JP2006189478A - 動力伝達機構およびこの機構が設けられた画像形成装置 - Google Patents

動力伝達機構およびこの機構が設けられた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の被動力伝達部に対し1つの駆動手段によって動力を伝達し得るようにする。
【解決手段】 駆動モータ30の駆動力を各トナー回収ボトル81〜85に伝達する動力伝達機構20であって、駆動モータ30の駆動で軸心回りに回転するローラ軸40と、第1回転伝達部60を介してローラ軸40の回転が伝達されることにより軸心回りに回転するウォーム軸50と、複数のトナー回収ボトル80(トナー回収ボトル81〜85)とウォーム軸50との間に介設され、ウォーム軸50の回転を一斉に各トナー回収ボトル81〜85に伝達する第2回転伝達部70とを備えて構成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、駆動手段の駆動力を被動力伝達部に伝達する動力伝達機構およびこの機構が設けられた、複写機やファクシミリ装置、さらにはコンピュータに接続されたプリンタ等等の画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているようなトナーカートリッジおよびトナー回収タンク(トナー回収ボトル)を備えてなる画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、現像装置がトナーカートリッジから供給されたトナーを、周面に静電潜像が形成された、軸心回りに回転している感光体ドラムの周面に供給するように構成され、トナーの供給で感光体ドラムの周面に形成されたトナー像が搬送されてきた用紙に転写されることにより当該用紙に転写処理が施されるようになっている。転写処理後の用紙は、定着装置で定着処理が施されたのち装置本体外に排出される。
また、転写処理後の感光体ドラムの周面に転写されずに残ったいわゆる残留トナーは、クリーニング装置によって取り除かれ、所定の搬送手段を介してトナー回収ボトルに回収されるようになっている。
トナーカートリッジは、トナーがなくなる度にトナー満杯の新品と交換される消耗品であるとともに、トナー回収ボトルも、回収トナー(廃トナー)で満杯になる度に空の新品と交換される消耗品であるため、交換作業の容易性を考慮して画像形成装置の装置本体内の前面位置に設けられ、メンテナンス用のドアーを開けるとオペレータの目前に対向した状態になるようになされている。
このようなトナーカートリッジおよびトナー回収ボトルには、内部のトナーを攪拌する攪拌フィンやスパイラルフィーダ等の攪拌手段が設けられ、これらの攪拌手段の駆動によってトナーカートリッジおよびトナー回収ボトル内でのトナーの偏りを防止するようになっている。
特開2001−242762号公報
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置においては、トナーカートリッジあるいはトナー回収ボトルの攪拌手段を駆動する駆動モータ(駆動手段)は、専用のものが所定の駆動機構収納箱に収納された状態で装置本体内の前面側に設けられ、これによって装置本体の前面側の空間が手狭になっているため、メンテナンス用のドアーを開けて行うメンテナンス作業がやり辛いという問題点を有している。
また、駆動モータが装置本体の手前側にあるため、駆動モータの駆動により発する音が騒音として感知され易いという不都合も存在する。
さらに、専用の駆動手段によって攪拌手段が駆動されるため、その分部品コストが嵩み、画像形成装置の製造コストのアップに繋がるという問題点が存在する。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであり、複数の被動力伝達部に対し1つの駆動手段によって動力を伝達し得る駆動力伝達機構、およびこの機構を用いることによってメンテナンスの容易性を確保し得るとともに騒音の発生を抑えつつ、製造コストの低減化に貢献することができる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、所定の駆動手段の駆動力を複数の被動力伝達部に伝達する動力伝達機構であって、前記駆動手段の駆動で軸心回りに回転する第1軸と、所定の第1回転伝達部を介して前記第1軸の回転が伝達されることにより軸心回りに回転する第2軸と、前記複数の被動力伝達部と前記第2軸との間に介設され、第2軸の回転を一斉に各被動力伝達部に伝達する複数の第2回転伝達部とを備えて構成されていることを特徴とする動力伝達機構である。
かかる構成の動力伝達機構によれば、駆動手段の駆動力が、第1軸、第1回転伝達部、第2軸および第2回転伝達部を介して複数の被動力伝達部に一斉に伝達されるため、従来のように複数の被動力伝達部のそれぞれに専用の駆動手段を設ける場合に比較し、駆動手段の台数を削減することが可能になり、その分動力伝達機構が設けられる装置のコンパクト化に寄与するとともに、装置コストの低減化に貢献する。
また、ギヤのみやベルトを介して駆動力を伝達する場合に比較し、駆動力伝達機構の構成が簡単になる。
