JP2006190228A - 動作プログラムの作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロボットとワークとの干渉をなくした動作プログラムを効率よく作成することができる溶接ロボットの動作プログラム作成方法を提供する。
【解決手段】 動作プログラムを作成するロボットモデル及びワークモデルをディスプレイ画面に表示し(ステップS2)、干渉チェックするか否か、ニアミスチェックするか否か及びニアミス距離を予め設定し(ステップS3)、ロボットモデルを第1作業点に移動させる(ステップS6)。このときの干渉の有無を判定する(ステップS8)。判定の結果、干渉又はニアミスが生じる場合は警告を発し(ステップS10、S12)、警告に従ってオペレータはロボットモデルの誘導経路等を変更する(ステップS15a、ステップS15b)。この操作を繰返し、かつロボットの全ての作業点についてこの操作を行い(ステップS17)、干渉がなくなった時点でプログラムを完成させる。
【選択図】図6−3

Description

本発明は、干渉の有無を判定しながら2以上の立体形状の物体、例えば溶接ロボットとワークを一連の動作軌跡で動作するように教示して動作プログラムを作成する動作プログラム作成方法に関する。
図14は、ロボット溶接装置を示す装置系統図である。図14において、ワーク64がポジショナ65に支持されており、ワーク64の溶接線を溶接する溶接ロボット63が配置されている。溶接ロボット63は通信手段によって制御コンピュータとしてのロボットコントローラ装置61に接続されており、溶接ロボット63はロボットコントローラ装置61によって制御される。動作プログラムが格納されたパーソナルコンピュータ60は、例えば通信ケーブル62によってロボットコントローラ装置61に接続されている。
このようなロボット溶接装置において、ワーク64の溶接線を溶接ロボットによって自動溶接する際、溶接ロボットの溶接トーチ又は溶接ロボット本体等とワーク、ワークを溶接姿勢に支持するポジショナ又は溶接ロボットを所定方法に移動させるスライダ等とが接触することがある。このような接触を干渉という。干渉が発生すると溶接トーチをワークの溶接線に沿って移動することができなくなるので、干渉の発生の有無を予めチェックし、干渉の生じない動作プログラムを作成し、これに従って溶接作業を行う必要がある。
2以上の立体形状の物体の干渉チェック技術又は溶接ロボットのオフライン教示システムに関する従来技術として例えば特開平7−78017号公報(特許文献1)、特開2003−127077号公報(特許文献2)が挙げられる。
特許文献1には、溶接ロボットモデルとワークモデルが入力されるデータ入力装置と、ロボットの教示とシミュレーションを行うシミュレーション演算装置と、溶接ロボットモデル、ワークモデル、動作プログラム及び上記シミュレーション演算装置での判定結果を記憶するデータ記憶装置と、複数の選択された溶接ロボットモデル、ワークモデル及び動作プログラムの各組み合わせ毎に溶接ロボットモデルとワークモデルの干渉チェックを一括して行う干渉チェック演算装置と、干渉が発生している状態を表示するシミュレーション表示装置とを有する動作物体間の干渉チェック装置が開示されている。
また特許文献2には、ロボットプログラムを予め作成し、作成したロボットプログラムを画面上で実行させ、ロボットが外部機器と干渉した時点でそのときに実行されているロボットプログラムの実行位置を記録し、この記録内容に基づいてロボットプログラムを修正するロボットプログラム修正装置が開示されている。
特開平7−78017号公報 特開2003−127077号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載された従来の干渉チェック装置又はロボットプログラム修正装置は、いずれも教示プログラムを作成した後、この教示プログラムを実行してシミュレーションすることにより、ロボットとワークとの干渉の有無を判定している。このため、正確な教示プログラムを作成するために多くの時間を要するだけでなく、操作が煩雑になるという問題点がある。
即ち、上記従来技術では、ロボットの教示プログラムを一通り完成させた後、ロボットプログラムを実行するシミュレーションを行い、これによってワークモデルと溶接ロボットモデルとの干渉の有無を判定している。しかし、近時、溶接ロボットの普及に伴い曲げ板、鋳造部分又は開先を有する複雑な形状のワークがロボット溶接の対象となったこと、及び3次元CADシステムの普及に伴い、オフライン教示に使用されるロボット、トーチ、ワーク等の形状が正確かつ複雑になり、これによって2次元画面での目視による干渉の判定が困難になったことから、プログラム作成後のシミュレーションでより多くの干渉箇所が発見されるようになり、その後のプログラムの修正に多くの時間を要するようになった。
また、ロボットの作業は連続した一連の動作であることから、教示プログラムのうち単に干渉が生じる箇所のみを変更すれば良いというものではなく、また、溶接中にトーチが動くとトーチケーブル(後述する図4、符号30)の動きによってワイヤの送給に悪影響が生じることから、溶接中のトーチ角度を一定に保つ必要がある。このため、干渉箇所の前後のトーチ角度及びロボット姿勢等を見直す必要があることからプログラムの修正には長時間を要する。