JP2006185680A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】撥水性がバランスよく付与されたカーボンペーパを有する拡散層を含む燃料極を備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】電解質膜と、この電解質膜の一方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、メタノール水溶液が燃料として供給される燃料極と、前記電解質膜の他方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、酸化性ガスが供給される空気極とを含む膜状電極ユニットを有する単セルを備えた燃料電池であって、
前記燃料極および前記空気極のうちの少なくとも燃料極の拡散層は、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記繊維表面、前記繊維の表層および前記繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に特定の撥水性重合体を被覆または充填したことを特徴とする燃料電池。
【選択図】 図2
【解決手段】電解質膜と、この電解質膜の一方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、メタノール水溶液が燃料として供給される燃料極と、前記電解質膜の他方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、酸化性ガスが供給される空気極とを含む膜状電極ユニットを有する単セルを備えた燃料電池であって、
前記燃料極および前記空気極のうちの少なくとも燃料極の拡散層は、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記繊維表面、前記繊維の表層および前記繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に特定の撥水性重合体を被覆または充填したことを特徴とする燃料電池。
【選択図】 図2
Description
本発明は、燃料電池に関し、燃料極、空気極の拡散層を改良した燃料電池に係わる。
直接メタノール型燃料電池(DMFC)は、メタノール水溶液が燃料として供給される燃料極、酸化性ガスが供給される空気極およびこれらの極間に介在される高分子電解質膜を含む膜状電極ユニットと、この膜状電極ユニットの両面に配置される燃料用流路板および酸化性ガス用流路板とを含む単セルを備えた構造を有する。前記燃料極は、前記電解質膜の一方の面に触媒層およびカーボン繊維を積層したカーボンペーパを有する拡散層をこの順序で配置して構成され、前記空気極は電解質膜の他方の面に触媒層およびカーボンペーパを有する拡散層をこの順序で配置して構成されている。
このような構造の燃料電池において、燃料極にメタノール水溶液を燃料として供給し、空気極に空気のような酸化性ガスを供給して発電を行う際、主に燃料極のカーボンペーパを有する拡散層に毛細管現象により水詰まりが発生し易くなる。水詰まりが発生した拡散層のカーボンペーパ部分は、燃料であるメタノール水溶液を触媒層に向けて流入させるための流路としての機能が喪失する。その結果、触媒層の一部において燃料が供給されなくなるため、燃料電池の出力低下を招く。
このようなことから特許文献1には、カーボン繊維表面にポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂を被覆し、このカーボン繊維を積層したカーボンペーパを有する拡散層が開示されている。
しかしながら、フッ素樹脂で処理されたカーボンペーパは撥水性が強すぎるために、燃料をこのカーボンペーパを含む拡散層を通して触媒層に流入させることが困難になる。また、一度触媒層に取り込まれた燃料はそのカーボンペーパの強い撥水力により閉じ込められ、触媒層から拡散層を通して外部に流出する流れが妨げられる。その結果、十分な量の燃料を燃料極の触媒層に円滑に流入させることが困難になり、燃料電池の出力低下を招く。
特開2004−234947
本発明は、撥水性がバランスよく付与されたカーボンペーパを有する拡散層を含む燃料極を備えた燃料電池を提供することを目的とする。
