JP2006185128A - 警備装置、警備方法、監視システム - Google Patents

警備装置、警備方法、監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】警備開始時における誤報の発生の削減を実現しつつ操作者がセンサを意識せずに警備状態への切替を行うことができる警備装置、警備方法、監視システムを提供すること。
【解決手段】切替判定手段115は、警備モード設定手段1143によって警備解除状態から警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつセンサ111が異常を検知している場合に、異常を検知しているセンサ111の監視領域内に警備モード設定手段1143が存在するか否かを判断し、異常を検知しているセンサ111の監視領域内に警備モード設定手段1143が存在する場合には警備解除状態から警備状態への切替えを有効と判定し、警備状態切替手段113は、切替判定手段115によって警備解除状態から警備状態への切替を有効と判定された場合に警備解除状態から警備状態への切替えを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、警備装置、警備方法、監視システムに関するものであり、特に警備を開始する際における操作性の向上に関するものである。
従来、警備装置はセンサなどを設置することにより警備区域での異常を検知して監視センタに警報を送信するが、警備を解除した状態から警備を開始する際に多くの警報の誤報が発生することが問題となっていた。このような警報は誤報であっても監視センタに送信された場合には、警備区域に警備員を派遣し警報の原因を確認する必要があり、誤報を確認する作業に対して多大な経費が発生していた。
このような誤報は、扉や窓を閉め忘れている場合、施錠を忘れている場合および建物内に人が残っている場合に警備状態に切替えることによって、警備が開始した時点で扉や窓の開閉、施錠を検知するセンサや人感センサが異常を検知し、警報を監視センタに送信するものが多い。よって、このような問題を解決するために警備開始時に設置されているセンサが異常を検知している場合には警備開始の指示を無効にする警備装置が開示されている(特許文献1参照)。
実開昭57−185091号公報
しかしながら、上記特許文献1では、警備解除状態から警備の開始を指示する際に警備の開始指示を行う操作器周辺にセンサが設定されている場合には、当該センサが警備開始指示の操作を行う操作者を検知して警備の開始指示を無効にしてしまうため、警備装置を警備状態に切替えることができないという問題があった。
また、このような不具合を解消するために操作器周辺にセンサを設置しないことも考えられるが、操作器周辺は警備対象である建物内に出入りする際に必ず通過する場所に通常設置されているため、このような重要な領域を監視対象から除外することは、警備の質を低下させることとなり、高度な警備を実現することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、警備開始時における誤報の発生の削減を実現しつつ、操作者がセンサを意識せずに警備状態への切替を行うことができる警備装置、警備方法、監視システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視領域における異常を検知するセンサを備え、前記センサが異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報を送信する状態を示す警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記警報情報を送信しない状態を示す警備解除状態との切替えにより監視センタへの警報情報の送信を制御する警備装置において、前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段と、前記警備モード設定手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつ前記センサが異常を検知している場合に、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを有効と判定する切替判定手段と、前記切替判定手段によって、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を有効と判定された場合に前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを行う警備状態切替手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記切替判定手段は、さらに異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在しない場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを無効と判定することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2に記載の警備装置において、前記センサが異常を検知している場合であって、前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には異常である旨を表示せず、前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在しない場合には異常である旨を表示する異常検知表示手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置において、前記警備状態切替手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの完了後一定時間内に警備領域内から退出する経路を監視領域とする前記センサが異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を送信しないように制御する警報送信制御手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項3に記載の警備装置において、点検状態の入力を受付ける点検モード設定手段と、前記点検モード設定手段によって点検状態が設定された場合であって前記センサが異常を検知している場合には