JP2006191730A - 駆動装置及びレンズ駆動ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を達成させつつ、作動部材の高精度な移動を可能にした駆動装置及びその駆動装置を用いたレンズ駆動ユニットを提供する。
【解決手段】駆動装置1は、圧電素子3に固定されたガイド部材7を備え、このガイド部材は、圧電素子3の伸縮方向Xに対して直交する方向にS極とN極とが着磁された永久磁石M1を有する。このガイド部材7で支持される、駆動装置1の作動部材9は、ガイド部材7のS極に対面する第1の面11aとガイド部材のN極に対面する第2の面11bとを有しガイド部材に対する磁気吸着と磁気反発とが発生する電磁石M2を含んでいる。そして、駆動装置1は、電磁石M2のコイル13及び圧電素子3に電気的に接続された制御手段5を更に備えており、制御手段5によって、圧電素子3にパルス電圧Pを印加すると共に、コイル13に流れる電流を制御することで、作動部材9を圧電素子3の伸縮方向に前進又は後退させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)などに内蔵される駆動装置及びレンズ駆動ユニットに関するものである。
携帯電話機、PDA及びモバイルパソコンなどは、小型化が進んでおり、それらに搭載される駆動装置も更なる小型化が求められている。通常、精密な位置制御が必要な場合の小型の駆動装置としては、ステッピングモータが用いられるが、ステッピングモータは、構造が複雑であり、また、固定子と回転子との間にギャップを設けなければならないため、携帯電話機などで要求されるような小型化に十分対応しきれていない。そこで、小型の駆動装置として、特許文献1及び特許文献2に記載されているような圧電素子を用いた駆動装置が提案されている。
この特許文献1に記載の駆動装置は、静電アクチュエータに関するものであって、帯状電極が配列された固定子と、その固定子上に設けられた移動子(作動部材)とを有している。そして、帯状電極へ電圧を印加することで、固定子と移動子との静電気力を利用して移動子を帯状電極の配列方向に移動させる。更に、この駆動装置では、圧電振動子によって固定子表面に定在波を発生させることで、固定子と移動子とのギャップを小さくして、駆動装置の性能の向上を図っている。また、特許文献2に記載の駆動装置は、被駆動部材(作動部材)と、その被駆動部材に取り付けられた摩擦板とを有しており、圧電素子に固定された駆動軸が、被駆動部材と摩擦板との間を貫通している。この駆動装置では、圧電素子の伸縮に応じて変位する駆動軸と被駆動部材との間に生じる摩擦力を利用して、被駆動部材を移動させている。
特開平5―328750号公報 特開平7―274544号公報
しかしながら、特許文献1に記載の駆動装置では、移動子の移動精度が、帯状電極の配列間隔及びその位置精度に依存しており、μmオーダ以下という高い移動精度を期待できない。また、特許文献2に記載の駆動装置では、駆動軸と被駆動体との摩擦によって被駆動体を移動させているので、駆動軸と被駆動体との接触面の摩耗により移動精度が悪くなるという問題点がある。
そこで、本発明は、小型化を達成させつつ、作動部材の高精度な移動を可能にした駆動装置及びその駆動装置を用いたレンズ駆動ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る駆動装置は、圧電素子に固定されたガイド部材によって支持される作動部材を、圧電素子の伸縮方向に前進又は後退させうる駆動装置において、ガイド部材に含まれると共に、圧電素子の伸縮方向に対して直交する方向にS極とN極とが着磁された永久磁石と、作動部材に含まれると共に、ガイド部材のS極に対面する第1の面とガイド部材のN極に対面する第2の面とを有し、ガイド部材に対する磁気吸着と磁気反発とが発生する電磁石と、電磁石のコイル及び圧電素子に電気的に接続されており、圧電素子にパルス電圧を印加すると共に、コイルに流れる電流を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
この構成では、圧電素子に電気的に接続された制御手段からパルス電圧が印加されると、圧電素子が伸縮するので、圧電素子に固定されたガイド部材もその伸縮に応じて進退する。このガイド部材で支持された作動部材は電磁石を有しており、電磁石の第1及び第2の面は、ガイド部材に含まれる永久磁石のS極及びN極に対面している。そして、この電磁石のコイルは制御手段に電気的に接続されているので、コイルに流れる電流が制御手段に制御されることで、作動部材の電磁石とガイド部材との間に磁気吸着又は磁気反発を発生させることができる。
