JP2006189040A - 車両遠隔始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全にエンジン始動をする。
【解決手段】パラメータ信号生成手段2は、エンジンの始動許可条件となる、例えば、ドアやフードの開閉を示すスイッチSW1,SW2が接続され、このスイッチSW1,SW2の状態を、供給されている電源電圧Vddを基に電圧値(車両パラメータ信号)として出力する。エンジン始動手段4は、エンジン始動受信手段3が送信機6からエンジン始動の指示を受信し、パラメータ信号生成手段2からの車両パラメータ信号がエンジン始動許可条件を満足しているときにエンジン始動を行う。エンジン始動制御手段5は、電源電圧Vddに応じて、エンジン始動手段4のエンジン始動の制御を行う。これにより、電源電圧Vddの低下によって、車両パラメータ信号の電圧が低下し、エンジン始動手段4が始動許可条件の判断をすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は車両遠隔始動装置に関し、特に無線によって車両を遠隔始動する車両遠隔始動装置に関する。
近年、送信機による遠隔操作で、車両のエンジン始動を行う車両遠隔始動装置が実用化されている。この車両遠隔始動装置は、遠隔始動する際の安全性やセキュリティを考慮して様々な始動許可条件を設定している。例えば、送信機からエンジン始動の指示を受信したとき、ドアが開いていたり、ブレーキランプが点灯していたりすると、エンジン始動を禁止するようにした装置がある(例えば、特許文献1参照)。
エンジンの始動許可条件の判断は、マイクロコンピュータが行っている。具体的には、マイクロコンピュータは、エンジンの始動許可条件となるセンサからの情報を電圧レベルにより入力し、判断している。そのため、冬場によく発生するが、バッテリ電圧が低下すると、マイクロコンピュータに入力されるセンサ出力電圧も低下し、遠隔始動をするときにマイクロコンピュータが誤判定してしまうことがある。
例えば、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシスイッチは、多くの場合ドア閉でオフ、ドア開でオンとなるように設定されている。ドアカーテシスイッチの出力電圧は、バッテリ電圧を分圧して作っており、例えば、ドアカーテシスイッチがオフのとき7V、オンのとき0Vとなるように設定されている。マイクロコンピュータは、このドアカーテシスイッチの出力電圧をハード的に閾値と比較し、例えば、3.5V以上ならH状態、1.5V以下ならL状態と判断してドアの開閉を判断している。しかし、バッテリ電圧(電源電圧)の低下により、センサの出力電圧がH/L状態を判断する閾値電圧の間の電圧になると、マイクロコンピュータのH/L状態の判断は不定となり、誤ったドアの開閉状態が判断されてしまう恐れがある。
特開2000−25573号公報
このように、電源電圧(バッテリの電圧またはダイオードを介したバッテリの電圧)が低下すると、ドアカーテシスイッチなどのエンジンの始動許可条件となる車両パラメータ信号が不定となる電圧となるため、送信機からエンジン始動の指示があったとき、エンジン始動をしてはならない条件にもかかわらず、誤ってエンジン始動をする恐れがあるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、電源電圧値に応じて、エンジン始動の制御を行い、安全にエンジン始動をすることができる車両遠隔始動装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、車両を遠隔始動する車両遠隔始動装置において、電源電圧を基にエンジンの始動許可条件となる車両パラメータ信号を生成するパラメータ信号生成手段と、送信機からエンジン始動の指示を受信するエンジン始動受信手段と、前記エンジン始動の指示を受信し、前記車両パラメータ信号が前記始動許可条件を満足しているときにエンジン始動を行うエンジン始動手段と、前記電源電圧値に応じて、前記エンジン始動手段の前記エンジン始動の制御を行うエンジン始動制御手段と、を有することを特徴とする車両遠隔始動装置が提供される。
このような車両遠隔始動装置によれば、車両パラメータ信号の基となる電源電圧値に応じて、エンジン始動の制御を行う。これによって、電源電圧値の低下により車両パラメータ信号の電圧が低下し、始動許可条件の判断を適正にすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能となる。
