JP2018017966A - 画像形成装置、画像形成装置に装着されるトナー容器 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置に装着されるトナー容器 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー容器が画像形成装置の装着部に装着されたときに、トナー容器が備える複数の回転部材それぞれに対して簡単な機構で伝達ロスが少なく、確実に回転駆動力を伝達することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10は、トナーコンテナ3を装着可能な装着部58と、装着部58にトナーコンテナ3が装着された状態でトナーコンテナ3が備えるスパイラル部材95に回転駆動力を伝達可能にスパイラル部材95と連結する第1出力ジョイント61と、トナーコンテナ3が備えるスパイラル部材108に回転駆動力を伝達可能にスパイラル部材108と連結する第2出力ジョイント62と、第1出力ジョイント61と第2出力ジョイント62と間に設けられ、第1出力ジョイント61から第2出力ジョイント62に回転駆動力を伝達する伝達ギヤ213と、を備える。【選択図】図15

Description

本発明は、トナー容器が装着可能な画像形成装置に関する。
従来、トナーを含む現像剤を用いて用紙に画像を形成可能な画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置には、内部に設けられた現像装置にトナーを補給するためのトナー容器(トナーコンテナ)が設けられている。トナー容器は、画像形成装置に設けられた装着部に着脱可能に設けられている(特許文献1参照)。前記トナー容器内のトナーが消費されてトナー容器が空になると、画像形成装置からトナー容器が取り外されて、未使用トナーが収容された新しいトナー容器に交換される。
また、前記トナー容器には、収容された未使用のトナーを画像形成装置の現像装置に搬送するための搬送部材(回転部材)が設けられている。前記搬送部材として、スパイラル状の羽根を有し、回転されることによって前記羽根がトナーに接触しつつ一方向にトナーを搬送するスパイラル部材が知られている。前記搬送部材は、トナー容器が前記装着部に装着された状態で、前記装着部から軸継ぎ手などを介して回転駆動力を受ける。具体的には、前記搬送部材の回転軸に軸継ぎ手として駆動入力部が取り付けられており、また、前記装着部には前記駆動入力部と連結される軸継ぎ手として駆動出力部が設けられている。そして、トナー容器が前記装着部に装着される過程で、前記駆動入力部が前記駆動出力部に連結される。この状態で、所定の駆動源からの回転駆動力が前記駆動出力部から前記駆動入力部に伝達される。
また、従来の画像形成装置には、トナー画像の転写後に感光体ドラムに残留したトナー(廃トナー)を除去するクリーニング装置と、このクリーニング装置によって除去された廃トナーを収容するための廃トナー容器とが設けられている。
特開2011−180598号公報
しかしながら、従来の画像形成装置において装置の小型化及び省スペース化が優先されると、トナー容器及び廃トナー容器の両方を画像形成装置内に設けることは好ましくない。一方、装置の小型化及び省スペース化を実現するために、トナー容器を、未使用のトナー及び廃トナーそれぞれを収容可能な2つの収容部を有する構成とすると、各収容部それぞれに、トナーを搬送するための搬送部材を設ける必要がある。この場合、2つの搬送部材それぞれに対応する2つの前記駆動出力部を設ける必要がある。上述したように、従来の駆動出力部は、駆動源からの回転駆動力を伝達するものであるため、例えば、一つのトナー容器に対して複数の駆動出力部が設けられている場合、駆動源から各駆動出力部それぞれに至る駆動伝達経路が必要となり、駆動伝達機構が煩雑となるだけでなく、装置が大型化するという問題がある。
本発明の目的は、トナー容器が画像形成装置の装着部に装着されたときに、トナー容器が備える複数の回転部材それぞれに対して簡単な機構で伝達ロスが少なく、確実に回転駆動力を伝達することが可能な画像形成装置及びトナー容器を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、長尺状のトナー容器と、前記トナー容器の長手方向が上下方向となるように前記トナー容器を装着可能な装着部と、を備える。前記トナー容器は、第1トナー収容部と、第1回転部材と、第2トナー収容部と、第2回転部材と、を備える。前記第1トナー収容部は、内部にトナーを収容可能であり、前記長手方向の一方側に設けられている。前記第1回転部材は、前記第1トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記長手方向に直交する前記トナー容器の奥行き方向へ延びている。前記第2トナー収容部は、内部にトナーを収容可能であり、前記長手方向の他方側に設けられている。前記第2回転部材は、前記第2トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記奥行き方向へ延びている。前記装着部又は前記トナー容器のいずれか一方は、第1駆動連結部と、第2駆動連結部と、伝達部材とを備える。前記第1駆動連結部は、前記第1回転部材に回転駆動力を伝達可能に前記第1回転部材と連結する。前記第2駆動連結部は、前記第2回転部材に前記回転駆動力を伝達可能に前記第2回転部材と連結する。前記伝達部材は、前記第1駆動連結部と前記第2駆動連結部との間に設けられ、前記第1駆動連結部及び前記第2駆動連結部のいずれか一方から他方へ前記回転駆動力を伝達する。
本発明の他の局面に係るトナー容器は、容器本体の長手方向が上下方向となるように画像形成装置の装着部に装着可能に構成されている。前記トナー容器は、第1トナー収容部と、第1回転部材と、第2トナー収容部と、第2回転部材と、第1駆動連結部と、第2駆動連結部と、伝達部材と、を備える。前記第1トナー収容部は、前記容器本体の前記長手方向の一方側に設けられ、内部にトナーを収容可能である。前記第1回転部材は、前記第1トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記長手方向に直交する前記トナー容器の奥行き方向へ延びている。前記第2トナー収容部は、前記容器本体の前記長手方向の他方側に設けられ、内部にトナーを収容可能である。前記第2回転部材は、前記第2トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記奥行き方向へ延びている。前記第1駆動連結部は、前記容器本体に回転可能に支持され、前記第1回転部材に回転駆動力を伝達可能に前記第1回転部材と連結する。前記第2駆動連結部は、前記容器本体に回転可能に支持され、前記第2回転部材に前記回転駆動力を伝達可能に前記第2回転部材と連結する。前記伝達部材は、前記第1駆動連結部と前記第2駆動連結部との間に設けられ、前記第1駆動連結部及び前記第2駆動連結部のいずれか一方から他方へ前記回転駆動力を伝達する。