なお、修正後のプログラムに対して再び干渉の有無をチェックするためのシミュレーションが必要になるという問題点もある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ロボットとワークとの干渉がない動作プログラムを効率よく作成することができる動作プログラムの作成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る動作プログラムの作成方法は、オフライン教示システムにより2以上の立体形状の物体を一連の動作軌跡で動作するように教示して動作プログラムを作成する動作プログラム作成方法において、前記物体を第1の動作点に誘導し物体間の干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記物体の動作条件、配置態様及び第1の動作点の位置のうち少なくとも1つの因子を変更して再度物体間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後前記物体を第2の動作点に誘導し物体間の干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記物体の動作条件、配置態様及び第2の動作点の位置のうち少なくとも1つの因子を変更して再度物体間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、第2の動作点についての干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後、他に動作点があればそれらの動作点について同様の干渉チェックを行う工程と、を有し、全ての動作点について干渉がない動作プログラムを作成することを特徴とする。
また、本発明に係る他の動作プログラムの作成方法は、オフライン教示システムにより溶接ロボットモデル及びワークモデルが一連の動作軌跡で動作するように教示して動作プログラムを作成する動作プログラム作成方法において、前記溶接ロボットモデルを前記ワークモデルに対する第1の動作点に誘導する工程と、前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間で干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び第1の動作点の位置のうち少なくとも1つの因子を変更して再度前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後前記溶接ロボットモデルを前記ワークモデルに対する第2の動作点に誘導する工程と、前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間で干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び第2の動作点の位置のうち少なくとも1つの因子を変更して再度前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、第2の動作点についての干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後、他に動作点があればそれらの動作点について同様の干渉チェックを行う工程と、を有し、全ての動作点について干渉がない動作プログラムを作成することを特徴とする。
この場合において、前記溶接ロボットモデルの動作条件は、その誘導経路、スライダで決められる前記溶接ロボットモデル位置、トーチ角度及び各関節角度からなる群から選択されたものであることをことが好ましい。
また、前記溶接ロボットモデル及び前記ワークモデルを表示画面上に表示し、マウス又はキーボードから前記溶接ロボットモデルをその動作点に誘導することもできる。
更に、前記干渉が生じた後の干渉を回避する工程は、前記溶接ロボットモデルについて誘導した前記動作条件又は変更した前記因子と同じ動作条件又は因子を前記オフライン教示システムのコンピュータに予め設定された態様で変更して前記干渉を回避するようにしてもよい。
更にまた、前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとが干渉する場合に、前記表示画面上において干渉が生じる部分の色を変更して警告することができる。
更にまた、前記溶接ロボットモデルの干渉チェックにおいて、チェック対象は、ワークモデルの他に、ポジショナモデル、スライダモデル、ノズルクリーナモデル、ワイヤカッタモデル及び足場モデルから選択された少なくとも1つの作業対象物以外の付帯物を含むようにしてもよい。
前記干渉チェックは、実際のワーク形状を有するワークモデルについての干渉チェックに変えて、又はその干渉チェックの後に更に、実際のワークよりも大きな形状を有するダミーワークモデルについて、前記溶接ロボットモデルと前記ダミーワークモデルとの干渉をチェックすることにより、溶接ロボットと実際のワークとの間のニアミスをチェックするように構成してもよい。
更にまた、前記動作プログラムの作成中又は作成後に、干渉チェックが終了した動作点に戻って前記物体の動作条件、配置態様及び/又は動作点の位置を変更して、又は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び/又は動作点の位置を変更して再度干渉チェックを行うように構成することができる。
更にまた、前記動作プログラムの作成中又は作成後に、ニアミスチェックが終了した動作点に戻って前記物体の動作条件、配置態様及び/又は動作点の位置を変更して、又は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び/又は動作点の位置を変更して再度ニアミスチェックを行うようにしてもよい。
更にまた、前記動作プログラムの作成後に、動作をシミュレーションし、最終的に干渉がないことを確認するようにすることができる。
本願請求項1に係る動作プログラムの作成方法によれば、動作プログラムの作成中に、2以上の立体形状の物体間に干渉が生じるか否かをチェックし、干渉が生じた場合は前記物体の動作条件等を変更して再度干渉をチェックし、干渉がなくなるまでこれを繰り返すようにしたので、干渉チェックしながら動作プログラムを作成するため、干渉のない動作プログラムを短時間に作成することができる。
本願請求項2に係る動作プログラムの作成方法によれば、溶接ロボットの教示プログラムの作成中に、溶接ロボットモデルとワークモデルとの干渉が生じるか否かをチェックし、干渉が生じた場合は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様等を変更して再度干渉をチェックし、干渉がなくなるまでこれを繰り返すようにしたので、教示プログラムが完成した時点で干渉が存在せず、干渉のない教示プログラムを迅速に作成することができる。