本発明の車両遠隔始動装置では、車両パラメータ信号の基となる電源電圧に応じて、エンジン始動の制御を行うようにした。これにより、電源電圧値の低下によって車両パラメータ信号の電圧が低下し、始動許可条件の判断を適正にすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能となり、安全にエンジン始動をすることができるようになる。
以下、本発明の原理を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、車両遠隔始動装置の概要を示した図である。図に示すように車両遠隔始動装置1は、パラメータ信号生成手段2、エンジン始動受信手段3、エンジン始動手段4、およびエンジン始動制御手段5を有している。送信機6は、エンジン始動およびエンジン停止を指示するためのスイッチを備え、ユーザのスイッチ操作により、車両遠隔始動装置1と無線通信し、車両のエンジン始動およびエンジン停止の指示をする。なお、送信機6は、エンジン始動およびエンジン停止を指示する構成であれば、車両遠隔始動装置専用の送信機だけでなく、車両盗難防止装置またはキーレスエントリ装置などの携帯可能な送信端末であってもよい。
パラメータ信号生成手段2には、エンジンの始動許可条件となる、例えば、ドアやフードの開閉を示すスイッチSW1,SW2が接続されている。パラメータ信号生成手段2は、スイッチSW1,SW2の開閉状態を、供給されている電源電圧Vddを基に電圧値(車両パラメータ信号)として出力する。
エンジン始動受信手段3は、送信機6からエンジン始動およびエンジン停止の指示を受信する。
エンジン始動手段4は、エンジン始動受信手段3が送信機6からエンジン始動の指示を受信し、パラメータ信号生成手段2の生成する車両パラメータ信号がエンジン始動許可条件を満足しているときにエンジン始動を行う。
エンジン始動制御手段5は、電源電圧Vddに応じて、エンジン始動手段4のエンジン始動の制御を行う。例えば、電源電圧Vddが低下すると、電源電圧Vddを基に生成される車両パラメータ信号の電圧も低下し、エンジン始動手段4は、適正に車両パラメータを判断することができなくなる。そのため、エンジン始動制御手段5は、電源電圧Vddが所定の電圧以下になると、送信機6からエンジン始動の指示があり、車両パラメータ信号が始動許可条件を満たしていたとしても、エンジン始動手段4のエンジン始動を禁止する。
このように、車両パラメータ信号の基となる電源電圧Vddに応じて、エンジン始動の制御を行うようにした。これにより、電源電圧Vddの低下によって車両パラメータ信号の電圧が低下し、始動許可条件の判断を適正にすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能となり、安全にエンジン始動をすることができるようになる。
次に、本発明の第1の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る車両遠隔始動装置のシステム構成例を示す図である。図に示すように車両遠隔始動装置10は、マイクロコンピュータ21、入力回路22、電源回路23、電源モニタ回路24、通信回路25、およびドライバ回路26を有している。車両遠隔始動装置10は、送信機と無線通信してエンジン始動およびエンジン停止の指示を受け、エンジン始動およびエンジン停止の制御をする。
マイクロコンピュータ21は、電源回路23から電源電圧が入力され、動作している。マイクロコンピュータ21は、図示していないがROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)の記憶装置に記憶されているOS(Operating System)やアプリケーションプログラムによって、車両遠隔始動装置10の全体を制御している。なお、ROMやRAMの記憶装置は、マイクロコンピュータ21が内蔵していてもよい。
マイクロコンピュータ21には、入力回路22からエンジンの始動許可条件となる車両パラメータ信号が入力される。また、マイクロコンピュータ21には、電源モニタ回路24からバッテリの電源電圧の監視結果が入力される。また、マイクロコンピュータ21には、通信回路25からエンジン始動の指示およびエンジン停止の指示が入力される。マイクロコンピュータ21は、これら入力される信号を処理し、必要な処理結果をドライバ回路26に出力する。
入力回路22は、外部のセンサと接続されている。センサには、ドアカーテシスイッチ、パーキングスイッチ、ブレーキスイッチ、フードスイッチ、トランクスイッチなどがある。入力回路22は、接続されている各スイッチのオン/オフ状態を、電圧値(H/L状態の車両パラメータ信号)としてマイクロコンピュータ21に出力する。入力回路22には、電源回路23からバッテリの電源電圧が入力され、この電源電圧を基にスイッチのオン/オフ状態を示す車両パラメータ信号を生成している。