本発明によれば、トナー容器が画像形成装置の装着部に装着されたときに、トナー容器が備える複数の回転部材それぞれに対して簡単な機構で伝達ロスが少なく、確実に回転駆動力を伝達することが可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示す斜視図である。 図2は、画像形成装置の構成を示す断面図である。 図3は、画像形成装置が備える画像形成ユニットの内部構造を模式的に示す断面図である。 図4は、トナーコンテナの装着部を示す図である。 図5は、マゼンタ色及び黒色用のトナーコンテナの構成を示す斜視図である。 図6は、マゼンタ色及び黒色用のトナーコンテナの内部構造を示す斜視図である。 図7は、マゼンタ色用のトナーコンテナの裏面側の構成を示す斜視図である。 図8は、マゼンタ色用のトナーコンテナの裏面側の構成を示す斜視図である。 図9は、マゼンタ色用のトナーコンテナの表面側の構成を示す図である。 図10は、図9のX−X切断線の断面図である。 図11は、図9のXI−XI切断線の断面図である。 図12は、マゼンタ色用のトナーコンテナの裏面の構成を示す部分拡大図である。 図13は、マゼンタ色用のトナーコンテナの蓋部材及び内部部材の構成を示す斜視図である。 図14は、トナーコンテナが備えるギヤ伝達機構の拡大図である。 図15は、画像形成装置が備える駆動伝達機構の構成を示す模式図である。 図16は、本発明の第2実施形態に係る駆動伝達機構の構成を示す模式図である。
[第1実施形態]
以下、適宜図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。以下に説明される第1実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、前記設置状態において図1に示される給紙カセット22が挿抜される面を前面として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の前面を基準として左右方向D3を定義する。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10は、少なくとも印刷機能を備えている。画像形成装置10は、例えばタンデムタイプのカラープリンターである。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は筐体11を備える。筐体11は、全体として略直方体形状である。筐体11の内部に、画像形成装置10を構成する各構成要素が設けられている。なお、図1では、筐体11の右側面のカバーが外された状態が示されている。
図2に示されるように、画像形成装置10は、複数の画像形成ユニット15(15Y,15C,15M,15K)、中間転写ユニット16、光走査装置17、一次転写ローラー18、二次転写ローラー19、定着装置20、シートトレイ21、給紙カセット22、搬送路24、及び画像形成装置10の各部を制御する制御基板26などを備える。また、画像形成装置10は、筐体11の内部に着脱可能に構成されたトナーコンテナ3(トナー容器の一例、図1参照)を備えている。本実施形態では、画像形成装置10は4つの画像形成ユニット15を備えている。
図3は、画像形成ユニット15の中央部分の断面図である。画像形成ユニット15は、電子写真方式に基づいてトナー像を形成する。図3に示されるように、画像形成ユニット15各々は、ドラムユニット31、帯電装置32、現像装置33などを備えている。
図2に示されるように、画像形成ユニット15は、筐体11の内部において前記前後方向D2に沿って並設されており、所謂タンデム方式に基づいてカラー画像を形成する。具体的に、画像形成ユニット15Yではイエロー色のトナー像が形成される。また、画像形成ユニット15C,15M,15Bのそれぞれでは、シアン色のトナー像、マゼンタ色のトナー像、黒色のトナー像がそれぞれ形成される。中間転写ユニット16の転写ベルト35の移動方向(矢印D10方向)の下流側(図2の左側)から順に、イエロー用の画像形成ユニット15Y、シアン色用の画像形成ユニット15C、マゼンタ色用の画像形成ユニット15M、黒色用の画像形成ユニット15Kがその順番で一列に配置されている。
各ドラムユニット31は、感光体ドラム41、ドラムクリーニング装置42、及びこれらを支持するハウジング44を備える。ハウジング44は、前記左右方向D3に長い形状である。感光体ドラム41は、現像装置33によって現像されるトナー像を保持するものであり、筒状に形成された部材である。感光体ドラム41は、ハウジング44に回転可能に支持されている。
画像形成ユニット15各々において、感光体ドラム41は帯電装置32によって所定の電位に一様に帯電されると、光走査装置17により感光体ドラム41各々の表面に画像データに基づくレーザー光が照射される。これにより、感光体ドラム41各々の表面に静電潜像が形成される。そして、その静電潜像は現像装置33によってトナー像として現像(可視像化)される。感光体ドラム41に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラー18各々によって転写ベルト35に順に重ね合わせて転写される。次に、転写ベルト35上のカラー像は、二次転写ローラー19によって印刷用紙に転写される。印刷用紙に転写されたカラー像は、定着装置20によって印刷用紙に定着され、その後、シート排出口28からシートトレイ21に排出される。
ドラムクリーニング装置42は、転写後の感光体ドラム41に残留するトナーを除去する。ドラムクリーニング装置42は、感光体ドラム41の後方側に配置されている。ドラムクリーニング装置42は、感光体ドラム41ごとに設けられている。各ドラムクリーニング装置42は、クリーニング部材であるクリーニングブレード45、スパイラル部材46を備えている。クリーニングブレード45及びスパイラル部材46は、前記左右方向D3に長い形状である。クリーニングブレード45及びスパイラル部材46がハウジング44に支持されている。クリーニングブレード45は、感光体ドラム41とほぼ同じ長さを有する。クリーニングブレード45の先端は感光体ドラム41の表面に接触して又は近接して配置されている。スパイラル部材46は、トナー搬送部材であり、軸周りに螺旋形状の羽根を有する。スパイラル部材46は、ハウジング44内で回転可能に支持されている。
スパイラル部材46の支軸に回転駆動力が入力されることによってスパイラル部材46が回転する。クリーニングブレード45は、感光体ドラム41が回転されると、一次転写ローラー18による転写後に感光体ドラム41の表面に残留した使用済みトナーを取り除く。この取り除かれたトナーは、廃棄対象のトナーであることから、一般に廃トナーと称されている。前記廃トナーは、回転するスパイラル部材46によって一方向へ搬送される。具体的には、前記廃トナーは、感光体ドラム41の軸方向(長手方向)の一方側(本実施形態では右側)へ搬送される。その後、前記廃トナーは、トナーコンテナ3の下側収容部72に排出されて回収される。
図3に示されるように、現像装置33は、ハウジング50、第1撹拌部材52、第2撹拌部材53、現像ローラー54などを備えている。ハウジング50の底部にトナー(現像剤)が収容されており、このトナーが第1撹拌部材52及び第2撹拌部材53によって撹拌されつつ搬送される。第1撹拌部材52の上部に位置するハウジング50の壁面51には、補給口56が形成されている。補給口56は、壁面51の右端部に形成されている。トナーコンテナ3から排出されたトナーは、補給口56からハウジング50の内部に補給される。現像ローラー54は、内蔵される磁極によって、ハウジング50の底部からトナーを汲み上げて、そのトナーを外周面に保持する。現像ローラー54上に保持されたトナーは、現像ローラー54と感光体ドラム41との間に印加された電位差によって、感光体ドラム41上の静電潜像に付着される。