本願請求項3に係る動作プログラムの作成方法によれば、干渉が生じた場合に、溶接ロボットモデルの誘導経路、スライダで決められる前記溶接ロボット位置、トーチ角度及び溶接ロボットの各関節角度のうちから選択された条件を変更して再度干渉の有無をチェックするようにしたので、溶接ロボットモデルのワークモデルへの干渉を回避して正確な動作プログラムを作成することができる。
本願請求項4に係る動作プログラムの作成方法によれば、溶接ロボットモデル及びワークモデルを表示画面上に表示した状態で、画面上で前記溶接ロボットモデルを誘導することができるので、オペレータが直感的に溶接ロボットモデルを誘導したり、干渉確認することができる。
本願請求項5に係る動作プログラムの作成方法によれば、干渉が生じた場合の干渉回避工程において、溶接ロボットモデルの誘導した動作条件又は変更した因子を予め設置した態様で変更して干渉を回避することにより、確実に干渉を回避することができる。
本願請求項6に係る動作プログラムの作成方法によれば、溶接ロボットモデルとワークモデルとが干渉する場合に、干渉を画像として捉えることができるので、干渉する旨の警告を見落とすことがなく、これによってより正確な動作プログラムを作成することができる。
本願請求項7に係る動作プログラムの作成方法によれば、干渉チェック対象にワークモデルだけでなく、付帯物をも含めたので、溶接ロボットモデルと作業対象物以外の付帯物との干渉を回避することができる。
本願請求項8に係る動作プログラムの作成方法によれば、溶接ロボットモデルとポジショナモデル、スライダモデル、ノズルクリーナモデル、ワイヤカッタモデル等との干渉を回避することができ、より現実に即した実用価値の高い動作プログラムを作成することができる。
本願請求項9及び10に係る動作プログラムの作成方法によれば、溶接ロボットモデルとワークモデル等とが干渉はしていないが、それに近いニアミス状態にあるか否かをチェックすることができるので、これによってより安全な動作プログラムの作成が可能となる。
本願請求項11に係る動作プログラムの作成方法によれば、動作プログラムの作成中に、既に、干渉チェックが終了した動作点に戻って動作条件を変更した後、再度干渉チェックを行うようにしたので、後工程の干渉チェックで干渉があり動作条件を変更して干渉を回避しようとしてもそれが困難又は大きな変更になる場合に、従前の既に干渉チェックが終了した動作点についてその動作条件を変更して以後のチェックをやり直すことにより、後工程での干渉チェックで干渉を容易に回避できるようになる。また、動作プログラムの完成後においては、干渉が回避できる動作プログラムは完成したものの、例えば一部の動作点で動作条件の大きな変更が必要であった場合、その動作点よりも前の工程の動作点に戻って動作条件を変更することにより、大きな動きがなく、よりよい動作プログラムを作成できる。また、最初から動作プログラムを作成する場合に比して処理時間を短縮し、手間を省くことができる。
本願請求項12に係る動作プログラムの作成方法はニアミスチェックの場合であり、請求項9と同様の効果を奏する。
本願請求項13に係る動作プログラムの作成方法によれば、上述のようにして動作プログラムを作成した後に、動作をシミュレーションして干渉がないことを確認するようにしたので、干渉がない動作プログラムを検証することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に係る動作プログラム作成装置のブロック図である。図1において、この装置には、ワークモデルのデータベース1、ロボットシステムモデルのデータベース2に接続され3次元CADソフトウエアが組み込まれたオフライン教示装置4が設けられている。オフライン教示装置4は外部からワークモデル及び溶接ロボットモデルのデータの入力を指示したり、ロボットの誘導を指示したりする入力部5と接続されている。またオフライン教示装置4はワークモデル及び溶接ロボットモデルを表示する表示部6と接続されている。更に、オフライン教示装置4は、作成した動作プログラムを記憶するプログラムのデータベース3に接続されると共に、前記プログラムをロボットコントローラ装置7に送信する通信装置8と接続されている。
図1の装置において、動作プログラムの作成は以下のように行われる。なお、本実施形態において、単に干渉チェックという場合は実際のワーク形状を有するワークモデルについての干渉チェックをいい、ニアミスチェックという場合は物体間が指定したマージンをもって接近しないかをチェックすることをいい、例えば、実際のワークよりも相似的に大きい形状を有するダニーワークモデルについての干渉チェックをいう。
(1)先ず、オフライン教示装置4において、ワークモデルの部品となるパーツモデルを作成する。パーツモデルは、例えばパソコン画面上に表示されたボタンによって図形の形状を選択した後、その寸法を入力することによって作成する。また、パーツモデルの作成には、このような寸法を入れる方法の外に、断面形状を入力し、板厚を入力する2D入力方法もある。
(2)次に、ワークモデルを作成する。作成したパーツモデルを移動し、積み木のように組み合わせることによりワークモデルを作成する。組み合わせ後は、ワークモデルの各パーツが一体ものであることを指示するために、例えば母材を親とし、各部材を子とする親子指定を行う。これは実際の作業現場における仮付けに相当する作業である。
(3)次に、ワークモデルの配置を行う。実際のシステムと同じように、コンピュータ上の仮想空間上のロボットシステムに、ワークモデルを配置する作業を行う。配置後は、ポジショナにワークモデルが取り付けられたことが画面を通じて指示される。
(4)次に、ロボット教示プログラムを作成する。即ち、実際のラインでのティーチング作業をコンピュータ上の仮想空間で実現させる。仮想空間でのティーチングは、先ず、画面上でポジショナ角度を数字で入力し、ワーク姿勢を決定する。次に、ロボットを誘導するために、ロボット先端位置座標X、Y、Zを例えば数字で指定する。又は、画面上に表示されたX軸、Y軸及びZ軸に対応するボタンをクリックすると、予め設定された所定のピッチ(例えば10mm間隔等)に従ってロボット先端位置座標のX軸、Y軸、Z軸方向の位置が変化するようにロボットが誘導される。又は、画面上の表で予めピッチ幅を選択し、X軸、Y軸、Z軸に対応するボタンをクリックすることにより、選択した軸方向に選択したピッチでロボット先端位置座表を誘導するようにすることもできる。