また、駆動手段の駆動力が第1軸、第1回転伝達部および第2軸を介して被動力伝達部に伝達されるため、駆動手段の駆動力を第2軸に直接伝達する場合に比較し、第1軸を採用した分駆動手段の設置位置に対する制約が減少し、装置設計におけるレイアウト上の自由度が向上する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1回転伝達部はベベルギヤ機構を備えて構成され、前記第2回転伝達部はウォームギヤ機構を備えて構成されていることを特徴とするものである。
この発明において、ベベルギヤ機構とは、第1および第2軸のそれぞれに互いに噛合する円錐体状のいわゆる傘歯車が採用されてなるものである。また、ウォームギヤ機構とは、第2軸に同心でウォームギヤを設ける一方、被動力伝達部側に当該ウォームギヤと噛合するピニオンを設けてなるものである。
かかる構成によれば、第1軸と第2軸との間に介設される第1回転伝達部にベベルギヤ機構が採用されているため、第1軸を第2軸に対して交差させるように設置することが可能になり、第1軸に接続される駆動手段の設置位置設定の自由度が向上する。
また、第2軸の回転を各被動力伝達部に伝達する第2回転伝達部にウォームギヤ機構が適用されているため、第2軸にウォームギヤを採用することにより、第2軸の回転力を増幅した回転力が被動力伝達部に伝達され、これによって被動力伝達部は、大きな負荷に耐え得るようになる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の動力伝達機構が設けられた画像形成装置であって、所定の装置本体内に配設された現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジと、前記現像装置から供給されたトナーにより周面に形成されたトナー像を用紙に転写した後の所定の感光体ドラムに残留した残留トナーが回収されて貯留されるトナー回収ボトルとが備えられ、前記被動力伝達部は、前記トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのいずれか一方または双方に設けられたトナーを攪拌する攪拌機構であり、前記駆動手段は、前記装置本体内の前記攪拌機構以外の機器を駆動させるべく設けられているものであることを特徴とする画像形成装置である。
かかる構成によれば、トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのそれぞれに設けられたトナーを攪拌する攪拌機構は、装置本体内の他の機器を駆動させる駆動手段からの駆動力により駆動されるため、トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのそれぞれに専用の駆動手段が採用されている場合に比較し、専用の駆動手段がない分部品点数が減少して部品コストが低減され、延いては画像形成装置の製造コストの低減化に貢献する。
また、専用の駆動手段を設けない分装置本体内に余裕のある空間が形成され、これによって各種のメンテナンス作業が容易に行い得るようになる一方、余裕のある空間をなくすレイアウト設計を行うことにより画像形成装置のコンパクト化が実現する。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記攪拌機構以外の機器は、装置本体内で用紙を搬送する搬送ローラであることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、駆動手段が搬送ローラの駆動と、攪拌機器の駆動との双方に共用されるため、それぞれを対象として専用の駆動手段を設けなくてもよい分部品点数の削減に貢献する。
また、搬送ローラが同心で装着されるローラ軸と、複数の被動力伝達部の並設方向とは互いに直交しているのが一般的であるため、第1軸としてローラ軸を適用することが可能になり、かかる軸の兼用で部品点数の削減に寄与する。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明において、前記駆動手段は、前記装置本体内の背面側に設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、画像形成装置の装置本体内の前面側の空間が余裕のある状態になるため、装置本体の前面のドアーを開けることにより行なわれる日常的なメンテナンス作業が容易に行い得るようになるとともに、従来、前面の駆動手段から発していた騒音が抑えられる。
請求項6記載の発明は、所定の駆動手段の駆動力を複数の被動力伝達部に伝達する動力伝達機構であって、前記駆動手段の駆動で軸心回りに回転する回転軸と、前記複数の被動力伝達部と前記回転軸との間に介設され、回転軸の回転を一斉に各被動力伝達部に伝達する回転伝達部とを少なくとも具備する動力伝達機構を備えた画像形成装置であって、所定の装置本体内に配設された現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジと、前記現像装置から供給されたトナーにより周面に形成されたトナー像を用紙に転写した後の所定の感光体ドラムに残留した残留トナーが回収されて貯留されるトナー回収ボトルとが備えられ、前記被動力伝達部は、前記トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのいずれか一方または双方に設けられたトナーを攪拌する攪拌機構であり、前記駆動手段は、前記装置本体内の前記攪拌機構以外の機器を駆動させるべく設けられているものであることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、請求項3記載の発明と同様の作用効果を確保した上で、駆動手段が回転軸の近傍に存在するような場合には、請求項3記載の発明のような第1軸を設けることなく、請求項3記載の発明の第2軸に相当する回転軸のみで対応することが可能になり、その分部品点数の削減、装置のコンパクト化および装置コストの低減化に貢献する。