この作動部材の電磁石とガイド部材との間に磁気吸着が発生しているとき、電磁石を有する作動部材は、ガイド部材と一緒に移動するが、作動部材の電磁石とガイド部材との間に磁気反発を発生しているときは、ガイド部材が移動しても作動部材の位置は変化しない。したがって、圧電素子を伸縮させる一方、電磁石とガイド部材との間に磁気吸着又は磁気反発を発生させることで、作動部材の移動量を制御することができる。そして、上記駆動装置では、圧電素子を利用して作動部材の位置を変化させることから、小型化を達成しつつ作動部材を高精度で変位させることができる。
また、本発明に係る駆動装置は、圧電素子に固定されたガイド部材によって支持される作動部材を、圧電素子の伸縮によって前進又は後退させうる駆動装置において、作動部材に含まれると共に、圧電素子の伸縮方向に対して直交する方向にS極とN極とが着磁された永久磁石と、ガイド部材に含まれると共に、作動部材のS極に対面する第1の面と作動部材のN極に対面する第2の面とを有し、作動部材に対する磁気吸着と磁気反発とが発生する電磁石と、電磁石のコイル及び圧電素子に電気的に接続されており、圧電素子にパルス電圧を印加すると共に、コイルに流れる電流を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
この場合、制御手段に電気的に接続された圧電素子に固定されたガイド部材は電磁石を有しており、ガイド部材で支持される作動部材は、永久磁石を有している。そして、ガイド部材に含まれる電磁石の第1及び第2の面は、作動部材に含まれる永久磁石のS極及びN極に対面している。さらに、この電磁石のコイルは制御手段に電気的に接続されているので、コイルに流れる電流が制御手段によって制御されることで、電磁石と作動部材との間に磁気吸着又は磁気反発を発生させることができる。そのため、作動部材が電磁石を有している駆動装置の場合と同様に、圧電素子を利用して作動部材を駆動することができる結果、小型化を達成しつつ高精度で作動部材を変位させることができる。
また、本発明に係る駆動装置における制御手段は、コイルに流れる電流のON/OFF制御をし、コイルに流れる電流がON状態では、電磁石が永久磁石に対して磁気反発を発生させることが好適である。
この構成では、コイルに流れる電流がOFF状態で、電磁石が、永久磁石に対して自然磁気吸着している一方、コイルに流れる電流がON状態になると電磁石が永久磁石に対して磁気反発する。したがって、制御手段が、コイルに流れる電流のON/OFF制御をすることによって、電磁石と永久磁石との間に発生する自然磁気吸着と磁気反発とを利用して作動部材の移動量を制御することができる。
更に、本発明に係る駆動装置における制御手段は、コイルに流れる電流の向きを制御し反転させることが好ましい。この場合、制御手段の電流制御によって、電磁石の第1及び第2の面の磁極が入れ替わるので、永久磁石に対して強制的な磁気吸着と磁気反発とを発生させることができる。そのため、電磁石と永久磁石との間に発生する強制磁気吸着と磁気反発とを利用して作動部材の移動量を制御することができる。
また、本発明に係る駆動装置における制御手段は、圧電素子に印加したパルス電圧の略最大電圧値のときに、コイルに流れる電流を制御することが好ましい。この構成では、パルス電圧の略最大電圧値のときにコイルに流れる電流が制御手段によって制御される結果、1つのパルス電圧の略最大電圧値に対応した圧電素子の略最大変位量を利用して作動部材を前進又は後退させることができる。すなわち、圧電素子の最大変位量を一変位量とした前進又は後退制御が可能になる。
また、本発明に係る駆動装置においては、作動部材内にガイド部材が挿入されていることが好ましい。このような構成は、直線的に進退可能な小型のアクチュエータを作製する際に効果的である。
更に、本発明に係る駆動装置においては、ガイド部材内に作動部材が挿入されていることが好ましい。このような構成は、直線的に進退可能な小型のアクチュエータを作製する際に効果的である。
また、本発明に係るレンズ駆動ユニットは、上記本発明に係る駆動装置と、駆動装置の作動部材に固定されたレンズとを備えたことを特徴とする。この構成では、本発明に係る駆動装置の作動部材にレンズが設けられているので、高い移動精度でレンズを駆動することができる。また、駆動装置の小型化に応じてレンズ駆動ユニットの小型化も図れる。
