JP2006187439A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の共通化によって部品点数を削減することで、パチンコ遊技球その他の遊技球を用いた遊技機に取り付けられる部品の配置の自由度を広げること。
【解決手段】遊技球43が打ち出される遊技領域を有する遊技盤4の裏側に配置された球通路300に設けられ、貯留タンク301からこの球通路300に供給された遊技球43を遊技盤4の前面側に設けられた受け皿302に払い出すための球払出し装置305と、
この球払出し装置305の作動制御を行う作動制御手段25と、前記球通路300のうち前記球払出し装置305の下流側に設けられ、前記受け皿302に流下する遊技球43の通過を検知する球検知手段307と、前記作動制御手段25から前記球払出し装置305に対して作動信号の出力があるにも拘わらず、前記球検知手段307が遊技球を検知しない場合には、球切れとみなす判定を行う球切判定手段25と、パチンコ遊技機1にを有するようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機、特には遊技球を用いた遊技機に関する。
遊技球を用いた遊技機、例えばパチンコ遊技機では、遊技媒体であるパチンコ球を用いて遊技し、遊技結果が良好であればパチンコ球が賞球として払出される。また遊技者にパチンコ球を必要量計数して貸し出す。
このようなパチンコ球の払出しや貸し出しは、パチンコ遊技機に備えられている球払出装置によって実現される。
球払出装置は、パチンコ球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤の盤面裏側に設けられた球通路に設けられており、スプロケットの回転により、賞球や貸し球としてパチンコ球を送り出す。
球通路の源にはパチンコ球の貯留タンクが設置され、球通路の先はパチンコ遊技機前面に設けられた受け皿と通じており、前記球払出装置によるパチンコ球の送り出しにより、貯留タンクに貯留されていたパチンコ球は、受け皿に払出されるようになる。
また球通路のうち球払出装置よりも上流側および下流側には、それぞれ球切れ検知センサおよび払出検知センサが設けられている。
球切れ検知センサは、球払出装置の上流側でパチンコ球が流れない状態(以下、球切れ状態)になると、その状態を検出して球払出装置を停止する。
払出検知センサは、球払出装置の下流側に流下して来るパチンコ球を検出し、パチンコ球が受け皿に払出されているか否かを検知する。
図8はパチンコ遊技機1の遊技盤の裏側に配置された球通路の一例を示すものである。
符号300で示す当該球通路は、既述のように、貯留タンク301を基点としてそこから受け皿302に至るまでの経路であり、賞球及び貸し球は、貯留タンク301−パチンコ球整列タンク303−球切れ検知センサ304−球払出し装置305−払出検知センサ307の−受け皿302の順で流れる。なおこれら球通路300に沿って配置されている部品を球通路配置部品という。
球通路配置部品のうち、球切れ検知センサ304,球払出し装置305,払出検知センサ307は、球通路300の一部であるパチンコ球樋36に配置されている。パチンコ球樋36は、パチンコ球整列タンク303の右端部から直線的に下方に向かう直線部分36aと、この直線部分36aに連続し、ほぼ逆S字形状に蛇行する逆S字形状部分36bと、逆S字形状部分36bの先端に連続する倒立J字状通路36cとからなり、球切れ検知センサ304は直線部分36aに配置され,球払出し装置305は逆S字形状部分36bの下端に配置され,払出検知センサ307は倒立J字状通路36cの下端に配置されている。
球払出し装置305は、パチンコ球43を送り出すスプロケット37と、スプロケット37を回転駆動させるスプロケット駆動モータ42とを有する(図8ではスプロケット駆動モータ42の駆動軸のみを符号42を用いて示してある。)。スプロケット37は、逆
S字形状部分36aの先端と倒立J字状通路36cとの境界部分にほぼ対応する箇所に位置し、逆S字形状部分36aを流れて来たパチンコ球43を倒立J字状通路36cに送り易くする。
スプロケット37は、パチンコ球樋36を経由して球払出し装置305に供給されて来るパチンコ球43を、パチンコ球樋36の逆S字形状部分36bからスプロケット37の周縁に形成された溝37a内に一旦収容する。そして、この状態でスプロケット駆動モータ42を駆動することによりスプロケット37は回転されて、下流側の受け皿302に向かう倒立J字状通路36cにそれぞれ賞球および貸し球としてパチンコ球43を送り出して払出しを行う。
