JP2006343975A - ロボット教示装置 - Google Patents

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季宏 谷川原
Yasunobu Ichihara
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Nobuo Kito
信雄 木藤
Tomio Tajima
富雄 田島
Seido Ninomiya
誠堂 二宮
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Abstract

【課題】 複雑な形状を備えるワークを塗装するロボットに対して、正確な動作を容易に教示できるようにする。
【解決手段】 オペレータは、塗装対象となるワークを、塗装される複数の面に分割して考える。塗装装置は、面の形状の候補を記憶している。オペレータは、面の形状の候補を選択し、面に対して代表点の座標をダイレクトティーチング等によって教示する。オペレータは、分割した面の各々に対して、順次に塗装手順を教示するデータを設定する。こうすることにより、複雑な形状のワークに対しても容易に教示をすることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、多関節アームを備えたロボットの動作を教示する装置及び方法に関する。
塗装ロボットや溶接ロボットなど多関節アームを備えるロボットが用いられている。特に教示再生型のロボットが多く用いられている。教示再生型のロボットは、教示モードにおいてオペレータがロボットに動作を教えると、ロボットがその動作を記憶して、再生モードにおいて記憶された通りの動作を行う。オペレータが容易に教示を行うことができる技術が求められている。
特許文献1には、ロボットの動作プログラム作成方法及び作成装置が記載されている。その請求項1は次のように記載されている。
ワークの大きさ・形状などに関するデータに基づき、ワークの三次元モデル、ティーチポイント、並びに各ティーチポイントの通過順序を定めてロボットの動作プログラムを作成し、ロボットモデルを含む作業環境に関する三次元モデル中に前記作成されたワークの三次元モデルを重ね、前記ロボットモデルを前記作成された動作プログラムに従って動作させる作業シミュレーションを実行し、このシミュレーションの結果に基づいて動作プログラムを完成するようにしたことを特徴とするロボットの動作プログラム作成方法。
特開平9‐244724号公報
本発明の目的は、複雑な形状のワークに対する作業を精確に設定することを可能にするロボット教示装置及び方法を提供することである。
本発明の他の目的は、人間のオペレータのノウハウを生かした設定を行うことを可能にするロボット教示装置及び方法を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明によるロボット教示装置は、ロボットによって加工される加工面の形状の雛型(64)を複数記憶する加工面モデル記憶部(6)を備える。雛型(64)はロボットの教示点の位置(86)を引数として受け取ることにより加工面に対してロボットが動く軌道を制御するための軌道情報を生成する。ロボット教示装置は更に、複数の雛型(64)のうちのいずれかである指定雛型を指定する雛型指定情報(84)を複数収集する加工面選択部(42)と、複数の雛型指定情報(84)の各々に対して、オペレータの操作により教示点の位置(86)を取得する座標取得部(44)と、座標取得部(44)により取得された教示点の位置(86)を指定雛型に渡すことによって軌道情報を設定軌道情報(87)として生成する軌道設定部(46)とを備える。
本発明によるロボット教示装置は、複数の雛型指定情報(84)の各々に対してオペレータによって設定された順序を対応づけて記憶し、ロボットが順序に従って加工面を加工するように制御するための加工順序情報(82)を生成する加工順序設定部(48)を備える。
本発明によるロボット教示装置は、オペレータが指定雛型に対応づけて設定するアプローチ点位置を収集し、ロボットが加工面の加工を開始するときにアプローチ点位置において加工面に接近するようにロボットを制御するためのアプローチ点情報(88)を生成するアプローチ点設定部(50)を備える。
本発明によるロボット教示装置は、オペレータが指定雛型に対応づけて設定するエスケープ点位置を収集し、ロボットが加工面の加工を終了するときにエスケープ点位置において加工面から遠ざかるようにロボットを制御するためのエスケープ点情報(90)を生成するエスケープ点設定部(52)を備える。