本発明によると、電解質膜と、この電解質膜の一方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、メタノール水溶液が燃料として供給される燃料極と、前記電解質膜の他方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、酸化性ガスが供給される空気極とを含む膜状電極ユニットを有する単セルを備えた燃料電池であって、
前記燃料極および前記空気極のうちの少なくとも燃料極の拡散層は、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記繊維表面、前記繊維の表層および前記繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に下記化2に示す一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填したことを特徴とする燃料電池が提供される。
前記燃料極および前記空気極のうちの少なくとも燃料極の拡散層は、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記繊維表面、前記繊維の表層および前記繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に下記化2に示す一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填したことを特徴とする燃料電池が提供される。
ただし、式中のR1は2価〜4価の元素、R2は炭化水素性官能基、芳香属性官能基、nは2以上の整数を示す。
本発明によれば、少なくとも燃料極において燃料の拡散層を通しての触媒層への流入、および未反応の燃料の触媒層から拡散層を通しての外部への流出を円滑に行うことが可能で、高い出力特性と優れた長期信頼性を有する燃料電池を提供できる。
以下、本発明に係る燃料電池を図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態に係る燃料電池は、メタノール水溶液が燃料として供給される燃料極、酸化性ガスが供給される空気極およびこれらの極間に介在される電解質膜を含む膜状電極ユニットと、この膜状電極ユニットを有する単セルを備えた構造を有する。
具体的には、前記燃料電池の単セルは図1〜図3に示す構造を有する。図1は、単セルを示す概略分解斜視図、図2は図1の単セルに組み込まれた膜状電極ユニットを示す断面図、図3は図1の単セルに組み込まれた燃料用流路板および酸化性ガス用流路板を示す平面図である。
具体的には、前記燃料電池の単セルは図1〜図3に示す構造を有する。図1は、単セルを示す概略分解斜視図、図2は図1の単セルに組み込まれた膜状電極ユニットを示す断面図、図3は図1の単セルに組み込まれた燃料用流路板および酸化性ガス用流路板を示す平面図である。
単セル1は、図1に示すように膜状電極ユニット11を備えている。枠状のシール材21a、燃料用流路板31aおよび集電板41aは、前記膜状電極ユニット11の一方の面にこの順序で配列、積層されている。枠状のシール材21b、酸化性ガス用流路板31bおよび集電板41bは、前記膜状電極ユニット11の他方の面にこの順序で配列、積層されている。
前記膜状電極ユニット11は、図2に示すように燃料が供給される燃料極12と、酸化性ガスが供給される空気極13と、これらの極12,13間に介在される電解質膜14とを備えている。前記燃料極12は、前記電解質膜14に接する触媒層12aと、この触媒層12aに積層されたカーボンペーパを有する拡散層12bとから構成されている。前記空気極13は、前記電解質膜14に接する触媒層13aと、この触媒層13aに積層されたカーボンペーパを有する拡散層13bとから構成されている。
前記各流路板31a,31bは、図3に示すように例えばカーボンからなる流路板本体32と、この流路板本体32の前記枠状のシール材21a(21b)の枠内に対向する部分に蛇行して形成された燃料(または酸化性ガス)の溝状流路33と、この流路33の一端に前記本体32を貫通して形成された燃料(または酸化性ガス)の供給口34と、前記流路33の他端に前記本体32を貫通して形成された燃料(または酸化性ガス)の排出口35とを備えている。なお、前記流路板本体32の4隅を含む4辺にはボルトが挿通される穴36が開口されている。