前記異常検知表示手段によって異常である旨を表示するセンサ点検手段とをさらに備えることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、監視領域における異常を検知するセンサを備え、前記センサが異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報を送信する状態を示す警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記警報情報を送信しない状態を示す警備解除状態との切替えにより監視センタへの警報情報の送信を制御する警備装置と、前記警備装置とネットワークに接続され、前記警備装置が送信した前記警報情報を受信して前記監視領域を監視する監視センタと、を備える監視システムにおいて、前記警備装置は、前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段と、前記警備モード設定手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつ前記センサが異常を検知している場合に、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを有効と判定する切替判定手段と、前記切替判定手段によって、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を有効と判定された場合に前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを行う警備状態切替手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、監視領域における異常を検知するセンサを備え、前記センサが異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報を送信する状態を示す警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記警報情報を送信しない状態を示す警備解除状態との切替えにより監視センタへの警報情報の送信を制御する警備方法において、前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつ前記センサが異常を検知している場合に、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを有効と判定する切替判定ステップと、前記切替判定ステップによって、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を有効と判定された場合に前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを行う警備状態切替ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、切替判定手段によって、警備モード設定手段によって警備解除状態から警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつセンサが異常を検知している場合に、異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在する場合には警備解除状態から警備状態への切替えを有効と判定することにより、監視領域内に警備モード設定部が存在するセンサが操作者を検知して警備解除状態から警備状態への切替を無効とすることがないため、操作者はセンサを意識せずに警備状態への切替を行うことができ、操作性を向上することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、切替判定手段は、さらに異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在しない場合には警備解除状態から警備状態への切替えを無効と判定することにより、監視領域内に警備モード設定部が存在するセンサ以外のセンサが異常を検知している場合に警備解除状態から警備状態への切替えが行われないため、警報の誤報を削減できるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、異常検知表示手段によって、センサが異常を検知している場合であって、センサの監視領域内に警備モード設定手段が存在する場合には異常である旨を表示せず、センサの監視領域内に警備モード設定手段が存在しない場合には異常である旨を表示することにより、確認すべきセンサのみが表示されているため、操作者は戸締りや人の締込みなどを効率よく確認することができ、操作者の作業負担を軽減できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、警報送信制御手段によって、警備状態切替手段によって警備解除状態から警備状態への切替えの完了後一定時間内に警備領域内から退出する経路を監視領域とするセンサが異常を検知した場合に監視センタに警報情報を送信しないように制御することにより、操作者は退出するために必要な時間内においてはセンサに検知されても監視センタに警報が送信されないため、退出者を検知することでの誤報を削減することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、センサ点検手段によって、点検モード設定手段によって点検状態が設定された場合であってセンサが異常を検知している場合には異常検知表示手段によって異常である旨を表示することにより、通常の警備解除状態では異常を検知している場合であっても警備解除状態から警備状態への切替を無効とせず、異常検知表示手段に異常である旨を表示しない監視領域に警備モード設定部が存在するセンサについても異常を検知しているか否かの点検ができるため、センサの故障を確認することができ、信頼性の高い警備を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、警備装置は、切替判定手段によって、警備モード設定手段によって警備解除状態から警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつセンサが異常を検知している場合に、異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