本発明に係る駆動装置によれば、小型化を達成しつつ高い移動精度で作動部材を動かすことができる。また、本発明に係るレンズ駆動ユニットによれば、小型化を達成しつつ高い移動精度でレンズを動かすことができる。
以下、図面を参照しながら本発明による駆動装置及びレンズ駆動ユニットの好適な実施形態を詳細に説明する。以下の説明において、同一又は相当する部分には同一符号を付することとし、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1に示す駆動装置1は、携帯電話機などの機器に内蔵されるカメラの焦点レンズを駆動するために利用され、圧電素子3を採用することで小型化を図っている。この圧電素子3は、駆動装置1が有する制御装置(制御手段)5に電気的に接続されており、制御装置5から印加されるパルス電圧Pによって矢印Xの方向に伸縮する。なお、図1ではパルス電圧Pを矩形波としているが、三角波やサイン波などとしてもよい。
この圧電素子3の端面3aには、伸縮方向Xに沿って延在する板状のガイド部材7が固定されている。ガイド部材7は、圧電素子3の伸縮方向Xと直交する方向にS極及びN極が着磁された永久磁石M1を有しており、断面略U字形状の作動部材9を支持している。
作動部材9は、一対の挟み込み部11A,11Bを連結部11Cで連結してなる磁性体11と、その連結部11Cに巻かれたコイル13とを有する電磁石M2からなっている。一対の挟み込み部11A,11B間の距離は、ガイド部材7の厚さにほぼ等しく、それらの間にガイド部材7が挿入されることで、小型化を図りつつ作動部材9の直線的な進退を可能にしている。また、この構成では、コイル13に電流が流れていないとき、電磁石M2と永久磁石M1との間に自然磁気吸着が発生するので、作動部材9はガイド部材7に固定された状態となり、ガイド部材7と一緒に移動可能である。
作動部材9の電磁石M2のコイル13に流れる電流は、制御装置5によって制御される。この制御装置5は、コイル13に流れる電流の向きを矢印A方向と、矢印B方向とに交互に切り替える。また、制御装置5は、圧電素子3にパルス電圧Pを印加するが、このパルス電圧Pの最大電圧値のときに、コイル13に流す電流の向きを反転制御する。
この制御装置5によってコイル13に流れる電流の向きを反転させる毎に、永久磁石M1のS極及びN極にそれぞれ対面する電磁石M2の内壁面(第1の面)11a及び内壁面(第2の面)11bに発生する磁極が入れ替わる結果、電磁石M2(作動部材9)は、永久磁石M1(ガイド部材7)に対して強制的な磁気吸着と磁気反発とを交互に発生する。そして、強制磁気吸着が発生しているとき、作動部材9はガイド部材7に強固に固定され、磁気反発が発生しているとき、作動部材9とガイド部材7とは互いに摺動可能となる。
上記構成の駆動装置1では、圧電素子3が伸縮する間に、作動部材9とガイド部材7との間に強制磁気吸着及び磁気反発を発生させることで、図2及び図3に示すように、作動部材9を圧電素子3の伸縮方向Xに前進又は後退させうる。ここで、この駆動装置1の動作について説明するが、はじめに、作動部材9を前進させる動作について説明する。
作動部材9を前進させる場合には、まず、図2(a)に示すように、制御装置5の電流制御によって作動部材9をガイド部材7に強制磁気吸着させた状態で、圧電素子3にパルス電圧Pを印加する。このパルス電圧Pの印加によって圧電素子3は、パルス電圧Pの最大電圧値で決まる最大変位量になるまで矢印X1方向へ伸びる。そして、圧電素子3の伸びに応じてガイド部材7が同じ方向に前進するので、そのガイド部材7に強固に固定されている作動部材9も矢印C1方向に一緒に前進する。
その後、図2(b)に示すように、パルス電圧Pの最大電圧値のときには、制御装置5が、コイル13に流れる電流の向きを反転させる。これによって、作動部材9とガイド部材7との間に磁気反発が発生し、作動部材9とガイド部材7とは互いに摺動可能な状態となる。そのため、図2(c)に示すように、圧電素子3が矢印X2の方向に縮むとき、ガイド部材7は、作動部材9を残したまま後退する。その結果、パルス電圧Pの印加の前後を比較すれば、作動部材9は、パルス電圧Pの最大電圧値で決まる圧電素子3の最大変位量を一変位量として圧電素子3の伸縮方向Xに前進している(図2(a),(c)参照)。そして、上記動作を所定回数繰り返すことにより、作動部材9を所定量だけ前進させることができる。
