JP4680618B2 - エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータの制御装置及び制御方法に係り、特にサービス切り離し制御を適用したエレベータ制御装置とエレベータ制御方法に関する。
近年、新しいマンションなどでは、セキュリティー重視の見地から、特定階へのサービスが制限されるようにしたエレベータシステムが望まれるようになり、このため、スイッチなどの指令手段により、当該特定階のかご呼びを一時的に無効にする制御、いわゆるサービス切り離し制御と呼ばれている制御方式が採用されるようになってきている。なお、ここで、かご呼びとは、乗りかご内の乗客による当該階への停止指示のことである。
そして、このサービス切り離し制御では、例えば建物の地上階(1階)や入り口階、或いは管理人室がある階などを特定階とし、これを基準階として設定した上で、基準階以外の階はエレベータのサービス対象から外し、サービス対象から外された階では、カードリーダの読取りや暗号操作を行った場合だけかご呼びか登録できるようにしたものである。
ところで、このサービス切り離し制御が適用されているときでも、サービス切り離し階にエレベータの乗りかご(以下、単にエレベータという場合もある)が移動し、そこに待機したとき、かご内開きボタンが操作されたとするとドアが開かれてしまうことがあり、この場合、乗客が当該階に降りてしまうことがある。
しかし、ある階が、例えば塗装作業中であったり、改装工事中であったりして、部外者の立ち入りを禁止する目的でサービス切り離しが適用されている場合には、乗客がその階で降りてしまう事態が発生したのでは好ましくない。
このため、平常運転中はサービス切り離し階に待機しないようにした制御、又はサービス切り離し階ではかご内開きボタンを無効とする制御を基本的な制御として適用し、その上で、軽故障時などにおいて、万一サービス切り離し階に停止してしまった場合は、早期に乗客の救出を図るため、また、保守運転時には全階の保守を可能にするため、サービス切り離しを一時解除する制御が従来技術として採用されている。
ところで、エレベータの運用においては、工事中などの理由によりシャッターが閉じている階等では、何らかの条件により一旦停止したとしても、戸開きを禁止するようにすべきであり、このため、切り離し階の利用状況に応じて切り離し階での戸開きを禁止するか許可するかが容易に変更できるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このときは、保守運転時にもサービス切り離しが一時的に解除されていしまうので、この場合でも不用意に降車されてしまうのを防ぐため、保守運転により切り離し階に停止したことを検出したら、エレベータを他階に走行させるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−305971号公報 特開2003−118944号公報
上述したように、近年、新しいマンションなどでは、セキュリティーの見地から基準階以外の階はエレベータのサービス対象から外し、カードリーダの読取りや暗号操作を行った場合だけかご呼びか登録できるようにした新たなサービス機能を持ったエレベータシステムが多く採用されている。
しかし、上記従来技術は、このようなエレベータに対する新たなサービス要求に配慮がされておらず、サービスが低下してしまうという問題がある。
上記従来技術において、平常運転中はサービス切り離し階に待機しないようにした制御を採用した場合には、サービスを完了した後、エレベータは必ず基準階、例えば建物入り口階まで自動的に復帰して待機することになる。
従って、この場合、上層階でホール呼びを登録したとき、高層ビルにおいてはエレベータが建物入り口階から走行してくることが多くなり、従って、乗り込むまでの待ち時間が長くなるという、いわゆる長待ちになってしまい、従って、サービスが低下してしまうのである。
次に、上記従来技術において、基本的制御として、平常運転中はサービス切り離し階でのかご内開きボタンを無効にする制御を採用した場合、サービス切り離し階に待機中のかご内に取り残された乗客は、戸開きボタンを押してもドアが開かないので、心理的には閉じ込められた状態になってしまい、従ってサービス低下を招いてしまうことになる。