図1に示されるように、筐体11の内部には、複数のトナーコンテナ3(3Y,3C,3M,3K)が取り付けられている。具体的には、4つのトナーコンテナ3が筐体11の内部の各装着部58(図4参照)に取り付けられている。また、本実施形態では、複数のトナーコンテナ3が前記前後方向D2に沿って並んだ状態で装着されており、最も後方の位置に、黒色用のトナーコンテナ3Kが配置されている。
各トナーコンテナ3は、上側収容部71(第1トナー収容部の一例)と、下側収容部72(第2トナー収容部の一例)とを有している。上側収容部71は、トナーコンテナ3が装着部58に装着された装着姿勢において、トナーコンテナ3の上部に配置されている。また、下側収容部72は、前記装着姿勢においてトナーコンテナ3の下部であって上側収容部71の下側に配置されている。
上側収容部71は、内部にトナーを収容可能な収容空間85(図6参照)を有しており、この収容空間85に補給用の未使用トナーが収容される。下側収容部72は、内部にトナーを収容可能な収容空間86(図6参照)を有しており、この収容空間86にドラムクリーニング装置42から排出された使用済みの前記廃トナーが収容される。トナーコンテナ3が装着部58に装着された状態で、各トナーコンテナ3の上側収容部71から前記未使用トナーが現像装置33の内部に補給される。また、各ドラムクリーニング装置42から排出された前記廃トナーが、トナーコンテナ3の下側収容部72に収容される。図1に示されるように、本実施形態では、4つのトナーコンテナ3は、画像形成ユニット15の右側であって、筐体11の右側カバー(不図示)の内側に設けられている。各トナーコンテナ3は、筐体11の右側において前記前後方向D2に並んで設けられている。トナーコンテナ3の詳細については後述する。
図2に示されるように、中間転写ユニット16は、4つの画像形成ユニット15の上側に、より詳細には、各感光体ドラム41の上側に設けられている。中間転写ユニット16は、転写ベルト35、駆動ローラー36、従動ローラー37、ベルトクリーニング装置38、を備える。なお、一次転写ローラー18は、中間転写ユニット16のフレーム(不図示)に支持されている。
転写ベルト35は、環状のベルト部材であり、前記前後方向D2に延在するように駆動ローラー36と従動ローラー37とによって張架されている。各ドラムユニット31は、転写ベルト35に沿って前記前後方向D2に配置されている。転写ベルト35は、感光体ドラム41から一次転写されたトナー像を表面に保持する。転写ベルト35が回転駆動されて矢印D10の方向へ移動する際に、各感光体ドラム41に保持された各色のトナー像が重ね合わさるように順次に転写ベルト35に転写される。
ベルトクリーニング装置38は、定着装置20の近傍に設けられている。詳細には、ベルトクリーニング装置38は、転写ベルト35の上側であって、筐体11の後方側に設けられている。ベルトクリーニング装置38の下方には、黒色用の画像形成ユニット15Kが配置されている。つまり、複数の画像形成ユニット15のうち、黒色用の画像形成ユニット15Kに最も近い位置にベルトクリーニング装置38が設けられている。ベルトクリーニング装置38は、転写ベルト35の表面に残留した使用済みトナーを除去し、除去された廃トナーをトナーコンテナ3Kの下側収容部72へ向けて搬送する。
図4に示されるように、筐体11の右端部には、トナーコンテナ3を着脱可能に支持するための4つの装着部58が設けられている。各装着部58は、筐体11の右端部に設けられた支持板49に固定されている。各装着部58は、各トナーコンテナ3を支持するためのブラケット59を有している。各トナーコンテナ3は、対応するブラケット59に着脱可能に支持される。
画像形成装置10には、モーターなどの駆動源30(図15(A)参照)が設けられている。装着部58には、駆動源30から出力された回転駆動力を伝達する駆動伝達機構200が設けられている。駆動伝達機構200は、4つの装着部58それぞれに設けられている。駆動伝達機構200は、装着部58にトナーコンテナ3が装着された状態で、トナーコンテナ3が備える後述のスパイラル部材95,108に駆動源30からの回転駆動力を伝達する。駆動伝達機構200の構成については後述する。
以下、図5乃至図14を参照して、マゼンタ色用のトナーコンテナ3Mの構成について説明する。図5及び図6には、トナーコンテナ3Mと、これに隣接するトナーコンテナ3Kが示されている。
トナーコンテナ3Kは、使用量の多い黒色のトナーを収容するためにトナーコンテナ3Mよりも外形及び容量が大きく形成されているが、この点を除き、双方とも概ね同じ構成である。したがって、トナーコンテナ3Kの構成については、トナーコンテナ3Mの構成と同じ符号を付すことによりその説明を省略する。また、トナーコンテナ3Y,3Cは、トナーコンテナ3Mと同じ構成であるため、これらの構成の説明は省略する。
なお、図5乃至図14には、トナーコンテナ3Mが装着部58(図4参照)に装着されたときの装着姿勢を基準にして、前記上下方向D1、前記前後方向D2、及び前記左右方向D3を示している。以下、前記装着姿勢のトナーコンテナ3Mに対して、前記上下方向D1をトナーコンテナ3Mの高さ方向D11と定義し、前記前後方向D2をトナーコンテナ3Mの幅方向D12と定義し、前記左右方向D3をトナーコンテナ3Mの奥行き方向D13と定義する。
トナーコンテナ3Mは、その長手方向が前記上下方向D1となるように装着部58に装着される。図5及び図6に示されるように、トナーコンテナ3Mは、前記装着姿勢において前記上下方向D1に長尺な形状に形成されている。トナーコンテナ3Mは、容器本体75を有する。容器本体75は、合成樹脂を射出成形して得られた樹脂成形品である。容器本体75は、前記高さ方向D11に長い形状に形成されており、前記幅方向D12に広く、前記奥行き方向D13に浅い形状に形成されている。
容器本体75は、上側に形成された上部ケース78と、下側に形成された下部ケース79と、蓋体76とを有している。つまり、容器本体75の前記高さ方向D11(長手方向)の一方側(上側)に上部ケース78が形成され、容器本体75の前記高さ方向D11(長手方向)の他方側(下側)に下部ケース79が形成さている。上部ケース78と下部ケース79とは、前記上下方向D1に分離されており、上部ケース78と下部ケース79との間に隙間を有する。容器本体75は、上部ケース78及び下部ケース79を一体に形成されている。上部ケース78の内部には、前記未使用トナーが収容可能な収容空間85が区画されている。つまり、上部ケース78によって上側収容部71の内部の収容空間85が区画されている。また、下部ケース79の内部には、前記廃トナーが収容可能な収容空間86が区画されている。つまり、下部ケース79によって下側収容部72の内部の収容空間86が区画されている。
上部ケース78の右側面に開口部81が形成されており、下部ケース79の右側面にも開口部82が形成されている。各開口部81,82は、同一面上に形成されている。各開口部81,82の開口縁には、フランジ83が形成されている。フランジ83は、前記奥行き方向D13に厚みを有する板状に形成されている。
