JP6515882B2 - トナー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、未使用トナー及び廃トナーを収容するトナー容器に関する。
従来、トナーを含む現像剤を用いて用紙に画像を形成可能な画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置には、内部に設けられた現像装置にトナーを補給するためのトナーコンテナ(トナーカートリッジ)が設けられている。トナーコンテナは、画像形成装置の装置本体に着脱可能に設けられている。トナーコンテナは、トナーが消費されて空になると、装置本体から取り外され、未使用トナーが収容された新しいトナーコンテナに交換される。
トナーコンテナとしては、補給用トナー収容室と廃トナー収容室とを区画する仕切り板を設け、この仕切り板を補給用トナーの消費量に応じて補給用トナー収容室へ向けて移動させるものが知られている(特許文献1参照)。仕切り板は、未使用時には固定状態とされて移動が制限され、トナーコンテナを画像形成装置に装着したときに固定状態が解除されて移動可能とされる。
特開2008−292729号公報
しかしながら、前記トナーコンテナでは、未使用時に仕切り板を固定する機構、装置本体への装着時に仕切り板の固定状態を解除する機構、及び使用時に仕切り板を移動させる機構が必要となる。そのため、前記トナーコンテナでは、構成が複雑化し、コスト上昇を招来する。また、前記トナーコンテナでは、廃トナー収容室が移動可能な仕切り板により区画されたものであるため、廃トナー収容室から廃トナーを回収するのが困難である。さらに、前記トナーコンテナでは、使用後に仕切り板を初期位置に戻して固定することが困難であるため、補給用トナー収容室に新たなトナーを収容して再使用するのが困難である。
本発明の目的は、簡易な構成により使用後に廃トナーを容易に回収でき、再使用が可能なトナー容器を提供することにある。
本発明の一の局面に係るトナー容器は、画像形成装置において上下方向に沿って配置され、未使用トナーが収容される第1収容空間と、前記画像形成装置における使用済みの廃トナーが収容される第2収容空間とを有するトナー容器である。前記トナー容器は、容器本体と、前記容器本体の内部に配置され、前記廃トナーが収容される廃トナー収容体と、を備える。前記廃トナー収容体は、前記上下方向に並ぶように前記第1収容空間と前記第2収容空間とを規定すると共に、前記上下方向に沿って伸長可能である。
本発明によれば、簡易な構成により使用後に廃トナーを容易に回収でき、再使用が可能なトナー容器を提供できる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す斜視図である。 図2は、画像形成装置の構成を示す断面図である。 図3は、画像形成装置が備える画像形成ユニットの内部構造を模式的に示す断面図である。 図4は、トナーコンテナの斜視図である。 図5は、図4のV−V切断線の断面を、未使用トナーを省略して示す図である。 図6は、図4のVI−VI切断線の断面を、未使用トナーを省略して示す図である。 図7は、図4のVII−VII切断線の断面図である。 図8は、使用途中のトナーコンテナの断面図である。 図9は、使用済みのトナーコンテナの断面図である。 図10は、使用済みのトナーコンテナから廃トナーを回収する手順を説明する断面図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下に説明される実施形態は、本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、説明の便宜上、図1に示される画像形成装置10が使用可能な設置状態において、鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1の状態において、給紙カセット22が挿抜される面を前面として前後方向D2を定義し、前記前面を基準として左右方向D3を定義する。
図1に示す画像形成装置10は、少なくとも印刷機能を備えている。画像形成装置10は、例えばタンデムタイプのカラープリンターである。
画像形成装置10は筐体11を備える。筐体11は、全体として略直方体形状である。筐体11の内部に、画像形成装置10を構成する各構成要素が設けられている。なお、図1では、筐体11の右側面のカバーが外された状態が示されている。
図2に示されるように、画像形成装置10は、複数の画像形成ユニット15、中間転写ユニット16、光走査装置17、一次転写ローラー18、二次転写ローラー19、定着装置20、シートトレイ21、給紙カセット22、搬送路24、及び画像形成装置10の各部を制御する制御基板26などを備える。