本発明によるロボット教示装置において、加工面モデル記憶部(6)は複数の雛型の各々に対して加工面の原型を示す原型データ(64)と、原型に対してロボットが動く軌道を示す軌道データ(66)と、原型における教示点の位置を示す教示点データ(68)とを記憶する。ロボット教示装置は更に、加工面選択部(42)が雛型指定情報(84)を収集したとき、加工面モデル記憶部(6)において指定雛型に対応する原型データ(64)と、軌道データ(66)と、教示点データ(68)とを重ねて表示装置(16)に表示する雛型表示部(54)を備える。
本発明によるロボット教示装置は、設定軌道情報(87)に対応してロボットのアームが動く速度を示す設定速度情報(92)を収集する速度設定部(56)と、設定速度情報(92)を用いて設定軌道情報(87)に設定された軌道をロボットが動くのに要する時間であるサイクルタイムを計算するサイクルタイム計算部(58)と、入力装置(12、14)から希望時間を収集し、サイクルタイムが希望時間よりも長いときサイクルタイムが希望時間以下となるように設定速度情報(92)を再設定する速度調整部(59)とを備える。
本発明によるロボット教示装置は、ロボットのアームが動く軌道を示す軌道情報を生成する軌道情報生成部(2、4、6、8、10)と、アームが動く速度を示す設定速度情報(92)を収集する速度設定部(56)と、設定速度情報(92)を用いてアームが軌道を通過するのに要する時間であるサイクルタイムを計算するサイクルタイム計算部(58)と、入力装置(12、14)から希望時間を収集し、サイクルタイムが希望時間よりも長いときサイクルタイムが希望時間以下となるように設定速度情報を再設定する速度調整部(59)とを備える。
本発明によるロボット教示方法は、ワークが有する複数の加工面に対して順序を設定するステップ(S2)と、複数の加工面の各々に対して、記憶装置に記憶された複数の加工面モデルの中から形状が類似したものを設定加工面モデルとして設定するステップ(S3)と、記憶装置が加工面モデルと関連づけて記憶する代表点に対してワークを加工するロボットのアームの位置を示す座標である代表点座標を指定するステップ(S4)と、代表点座標と記憶装置が加工面モデルと対応づけて記憶する軌道雛型情報とを用いて、加工面に対してアームが動く軌道を示す軌道情報を生成するステップ(S8)とを備える。
本発明によれば、複雑な形状のワークに対する作業を精確に設定することを可能にするロボット教示装置及び方法が提供される。
更に本発明によれば、人間のオペレータのノウハウを生かした設定を行うことを可能にするロボット教示装置及び方法が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、ロボット教示装置の構成を示す。ロボット教示装置は、演算・制御部2、プログラム記憶部4、塗装面モデル記憶部6、塗装面情報記憶部8、動作プログラム記憶部10、キーボード12、マウス14、表示部16、外部通信I/F(インターフェイス)部18が相互に接続されたコンピュータである。演算・制御部2は外部通信I/F部18を介してロボット制御装置20と通信可能に接続されている。ロボット制御装置20は、多関節アームを有するロボットを制御するためのコンピュータである。本実施の形態においてロボットはワークに塗装を施す塗装ロボットである。
図2は、プログラム記憶部4が記憶しているプログラムの構成を示す。プログラム記憶部4は、加工面選択部42、座標取得部44、軌道設定部46、加工順序設定部48、アプローチ点設定部50、エスケープ点設定部52、雛型表示部54、速度入力部56、サイクルタイム計算部58及び速度調整部59を備えている。
図3は、塗装面モデル記憶部6が記憶するデータを示す。塗装面モデル記憶部6は、モデル面ID62、原型データ64、軌道データ66、代表点データ68及び入力パラメータ70を記憶する。塗装面モデル記憶部6に対しては、誤操作によって塗装面モデルが書き換えられることを防止するために、キーボード12、マウス14に例示される入力装置からの書き込み操作が禁止されているか制限されていることが好ましい。
図4は、塗装面情報記憶部8が記憶するデータを示す。塗装面情報記憶部8は、塗装順序82、モデル面84、代表点座標86、軌道情報87、アプローチ点座標88、エスケープ点座標90及びロボット教示情報92を記憶している。
図5は、塗装面モデル記憶部6に記憶されるデータの一例を示す。塗装面モデル記憶部6は、モデル面名称102、代表点数104、パラメータ数106及び面形状108を記憶している。モデル面名称102はモデル面ID62に対応する。
面形状108は、面の形状を示す画像データを含んでいる。例えば、モデル面名称102が長方形である欄に対応する面形状108には、長方形の画像データが含まれる。面形状108は更に、その画像データに対応して、塗装ロボットのアームの先端が動く軌跡を示す画像データが含まれる。