蓋体76は、合成樹脂を射出成形して得られた樹脂成形品である。図5に示されるように、蓋体76は、開口部81及び開口部82を覆っている。蓋体76は、平板状の部材であり、フランジ83の外周形状に合致する形状に形成されている。蓋体76の外周縁761がフランジ83に合わせられた状態で、外周縁761とフランジ83とが溶着される。
図13は、蓋体76の内面762側の構成を示す斜視図である。図13では、撹拌部材91及びスパイラル部材95が容器本体75で支持された場合の姿勢が示されている。図13に示されるように、蓋体76の内面762には、複数のリブ77が設けられている。リブ77は、蓋体と一体に形成されている。複数のリブ77は、上部ケース78及び下部ケース79に対して蓋体76を位置決めするために用いられるものであり、蓋体76の外周縁761の近傍に設けられている。蓋体76の外周縁761がフランジ83に合わせられる過程で、リブ77が開口部81,82の内側に入り込む。これにより、リブ77は、蓋体76の外周縁761がフランジ83にぴったりと合うように、開口部81,82に対して蓋体76を案内する。
開口部81及び開口部82が1つの蓋体76によって閉塞されることにより、上側の収容空間85を有する上側収容部71が構成され、下側の収容空間86を有する下側収容部72が構成される。図11に示されるように、トナーコンテナ3Mの下側収容部72は、上側収容部71よりも、前記奥行き方向D13のサイズが大きく形成されている。
図6に示されるように、上側収容部71は、撹拌部材91、及び第1搬送部92を有する。具体的には、上側の収容空間85の内部にパドル状の撹拌部材91が設けられている。撹拌部材91は、収容空間85の内部で回転可能なように上部ケース78に支持されている。また、収容空間85の内部には、トナーを現像装置33に搬送するための第1搬送部92が設けられている。
撹拌部材91は、上側収容部71に回転可能に支持された回転部材である。撹拌部材91は、外部からの回転駆動力を受けて回転することにより、上側収容部71に収容されている前記未使用トナーを撹拌する。図11、図14、及び図15に示されるように、撹拌部材91は、後述のスパイラル部材95と平行に設けられている。撹拌部材91は、大別して、回転軸部材911と、フィルム状のパドル部912とを備えている。
図11に示されるように、回転軸部材911は、上側収容部71の収容空間85に回転可能に設けられている。回転軸部材911は、前記奥行き方向D13に長い形状に形成された軸部材である。回転軸部材911の軸方向の一方側(蓋体76側)の端部161は、上側収容部71の右側の壁面を構成する蓋体76の内面762に回転可能に支持されている。具体的には、内面762に軸受け部171が蓋体76と一体に形成されており、その軸受け部171によって端部161が回転可能に支持されている。また、回転軸部材911の軸方向の他方側(反対側)の端部162は、上部ケース78の左側(装着部58側)の側壁の内面785に回転可能に支持されている。具体的には、内面785に軸受け部172が上部ケース78と一体に形成されており、その軸受け部172によって端部162が回転可能に支持されている。これにより、回転軸部材911が収容空間85において回転可能に支持される。なお、回転軸部材911の端部161は、後述の第2伝達部192に連結されている。
図13に示されように、回転軸部材911は、軸本体としてのベース部160を有する。ベース部160は、前記奥行き方向D13へ延びる板状の部材である。ベース部160の蓋体76側に端部161が設けられており、ベース部160の反対側に端部162が設けられている。回転軸部材911は、樹脂成形品であり、ベース部160、端部161、及び端部162が一体に形成されている。
図13に示されるように、ベース部160は、2つの支持片165を有する。支持片165は、パドル部912を支持するためのものである。各支持片165は、ベース部160の側面に軸方向に間隔を隔てて配置されている。支持片165は、ベース部160の側面との間で微小隙間を形成する板片(支持片)であり、この微小隙間にパドル部912の端縁が挟み込まれるようにして固定される。
パドル部912は、厚みの薄いフィルム状に形成されたフィルム部材である。パドル部912は、例えば、ポリエステルやPET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂などのように弾性を有する合成樹脂材料で構成されている。パドル部912は、撹拌部材91が回転されることにより、上側収容部71に収容された前記未使用トナーに接触し、これにより、前記未使用トナーを撹拌する。
回転軸部材911に回転駆動力が入力されると、撹拌部材91は収容空間85内で一方向に回転される。本実施形態では、撹拌部材91は、図13に示す回転方向D31に回転される。これにより、回転するパドル部912によって、収容空間85内の前記未使用トナーが撹拌される。
図7及び図8に示されるように、第1搬送部92は、上部ケース78の左側の壁面781(対向面の一例)から外側へ延出する筒状の第1搬送ガイド部94と、第1搬送ガイド部94の内部に設けられたスパイラル部材95(第1回転部材、第1搬送部材の一例、図10参照)とを有している。言い換えると、スパイラル部材95は、トナーコンテナ3Mに設けられている。第1搬送ガイド部94は、上部ケース78に一体に形成されており、スパイラル部材95の回転中心と同じ中心を有する円筒形状に形成されている。ここで、壁面781は、装着部58に対するトナーコンテナ3Mの前記奥行き方向D13の一方側に位置しており、装着部58にトナーコンテナ3Mが装着されたときに対向される面である。なお、前記奥行き方向D13は、装着部58に対するトナーコンテナ3Mの着脱方向に一致している。
スパイラル部材95は、上側収容部71の内部に回転可能に設けられており、図10に示されるように、前記高さ方向D11に直交する前記奥行き方向D13へ延びている。言い換えると、スパイラル部材95は、装着部58に対して垂直な前記奥行き方向D13(垂直方向)へ延出している。スパイラル部材95は、収容空間85の内部に収容されている前記未使用トナーを第1搬送ガイド部94の内部を通って装着部58(図4参照)側へ搬送する搬送部材である。また、第1搬送ガイド部94は、スパイラル部材95によって搬送される前記未使用トナーを現像装置33に案内するガイド部材である。
図10に示されるように、スパイラル部材95は、回転軸96の軸周りに螺旋形状の羽根97を有する。スパイラル部材95の回転軸96の蓋体76側の端部961は、蓋体76の内面762に一体に形成された軸受け部99によって回転可能に支持されている。また、回転軸96の端部961は、後述の第1伝達部191に連結されている。
また、スパイラル部材95は、第1搬送ガイド部94の内部に挿通された状態で、回転軸96の反対側の部分が第1搬送ガイド部94によって回転可能に支持されている。具体的には、回転軸96の反対側の端部962には、外部から入力される回転駆動力の伝達を受ける第1入力部98(第1駆動入力部の一例)が取り付けられている。また、第1搬送ガイド部94の先端部には軸受け孔941(第1軸受け部の一例)が形成されている。軸受け孔941は、第1搬送ガイド部94の先端部を外側へ貫通する貫通孔である。軸受け孔941は、スパイラル部材95の回転軸96の端部962を第1搬送ガイド部94の先端部から外側へ挿通させるとともに、回転軸96を回転可能に支持する。これにより、回転軸96が軸受け孔941から外部に突出した状態で、端部962が第1搬送ガイド部94の内部で回転可能に支持されている。端部962には係合爪963(図13参照)が一体に形成されており、第1入力部98は軸受け孔941の外側から係合爪963に取り付けられている。