在する場合には警備解除状態から警備状態への切替えを有効と判定することにより、監視領域内に警備モード設定部が存在するセンサが操作者を検知して警備解除状態から警備状態への切替を無効とすることがないため、操作者はセンサを意識せずに警備状態への切替を行うことができ、操作性を向上することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、切替判定ステップによって、警備解除状態から警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段によって警備解除状態から警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつセンサが異常を検知している場合に、異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定手段が存在する場合には警備解除状態から警備状態への切替えを有効と判定することにより、監視領域内に警備モード設定部が存在するセンサが操作者を検知して警備解除状態から警備状態への切替を無効とすることがないため、操作者はセンサを意識せずに警備状態への切替を行うことができ、操作性を向上することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置、警備方法、監視システムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態にかかる警備装置は、警備解除状態から警備状態に切替える際に操作部周辺を監視領域とするセンサが異常を検知した場合でも警備状態への切替を有効とし、警備状態切替後一定時間内は操作者の退出経路に設置されているセンサが異常を検知した場合でも警報を監視センタに送信しないものである。
まず、本発明が適用される監視システムの構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。警備装置110と、監視センタ140とから構成されており、警備装置110と監視センタ140とは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク130を介して接続されている。
本実施の形態にかかる警備装置は、センサ111a〜111cと、検知信号入力部112と、警備状態切替部113と、操作表示部114と、切替判定部115と、タイマ部116と、センサ情報記憶部117と、警備状態記憶部118と、警報送信制御部119と、警報送信部120とから構成されている。
センサ111a〜111cは、例えば、赤外線の受光量の変化をもとに人を検知する赤外線センサ、赤外線などが遮られることで人を検知する遮断センサ、電磁波の乱れで人を検知する気配センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検知するマグネットセンサなどの警備領域の異常を検知する各種センサである。なお、本実施の形態では、3つのセンサの例で説明しているが、センサの数に特に制約はない。
検知信号入力部112は、センサ111が送信した検知信号を受信するものである。警備状態切替部113は、後述の警備モード設定部1143で入力された警備モードと後述の切替判定部115における切替が有効か無効かの判定に従って、警備モードを警備状態または警備解除状態のいずれかに切り替えるものである。
ここで、警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、監視センタに異常を知らせる警報を通報する状態をいい、警備解除状態とは、警備装置がセンサから異常を検知した場合でも監視センタへの警報の通報を行わない状態をいう。
操作表示部114は、さらに検知信号表示部1141と、警備モード表示部1142と、警備モード設定部1143とから構成されている。図2は、操作表示部の一例を示す説明図である。検知信号表示部1141は、センサ111が人を検知した場合に赤色ランプを点灯することなどによって人を検知している場合や扉が開いている状態を検知していることを表示するものである(図2の21)。
本実施の形態では、センサ111のうちいずれか一つのセンサが人を検知した場合に赤色ランプを点灯するが、赤色ランプをセンサごとに設けてセンサごとに人を検知した場合に点灯するようにしてもよい。また、本実施の形態では、操作部周辺に設置されているセンサは人を検知しても赤色ランプは点灯しないが、点検モードでは人を検知した場合には赤色ランプを点灯する。
警備モード表示部1142は、警備モードを切替える際に切替え操作が有効に受付けられたか否かおよび退出の指示などを表示するものである(図2の24)。警備モード設定部1143は、警備装置110に対して警備モードを入力するものである。具体的には、警備状態または警備解除状態を入力することができる(図2の25)。例えば、警備ボタンと警備解除ボタンが設置されている場合やテンキーが設置されている場合、個人IDを照合するカードリーダが設置されている場合などがある。
切替判定部115は、警備モード設定部1143で警備モードを警備解除状態から警備状態に切替指示が入力された場合に、入力された切換指示を有効とするか無効とするかを判定するものである。
タイマ部116は、計測開始を指示した時点からの時間を計測するものである。具体的には、警備状態切替部113によって警備モードが警備解除状態から警備状態への切換えが完了した時点からの時間を計測する。
センサ情報記憶部117は、センサごとにセンサが設置されている周辺状況やセンサが退出ルートに設置されているか否かを規定したセンサ情報を記憶している。図3は、センサ情報記憶部が記憶しているセンサ情報のデータ構成の一例を示す説明図である。センサ情報記憶部117は、センサIDと、周辺状況情報と、退出ルート情報とを対応付けて記憶している。ここで、監視領域内に操作モード設定部1143が存在するセンサに対しては周辺状況情報として“操作部”が設定されている。
警備状態記憶部118は、警備区域の現在の警備モードを記憶している。この警備モードは、警備区域の現在の警備の状態を示すものであり、上述の警備状態または警備解除状態のいずれかが設定されている。
警報送信制御部119は、警備状態切替部113によって警備モードが警備解除状態から警備状態への切換えが完了した後一定時間内にセンサ111が人を検知した場合に、警報を監視センタに送信するか送信しないかを制御するものである。警報送信部120は、警報情報を監視センタに送信するものである。
