JPH10131569A - キーレスエントリー装置 - Google Patents

キーレスエントリー装置

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JPH10131569A
JPH10131569A JP29192996A JP29192996A JPH10131569A JP H10131569 A JPH10131569 A JP H10131569A JP 29192996 A JP29192996 A JP 29192996A JP 29192996 A JP29192996 A JP 29192996A JP H10131569 A JPH10131569 A JP H10131569A
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JP
Japan
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door
power window
keyless entry
sunroof
entry device
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Application number
JP29192996A
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English (en)
Inventor
Kiichi Kusunoki
起一 楠
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の操作スイッチしか持たないリモートコ
ントローラーによりドアのロック/アンロックの遠隔操
作以外に、パワーウインドウやサンルーフの開閉を遠隔
操作する。 【解決手段】 遠隔操作によるドアロックまたはドアア
ンロック後の所定時間以内に送信手段からIDと操作時
間情報を受信し、受信IDが登録IDと一致し且つ操作
部材の操作時間が所定時間を超える場合には、ドアのロ
ック状態またはアンロック状態に応じてパワーウインド
ウおよび/またはサンルーフの開閉を行なう。これによ
り、単一の操作部材の送信手段によって通常のドアのロ
ック/アンロックの遠隔操作以外に、パワーウインドウ
やサンルーフの遠隔操作を行なうことができ、パワーウ
インドウやサンルーフ専用の操作部材を設ける必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーを用いずにI
Dを照合してドアのロック/アンロックなどを遠隔操作
するキーレスエントリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キーをキーシリンダーに差し込んで回す
操作をせずに、IDを照合して車両のドアのロック/ア
ンロックやトランクリッドの開放を遠隔操作するキーレ
スエントリー装置が実用に供されている。この種の装置
では、リモートコントローラーに設けられたドアロック
スイッチ、ドアアンロックスイッチ、トランクオープナ
ースイッチを操作すると、操作したスイッチの情報とリ
モートコントローラー固有のIDが送信される。車両側
のキーレスエントリーコントローラーでは、リモートコ
ントローラーから送信されたスイッチ情報とIDを受信
し、予め登録されたIDと照合して両者が一致すれば操
作スイッチに対応する処理、すなわちドアのロック/ア
ンロックやトランクリッドの開放処理を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単一の操作
スイッチしか持たないリモートコントローラーでは、ド
アのロック/アンロックの他にパワーウインドウやサン
ルーフの開閉を行なうことができないという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、単一の操作スイッチしか
持たないリモートコントローラーによりドアのロック/
アンロックの遠隔操作以外に、パワーウインドウやサン
ルーフの開閉を遠隔操作するキーレスエントリー装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、単一の操作部材を有し、操
作部材の操作時に固有のIDと操作部材の操作時間情報
を送信する送信手段と、送信手段から送信されたIDと
操作時間情報とを受信する受信手段と、ドアのロック状
態およびアンロック状態を検出するドアロック検出手段
と、受信IDが予め登録したIDと一致した場合に、ド
アロック検出手段によりロック状態が検出されたらドア