また、このとき基準階以外の階をサービス切り離しにする制御を採用した場合は、基準階のかご呼びが登録されるまでエレベータは停止したままになるので、乗客は不審感を覚え、従ってサービスが低下してしまうのである。
なお、上記特許文献1と特許文献2に開示の技術は、何れも軽故障時、保守運転時において、サービス切り離し階に停止したときに戸開きしないようにする技術であり、平常時の運転には考慮がされていない。
本発明の目的は、基準階以外の階をサービス切り離しにする制御を適用しても、乗客に不信感を与えてしまうことによるサービス低下の虞の無いエレベータ制御装置とエレベータ制御方法を提供することにある。
上記目的は、サービス要求がないとき予め設定された階床に待機する方式のサービス切り離し制御を適用したエレベータの制御装置において、サービス切り離し設定された階に乗りかごが待機していることを検出する切り離し階待機検出手段と、乗りかご内で戸開き指示が入力されたことを検出する戸開き操作検出手段と、前記切り離し階待機検出手段による検出結果と、前記戸開き操作検出手段による検出結果に応じて乗りかご内に気配り案内を行う気配り案内報知手段とを設け、乗りかごがサービス切り離し階に待機し、取り残された乗客により戸開き操作された際、当該戸開き操作が1回目のときと2回目のときで異なった気配り案内が行なわれるようにして達成される。
このとき、前記気配り案内は、音声により報知されるようにしてもよく、表示灯により報知されるようにしてもよい。
また、このとき、気配り案内は、複数の報知パターンを有し、前記操作検出手段による検出結果に応じて前記複数の報知パターンの中から選択されるようにしてもよい。
上記構成によれば、エレベータが切り離し階に待機した場合、切り離し階待機検出手段が、エレベータが切り離し階に待機していることを検出し、このことを示す信号を出力する。さらに、エレベータに乗客がいて切り離し階にエレベータが停止してから戸開き操作を行うと、戸開き操作検出手段が戸開き操作が行われたことを検出し、そのことを示す信号を出力する。気配り案内を行う報知手段は、切り離し階待機検出手段の出力信号と戸開き操作検出手段の出力信号に基づいて、かご内の乗客に降車方法を報知するための報知信号を号機制御装置に出力する。この信号を受けた号機制御装置は、かご内に前記報知を行う。乗客が報知に従い操作を行うと、エレベータ内の乗客が降車できる。
すなわち、待機したエレベータ内に何らかの理由で乗客が取り残されていた場合でも、乗客が戸開き操作をすると、かご内に降車方法の報知を行うことから、切り離し階にエレベータを待機させることが可能になる。
また、上記目的は、サービス要求がないとき予め設定された階床に待機する方式のサービス切り離し制御が適用されたエレベータの制御方法において、
エレベータが待機中であるか否かを検出する手順と、待機している階床がサービス切り離し階床であるか否かを検出する手順と、エレベータ内の戸開き指令装置が操作されたことを検出する手順と、エレベータがサービス切り離し階床に待機した状態で前記戸開き指令装置が取り残された乗客により戸開き操作された際、当該戸開き操作が1回目のときと2回目のときで異なった内容の気配り案内を行う手順が備えられているようにしても達成される。
このとき、前記設定された階床が地上1階であっても、管理人室階であってもよい。更に前記設定された階床がサービスを切り離されていない階床であるようにしてもよい。
これにより、平常時においてサービス切り離しを行ってもサービス切り離し階に待機できるようにし、サービス切り離し階に待機中にかご内開きボタンを押しても戸開きすることなく、且つ、乗りかご内に乗客を乗せたままサービス切り離し階に待機した場合であっても、かご内の乗客に降車方法を報知し、乗客の閉じ込め心理による不安を緩和することができるエレベータの制御装置及び制御方法を提供することができる。
本発明によれば、サービス完了したエレベータをサービス切り離し階に待機させても乗客に不審感を与えないで済むので、次のホール呼びのサービスに備えることができ、従って、特に複数台を制御する群管理制御エレベータにおいては、ホール呼びの待ち時間を短縮することができるという効果がある。
以下、本発明によるエレベータの制御装置及び制御方法について、図示の一実施の形態により詳細に説明する。