請求項1記載の発明によれば、駆動手段の駆動力が、第1軸、第1回転伝達部、第2軸および第2回転伝達部を介して複数の被動力伝達部に一斉に伝達されるため、従来のように複数の被動力伝達部のそれぞれに専用の駆動手段を設ける場合に比較し、駆動手段の台数を削減することが可能になり、その分動力伝達機構が設けられる装置のコンパクト化に寄与するとともに、装置コストの低減化に貢献することができる。
また、駆動手段の駆動力が第1軸、第1回転伝達部および第2軸を介して被動力伝達部に伝達されるため、駆動手段の駆動力を第2軸に直接伝達する場合に比較し、第1軸を採用した分駆動手段の設置位置に対する制約が減少し、これによって装置設計におけるレイアウト上の自由度を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1軸と第2軸との間に介設される第1回転伝達部にベベルギヤ機構が採用されているため、第1軸を第2軸に対して交差させるように設置することが可能になり、第1軸に接続される駆動手段の設置位置設定の自由度を向上させることができる。
また、第2軸の回転を各被動力伝達部に伝達する第2回転伝達部にウォームギヤ機構が適用されているため、第2軸にウォームを採用することにより、第2軸の回転力を増幅した回転力が被動力伝達部に伝達され、これによって被動力伝達部を大きな負荷に耐え得るものにすることができる。
請求項3記載の発明によれば、トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのそれぞれに設けられたトナーを攪拌する攪拌機構は、装置本体内の他の機器を駆動させる駆動手段からの駆動力により駆動されるため、トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのそれぞれに専用の駆動手段が採用されている場合に比較し、専用の駆動手段がない分部品点数が減少して部品コストが低減され、延いては画像形成装置の製造コストの低減化に貢献することができる。
また、専用の駆動手段を設けない分装置本体内に余裕のある空間が形成され、これによって各種のメンテナンス作業が容易に行い得るようになる一方、余裕のある空間をなくすレイアウト設計を行うことにより画像形成装置のコンパクト化に寄与することができる。
請求項4記載の発明によれば、トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのそれぞれに設けられたトナーを攪拌する攪拌手段は、装置本体内の他の機器を駆動させる駆動手段からの駆動力により駆動されるため、トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのそれぞれに専用の駆動手段が採用されている場合に比較し、専用の駆動手段がない分部品点数が減少して部品コストが低減され、延いては画像形成装置の製造コストの低減化に貢献することができる。
また、専用の駆動手段を設けない分装置本体内に余裕のある空間が形成され、これによって各種のメンテナンス作業が容易に行い得るようになるとともに、余裕のある空間を詰めたレイアウト設計を行うことにより画像形成装置のコンパクト化を実現することができる。
請求項5記載の発明によれば、駆動手段は、装置本体内の背面側に設けられたものが採用されるため、画像形成装置の装置本体内の前面側の空間が余裕のある状態になり、これによって装置本体の前面のドアーを開けることにより行なわれる日常的なメンテナンス作業を容易に行うことができるとともに、奥まった位置に駆動手段が設けられることにより、駆動手段が発する騒音を聞こえ難くすることができ、騒音対策上有効である。
請求項6記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の作用効果を確保した上で、駆動手段が回転軸の近傍に存在するような場合には、請求項3記載の発明のような第1軸を設けることなく、請求項3記載の発明の第2軸に相当する回転軸のみで対応することが可能になり、その分部品点数の削減、装置のコンパクト化および装置コストの低減化に貢献することができる。
まず、本発明に係る動力伝達機構が適用された画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係る動力伝達機構20が適用された画像形成装置の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置10は、複写機として使用されるものであり、胴内排紙型と称される箱形を呈した装置本体11と、この装置本体11の上部に設けられた、原稿画像を読み取る画像読取部16とを備えた基本構成を有している。前記装置本体11には、画像読取部16によって読み取られた原稿の画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙に転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14とが内装されている。