次に、以上のように構成されている警備装置による警備モード切替処理について説明する。図4−1〜図4−3は、警備モード設定部、切換判定部、警備状態切換部、タイマ部、警備モード表示部、検知信号表示部、検知信号入力部、警報送信制御部が行う警備モード切替手順を示すフローチャートである。
まず、検知信号表示部1141は、異常を検知しているセンサが存在するか否かを判断する(ステップS4001)。具体的には、各センサからの検知信号の有無を判断することにより、異常を検知しているセンサが存在するか否かを判断する。
異常を検知しているセンサが存在すると判断された場合には(ステップS4001:Yes)、検知信号表示部1141は異常を検知しているセンサのIDを取得し(ステップS4002)、センサ情報記憶部117から周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDを取得する(ステップS4003)。
検知信号表示部1141は、異常を検知しているセンサIDは周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDと一致しているか否か、すなわち異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定部が存在するか否かを判断する(ステップS4004)。なお、異常を検知しているセンサが複数存在すれば、異常を検知しているセンサの総てについて周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDと一致するか否かを判断する。
異常を検知しているセンサIDは周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDと一致しないと判断した場合には(ステップS4004:No)、検知信号表示部1141はランプを点灯する(ステップS4005)。なお、検知信号表示部に1141にセンサごとのランプを設けている場合には、異常を検知しているランプを点灯する。異常を検知しているセンサIDは周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDと一致すると判断した場合には(ステップS4004:No)、ランプの点灯は行わずステップS4006の処理へ進む。
警備ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS4006)。警備ボタンが押下されないと判断された場合には(ステップS4006:No)、ステップS4001へ戻る。警備ボタンが押下されたと判断された場合には(ステップS4006:Yes)、警備モード設定部1143は警備状態の入力を受付ける(ステップS4007)。切換判定部115は、異常を検知しているセンサが存在するか否かを判断する(ステップS4008)。具体的には、各センサからの検知信号の有無を判断することにより、異常を検知しているセンサが存在するか否かを判断する。
異常を検知しているセンサが存在すると判断された場合には(ステップS4008:Yes)、切換判定部115は異常を検知しているセンサのIDを取得し(ステップS4009)、センサ情報記憶部117から周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDを取得する(ステップS4010)。
切換判定部115は、異常を検知しているセンサIDは周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDと一致しているか否か、すなわち異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定部が存在するか否かを判断する(ステップS4011)。なお、異常を検知しているセンサが複数存在すれば、異常を検知しているセンサの総てについて周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDと一致しているか否かを判断する。
異常を検知しているセンサIDは周辺状況情報が“操作部”のセンサIDと一致する、すなわち異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定部が存在すると判断した場合には(ステップS4011:Yes)、切換判定部115は警備状態の入力は有効と判断する(ステップS4012)。警備状態切替部113は、警備モードを警備解除状態から警備状態に切替える(ステップS4013)。
タイマ部116は、時間の計測を開始する(ステップS4014)。警備モード表示部1142は、警備をセットした旨のメッセージを表示する(ステップS4015)。例えば、“警備をセットします。速やかに退出ください”というメッセージを出力する。なお、音声でメッセージを出力してもよい。
ステップS4008に戻り、異常を検知しているセンサが存在しないと判断された場合には(ステップS4008:No)、ステップS4012に進み、警備状態の入力は有効と判断し、警備モードを警備解除状態から警備状態に切替える。
ステップS4011に戻り、異常を検知しているセンサIDは、周辺状況情報が“操作部”のセンサIDと一致しない、すなわち異常を検知しているセンサの監視領域内に警備モード設定部が存在しないと判断された場合には(ステップS4011:No)、切替判定部115は警備モード設定部1143での警備状態の入力を無効にする(ステップS4016)。警備モード表示部1142は、警備がセットできない旨を表示する(ステップS4017)。例えば、“異常個所があります。警備セットできません。”というメッセージを表示する。なお、警備をセットする場合と同様に、音声でメッセージを出力してもよい。メッセージ出力後、処理を抜ける。
さらに、退出ルートに設置されたセンサが異常を検知した場合に警報送信制御処理について説明する。
まず、センサが異常を検知する。検知信号入力部112は、検知信号を受信し、異常を検知したセンサのIDを取得する(ステップS4018)。警報送信制御部119は、タイマ部116から警備解除状態から警備状態への切替完了後の経過時間を取得する(ステップS4019)。