オペレータによって設定される塗装面の形状は可変である。例えばモデル面名称102として長方形が選択されると、長方形の長辺の長さ、短辺の長さ及び長方形の向きは自在に設定される。その設定を容易に行うために、面形状108には代表点が設定されている。例えば長方形の場合には、長方形が有する4つの角のうち3つの角を代表点とし、それらの代表点の座標が指定されれば、長辺の長さ、短辺の長さ及び長方形の向きが設定される。円であれば、中心と円周上の任意の1点を代表点とし、それらの代表点の座標が設定されれば、円の位置と半径が設定される。これらの代表点の個数が、代表点数104に記憶されている。これらの代表点の位置は、面の形状を示す画像、アームの先端が動く軌跡を示す画像と共に重ねて表示されるために、面形状108に記憶されている。面形状108に記憶されている代表点には、図5における丸付きの数字1、2、3等のように各々の代表点を特定する符号を表示するためのデータが付与されていることが好ましい。こうした符号が付与されていることで、オペレータによる入力作業が容易になる。
オペレータによる塗装面の形状の設定は、代表点を用いる以外に、あるいは代表点を用いると共に、パラメータをキーボード12等から入力することによって行われる場合もある。例えば、図5においてモデル面名称102が「円A」である場合、面形状108に記憶されている代表点は丸付きの数字1で示される中心点のみである。パラメータ数106に記憶されている「1 半径」というデータは、1つのデータが入力されるべきこと及びその数値が半径を示すことを示している。この場合、円の中心点の座標が代表点として入力され、円の半径が数値データとして入力されることが示されている。
以上に示される構成を備えたロボット教示装置を用いたロボット教示方法が以下に示される。以下の説明において、演算・制御部2が記憶装置に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムに記述されている手順に従って実行する動作は、プログラム自身が行う動作として記載される。図6は、ロボット教示装置を用いてロボットに動作を教示する方法を示すフローチャートである。
ステップS1:オペレータは、ティーチングのための事前計画として、ワークの立体形状を見て、そのワークの表面を1以上の分割塗装面に分割して考える。
ステップS2:オペレータは、分割塗装面に対して、塗装する順序を決める。
ステップS3:オペレータは、キーボード12、マウス14等の入力装置を用いてロボット教示装置に対して所定の操作を行う。加工面選択部42は、塗装面モデル記憶部6に格納されているデータを用いて塗装面モデルの一覧を表示部16にする。表示部16の表示画面には、モデル面名称102、代表点数104、パラメータ数106等が表示される。
雛型表示部54は、表示画面に原型データ64(塗装面モデルの形状を示す画像データ)、軌道データ66(塗装ロボットのアームの先端が動く軌跡を示す画像データ)、代表点データ68(代表点データの位置を示す画像データと代表点を特定する符号を示す画像データとを含む)を重ね合わせて表示する。これらのデータは雛型であり、実際のワークの塗装面に対してオペレータが設定する代表点の座標に応じて、実際の塗装面、軌道、代表点は変形される。例えば長方形の長辺の長さと短辺の長さは設定された代表点の座標に応じて自在に変更される。オペレータは表示画面を参照して、設定しようとする分割塗装面に近い形状の塗装面モデルを選択してキーボード12、マウス14等により入力する。加工面選択部42は入力された塗装面モデルを特定するモデル面ID62をモデル面84として塗装面情報記憶部8に登録する。
塗装面モデルは、ステップS2〜S7のループを分割塗装面の数だけ繰り返すことによって複数、選択される。加工順序設定部48は、塗装面モデルが設定された順序を塗装順序82として塗装面情報記憶部8に登録する。
ステップS4:オペレータは、表示画面に表示された1以上の代表点データ68に対して次のような設定の操作を順次、行う。オペレータは、表示画面に表示された代表点データから1つを選択する。ロボット制御装置20は設定がなされる間、ロボットをダイレクトティーチングのモードに設定する。オペレータはロボットのアームを把持して所望の位置に動かし、位置の座標を取得することを指令する操作をキーボード12、マウス14等により行う。ロボットアームの位置、関節の角度等を示すロボット現在位置情報24がロボット制御装置20から送信される。座標取得部44はその位置の座標を代表点座標86として塗装面情報記憶部8に登録する。
軌道設定部46は、軌道データ66と代表点座標86とに基づいて、ロボットのアームが動く軌道を制御するための座標値の群を算出して軌道座標87として塗装面情報記憶部8に登録する。