図2は、本発明によるエレベータ装置の一実施形態を示す全体構成図で、ここでは、1F(1階)から9F(9階)までの階床間を1台の乗りかご21でサービスするエレベータシステムに本発明を適用したもので、このため号機制御装置(1号機制御装置)11を備え、これにより図示してない乗りかご21の駆動手段(巻上機)を制御し、これも図示してないガイドレールにより乗りかご21を案内して、各階床1F〜9F間を乗りかご21でサービスできるように構成されている。
このとき、建物の入り口階、例えば地上階床1F以外の階床はサービス切り離し階の対象となる特定階として基準階に設定されていて、他の階では、エレベータ利用者が、エレベータ用カードを乗りかご21内に設置されたカードリーダに挿入した上で、かご呼びボタンを指定することで、指定された階のサービス切り離しが解除され、その階に行くことができる仕組みになっており、従って、このエレベータの正当な利用者として認められいる乗客には、予めエレベータ用カードが配布されていて、このカードを用いないと、目的の階が指定できないようになっている。
階床1F〜9Fには、一般的なエレベータシステムと同じく、ホール情報案内装置HD11〜HD91とホール呼びボタンHB1〜HB9が設置され、乗りかご21内にはかご呼び登録装置を構成するかご呼びボタンCB、かご内情報案内装置CI、カードリーダCR、戸開き指令装置であるかご内開きボタンOPB、及びかご内閉じボタンCLBが設けられているが、ここで、この実施形態では、更にカードリーダCRが乗りかご21内に設けられ、かご内情報案内装置CIには、更に気配り案内装置CIaが設けられている。そして、これらは号機制御装置11内にあるエレベータ駆動制御手段11a(後述)に接続されている。
図1は、号機制御装置11の詳細で、これには、図示のように、前述したエレベータ駆動制御手段11aが設けられているが、この他にもエレベータ制御データテーブル11eも備えられている。そして、これには切り離し階待機検出手段11bと戸開き操作検出手段11c、及び気配り案内報知手段11dが接続されている。また、この号機制御装置11には、図2に示されているように、情報制御入出力装置31が接続されている。
始めに、エレベータ制御データテーブル11eに格納されるデータについて、図8により説明すると、このエレベータ制御データテーブル11eには、図8(a)に示すように、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)と、サービス切り離し解除データINCR(f1)、サービス階設定データSAF(f1)、かご呼び操作データINC(f1)、かご呼び登録データCA(f1)、ホール呼び操作データINH(f1)、ホール呼び登録データHA(f1)、かご位置データCP(f1)など、エレベータ制御のための各種のデータが各階床ごとに設定される。
ここで、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)とは、情報制御入出力装置31からのサービス切り離しスイッチ信号によりセットされるデータのことで、入力されたサービス切り離しスイッチ信号に対応したビットが“1”(切り離しスイッチオン)、又は“0”(切り離しスイッチオフ)にセットされる。
サービス切り離し解除データINCR(f1)とは、エレベータ利用者が、エレベータ用カードを乗りかご内に設置されたカードリーダに挿入して目的階をかご呼びボタンで指定したときにセットされるデータのことで、初期状態では、地上1階1Fを除く全ての階床のビットが“0”(切り離し解除信号オフ)にリセットされる。
そして、指定された階床のサービス切り離し解除信号がカードリーダCRから号機制御装置11に送信されると、指定された階床に対応したビットが“1”(切り離し解除信号オン)にセットされる。
サービス階設定データSAF(f1)とは、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)の該当ビットが“1”(切り離しスイッチオン)にセットされ、サービス切り離し解除データINCR(f1)の該当ビットが“0”(切り離し解除信号オフ)にセットされているとき、同じビットが“0”(切り離し階)に設定されるデータのことである。