図3は、入力回路の詳細な回路図である。図に示すドアカーテシスイッチSW11、パーキングスイッチSW12は、図2で説明したドアカーテシスイッチ、パーキングスイッチであり、その他は省略している。図に示すように入力回路22は、ダイオードD1、トランジスタTr1、抵抗R1〜R3を有している。
ダイオードD1のアノードは、電源回路23に接続され、バッテリの電源電圧が入力される。ダイオードのカソードは、PNPのトランジスタTr1のエミッタに接続されている。トランジスタTr1のベースは、例えば、マイクロコンピュータ21のデジタルポートに接続され、パルス信号が入力される。トランジスタTr1のコレクタとグランドとの間には、直列接続された抵抗R1〜R3が接続されている。抵抗R1と抵抗R2の接続点には、一方がグランドに接続されたドアカーテシスイッチSW11の他方が接続されている。抵抗R2,R3の接続点には、例えば、マイクロコンピュータ21のデジタルポートが接続されている。なお、入力回路22は、図示していないが上記と同様の回路を複数有し、その各々に対して入力回路22に接続される各スイッチ(センサ)が接続される。
電源回路23へ供給されるバッテリの電源電圧は、ダイオードD1、トランジスタTr1を介して、直列接続された抵抗R1〜R3に印加される。ドアカーテシスイッチSW11はオン/オフすることによって抵抗R1〜R3の分圧比を変え、マイクロコンピュータ21に出力する電圧値を変えている。トランジスタTr1には、上記でも説明したようにマイクロコンピュータ21からパルスが入力されている。トランジスタTr1は、パルスによってオン/オフし、抵抗R1〜R3に常時電流が流れないようにして、電力消費を低減している。
このように、入力回路22は、電源回路23のバッテリの電源電圧を分圧した電圧、すなわち、電源回路23のバッテリの電源電圧を基にスイッチのオン/オフ状態を示す車両パラメータ信号を生成している。
図2の説明に戻る。電源回路23には、車両に搭載されているバッテリの+B電圧が入力される。電源回路23は、バッテリの電圧が安定して各回路に供給されるようにしている。
車両パラメータ信号は、前述したようにバッテリの電源電圧を基に生成されているので、電源電圧が低下すると、車両パラメータ信号の電圧も低下する。すると、マイクロコンピュータ21は、車両パラメータ信号をH状態かL状態か適正に判断することができなくなる。そこで、電源モニタ回路24は、車両パラメータ信号がマイクロコンピュータ21によって適正に判断されなくなるバッテリの電源電圧を検出し、その検出結果をマイクロコンピュータ21に出力する。すなわち、電源モニタ回路24は、電源回路23のバッテリの電源電圧を監視し、監視結果を示す信号をマイクロコンピュータ21に出力している。マイクロコンピュータ21は、電源モニタ回路24からの監視結果に応じて、エンジン始動の制御を行い、例えば、送信機からエンジン始動の指示があっても、電源モニタ回路24からバッテリの電源電圧が所定電圧に低下したという監視結果が出力されると、エンジン始動を行わない。なお、監視されるバッテリの電源電圧は、回路素子等の誤差を考慮し、例えば、8Vと高めに設定し、余裕を持たせてもよい。
図4は、スイッチがオフ状態(ドア閉)のときのバッテリの電源電圧とマイクロコンピュータに入力される車両パラメータ信号の電圧の関係を示した図である。図のグラフは、図3の入力回路22において、抵抗R1〜R3のそれぞれの抵抗値を560Ω、100kΩ、150kΩとし、ダイオードD1の電圧降下を0.6V、トランジスタTr1の電圧降下を0.4Vとしたときのバッテリの電源電圧と車両パラメータとの関係を示した図である。図の横軸は、バッテリの電源電圧(+B)を示し、縦軸は、マイクロコンピュータ21に入力される車両パラメータ信号を示している。
バッテリの電源電圧が12Vのとき、ドアが閉じてドアカーテシスイッチSW11が開いたとすると、マイクロコンピュータ21に入力される電圧は、図に示すように6.5Vとなる。バッテリの電源電圧が7Vのとき、ドアが閉じてドアカーテシスイッチSW11が開いたとすると、マイクロコンピュータ21に入力される電圧は、図に示すように3.5Vとなる。