前記画像読取部16は、装置本体11の上面に開閉可能に設けられた原稿押え161と、装置本体11の上部の筐体内でコンタクトガラス163を介して原稿押え161と対向配置された光学系ユニット162とを備えている。コンタクトガラス163は、載置された原稿の原稿面を読み取るために原稿押え161より若干小さい平面形状に寸法設定されている。前記原稿押え161は、装置本体上面の一側辺に設けられた所定の軸回りに正逆回動して開閉可能になっている。
かかる画像読取部16の適所には、原稿読み取りや複写処理等に関する処理条件を入力操作するための図略の操作パネルが設けられている。この操作パネルには、図略の表示パネルやテンキー、さらにはスタートボタン、モード切換えキー等が設けられている。
前記光学系ユニット162は、図略の光源や複数のミラー、レンズユニット、さらにはCCD(charge coupled device)等を有している。そして、光源からの光が原稿面で反射され、この反射光がこれらミラーおよびレンズユニットを介して原稿情報としてCCDに入力されるようになっている。CCDに入力されたアナログ量としての原稿情報は、デジタル信号に変換されて所定の記憶装置に記憶されるようになっている。
前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙にトナー画像を形成させるものであり、本実施形態では、上流側(図1の紙面の右側)から下流側へ向けて順次配設されたマゼンタ用ユニット12Mと、シアン用ユニット12Cと、イエロー用ユニット12Yと、ブラック用ユニット12Kとが備えられている。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム121および現像装置122がそれぞれ備えられている。各感光体ドラム121は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置122からトナーの供給を受けるようになっている。各現像装置122には、装置本体11の前面側(図1の紙面の表側)に配設されたトナーカートリッジ90からトナーが補給されるようになっている。
各感光体ドラム121の直下位置には帯電器123がそれぞれ設けられているとともに、帯電器123のさらに下方位置には露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記帯電器123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で入力された画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成されるようになっている。かかる静電潜像に現像装置122からトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
感光体ドラム121の上方位置には、当該各感光体ドラム121に当接するように駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間に張設された転写ベルト125が設けられている。この転写ベルト125は、各感光体ドラム121に対応して設けられた転写ローラ125cによって感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラと従動ローラとの間を周回するようになっている。
従って、転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の転写が行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエローのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、これによって転写ベルト125の表面にカラーのトナー像が形成される。この転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写されることになる。
そして、各感光体ドラム121の図1における左方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置126が設けられている。クリーニング装置126によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電器123へ向かうことになる。
クリーニング装置126で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通ってトナー回収ボトル80に回収され、貯留されるようになっている。
画像形成部12の図1における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられ、用紙貯留部14からの用紙がこの搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ125aに掛け回されている転写ベルト125へ向けて搬送されるようになっている。かかる用紙搬送路111には、駆動ローラ125aと対向した位置に転写ベルト125の表面と当接した第2転写ローラ113が設けられ、用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pが転写ベルト125と第2転写ローラ113とに押圧挟持されることによって転写ベルト125上のトナー像が当該用紙Pに転写されるようになっている。