そして、このサービス階設定データSAF(f1)は、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)が“1”(切り離しスイッチオン)にセットされていても、サービス切り離し解除データINCR(f1)が“1”(切り離し解除信号オン)にセットされている場合と、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)が“0”(切り離しスイッチオフ)にセットされている場合には、“1”(サービス階)に設定される。
かご呼び操作データINC(f1)とは、かご呼びボタンCBの中で、或る階床(操作階)を指示するボタンが操作されたとき、前記操作階に対応するビットが“1”(かご呼びボタン操作あり)にセットされるデータのことで、これも初期状態では、全てのビットが“0”(かご呼びボタン操作なし)にセットされている。
かご呼び登録データCA(f1)とは、かご呼び操作データINC(f1)の該当ビットが“1”(かご呼びボタン操作あり)にセットされ、この階床のサービス階設定データSAF(f1)のビットが“1”(サービス階)にセットされているとき、対応ビットが“1”(かご呼び登録)にセットされるデータのことで、乗りかご21が当該階に到着したら、このデータCA(f1)のビットは“0”(かご呼び登録なし)にリセットされる。そして、初期状態では、これも全て“0”にリセットされている。
ホール呼び設定データHCA(f1)とは、ホール呼びボタンHBが操作されたとき、該当階のビットが“1”にセットされ、乗りかごがその階に到着したとき、“0”にリセットされるデータのことで、これも初期状態では全て“0”にリセットされている。
そして、かご位置データCP(f1)には、図示されていないセンサにより、所定の時間間隔で検出されているかご位置が、対応したビットに“1”として格納されるようになっている。
次に、このエレベータ制御データテーブル11eには、図8(b)に示すように、戸開きボタンが操作されたことを登録する戸開きボタン操作データINOPと、戸閉じボタンが操作されたことを登録する戸閉じボタン操作データINCLが設定されている。
ここで、まず、戸開きボタン操作データINOPには、初期状態では“0”で、かご内開きボタンOPBが操作されたとき“1”にセットされ、ドアが開いたとき“0”にリセットされるデータが収められる。
次に、戸閉じボタン操作データINCLには、初期状態では同じく“0”で、戸閉じボタンCLBが操作されたとき、“1”がセットされ、ドアが閉じられたとき、“0”にリセットされるデータが収められる。
更に、このエレベータ制御データテーブル11eには、図8(c)に示すように、戸開きボタンが操作されたことを登録する戸開きボタン操作データINOPと、戸閉じボタンが操作されたことを登録する戸閉じボタン操作データINCLが設定されている。
そして、まず、降車案内指令INFには、初期状態では“0”になっていて、サービス切り離し階床に待機中、かご内開きボタンOPBが操作されたとき、1”にセットされるデータが収められる。
次に、降車案内カウンタINFCNTは、初期状態では“0”になっていて、サービス切り離し階に待機中、かご内開きボタンOPBの操作状態とエレベータ状態に応じて、適切なデータがセットされる。そして、この降車案内カウンタINFCNTは、サービス切り離し階待機が終了したとき、データ“0”にリセットされる。
更に、このエレベータ制御データテーブル11eには、図8(d)に示すように、報知コードINFCDが設定されている。
そして、この報知コードINFCDには、まず降車案内指令INFが“0”データのとき、同じく“0”にセットされ、次に降車案内指令INFが“1”で、且つ降車案内カウンタINFCNTもデータ“1”のときは“1”にセットされ、更に降車案内指令INFが“1”で、且つ、降車案内カウンタINFCNTが“2”のときには、同じく“2”となるデータが格納されるようになっている。
ここで、このエレベータ駆動制御手段11aは、図2に示されているように、各階床1F〜9Fに設けられているホール呼びボタンHB1〜HB9から信号を取り込むようになっているが、このとき各ホール情報案内装置HD11〜HD91は、同じく図2に示されているように、各階床1F〜9Fのエレベータドアの近傍に取り付けられており、号機制御装置11の指令により各種の表示案内を行うようになっている。