本実施形態では、画像形成装置10は、4つの画像形成ユニット15Y,15C,15M,15Kを備えている。画像形成ユニット15は、筐体11の内部において前後方向D2に沿って並設されており、所謂タンデム方式に基づいてカラー画像を形成する。具体的に、画像形成ユニット15Yではイエロー色のトナー像が形成される。また、画像形成ユニット15C,15M,15Bのそれぞれでは、シアン色のトナー像、マゼンタ色のトナー像、黒色のトナー像が形成される。中間転写ユニット16の転写ベルト35の移動方向(矢印D10方向)の下流側から順に、イエロー用の画像形成ユニット15Y、シアン色用の画像形成ユニット15C、マゼンタ色用の画像形成ユニット15M、黒色用の画像形成ユニット15Kが一列に配置されている。
図3は、画像形成ユニット15の中央部分の断面図である。画像形成ユニット15は、電子写真方式に基づいてトナー像を形成する。画像形成ユニット15各々は、ドラムユニット31、帯電装置32、現像装置33などを備えている。
各ドラムユニット31は、感光体ドラム41、ドラムクリーニング装置42及びこれらを支持するハウジング44を備える。ハウジング44は、左右方向D3に長い形状である。感光体ドラム41は、現像装置33によって現像されるトナー像を保持するものであり、筒状に形成されている。感光体ドラム41は、ハウジング44に回転可能に支持されている。
画像形成ユニット15各々において、感光体ドラム41は帯電装置32によって表面が所定の電位に一様に帯電された後、光走査装置17により感光体ドラム41各々の表面に画像データに基づくレーザー光が照射される。これにより、感光体ドラム41各々の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置33によってトナー像として現像(可視像化)される。感光体ドラム41に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラー18各々によって転写ベルト35に順に重ね合わせて転写される。次に、転写ベルト35上のカラー像は、二次転写ローラー19によって印刷用紙に転写される。印刷用紙に転写されたカラー像は定着装置20によって印刷用紙に定着され、この印刷用紙はシート排出口28からシートトレイ21に排出される。
ドラムクリーニング装置42は、転写後の感光体ドラム41に残留するトナーを除去する。ドラムクリーニング装置42は、感光体ドラム41の後方側に配置されている。ドラムクリーニング装置42は、感光体ドラム41ごとに設けられている。各ドラムクリーニング装置42は、クリーニングブレード45及びスパイラル部材46を備えている。クリーニングブレード45及びスパイラル部材46は、左右方向D3に長い形状であり、ハウジング44に支持されている。クリーニングブレード45は、感光体ドラム41と略同じ長さを有する。クリーニングブレード45の先端は、感光体ドラム41の表面に接触して又は近接して配置されている。スパイラル部材46は、トナー搬送部材であり、軸周面に設けられた螺旋形状の羽根を有する。スパイラル部材46は、ハウジング44内で回転可能に支持されている。
スパイラル部材46は、軸端部に回転駆動力が入力されることによって回転する。クリーニングブレード45は、感光体ドラム41が回転されると、一次転写ローラー18による転写後に感光体ドラム41の表面に残留した使用済みトナーを除去する。除去されたトナーは、廃棄対象のトナーであることから、一般に廃トナーと称されている。前記廃トナーは、回転するスパイラル部材46によって感光体ドラム41の軸方向(長手方向)の一方側(本実施形態では右側)へ搬送される。
現像装置33は、ハウジング50、第1撹拌部材52、第2撹拌部材53、現像ローラー54などを備えている。ハウジング50の底部にトナー(現像剤)が収容されており、このトナーが第1撹拌部材52及び第2撹拌部材53によって撹拌されつつ搬送される。第1撹拌部材52の上部に位置するハウジング50の壁面51には、補給口56が形成されている。補給口56は、ハウジング50にトナーを補給する部分であり、壁面51の右端部に形成されている。現像ローラー54は、内蔵される磁極によって第2撹拌部材53からトナーを汲み上げて外周面に保持する。現像ローラー54の外周面に保持されたトナーは、現像ローラー54と感光体ドラム41との間に印加された電位差によって、感光体ドラム41上の静電潜像に付着される。
図1に示されるように、筐体11の内部には、画像形成ユニット15の右側方にトナーコンテナ3が装着されている。本実施形態では、画像形成装置10は、4つのトナーコンテナ3Y,3C,3M,3Kを備えている。なお、トナーコンテナ3の詳細については後述する。