そして、転写ベルト125の図1における右端部には、当該転写ベルト125の表面に残留した残留トナーを除去する転写ベルト用クリーニング装置127が設けられ、用紙Pへの転写処理が完了した転写ベルト125は、表面の残留トナーがこの転写ベルト用クリーニング装置127によって取り除かれ清浄化された状態で次の転写処理へ向けて周回されるようになっている。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、内部に加熱源である通電発熱体を備えた定着ローラ131と、図1における左方でこの定着ローラ131と対向配置された加圧ローラ132とを備えて構成されている。そして、帯電器123を介して画像形成部12から導出された転写処理済の用紙Pは、これら定着ローラ131および加圧ローラ132間に押圧挟持されつつ定着ローラ131により加熱される熱処理でトナー画像が定着され、用紙上に安定した状態のカラー画像が形成されるようになっている。
定着処理の完了したカラー画像付の用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って装置本体11に設けられた胴内排紙トレイ115へ向けて排出されることになる。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に挿脱自在に装着された用紙トレイ141を有している。用紙トレイ141には用紙束が貯留されるようになっている。そして、用紙トレイ141に貯留された用紙束からピックアップローラ142の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、用紙搬送路111を通って画像形成部12へ導入されるようになっている。
このように構成された画像形成装置10には、搬送ローラ対112に駆動回転を与える駆動モータの駆動力をトナー回収ボトル80内に設けられた攪拌機構に伝達する動力伝達機構20が設けられている。
以下、この動力伝達機構20について、図2〜図5を基に説明する。図2は、搬送ローラ対112並びにトナー回収ボトル80およびトナーカートリッジ90を背面側からみた斜視図であり、図3は、その要部の部分拡大斜視図である。また、図4は、トナー回収ボトル80の一部切り欠き斜視図である。さらに、図5は、動力伝達機構20を説明するための当該動力伝達機構20の斜視スケルトン図である。なお、図2〜図5においては、各トナー回収ボトル80および各トナーカートリッジと対向する位置に感光体ドラム121や現像装置122等の画像形成部12を構成する機器の図示を省略している。
まず、用紙搬送路111の用紙貯留部14と対向した下流端には、図2に示すように、用紙搬送方向に直交する用紙幅方向に亘って並設された複数枚の搬送フィン111aが設けられ、用紙Pは、これら複数枚の搬送フィン111aに案内されつつ搬送ローラ対112の駆動で上方へ向けて搬送されるようになっている。
一方、前記トナー回収ボトル80は、本実施形態においては、図2の左右方向に向けて右側から順にブラック用トナー回収ボトル81、イエロー用トナー回収ボトル82、シアン用トナー回収ボトル83、マゼンタ用トナー回収ボトル84および転写ベルト用トナー回収ボトル85の合計5つが並設されている。
ブラック用トナー回収ボトル81には、ブラック用ユニット12Kのクリーニング装置126(図1)によって回収された感光体ドラム121周面からの回収トナー(廃トナー)が貯留され、イエロー用トナー回収ボトル82には、イエロー用ユニット12Yのクリーニング装置126によって回収された感光体ドラム121周面からの廃トナーが貯留され、シアン用トナー回収ボトル83には、シアン用ユニット12Cのクリーニング装置126によって回収された感光体ドラム121周面からの廃トナーが貯留され、マゼンタ用トナー回収ボトル84には、マゼンタ用ユニット12Mのクリーニング装置126によって回収された感光体ドラム121周面からの廃トナーが貯留され、転写ベルト用トナー回収ボトル85には、転写ベルト用クリーニング装置127によって回収された転写ベルト125表面からの廃トナーが貯留されるようになっている。
各トナー回収ボトル81〜85には、図4に示すように、回収された廃トナーを攪拌しながら内部に送り込むスイープローラ(攪拌機構)86が設けられ、このスイープローラ86の回転によって各トナー回収ボトル81〜85内で廃トナーが偏在するのを防止するようになされている。
そして、本発明に係る動力伝達機構20は、前記搬送ローラ対112を軸心回りに駆動回転させる駆動モータ(駆動手段)30の駆動力を前記スイープローラ86にも及ぼすように構成されたものであり、複数の搬送ローラ対112が一体回転可能に同心で装着されるローラ軸(第1軸)40と、並設されたトナー回収ボトル80に沿い、かつ、ローラ軸40と直交するように配設されたウォーム軸(第2軸)50と、このウォーム軸50および前記ローラ軸40間に介設された第1回転伝達部60と、前記ウォーム軸50およびスイープローラ86間に介設された第2回転伝達部70とを備えて構成されている。
以下、かかる動力伝達機構20について図5を基に詳細に説明する。図5に示すように、駆動モータ30の駆動力は、駆動軸31に同心で一体に設けられた駆動ギヤ32と、この駆動ギヤ32に噛合する当該駆動ギヤ32より大径のアイドルギヤ33と、このアイドルギヤ33に噛合したローラ軸40と同心で一体のローラギヤ41とを介してローラ軸40に伝達されるようになっている。