なお、パチンコ球樋36は、図8に一条しか図示していないが、実際は手前と奥の二条形成されており、二条のパチンコ球樋36に対応してスプロケット37も実際は2つ設けられている。
なお、パチンコ球の払出しには、賞球用と貸し球用の2通りの払い出しがあるが、両払出しによるパチンコ球の検出は、払出検知センサ307によって兼用され、それぞれ規定数が払出される。
球切れ検知センサ304や払出検知センサ307の出力は、周知のごとくパチンコ遊技機に設けられている制御装置20に含まれる主・副制御装置のうちの主制御装置(図8では図示せず)の中央命令処理部(Central Processing Unit;CPU)に送られる。
球払出し装置305は、前記副制御装置一つである球払出制御装置の指令(作動信号)に基づき、その作動が制御される。そして、球払出制御装置と主制御装置との間では、球切れ検知センサ304や払出検知センサ307の出力情報や大当たりを検知する特定入賞球検知センサその他の出力情報に基づいて、主制御装置から球払出制御装置に指令が送られ、この結果、球払出制御装置の作動制御が行われる。
ところで、パチンコ遊技機の外枠の大きさは変わらないが、その中に取り付けられる部品点数は非常に多いため、部品同士が相互に設計の自由度を抑制している。
例えば貯留タンク301に貯留されているパチンコ球を球通路300経由で受け皿まで流す力は重力によるものであるから、球通路300の勾配は急であることが球詰まりによる球切れを抑制する。
しかし、これまでは球通路300の上流側にある球切れ検知センサ304の存在によって球通路300の配置の自由度が制限されてしまい、特に源流の貯留タンク301に接続されているパチンコ球整列タンク303の勾配を大きくするのには制限があった。
なお、球払出し装置に関する文献としては、例えば特許文献1を挙げられる。
特開2003−205146号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、部品の共通化によって部品点数を削減することで、パチンコ遊技球その他の遊技球を用いた遊技機に取り付けられる部品の配置の自由度を広げることにある。
前記課題を達成するために、本発明の遊技機は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の遊技機は、遊技球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤の裏側に配置された球通路に設けられ、貯留タンクからこの球通路に供給された遊技球を遊技盤の前面側に設けられた受け皿に払出すための球払出し装置と、この球払出し装置の作動制御を行う作動制御手段と、前記球通路のうち前記球払出し装置の下流側に設けられ、前記受け皿に流下する遊技球の通過を検知する球検知手段と、前記作動制御手段から前記球払出し装置に対して作動信号の出力があるにも拘わらず、前記球検知手段が遊技球を検知しない場合には、球切れとみなす球切判定手段と、を有する。
本発明によれば、球払出し装置が作動しているならば、遊技機は受け皿に向けて流下されるはずであるが、それにも拘わらず、球払出し装置の下流側に設けられている球検知手段によって遊技球の流下を確認できなかった場合には、球通路のうち球検知手段に至るまでの間に何らかの障害が生じ、遊技球の流れが阻害されていると判断するものとした。
このようにすることで、球通路の上流側に従来設けられていた球切れ検知センサを不要にできる。
このように、本発明にあっては、部品の共通化によって部品点数を削減することができるのでその分、他部品の配置の自由度を広げることができる。
したがって、例えば、本発明をパチンコ遊技機に適用すれば、球通路の上流側に球切れ検知センサが不要になった分のスペースが空くので、球通路のうち源流となる貯留タンクに直接接続されているパチンコ球整列タンクの配置の自由度を高められ、パチンコ球整列タンクの勾配を高められる。したがって、球通路を流下する遊技球に勢いが付き、球詰まりを生じにくくすることができる。
本発明の遊技機をパチンコ遊技機を例にして説明する。なお、従来技術と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
