは、特に制限されないが、ステッカー本体連続表示シート14、再剥離粘着剤層3および剥離紙4を含めた総厚で、100〜150μm、好ましくは、120〜140μm程度が好適である。厚くなりすぎると、小型プリンタで印字する際に走行に障害が生じたり、表面にステッカー本体単票表示部13が連続して表示された帯状のテッカー本体連続表示シート14の裏面に再剥離粘着剤層3と帯状の剥離紙4が設けられたステッカー基シート15から、ステッカー本体単票17を切り離してステッカー本体2として使用する場合に、ステッカー基シート15をロール状にして携帯するため軽量であることが望ましい。1ロール当たりステッカー本体単票17が50部程度であることが適当であるが、プリンタの設定条件等によるためこれに限られるものではない。
・その他
上記のように構成された第2例の駐車違反ステッカーによれば、ステッカー本体単票表示部13が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シート14の裏面に、再剥離粘着剤層3と帯状の剥離紙4が設けられてステッカー基シート15が形成されているので、携帯時にはステッカー基シート15を図7に示すようにロール状としておき、使用の際にステッカー基シート15に設けられたミシン目16からステッカー本体単票17を切り離してステッカー本体2として使用することがきるので、取り扱いに便利となる。また、ステッカー基シート15から切り離したステッカー本体単票17からなるステッカー本体2は厚さの変化がないので、プリンタを使用する違反情報等の記録を障害無く容易に行うことができるものとなる。
また、再剥離粘着剤層3と剥離紙4との剥離強度が強く、ステッカー基シート15をロール状にしてもステッカー本体2、即ち、ステッカー本体単票17から剥離紙4、即ち、剥離紙単票4Aの端縁が剥離するといった障害を起こすことなく、そして、ロール状のままプリンタに供給して違反情報等の記録を剥離紙4の剥がれといった障害を起こすことなく容易に行うことができる。
また、ステッカー基シート15からステッカー本体単票17を切り離すことなく、ロール状のままプリンタに供給して記録を行った後、ステッカー基シート15からステッカー本体単票17を切り離してステッカー本体2として使用することもできる。
この他に、前記第1例と同様、前記剥離紙単票4Aには、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体2の再剥離粘着剤層3に設けた剥離紙単票4Aのうち、スリット12で分離されている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部の未剥離部4aを残し、剥離部4bを除去し、違反車両に貼着すると、ステッカー本体2の剥離紙単票4Aの一部が残っている1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部の未剥離部4aが被貼着面から浮いた状態となり、ステッカー本体2を違反車両の被貼着面から剥離する際に、前記ステッカー本体2の被貼着面から浮いた部分を摘むことにより、容易に且つ綺麗に剥離することができる。
また、違反車両に貼着したステッカー本体2を剥離した後、このステッカー本体2に未剥離部4aとして残っている剥離紙単票4Aを除去するとともに、ステッカー本体2を前記折り線表示部5から山折りしてステッカー本体2の裏面同士を接着することにより、
再剥離粘着剤層3が露出して貼り付いたりベタ付くことがなく、ステッカー本体2の取り扱いが容易となり、また皺が付き難くなるので、読み取り装置によるステッカー本体2の違反情報記録面に記録されている違反情報の読み取りを容易に行うことができる。
また、ステッカー本体2に未剥離部4aとして残っている剥離紙単票4Aを除去せずに、ステッカー本体2を前記折り線表示部5から山折りしてステッカー本体2の裏面同士を接着することにより、ステッカー本体2の裏面に露出している再剥離粘着剤層3を隠蔽することもできる。
[第3例]
図11乃至図14は本発明に係る駐車違反ステッカーを実施するための最良の形態の第3例を示したもので、図11は本例の平面図、図12は図11の一部拡大底面図、図13は剥離紙からステッカー本体を剥離している状態を示す斜視図、図14は剥離紙からステッカー本体を剥離した状態を示す斜視図である。
本例の駐車違反ステッカーは、基本構成を前記第2例と同じくするものであり、第2例と同じ構成には同様の符合を付して説明する。
本例の駐車違反ステッカーは、表面長手方向に違反情報記録面1を有するステッカー本体単票表示部13が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シート14の裏面に、再剥離粘着剤層3と帯状の剥離紙4が設けられてステッカー基シート15が形成され、該ステッカー基シート15に、前記長手方向に連続して表示されている各ステッカー本体単票表示部13を仕切る位置に切断用のミシン目16が設けられている。
そして、前記ミシン目16で仕切られた各剥離紙単票4Aには、図6に示すスリット12と同様の、ステッカー本体単票表示部13毎にミシン目16で仕切られたステッカー本体連続表示シート15で構成されるステッカー本体2となるステッカー本体単票17の、4辺縁部を剥離部4bとし、内側を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されている。