スパイラル部材95の回転軸96に回転駆動力が入力されると、スパイラル部材95は、収容空間85内で一方向に回転される。本実施形態では、第1入力部98に回転駆動力が入力されると、スパイラル部材95は、図12に示される回転方向D30に回転される。これにより、収容空間85内の前記未使用トナーが収容空間85から第1搬送ガイド部94の内部を通って、第1搬送ガイド部94の先端部へ向けて搬送される。
図10に示されるように、第1搬送ガイド部94の下側の外周面(以下、下面と略称する。)には、収容空間85に収容されたトナーを外部に排出するためのトナー排出口100が形成されている。トナー排出口100は、第1搬送ガイド部94の下面を構成する外周壁を鉛直下方に貫通する貫通開口である。本実施形態では、トナー排出口100は、第1搬送ガイド部94の下面においてもっとも第1入力部98側の端部に形成されている。
また、第1搬送ガイド部94の下面には、トナー排出口100を開閉するためのシャッター部材101が設けられている。シャッター部材101は、第1搬送ガイド部94の下面を第1搬送ガイド部94の長手方向(図10の左右方向)へスライド可能に第1搬送ガイド部94に支持されている。
本実施形態では、トナーコンテナ3Mが装着部58(図4参照)に装着されたときに、シャッター部材101は、トナー排出口100を閉塞する閉位置からトナー排出口100を開ける開位置に移動される。
また、トナーコンテナ3Mが前記装着姿勢にあるときにトナー排出口100が現像装置33の補給口56(図3参照)に位置合わせされて、トナー排出口100と補給口56とが接続すると、トナー排出口100から補給口56にトナーを補給可能になる。また、第1入力部98が、装着部58に設けられた第1出力ジョイント61(第1駆動連結部の一例、図4参照)に連結されると、第1出力ジョイント61から第1入力部98に回転駆動力が伝達可能となる。回転駆動力が第1入力部98に伝達されると、スパイラル部材95が回転することにより、収容空間85内のトナーが第1搬送ガイド部94を通じてトナー排出口100から補給口56に搬送されて、現像装置33内に補給される。
なお、第1出力ジョイント61には、断面矩形状の係合孔611(図4参照)が形成されており、この係合孔611に第1入力部98が挿入することにより、第1出力ジョイント61と第1入力部98とが、軸周り方向に係合する。これにより、第1出力ジョイント61からの回転駆動力が第1入力部98に伝達可能となる。
図4に示されるように、第1出力ジョイント61は装着部58に設けられている。第1出力ジョイント61は、画像形成装置10に設けられたモーターなどの駆動源30(図15(A)参照)から出力された回転駆動力を外部に出力するための駆動出力部である。このため、第1出力ジョイント61は、前記回転駆動力が伝達される後述する第1入力ギヤ201を有している。第1出力ジョイント61は、トナーコンテナ3Mが装着部58に装着された場合に、第1入力部98と前記左右方向D3に連結する。本実施形態では、4つの装着部58それぞれに第1出力ジョイント61が設けられている。つまり、4つの装着部58それぞれにトナーコンテナ3が装着されると、各第1出力ジョイント61は、各トナーコンテナ3が備える第1入力部98に連結する。
図5及び図9に示されるように、蓋体76には、ギヤ伝達機構103が設けられている。ギヤ伝達機構103は、蓋体76が開口部81,82を閉塞した状態で、スパイラル部材95の回転軸96と撹拌部材91の回転軸部材911とに連結される。これにより、第1入力部98からスパイラル部材95に伝達した回転駆動力は、ギヤ伝達機構103によって撹拌部材91に伝達する。つまり、ギヤ伝達機構103が設けられているため、前記回転駆動力が第1入力部98に入力されると、スパイラル部材95及び撹拌部材91が連動して回転される。
ギヤ伝達機構103は、スパイラル部材95の回転軸96に入力された前記回転駆動力を、回転軸96の端部961(図10参照)から撹拌部材91の回転軸部材911の端部161を経てパドル部912に伝達するものである。図14に示されるように、ギヤ伝達機構103は、回転軸96の端部961に連結された第1伝達部191と、回転軸部材911の端部161に連結された第2伝達部192と、これらの間に設けられたアイドルギヤ193と、を有する。
第1伝達部191は、アイドルギヤ193と連結する第1ギヤ1911を有している。第2伝達部192は、アイドルギヤ193と連結する第2ギヤ1921を有している。第1ギヤ1911、第2ギヤ1921、及びアイドルギヤ193は、蓋体76の表面に配置されている。具体的には、第1ギヤ1911、第2ギヤ1921、及びアイドルギヤ193は、蓋体76の表面に形成された凹状のギヤ収容部188に回転可能に収容されており、互いに噛み合って回転力を伝達可能な状態でギヤ収容部188内に配置されている。ギヤ収容部188は、蓋体76の表面から容器本体75の内部側へ凹んだ凹部である。第1ギヤ1911、第2ギヤ1921、及びアイドルギヤ193は、ギヤ収容部188において、蓋体76の表面よりもギヤ収容部188の凹部の内部側に収容されている。つまり、第1ギヤ1911、第2ギヤ1921、及びアイドルギヤ193は、ギヤ収容部188の内部に埋没した状態でギヤ収容部188に収容されている。このため、各ギヤ1911,1921,193は、蓋体76の表面から外側へ突出しない状態を保持する。
上述したギヤ伝達機構103が設けられているため、第1入力部98からスパイラル部材95に回転駆動力が伝達すると、その回転駆動力は、ギヤ伝達機構103によって撹拌部材91に伝達する。これにより、スパイラル部材95が回転すると、撹拌部材91もスパイラル部材95と同じ回転方向に回転する。また、ギヤ収容部188にギヤ伝達機構103の各ギヤ1911,1921,193が収容されているため、ユーザーの指が各ギヤ1911,1921,193に触れることが抑制される。特に、ユーザーの指が各ギヤ1911,1921,193の歯に触れることが防止される。
図6に示されるように、下側収容部72は、第2搬送部105を有する。具体的には、下側の収容空間86の内部に、マゼンタ色に対応するドラムユニット31から排出された廃トナーを収容空間86に搬送するための第2搬送部105が設けられている。第2搬送部105は、下部ケース79の左壁面791から外側へ延出し、内部にトナーの搬送路を有する筒状の第2搬送ガイド部107と、第2搬送ガイド部107の内部に設けられたスパイラル部材108(第2回転部材、第2搬送部材の一例、図11参照)とを有している。第2搬送ガイド部107は、下部ケース79に一体に形成されている。
スパイラル部材108は、下側収容部72の内部に回転可能に設けられており、図11に示されるように、前記高さ方向D11に直交する前記奥行き方向D13へ延びている。言い換えると、スパイラル部材108は、装着部58に対して垂直な前記奥行き方向D13(垂直方向)へ延出している。スパイラル部材108は、ドラムユニット31から第2搬送ガイド部107に排出された前記廃トナーを第2搬送ガイド部107の内部を通って収容空間86に搬送する搬送部材である。また、第2搬送ガイド部107は、ドラムユニット31から廃トナーを受け取るとともに、スパイラル部材108によって搬送される前記廃トナーを収容空間86の内部に案内するガイド部材である。