この作動部材9の一前進動作が終了して圧電素子3が基準状態に戻った時には、作動部材9の位置が変わらないように、作動部材9とガイド部材7との間に強制磁気吸着又は自然磁気吸着を発生させて作動部材9の位置を固定する。ただし、作動部材9の停止時における位置の変動を抑制する観点からは、強制磁気吸着を利用して、作動部材9をガイド部材7に強固に固定することが好ましい。
次に、作動部材9を後退させる場合について説明する。この場合には、まず、図3(a)に示すように、制御装置5によって作動部材9とガイド部材7との間に磁気反発を発生させてから、圧電素子3にパルス電圧Pを印加する。これにより、圧電素子3が矢印X1の方向に伸び、その伸びに応じてガイド部材7が前進するが、作動部材9は移動しない。
その後、図3(b)に示すように、圧電素子3の最大変位の位置で、制御装置5が、コイル13に流れる電流の向きを反転させると、作動部材9とガイド部材7との間に強制磁気吸着が発生し、作動部材9がガイド部材7に強固に固定された状態となる。
したがって、図3(c)に示すように、圧電素子3が矢印X2の方向に縮むときには、作動部材9はガイド部材7に伴って矢印C2の方向に確実に後退する。その結果、作動部材9は、パルス電圧Pの最大電圧値で決まる圧電素子3の変位量だけ圧電素子3の伸縮方向Xに後退している(図3(a),(c)参照)。そして、上記動作を所定回数繰り返すことにより、作動部材9を所定量だけ後退させることができる。なお、圧電素子3が基準状態に戻った時には、作動部材9の位置が変わらないように、作動部材9とガイド部材7との間に強制磁気吸着又は自然磁気吸着を発生させるのは前進の場合と同様である。
以上、駆動装置1の動作を説明したが、1つのパルス電圧Pによる作動部材9の一移動量は、そのパルス電圧Pの最大電圧値で決まる圧電素子3の最大変位量に依存していることから、作動部材9を高精度で移動させることができる。そして、複数のパルス電圧Pを圧電素子3に印加しながら、パルス電圧P毎に作動部材9を前進又は後退させることで、各パルス電圧Pの最大変位量を一変位量とした作動部材9の移動制御が可能である。
なお、作動部材9とガイド部材7との間に磁気反発を発生させるとき、磁気反発の発生によって作動部材9が変位しないように、発生する磁界の強さを調整することは、移動精度を高める観点から好ましい。また、同じ観点から、作動部材9が摺動可能なガイドを作動部材9の外側に作動部材9に接するように設けておくことも好ましい。更に、作動部材9とガイド部材7との間に磁気反発が発生するタイミングで作動部材9をその外側のガイドに磁気吸着させることも好ましい。
また、永久磁石M1と電磁石M2との間に生じる磁気反発を利用してガイド部材7と作動部材9とを互いに摺動可能な状態にしているので、ガイド部材7が作動部材9を残して移動しても、それらの間には摩擦力がほとんど発生しない。そのため、摩耗による作動部材9の移動精度の低下が抑制される結果、移動精度が長期的に安定する。
更に、上述したように、ガイド部材7と作動部材9とを一緒に動かすときには、強制磁気吸着によって作動部材9とガイド部材7とが強固に固定されているので、作動部材9は、圧電素子3の最大変位量に相当する距離を確実に移動することができる。
ところで、コイル13に流れる電流がOFF状態のとき、電磁石M2は永久磁石M1に対して自然的な磁気吸着を発生するので、この自然磁気吸着と磁気反発とを利用して、作動部材9を移動させることもできる。
この場合、制御装置5は、コイル13に流れる電流をON/OFF制御すると共に、ON状態で、作動部材9とガイド部材7との間に磁気反発が発生するように電流を制御する。特に、制御装置5は、パルス電圧Pが最大電圧値のときには、電流のON状態とOFF状態とを切り替える。
この自然磁気吸着及び磁気反発を利用した駆動装置1の動作では、パルス電圧Pが最大電圧値のときのON/OFF制御が、強制磁気吸着を利用した場合の動作における、電流の反転制御に対応する。したがって、コイル13に流れる電流がOFF状態のときパルス電圧Pを印加すれば、作動部材9は、圧電素子3の最大変位量を一変位量として前進する。逆に、ON状態でパルス電圧Pを印加すれば、作動部材9を後退させることができる。この自然磁気吸着及び磁気反発を利用する場合、電流の反転制御は必要なく、電流のON/OFF制御で良いため制御が簡単になる。
次に、上記駆動装置1を利用したレンズ駆動ユニット15について説明する。図4に示すように、レンズ駆動ユニット15は、携帯電話機などの機器に搭載されるカメラの焦点調節機構に利用されている。このレンズ駆動ユニット15は、一対の固定レンズ19A,19Bを保持した鏡筒21を有し、この鏡筒21は機器の支持板17に固定されている。そして、鏡筒21内部において、固定レンズ19A,19B間には、レンズホルダー23に保持された焦点レンズ25が配置されている。