このように、前記剥離紙単票4Aに、4辺縁部を剥離部4bとし、内側を未剥離部4aとして残すためのスリット12が形成されているので、違反車両に貼着するに際し、ステッカー本体2の再剥離粘着剤層3に設けた剥離紙4のうち、スリット12で分離されている内側の未剥離部4aを残し剥離部4bを除去し、違反車両に貼着することにより、ステッカー本体2と違反車両の接着部分が少なく、ステッカー本体2を違反車両の被貼着面から剥離する際に、容易に且つ綺麗に剥離することができる。また、前記のように内側を未剥離部4aとしたステッカー本体2を違反車両に貼着する際、ステッカー本体2の下端縁に露出する再剥離粘着剤層3に、例えば、別紙注意書等を貼って違反車両に貼着すれば、注意書等を貼った部分が被貼着面から浮いた状態となり、ステッカー本体2を違反車両の被貼着面から剥離する際に、前記ステッカー本体2の被貼着面から浮いた部分を摘むことにより、容易に且つ綺麗に剥離することができるものとなる。
他の構成は前記第2例と同じくするものであり、第2例を援用してその説明を省略する。
本発明に係る駐車違反ステッカーを実施するための最良の形態の第1例を示した平面図。 図1の底面図。 図1のA−A線断面図。 剥離紙に形成されたスリットの他例を示す説明図。 剥離紙に形成されたスリットの他例を示す説明図。 剥離紙に形成されたスリットの他例を示す説明図。 本発明に係る駐車違反ステッカーを実施するための最良の形態の第2例を示した平面図。 図7の一部拡大底面図。 剥離紙からステッカー本体を剥離している状態を示す斜視図。 剥離紙からステッカー本体を剥離した状態を示す斜視図。 本発明に係る駐車違反ステッカーを実施するための最良の形態の第3例を示した平面図。 図11の一部拡大底面図。 剥離紙からステッカー本体を剥離している状態を示す斜視図。 剥離紙からステッカー本体を剥離した状態を示す斜視図。
符号の説明
1 違反情報記録面
2 ステッカー本体
3 再剥離粘着剤層
4 剥離紙
4A 剥離紙単票
4a 未剥離部
4b 剥離部
5 折り線表示部
6 駐車違反マーク
7 違反情報記録欄
8 注意事項表示部
9 紙
10 合成樹脂フィルム
11 感熱記録層
12 スリット
13 ステッカー本体単票表示部
14 ステッカー本体連続表示シート
15 ステッカー基シート
16 ミシン目
17 ステッカー本体単票
18 スリット

Claims (6)

  1. 表面を違反情報記録面としたステッカー本体の裏面全部に、再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられ、前記剥離紙には、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする駐車違反ステッカー。
  2. 表面を違反情報記録面としたステッカー本体の裏面全部に、再剥離粘着剤層と剥離紙が設けられ、前記剥離紙には、4辺縁部を剥離部とし、該4辺縁部の内側を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする駐車違反ステッカー。
  3. 表面長手方向に違反情報記録面を有するステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に、再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられてステッカー基シートが形成され、該ステッカー基シートに、前記長手方向に連続して表示されている各ステッカー本体単票表示部を仕切る位置に切断用のミシン目が設けられ、該ミシン目で仕切られた各剥離紙単票には、ステッカー本体単票表示部毎にミシン目で仕切られたステッカー本体連続表示シートで構成されるステッカー本体となるステッカー本体単票の、少なくとも1辺縁部の一部或いは全部又は1角隅部を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする駐車違反ステッカー。
  4. 表面長手方向に違反情報記録面を有するステッカー本体単票表示部が連続して表示された帯状のステッカー本体連続表示シートの裏面に、再剥離粘着剤層と帯状の剥離紙が設けられてステッカー基シートが形成され、該ステッカー基シートに、前記長手方向に連続して表示されている各ステッカー本体単票表示部を仕切る位置に切断用のミシン目が設けられ、該ミシン目で仕切られた各剥離紙単票には、ステッカー本体単票表示部毎にミシン目で仕切られたステッカー本体連続表示シートで構成されるステッカー本体となるステッカー本体単票の、4辺縁部を剥離部とし、該4辺縁部の内側を未剥離部として残すためのスリットが形成されていることを特徴とする駐車違反ステッカー。
  5. 前記ステッカー本体には、剥離紙を剥離した後のステッカー本体をその裏面同士を重ねるように折り返し、ステッカー本体の裏面に露出している再剥離粘着剤層を隠蔽するための折り返し位置を表示する折り線表示部が設けられていることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の駐車違反ステッカー。
  6. 前記折り線表示部はステッカー本体の中間位置でステッカー本体を区分するように設けられ、この折り線表示部が設けられた中間位置の両側或いはいずれか一方の面が違反情報記録面となっていることを特徴とする請求項5に記載の駐車違反ステッカー。
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