仮想空間上で移動させたい位置にロボットが到着すれば、キーボードより位置決定の指示を出すことにより位置が記憶される。このような作業を繰り返すことにより、仮想空間上で動作プログラムが作成される。なお、マウス又はキーボードのキーによって画面上でワークモデルの所定位置をクリックすることによってその位置に溶接ロボットモデルを誘導することもできる。また、動作プログラム作成工程では、仮想空間上でロボット軌跡を作成する作業以外にもアークON等の実機ティーチングで入力する必要がある全ての制御命令を入力することができる。
このとき、動作プログラムの作成と平行して溶接ロボットモデルとワークモデル又はワークの周辺機器モデルであるポジショナモデル及び/又はスライダモデルとの干渉の有無が判定され、干渉が生じる場合は溶接ロボットの誘導経路におけるロボット先端位置、トーチ角度、溶接ロボットモデルの各関節角度のうちいずれか1つ又は複数の条件を変更した上で再度干渉の有無が判定され、干渉がなくなるまでこの操作を繰り返し、干渉がなくなった時点で動作プログラムが作成される。ここで、溶接ロボットの誘導経路とは、溶接ロボットモデルを誘導する経路上のロボット先端位置をX、Y、Z座標で表した位置をいう。なお、干渉が回避できない場合は、動作プログラムの全部又は一部の作成を断念することがある。この場合に、一部断念することを溶接残しという。
溶接ロボットモデルとワークモデル又はその周辺機器とが干渉するか否かのチェックは例えば以下のように行われる。図2は干渉チェック方法を示す図である。
(A)先ず、ワークモデルとしての立体Aの面fi(ai、bi、ci、di)と溶接ロボットモデルとしての立体Bの頂点Pj(xj、yj、zj、1)の内積を図2(a)に示したように全て計算する。
次に、立体Aが凸形状の時、min(rij(i=1〜Ps))>0なる立体Aの平面fiが存在すれば、即ち図2(b)に示したように立体Bの全ての点が立体Aの少なくとも1面以上外にあれば、立体Aと立体Bとは干渉しない(粗チェック1)。
次に、立体Aが凸図形の時、max(rij(i=1〜fA))≦0なる立体Bの頂点Pjが存在すれば図2(c)に示したように立体Aと立体Bとは必ず干渉する(粗チェック2)。
(B)立体Aが凸図形の時、rf×rf≦0かつrf×rf≦0なる面f、fと稜線Pについてチェックを行い、図2(d)の左側に示したように、f、f面と同時に稜線Pが干渉しないのであれば立体Aと稜線Pとは干渉しないが、図2(d)の右側に示したようにf、f面と同時に稜線Pが干渉する場合は立体Aと稜線Pとは干渉する(稜線チェック)。
(C)rf×rf≦0なる立体Aの面fと立体Bの稜線Pにおいて、立体Aの面fiと立体Bの稜線Pとの交点が図2(e)に示したように、面fiの中にあるか外にあるかをチェックし、面fiの中にあれば干渉し、外にあれば干渉しない。即ち、稜線Pと面fiとの交点から面fiの各頂点Pf、Pf、Pf、Pfに向けてベクトルを取り、各ベクトル間の角度の和を取り、この和が360度の場合は立体Aの面fiと立体Bの稜線Pとは干渉する。一方、各ベクトル間の角度の和が0の場合には立体Aの面fiと立体Bの稜線Pとは干渉しない(詳細チェック)。上述した各干渉チェック方法のうち1つ又は複数を組み合わせて干渉の有無をチェックし、全ての動作点について干渉のチェックを行い、干渉がなくなった時点で動作プログラムが完成される。動作プログラム完成後、オペレータの判断により、その動作プログラムが登録される。
(5)動作プログラムが完成したらシミュレーション(再生)を行う。
仮想空間上でシミュレーションを行い作成された動作プログラムの妥当性を確認する。
シミュレーションの働きとしては以下のものがあげられる。
(a)ロボットとワークとの干渉チェックが行われる。即ち、動作プログラムで不当な経路を通るように作成した場合や、トーチが干渉するような狭隘箇所を無理にティーチングした場合はシミュレーション中に干渉箇所を赤く表示するなどして警告が促される。
(b)命令の誤りチェックが行われる。即ち、動作プログラムで不当な位置に命令が挿入されていた場合、また不当な組み合わせの命令がセットされた場合に警告が発せられる。
(c)動作範囲チェックが行われる。即ち、シミュレーションすることで作成した動作プログラムによってロボット各軸のリミットがオーバーしないか、ロボットが特異点に入るかどうかを事前に確認することができる。
(6)次に、プログラムを保存する。
このように、動作プログラム作成中に干渉の有無を判定し、判定結果に基づいて修正を加えながら動作プログラムを作成することにより、プログラム作成作業を省力化することができる。
図3は、図1の要部を詳細に示したブロック図であり、表示部及び入力部を除いて、例えばオフライン教示装置のコンピュータに組み込まれたソフトウエアである。図3において、ロボット教示部21は溶接ロボットモデルを制御するロボット制御部22と双方向に接続されている。また、ロボット教示部21はキーボード又はマウスからなるオペレータがデータを入力する入力部23及びワークやシステムモデルを表示する表示部24に接続されている。更に、ロボット教示部21はワークモデル及び溶接ロボットモデルの各頂点座標に基づいてワークモデルと溶接ロボットモデルとの干渉の有無を判定する干渉チェック部25及びオペレータによって作成された動作プログラムを保存するプログラム保存領域26に接続されている。