のアンロックを行ない、ドアロック検出手段によりアン
ロック状態が検出されたらドアのロックを行なう駆動制
御手段とを備えたキーレスエントリー装置であって、駆
動制御手段は、ドアロックまたはドアアンロック後の所
定時間以内に送信手段からIDと操作時間情報を受信
し、その受信IDが前記登録IDと一致し且つ操作部材
の操作時間が所定時間を超える場合には、ドアロック検
出手段による検出状態に応じてパワーウインドウおよび
/またはサンルーフの開閉を行なう。単一の操作部材を
有する送信手段から送信されたIDと操作時間情報を受
信し、受信IDが登録IDと一致した場合にドアがロッ
ク状態であればドアをアンロックし、ドアがアンロック
状態であればドアをロックする。また、ドアロックまた
はドアアンロック後の所定時間以内に前記送信手段から
IDと操作時間情報を受信し、受信IDが登録IDと一
致し且つ前記操作部材の操作時間が所定時間を超える場
合には、ドアのロック状態またはアンロック状態に応じ
てパワーウインドウおよび/またはサンルーフの開閉を
行なう。 (2) 請求項2のキーレスエントリー装置は、駆動制
御手段によって、パワーウインドウおよび/またはサン
ルーフの開閉制御に際して、ドアロック検出手段により
ドアのロック状態が検出されたらパワーウインドウおよ
び/またはサンルーフを閉じ、ドアロック検出手段によ
りドアのアンロック状態が検出されたらパワーウインド
ウおよび/またはサンルーフを開くようにしたものであ
る。 (3) 請求項3のキーレスエントリー装置は、乗員の
乗車を検出する乗車検出手段を備え、駆動制御手段によ
って、パワーウインドウおよび/またはサンルーフの開
放後、所定時間以内に乗車検出手段により乗員の乗車が
検出されない場合には、パワーウインドウおよびサンル
ーフを閉じるようにしたものである。 (4) 請求項4のキーレスエントリー装置は、ドアの
開放を検出するドア開放検出スイッチを乗車検出手段と
したものである。 (5) 請求項5のキーレスエントリー装置は、イグニ
ッションキーシリンダーにイグニッションキーが差し込
まれたことを検出するキースイッチを乗車検出手段とし
たものである。 (6) 請求項6のキーレスエントリー装置は、パワー
ウインドウを開閉するための操作スイッチを乗車検出手
段としたものである。
【0006】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、遠隔操作によるドア
ロックまたはドアアンロック後の所定時間以内に送信手
段からIDと操作時間情報を受信し、受信IDが登録I
Dと一致し且つ操作部材の操作時間が所定時間を超える
場合には、ドアのロック状態またはアンロック状態に応
じてパワーウインドウおよび/またはサンルーフの開閉
を行なうようにしたので、単一の操作部材の送信手段に
よって通常のドアのロック/アンロックの遠隔操作以外
に、パワーウインドウやサンルーフの遠隔操作を行なう
ことができ、送信手段にパワーウインドウやサンルーフ
専用の操作部材を設ける必要がない。 (2) 請求項2の発明によれば、パワーウインドウお
よび/またはサンルーフの遠隔開閉制御に際して、ドア
のロック状態が検出されたらパワーウインドウおよび/
またはサンルーフを閉じ、ドアのアンロック状態が検出
されたらパワーウインドウおよび/またはサンルーフを
開くようにしたので、パワーウインドウやサンルーフ専
用の操作部材を設けずに、車両の状況に応じてパワーウ
インドウやサンルーフを適切に遠隔操作することができ
る。 (3) 請求項3の発明によれば、遠隔操作によるパワ
ーウインドウおよび/またはサンルーフの開放後、所定
時間以内に乗員の乗車が検出されない場合には、パワー
ウインドウおよびサンルーフをふたたび閉じるようにし
たので、遠隔操作時の誤操作によってパワーウインドウ
やサンルーフが開放されたまま放置されるのを防止でき
る。 (4) 請求項4〜6の発明によれば、乗員の乗車を検
出する手段として、ドア開放検出スイッチ、イグニッシ
ョンキースイッチ、パワーウインドウ操作スイッチなど
を用いることにより、特別なセンサーを設けずに従来か
ら装備されている機器を利用して安価に構成することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を車両用のキーレスエント
リー装置に応用した一実施の形態を説明する。図1はキ
ーレスリモートコントローラー(以下、キーレスリモコ
ンと呼ぶ)が一体に成形されたキーの外観図、図2はキ
ーに埋め込まれたキーレスリモコンの回路図、図3は車
載装置の回路図である。一実施の形態のキーレスエント