固定レンズ19A,19B及び焦点レンズ25は、固定レンズ19A側から入射した被写体からの光を、支持板17に形成された開口17aを通して、図示していない撮像素子上に結像するためのものである。そして、この焦点レンズ25が、固定レンズ19A,19B間で光軸Lの方向に移動することによって、被写体像のピント調整が可能になる。
この焦点レンズ25を光軸Lの方向に移動させるために、レンズ駆動ユニット15は前述の駆動装置1を有している。この駆動装置1は、鏡筒21の外部に設けられており、駆動装置1が有する圧電素子3は、固定レンズ19A,19B及び焦点レンズ25の光軸Lと、圧電素子3の伸縮方向Xとがほぼ平行になるように支持板17に固定されている。
そして、この駆動装置1の作動部材9には、焦点レンズ25が、レンズホルダー23から延びる取付部23aを介して取り付けられている。なお、取付部23aの前進又は後退を可能にするために、鏡筒21には、光軸Lの方向に延びるガイド孔21aが形成されている。
この構成のレンズ駆動ユニット15では、駆動装置1を利用しているので、焦点レンズ25を光軸Lの方向に高精度で前進又は後退させることができる。その結果、固定レンズ19A,19B及び焦点レンズ25によって結像される被写体像のピント調整を高精度に行うことができる。そして、駆動装置1が小型化されているので、レンズ駆動ユニット15も小型化を達成できるため、携帯電話機などの機器に搭載し易い。
(第2の実施形態)
図5に示す駆動装置27の構成は、ガイド部材29内に、作動部材31を挿入している点で第1の実施形態の駆動装置1(図1参照)と相違する。この相違点を中心に駆動装置27について説明する。
駆動装置27のガイド部材29は、断面略U字形状を有し、S極に着磁された一方の挟み込み部29Aと、N極に着磁された他方の挟み込み部29Bとからなる永久磁石M1を有する。一対の挟み込み部29A,29B間に作動部材31が挿入されている結果、駆動装置27は、作動部材31を直線的に進退させうる小型のアクチュエータになっている。また、作動部材31が挟み込み部29A,29Bで挟まれているので、ガイド部材29が作動部材31をより確実に摺動させることができる。
また、作動部材31は、挟み込み部29A,29B間の距離とほぼ同じ厚さの板状の磁性体31Aと、その磁性体31の内部に埋設されたコイル31Bとからなる電磁石M2を有する。この電磁石M2のコイル31Bは制御装置5に電気的に接続されており、制御装置5がコイル31Bに流れる電流の反転制御を行うことで、電磁石M2の内壁面(第1の面)31a及び内壁面(第2の面)31bの磁極が交互に入れ替わる。
この電磁石M2の内壁面31a及び内壁面31bは、永久磁石M1のS極及びN極とそれぞれ対面しているので、内壁面31a,31bの磁極が入れ替わることで、電磁石M2(作動部材31)は、永久磁石M1(ガイド部材29)に対して強制的な磁気吸着及び磁気反発を発生する。したがって、駆動装置27は、図2及び図3を利用して説明した駆動装置1の動作と同様に動作させることができる。そのため、駆動装置27においても、作動部材31を高精度で移動させることができる。
また、図6に示すように、駆動装置27を利用したレンズ駆動ユニット35では、焦点レンズ25を作動部材31に取り付けている。これにより、前述した駆動装置27を利用して、焦点レンズ25を光軸Lの方向に高精度で移動させることが可能である。そのため、固定レンズ19A,19B及び焦点レンズ25によって撮像素子上に結像される被写体像のピントの微調整が可能である。また、駆動装置27は、駆動装置1と同様に小型化されているので、レンズ駆動ユニット35も小型化を達成でき、携帯電話機などの機器に内蔵し易い。
(第3の実施形態)
図7に示す駆動装置37は、制御装置5から印加されるパルス電圧Pによって伸縮する圧電素子3を有しており、この圧電素子3には、断面略H字形状のガイド部材39が固定されている。ガイド部材39は、磁性体41と、その磁性体41に巻かれたコイル43とからなる電磁石M2を有する。この磁性体41は、板状の連結部41Aの両端に形成された一対の挟み込み部41B,41Cからなっており、この連結部41Aにコイル43が巻かれている。
このコイル43と制御装置5とは電気的に接続されており、制御装置5によって、コイル43に流れる電流の向きは矢印A方向及び矢印B方向に反転制御される。そして、制御装置5によってコイル43に流れる電流の向きが反転される毎に、電磁石M2の内壁面(第1の面)41a及び内壁面(第2の面)41bに発生する磁極が交互に入れ替わる。