本実施形態においては、レイアウト上の条件と、駆動回転の伝達力とを勘案して駆動軸31とローラ軸40との間に駆動ギヤ32、アイドルギヤ33およびローラギヤ41を介設しているが、本発明は、駆動軸31とローラ軸40との間にこれらのギヤを介設することに限定されるものではなく、アイドルギヤ33を省略したり、あるいはさらに別のアイドルギヤを介設する等、状況に応じて適宜対応することができる。
前記第1回転伝達部60は、ローラ軸40におけるローラギヤ41と反対側の端部に同心で一体に設けられた第1伝達ギヤ61と、この第1伝達ギヤ61に噛合した第2伝達ギヤ62と、この第2伝達ギヤ62と同心で一体の第3伝達ギヤ63と、この第3伝達ギヤ63に噛合する第4伝達ギヤ64と、この第4伝達ギヤ64に同心で一体に形成された径寸法が第4伝達ギヤ64より小さい第1ベベルギヤ65と、前記ウォーム軸50に同心で一体に装着され、かつ、第1ベベルギヤ65と噛合する第2ベベルギヤ66とを備えて構成されている。因みに、第1ベベルギヤ65と第2ベベルギヤ66とから本発明に係るベベルギヤ機構が構成されている。
かかる構成の第1回転伝達部60によれば、ローラ軸40の回転は、第1伝達ギヤ61、第2伝達ギヤ62、第3伝達ギヤ63および第4伝達ギヤ64を介して第1ベベルギヤ65に伝達され、この第1ベベルギヤ65の回転は、回転方向が90°変更された状態で第2ベベルギヤ66を介してウォーム軸50に伝達されることになる。
なお、本実施形態においては、レイアウト上の条件と、駆動回転の伝達力とを勘案してローラ軸40とウォーム軸50との間に第1〜第4伝達ギヤ61,62,63,64を介設しているが、本発明は、ローラ軸40とウォーム軸50との間に第1〜第4伝達ギヤ61,62,63,64を介設することに限定されるものではなく、第1〜第4伝達ギヤ61,62,63,64を省略してローラ軸40に直接第1ベベルギヤ65を装着したり、あるいは伝達ギヤの個数を増減したりするなど状況に応じて適宜対応することができる。
前記第2回転伝達部70は、前記各トナー回収ボトル81〜85と対応してウォーム軸50に同心で一体に外嵌された5つのウォームギヤ71と、各ウォームギヤ71に噛合する5つのピニオン72とを備えて構成されている。
前記ウォームギヤ71としては、ブラック用トナー回収ボトル81に対応したブラック用ウォームギヤ711と、イエロー用トナー回収ボトル82に対応したイエロー用ウォームギヤ712と、シアン用トナー回収ボトル83に対応したシアン用ウォームギヤ713と、マゼンタ用トナー回収ボトル84に対応したマゼンタ用ウォームギヤ714と、転写ベルト用トナー回収ボトル85に対応した転写ベルト用ウォームギヤ715とが採用されている。
前記ピニオン72としては、ブラック用ウォームギヤ711に噛合したブラック用ピニオン721と、イエロー用ウォームギヤ712に噛合したイエロー用ピニオン722と、シアン用ウォームギヤ713に噛合したシアン用ピニオン723と、マゼンタ用ウォームギヤ714に噛合したマゼンタ用ピニオン724と、転写ベルト用ウォームギヤ715に噛合した転写ベルト用ピニオン725とが採用されている。
各ピニオン721〜725は、各トナー回収ボトル81〜85に対応してそれぞれ設けられた前記スイープローラ86を支持するスイープローラ軸87に同心で一体回転可能に外嵌されている。
従って、ウォーム軸50の軸心回りの回転による各ウォームギヤ711〜715の回転は、それぞれに対応した各ピニオン721〜725を介して各スイープローラ軸87に伝達され、各スイープローラ軸87の軸心回りの回転による各スイープローラ86の一体回転によって各トナー回収ボトル81〜85内の回収トナーが攪拌され、これによって廃トナーがトナー回収ボトル80内で偏在するのを防止するようになされている。
このように構成された動力伝達機構20によれば、駆動モータ30の駆動による駆動軸31の軸心回りの回転は、駆動ギヤ32、アイドルギヤ33およびローラギヤ41を介してローラ軸40に伝達され、当該ローラ軸40の軸心回りの回転によって搬送ローラ対112が回転し、これによって用紙トレイ141(図1)からピックアップローラ142を介して用紙搬送路111へ送り込まれた用紙Pは、第2転写ローラ113と転写ベルト125の図1における左端部との間へ向けて搬送されることになる。
これと同時に、ローラ軸40の軸心回りの回転は、第1〜第4伝達ギヤ61,62,63,64並びに第1および第2ベベルギヤ65,66を介してウォーム軸50に伝達され、これによってウォーム軸50が軸心回りに回転する。このウォーム軸50の回転は、各ウォームギヤ711〜715を介して各ピニオン721〜725に伝達され、これによる各トナー回収ボトル81〜85内でのスイープローラ86の回転で各トナー回収ボトル81〜85内における回収トナーの偏在が防止される。
以上詳述したように、本実施形態に係る動力伝達機構20は、駆動モータ30の駆動力を各トナー回収ボトル81〜85に伝達するものであり、駆動モータ30の駆動で軸心回りに回転するローラ軸40と、第1回転伝達部60を介してローラ軸40の回転が伝達されることにより軸心回りに回転するウォーム軸50と、複数のトナー回収ボトル80(トナー回収ボトル81〜85)とウォーム軸50との間に介設され、ウォーム軸50の回転を一斉に各トナー回収ボトル81〜85に伝達する第2回転伝達部70とを備えて構成されている。