ステップS5:オペレータは、入力装置を介してアプローチ点を設定するための所定の操作を行う。次いで、ダイレクトティーチングによってアプローチ点を設定する。アプローチ点設定部50は、設定されたアプローチ点の座標をアプローチ点座標88として塗装面情報記憶部6に登録する。アプローチ点は、塗装面にロボットのアームが接近する点を示す。
オペレータは、入力装置を介してエスケープ点を設定するための所定の操作を行う。次いで、ダイレクトティーチングによってエスケープ点を設定する。エスケープ点設定部52は、設定されたエスケープ点の座標をエスケープ点座標90として塗装面情報記憶部6に登録する。エスケープ点は、塗装面からロボットのアームが離れる点を示す。
ステップS6:オペレータは、ステップS4で座標が設定された代表点の間をロボットが移動する距離をキーボード12、マウス14等の入力装置により入力する。速度設定部56は入力された速度をロボット教示情報92として塗装面情報記憶部8に登録する。オペレータは更に、ロボットのアームに取り付けられたスプレーのオン/オフを制御するための情報、スプレーが備える複数のガンのうちのいずれのガンを使用するかを指定する情報、ガンと塗装面との距離、ガンの塗装面に対する角度、代表点におけるアームの待ち時間、スプレーから噴き出す塗料の種類、吐出圧、霧化圧を入力する。入力された情報はロボット教示情報92として塗装面情報記憶部8に格納される。
ステップS7:オペレータは、ステップS2〜S7の手順を完了すると、ステップS1の事前計画における塗装面の全てに対して設定が完了したか否かを判断する。まだ設定されていない塗装面があったときは、ステップS2に戻って次の塗装面に対する設定を行う。全ての塗装面に対する設定が完了したら、設定が終了したことを示す所定の操作を入力装置に対して行う。演算・制御部2はステップS8の処理に移行する。
ステップS8:演算・制御部2は、塗装面情報記憶部8が記憶する塗装順序82、モデル面84、代表点座標86、軌道座標87、アプローチ点座標88、エスケープ点座標90及びロボット教示情報92に基づいて、ロボット制御装置20がロボットの動作を制御するための動作プログラムを作成し、動作プログラム記憶部10に格納する。
ステップS9:サイクルタイム計算部58は、動作プログラム10を用いて、サイクルタイム(1つのワークを塗装するために必要とされる時間)を計算する。計算されたサイクルタイムは表示部16に表示される。オペレータが表示されたサイクルタイムを参照して、そのサイクルタイムが希望する時間の基準を満たしていると判断すると、所定の操作を入力装置に行い、処理はステップS12に移行する。
ステップS10:オペレータはステップS9において表示されたサイクルタイムを参照して、そのサイクルタイムが希望する時間よりも長いと判断した場合(ステップS9N)、希望するサイクルタイムを入力装置から入力する。
ステップS11:速度調整部59は、例えばロボット教示情報92が記憶するアームの移動速度を変更することにより、サイクルタイムの自動調整を行い、動作プログラムを生成し直して動作プログラム記憶部10に格納する。処理はステップS12に移行される。
ステップS12:演算・制御部2は、動作プログラム記憶部10からロボット制御装置20に動作プログラム22を転送する。ロボット制御装置20は動作プログラム10に従ってロボットの動作を制御する。
ワークに対する設定が塗装面モデルを用いて行われることにより、例えば立体のモデルワークを使用する場合に比べて、実際のワークとモデルワークとを正確に一致させることが容易になる。ワークに対するアームの軌跡を変更したいとき、立体のモデルワークに軌跡のデータが関連づけられている場合に比べて、平面の塗装面モデルに軌跡のデータが関連づけられている場合の方が設定が容易である。例えばモデル面名称として「長方形1」と「長方形2」が用意され、両者の面形状は同じ長方形の形状であるが異なる軌道が設定されている場合、オペレータはいずれか一方を選ぶことでその面の軌道のみを容易に変更することができる。
ワークを分割塗装面に分割すること、分割塗装面の塗装順序、アプローチ点とエスケープ点の設定がオペレータによって行われることにより、ロボットの動作はオペレータのノウハウが生かされた効率的なものになる。
図1は、ロボット教示装置の構成を示す。 図2は、プログラム記憶部に格納されたプログラムの構成を示す。 図3は、塗装面モデル記憶部が記憶するデータを示す。 図4は、塗装面情報記憶部が記憶するデータを示す。 図5は、塗装面モデル記憶部に記憶されるデータの一例を示す。 図6は、ロボットに教示する方法を示す。
符号の説明
4…プログラム記憶部
6…塗装面モデル記憶部