このガイド部材39で支持される断面略T字形状の作動部材45は、ガイド部材39内に挿入される挿入部45Aを有し、圧電素子3の伸縮方向Xと直交する方向にS極及びN極が着磁された永久磁石M1を有する。
この挿入部45Aの厚さは、挟み込み部41B,41C間の距離にほぼ等しく、作動部材45が挟み込み部41B,41C間に挟まれるので、ガイド部材39が作動部材45をより確実に摺動させることができる。そして、作動部材45がガイド部材39に挿入されることによって、電磁石M2の内壁面41aと永久磁石M1のS極とが対面し、電磁石M2の内壁面41bと永久磁石M1のN極とが対面する。したがって、各内壁面41a,41bに発生する磁極が交互に入れ替わる毎に、電磁石M2は、永久磁石M1に対して強制的な磁気吸着及び磁気反発を交互に発生する。
駆動装置37の構成は、ガイド部材39が電磁石M2であり、作動部材45が永久磁石M1である点で、駆動装置1の構成と相違する。しかしながら、コイル43に流れる電流の向きを制御することで、電磁石M2(ガイド部材39)と永久磁石M1(作動部材45)との間に強制磁気吸着及び磁気反発を発生させることができる点は、駆動装置1の場合と同じである。そのため、図8及び図9に示すように、駆動装置37も駆動装置1と同様に動作させることができる。
すなわち、作動部材45を前進させる場合、まず、図8(a)に示すように、ガイド部材39を作動部材45に強制磁気吸着させた状態で、圧電素子3にパルス電圧Pを印加する。このパルス電圧Pの印加によって圧電素子3が矢印X1の方向に伸びると、ガイド部材39に伴って作動部材45が矢印C1の方向に確実に前進する。
その後、図8(b)に示すように、圧電素子3が最大変位しているときに、制御装置5が、コイル13に流す電流の向きを反転させると、作動部材45とガイド部材39との間に磁気反発が発生する。そのため、図8(c)に示すように、圧電素子3が矢印X2の方向に縮むときには、ガイド部材39は、作動部材45を残したまま後退する。その結果、パルス電圧Pの印加の前後で、作動部材45は、圧電素子3の最大変位量を一変位量として圧電素子3の伸縮方向Xに前進している(図8(a),(c)参照)。そして、上記動作を所定回数繰り返すことにより、作動部材45を所定量だけ前進させることができる。
次に、作動部材45を後退させる場合について説明する。この場合は、図9(a)に示すように、第1の実施形態の駆動装置1の場合と同様に、作動部材45とガイド部材39との間に磁気反発を生じさせた状態で圧電素子3にパルス電圧Pを印加すれば良い。これにより、先ず、圧電素子3が矢印X1の方向に伸びるときは、作動部材45を残してガイド部材39が前進する。
その後、図9(b)に示すように、圧電素子3が最大変位しているときに、作動部材45とガイド部材39との間で強制磁気吸着が発生し、ガイド部材39が作動部材45に強固に固定された状態となる。そのため、圧電素子3が矢印X2の方向に縮むときには、作動部材45はガイド部材39に伴って矢印C2の方向に確実に後退する。その結果、パルス電圧Pの印加の前後で、作動部材45は、圧電素子3の最大変位量を一変位量として圧電素子3の伸縮方向Xに後退している(図9(a),(c)参照)。そして、上記動作を所定回数繰り返すことにより、所定量だけ後退させることができる。
この駆動装置37でも、1つのパルス電圧Pによって移動する作動部材45の一移動量は、圧電素子3の最大変位量によって決まるので、作動部材45を高精度で移動させることができる。また、永久磁石M1と電磁石M2との間に生じる磁気反発を利用していることから、摩耗による作動部材45の移動精度の低下が抑制されている点は、第1の実施形態の場合と同様である。
次に、上記駆動装置37を利用したレンズ駆動ユニット47について説明する。図10に示すように、レンズ駆動ユニット47では、焦点レンズ25を駆動装置37の作動部材45に固定しているので、駆動装置37を利用して焦点レンズ25を光軸Lの方向に高精度で移動させることができる。そのため、固定レンズ19A,19B及び焦点レンズ25で結像される被写体像のピントを微調整することができる。また、駆動装置37が小型になっているので、レンズ駆動ユニット47も小型化を達成でき、携帯電話機などの機器に搭載し易い。
(第4の実施形態)
図11に示す駆動装置49の構成は、圧電素子3に固定されたガイド部材51が、断面略U字形状の作動部材53内に挿入されている点で、第3の実施形態の駆動装置37(図7参照)の構成と相違する。この相違点を中心に駆動装置49について説明する。