このように駆動モータ30の駆動力が、ローラ軸40、第1回転伝達部60、ウォーム軸50および第2回転伝達部70を介して複数の各トナー回収ボトル81〜85に一斉に伝達されるため、従来のように複数の各トナー回収ボトル81〜85のそれぞれに専用の駆動モータを設ける場合に比較し、駆動モータの台数を1台に削減することが可能になり、その分動力伝達機構20が設けられる画像形成装置10のコンパクト化に寄与することができるとともに、装置コストの低減化に貢献することができる。
また、駆動モータ30の駆動力がローラ軸40、第1回転伝達部60およびウォーム軸50を介して各トナー回収ボトル81〜85に伝達されるため、駆動モータ30の駆動力をウォーム軸50に直接伝達する場合に比較し、ローラ軸40を採用した分駆動モータ30の設置位置に対する制約が減少し、装置設計におけるレイアウト上の自由度を向上させることができる。
また、第1回転伝達部60はベベルギヤ機構(第1および第2ベベルギヤ65,66)を備えて構成されているため、ローラ軸40をウォーム軸50に対して交差させるように設置することが可能になり、ローラ軸40に接続される駆動モータ30の設置位置設定の自由度を向上させることができる。
また、ウォーム軸50の回転を各トナー回収ボトル81〜85に伝達する第2回転伝達部70にウォームギヤ機構(ウォームギヤ71およびこれに噛合するピニオン72)が適用されているため、ウォーム軸50の回転力を増幅した回転力が各トナー回収ボトル81〜85のスイープローラ軸87に伝達され、これによって各トナー回収ボトル81〜85のスイープローラ軸87に設けられたスイープローラ86が受ける大きな負荷に耐え得るようになる。
そして、本発明に係る画像形成装置10においては、このように構成された動力伝達機構20が搬送ローラ対112の軸心回りの回転と、各ユニット12M,12C,12Y,12Kおよび転写ベルト125に対応して設けられた各トナー回収ボトル81〜85のそれぞれに内装されたスイープローラ86の回転に適用されているため、各トナー回収ボトル81〜85のそれぞれに専用の駆動モータ30が採用されている場合に比較し、専用の駆動モータ30がない分部品点数が減少して部品コストが低減され、延いては画像形成装置の製造コストの低減化に貢献することができる。
また、専用の駆動モータ30を設けない分装置本体内に余裕のある空間が形成され、これによって各種のメンテナンス作業が容易に行い得るようになる一方、余裕のある空間をなくすレイアウト設計を行うことにより画像形成装置10のコンパクト化に貢献することができる。
しかも、駆動モータ30は、元々搬送ローラ対112を回転させるためのものであるため、かかる駆動モータ30を兼用することによって、新たにスイープローラ86用の駆動モータを採用する必要がなくなり、それぞれを対象として専用の駆動モータ30を設けなくてもよい分部品点数の削減に貢献することができる。
さらに、駆動モータ30は、装置本体11内の背面側に設けられ、これによって装置本体11内の前面側の空間が余裕のある状態になるため、装置本体11の前面のドアーを開けることにより行なわれる日常的なメンテナンス作業を容易に行うことができるとともに、従来、装置本体11の前面側に駆動モータが設けられていたことによる騒音を減少させることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、動力伝達機構20が画像形成装置10に適用された場合を例に挙げて説明したが、本発明は、動力伝達機構20が画像形成装置10に適用されることに限定されるものではなく、各種の機械装置において、駆動モータ30の駆動力を異なった被動力伝達手段に同時に伝達する場合に広く適用することができる。
(2)上記の実施形態においては、ウォーム軸50の回転を第2回転伝達部70を介して各トナー回収ボトル81〜85の各スイープローラ軸87に伝達するようになされているが、本発明は、ウォーム軸50の回転を各トナー回収ボトル81〜85の各スイープローラ軸87に伝達することに限定されるものではなく、各トナーカートリッジ90にそれぞれ内装された、当該トナーカートリッジ90内のトナーを攪拌するための攪拌機構へ伝達するようにしてもよい。
(3)上記の実施形態においては、駆動モータの駆動により駆動される機器の組み合わせとして、用紙Pを搬送する搬送手段のローラ軸40と、廃トナーを貯留するトナー回収ボトル80のスイープローラ86とが挙げられているが、この組み合わせの他に、装置本体11内に設けられている各種の駆動機器の組み合わせに適用することができる。
(4)上記の実施形態においては、駆動モータ30駆動力をローラ軸40および第1回転伝達部60を介してウォーム軸50に伝達するようになされているが、駆動モータ30がウォーム軸50の近傍に存在するような場合には、駆動モータ30の駆動力をローラ軸40を介することなく直接あるいは変速機構等を介してウォーム軸50に伝達するようにしてもよい。こうすることによって、制御部40を採用しない分部品点数の低減化に寄与することが可能になり、装置コストの低減化に貢献することができる。
(5)上記の実施形態においては、ウォーム軸50の駆動力をスイープローラ軸87へ伝達するための第2回転伝達部70として、ウォームギヤ71およびピニオン72からなるウォーム機構が採用されているが、本発明は、第2回転伝達部70がウォーム機構であることに限定されるものではなく、ハスバ歯車をも用いたものであってもよい。