図1に示すように、パチンコ遊技機1は、外枠2と、外枠2に回動自在に設けられている本体枠3と、本体枠3に着脱可能に固定されている遊技盤4と、本体枠3に回動自在に設けられ遊技盤4の前面を覆うガラス扉5と、本体枠3に回動自在に設けられガラス扉5の下方に配置されている下扉6と、遊技盤4の下方裏面に配置されパチンコ球43(図4,図5参照)を一発ずつ遊技盤4に向けて発射する発射装置261(図3にのみ示す)と、ガラス扉5の上部に配置され、必要に応じて点滅する報知用ランプ(報知手段)7と、ガラス扉5の左右上部に配置されているスピーカ8と、下扉6に配置され貸球および賞球を貯留する受け皿302と、下扉6に配置され前記発射装置261を作動させる操作ハンドル10等を備えている。
遊技盤4は、図2に示すように、特別図柄表示装置4a、始動入賞口4bおよび保留球ランプ4c、盤面ランプ4d、電動役物4e、通常入賞口4f、大入賞口4g、風車4hおよびスルーチャッカ4i等を備えている。
前記入賞口4b、4f、4gには、賞球検知センサが設けられており、入賞口をパチンコ球43が通過すると、これら賞球検知センサが作動して、次に述べる制御装置20(図3,図4参照)の主制御装置21に入賞信号が送られる。
図3を参照して制御装置20を詳しく説明する。
制御装置20は、主制御装置21ならびに特別図柄表示装置4aを制御してそこに表示される各種図柄(普通図柄LED225やビデオディスプレイプロセッサ経由の特別図柄LCD4d)の演出を制御する図柄制御装置22、保留球ランプ4c・盤面ランプ4dその他のランプの点灯や点滅を制御するランプ制御装置23、発射装置261を制御する発射制御装置26、スピーカ8からの音声を制御する音声制御装置24および球払出し装置305を制御する球払出制御装置25その他の副制御装置等を備えている。
主制御装置21は、遊技制御プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する。
主制御装置21には、CPU211が設けられている。
CPU211には、遊技制御プログラムを記憶しているROM(Read Only
Memory)212、CPU211のワーク用メモリとして機能するRAM(Random Access Memory)213が接続されている。
また、主制御装置21には、入力インターフェース21aが設けられている。
入力インターフェース21aには、始動入賞口4bに入賞したパチンコ球43を検知する始動入賞球検知センサ215および発射装置から発射されるパチンコ球43を検知するパチンコ球発射検知センサ219、大入賞口4gに入賞したパチンコ球43を検知する大入賞球検知センサ216、継続球検知センサ217、通常入賞口4fに入賞したパチンコ球43を検知する小入賞球検知センサ218および受け皿302に流下するパチンコ球43の通過を検出する球検知手段としての払出検知センサ307等の各種検知センサが接続され、これら各センサから出力される信号を主制御装置21へ送信する。
なお、始動入賞球検知センサ215,大入賞球検知センサ216,小入賞球検知センサ218を総称して賞球検知センサと呼称する。
図柄制御装置22は、主制御装置21と同様にCPU221と、CPU221に接続されるROM222およびRAM223を備えており、図柄制御基板22は主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、保留球ランプ4c等を制御する。
ランプ制御装置23も同様にCPU231と、CPU231に接続されるROM232およびRAM233を備えている。
音声制御装置24は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、サウンドプロセッサ244を介してスピーカ8を制御する。
音声制御装置24も同様にCPU241と、CPU241に接続されるROM242およびRAM253を備えている。
球払出制御装置25は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、球払出し装置305の直接の作動制御を行う。よって主制御装置21および球払出制御装置25は、球払出し装置305の作動制御手段といえる。
球払出制御装置25もCPU251と、CPU251に接続されるROM252およびRAM253を備えている。