前記燃料極12および空気極13のうち、少なくとも燃料極12の拡散層12bは、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記カーボン繊維の表面、前記カーボン繊維の表層および前記カーボン繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に下記化3に示す一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填されている。
前記燃料極12および空気極13のうち、少なくとも燃料極12の拡散層12bは、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記カーボン繊維の表面、前記カーボン繊維の表層および前記カーボン繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に下記化3に示す一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填されている。
ただし、式中のR1は2価〜4価の元素、R2は炭化水素性官能基、芳香属性官能基、nは2以上の整数を示す。
前記一般式(I)のR1は、酸素、窒素、硫黄またはリンであることが好ましい。
前記一般式(I)のR1は、酸素、窒素、硫黄またはリンであることが好ましい。
前記一般式(I)のR2は、炭素数1〜30、より好ましくは炭素数1〜12の炭化水素性官能基、置換もしくは非置換のフェニル基であることが望ましい。この炭化水素性官能基は、エーテル結合を有することを許容する。
前記一般式(I)のnは、10〜25000の整数であることが好ましい。
前記撥水性重合体は、カーボンペーパを構成するカーボン繊維表面、カーボン繊維の表層およびカーボン繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分にそのカーボンペーパに対して0.1〜60体積%で被覆、充填することが好ましい。
前記撥水性重合体で処理されたカーボンペーパは、例えば次のような方法により作製される。1つの方法は、カーボン繊維に前記撥水性重合体を練り込むか、もしくは吹き付けかいずれかによりその繊維の表面および表層に撥水性重合体を被覆した後、この繊維を漉いてカーボンペーパを作製する方法である。2つ目の方法は、カーボンペーパを前記撥水性重合体の溶液に浸漬してカーボンペーパの繊維表面および繊維間に撥水性重合体を被覆、充填する方法である。
本発明に係る燃料電池において、空気極13の拡散層13bがカーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記繊維表面、前記繊維の表層および前記繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に前記一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填してもよい。
以上説明した実施形態によれば、少なくとも燃料極においてその拡散層を構成するカーボンペーパのカーボン繊維表面、カーボン繊維の表層およびカーボン繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に前記一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填することによって、そのカーボンペーパに撥水性をバランスのよく付与できる。このため、燃料極にメタノール水溶液を燃料として供給する際、前記拡散層の撥水処理されたカーボンペーパへの水詰まりの発生を防止できることは勿論、燃料を拡散層を通して触媒層に円滑に流入でき、かつ未反応の燃料を触媒層から拡散層を通して外部に円滑に流出させることができる。その結果、長期間の作動時に高い出力特性を維持し、優れた長期信頼性を有する燃料電池を提供できる。
また、空気極においても、その拡散層を構成するカーボンペーパのカーボン繊維表面、カーボン繊維の表層およびカーボン繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に前記一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填することによって、そのカーボンペーパに撥水性をバランスのよく付与できる。このため、空気極に水分を含む酸化性ガス、例えば空気を供給する際、前記拡散層の撥水処理されたカーボンペーパへの水詰まりの発生を防止でき、空気を拡散層を通して触媒層に円滑に流入できる。その結果、長期間の作動時により高い出力特性を維持し、より一層優れた長期信頼性を有する燃料電池を提供できる。
以下,本発明の実施例を詳細に説明する。