このとき、号機制御装置11は、乗りかご21内のかご呼びボタンCBの信号と、かご内開きボタンOPBの信号、及びかご内閉じボタンCLBの信号を入力し、これらの信号に応じてランプ点灯信号を出力し、かご位置とサービス方向がかご内情報案内装置CIに表示されるようにする。
そして、この号機制御装置11には、乗りかご21に設けられたカードリーダCRからの信号も入力され、これによりサービス切り離し制御に必要な情報が取り込めるようになっている。
ここで、かご内情報案内装置CIには、上記したように、気配り案内装置CIaが設けてある。そこで、これに号機制御装置11から信号が供給され、報知コード(後述する)に応じて気配り案内が行えるようになっている。
また、号機制御装置11には、既に説明したように、情報制御入出力装置31が接続されている。そして、これには記録媒体が備えられ、これにより号機制御装置11から出力されたエレベータの運行データ等の各種情報を記憶する働きをし、これと共に号機制御装置11に対して運転仕様の変更を指令する働きもするが、このときの指令にはサービス切り離し階を指定する指令が含まれている。
このため、図示のように、サービス切り離し階設定装置31aが設けてあり、例えばサービス切り離しスイッチなどにより、サービス切り離し階を指令することができるようになっている。
そして、これら号機制御装置11とホール情報案内装置HD11〜HD91、及び情報制御入出力装置31は、公知のマイコンによるエレベータ制御を適用した構成になっていて、情報の受け渡し処理や表示を行うホール情報案内装置HD11〜HD91の指定などの処理については、表示制御用プログラムの設定により任意に変更と追加ができるようになっている。
次に、号機制御装置11による処理について、図3のフローチャートにより説明する。なお、以下、フローチャートでは、処理ステップの略称としてSを用いることにする。
号機制御装置11による図3の処理は、電源投入により、又はリスタートにより起動される(S1)。そして、まず、初期処理として、エレベータ制御データテーブル11eをクリアするなどのイニシャル処理が実行され(S2)、この後は、電源にダウンが発生するまで、或いはプログラム異常が発生するまで、所定の時間間隔でS3〜S12の処理が繰り返し実行される。
まず、運転制御入出力処理(S3)では、かご位置等の運転制御に必要な情報が入出力され、次いで、切り離し階設定処理(S4)が実行され、この後、かご内開きボタンとかご内閉じボタンの入出力処理(S5)と、かご呼びの入出力処理(S6)、それにホール呼び入出力処理(S7)が、それぞれ順次、実行され、更に、運転モードの設定処理(S8)と、切り離し階における待機制御(S9)が実行され、この後、更にサービス方向の設定処理(S10)とエレベータの起動処理(S11)、それに案内報知処理(S12)が、それぞれ順次、実行される。
以上の結果、エレベータ巻上機のモータが号機制御装置11の制御のもとで動作され、乗りかご21の走行と停止の制御が行われ、これと共に乗りかご21の扉の開閉制御も実行され、エレベータとしての動作が得られるようになっているが、このときのエレベータとしての一般的な制御については、周知のエレベータシステムと同じであるので、詳しい説明は割愛する。
しかして、この図3に示した処理のうち、切り離し階設定処理(S4)とかご呼び入出力処理(S6)、切り離し階待機制御処理(S9)、及び案内報知処理(S12)については、基本的な処理は、上記した周知のエレベータシステムと同じであるが、この実施形態では、更に、これらにより特有の処理が実行されるようになっている。
そこで、以下、これら切り離し階設定処理(S4)、かご呼び入出力処理(S6)、切り離し階待機制御処理(S9)、及び案内報知処理(S12)について、詳細に説明する。
<切り離し階設定処理>
図4は、切り離し階の設定処理(S4)の詳細を示すフローチャートで、この処理がスタート(S40)されると、図1の情報制御入出力装置31のサービス切り離し階設定装置31aから、サービス切り離しスイッチ信号が号機制御装置11に入力される(S41)。
そして、入力された信号に応じて、エレベータ制御データテーブル11eのサービス切り離しスイッチデータINSWが“1”(切り離しスイッチオン)、又は“0”(切り離しスイッチオフ)にセットされる。