本発明に係る動力伝達機構が適用された画像形成装置の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。 搬送ローラ対並びにトナー回収ボトルおよびトナーカートリッジを背面側からみた斜視図である。 図2の要部の部分拡大斜視図である。 トナー回収ボトルの一部切り欠き斜視図である。 動力伝達機構を説明するための当該動力伝達機構の斜視スケルトン図である。
符号の説明
10 画像形成装置 11 装置本体
111 用紙搬送路 112 搬送ローラ対
113 第2転写ローラ 114 排紙搬送路
115 胴内排紙トレイ 12 画像形成部
12M マゼンタ用ユニット 12C シアン用ユニット
12Y イエロー用ユニット 12K ブラック用ユニット
121 感光体ドラム 122 現像装置
123 帯電器 124 露光装置
125 転写ベルト 126 クリーニング装置
127 転写ベルト用クリーニング装置
13 定着部 131 定着ローラ
132 加圧ローラ 14 用紙貯留部
141 用紙トレイ 142 ピックアップローラ
20 動力伝達機構 30 駆動モータ(駆動手段)
31 駆動軸 32 駆動ギヤ
33 アイドルギヤ 40 ローラ軸(第1軸)
41 ローラギヤ 50 ウォーム軸(第2軸)
60 第1回転伝達部 61 第1伝達ギヤ
62 第2伝達ギヤ 63 第3伝達ギヤ
64 第4伝達ギヤ 65 第1ベベルギヤ
66 第2ベベルギヤ 70 第2回転伝達部
71 ウォームギヤ 711 ブラック用ウォームギヤ
712 イエロー用ウォームギヤ
713 シアン用ウォームギヤ
714 マゼンタ用ウォームギヤ
715 転写ベルト用ウォームギヤ
72 ピニオン 721 ブラック用ピニオン
722 イエロー用ピニオン 723 シアン用ピニオン
724 マゼンタ用ピニオン 725 転写ベルト用ピニオン
80 トナー回収ボトル
81 ブラック用トナー回収ボトル
82 イエロー用トナー回収ボトル
83 シアン用トナー回収ボトル
84 マゼンタ用トナー回収ボトル
85 転写ベルト用トナー回収ボトル
86スイープローラ(攪拌機構(被動力伝達部))
87 スイープローラ軸 90 トナーカートリッジ
P 用紙

Claims (6)

  1. 所定の駆動手段の駆動力を複数の被動力伝達部に伝達する動力伝達機構であって、
    前記駆動手段の駆動で軸心回りに回転する第1軸と、
    所定の第1回転伝達部を介して前記第1軸の回転が伝達されることにより軸心回りに回転する第2軸と、
    前記複数の被動力伝達部と前記第2軸との間に介設され、第2軸の回転を一斉に各被動力伝達部に伝達する複数の第2回転伝達部とを備えて構成されていることを特徴とする動力伝達機構。
  2. 前記第1回転伝達部はベベルギヤ機構を備えて構成され、前記第2回転伝達部はウォームギヤ機構を備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の動力伝達機構。
  3. 請求項1または2記載の動力伝達機構が設けられた画像形成装置であって、
    所定の装置本体内に配設された現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジと、前記現像装置から供給されたトナーにより周面に形成されたトナー像を用紙に転写した後の所定の感光体ドラムに残留した残留トナーが回収されて貯留されるトナー回収ボトルとが備えられ、
    前記被動力伝達部は、前記トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのいずれか一方または双方に設けられたトナーを攪拌する攪拌機構であり、
    前記駆動手段は、前記装置本体内の前記攪拌機構以外の機器を駆動させるべく設けられているものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記攪拌機構以外の機器は、装置本体内で用紙を搬送する搬送ローラであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動手段は、前記装置本体内の背面側に設けられていることを特徴とする請求項3または4記載の画像形成装置。
  6. 所定の駆動手段の駆動力を複数の被動力伝達部に伝達する動力伝達機構であって、
    前記駆動手段の駆動で軸心回りに回転する回転軸と、
    前記複数の被動力伝達部と前記回転軸との間に介設され、回転軸の回転を一斉に各被動力伝達部に伝達する回転伝達部とを少なくとも具備する動力伝達機構を備えた画像形成装置であって、
    所定の装置本体内に配設された現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジと、前記現像装置から供給されたトナーにより周面に形成されたトナー像を用紙に転写した後の所定の感光体ドラムに残留した残留トナーが回収されて貯留されるトナー回収ボトルとが備えられ、
    前記被動力伝達部は、前記トナーカートリッジおよびトナー回収ボトルのいずれか一方または双方に設けられたトナーを攪拌する攪拌機構であり、
    前記駆動手段は、前記装置本体内の前記攪拌機構以外の機器を駆動させるべく設けられているものであることを特徴とする画像形成装置。
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