リー装置は、図2に示すキーレスリモコン2と、図3に
示す車載装置3とから構成される。
【0008】なお、この実施の形態ではキーに一体成形
されたキーレスリモコンを例に上げて説明するが、キー
と別個にユニット化されたキーレスリモコンに対しても
本発明を適用することができる。
【0009】図1に示すように、キー1のヘッド部には
単一の操作スイッチ1aが設けられる。この実施の形態
では単一の操作スイッチ1aを用い、操作スイッチ1a
の操作状態と、操作スイッチ1aが操作された時の車両
の状況とにより、ドアのロックまたはアンロック、パワ
ーウインドウのアップまたはダウンを行なう例を示す。
【0010】キー1には図2に示すキーレスリモコン2
が埋め込まれている。キーレスリモコン2はマイクロコ
ンピュータを有するコントローラ21を中心に構成さ
れ、図3に示す車載装置3との通信を制御する。コント
ローラ21には、キーごとに固有のIDが記憶されるE
EPROMなどの不揮発性メモリ22と、操作スイッチ
1aと、アンテナ23と、バッテリーBATが接続され
る。
【0011】また、図3に示すように、車載装置3はキ
ーレスエントリーコントローラー31を中心に構成され
る。コントローラー31はマイクロコンピューターとチ
ューナー31aやメモリ31bなどの周辺部品から構成
され、運転席ドア、助手席ドアおよび後席左右ドアのロ
ック/アンロックを行なうとともに、各ドアのパワーウ
インドウコントローラを制御してパワーウインドウのア
ップ/ダウンを行う。なお、メモリ31bはEEPRO
Mなどの不揮発性メモリであり、予め登録された所定の
種類のIDを記憶する。
【0012】アクチュエータ32〜35はそれぞれ運転
席ドア、助手席ドア、後席右ドア、後席左ドアのドアロ
ックアクチュエータであり、各ドアのドアロック機構
(不図示)をロック側またはアンロック側に駆動する。
【0013】アクチュエータ36〜39はそれぞれ運転
席ドア、助手席ドア、後席右ドア、後席左ドアのパワー
ウインドウアクチュエータであり、各パワーウインドウ
の駆動機構をアップ(閉じ)側またはダウン(開放)側
に駆動する。パワーウインドウアクチュエータ36〜3
9はそれぞれ運転席パワーウインドウコントローラー4
0、助手席パワーウインドウコントローラー41、後席
右パワーウインドウコントローラー42、後席左パワー
ウインドウコントローラー43により駆動制御される。
また、各パワーウインドウコントローラー40〜43に
はパワーウインドウの位置を検出するセンサー44〜4
7が接続されている。
【0014】キーレスエントリーコントローラー31に
はまた、キーレスリモコン2から発射された電波を受信
するためのアンテナ48と、各ドアのロック状態を検出
するためのスイッチ49〜52と、各ドアの開放状態を
検出するためのスイッチ53〜56が接続されている。
【0015】なお、キーレスエントリーコントローラ3
1と各パワーウインドウコントローラー40〜43には
バッテリーBATから電力が供給される。
【0016】次に、図4により、キーレスリモコン2か
ら送信されるデータのフォーマットを説明する。送信デ
ータはA部、B部およびC部のシリアルデータから構成
される。A部はデータのヘッダーであり、B部はキーレ
スリモコン2に設定された固有のIDと操作スイッチ1
aの制御コードである。この実施の形態では単一の操作
スイッチ1aしか装備されないキーレスリモコン2を用
いているので、B部の制御コードは1種類である。
【0017】また、C部は操作スイッチ1aの連続操作
コードである。キーレスリモコン2は、操作スイッチ1
aが操作されるとまずA部とB部のデータを送信し、そ
の後も引き続いて操作スイッチ1aが操作されている限
りC部の連続操作コードを送信し続ける。つまり、C部
の連続操作コードは操作スイッチ1aの操作時間を示
す。なお、操作スイッチ1aが操作されている限りC部
の連続操作コードを送信し続けると、キーレスリモコン
2のバッテリBATを消費し過ぎるので、連続操作時間
が所定時間を超えたらC部の連続操作コードの送信を終
了するようにしてもよい。
【0018】この実施の形態ではキーレスリモコン2に
操作スイッチ1aを1個だけ設け、この操作スイッチ1
aが操作されたら車両の状況によりドアのロックまたは
アンロックを行なう。つまり、全ドアがロック状態にあ
れば全ドアをアンロックし、いずれかのドアがアンロッ
ク状態にあれば全ドアをロックする。全ドアのロックま
たはアンロック後の所定時間(例えば3秒)以内に操作
スイッチ1aが操作されてドアのロック/アンロック要
求があり、且つその操作時間が連続して所定時間(例え