球払出制御装置25のRAM253は、電源30の断時においても図示しないバックアップ電源から所定の電圧が供給されて遊技中に発生した遊技データ(例えば、賞球払出数)を記憶保持する。
既述のように操作ハンドル10の操作によって発射装置261が作動され、パチンコ球43は発射されるが、発射装置261を制御する発射制御装置26は、主制御装置21か
ら出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、球払出制御装置25を介した制御信号により、発射装置261の停止処理を制御することもある。
次に図4および図5を参照して、パチンコ遊技機1の裏面構成について説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機1では従来のパチンコ遊技機1と違い、球通路300の直線部分36aに球切れ検知センサ304がない。しかしながら、その代わりのシステムが構築されており、順次説明する。
球払出し装置305のスプロケット37は、その回転方向における所望の位置になるように、球払出制御装置25からスプロケット駆動モータ42へ作動信号を出力する。
また、球払出制御装置25では、スプロケット37の回転方向における位置が、スプロケット37の周縁に形成された溝37a内に一旦収容したパチンコ球43を倒立J字状通路36cへ向けて離すタイミングになったときに、スプロケット37の回転駆動を一時停止させるように制御する。当該一時停止により球の自重および慣性で球がスプロケット37から放出され、当該パチンコ球43をそれまで収容していた溝37aよりも下流に位置する払出検知センサ307に向けて流下する。
ここで、球払出制御装置25による賞球と貸し球の球払出制御を説明する。
実施形態のパチンコ遊技機1では、入賞口4b、4f、4gの賞球検知センサ215,216,218をパチンコ球43が通過すると、入力インターフェイス21a経由で主制御装置21に入賞信号が送られる。
主制御装置21は、入賞口4b、4f、4g毎に対応した賞球指定の作動信号を球払出制御装置25に送信する。
球払出制御装置25はその作動信号が入力されるとスプロケット駆動モータ42を駆動して、スプロケット37を図5における時計回りに回転させる。
パチンコ球43は倒立J字状通路36cの先端に設けられた払出検知センサ307を通過後、受け皿302に払出される。
払出検知センサ307によるパチンコ球43の検出数が主制御装置21からの指示に応じた賞球数に至ると、球払出制御装置25は、スプロケット駆動モータ42の駆動命令を終了する。
また、貸し球の場合、球払出制御装置25に図示しない球貸し制御装置から貸し球信号が送られる。球払出制御装置25は貸し球信号を受信するとスプロケット駆動モータ42に駆動命令し、貸し球に応じたスプロケット37の回転を行う。
賞球の球払出制御の場合と同様、パチンコ球43は倒立J字状通路36cの先端に設けられた払出検知センサ307を通過後、受け皿302に払出される。
払出検知センサ307によるパチンコ球43の検出数が主制御装置21からの指示に応じた貸し球数に至ると、球払出制御装置25は、スプロケット駆動モータ42の駆動命令を終了する。
次に球切れ検知センサを用いずとも球切れ状態をどのようにして検知するかを説明する。
この検知を行うには、主制御装置21と、球払出し装置305の直接の作動制御を行う球払出制御装置25と、払出検知センサ307を利用する。
詳述すると主制御装置21から球払出制御装置25に指令が送られ、球払出制御装置25から球払出し装置305に対して作動信号の出力がある場合、当然ながら払出検知センサ307がパチンコ球43を検知するはずである。
しかしながら、それにも拘わらず、払出検知センサ307が、パチンコ球43を検知しない場合には、パチンコ遊技機1が現在球切れ状態にあるとみなす球切れ判定を球払出制御装置25が行うことで実現する。
このため球払出制御装置25は、球切判定手段ということができる。
球払出制御装置25による判定処理の手順を図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。フローチャート上の各ステップを符号Sを用いて示す。
S1では、球払出制御装置25からの作動信号を球払出し装置305が受けると、スプロケット駆動モータ42が駆動する。
S2では、駆動モータ42を停止する。