この駆動装置49のガイド部材51は、板状の磁性体51A内にコイル51Bが埋設された電磁石M2を有し、作動部材53は、S極に着磁された一方の挟み込み部53Aと、N極に着磁された他方の挟み込み部53Bとからなる永久磁石M1を有する。そして、挟み込み部53A,53B間の距離はガイド部材51の厚さにほぼ等しく、それらの間にガイド部材51が挿入されている結果、駆動装置49は、作動部材53を直線的に進退可能な小型のアクチュエータとなっている。また、挟み込み部53A,53B間に電磁石M2が挿入されることで、電磁石M2の内壁面(第1の面)51aと永久磁石M1のS極とが対面し、電磁石M2の内壁面(第2の面)51bと永久磁石M1のN極とが対面している。
この駆動装置49においても、コイル51Bは制御装置5に電気的に接続されており、制御装置5がコイル51Bに流れる電流の反転制御を行うことによって、各内壁面51a,51bに発生する磁極が交互に入れ替わる結果、電磁石M2(ガイド部材51)は、永久磁石M1(作動部材53)に対して強制的な磁気吸着及び磁気反発を交互に発生する。そのため、駆動装置49は、図8及び図9を利用して説明した駆動装置37と同様にして動作させることができる。したがって、この駆動装置49でも、小型化を達成しつつ、作動部材53を高精度で移動させることができる。
また、図12に示すように、駆動装置49を利用したレンズ駆動ユニット55では、焦点レンズ25を作動部材53に取り付けている。これにより、前述した駆動装置49を利用して焦点レンズ25を光軸Lの方向に高精度で移動させることが可能である。その結果、固定レンズ19A,19B及び焦点レンズ25で結像される被写体像のピントを微調整できる。また、駆動装置49が小型になっているので、レンズ駆動ユニット55も小型化を達成でき、携帯電話機などの機器に内蔵し易い。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記第1〜第4の実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、第1及び第2実施形態で説明した駆動装置が有するガイド部材は、永久磁石M1からなり、作動部材は電磁石M2からなるとしたが、この場合に限定されない。同様に、第3及び第4の実施形態で説明した駆動装置のガイド部材は電磁石M2からなり、作動部材は永久磁石M1からなるとしたが、この場合に限定されない。
例えば、作動部材とガイド部材との間に磁気吸着及び磁気反発が発生するように、ガイド部材及び作動部材のうちの一方がその一部に永久磁石を含んでおり、他方がその一部に電磁石を含んでいればよい。第1の実施形態の駆動装置1を例にしてより具体的に説明すると、永久磁石のS極と電磁石の内壁面(第1の面)11aとが対面し、永久磁石のN極と電磁石の内壁面(第2の面)11bの一部とが対面していればよい。
また、第2〜第4の実施形態において、駆動装置は強制磁気吸着と磁気反発とを利用して作動部材を移動させているが、第1の実施形態の駆動装置の場合と同様に、 制御装置のON/OFF制御を利用して、作動部材とガイド部材との間に自然磁気吸着と磁気反発とを発生させることで、駆動装置を動作させることもできる。
また、第1〜第4の実施形態において、制御装置は、パルス電圧Pの最大電圧値のときに、駆動装置が有する電磁石のコイルに流れる電流の向きを反転させているが、電流の向きを反転させるタイミングは最大電圧値のときに限らない。例えば、作動部材を圧電素子の最大変位量で移動させる場合には、制御装置は、作動部材の変位量が最大になるタイミングでコイルに流れる電流の向きを反転させればよく、最大電圧値の前後で僅かにずれていてもよい。
また、制御装置は、1つのパルス電圧Pにおいて、その最大電圧値と最小電圧値との間の所定の電圧値でコイルに流れる電流の向きを反転させてもよい。この場合、最大電圧値で決まる圧電素子の変位量よりも小さな変位量で作動部材の位置を制御することが可能である。その結果、その駆動装置を利用したレンズ駆動ユニットでは、駆動装置の作動部材に固定された焦点レンズの位置を更に微調整することができる。