ば1秒)を超える場合には、パワーウインドウのアップ
またはダウン要求であると判断し、全ドアアンロック後
の所定時間以内に限って全ドアがアンロック状態にある
ことを条件に全席のパワーウインドウをダウンし、また
全ドアロック後の所定時間以内に限って全ドアがロック
状態にあることを条件に全席のパワーウインドウをアッ
プする。
【0019】図5〜図8は遠隔制御プログラムを示すフ
ローチャートである。キーレスエントリーコントローラ
ー31は、装置の電源が投入されると図5、図6に示す
処理を実行する。ステップ1において、タイマー1〜3
をリセットする。ここで、タイマー1は遠隔操作による
ドアアンロック後の経過時間を計時するタイマーであ
り、T1時間(例えば3秒)を設定する。タイマー2は
遠隔操作によるドアロック後の経過時間を計時するタイ
マーであり、T2時間(例えば3秒)を設定する。ま
た、タイマー3は遠隔操作によるパワーウインドウダウ
ン後の経過時間を計時するタイマーであり、T3時間
(例えば30秒)を設定する。このタイマー3がタイム
アップするとコントローラー31のマイクロコンピュー
タに図8に示すタイマー3割り込みを発生する。
【0020】ステップ2でアンテナ48およびチューナ
ー31aによりキーレスリモコン2からの送信電波を受
信し、送信データのヘッダーを検出したらステップ3へ
進む。ステップ3では、受信したIDをEEPROM3
1bに記憶されている登録IDと照合する。受信IDが
登録されていればステップ4へ進み、受信した制御コー
ドからドアのロックまたはアンロックが要求されている
かどうかを判断する。この実施の形態では単一の操作ス
イッチ1aしか装備されないキーレスリモコン2を用い
ているので、制御コードは操作スイッチ1aに対応する
1種類だけであり、制御コードだけでドアのロック/ア
ンロックか、パワーウインドウのアップ/ダウンかを決
定することはできない。上述したように、この実施の形
態では操作スイッチ1aの操作状態と車両の状況により
ドアのロック/アンロックかパワーウインドウのアップ
/ダウンかを決定するが、ここでは操作スイッチ1aが
操作されたことを確認し、とりあえずドアのロック/ア
ンロック要求であるとしてステップ5へ進む。
【0021】ステップ5において、タイマー1またはタ
イマー2が作動中か、すなわち遠隔操作によるドアアン
ロック後のT1時間以内、または遠隔操作によるドアロ
ック後のT2時間以内かを判断する。遠隔操作によるド
アロック/アンロック後の所定時間以内でなければ、図
6のステップ15へ進んで遠隔操作によるドアのロック
/アンロック処理を行なう。
【0022】ステップ15で改めてタイマー1および2
をリセットし、続くステップ16でスイッチ49〜52
により全席のドアがロックされているかどうかを確認す
る。全ドアがロック状態にあればステップ17へ進み、
ドアロックアクチュエータ32〜35を駆動制御して全
ドアをアンロックした後、ステップ18でタイマー1を
スタートさせてドアアンロック後の経過時間を計時す
る。一方、全ドアがロック状態でなければステップ19
へ進み、ドアロックアクチュエータ32〜35により全
ドアをロックした後、ステップ20でタイマー2をスタ
ートさせてドアロック後の経過時間を計時する。ドアの
ロックまたはアンロック処理を終了したらステップ2へ
戻る。
【0023】ステップ5において、すでにタイマー1ま
たは2が作動中で、ドアがロックまたはアンロックされ
てから所定時間(T1またはT2)以内であればステッ
プ6へ進む。ステップ6では送信データの内の連続操作
コードにより操作スイッチ1aの連続操作時間を確認
し、連続操作時間が所定時間T4以内であればドアのロ
ック/アンロック要求であると判断し、図6のステップ
15へ進んで上述した処理を実行する。
【0024】一方、連続操作時間が所定時間T4を超え
ていればパワーウインドウのアップ/ダウン要求である
と判断してステップ7へ進む。ステップ7では、タイマ
ー1が作動中か、すなわち遠隔操作によるドアアンロッ
ク後、T1時間以内かどうかを確認する。操作スイッチ
1aの連続操作が、遠隔操作によるドアアンロック後の
所定時間T1以内に行なわれた時は、ドアアンロック後
のパワーウインドウのダウン要求であると判断し、ステ
ップ8へ進む。ステップ8では、スイッチ49〜52に
より全ドアがアンロック状態にあるかどうかを確認す
る。遠隔操作により全ドアのアンロックが完了しいる場
合には、ステップ9でパワーウインドウコントローラ4
0〜43を制御してアクチュエータ36〜39により全
席のパワーウインドウを全開または一定量ダウンする。