この実施形態では、前述の通り、建物の入り口階である1階が基準階に設定されているので、階床1Fについてはサービス切り離し階設定装置31aによるサービス切り離し設定が行われず、残りの階床2F〜9Fがサービス切り離し階設定装置31aのサービス切り離しスイッチがオンとなったとき、サービス切り離しが設定される。従って、起動段階では、図8のデータテーブルにおいて、サービス切離しスイッチデータINSW(f1)の中の1階のビットだけが“0”で、他の2階〜9階のビットは“1”に設定される。
次に、ループ処理の対象となる階の範囲を設定(S42)した後、前記設定された範囲の階の全てについて確認されたか否かを判定(S47)することにより、階床f1について全階床分の切り離し階の設定、又はサービス階設定処理が実行されるようにする。
このため、まず、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)のデータが“1”であるか否かを判定する(S43)。
そして、まず、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)のデータが“1”でない場合、S46の処理にジャンプし、ここでサービス階設定データSAF(f1)=データ“1”にセットし、これによりf1階がサービス階に設定される。
他方、サービス切り離しスイッチデータINSW(f1)のデータがデータ“1”の場合は、次の処理S44に進む。
S44の処理では、サービス切り離し解除データINCR(f1)のデータが“1”であるか否か、つまり、カードリーダによるサービス切り離し解除信号がオンしているか否かが判定される。そして、まず、サービス切り離し解除データINCR(f1)が“1”である場合、サービス切り離しが解除されたとして、S46の処理に進み、サービス階設定データSAF(f1)=データ“1”にセットされ、これによりf1階がサービス階に設定される。
他方、サービス切り離し解除データINCR(f1)がデータ“1”でない場合、S45の処理に進む。
S45の処理では、サービス階設定データSAF(f1)の該当ビットが“0”にセットされ、f1階がサービス切り離し階に設定される。そして、これらS46の処理又はS45の処理の一方が実行されたらS47の処理に進み、S42の処理で設定された範囲全部について、S43〜E46の処理が終了したか否かが判定される。そして、終了していなければS43の処理に戻り、終了していれば、この切り離し階の設定処理(S4)を終了して、次の処理S5に進むのである。
<かご呼び入出力処理>
図5は、かご呼び入出力処理(S6)の詳細を示すフローチャートで、この処理がスタート(S60)されると、まず、かご呼び入力処理(S61)が実行され、かご呼びボタンCBから入力される信号が、ある階を指定するかご呼びボタンCBが操作されていることを表わす信号のとき、当該階のかご呼び操作データINC(f1)のビットが“1”にセットされる。このとき複数の階が指定されていた場合は、それぞれの階のビット“1”にセットされることになる。
この後、S62の処理が実行され、かご呼び入出力処理の対象となる階(f1)の範囲が設定されることになる。なお、この実施形態では、1階から9階までが対象範囲になっているが、これは一例に過ぎない。
次に、処理S63に進み、ここでは、かご呼び操作データINC(f1)の該当ビットが“1”であるか否かにより、f1階のかご呼びボタンCBが操作されたか否かが判定される。
そして、かご呼び操作データINC(f1)のビットが“1”になっていない場合(かご呼びボタンCBが操作されていない場合)には処理S66にジャンプし、“1”になっていた場合(かご呼びボタンCBが操作されている場合)には、次のS64の処理に進む。
そして、この処理S64では、かご呼びボタンCBが操作された階について、図4の処理で設定されたサービス階設定データSAF(f1)のビットが“1”か否かにより、f1階がサービス階であるか否かが判定される。
ここで、いま、サービス階設定データSAF(f1)のビットが“1”でない場合(サービス階でない場合)は処理S66にジャンプする。一方、“1”であったとき(サービス階である場合)には、次のS65の処理に進む。