(合成例1)
攪拌羽根を有する2つのSUS製オートクレーブ(第1、第2のオートクレーブ)内に容積200mL以上のガラス反応容器をそれぞれ収納し、これらのオートクレーブを開閉弁を有する導入管で相互に連結した。これらのオートクレーブを局所排気装置が連結されたドラフトチャンバー内にセットした。局所排気装置を稼動して前記ドラフトチャンバー内を排気しながら、第1オートクレーブ内のガラス反応容器にジメチルホルムアミド100mLを入れ、これに50メッシュ以下の銀粉末2g入れた。第2オートクレーブ内のガラス反応器でモノクロロボランメチルスルフィド錯体(分子量110、0.5g、4.5×10-3モル)をジメチルホルムアミド50mLに溶解させ、さらにトリエチルアミン55mLを添加した。第1、第2のオートクレーブに蓋を被せ、それらの管の導入管の弁を閉じた。エチレンガスを前記第2オートクレーブに供給管を通して10mL/分の流量で圧力ゲージが1.5気圧になるまで供給した。第2オートクレーブ内のガラス反応容器中の溶液を室温にて攪拌羽根にて100rpmの回転速度で2時間攪拌した。反応終了後、前記導入管の弁を開き、第2オートクレーブ内の未反応のエチレンを導入管を通して第1オートクレーブに排出してポリエチレンとして回収した。
攪拌羽根を有する2つのSUS製オートクレーブ(第1、第2のオートクレーブ)内に容積200mL以上のガラス反応容器をそれぞれ収納し、これらのオートクレーブを開閉弁を有する導入管で相互に連結した。これらのオートクレーブを局所排気装置が連結されたドラフトチャンバー内にセットした。局所排気装置を稼動して前記ドラフトチャンバー内を排気しながら、第1オートクレーブ内のガラス反応容器にジメチルホルムアミド100mLを入れ、これに50メッシュ以下の銀粉末2g入れた。第2オートクレーブ内のガラス反応器でモノクロロボランメチルスルフィド錯体(分子量110、0.5g、4.5×10-3モル)をジメチルホルムアミド50mLに溶解させ、さらにトリエチルアミン55mLを添加した。第1、第2のオートクレーブに蓋を被せ、それらの管の導入管の弁を閉じた。エチレンガスを前記第2オートクレーブに供給管を通して10mL/分の流量で圧力ゲージが1.5気圧になるまで供給した。第2オートクレーブ内のガラス反応容器中の溶液を室温にて攪拌羽根にて100rpmの回転速度で2時間攪拌した。反応終了後、前記導入管の弁を開き、第2オートクレーブ内の未反応のエチレンを導入管を通して第1オートクレーブに排出してポリエチレンとして回収した。
第2オートクレーブの蓋を外してその中のガラス反応容器を取り出し、反応液をクロロホルム:水=60mL:40mLの混合液で分液漏斗により水洗を3回行い、クロロホルムを乾燥後、減圧留去し、ビニルボランメチルスルフィド錯体を得た(収率95%)。
オイルバス、マグネチックスターラ、攪拌子、窒素導入管、冷却管が付随された容積100mLのセパラブルガラス反応容器を準備した。前記方法で得られたビニルモノクロロボランメチルスルフィド錯体(分子量102、1.0g、9.8×10-3モル)およびアゾビスイソブチロ二トリル50mgをジメチルホルムアミド60mLに溶解したジメチルホルムアミド溶液をセパラブルガラス反応容器に入れ、窒素を導入しながら、オイルバス温度80℃にて4時間攪拌することにより重合物(撥水性重合体)を合成した。なお、ジメチルホルムアミドに溶解された重合物を後述する撥水剤として用いる。
前記重合物は、赤外線分析により得られた次の赤外スペクトルデータにより下記化4に示す構造式(A)を有するポリ(ビニルボランメチルスルフィド錯体)であることが確認された。
<赤外スペクトルデータ>
2840cm-1(C−C)、
2952cm-1(CH)、
1040cm-1,1100cm-1(S−C)、
1660cm-1(B−C)、
830cm-1,920cm-1、1050cm-1(B−H)。
2840cm-1(C−C)、
2952cm-1(CH)、
1040cm-1,1100cm-1(S−C)、
1660cm-1(B−C)、
830cm-1,920cm-1、1050cm-1(B−H)。
(合成例2)
モノクロロボランメチルスルフィド錯体の代わりにモノクロロボランメトキシエトキシメチルスルフィド錯体(分子量258、1.1g、4.5×10-3モル)を用いた以外、合成例1とほぼ同様な方法により重合物(撥水性重合体)を合成した。なお、ジメチルホルムアミドに溶解された重合物を後述する撥水剤として用いる。