パワーウインドウダウン後のステップ10で、ドア開閉
割り込みを許可するとともにタイマー3をスタートさせ
る。その後、ステップ14でタイマー1と2をリセット
してステップ2へ戻る。
【0025】操作スイッチ1aの連続操作時間がT4時
間を超え、その時タイマー1が作動中でなかった場合に
は、ステップ7からステップ11へ進み、タイマー2が
作動中か、すなわち、遠隔操作により全ドアをロックし
てからT2時間以内かどうかを確認する。操作スイッチ
1aの連続操作が、遠隔操作による全ドアロック後の所
定時間T2以内に行なわれた時は、ドアロック後のパワ
ーウインドウアップ要求であると判断し、ステップ12
へ進む。ステップ12では、スイッチ49〜52により
全ドアがロック状態であるか否かを確認する。遠隔操作
により全ドアのロックが完了している場合には、ステッ
プ13でパワーウインドウコントローラ40〜43を制
御してアクチュエータ36〜39により全席のパワーウ
インドウを全閉または一定量アップする。その後、ステ
ップ14へ進み、タイマー1と2をリセットしてステッ
プ2へ戻る。
【0026】遠隔操作により全席のパワーウインドウが
ダウンされた後、スイッチ53〜56によりいずれかの
ドアの開放が検出されると、コントローラー31は図7
に示すドア開割り込み処理を開始する。パワーウインド
ウがダウンされたまま所定時間T3(例えば30秒)が
経過しても乗員の搭乗が確認されない場合は、後述する
タイマー3割り込みでパワーウインドウのアップ処理を
行なうが、パワーウインドウがダウンされてからT3時
間以内に乗員の搭乗が確認されたら、タイマー3による
計時とタイマー3の割り込み処理は不要となる。ステッ
プ31でタイマー3をリセットし、続くステップ32で
ドア開割り込みを禁止してリターンする。
【0027】パワーウインドウがダウンされたまま所定
時間T3を経過しても乗員の搭乗が確認されない場合
は、ウインドウを開けたままで放置されるのを避けるた
め、タイマー3がタイムアップしたら図8に示すタイマ
ー3割り込み処理を実行する。ステップ41でコントロ
ーラ40〜43を制御してアクチュエータ36〜39に
より全席のパワーウインドウをアップし、全閉位置また
は遠隔操作によりダウンする以前の位置まで閉じる。次
に、ステップ42でドア開割り込みを禁止してリターン
する。
【0028】このように、遠隔操作によるドアロックま
たはドアアンロック後の所定時間以内にキーレスリモコ
ンからIDと操作スイッチの操作時間データを受信し、
受信IDが登録IDと一致し且つ操作スイッチの操作時
間が所定時間を超える場合には、ドアのロック状態また
はアンロック状態に応じてパワーウインドウの開閉を行
なうようにしたので、単一の操作スイッチのキーレスリ
モコンによって通常のドアのロック/アンロックの遠隔
操作以外に、パワーウインドウの遠隔操作を行なうこと
ができ、パワーウインドウ専用の操作スイッチを設ける
必要がない。また、パワーウインドウの遠隔開閉制御に
際して、ドアのロック状態が検出されたらパワーウイン
ドウをアップ(閉じ)し、ドアのアンロック状態が検出
されたらパワーウインドウをダウン(開放)ようにした
ので、パワーウインドウ専用の操作スイッチを設けず
に、車両の状況に応じてパワーウインドウを適切に遠隔
操作することができる。遠隔操作によるパワーウインド
ウのダウン後、所定時間以内に乗員の乗車が検出されな
い場合には、パワーウインドウをふたたびアップするよ
うにしたので、遠隔操作時の誤操作によってパワーウイ
ンドウが開放されたまま放置されるのを防止できる。
【0029】以上の一実施形態の構成において、操作ス
イッチ1aが操作部材を、キーレスリモートコントロー
ラ2が送信手段を、アンテナ48およびチューナー31
aが受信手段を、キーレスエントリーコントローラー3
1、ドアロックアクチュエータ32〜35、パワーウイ
ンドウアクチュエータ36〜39およびパワーウインド
ウコントローラー40〜43が駆動制御手段を、スイッ
チ49〜52がドアロック検出手段を、スイッチ53〜
56が乗車検出手段をそれぞれ構成する。
【0030】なお、上記実施の形態ではドアの開放状態
を検出するドアスイッチ53〜56により乗員の乗車を
検出するようにしたが、乗員の乗車を検出する手段は上
記実施の形態に限定されず、例えばイグニッションキー
シリンダーにイグニッションキーが差し込まれたことを
検出するキースイッチや、パワーウインドウを開閉する
ための操作スイッチが操作されたら、乗員が乗車したと
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キーレスリモートコントローラーが一体に成