S3では、払出検知センサ307によるパチンコ球43の検知を開始する。
S4では、パチンコ球43が払出検知センサ307を通過したか否か、換言すればパチンコ球43を払出検知センサ307が検知したか否かを判定する。肯定判定した場合、パチンコ遊技機1は正常であると判断し、本処理を終了する。否定判定したすなわち払出球を検知できなかった場合は、パチンコ遊技機1は異常の可能性を含むと判断し次のS5に進む。
S5では、S4での否定回数の総カウント数が所定回数の3以上あるか否かを判定する。換言すればスプロケット駆動モータ42を作動させるための作動信号が発信されても払出検知センサ307がパチンコ球43を検知できなかった場合、払出球非検知数が3以上になったか否かを判定する。肯定判定の場合、払出検知センサ307が連続して3回もパチンコ球43の検知ができなかったことは異常(球切れ又は球詰まり)と判断し、S8に進む。
そして否定判定の場合、異常の可能性を含むけれども、まだ可能性の段階であり、断定はせずに次のS6に進む。
S6では、否定回数のカウント数に1プラスする。
S7では、S6でのカウント数が3以上になったか否かを判定し、肯定判定すれば払出検知センサ307が連続して3回もパチンコ球43を検知できなかったことはトラブル発生状態と判断しS8に進み、否定判定すれば本処理を終了し、次に球払出制御装置25から球払出し装置305に作動信号が出力され球払出し装置305のスプロケット駆動モータ42が駆動するのを待機する。
S8ではリトライ処理を実行し、その後終了する。
リトライ処理とは、所定条件、すなわち払出検知センサ307がパチンコ球43を検知しなかった回数が3回以上になった場合に停止状態にあるスプロケット駆動モータ42を再度駆動して、パチンコ球が払出検知センサを依然通過しないか否かを判定するための処理をいう。トラブルが発生していた場合、リトライ処理の実行中にトラブルの解消が図ら
れる。
図7を用いてリトライ処理について説明する。
S81では、報知用ランプ7を点滅させ、球切れが発生したことをパチンコ遊技機1の設置してあるホール関係者や遊技者に報知する。
S82では、リトライをするまでの待機時間として5秒を設定する。
S83では、リトライを待機する。
S84では、S82で設定した待機時間の5秒が経過したか否かを判定する。肯定判定するまでS83を繰り返す。待機時間とはこの間内に従業員による適切な処理が施されるに十分な時間であり、この時間に拘束されるものではない。
S85では、スプロケット駆動モータ42を駆動する。
S86では、スプロケット駆動モータ42を停止する。
S87では、払出検知センサ307によるパチンコ球43の検知を開始する。
S88では、パチンコ球43が払出検知センサ307を通過したか否か、換言すればパチンコ球43を払出検知センサ307が検知したか否かを判定する。
肯定判定した場合、パチンコ遊技機1は球切れが解消し、正常な状態に戻ったと判断して報知用ランプ7を消灯し、報知を解除して本処理を終了する。よって球払出制御装置25は報知解除手段であるともいえる。
S88で否定判定した場合、すなわち払出球を検知できなかった場合は、パチンコ遊技機1は異常の可能性を含むと判断して、S82に戻り、上述した一連の作業を繰り返す。
パチンコ遊技機1はこのような構成であるから、球払出し装置305が作動しているならば受け皿302にパチンコ球43が流下されるはずであるが、それにも拘わらず、払出検知センサー307によってパチンコ球43の流下を確認できなかった場合には、球通路300のうち、払出検知センサー307に至るまでの間で何らかの障害を生じ、パチンコ球43の流れが阻害されていると判断する。
また、偶然球切れ状態が生じることもあり得るので、球払出制御装置25から球払出し装置305に作動信号が出力され、もって球払出し装置305が作動している状態が3回以上連続したにも拘わらず、払出検知センサー307が連続して3回以上払出球を検知できない場合はトラブルが発生したと判断するので、トラブル発生とする判断の確実性が増大する。
このようにしたことによって、球通路300の上流側に従来設けられていた球切れ検知センサを不要にしても何ら問題ない。
よって、パチンコ球樋36の直線的部分36aに設けられていた、通路球切れ検知センサの設置スペースが不要になり、直線的部分36aをその分短くできるから、それに応じてパチンコ球整列タンク303の勾配角を高めることができる(図4におけるパチンコ球整列タンク303の勾配角が図8のそれに比べて大きい。)。