図11に示されるように、スパイラル部材108は、回転軸109の軸周りに螺旋形状の羽根110を有する。スパイラル部材108の回転軸109の蓋体76側の端部1091は、蓋体76の内面762に一体に形成された軸受け部112によって回転可能に支持されている。
また、スパイラル部材108は、第2搬送ガイド部107の内部に挿通された状態で、回転軸109の反対側の部分が第2搬送ガイド部107によって回転可能に支持されている。具体的には、回転軸109の反対側の端部1092には、外部から入力される回転駆動力の伝達を受ける第2入力部111(第2駆動入力部の一例)が取り付けられている。また、第2搬送ガイド部107の先端部には軸受け孔1071(第2軸受け部の一例)が形成されている。軸受け孔1071は、第2搬送ガイド部107の先端部を外側へ貫通する貫通孔である。軸受け孔1071は、スパイラル部材108の回転軸109の端部1092を第2搬送ガイド部107の先端部から外側へ挿通させるとともに、回転軸109を回転可能に支持する。これにより、回転軸109が軸受け孔1071から外部に突出した状態で、端部1092が第2搬送ガイド部107の内部で回転可能に支持されている。端部1092には、第2入力部111が取り付けられている。軸受け孔1071から端部1092が外側へ挿通された状態で、第2入力部111は、軸受け孔1071の外側から端部1092に固定される。
スパイラル部材108の回転軸109に回転駆動力が入力されると、スパイラル部材108は、収容空間86内で一方向に回転される。これにより、ドラムユニット31のドラムクリーニング装置42から排出された前記廃トナーは、第2搬送ガイド部107の内部を通って収容空間86に搬送される。
図11に示されるように、第2搬送ガイド部107の上面には、廃トナーを収容空間86の内部に導くための導入口114が形成されている。また、第2搬送ガイド部107の上面には、導入口114を開閉するためのシャッター部材115が設けられている。シャッター部材115は、第2搬送ガイド部107の上面を第2搬送ガイド部107の長手方向(図11の左右方向)へスライド可能に第2搬送ガイド部107に支持されている。
本実施形態では、トナーコンテナ3Mが装着部58(図4参照)に装着されたときに、シャッター部材115は、導入口114を閉塞する閉位置から導入口114を開放する開位置に移動される。
また、トナーコンテナ3Mが前記装着姿勢にあるときに導入口114がドラムクリーニング装置42の排出口(不図示)に位置合わせされて、導入口114と前記排出口とが接続すると、前記排出口から導入口114に廃トナーが搬送可能になる。また、第2入力部111が、装着部58に設けられた第2出力ジョイント62(第2駆動連結部の一例、図13参照)に連結されると、第2出力ジョイント62から第2入力部111に回転駆動力が伝達可能となる。第2入力部111に回転駆動力が入力されると、スパイラル部材108が回転することにより、前記排出口から排出されて第2搬送ガイド部107内に搬送された廃トナーは、第2搬送ガイド部107を通じて収容空間86に搬送される。
なお、第2出力ジョイント62の先端には、複数の突出片からなる係合部621(図4参照)が形成されており、この係合部621に第2入力部111が係合することにより、第2出力ジョイント62と第2入力部111とが、軸周り方向に係合する。これにより、第2出力ジョイント62からの回転駆動力が第2入力部111に伝達可能となる。
図4に示されるように、第2出力ジョイント62は、装着部58に設けられており、第1出力ジョイント61とは異なる位置に設けられている。第2出力ジョイント62は、画像形成装置10に設けられたモーターなどの駆動源30(図15(A)参照)から出力された回転駆動力を外部に出力するための駆動出力部である。第2出力ジョイント62は、トナーコンテナ3Mが装着部58に装着された場合に、第2入力部111と前記左右方向D3に連結する。本実施形態では、4つの装着部58それぞれに第2出力ジョイント62が設けられている。つまり、4つの装着部58それぞれにトナーコンテナ3が装着されると、各第2出力ジョイント62は、各トナーコンテナ3が備える第2入力部111に連結する。
本実施形態では、装着部58にトナーコンテナ3Mが装着される過程で、第1入力部98と第1出力ジョイント61とが位置合わせされて、そして、第2入力部111と第2出力ジョイント62とが位置合わせされる。これにより、第1入力部98と第1出力ジョイント61、そして、第2入力部111と第2出力ジョイント62が円滑に且つ確実に連結される。
図8に示されるように、第1搬送部92及び第2搬送部105は、前記幅方向D12に離間して設けられている。具体的には、第1搬送部92は、上側収容部71の壁面781において前記幅方向D12の一方側の側部(前方側の側部)に寄せて設けられている。また、第2搬送部105は、下側収容部72の左壁面791において前記幅方向D12の他方側の側部(後方側の側部)に寄せて設けられている。
以下、図15を参照して、駆動伝達機構200の構成について具体的に説明する。ここで、図15(A)は、トナーコンテナ3M,3Kに対応する駆動伝達機構200(200M,200K)を上方からみたときの模式図であり、図15(B)は、駆動伝達機構200(200M,200K)を側方(右側)から見たときの模式図である。なお、図15では、トナーコンテナ3Y,3Cに対応する装着部58及び駆動伝達機構200の図示が省略されている。
図15に示されるように、駆動伝達機構200は、第1入力ギヤ201と、第2入力ギヤ202と、伝達ギヤ203(伝達部材の一例)とを有する。各ギヤ201〜203は、装着部58に設けられており、具体的には、装着部58のブラケット59に回転可能に支持されている。ブラケット59において、各ギヤ201〜203は互いに噛み合った状態で回転可能に支持されている。なお、上述したように、4つの装着部58それぞれに駆動伝達機構200が設けられている。本実施形態では、各駆動伝達機構200の構成は共通する。したがって、以下においては、下の説明では、トナーコンテナ3Mに対応する駆動伝達機構200Mの構成について説明し、他の駆動伝達機構の説明を省略する。
第1入力ギヤ201は、第1出力ジョイント61に一体に形成されている。第1出力ジョイント61及び第1入力ギヤ201は、共通の回転軸206を有している。回転軸206がブラケット59に軸支されている。このため、第1入力ギヤ201に回転駆動力が入力されて回転すると、第1出力ジョイント61も同じ回転方向に回転する。また、第2入力ギヤ202は、第2出力ジョイント62に一体に形成されている。第2出力ジョイント62及び第2入力ギヤ202は、共通の回転軸207を有している。この回転軸207がブラケット59に軸支されている。このため、第2入力ギヤ202に回転駆動力が入力されて回転すると、第2出力ジョイント62も同じ回転方向に回転する。