警報送信制御部119は、センサが異常を検知した時間は警備状態に切替完了後一定時間以内か否かを判断する(ステップS4020)。センサが異常を検知した時間は警備状態が切替完了後一定時間以内であると判断した場合には(ステップS4020:Yes)、警報送信制御部119はセンサ情報記憶部117から異常を検知したセンサIDの退出ルート情報を取得する(ステップS4021)。
警報送信制御部119は、異常を検知したセンサIDの退出ルート情報に“退出ルート”と設定されているか否かを判断する(ステップS4022)。異常を検知したセンサIDの退出ルート情報に“退出ルート”と設定されていると判断された場合には(ステップS4022:Yes)、警報情報は送信せずに処理を抜ける。
異常を検知したセンサIDの退出ルート情報に“退出ルート”と設定されていないと判断された場合には(ステップS4022:No)、警報送信部120は、警報情報を監視センタに送信する(ステップS4023)。ステップS4020に戻って、センサが異常を検知した時間は警備状態に切替完了後一定時間以内でないと判断した場合には(ステップS4020:No)、ステップS4023に進み、警報情報を監視センタに送信する(ステップS4023)。
ここで、さらに具体例によって上述の処理を説明する。図5は、警備装置が設置されている警備領域の一例を示す説明図である。警備装置110が設置され、警備装置110の前面に操作表示部114が設置されている。センサ111aはエリアAが監視領域であり、監視領域内に警備モード設定部1143を含む操作表示部114が設置され、操作者が警備を設定した後建物内から退出する際に通行する退出ルートに設置されている、すなわちセンサ111aは警備状態に切替え完了後操作者が退出する際にセンサが異常を感知することになる(図3のセンサID“0001”に相当)。
センサ111bはエリアBが監視領域であり、監視領域内に出入口が存在し、退出ルートに設置されている(図3のセンサID“0002”に相当)。センサ111cはエリアCが監視領域であって監視領域は廊下であり、退出ルートに設置されていない(図3のセンサID“0003”に相当)。
上述のような警備領域において、操作者はセンサ111aの監視領域(エリアA)に存在する操作表示部114の警備モード設定部1143の警備ボタンを押下して(1)退出ルートを通り(2)、センサ111bの監視領域(エリアB)の出入口を通って(3)建物外へ退出する(4)場合を考える。
図6は、センサの異常検知状態と警備状態切替の有効無効の関係の一例を示す説明図である。操作1では、周辺状況情報が“操作部”のセンサ111aが異常を検知しており(異常検知1)、さらに周辺状況情報が“出入口”のセンサ111bも異常を検知している(異常検知2)。
このような場合における警備装置の処理を図4−1、図4−2のフローチャートによって説明する。ステップS4001〜ステップS4005は、検知信号表示部1141の処理であるため、説明を省略する。まず操作1によって警備ボタンが押下されたと判断される(ステップS4006:Yes)。次に警備状態の入力を受付け(ステップS4007)、検知信号を送信しているセンサは“111a”と“111b”の2つが存在するため、ステップS4008の判断で“Yes”に進む(ステップS4008:Yes)。
次に、異常を検知しているセンサ111aとセンサ111bのセンサIDを取得する(ステップS4009)。具体的には、センサ111aのセンサIDは“0001”で、センサ111bのセンサIDは“0002”である。次に、センサ情報記憶部117に記憶されているセンサ情報から周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDを取得する(ステップS4010)。具体的にはセンサID“0001”が取得される。
次に、異常を検知しているセンサID、すなわち“0001”と“0002”の総てについて周辺状況情報が“操作部”であるセンサID“0001”と一致するか否かを判断する(ステップS4011)。この場合は、“0001”は一致しているが、“0002”は一致しないため、一致しないと判断され、Noへ進む。
上述の判断によって、ステップS4007で受付けた警備状態の入力を無効とする(ステップS4016)。さらに、操作者の注意を喚起するために、操作表示部114の警備モード表示部1142において警備がセットできない旨を表示する(ステップS4017)。
このような場合は出入口付近で人がまだ残っていると考えられるため、警備をセットする操作は“無効”となり、操作表示部114の検知信号表示部1141においてランプが点灯することによって異常を検知しているセンサの存在を確認できる。
操作2では、センサ111aは異常を検知していないが、周辺状況情報が“廊下”のセンサ111cが異常を検知している(異常検知3)。このような場合の警備装置の処理を図4−1、図4−2のフローチャートによって説明する。操作1の場合と同様に、ステップS4001〜ステップS4005は、検知信号表示部1141の処理であるため、説明を省略する。まず操作2によって警備ボタンが押下されたと判断される(ステップS4006:Yes)。次に警備状態の入力を受付け(ステップS4007)、検知信号を送信しているセンサは“111c”が存在するため、ステップS4008の判断で“Yes”に進む(ステップS4008:Yes)。
次に、異常を検知しているセンサ111cのセンサIDを取得する(ステップS4009)。具体的には、センサ111cのセンサIDは“0003”である。次に、センサ情報記憶部117に記憶されているセンサ情報から周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDを取得する(ステップS4010)。具体的にはセンサID“0001”が取得される。
次に、異常を検知しているセンサID、すなわち“0003”は周辺状況情報が“操作部”であるセンサID“0001”と一致するか判断する(ステップS4011)。この場合は、“0003”と“0001”は一致しないため、一致しないと判断され、Noへ進む。
上述の判断によって、ステップS4007で受付けた警備状態の入力を無効とする(ステップS4016)。さらに、操作者の注意を喚起するために、操作表示部114の警備モード表示部1142において警備がセットできない旨を表示する(ステップS4017)。
このような場合はエリアC付近で人がまだ残っていると考えられるため、警備をセットする操作は“無効”なり、操作表示部114の検知信号表示部1141においてランプが点灯することによって異常を検知しているセンサの存在を確認できる。