マイクロコンピュータ21の入力は、H/L状態を適正に判断できない電圧が存在する。例えば、3.5V以上をH状態、1.5V以下をL状態とハード的に判断するマイクロコンピュータでは、1.5Vより大きく、3.5Vより小さい電圧の信号は、H状態であるかL状態であるか判断できず、不定状態となる。すなわち、H状態、L状態のどちらが出力されるかわからない状態となる。これは、マイクロコンピュータの性能に依存する。すると、図4に示すようなバッテリの電源電圧と車両パラメータ信号との関係がある場合、バッテリの電源電圧が7Vより小さくなると、マイクロコンピュータ21は、入力される車両パラメータ信号を適正に判断できなくなる。そのため、電源モニタ回路24により、車両パラメータ信号がマイクロコンピュータ21によって適正に判断されなくなるバッテリの電源電圧を監視している。なお、図4の場合、電源モニタ回路24は、バッテリの電源電圧が7Vより小さくなったとき、マイクロコンピュータ21に監視結果を通知すればよい。しかし、回路素子等の誤差を考慮し、監視するバッテリの電源電圧を、例えば、8Vと高めに設定し、余裕を持たせた方がよい。
電源モニタ回路24の詳細について説明する。
図5は、電源モニタ回路の詳細な回路図である。図に示すように電源モニタ回路24は、抵抗R11,R12、コンデンサC1、コンパレータ24a、および基準電圧発生部24bを有している。
抵抗R11,R12は、直列接続されている。抵抗R11の一端は、電源回路23に接続され、抵抗R12の一端はグランドに接続されている。コンデンサC1は、抵抗R11,R12の接続点と、グランドの間に接続されている。コンパレータ24aの入力は、抵抗R11,R12の接続点と接続され、出力はマイクロコンピュータ21に接続されている。また、コンパレータ24aの入力は、基準電圧発生部24bと接続されている。基準電圧発生部24bは、一定の基準電圧を発生し、コンパレータ24aに出力している。
電源回路23のバッテリの電源電圧は、抵抗R11,R12によって分圧され、コンパレータ24aに入力される。コンデンサC1は、分圧されるバッテリの電源電圧のノイズ除去をする。コンパレータ24aは、分圧されたバッテリの電源電圧の値と、基準電圧発生部24bによって発生される基準電圧とを比較し、分圧されたバッテリの電源電圧が基準電圧より低くなると、例えば、H状態の信号をマイクロコンピュータ21に出力する。マイクロコンピュータ21は、コンパレータ24aから出力される信号がH状態になると、入力回路22から出力される車両パラメータ信号を適正に判断できないと判断し、送信機からエンジン始動の指示があってもエンジン始動を行わないようにする。
コンパレータ24aが、電源回路へ供給される電源電圧の値と比較する値は、車両パラメータ信号がマイクロコンピュータ21によって判断されなくなるときの電源電圧を、抵抗R11,R12で分圧したときの電圧の値とする。これによって、マイクロコンピュータ21は、電源回路23の電源電圧を分圧した電圧、すなわち、電源回路23から供給されるバッテリの電源電圧に応じて、エンジン始動を行うことが可能か否かの判断をする。なお、前述したように回路素子等の誤差を考慮し、電源電圧と比較する値を高めに設定し、余裕を持たせた方がよい。
なお、上記では、電源モニタ回路24がバッテリの電源電圧を監視し、その結果をH/L状態の信号としてマイクロコンピュータ21に出力するようにしたが、例えば、マイクロコンピュータ21がA/D変換器を内蔵する場合には、図5で示した抵抗R11,R12で分圧した電圧をA/D変換器に直接出力するようにしてもよい。この場合、マイクロコンピュータ21は、内蔵するA/D変換器で周期的にバッテリの電源電圧の値を読み取り、所定の値と比較する。バッテリの電源電圧と比較される所定の値は、例えば、マイクロコンピュータ21の外部または内部のROM、RAMなどの記憶装置に記憶される。なお、A/D変換器は、マイクロコンピュータ21の外部であってもよく、マイクロコンピュータ21は、外部のA/D変換器からバッテリの電源電圧を読み取り、所定の値と比較してもよい。
図2の説明に戻る。通信回路25は、図示していないが、エンジン始動およびエンジン停止の指示をする送信機と無線通信する無線回路と接続されている。通信回路25は、無線回路から送信機からのエンジン始動またはエンジン停止の指示に関するデータを受信し、マイクロコンピュータ21に出力する。また、マイクロコンピュータ21から出力されるエンジン始動ができなかった旨を、無線回路を介して送信機に送信する。なお、通信回路25が無線回路を内蔵し、通信回路25がアンテナを介して送信機と直接無線通信するようにしてもよい。
ドライバ回路26は、マイクロコンピュータ21から出力される信号の駆動能力を高め、外部の回路へと出力する。マイクロコンピュータ21から出力される信号には、エンジン始動をするためのACC信号、IG信号、およびスタータ信号などがある。また、エンジン始動をすることができなかったことを示す信号などがあり、これらの信号がドライバ回路26を介して出力される。
図6は、ドライバ回路の詳細な回路図である。図に示すドライバ回路26は、トランジスタTr11を有している。図にはドライバ回路26に接続されたハザードランプ31が示してある。