ロボット教示部21はキーボード又はマウス等の入力部23によってオペレータが入力したロボットの移動位置、又はオペレータが入力した移動量に基づいて算出したロボットの移動位置を、ロボット制御部22に送信する。即ち、(1)オペレータがキーボードを使用して、目標となるロボット位置・姿勢に対応するロボット先端位置座標X、Y、Z、及びトーチ角度α、β、γ(又はロボット先端位置座標X、Y、Z、手首姿勢s4乃至s6、関節角度θ1乃至θ6)を直接数値入力して、ロボットの移動位置を指定する方法、(2)オペレータがキーボードを使用して、ロボットの移動量を入力し、ロボット教示部21がこのロボット移動量から目標となるロボット位置・姿勢に対応するロボット先端位置座標X、Y、Z、トーチ角度α、β、γ(又はロボット先端位置座標X、Y、Z、手首姿勢s4乃至s6、関節角度θ1乃至θ6)を算出して、ロボットの移動位置を指定する方法、又は(3)オペレータがマウスを使って、目標となるロボット位置をクリックし、目標となるロボット位置・姿勢に対応するロボット先端位置座標X、Y、Z、トーチ角度α、β、γ(又はロボット先端位置X、Y、Z、手首姿勢s4乃至s6、関節角度θ1乃至θ6)を指定する方法等により、ロボット移動位置を指定する。このようにして、指定されたロボットの移動位置がロボット制御部22に送信される。
そして、ロボット教示部21はロボット制御部22から受信したロボット各軸の関節角度θ1乃至θ6の値より、その時の溶接ロボットモデル位置を変更すると共に、溶接ロボットモデルの位置変更に伴い、表示部24に画面を再描画する。またロボット教示部21は、干渉チェック部25によって判定された溶接ロボットモデルとワークモデルとの干渉があるか否かの判定結果を表示部24に表示する。更に、干渉がある旨の表示に従ってオペレータによってロボット誘導経路等が変更され、干渉の可能性がなくなり、オペレータがその位置でよいと判断した場合は、そのプログラムをプログラム保存領域26に保存する。
以下、溶接ロボットの誘導経路におけるロボット先端位置X、Y、Z、トーチ角度α、β、γ、各関節角度θ1乃至θ6について説明する。図4は溶接ロボットを表示する対象座標を示す説明図である。図4において、Y軸とは溶接ロボットの左右方向に平行な軸をいい、狙い位置を定めるための例えば左方向の移動量を(+)で、右方向の移動量を(−)で表す。X軸とは溶接ロボットの前後方向に平行な軸をいい、狙い位置を定めるための例えば前方向の移動量を(+)で、後ろ方向の移動量を(−)で表す。また、Z軸とは溶接ロボットの上下方向に平行な軸をいい、狙い位置を定めるための例えば上方向の移動量を(+)で、下方向の移動量を(−)で表す。
また、トーチ角度におけるトーチの右振り又は左振りとは、トーチの先端部を固定した状態におけるトーチのX軸回りの回転角度γをいい、トーチの上向き又は下向きとはトーチの先端部を固定した状態におけるトーチのY軸回りの回転角度βをいう。また、トーチの右回り又は左回りとは、トーチの先端部を固定した状態におけるトーチのZ軸回りの回転角度αをいう。
図5は溶接ロボットにおける各関節角度を示す説明図である。図5において、関節角度θ1とはロボット本体の回転軸11に対する回転角度をいい、例えば右方向の回転角度θ1を(−)、左方向の回転角度θ1を(+)で表す。関節角度θ2とはロボット本体における回転軸11に直交する第2回転軸12に対する回転角度をいい、例えば前方向の回転角度θ2を(+)、後ろ方向の回転角度θ2を(−)で表す。
関節角度θ3とはロボット本体の垂直の回転軸11に直交する第3回転軸13に対する回転角度をいい、例えば上方向の回転角度θ3を(−)、下方向の回転角度θ3を(+)で表す。関節角度θ4とはロボット本体の上部に接続されたロボットアームの回転軸14に対する回転角度をいい、例えば右方向の回転角度θ4を(+)、左方向の回転角度下4を(−)で表す。
関節角度θ5とはロボットアームの回転軸14に直交する回転軸15に対するトーチ先端部の回転角度をいい、例えば上方向の回転角度θ5を(−)、下方向の回転角度θ5を(+)で表す。関節角度θ6とはロボットアームの回転軸16に対する回転角度をいい、例えば右方向の回転角度θ6を(+)、左方向の回転角度θ6を(−)で表す。
このようなトーチの関節角度θ1乃至θ6を知ることによって溶接ロボット姿勢が分かり、溶接ロボットモデルとワークモデル又はその周辺機器であるスライダ及び/又はポジショナとの位置関係、即ち干渉の有無が上述したように計算によって求められる。
以下、このような構成の本実施形態に係る動作プログラム作成装置の動作を説明する。図6−1乃至図6−3は、本実施形態である動作プログラムの作成方法のフローを示す図である。図6−1乃至図6−3において、台形で示した部分はオペレータによる処理を示し、長方形で示した部分はコンピュータによる処理を示す。
先ず、オペレータはオフライン教示装置4に記憶された溶接ロボットモデル、ワークモデル等から教示作業を行う溶接ロボットモデル及びワークモデル又はその周辺機器モデルとしてポジショナモデル及び/又はスライダモデルを選択する(ステップS1)。溶接ロボットモデル及びワークモデル等の選択が行われるとディスプレイ上に選択された溶接ロボットモデル及びワークモデル等が表示される(ステップS2)。
ここで、予め「干渉チェックする」か、「ニアミスチェックする」か、両方を行うかを設定し、ニアミスチェックを行う場合は、「ニアミス距離」を設定する(ステップS3)。このとき、ニアミス距離として例えば5mmが入力される。本実施形態は、干渉チェック及びニアミスチェックの双方を行う場合のものである。
上述した設定が行われると次のステップに進むが、設定がなされない場合はステップS3を繰り返す。干渉とは、2つの物体、例えば溶接ロボットモデルとワークモデルとが接触することをいい、ニアミスとは2つの物体、例えば溶接ロボットモデルとワークモデルが予め設定したニアミス距離内に接近することをいう。
ステップS3による設定がなされた場合は、マウス及びキーボードより容易に作業ができるように、ディスプレイ上の視野が調整され(ステップS4)、その後、指示に基づいてディスプレイ上の溶接ロボットモデル及びワークモデル等が表示される(ステップS5)。
次に、オペレータはロボットが作業を行うための第1動作点にマウス又はキーボードを使用して溶接ロボットモデルを誘導する(ステップS6)。溶接ロボットモデルを誘導して溶接開始位置が指定されると、溶接ロボットモデルが図7の第1動作点に移動する(ステップS7)。図7はワークモデルの溶接線を示す図であって、第1動作点と第2動作点を結ぶ線が溶接線となる。なお、前記第1動作点、第2動作点のほか、溶接ロボットが作業しない空走移動動作であるエアカットの起点、終点又はその間の任意の点を動作点として設定することもできる。第1動作点、第2動作点等の動作点としての溶接トーチの通過点を教示して溶接プログラムを作成することをティーチングという。