図2に示されるように、中間転写ユニット16は、4つの画像形成ユニット15Y,15C,15M,15Kの上側に、より詳細には、各感光体ドラム41の上側に設けられている。中間転写ユニット16は、転写ベルト35、駆動ローラー36、従動ローラー37、ベルトクリーニング装置38を備える。なお、一次転写ローラー18は、中間転写ユニット16のフレーム(不図示)に支持されている。
転写ベルト35は、環状のベルト部材であり、前後方向D2に延在するように駆動ローラー36と従動ローラー37とによって張架されている。各ドラムユニット31は、転写ベルト35に沿って前後方向D2に配置されている。転写ベルト35は、感光体ドラム41から一次転写されたトナー像を表面に保持する。転写ベルト35が回転駆動されて矢印D10の方向へ移動する際に、各感光体ドラム41に保持された各色のトナー像が重ね合わさるように順次に転写ベルト35に転写される。
ベルトクリーニング装置38は、定着装置20の近傍に設けられている。詳細には、ベルトクリーニング装置38は、転写ベルト35の上側であって、筐体11の後方側に設けられている。ベルトクリーニング装置38は、転写ベルト35の表面に残留した使用済みトナーを除去する。
図1に示されるように、トナーコンテナ3は、画像形成ユニット15などに上下方向D1に沿って装着して使用される。
トナーコンテナ3には、未使用トナー341が収容されている。また、トナーコンテナ3は、廃トナー342を収容可能である。なお、本発明においてトナーコンテナ3という場合、特段の指示がなければ、未使用トナー341が収容されたものに限らず、未使用トナー341が収容されていないものも含む。トナーコンテナ3は、容器本体62、蓋体63、廃トナー収容体71、未使用トナー搬送部81、及び廃トナー搬送部91を有する。
容器本体62は、側壁64〜67及び底部68を有している。即ち、容器本体62は、側壁64〜67及び底部68により、上部開口691を有する有底箱状とされている。具体的には、容器本体62は、上下方向D1に長い形状に形成されており、前後方向D2の寸法が最も小さく、左右方向D3寸法が上下方向D1の寸法よりも小さく、前後方向D2の寸法よりも大きい形状に形成されている。このような容器本体62は、例えば合成樹脂の射出成形品として得ることができる。
上部開口691は、容器本体62に対して廃トナー収容体71を出し入れ可能とする(図10参照)。また、上部開口691は、容器本体62に未使用トナー341を導入するときに利用される。なお、廃トナー収容体71を出し入れ、及び未使用トナー341の導入は、上部開口691とは異なる部位に形成される開口を介して行ってもよい。また、廃トナー収容体71を出し入れする開口と、未使用トナー341を導入するための開口とは別々に設けてもよい。
容器本体62の側壁64には、未使用トナー排出口692及び廃トナー導入口693が設けられている。
図5に示されるように、未使用トナー排出口692は、容器本体62の内部から未使用トナー341を排出する部分である。未使用トナー排出口692には、後述するように未使用トナー搬送部81が結合される。未使用トナー排出口692は、側壁64の下部の前方向側のコーナー部付近に形成されている(図4参照)。
図6に示されるように、廃トナー導入口693は、容器本体62の内部に廃トナー342を導入する部分である。廃トナー導入口693には、後述するように廃トナー搬送部91が結合される。廃トナー導入口693は、側壁64の上部の後方向側のコーナー部付近に形成されている(図4参照)。
図5〜図7に示されるように、廃トナー収容体71は、廃トナー導入口693から導入された廃トナー342を収容する。廃トナー収容体71は、容器本体62の内部に配置されている。廃トナー収容体71は、収容部72及びストッパー部73を有する。
収容部72は、周壁74及び底部75を有する。周壁74及び底部75は、上下方向D1に並ぶ未使用トナー収容空間76及び廃トナー収容空間77を容器本体62の内部に規定する。未使用トナー収容空間76は、収容部72の底部75の下方に規定される。一方、廃トナー収容空間77は、未使用トナー収容空間76よりも上方において、この底部75と周壁74とにより規定される。なお、未使用トナー収容空間76は本発明の第1収容空間に相当し、廃トナー収容空間77は本発明の第2収容空間に相当する。また、収容部は、未使用トナー収容空間を下方に規定し、廃トナー収容空間を上方に規定するものであってもよい。
収容部72の周壁74は、上述のように底部75と共に廃トナー収容空間77を規定する。周壁74は、上部周壁78及び伸縮性周壁79を有する。