トランジスタTr11のベースは、マイクロコンピュータ21と接続されている。トランジスタTr11のコレクタは、一端が電圧+Bのバッテリと接続されたハザードランプ31と接続されている。エミッタはグランドに接続されている。
トランジスタTr11のベースにH状態の信号が入力されると、トランジスタTr11のコレクタ−エミッタ間に電流が流れ、ハザードランプ31が点灯する。例えば、バッテリの電源電圧が所定の値まで低下したとき、マイクロコンピュータ21は、送信機からエンジン始動の指示があってもエンジン始動をしない。マイクロコンピュータ21は、そのことを示すH状態の信号をドライバ回路26に出力し、ハザードランプ31を点灯させ、ユーザに通知する。なお、このハザードランプ31は一例であり、例えば、ホーンなどであってもよい。また、ドライバ回路26は、図示していないが上記と同様のトランジスタを複数有し、マイクロコンピュータ21は、対応する各トランジスタに所定の信号を出力する。
次に、図2のシステム構成例で実現される車両遠隔始動装置10の機能について説明する。
図7は、車両遠隔始動装置の機能ブロック図である。図に示すように車両遠隔始動装置10は、電源部11、車両パラメータ信号出力部12、電源電圧監視部13、通信部14、エンジン始動部15、およびエンジン始動制御部16を有している。なお、電源部11、車両パラメータ信号出力部12、電源電圧監視部13、および通信部14のそれぞれの機能は、図2で示した電源回路23、入力回路22、電源モニタ回路24、および通信回路25で実現される。エンジン始動部15およびエンジン始動制御部16の機能は、マイクロコンピュータ21で実現される。
電源部11は、車両に搭載されているバッテリの電圧を安定化し、各部に電源電圧を供給する。
車両パラメータ信号出力部12は、ドアカーテシスイッチ、パーキングスイッチ、ブレーキスイッチ、フードスイッチ、トランクスイッチなどの始動許可条件となるセンサと接続され、そのセンサの状態を電圧値(車両パラメータ信号)としてエンジン始動部15に出力する。車両パラメータ信号は、図2の入力回路22で説明したように、バッテリの電源電圧を基に生成され、バッテリの電源電圧が低下すると、その電圧も低下する。
電源電圧監視部13は、電源部11から出力される電源電圧を監視している。電源電圧監視部13は、車両パラメータ信号がエンジン始動部15によって適正に判断されなくなる電圧となるときのバッテリの電源電圧を監視している。電源電圧監視部13は、監視結果をエンジン始動制御部16に通知する。
通信部14は、エンジン始動の指示およびエンジン始動停止の指示をする送信機と無線通信をする。
エンジン始動部15は、通信部14によって受信された送信機からの指示と、車両パラメータ信号出力部12から出力される車両パラメータ信号とに応じて、エンジン始動およびエンジン停止をするための制御を行う。エンジン始動部15は、送信機からエンジン始動の指示を受信しても、車両パラメータ信号が、例えば、ドア、フードが開いていたなどの始動許可条件を満たしていないときは、エンジン始動を行わない。
エンジン始動制御部16は、電源電圧監視部13からの監視結果に応じて、エンジン始動部15のエンジン始動を制御する。エンジン始動制御部16は、電源電圧監視部13からバッテリの電源電圧が所定の電圧よりも下がった旨の監視結果を受信した場合、エンジン始動部15のエンジン始動を禁止する。すなわち、この場合、エンジン始動制御部16は、送信機からエンジン始動の指示があり、車両パラメータ信号が始動許可条件を満たしていたとしても、エンジン始動部15のエンジン始動を禁止する。
また、エンジン始動制御部16は、電源電圧監視部13からバッテリの電源電圧が所定の電圧よりも下がった旨の監視結果を受信した場合、送信機にその旨を通知する。送信機は、その旨を受信すると、例えば、送信機に備え付けられているLED(Light Emitting Diode)を点灯させ、ユーザに通知する。また、電源電圧監視部13からの監視結果を、例えば、ハザードランプ31を点灯させてユーザに通知する。
これにより、バッテリの電源電圧の低下によって、車両パラメータ信号による始動許可条件の判断をすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能となり、安全にエンジン始動をすることができるようになる。例えば、ドアやフードが開いているにもかかわらず、バッテリの電源電圧の低下によって、閉まっているという車両パラメータ信号が出力されても、エンジンを始動しない。