形されたキーの外観図である。
【図2】 キーレスリモートコントローラーの回路図で
ある。
【図3】 キーレスエントリー車載装置の回路図であ
る。
【図4】 キーレスリモートコントローラーから送信さ
れるデータのフォーマットを示す図である。
【図5】 キーレスエントリー車載装置で実行される処
理を示すフローチャートである。
【図6】 図5に続く、キーレスエントリー車載装置で
実行される処理を示すフローチャートである。
【図7】 ドア開割り込み処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 タイマー3割り込み処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 キー 1a 操作スイッチ 2 キーレスリモートコントローラー(キーレスリモコ
ン) 3 車載装置 21 コントローラー 22 メモリ 23 アンテナ 31 コントローラー 32〜35 ドアロックアクチュエータ 36〜39 パワーウインドウアクチュエータ 40〜43 パワーウインドウコントローラー 44〜47 センサー 49〜56 スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の操作部材を有し、前記操作部材の
    操作時に固有のIDと前記操作部材の操作時間情報を送
    信する送信手段と、 前記送信手段から送信されたIDと操作時間情報とを受
    信する受信手段と、 ドアのロック状態およびアンロック状態を検出するドア
    ロック検出手段と、 前記受信IDが予め登録したIDと一致した場合に、前
    記ドアロック検出手段によりロック状態が検出されたら
    ドアのアンロックを行ない、前記ドアロック検出手段に
    よりアンロック状態が検出されたらドアのロックを行な
    う駆動制御手段とを備えたキーレスエントリー装置であ
    って、 前記駆動制御手段は、ドアロックまたはドアアンロック
    後の所定時間以内に前記送信手段からIDと操作時間情
    報を受信し、その受信IDが前記登録IDと一致し且つ
    前記操作部材の操作時間が所定時間を超える場合には、
    前記ドアロック検出手段による検出状態に応じてパワー
    ウインドウおよび/またはサンルーフの開閉を行なうこ
    とを特徴とするキーレスエントリー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキーレスエントリー装
    置において、 前記駆動制御手段は、パワーウインドウおよび/または
    サンルーフの開閉制御に際して、前記ドアロック検出手
    段によりロック状態が検出されたらパワーウインドウお
    よび/またはサンルーフを閉じ、前記ドアロック検出手
    段によりアンロック状態が検出されたらパワーウインド
    ウおよび/またはサンルーフを開くことを特徴とするキ
    ーレスエントリー装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のキーレスエントリー装
    置において、 乗員の乗車を検出する乗車検出手段を備え、 前記駆動制御手段は、パワーウインドウおよび/または
    サンルーフの開放後、所定時間以内に前記乗車検出手段
    により乗員の乗車が検出されない場合には、パワーウイ
    ンドウおよびサンルーフを閉じることを特徴とするキー
    レスエントリー装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のキーレスエントリー装
    置において、 前記乗車検出手段はドアの開放を検出するドア開放検出
    スイッチであることを特徴とするキーレスエントリー装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のキーレスエントリー装
    置において、 前記乗車検出手段はイグニッションキーシリンダーにイ
    グニッションキーが差し込まれたことを検出するキース
    イッチであることを特徴とするキーレスエントリー装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のキーレスエントリー装
    置において、 前記乗車検出手段はパワーウインドウを開閉するための
    操作スイッチであることを特徴とするキーレスエントリ
    ー装置。
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