モノクロロボランメチルスルフィド錯体の代わりにモノクロロボランメトキシエトキシメチルスルフィド錯体(分子量258、1.1g、4.5×10-3モル)を用いた以外、合成例1とほぼ同様な方法により重合物(撥水性重合体)を合成した。なお、ジメチルホルムアミドに溶解された重合物を後述する撥水剤として用いる。
前記重合物は、赤外線分析により得られた次の赤外スペクトルデータにより下記化5に示す構造式(B)を有するポリ(ビニルボランメトキシエトキシメチルスルフィド錯体)であることが確認された。
<赤外スペクトルデータ>
2840cm-1(C−C)、
2952cm-1(CH)、
1040cm-1,1100cm-1(S−C)、
1660cm-1(B−C)、
830cm-1,920cm-1、1050cm-1(B−H)。
2840cm-1(C−C)、
2952cm-1(CH)、
1040cm-1,1100cm-1(S−C)、
1660cm-1(B−C)、
830cm-1,920cm-1、1050cm-1(B−H)。
(合成例3)
モノクロロボランメチルスルフィド錯体の代わりにモノクロロボランフェニルスルフィド錯体(分子量236、1.1g、4.5×10-3モル)を用いた以外、合成例1とほぼ同様な方法により重合物(撥水性重合体)を合成した。なお、ジメチルホルムアミドに溶解された重合物を後述する撥水剤として用いる。
モノクロロボランメチルスルフィド錯体の代わりにモノクロロボランフェニルスルフィド錯体(分子量236、1.1g、4.5×10-3モル)を用いた以外、合成例1とほぼ同様な方法により重合物(撥水性重合体)を合成した。なお、ジメチルホルムアミドに溶解された重合物を後述する撥水剤として用いる。
前記重合物は、赤外線分析により得られた次の赤外スペクトルデータにより下記化6に示す構造式(C)を有するポリ(ビニルボランフェニルスルフィド錯体)であることが確認された。
<赤外スペクトルデータ>
3030cm-1、3070cm-1(芳香族)
2840cm-1(C−C)、
2952cm-1(CH)、
1040cm-1,1100cm-1(S−C)、
1660cm-1(B−C)、
830cm-1,920cm-1、1050cm-1(B−H)。
3030cm-1、3070cm-1(芳香族)
2840cm-1(C−C)、
2952cm-1(CH)、
1040cm-1,1100cm-1(S−C)、
1660cm-1(B−C)、
830cm-1,920cm-1、1050cm-1(B−H)。
<カーボンペーパへの撥水処理>
縦、横15cmの金属製バットに前記合成例1〜3で調製した撥水剤50mLおよびポリテトラフルオロエチレン分散液(デュポン社製商標名;PTFE30、固形分60%、粒径0.2〜0.4μm)[比較例1:撥水剤]50mLをそれぞれ入れ、この金属製バットにカーボンペーパ(東レ社製商標名;YGP−H−30)を浸漬して前記撥水剤をそれぞれ含浸した後、2時間風乾した。つづいて、これらの撥水剤含浸カーボンペーパを熱風乾燥機の中へ入れ、70℃で4時間熱風処理を施した後、取り出し、室温に戻すことにより撥水処理されたカーボンペーパを得た。なお、合成例1〜3で調製した撥水剤はカーボンペーパに対して5体積%で被覆、充填されていた。また、ポリテトラフルオロエチレンはカーボンペーパに対して5体積%で被覆、充填されていた。
縦、横15cmの金属製バットに前記合成例1〜3で調製した撥水剤50mLおよびポリテトラフルオロエチレン分散液(デュポン社製商標名;PTFE30、固形分60%、粒径0.2〜0.4μm)[比較例1:撥水剤]50mLをそれぞれ入れ、この金属製バットにカーボンペーパ(東レ社製商標名;YGP−H−30)を浸漬して前記撥水剤をそれぞれ含浸した後、2時間風乾した。つづいて、これらの撥水剤含浸カーボンペーパを熱風乾燥機の中へ入れ、70℃で4時間熱風処理を施した後、取り出し、室温に戻すことにより撥水処理されたカーボンペーパを得た。なお、合成例1〜3で調製した撥水剤はカーボンペーパに対して5体積%で被覆、充填されていた。また、ポリテトラフルオロエチレンはカーボンペーパに対して5体積%で被覆、充填されていた。
<単セルの組み立て>
パーフルオロアルキルスルホン膜(デュポン社製商標名;ナフィオン112膜)の一方の面に白金−ルテニウム触媒層および炭素粉末−前記撥水処理されたカーボンペーパからなる拡散層をこの順序で熱圧着してアノード(燃料極)を形成し、さらに前記パーフルオロアルキルスルホン膜の他方の面に白金触媒層および炭素粉末−前記撥水処理されたカーボンペーパからなる拡散層をこの順序で熱圧着してカソード(空気極)を形成して4つの膜状電極ユニット(電極面積5cm2)をそれぞれ作製した。つづいて、これらの膜状電極ユニットをコラムフロー流路を有するカーボン製セパレータ2枚、集電体2枚で挟み込み、ボルト締めすることにより4種の評価用単セルとした。