なお、エンジン始動制御部16は、通信部14が送信機からエンジン始動の指示を受信したとき、電源電圧監視部13の監視結果を受信するようにしてもよい。また、送信機からエンジン始動の指示を受けてからバッテリの電源電圧の監視結果を受信するのではなく、常時または周期的に受信するようにしてもよい。そして、バッテリの電源電圧が低下した旨の監視結果を受信したときにその旨を事前に送信機に送信するようにしてもよい。
次に、車両遠隔始動装置10の動作を、フローチャートを用いて説明する。
図8は、エンジン始動指示があってバッテリの電源電圧を検出し、エンジン始動処理を行う場合のフローチャートであり、例えば、50ms毎に実行される。
[ステップS1]車両遠隔始動装置10は、送信機からエンジン始動の指示があったか判断する。エンジン始動の指示があった場合、ステップS2へ進む。エンジン始動の指示がない場合、エンジン始動の処理を行わない。
[ステップS2]車両遠隔始動装置10は、バッテリの電源電圧が8Vより大きいか判断する。電源電圧が8Vより大きい場合、ステップS3へ進む。電源電圧が8V以下であれば、ステップS5へ進む。
[ステップS3]車両遠隔始動装置10は、車両パラメータ信号が始動許可条件を満たしているか判断する。始動許可条件を満たしている場合、ステップS4へ進む。始動許可条件を満たしていない場合、ステップS6へ進む。
[ステップS4]車両遠隔始動装置10は、エンジン始動のための制御を行う。
[ステップS5]車両遠隔始動装置10は、エンジン始動を行えないことを示すアンサーバックの処理を行う。例えば、図6で示したハザードランプ31を点灯させる。または、送信機にエンジン始動を行えない旨の情報を送信する。
[ステップS6]車両遠隔始動装置10は、許可条件不成立によりエンジン始動ができないことを示すアンサーバック処理を行う。このアンサーバックは、ステップS5のアンサーバックとは異なる報知態様とする。従って、例えば、ドアが開いていることで許可条件が不成立になった場合、ステップS6によるアンサーバックにより、ユーザはドアやフードの開閉状態をチェックする必要があることがわかる。一方、ステップS5によるアンサーバックがあった場合、バッテリを変換する等をしないと、遠隔始動ができないことがわかる。
図9は、エンジン始動指示がある前からバッテリの電源電圧を検出し、エンジン始動処理を行う場合のフローチャートであり、例えば、50ms毎に実行される。
[ステップS11]車両遠隔始動装置10は、バッテリの電源電圧が8Vより大きいか判断する。バッテリの電源電圧が8Vより大きい場合、ステップS12へ進む。バッテリの電源電圧が8V以下であれば、ステップS13へ進む。
[ステップS12]車両遠隔始動装置10は、エンジン始動を禁止するか否かを示すフラグFに0(0:エンジン始動を禁止しないことを示す)を書き込む。
[ステップS13]車両遠隔始動装置10は、フラグFに1(1:エンジン始動を禁止することを示す)を書き込む。
[ステップS14]車両遠隔始動装置10は、フラグFが1であるか判断する。フラグFが1である場合、ステップS15へ進む。フラグFが1でない場合、ステップS17へ進む。
[ステップS15]車両遠隔始動装置10は、所定時間、例えば、1時間経過したか判断する。所定時間経過した場合は、ステップS16へ進む。所定時間経過していない場合は、ステップS17へ進む。すなわち、所定時間経過後においてもフラグFが1であれば、次のステップS16の処理を行うことになる。
[ステップS16]車両遠隔始動装置10は、送信機にエンジン始動が禁止されていることを通知する。送信機は、その旨を受けて、例えば、送信機に備え付けられているLEDを点灯させ、ユーザは、エンジン始動が禁止されていることを認識する。
[ステップS17]車両遠隔始動装置10は、送信機からエンジン始動の指示があったか判断する。エンジン始動の指示があった場合、ステップS18へ進む。エンジン始動の指示がない場合、エンジン始動の処理を行わない。
[ステップS18]車両遠隔始動装置10は、フラグFが0であるか判断する。フラグFが0である場合、ステップS19へ進む。フラグFが0でない場合、ステップS21へ進む。
[ステップS19]車両遠隔始動装置10は、車両パラメータが始動許可条件を満たしているか判断する。始動許可条件を満たしている場合、ステップS20へ進む。始動許可条件を満たしていない場合、ステップS22へ進む。
[ステップS20]車両遠隔始動装置10は、エンジン始動のための制御を行う。
[ステップS21]車両遠隔始動装置10は、ステップS5と同様のエンジン始動を行えないことを示すアンサーバックの処理を行う。例えば、図6で示したハザードランプ31を点灯させる。
[ステップS22]車両遠隔始動装置10は、ステップS6と同様のアンサーバックを行う。