操作3では、センサ111bおよびセンサ111cでは異常が検知されず、センサ111aでは異常が検知されている(異常検知4)。このような場合の警備装置の処理を図4−1、図4−2のフローチャートによって説明する。操作1の場合と同様に、ステップS4001〜ステップS4005は、検知信号表示部1141の処理であるため、説明を省略する。まず操作3によって警備ボタンが押下されたと判断される(ステップS4006:Yes)。次に警備状態の入力を受付け(ステップS4007)、検知信号を送信しているセンサは“111a”が存在するため、ステップS4008の判断で“Yes”に進む(ステップS4008:Yes)。
次に、異常を検知しているセンサ111aのセンサIDを取得する(ステップS4009)。具体的には、センサ111aのセンサIDは“0001”である。次に、センサ情報記憶部117に記憶されているセンサ情報から周辺状況情報が“操作部”であるセンサIDを取得する(ステップS4010)。具体的にはセンサID“0001”が取得される。
次に、異常を検知しているセンサID、すなわち“0001”は周辺状況情報が“操作部”であるセンサID“0001”と一致するか判断する(ステップS4011)。この場合は一致すると判断され、Yesへ進む。
すなわち、警備解除状態から警備状態への切替は有効と判断され(ステップS4012)、警備状態切替部113は警備状態への切替えを行う(ステップS4013)。次に、タイマ部116は、時間の計測を開始する(ステップS4014)。操作表示部114の警備モード表示部1142は警備をセットした旨のメッセージを表示する(ステップS4015)。
このような場合は操作者が警備モード設定部1143において警備をセットする操作をし、センサ111aに操作者が検知されているのであるから、警備をセットする操作は“有効”となる。また、操作表示部114の検知信号表示部1141はランプを点灯しない。
さらに、操作3で警備をセットする操作は“有効”となった時点で警備モードは警備状態に切り替えられる。よって、操作者は建物内の操作表示部114の警備モード設定部1143を操作して警備状態に切替わった後建物内から退出する際にはセンサが異常を検知し警報の誤報が送信されることが考えられる。
そこで、警備状態切替時点から一定時間内である場合では(警備状態1)、退出ルートに設置されているセンサ111a、センサ111bが異常を検知した場合には(異常検知4)(異常検知5)警報情報は送信されない。このような場合の警備装置の処理を図4−3のフローチャートによって説明する。まずセンサ“111b”が異常を検知する。検知信号入力部112はセンサ111bの検知信号を受信し、異常を検知したセンサにIDを“0002”を取得する(ステップS4018)。
警報送信制御部119は、タイマ部116から警備解除状態から警備状態に切替え完了後の経過時間を取得する(ステップS4019)。例えば、取得した経過時間が3分であるとする。警報送信制御部119は、異常検知は警備状態切替から一定時間内か、例えば一定時間が5分であるとすると、経過時間3分は一定時間5分以内であるから一定時間以内と判断されてYesへ進む(ステップS4020:Yes)。
さらに、警報送信制御部119は、異常を検知したセンサID“0002”のセンサ情報記憶部117に記憶されているセンサ情報から退出ルート情報を取得し(ステップS4021)、検知されたセンサの退出ルート情報に“退出ルート”が設定されているか否かを判断する(ステップS4022)。センサID“0002”の退出ルート情報には“退出ルート”が設定されているのでYesへ進み、処理を抜ける(ステップS4022:Yes)。
このように、警備状態への切替完了後から一定時間内でかつセンサが退出ルートに設置されている場合には、センサが異常を検知した場合でも警報を監視センタに送信しないことにより、操作者の退出に伴う誤報は送信されないこととなる。
また、警備状態切替時点から一定時間内でもセンサ111cが異常を検知した場合には(ステップS4022においてNoの場合)、警報情報を送信する(ステップS4023)。また、一定時間経過後は(ステップS4020においてNoの場合)、設置されているいずれのセンサが異常を検知した場合でも警報情報を送信する(ステップS4023)(警備状態2)。
このように、監視領域内に警備モード設定部が設置されているセンサが警備状態の切替時に異常を検知した場合であっても警備解除状態から警備状態への切替を有効とすることにより、操作者の存在によって警備状態への切替が無効とされず、ランプを点灯しないため、操作者はセンサを意識することなく警備の設定を行うことができ、操作性が向上する。
また、監視領域内に警備モード設定部が設置されていないセンサが異常を検知した場合には警備状態への切替を無効とし、ランプを点灯するため、戸締り忘れなどによる警備状態へ切替後の誤報を減少することができる。
また、操作者が警備区域外に出るための退出ルートに設定されているセンサが警備状態切替完了後一定時間内に異常を検知した場合には警報情報を送信しないように制御することにより、退出する操作者を検知しても警報が送信されないため、誤報を削減することができる。
さらに、退出ルート以外に設置されているセンサは警備状態へ切替完了直後から異常を検知した場合に監視センタに警報情報を送信することができ、タイマによって総てのセンサについて一定時間異常検知しない場合と比べて高度な警備を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第2の実施の形態にかかる監視システムは、上述のような警備解除状態時において監視領域に警備モード設定部が設置されているため、異常を検知した旨を表示しないセンサも含め総てのセンサについて異常を検知しているか否かを表示することによってセンサの点検を行うものである。
本発明が適用される監視システムの構成例について説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。警備装置710と、監視センタ140とから構成されており、警備装置710と監視センタ140とは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク130を介して接続されている。
本実施の形態にかかる警備装置は、センサ111a〜111cと、検知信号入力部112と、警備状態切替部113と、操作表示部714と、切替判定部115と、タイマ部116と、センサ情報記憶部117と、警備状態記憶部118と、警報送信制御部119と、警報送信部120と、センサ点検部721とから構成されている。