伝達ギヤ203は、ブラケット59に回転可能に支持されている。本実施形態では、伝達ギヤ203は、第1出力ジョイント61と第2出力ジョイント62との間に設けられており、より詳細には、第1出力ジョイント61の第1入力ギヤ201と第2出力ジョイント62の第2入力ギヤ202との間に設けられている。また、伝達ギヤ203は、第1入力ギヤ201と駆動伝達可能に連結しており、更に、第2入力ギヤにも駆動伝達可能に連結している。
各第1入力ギヤ201の回転軸206には、画像形成装置10に設けられたモーターなどの駆動源30の出力軸が接続されている。このため、駆動源30が駆動されて前記出力軸から回転駆動力が出力されると、その回転駆動力は第1入力ギヤ201それぞれに入力して、第1出力ジョイント61を回転させる。このとき、第1入力ギヤ201に連結された伝達ギヤ203も回転し、更に伝達ギヤ203から第2入力ギヤ202に回転駆動力が伝達する。これにより、第2入力ギヤ202が第1入力ギヤ201と同じ回転方向に回転し、第2出力ジョイント62が回転する。つまり、駆動源30が駆動されると、伝達ギヤ203は、回転軸206に入力した回転駆動力を、第1入力ギヤ201から第2入力ギヤ202に伝達する。
本実施形態では、駆動源30の出力軸は、図示しない伝達機構を介して、4つのブラケット59それぞれに支持された各第1入力ギヤ201の回転軸206に接続されている。したがって、各ブラケット60に設けられた4つの駆動伝達機構それぞれは、駆動源30から各々の第1入力ギヤ201に入力した回転駆動力を各々の第2入力ギヤ202に伝達する。
このように駆動伝達機構200が構成されているため、装着部58にトナーコンテナ3が装着された状態で、駆動源30が駆動されると、その回転駆動力が第1入力ギヤ201に入力されて、伝達ギヤ203を経て、第2入力ギヤ202に伝達する。これにより、各装着部58に対応する第1出力ジョイント61及び第2出力ジョイント62が回転する。そして、この回転駆動力がトナーコンテナ3の第1入力部98からスパイラル部材95に伝達し、また、第2入力部111からスパイラル部材108に伝達する。このように、回転駆動力が伝達するため、駆動源30から第2出力ジョイント62それぞれに至る複数の駆動伝達経路を設ける必要がなくなり、従来の駆動伝達機構に比べて、伝達ギヤの数を減少させることができる。その結果、駆動源30からスパイラル部材95及びスパイラル部材108に至る伝達経路の伝達ロスを簡単な構成で減少させることができ、回転駆動力を確実にスパイラル部材95及びスパイラル部材108に伝達することができる。
なお、上述の第1実施形態では、伝達ギヤ203が第1入力ギヤ201に入力した回転駆動力を第2入力ギヤ202に駆動伝達可能な駆動伝達機構200について例示したが、本発明はこの構成に限られない。例えば、駆動源30の出力軸が第2入力ギヤ202の回転軸に接続されている場合は、駆動伝達機構200は、伝達ギヤ203が第2入力ギヤ202に入力した回転駆動力を第1入力ギヤ201に駆動伝達可能な構成であってもよい。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について説明する。上述の第1実施形態では、装着部58に設けられた駆動伝達機構200を例示したが、本実施形態の画像形成装置10は、上述の駆動伝達機構200に代えて、トナーコンテナ3に設けられた駆動伝達機構210を備えている。
以下、図16を参照して、駆動伝達機構210の構成について説明する。以下の説明において、上述の第1実施形態と同じ構成については、当該構成と同じ符号を付し示すことによりその説明を省略する。ここで、図16は、トナーコンテナ3M,3Kそれぞれに設けられた各部材によって構成された駆動伝達機構210(210M,210K)を示す模式図である。なお、トナーコンテナ3Y,3Cそれぞれにも駆動伝達機構210は設けられている。
駆動伝達機構210は、4つのトナーコンテナ3それぞれに設けられている。図16に示されるように、トナーコンテナ3Kの駆動伝達機構210Kは、1つのギヤ伝達機構103と、1つの入力ギヤ212(第2駆動連結部の一例)と、1つの伝達ギヤ213(伝達部材の一例)とを有する。ギヤ伝達機構103、入力ギヤ212、及び伝達ギヤ213は、それぞれ、トナーコンテナ3の蓋体76に設けられている。より詳細には、ギヤ伝達機構103、入力ギヤ212、及び伝達ギヤ213は、蓋体76の表面に形成された凹状のギヤ収容部189(図16におけるハッチング部分)に回転可能に収容されており、互いに噛み合って回転力を伝達可能な状態でギヤ収容部189内に配置されている。ギヤ収容部189は、蓋体76の表面から容器本体75の内部側へ凹んだ凹部である。ギヤ伝達機構103、入力ギヤ212、及び伝達ギヤ213の各部材は、ギヤ収容部189において、蓋体76の表面よりも内部側に収容されている。つまり、各部材は、ギヤ収容部189の内部に埋没した状態でギヤ収容部189に収容されている。このため、各部材は、蓋体76の表面から外側へ突出しない状態を保持する。なお、本実施形態では、上述の第1実施形態とは異なり、ギヤ201,202,203は、装着部58に設けられていない。
ギヤ伝達機構103は、上述した第1実施形態の構成と同様に、第1伝達部191、第2伝達部192、及びアイドルギヤ193を有しており、第1伝達部191に第1ギヤ1911が設けられており、第2伝達部192に第2ギヤ1921が設けられている。ここで、第1伝達部191が、本発明の第1駆動連結部の一例である。
第1伝達部191は、スパイラル部材95の回転軸96に連結されている。そのため、回転駆動力が入力されてスパイラル部材95が回転すると、第1ギヤ1911も同じ回転方向に回転する。また、各トナーコンテナ3の第1出力ジョイント61の回転軸206それぞれに駆動源30の出力軸が接続されている。このため、駆動源30が駆動されて前記出力軸から回転駆動力が出力されると、その回転駆動力は、トナーコンテナ3の第1出力ジョイント61、スパイラル部材95を介して第1伝達部191に伝達して、第1ギヤ1911を回転させる。
駆動伝達機構210Kの入力ギヤ212は、スパイラル部材108の回転軸109の蓋体76側の端部1091に連結されている。端部1091は、蓋体76のギヤ収容部189の底面に形成された軸受け孔を蓋体76の外側に貫通しており、その端部1091に入力ギヤ212が連結されている。このため、入力ギヤ212が回転すると、スパイラル部材108も同じ回転方向に回転する。なお、上述の第1実施形態とは異なり、本実施形態では、装着部58には第2出力ジョイント62は設けられていない。
駆動伝達機構210Kの伝達ギヤ213は、第2ギヤ1921と入力ギヤ212との間に配置されており、第2ギヤ1921及び入力ギヤ212それぞれと駆動伝達可能に連結している。
なお、トナーコンテナ3Mに設けられた駆動伝達機構210Mも同様に構成されており、また、トナーコンテナ3Y,3Cに設けられた駆動伝達機構210も同様に構成されているため、ここでの説明を省略する。
このように駆動伝達機構210が構成されているため、装着部58にトナーコンテナ3が装着された状態で、駆動源30が駆動されると、その回転駆動力が第1出力ジョイント61から第1入力部98を経てスパイラル部材95に伝達し、更に、第1伝達部191を経て第1ギヤ1911に入力される。そして、前記回転駆動力は、ギヤ伝達機構103、及び伝達ギヤ213を経て、入力ギヤ212に伝達する。これにより、トナーコンテナ3内のスパイラル部材95、撹拌部材91、スパイラル部材108が回転する。このような構成であっても、駆動源30からスパイラル部材95及びスパイラル部材108に至る伝達経路の伝達ロスを簡単な構成で減少させることができ、回転駆動力を確実にスパイラル部材95及びスパイラル部材108に伝達することができる。