上部周壁78は、略一様な断面を有し、上下方向D1に延びている。上部周壁78には、切り欠き781が形成されている(図6参照)。切り欠き781は、廃トナー導入口693に対応した位置に形成されている。即ち、切り欠き781は、廃トナー導入口693に廃トナー搬送部91を結合したときに、廃トナー搬送部91のスパイラル部材93の端部99が挿通される。
伸縮性周壁79は、蛇腹状に形成されている。即ち、廃トナー収容体71は、伸縮性周壁79により上下方向D1に伸縮自在とされ、内部容積の変化が可能である。そして、収容部72は、蓋体63と未使用トナー341との間に、伸縮性周壁79が圧縮された状態で配置されている。
収容部72の底部75は、上述のように容器本体62における廃トナー収容空間77の下方に未使用トナー収容空間76を規定する。底部75は、未使用トナー収容空間76に一定量以上の未使用トナー341が収容された状態では、未使用トナー341の上部に接触している。
ストッパー部73は、収容部72の底部75から下方に突出している。ストッパー部73は、未使用トナー収容空間76に一定量以上の未使用トナー341が収容された状態では、未使用トナー341に埋没されている。一方、ストッパー部73は、未使用トナー341の残量が少なくなったときに容器本体62の底部68に干渉する(図9参照)。そのため、収容部72は、容器本体62の内部において、所定位置よりも下方に移動することはない。
なお、収容部72は、周壁74の一部を蛇腹状とすることに代えて、少なくとも周壁を発泡性樹脂などの弾性部材により形成することで収縮自在としてもよい。また、収容部72は、紙又は布などの弾性の低い素材を袋状に形成し、それを折り畳むなどして伸長可能に構成されていてもよい。
図7に示されるように、蓋体63は、容器本体62の上部に着脱自在である。蓋体63は、容器本体62に装着されることで上部開口691を閉塞する。これにより、容器本体62は、上部開口691からの廃トナー342の流出を抑制できる。一方、蓋体63は、容器本体62から取り外されることで上部開口691を開放する。これにより、容器本体62は、上部開口691を介しての廃トナー収容体71の出し入れ(図10参照)、未使用トナー341の導入を行うことができる。蓋体63は、例えば合成樹脂の射出成形品として得ることができる。なお、蓋体63は、本発明の閉塞部材に相当する。
図5に示されるように、未使用トナー搬送部81は、未使用トナー収容空間76の未使用トナー341をトナーコンテナ3の外部に移動させる。未使用トナー搬送部81は、ガイド部82及びスパイラル部材83を有する。
ガイド部82は、中空状であり、スパイラル部材83に対する収容空間821を規定する。また、ガイド部82は、スパイラル部材83を収容することで、未使用トナー341の移動経路を規定する。ガイド部82は、垂直部84及び水平部85を有する略L字状である。垂直部84は、容器本体62の側壁64に沿って上下方向D1に延びる。垂直部84の下端部は、容器本体62の側壁64の未使用トナー排出口692に結合される。水平部85は、左右方向D3に沿って延び、垂直部84の上端部に連続し側壁64から突出する。水平部85は、下方に開放する開口部86を有する。この開口部86は、未使用トナー搬送部81により搬送される未使用トナー341をトナーコンテナ3の外部に排出する部分である。
スパイラル部材83は、ガイド部82によって規定される移動経路に沿って未使用トナー341を移動させる。スパイラル部材83は、回転軸87及び羽根部88を有する。回転軸87は、外部動力源(不図示)から端部871に入力される回転力により回転させられる。回転軸87は、フレキシブル又は屈曲可能に形成されている。羽根部88は、回転軸87の周面に螺旋状に配設されている。スパイラル部材83では、回転軸87の回転に伴う羽根部88の回転により未使用トナー341が搬送される。
スパイラル部材83は、大部分がガイド部82の内部に収容されているが、端部89がガイド部82の下端部から未使用トナー収容空間76の内部に向けて突出している。
未使用トナー搬送部81では、未使用トナー収容空間76の未使用トナー341が、スパイラル部材83の端部89により未使用トナー収容空間76からガイド部82の内部に移動させられる。ガイド部82の内部の未使用トナー341は、スパイラル部材83により垂直部84を上方に向けて移動させられた後に水平部85を移動させられる。水平部85を移動させられた未使用トナー341は、開口部86から未使用トナー搬送部81(トナーコンテナ3)の外部に排出される。
このように、未使用トナー搬送部81は、未使用トナー収容空間76から排出した未使用トナー341を上方に向けて移動させることができる。そのため、未使用トナー搬送部81では、未使用トナー排出口692が現像装置33の補給口56よりも下方に位置する場合であっても、未使用トナー341を現像装置33に対して適切に供給することができる。