ここで、センサ111a〜111cと、検知信号入力部112と、警備状態切替部113と、切替判定部115と、タイマ部116と、センサ情報記憶部117と、警備状態記憶部118と、警報送信制御部119と、警報送信部120の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
操作表示部714は、上述の第1の実施の形態と同様に、さらに検知信号表示部1141と、警備モード表示部7142と、警備モード設定部7143とから構成されている。ここで、検知信号表示部1141の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
警備モード表示部7142は、上述の第1の実施の形態での構成、機能に加え、点検状態を設定した場合に点検状態であることを表示するものである。警備モード設定部7143は、上述の第1の実施の形態での構成、機能に加え、点検状態を設定することができるものである。警備モード設定部7143は、本発明にかかる点検モード設定手段を構成する。
センサ点検部721は、警備モード設定部7143で点検状態が設定された場合に、警備モードを警備解除状態に切替え異常を検知しているセンサを異常である旨を表示することによりセンサが監視領域内に人を検知した場合や扉の開閉を検知した場合などに検知信号が正常に送信されているか否かを点検するものである。
次に、以上のように構成されている警備装置によるセンサ点検処理について説明する。図8は、警備モード設定部と、センサ点検部と、警備モード表示部と、検知信号表示部が行うセンサ点検処理手順を示すフローチャートである。
前提として、警備解除状態が設定されているものとする。まず、操作者が点検ボタンを押下する。警備モード設定部7142は、点検状態の入力を受付ける(ステップS8001)。警備モード表示部7142は、点検状態である旨を表示する(ステップS8002)。
センサ点検部721は、異常を検知しているセンサが存在するか否かを判断する(ステップS8003)。具体的には、センサの検知信号を受信しているか否かによって判断する。異常を検知しているセンサが存在すると判断した場合には(ステップS8003:Yes)、検知信号表示部1141はランプを点灯して表示する(ステップS8004)。なお、検知信号表示部に1141にセンサごとのランプを設けている場合には、異常を検知しているランプを点灯する。異常を検知しているセンサが存在しないと判断した場合には(ステップS8003:No)、処理を抜け終了する。
なお、検知信号表示部1141にセンサごとのランプを設けている場合には、点検状態の入力を受付けた時に総てのセンサのランプを点灯させ、異常を検知した場合にランプを消灯することによって、センサごとの点検を行なってよい。
このように、点検状態に設定してセンサを点検することにより、監視領域に警備モード設定部が存在するセンサを含めて総てのセンサを点検することができるため、センサの故障を確認することができ、信頼性の高い警備を行うことができるという効果を奏する。
なお、第1および第2の実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
第1および第2の実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、第1および第2の実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1および第2の実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
第1および第2の実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、上述した各部(検知信号入力部、警備状態切替部、操作部、切替判定部、タイマ部、センサ情報記憶部、警備状態記憶部、警報送信制御部、警報送信部、センサ点検部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから警備プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、検知信号入力部、警備状態切替部、操作部、切替判定部、タイマ部、センサ情報記憶部、警備状態記憶部、警報送信制御部、警報送信部、センサ点検部などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
第1の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 操作表示部の一例を示す説明図である。 センサ情報記憶部が記憶しているセンサ情報のデータ構成の一例を示す説明図である。 警備モード設定部、切換判定部、警備状態切換部、タイマ部、警備モード表示部、検知信号表示部、検知信号入力部、警報送信制御部が行う警備モード切替手順を示すフローチャートである。 警備モード設定部、切換判定部、警備状態切換部、タイマ部、警備モード表示部、検知信号表示部、検知信号入力部、警報送信制御部が行う警備モード切替手順を示すフローチャートである。 警備モード設定部、切換判定部、警備状態切換部、タイマ部、警備モード表示部、検知信号表示部、検知信号入力部、警報送信制御部が行う警備モード切替手順を示すフローチャートである。 警備装置が設置されている警備領域の一例を示す説明図である。 センサの異常検知状態と警備状態切替の有効無効の関係の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 警備モード設定部と、センサ点検部と、警備モード表示部と、検知信号表示部が行うセンサ点検処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 700 監視システム
110 710 警備装置
111a〜111c センサ
112 検知信号入力部
113 警備状態切替部
114 714 操作表示部
1141 検知信号表示部
1142 7142 警備モード表示部
1143 7143 警備モード設定部
115 切替判定部
116 タイマ部
117 センサ表示記憶部
118 警備状態切替部
119 警報送信制御部
721 センサ点検部
120 警報送信部
130 ネットワーク
140 監視センタ


Claims (7)