8…塗装面情報記憶部
22…動作プログラム
24…ロボット現在位置情報

Claims (8)

  1. ロボットによって加工される加工面の形状の雛型を複数記憶する加工面モデル記憶部と、前記雛型は前記ロボットの教示点の位置を引数として受け取ることにより前記加工面に対して前記ロボットが動く軌道を制御するための軌道情報を生成し、
    前記複数の雛型のうちのいずれかである指定雛型を指定する雛型指定情報を複数収集する加工面選択部と、
    複数の前記雛型指定情報の各々に対して、オペレータの操作により前記教示点の位置を取得する座標取得部と、
    前記座標取得部により取得された前記教示点の位置を前記指定雛型に渡すことによって前記軌道情報を設定軌道情報として生成する軌道設定部
    とを具備する
    ロボット教示装置。
  2. 請求項1に記載されたロボット教示装置であって、
    更に、複数の前記雛型指定情報の各々に対してオペレータによって設定された順序を対応づけて記憶し、前記ロボットが前記順序に従って前記加工面を加工するように制御するための加工順序情報を生成する加工順序設定部
    を具備する
    ロボット教示装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたロボット教示装置であって、
    更に、オペレータが前記指定雛型に対応づけて設定するアプローチ点位置を収集し、前記ロボットが前記加工面の加工を開始するときに前記アプローチ点位置において前記加工面に接近するように前記ロボットを制御するためのアプローチ点情報を生成するアプローチ点設定部
    を具備する
    ロボット教示装置。
  4. 請求項1乃至3に記載されたロボット教示装置であって、
    更に、オペレータが前記指定雛型に対応づけて設定するエスケープ点位置を収集し、前記ロボットが前記加工面の加工を終了するときに前記エスケープ点位置において前記加工面から遠ざかるように前記ロボットを制御するためのエスケープ点情報を生成するエスケープ点設定部
    を具備する
    ロボット教示装置。
  5. 請求項1乃至4に記載されたロボット教示装置であって、
    前記加工面モデル記憶部は複数の前記雛型の各々に対して前記加工面の原型を示す原型データと、前記原型に対して前記ロボットが動く軌道を示す軌道データと、前記原型における前記教示点の位置を示す教示点データとを記憶し、
    更に、前記加工面選択部が前記雛型指定情報を収集したとき、前記加工面モデル記憶部において前記指定雛型に対応する原型データと、前記軌道データと、前記教示点データとを重ねて表示装置に表示する雛型表示部
    を具備する
    ロボット教示装置。
  6. 請求項1乃至5に記載されたロボット教示装置であって、
    更に、前記設定軌道情報に対応して前記ロボットのアームが動く速度を示す設定速度情報を収集する速度設定部と、
    前記設定速度情報を用いて前記設定軌道情報に設定された軌道を前記ロボットが動くのに要する時間であるサイクルタイムを計算するサイクルタイム計算部と、
    入力装置から希望時間を収集し、前記サイクルタイムが前記希望時間よりも長いとき前記サイクルタイムが前記希望時間以下となるように前記設定速度情報を再設定する速度調整部
    とを具備する
    ロボット教示装置。
  7. ロボットのアームが動く軌道を示す軌道情報を生成する軌道情報生成部と、
    前記アームが動く速度を示す設定速度情報を収集する速度設定部と、
    前記設定速度情報を用いて前記アームが前記軌道を通過するのに要する時間であるサイクルタイムを計算するサイクルタイム計算部と、
    入力装置から希望時間を収集し、前記サイクルタイムが前記希望時間よりも長いとき前記サイクルタイムが前記希望時間以下となるように前記設定速度情報を再設定する速度調整部
    とを具備する
    ロボット教示装置。
  8. ワークが有する複数の加工面に対して順序を設定するステップと、
    前記複数の加工面の各々に対して、記憶装置に記憶された複数の加工面モデルの中から形状が類似したものを設定加工面モデルとして設定するステップと、
    前記記憶装置が前記加工面モデルと関連づけて記憶する代表点に対して前記ワークを加工するロボットのアームの位置を示す座標である代表点座標を指定するステップと、
    前記代表点座標と前記記憶装置が前記加工面モデルと対応づけて記憶する軌道雛型情報とを用いて、前記加工面に対して前記アームが動く軌道を示す軌道情報を生成するステップ
    とを具備する
    ロボット教示方法。
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