図6に示されるように、廃トナー搬送部91は、トナーコンテナ3の外部から廃トナー収容空間77に廃トナー342を移動させる。廃トナー搬送部91は、未使用トナー搬送部81と同様にガイド部92及びスパイラル部材93を有する。
ガイド部92は、中空状であり、スパイラル部材93の収容空間921を規定する。また、ガイド部92は、スパイラル部材93を収容することで、廃トナー342の移動経路を規定する。ガイド部92は、垂直部94及び水平部95を有する略L字状である。垂直部94は、容器本体62の側壁64に沿って上下方向D1に延びる。垂直部94の上端部は、容器本体62の側壁64における廃トナー導入口693に結合される。水平部95は、左右方向D3に沿って延び、垂直部94の下端部に連続し側壁64から突出する。水平部95は、上方に開放する開口部96を有する。この開口部96は、廃トナー搬送部91に廃トナー342を導入する部分である。
スパイラル部材93は、ガイド部92によって規定される移動経路に沿って廃トナー342を移動させる。スパイラル部材93は、回転軸97及び羽根部98を有する。回転軸97は、外部動力源(不図示)から端部971に入力される回転力により回転させられるものであり、フレキシブル又は屈曲可能に形成されている。羽根部98は、回転軸97の周面に螺旋状に配設されている。スパイラル部材93では、回転軸97の回転に伴う羽根部98の回転により廃トナー342が搬送される。スパイラル部材93は、大部分がガイド部92の内部に収容されているが、端部99がガイド部92の上端部から廃トナー収容空間77の内部に向けて突出している。
廃トナー搬送部91では、開口部96から導入された廃トナー342が、スパイラル部材93により水平部95の内部を移動させられた後に垂直部94を上方に向けて移動させられる。垂直部94の上端部に移動させられた廃トナー342は、端部99により廃トナー収容空間77に移動させられる。
このように、廃トナー搬送部91は、開口部96から導入された廃トナー342を上方に向けて移動させることができる。そのため、廃トナー搬送部91では、廃トナー導入口693がドラムクリーニング装置42のハウジング44よりも上方に位置する場合であっても、廃トナー342を容器本体62の廃トナー収容空間77に対して適切に導入することができる。
なお、未使用トナー搬送部81及び廃トナー搬送部91は、トナーコンテナ3の一部として組み込むことなく、画像形成ユニット15などの他の要素の一部として組み込んでもよい。
図7に示されるように、トナーコンテナ3では、初期状態において、容器本体62に未使用トナー341が収容され、未使用トナー341と蓋体63との間に廃トナー収容体71が配置されている。このとき、廃トナー収容体71は、伸縮性周壁79が圧縮状態とされている。即ち、廃トナー収容体71は、収容部72の底部75が未使用トナー341と接触し、底部75には伸縮性周壁79により下方に向けた弾性復元力が作用する。そして、トナーコンテナ3を画像形成装置10に装着して使用すると、図8に示されるように繰り返し行われる画像形成に伴い未使用トナー341が減っていく。一方、収容部72には、ドラムクリーニング装置42(図3参照)などで除去された廃トナー342が徐々に蓄積される。
ここで、廃トナー収容体71の収容部72は、周壁74を有するものである。そのため、トナーコンテナ3では、従来のトナーコンテナで使用されている単なる仕切り板に比べ、廃トナー342が未使用トナー341に混入する可能性が小さい。加えて、トナーコンテナ3は、周壁74が蛇腹状の伸縮性周壁79を有するため、仮に廃トナー342が周壁74と容器本体62の側壁64〜67との間に流入したとしても、蛇腹状部分の凹んだ部分と容器本体62の側壁64〜67との隙間791に廃トナー342が滞留しやすい。このように、トナーコンテナ3では、未使用トナー341への廃トナー342の混入が好適に抑制される。
また、廃トナー収容体71は、上述ように収容部72の底部75に弾性復元力が作用した状態で未使用トナー341に接触している。一方、収容部72の底部75には、廃トナー342により荷重が作用し、この荷重は画像形成が繰り返し行われることで増大する。このように、底部75には、伸縮性周壁79による弾性復元力に加え、廃トナー342の荷重が作用する。そのため、収容部72は、未使用トナー341の残量及び廃トナー342の収容量に応じて下方に伸長し容積が増大する。換言すれば、未使用トナー341の残量及び廃トナー342の収容量に応じて、未使用トナー収容空間76は上下方向D1に沿って容積が減少する一方、廃トナー収容空間77は上下方向D1に沿って容積が増大する。そのため、収容部72には、より多くの廃トナー342を収容することが可能となる。また、収容部72の底部75は、下方に移動することで廃トナー導入口693(図6参照)及び上部開口691から徐々に遠ざかっていく。そのため、トナーコンテナ3では、画像形成が繰り返し行われることで廃トナー342の導入量が多くなっても、廃トナー342が未使用トナー341に混入する可能性を小さくできる。