このように、車両パラメータ信号の基となるバッテリの電源電圧に応じて、エンジン始動の制御を行うようにした。これにより、バッテリの電源電圧の低下によって車両パラメータ信号の電圧が低下し、始動許可条件の判断を適正にすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能となり、安全にエンジン始動をすることができるようになる。
また、エンジン始動を禁止したことの旨を送信機に通知するようにしたので、ユーザは、車両に異常が発生していることを容易に認識することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
第2の実施の形態では、電源回路に入力されるバッテリの+B電圧をモニタして、エンジン始動の制御を行う。
図10は、第2の実施の形態に係る車両遠隔始動装置のシステム構成例を示す図である。図10の車両遠隔始動装置40において、図2と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
電源回路41には、バッテリの+B電圧が入力される。電源回路41は、入力されるバッテリの+B電圧を電源モニタ回路42に出力する。また、電源回路41は、+B電圧が安定して各回路に供給されるようにしている。
ここで、電源回路41について詳細に説明する。
図11は、電源回路の詳細な回路図である。図に示すように電源回路41は、ダイオードD2およびレギュレータ(図中REG)41aを有している。
図に示すようにダイオードD2のアノードには、バッテリの+B電圧が入力される。ダイオードD2のカソードは、レギュレータ41aに接続される。ダイオードD2は、カソード側に流れる電流がバッテリに逆流しないようにしている。
レギュレータ41aは、ダイオードD2から出力される+B電圧が一定となるようにし、マイクロコンピュータ21およびドライバ回路26に出力する。つまり、レギュレータ41aは、安定した一定の電圧(電源電圧)がマイクロコンピュータ21およびドライバ回路26に供給されるようにしている。
電源モニタ回路42には、ダイオードD2のカソードとレギュレータ41aの間のノードの電圧が供給される。すなわち、電源モニタ回路42は、バッテリの+B電圧を監視している。また、入力回路43には、ダイオードD2のカソードとレギュレータ41aの間のノードの電圧が供給される。これにより、電源モニタ回路42は、入力回路43に供給される電圧と同じ電圧を監視していることになる。なお、入力回路43に供給される電圧を、ダイオードD2のカソードとレギュレータ41aとの間のノードの電圧を監視するようにしたが、ダイオードD2のアノード側の電圧を監視するようにしてもよい。
なお、図11では、ダイオードD2のカソードとレギュレータ41aの間のノードの2点から+B電圧を取り出し、電源モニタ回路42および入力回路43にそれぞれ出力するようにしているが、ダイオードD2のカソードとレギュレータ41aの間のノードの1点から+B電圧を取り出して電源モニタ回路42へ出力し、図10に示すように、電源モニタ回路42が+B電圧を入力回路43に出力するようにしてもよい。
図10の説明に戻る。電源モニタ回路42には、電源回路41に入力されるバッテリの+B電圧が入力される。電源モニタ回路42は、電源回路41に入力される+B電圧を監視し、監視結果を示す信号をマイクロコンピュータ21に出力する。
電源モニタ回路42は、図5の電源モニタ回路24の抵抗R11に+B電圧が入力される以外、電源モニタ回路24と同様の回路構成を有する。電源モニタ回路42は、抵抗によって分圧される+B電圧と、基準電圧発生部によって発生される基準電圧とを、コンパレータによって比較する。コンパレータは、抵抗によって分圧された電源電圧が基準電圧より低くなると、例えば、H状態の信号をマイクロコンピュータ21に出力する。なお、マイクロコンピュータ21は、電源モニタ回路42から出力される信号がH状態になると、図2の説明と同様に、入力回路43から出力される車両パラメータ信号を適正に判断できないと判断し、送信機からエンジン始動の指示があってもエンジン始動を行わないようにする。
入力回路43には、電源回路41に入力される+B電圧が入力される。入力回路43は、+B電圧を基にスイッチのオン/オフ状態を示す車両パラメータ信号を生成し、マイクロコンピュータ21に出力する。入力回路43は、図3の入力回路22のダイオードD1に+B電圧が入力される以外、入力回路22と同様の回路構成を有する。
このように、バッテリの+B電圧を監視することによっても、+B電圧の低下によって車両パラメータ信号の電圧が低下し、始動許可条件の判断を適正にすることができなくなった場合、エンジン始動を禁止することが可能で、安全にエンジン始動をすることができるようになる。