本発明に係る駆動装置の第1の実施形態を示す断面図である。 図1に示された駆動装置が有する作動部材の前進状態を示す断面図である。 図1に示された駆動装置が有する作動部材の後退状態を示す断面図である。 本発明に係るレンズ駆動ユニットの第1の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る駆動装置の第2の実施形態の断面図である。 本発明に係るレンズ駆動ユニットの第2の実施形態の断面図である。 本発明に係る駆動装置の第3の実施形態を示す断面図である。 図7に示された駆動装置が有する作動部材の前進状態を示す断面図である。 図7に示された駆動装置が有する作動部材の後退状態を示す断面図である。 本発明に係るレンズ駆動ユニットの第3の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る駆動装置の第4の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るレンズ駆動ユニットの第4の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1,27,37,49…駆動装置、3…圧電素子、5…制御装置(制御手段)、7,29,39,51…ガイド部材、11a,31a,41a,51a…内壁面(電磁石の第1の面)、11b,31b,41b,51b…内壁面(電磁石の第2の面)、9,31,45,53…作動部材、13,31B,43,51B…コイル、15,35,47,55…レンズ駆動ユニット、25…焦点レンズ(作動部材に固定されるレンズ)、X…圧電素子の伸縮方向。

Claims (8)

  1. 圧電素子に固定されたガイド部材によって支持される作動部材を、前記圧電素子の伸縮方向に前進又は後退させうる駆動装置において、
    前記ガイド部材に含まれると共に、前記圧電素子の前記伸縮方向に対して直交する方向にS極とN極とが着磁された永久磁石と、
    前記作動部材に含まれると共に、前記ガイド部材の前記S極に対面する第1の面と前記ガイド部材の前記N極に対面する第2の面とを有し、前記ガイド部材に対する磁気吸着と磁気反発とが発生する電磁石と、
    前記電磁石のコイル及び前記圧電素子に電気的に接続されており、前記圧電素子にパルス電圧を印加すると共に、前記コイルに流れる電流を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする駆動装置。
  2. 圧電素子に固定されたガイド部材によって支持される作動部材を、前記圧電素子の伸縮によって前進又は後退させうる駆動装置において、
    前記作動部材に含まれると共に、前記圧電素子の伸縮方向に対して直交する方向にS極とN極とが着磁された永久磁石と、
    前記ガイド部材に含まれると共に、前記作動部材の前記S極に対面する第1の面と前記作動部材の前記N極に対面する第2の面とを有し、前記作動部材に対する磁気吸着と磁気反発とが発生する電磁石と、
    前記電磁石のコイル及び前記圧電素子に電気的に接続されており、前記圧電素子にパルス電圧を印加すると共に、前記コイルに流れる電流を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする駆動装置。
  3. 前記制御手段は、前記コイルに流れる電流のON/OFF制御をし、
    前記コイルに流れる電流がON状態で、前記電磁石は前記永久磁石に対して磁気反発を発生することを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 前記制御手段は、前記コイルに流れる電流の向きを制御し反転させることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  5. 前記制御手段は、前記圧電素子に印加した前記パルス電圧の略最大電圧値のときに、前記コイルに流れる電流を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の駆動装置。
  6. 前記作動部材内に前記ガイド部材が挿入されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の駆動装置。
  7. 前記ガイド部材内に前記作動部材が挿入されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の駆動装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の駆動装置と、
    前記駆動装置の前記作動部材に固定されたレンズとを備えたことを特徴とするレンズ駆動ユニット。
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