なお、上述の第2実施形態では、本発明の第1駆動連結部の一例として第1伝達部191を例示したが、本発明はこのような構成に限られない。例えば、第1伝達部191の中心軸に、本発明の第1駆動連結部の一例である別の伝達ギヤが連結されており、その伝達ギヤから伝達ギヤ213に回転駆動力が伝達される構成であってもよい。
また、本発明は、駆動伝達機構210を備える画像形成装置10のみならず、画像形成装置10の装着部58に装着されるトナーコンテナ3として実現することもできる。つまり、本発明は、各装着部58に装着可能なトナーコンテナ3であって、容器本体75に回転可能に支持された第1ギヤ1911と、容器本体75に回転可能に支持された入力ギヤ212と、第1ギヤ1911と入力ギヤ212との間に設けられて、第1ギヤ1911から入力ギヤ212に前記回転駆動力を伝達する伝達ギヤ213とを有するトナーコンテナ3であってもよい。
3:トナーコンテナ
10:画像形成装置
58:装着部
61:第1出力ジョイント
62:第2出力ジョイント
71:上側収容部
72:下側収容部
75:容器本体
76:蓋体
78:上部ケース
79:下部ケース
85:収容空間
86:収容空間
92:搬送部
94:第1搬送ガイド部
95:スパイラル部材
103:ギヤ伝達機構
105:第2搬送ガイド部
108:スパイラル部材
191:第1伝達部
192:第2伝達部
193:アイドルギヤ
200,210:駆動伝達機構
201:第1入力ギヤ
202:第2入力ギヤ
203,213:伝達ギヤ
212:入力ギヤ

Claims (8)

  1. 長尺状のトナー容器と、
    前記トナー容器の長手方向が上下方向となるように前記トナー容器を装着可能な装着部と、を備える画像形成装置であって、
    前記トナー容器は、
    内部にトナーを収容可能であり、前記長手方向の一方側に設けられた第1トナー収容部と、
    前記第1トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記長手方向に直交する前記トナー容器の奥行き方向へ延びる第1回転部材と、
    内部にトナーを収容可能であり、前記長手方向の他方側に設けられた第2トナー収容部と、
    前記第2トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記奥行き方向へ延びる第2回転部材と、を備え、
    前記装着部又は前記トナー容器のいずれか一方は、
    前記第1回転部材に回転駆動力を伝達可能に前記第1回転部材と連結する第1駆動連結部と、
    前記第2回転部材に前記回転駆動力を伝達可能に前記第2回転部材と連結する第2駆動連結部と、
    前記第1駆動連結部と前記第2駆動連結部との間に設けられ、前記第1駆動連結部及び前記第2駆動連結部のいずれか一方から他方へ前記回転駆動力を伝達する伝達部材と、を備える画像形成装置。
  2. 前記第1トナー収容部は、内部に未使用トナーが収容されるものであり、前記トナー容器が前記装着部に装着された装着姿勢において前記トナー容器の上部に設けられており、
    前記第1回転部材は、前記第1トナー収容部の内部に収容される前記未使用トナーを前記装着部側へ搬送する第1搬送部材であり、
    前記第2トナー収容部は、内部に前記画像形成装置から回収される使用済みトナーが収容されるものであり、前記装着姿勢において前記トナー容器の下部であって前記第1トナー収容部の下側に設けられており、
    前記第2回転部材は、前記第2トナー収容部の内部に搬送された前記使用済みトナーを前記第2トナー収容部の内部で前記奥行き方向へ搬送する第2搬送部材である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1トナー収容部に設けられ、前記トナー容器が前記装着部に装着された装着姿勢において前記装着部に対向される対向面よりも外側へ前記第1回転部材の回転軸を挿通させるとともに前記第1回転部材の前記回転軸を回転可能に支持する第1軸受け部と、
    前記第1回転部材の前記回転軸の前記装着部側の端部に設けられ、前記装着姿勢で前記第1駆動連結部に連結することにより前記第1回転部材を回転させる前記回転駆動力が入力される第1駆動入力部と、を更に備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2トナー収容部に設けられ、前記トナー容器が前記装着部に装着された装着姿勢において前記装着部に対向される対向面よりも外側へ前記第2回転部材の回転軸を挿通させるとともに前記第2回転部材の前記回転軸を回転可能に支持する第2軸受け部と、
    前記第2回転部材の前記回転軸の前記装着部側の端部に設けられ、前記装着姿勢で前記第2駆動連結部に連結することにより前記第2回転部材を回転させる前記回転駆動力が入力される第2駆動入力部と、を更に備える請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1駆動連結部及び前記第2駆動連結部は、前記装着部に設けられており、
    前記伝達部材は、前記装着部において、前記第1駆動連結部と前記第2駆動連結部との間に設けられている請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1駆動連結部及び前記第2駆動連結部は、前記トナー容器に設けられており、
    前記伝達部材は、前記トナー容器において、前記第1駆動連結部と前記第2駆動連結部との間に設けられている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1駆動連結部に前記回転駆動力を出力する駆動源が接続されている請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 容器本体の長手方向が上下方向となるように画像形成装置の装着部に装着可能なトナー容器であって、
    前記容器本体の前記長手方向の一方側に設けられ、内部にトナーを収容可能な第1トナー収容部と、
    前記第1トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記長手方向に直交する前記トナー容器の奥行き方向へ延びる第1回転部材と、
    前記容器本体の前記長手方向の他方側に設けられ、内部にトナーを収容可能な第2トナー収容部と、
    前記第2トナー収容部の内部に回転可能に設けられ、前記奥行き方向へ延びる第2回転部材と、
    前記容器本体に回転可能に支持され、前記第1回転部材に回転駆動力を伝達可能に前記第1回転部材と連結する第1駆動連結部と、
    前記容器本体に回転可能に支持され、前記第2回転部材に前記回転駆動力を伝達可能に前記第2回転部材と連結する第2駆動連結部と、
    前記第1駆動連結部と前記第2駆動連結部との間に設けられ、前記第1駆動連結部及び前記第2駆動連結部のいずれか一方から他方へ前記回転駆動力を伝達する伝達部材と、を備えるトナー容器。
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