なお、電源モニタ回路は、入力回路と別とした例を説明したが、これに限らず、入力回路内に電源モニタ回路が組み込まれた入力回路であってもよく、電源電圧値を車両パラメータ信号として入力回路から出力させてもよい。
車両遠隔始動装置の概要を示した図である。 第1の実施の形態に係る車両遠隔始動装置のシステム構成例を示す図である。 入力回路の詳細な回路図である。 スイッチがオフ状態(ドア閉)のときのバッテリの電源電圧とマイクロコンピュータに入力される車両パラメータ信号の電圧の関係を示した図である。 電源モニタ回路の詳細な回路図である。 ドライバ回路の詳細な回路図である。 車両遠隔始動装置の機能ブロック図である。 エンジン始動指示があってバッテリの電源電圧を検出し、エンジン始動処理を行う場合のフローチャートである。 エンジン始動指示がある前からバッテリの電源電圧を検出し、エンジン始動処理を行う場合のフローチャートである。 第2の実施の形態に係る車両遠隔始動装置のシステム構成例を示す図である。 電源回路の詳細な回路図である。
符号の説明
1 車両遠隔始動装置
2 パラメータ信号生成手段
3 エンジン始動受信手段
4 エンジン始動手段
5 エンジン始動制御手段
6 送信機
SW1,SW2 スイッチ
Vdd 電源電圧

Claims (12)

  1. 車両を遠隔始動する車両遠隔始動装置において、
    電源電圧を基にエンジンの始動許可条件となる車両パラメータ信号を生成するパラメータ信号生成手段と、
    送信機からエンジン始動の指示を受信するエンジン始動受信手段と、
    前記エンジン始動の指示を受信し、前記車両パラメータ信号が前記始動許可条件を満足しているときにエンジン始動を行うエンジン始動手段と、
    前記電源電圧の電源電圧値に応じて、前記エンジン始動手段の前記エンジン始動の制御を行うエンジン始動制御手段と、
    を有することを特徴とする車両遠隔始動装置。
  2. 前記エンジン始動制御手段は、前記車両パラメータ信号が前記エンジン始動手段によって適正に判断されなくなるときの前記電源電圧値を検出し、前記エンジン始動手段の前記エンジン始動を禁止することを特徴とする請求項1記載の車両遠隔始動装置。
  3. 前記エンジン始動制御手段は、前記エンジン始動受信手段が前記エンジン始動の指示を受信したとき、前記エンジン始動手段の制御を行うことを特徴する請求項1記載の車両遠隔始動装置。
  4. 前記エンジン始動制御手段は、前記電源電圧値が所定の電圧に低下しているとき、前記エンジン始動手段の前記エンジン始動を禁止することを特徴とする請求項1記載の車両遠隔始動装置。
  5. 前記エンジン始動制御手段は、前記電源電圧値が低下し、所定の電圧以下となるとき、前記エンジン始動手段の前記エンジン始動を禁止することを特徴とする請求項1記載の車両遠隔始動装置。
  6. 前記エンジン始動制御手段は、前記エンジン始動受信手段が前記エンジン始動の指示を受信したとき、前記電源電圧値の検出を行うことを特徴とする請求項4記載の車両遠隔始動装置。
  7. 前記エンジン始動制御手段は、前記電源電圧値が所定の電圧に低下したことを検出したとき、検出結果を前記送信機に送信することを特徴とする請求項6記載の車両遠隔始動装置。
  8. 前記エンジン始動制御手段は、常時または周期的に前記電源電圧値の検出を行うことを特徴とする請求項4記載の車両遠隔始動装置。
  9. 前記エンジン始動制御手段は、前記電源電圧値が所定の電圧に低下したことを検出したとき、検出結果を前記送信機に送信することを特徴とする請求項8記載の車両遠隔始動装置。
  10. 電圧値を記憶した電圧値記憶手段と、をさらに有し、
    前記エンジン始動制御手段は、前記電圧値と前記電源電圧値または前記電源電圧値に基づいた電圧値とを比較して、前記エンジン始動手段の前記エンジン始動の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の車両遠隔始動装置。
  11. 前記電源電圧値は、前記車両に搭載されるバッテリの電圧であることを特徴とする請求項1記載の車両遠隔始動装置。
  12. 車両を遠隔始動する車両遠隔始動装置において、
    電源電圧の電源電圧値を含む、前記電源電圧を基にエンジンの始動許可条件となる車両パラメータ信号を生成するパラメータ信号生成手段と、
    送信機からエンジン始動の指示を受信するエンジン始動受信手段と、
    前記エンジン始動の指示を受信し、前記車両パラメータ信号が前記始動許可条件を満足しているときに前記エンジン始動を行うエンジン始動手段と、
    を有することを特徴とする車両遠隔始動装置。
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