溶接トーチを第1又は第2動作点に移動したとき、例えばオペレータがキーボードキーで10mmピッチ又は10゜ピッチに動かしたタイミング又はマウスで画面上の1点をクリックし、溶接ロボットを誘導したタイミングで、溶接ロボットモデルとワークモデルとが干渉するか否かのチェックをコンピュータが上述のようにして自動で行う(ステップS8)。
干渉チェックの結果、溶接ロボットモデルとワークモデルとが干渉する場合(ステップS9)は、干渉した部分の溶接ロボットモデルとワークモデルとを例えば赤色で表示することによってオペレータに警告を発する(ステップS10)。なお、干渉が生じない場合は画面上に警告が表示されない。従って、オペレータは、警告の表示がない場合に、干渉が生じないことを認識する。
次に、ワークモデルと溶接ロボットモデルとがニアミスしたか否かがチェックされる(ステップS11)。一方、ステップS9において、溶接ロボットモデルとワークモデルとが干渉しない場合は、ステップS10を省略してステップS11に移行し、溶接ロボットモデルとワークモデルとがニアミスしたか否かが判定される(ステップS11)。ニアミスとは2つの部材が予め設定したニアミス距離以内に接近することをいう。ここで、ニアミスは、例えば予めコンピュータに設定されたニアミス距離に相当する分だけワークモデルを相似的に大きくした場合の干渉と考えることができる。なお、干渉チェックの後にニアミスチェックをしているので、干渉チェックで干渉が生じた場合はそのパーツのニアミスチェックを省略してもよい。なお本実施形態において、干渉チェックの後にニアミスチェックを行っているのは、干渉は回避できたとしても、ニアミスが発生した場合は、その動作プログラムは使用できるものの、実行中に十分注意を払う必要があることを認識するためである。理想的には、干渉及びニアミスの双方が発生しない動作プログラムを作成する。
判定の結果、ニアミスが生じる場合はニアミスする部分の溶接ロボットモデルとワークモデルを例えば黄色で表示し(ステップS12)、ニアミスが発生しない場合はステップS12を省きステップS13に進む。ニアミスが生じない場合は警告は表示されない。干渉及びニアミスが全くない場合は(ステップS13)、必要に応じて溶接ロボットモデル及びワークモデル等の色を元の色、例えば銀色に戻し(ステップS14)、その後、ステップS17に進み、溶接ロボットの作業データが全て作成されたか否かが判定される(ステップS17)。
一方、干渉又はニアミスが発生した場合は、オペレータによって又は自動で溶接ロボットモデルの誘導経路等を変更して干渉又はニアミスを回避する(ステップS15a、ステップS15b)。
即ち、オペレータによる溶接ロボットモデルの誘導経路の変更は例えば以下のように行われる。即ち、例えば図8に示したように、溶接ロボットモデルの溶接ノズルとワークモデルとが干渉する場合には、オペレータは溶接ロボットモデルの狙い位置X、Y、Zを図9に示したように変更する。図8は溶接ロボットの溶接ノズルとワークとが干渉する場合を示す図、図9は、干渉が生じた場合の溶接ロボットモデルの誘導方法を示す説明図である。図9において、オペレータは表示画面上を例えばマウスでクリックして溶接ロボットモデルを例えばX(前後)方向に1520.0mm、Y(左右)方向に0.0mm、Z(上下)方向に−305.0mm移動させる。この場合において、キーボードのキーをヒットするか又はマウスでクリックすることによって10mm、100mm等の一定ピッチで溶接ロボットモデルを移動させ干渉を回避することもできる。また、キーボードによって位置情報としての数値を入力して溶接ロボットモデルを移動させることもできる。
また、このときオペレータは例えばトーチ角度α、β、γを変更することもできる。図10はワークモデル表示画面上でトーチ角度を変更する場合を示す説明図である。図10において、オペレータはトーチ角度αを−0.01度、βを−24.97度を変更し、これによって、干渉又はニアミスを回避する(ステップS15a)。図11は、オペレータによってキーボードのキーをヒットし、又はマウスをクリックして誘導された溶接ロボットモデル位置、又はキーボードを使用して位置情報としての数値を入力して溶接ロボットモデルを移動させた場合の溶接ロボットモデル位置を示す図である。
一方、自動で干渉又はニアミスを回避する場合は、干渉又はニアミスが発生した場合、前記溶接ロボットモデルについて誘導した操作条件又は変更した因子と同じ動作条件又は因子を前記オフライン教示システムのコンピュータに予め設定された態様で変更して前記干渉を回避する(ステップS15b)。
次に、オペレータによってロボットシステムの作業データは全て作成されたか否かが判断され(ステップS17)、全て作成された場合は動作プログラムの作成を終了する。一方、全て作成されていない場合はステップS7に戻り、その後、同様の操作を繰り返し、溶接ロボットモデルの動作プログラムを作成する。
動作プログラムの作成中又は作成完了後に、一旦、干渉又はニアミスチェックを行った先の動作点まで溶接ロボットモデルを誘導し、その部分の動作条件を変更して再度干渉又はニアミスチェックを行い、これによって動作プログラムを修正することもできる。
溶接ロボットモデルの動作プログラムが完成した後、必要に応じて完成した動作プログラムをシミュレーションする。図12は本実施形態で作成した動作プログラムのシミュレーション方法のフローを示す図である。
図12において、先ずオペレータは、シミュレーションによって干渉の有無をチェックしたい動作プログラム名、溶接ロボットモデル名、ワークモデル名及び例えば干渉チェックの演算結果を格納する出力ファイル名を、例えば図3のデータ入力部23によってロボット教示部21に入力する(ステップS18)。
ステップS18で干渉チェック対象が選択されると、ロボット制御部22が選択された動作プログラムを実行し、干渉チェック部25が選択された溶接ロボットモデルとワークモデルとの間に干渉が生じるか否かの演算を自動的に開始し、干渉チェック処理を行う(ステップS19)。干渉が生じるか否かのチェックは、上述した図2に記載された方法と同様の方法によって行われる。