したがって、パチンコ球整列タンク303を流れるパチンコ球の流れに勢いがつくので、パチンコ球整列タンク303に連通するパチンコ球樋36を流下するパチンコ球43の勢いも増大し、球通路300に球詰まりを生じ難くすることができる。
このように、球切れ検知センサ304がなくても他の既存部品にその分の役割を担わせる部品の共通化によって部品点数を削減することができるので、その分、他部品の配置の自由度を広げることができるといえる。
本発明に係る遊技機が適用されるパチンコ遊技機の外観を示す斜視図である。 図1のパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。 図1のパチンコ遊技機の制御装置を示すブロック図である。 パチンコ遊技機の遊技盤裏面の球払出し装置から外側カバーを取った状態を示す図である。 図4の要部拡大図である。 球払出制御装置による判定処理の手順を示すフローチャートである。 リトライ処理についてのフローチャートである。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 本体枠
4 遊技盤
4a 特別図柄表示装置
4b 始動入賞口
4c 保留球ランプ
4d 盤面ランプ
4e 電動役物
4f 通常入賞口
4g 大入賞口
4h 風車
4i スルーチャッカ
5 ガラス扉
6 下扉
7 報知用ランプ
8 スピーカ
10 操作ハンドル
20 制御装置
21 主制御装置(作動制御手段)
21a 入力インターフェース
21b 出力インターフェース
22 図柄制御装置
23 ランプ制御装置
24 音声制御装置
25 球払出制御装置(作動制御手段,球切判定手段,報知解除手段)
26 発射制御装置
36 パチンコ球樋
36a 直線的部分
36b 逆S字形状部分
37 スプロケット
37a スプロケットの溝
36c 倒立J字状通路
42 スプロケット駆動モータ
43 パチンコ球(遊技球)
211 CPU
212 ROM
213 RAM
215 始動入賞球検知センサ
216 大入賞球検知センサ
217 継続球検知センサ
218 小入賞球検知センサ
219 パチンコ球発射検知センサ
221 CPU
222 ROM
223 RAM
232 ROM
233 RAM
231 CPU
236c CPU
242 ROM
243 RAM
244 サウンドプロセッサ
251 CPU
252 ROM
253 RAM
261 発射装置
300 球通路
301 貯留タンク
302 受け皿
303 パチンコ球整列タンク
304 球切れ検知センサ
305 球払出し装置
307 払出検知センサ(球検知手段)

Claims (3)

  1. 遊技球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤の裏側に配置された球通路に設けられ、遊技球を貯留する貯留タンクからこの球通路に供給された遊技球を遊技盤の前面側に設けられた受け皿に払い出すための球払出し装置と、
    この球払出し装置の作動制御を行う作動制御手段と、
    前記球通路のうち前記球払出し装置の下流側に設けられ、前記受け皿に流下する遊技球の通過を検知する球検知手段と、
    前記作動制御手段から前記球払出し装置に対して作動信号の出力があるにも拘わらず、前記球検知手段が遊技球を検知しない場合には、球切れとみなす球切れ判定を行う球切判定手段と、を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記球切判定手段による球切れ判定は、前記作動制御手段から前記球払出し装置に所定回数の作動信号の出力があるにも拘わらず前記球検知手段が遊技球を検知しないことを条件とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記球切判定手段により、球切れとみなされた場合には、これを報知する報知手段と、
    この報知手段による報知後一定時間経過後に、前記球検知手段が遊技球を検知した場合には、前記報知手段に対してその報知を解除する報知解除手段と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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