図9に示されるように、未使用トナー収容空間76の未使用トナー341の残量が少なくなると、廃トナー収容体71のストッパー部73が、容器本体62の底部68に干渉する。そのため、収容部72は、容器本体62の内部において、所定位置よりも下方に移動することはない。これにより、収容部72は、未使用トナー341の残量の減少と共に下方に移動したときに、未使用トナー搬送部81のスパイラル部材83の端部89と干渉することが抑制される。その結果、収容部72は、スパイラル部材83の端部89の干渉による破損が防止され、破損部からの廃トナー342の流出による未使用トナー341への混ざり込みを抑制できる。
未使用トナー収容空間76の未使用トナー341が残り少なくなった使用済みのトナーコンテナ3は、画像形成ユニット15などから取り外され、新しいトナーコンテナと交換される。使用済みのトナーコンテナ3は、そのまま廃棄してもよいが、本実施形態のトナーコンテナ3は再使用が可能である。図10に示されるように、トナーコンテナ3では、例えば容器本体62から蓋体63を取り外すことで、容器本体62の上部開口691が開放される。この上部開口691からは、廃トナー収容体71を取り出すことができる。そのため、トナーコンテナ3では、廃トナー342を容易に回収することができる。また、容器本体62から廃トナー収容体71を取り出した場合、容器本体62及び他の要素の洗浄も容易に行える。加えて、容器本体62などの洗浄後は、容器本体62に新たな未使用トナー341及び廃トナー収容体71を収容し、蓋体63により上部開口691を塞ぐだけでトナーコンテナ3の再使用が可能となる。
従って、トナーコンテナ3では、簡易な構成により廃トナー342が容易に回収でき、再使用が可能とされる。
3:トナーコンテナ
10:画像形成装置
62:容器本体
63:蓋体
691:上部開口
71:廃トナー収容体
72:収容部
73:ストッパー部
75:底部
76:未使用トナー収容空間
77:廃トナー収容空間
79:伸縮性周壁
81:未使用トナー搬送部
91:廃トナー搬送部

Claims (7)

  1. 画像形成装置において上下方向に沿って配置され、未使用トナーが収容される第1収容空間と、前記画像形成装置における使用済みの廃トナーが収容される第2収容空間とを有するトナー容器であって、
    容器本体と、
    前記容器本体の内部に配置され、前記廃トナーが収容される廃トナー収容体と、
    前記未使用トナーを前記第1収容空間から前記容器本体の外部に排出すると共に、前記未使用トナーを前記容器本体に沿って前記上下方向に移動させる未使用トナー搬送部と、
    前記廃トナーを前記容器本体に沿って前記上下方向に移動させると共に、前記廃トナーを前記第2収容空間に導入する廃トナー搬送部と、
    を備え、
    前記廃トナー収容体は、前記上下方向に並ぶように前記第1収容空間と前記第2収容空間とを規定すると共に、前記上下方向に沿って伸長可能であるトナー容器。
  2. 前記第2収容空間は、前記第1収容空間の上方側に設けられている請求項1に記載のトナー容器。
  3. 前記第1収容空間及び前記第2収容空間は、前記未使用トナーの残量及び/又は前記廃トナーの収容量に応じて前記上下方向に容積が変化する請求項1又は請求項2に記載のトナー容器。
  4. 前記廃トナー収容体は、前記上下方向に伸縮自在である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトナー容器。
  5. 前記廃トナー収容体は、周壁に蛇腹状部分を有する請求項4に記載のトナー容器。
  6. 前記容器本体は、前記廃トナー収容体を出し入れ可能な開口部を有し、
    前記容器本体に対して着脱自在であり、前記開口部を閉塞する閉塞部材をさらに備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトナー容器。
  7. 前記廃トナー収容体は、収容部と、前記収容部の底部から下方に突出するストッパー部とを有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のトナー容器。
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