パーフルオロアルキルスルホン膜(デュポン社製商標名;ナフィオン112膜)の一方の面に白金−ルテニウム触媒層および炭素粉末−前記撥水処理されたカーボンペーパからなる拡散層をこの順序で熱圧着してアノード(燃料極)を形成し、さらに前記パーフルオロアルキルスルホン膜の他方の面に白金触媒層および炭素粉末−前記撥水処理されたカーボンペーパからなる拡散層をこの順序で熱圧着してカソード(空気極)を形成して4つの膜状電極ユニット(電極面積5cm2)をそれぞれ作製した。つづいて、これらの膜状電極ユニットをコラムフロー流路を有するカーボン製セパレータ2枚、集電体2枚で挟み込み、ボルト締めすることにより4種の評価用単セルとした。
<単セルの評価>
得られた各単セルを燃料電池評価装置に装着した。つづいて、5重量%濃度のメタノール水溶液(燃料)を各単セルのアノード側に7mL/分の流速で送液し、空気を各単セルのカソード側に12mL/分の流速で供給し、温度70℃における電流−電圧曲線を調べた。その結果を図4に示す。
得られた各単セルを燃料電池評価装置に装着した。つづいて、5重量%濃度のメタノール水溶液(燃料)を各単セルのアノード側に7mL/分の流速で送液し、空気を各単セルのカソード側に12mL/分の流速で供給し、温度70℃における電流−電圧曲線を調べた。その結果を図4に示す。
図4から明らかなように合成例1〜3の撥水性重合体で処理されたカーボンペーパを有する拡散層を備えた実施例1〜3の評価用単セルでは、ポリテトラフルオロエチレンで撥水処理されたカーボンペーパを有する拡散層を備えた比較例1の評価用単セルに比べて高い電流−電圧特性を示し、より高い出力にて発電させる効果を発揮できる。
(実施例4〜6および比較例2)
実施例1〜3および比較例1と同様な単セルのアノード側に5重量%濃度のメタノール水溶液(燃料)を7mL/分の流速でそれぞれ送液し、カソード側に空気を12mL/分の流速でそれぞれ供給し、温度70℃にて、電流密度を200mA/cm2に一定に保持しながら5時間/日の稼動時間で500時間稼動させるときの電位変化を観察した。その結果を図5に示す。
実施例1〜3および比較例1と同様な単セルのアノード側に5重量%濃度のメタノール水溶液(燃料)を7mL/分の流速でそれぞれ送液し、カソード側に空気を12mL/分の流速でそれぞれ供給し、温度70℃にて、電流密度を200mA/cm2に一定に保持しながら5時間/日の稼動時間で500時間稼動させるときの電位変化を観察した。その結果を図5に示す。
また、試験開始直後の電位をV1、500時間後の電位をV2としたときの電位保持率を次式から求めた。
図5および表1から明らかなように合成例1〜3の撥水性重合体で処理されたカーボンペーパを有する拡散層を備えた実施例4〜6の評価用単セルでは、ポリテトラフルオロエチレンで撥水処理されたカーボンペーパを有する拡散層を備えた比較例2の評価用単セルに比べて長時間稼動後にも高い電位保持率を示し、信頼性の高い発電を遂行できることがわかる。
1…単セル、11…膜状電極ユニット、12…燃料極、13…空気極、12a、13a…触媒層、12b、13b…拡散層、14…電解質膜、31a…燃料用流路板、31b…酸化性ガス用流路板。
Claims (2)
- 電解質膜と、この電解質膜の一方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、メタノール水溶液が燃料として供給される燃料極と、前記電解質膜の他方の面に触媒層および拡散層をこの順序で配置して構成され、酸化性ガスが供給される空気極とを含む膜状電極ユニットを有する単セルを備えた燃料電池であって、
前記燃料極および前記空気極のうちの少なくとも燃料極の拡散層は、カーボン繊維を積層したカーボンペーパを有し、前記繊維表面、前記繊維の表層および前記繊維間の空隙から選ばれる少なくとも1つの部分に下記化1に示す一般式(I)にて表される撥水性重合体を被覆または充填したことを特徴とする燃料電池。
- 前記一般式(I)のR1は、酸素、窒素、硫黄またはリンであり、R2は炭素数1〜30の炭化水素性官能基、置換もしくは非置換のフェニル基であることを特徴とする燃料電池。
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