ステップS19の干渉チェック処理が完了すると、その結果が表示部24の表示画面に「干渉有り」又は「干渉無し」のように表示され、出力リストTが例えばロボット教示部21内に設けられた図示省略したデータ記憶部に記憶される(ステップS20)。
次に、干渉チェック処理が終了した後に教示プログラムの修正を行う。このときオペレータは上述したデータ記憶部から図13に示す干渉チェック出力リストを呼び出し、表示部24の画面上に表示させる。干渉チェックリストにおいて、第1の動作点とは、ロボットモデル及びワークモデルの干渉が発生している教示点間の開始点の番号を示し、ロボット部位名及びワーク部位名とは干渉が発生しているロボット及びワークの部位名の名称を示している。
このような干渉チェック出力リストが表示部24の画面上に表示されると、オペレータは表示されている出力ファイル名に対応した教示プログラムを選択し、データ入力装置により上記教示点番号を入力するとロボットモデルとワークモデルとが入力された教示点番号において、例えばステップS6に戻ってからコンピュータが自動干渉チェックを行い、干渉が発生しないように教示プログラムの変更、修正を行い、修正後の教示プログラムをデータ記憶部に記憶させ、動作プログラムの修正処理を終了する。
本実施形態によれば、動作プログラムの作成中に溶接ロボットモデルとワークモデル、ポジショナモデル又はスライダモデルとの干渉は又はニアミスチェックを行うことができるので、干渉又はニアミスのない動作プログラムを迅速に作成することができる。
本実施形態によれば、干渉又はニアミスチェックが自動で行われるので、従来行っていた目視による干渉又はニアミスチェックが不要となるので、オペレータの負担が軽減される。また、本実施形態によれば、シミュレーションを実行する前に正確な動作プログラムを作成することができるので、シミュレーション後に、ロボットの連続する動作全体を見直すというリスクが少なくなる。
本実施形態によれば、溶接ロボットとワークとの干渉又はニアミスの発生の有無だけでなく、ワーク周辺機器、例えばポジショナ、スライダ等と溶接ロボットとの干渉又はニアミスの有無を判定しながら動作プログラムを作成するので、ワークのみならず、その周辺機器との干渉、ニアミスを確実に回避した正確な動作プログラムを迅速に作成することができる。
また、本実施形態によれば、干渉又はニアミスが発生する場合は、ディスプレイ画面上に溶接ロボットモデル及びワークモデル等が通常の色彩とは異なる色彩で警告表示されるので、オペレータは容易に干渉又はニアミスの発生を知ることができ、これに基づいて溶接ロボットモデルの誘導経路を変更して干渉又はニアミスのない動作プログラムを作成することができる。
上記実施形態は、図6−1のフロー図のステップS3において、干渉チェックとニアミスチェックの両方を設定した場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、干渉チェックのみ又はニアミスチェックのみを行うことができる。干渉チェックのみを行う場合は、ステップS11及びステップS12が省略され、ニアミスチェックのみを行う場合は、ステップS9及びステップS10が省略される。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。即ち、干渉チェック対象としては、ロボットとワークとの組み合わせに限らず、複数のワーク相互間、複数の溶接ロボット相互間のように2以上の動作物体間の干渉をチェックすることができる。また、動作物体群相互の干渉の有無を判定しながら動作プログラムを作成することもできる。
本発明は、ロボットの動作プログラムの作成時に溶接ロボットとワーク等との干渉の有無を判定し、干渉が生じる場合にはオペレータの指示によって、又はコンピュータのソフト上で動作プログラムの作成条件を変更した後、再度干渉をチェックを行い、干渉がなくなるまでこの操作を繰り返す。従って、これによって正確な動作プログラムを短時間で作成することができるものであり、ロボットの誘導作業を数多く行う溶接ロボットの分野で特に有用である。
本発明の実施形態に係る溶接ロボットの動作プログラム作成装置のブロック図である。 干渉チェック方法を示す説明図である。 図1の要部を詳細に示す図である。 溶接ロボットモデルのトーチ角度を示す説明図である。 溶接ロボットモデルの関節角度を示す説明図である。 本発明に係る溶接ロボットの動作プログラム作成方法のフローを示す図である。 本発明に係る溶接ロボットの動作プログラム作成方法のフローを示す図である。 本発明に係る溶接ロボットの動作プログラム作成方法のフローを示す図である。 溶接作業プログラムの一例を示す図である。 ロボット誘導中における溶接ノズルとワークとの干渉状態を示す図である。 ロボットの誘導方法を示す図である。 ロボットの誘導方法を示す図である。 ロボットの誘導方法を示す図である。 シミュレーション方法のフロー図である。 干渉チェック出力リストを示す図である。 ロボット溶接装置を示す装置系統図である。
符号の説明
1:ワークモデルのデータベース
2:ロボットシステムモデルのデータベース
3:プログラムのデータベース
4:オフライン教示装置
5:入力部
6:表示部
7:ロボットコントローラ装置
8:通信装置
11:ロボット本体の回転軸
12:第2回転軸
13:第3回転軸
14:ロボットアームの回転軸
15:ロボット本体の回転軸に直交するロボットアームの回転軸
16:ロボットアームの回転軸
21:ロボット教示部
22:ロボット制御部
23:入力部
24:表示部
25:干渉チェック部
26:プログラム保存領域
30:トーチケーブル
60:パーソナルコンピュータ
61:ロボットコントローラ装置
62:通信ケーブル
63:溶接ロボット
64:ワーク
65:ポジショナ

Claims (11)