  1. 監視領域における異常を検知するセンサを備え、前記センサが異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報を送信する状態を示す警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記警報情報を送信しない状態を示す警備解除状態との切替えにより監視センタへの警報情報の送信を制御する警備装置において、
    前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段と、
    前記警備モード設定手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつ前記センサが異常を検知している場合に、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを有効と判定する切替判定手段と、
    前記切替判定手段によって、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を有効と判定された場合に前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを行う警備状態切替手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  2. 前記切替判定手段は、さらに異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在しない場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを無効と判定することを特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記センサが異常を検知している場合であって、前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には異常である旨を表示せず、前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在しない場合には異常である旨を表示する異常検知表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の警備装置。
  4. 前記警備状態切替手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの完了後一定時間内に警備領域内から退出する経路を監視領域とする前記センサが異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を送信しないように制御する警報送信制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置。
  5. 点検状態の入力を受付ける点検モード設定手段と、
    前記点検モード設定手段によって点検状態が設定された場合であって前記センサが異常を検知している場合には前記異常検知表示手段によって異常である旨を表示するセンサ点検手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の警備装置。
  6. 監視領域における異常を検知するセンサを備え、前記センサが異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報を送信する状態を示す警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記警報情報を送信しない状態を示す警備解除状態との切替えにより監視センタへの警報情報の送信を制御する警備装置と、前記警備装置とネットワークに接続され、前記警備装置が送信した前記警報情報を受信して前記監視領域を監視する監視センタと、を備える監視システムにおいて、
    前記警備装置は、
    前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段と、
    前記警備モード設定手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつ前記センサが異常を検知している場合に、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを有効と判定する切替判定手段と、
    前記切替判定手段によって、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を有効と判定された場合に前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを行う警備状態切替手段と、
    を備えることを特徴とする監視システム。
  7. 監視領域における異常を検知するセンサを備え、前記センサが異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報を送信する状態を示す警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記警報情報を送信しない状態を示す警備解除状態との切替えにより監視センタへの警報情報の送信を制御する警備方法において、
    前記警備解除状態から前記警備状態への切替えの入力を受付ける警備モード設定手段によって前記警備解除状態から前記警備状態への切替の入力を受付けた場合でかつ前記センサが異常を検知している場合に、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在するか否かを判断し、異常を検知している前記センサの監視領域内に前記警備モード設定手段が存在する場合には前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを有効と判定する切替判定ステップと、
    前記切替判定ステップによって、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を有効と判定された場合に前記警備解除状態から前記警備状態への切替えを行う警備状態切替ステップと、
    を備えることを特徴とする警備方法。


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