  1. オフライン教示システムにより2以上の立体形状の物体を一連の動作軌跡で動作するように教示して動作プログラムを作成する動作プログラム作成方法において、前記物体を第1の動作点に誘導し物体間の干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記物体の動作条件、配置態様及び第1の動作点の位置からなる群から選択された少なくとも1つの因子を変更して再度物体間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後前記物体を第2の動作点に誘導し物体間の干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記物体の動作条件、配置態様及び第2の動作点の位置からなる群から選択された少なくとも1つの因子を変更して再度物体間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、第2の動作点についての干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後、他に動作点があればそれらの動作点について同様の干渉チェックを行う工程と、を有し、全ての動作点について干渉がない動作プログラムを作成することを特徴とする動作プログラムの作成方法。
  2. オフライン教示システムにより溶接ロボットモデル及びワークモデルが一連の動作軌跡で動作するように教示して動作プログラムを作成する動作プログラム作成方法において、前記溶接ロボットモデルを前記ワークモデルに対する第1の動作点に誘導する工程と、前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間で干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び第1の動作点の位置からなる群から選択された少なくとも1つの因子を変更して再度前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後前記溶接ロボットモデルを前記ワークモデルに対する第2の動作点に誘導する工程と、前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間で干渉が生じるか否かをチェックする工程と、干渉が生じた場合は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び第2の動作点の位置からなる群から選択された少なくとも1つの因子を変更して再度前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとの間の干渉が生じるか否かをチェックし干渉がなくなるまでこれを繰り返す工程と、第2の動作点についての干渉が生じていない場合又は干渉が解消された後、他に動作点があればそれらの動作点について同様の干渉チェックを行う工程と、を有し、全ての動作点について干渉がない動作プログラムを作成することを特徴とする動作プログラムの作成方法。
  3. 前記溶接ロボットモデルの動作条件は、その誘導経路、スライダで決められる前記溶接ロボットモデル位置、トーチ角度及び各関節角度からなる群から選択されたものであることを特徴とする請求項2に記載の動作プログラムの作成方法。
  4. 前記溶接ロボットモデル及び前記ワークモデルを表示画面上に表示し、マウス又はキーボードから前記溶接ロボットモデルをその動作点に誘導することを特徴とする請求項2又は3に記載の動作プログラムの作成方法。
  5. 前記干渉が生じた後の干渉を回避する工程は、前記溶接ロボットモデルについて誘導した前記動作条件又は変更した前記因子と同じ動作条件又は因子を前記オフライン教示システムのコンピュータに予め設定された態様で変更して前記干渉を回避することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の動作プログラムの作成方法。
  6. 前記溶接ロボットモデルと前記ワークモデルとが干渉する場合に、前記表示画面上において干渉が生じる部分の色を変更して警告することを特徴とする請求項4又は5に記載の動作プログラムの作成方法。
  7. 前記溶接ロボットモデルの干渉チェックにおいて、チェック対象は、ワークモデルの他に、ポジショナモデル、スライダモデル、ノズルクリーナモデル、ワイヤカッタモデル及び足場モデルから選択された少なくとも1つの作業対象物以外の付帯物を含むことを特徴とする請求項2乃至6に記載の動作プログラムの作成方法。
  8. 前記干渉チェックは、実際のワーク形状を有するワークモデルについての干渉チェックに変えて、又はその干渉チェックの後に更に、実際のワークよりも大きな形状を有するダミーワークモデルについて、前記溶接ロボットモデルと前記ダミーワークモデルとの干渉をチェックすることにより、溶接ロボットと実際のワークとの間のニアミスをチェックすることを特徴とする請求項2乃至7に記載の動作プログラムの作成方法。
  9. 前記動作プログラムの作成中又は作成後に、干渉チェックが終了した動作点に戻って前記物体の動作条件、配置態様及び/又は動作点の位置を変更して、又は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び/又は動作点の位置を変更して再度干渉チェックを行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の動作プログラムの作成方法。
  10. 前記動作プログラムの作成中又は作成後に、ニアミスチェックが終了した動作点に戻って前記物体の動作条件、配置態様及び/又は動作点の位置を変更して、又は前記溶接ロボットモデルの動作条件、前記ワークモデルの配置態様及び/又は動作点の位置を変更して再度ニアミスチェックを行うことを特徴とする請求項に8に記載の動作プログラムの作成方法。
  11. 前記動作プログラムの作成後に、動作をシミュレーションし、最終的に干渉がないことを確認することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の動作プログラムの作成方法。
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