まず、処理S65に進んだ場合、つまりS63及びS64の処理における判定条件が共に“1”であったときは、ここで、かご呼び登録データCA(f1)のビットに“1”がセットされる。そして、この後、S66の処理に進む。
処理S66では、かご位置データCP(f1)に基づいて、f1階にエレベータが到着しているか否かが判定され、f1階にエレベータが到着していない場合はS68の処理にジャンプする。
一方、到着していた場合は次のS67の処理が実行され、これにより、かご呼び登録データCA(f1)のビットには“0”がセットされ、この結果、かご呼びの登録は取り消される。そして、この後はS68の処理に進む。
処理S68では、処理S62で設定された全階床の処理が完了したか否かが判定され、処理が済んでいない階床があった場合には処理S63に戻って一連の処理を繰り返す。
一方、全階床の処理が完了していると判定されたときは最後の処理S69に進み、かご呼び登録データCA(f1)のビットが“1”になっている階床に対応するかご呼びボタンCBにかご呼び登録信号を出力し、かご呼びボタンCBのランプを点灯させる。
従って、これによりかご呼び入出力処理(S6)を終了し、次のホール呼び入出力処理S7に進むことになる。
<切り離し階待機制御処理>
図6は、切り離し階待機制御処理(S9)の詳細を示すフローチャートで、この処理がスタート(S90)されると、まず、S91の処理で、エレベータドアの開閉状態や他階の呼び登録状態などにより、エレベータが待機状態であるか否かが判定される。
ここで、いま、ドアが閉じていて、且つ他階の呼び登録がないとき、当該エレベータは待機状態であると判定される。
そして、いま、待機状態でないと判定された場合は、処理S93にジャンプし、まず、降車案内カウンタINFCNTを“0”にリセットした後、次に処理S96を実行し、ここで降車案内指令INFを“0”にリセットしてから処理を終了する。
一方、待機状態であった場合には処理S92に進み、このとき待機している階(f1)がサービス切り離し階であるか否かを判定する。
処理S92では、図4の処理で設定したサービス階設定データSAF(f1)の該当ビットが“0”であるか否かにより判定を行なう。
そして、当該ビットが“0”でない場合には、その階はサービス階であるので、このときもS93の処理に進み、降車案内カウンタINFCNTをデータ“0”にリセットした後、同じく処理S96で降車案内指令INFをデータ“0”にリセットしてから処理を終了する。
一方、サービス階設定データSAF(f1)の当該ビットが“0”であったときは、乗りかご21が待機しているのがサービス切り離し階であると判定し、このときは処理S94に進む。
この処理S94では、乗りかご21に設けられているかご内開きボタンOPBが操作されたか否かが、エレベータ制御データテーブル11eに基づいて判定される。
ここで、いま、かご内開きボタンOPBが操作されていなかった場合は、処理S99を実行して、降車案内指令INFを“0”にリセットした後、処理を終了する。
一方、かご内開きボタンOPBが操作されていた場合は、サービス切り離し階で待機中の乗りかご内に乗客が残っているものと判定される。そこで、このときは処理S95に進み、降車案内指令INFを“1”にセットしてから、この切り離し階待機制御処理(S9)を終了するのである。
<案内報知処理>
図7は、案内報知処理(S12)の詳細なフローチャートで、この処理がスタート(S120)されると、まず、このとき降車案内が指令されているか否かが処理S121で判定される。
そして、降車案内指令INFが“0”にリセットされていたときは否と判定され、S125の処理にジャンプする。一方、降車案内指令INFが“1”がセットされていたとすると、降車案内が指令されていると判定され、このときは次の処理S122に進む。
S122の処理では降車案内の指令回数が判定される。そして、まず、降車案内カウンタINFCNTに“0”がセットされていると、降車案内が1回目であると判定され、次のS123の処理に進む。次に、降車案内カウンタINFCNTのデータにデータ“0”以外がセットされていると、2回目以降であると判定され、このときはS124の処理に進む。
ここで、まず、処理S123に進んだときは、降車案内カウンタINFCNTに“1”をセットする。そして、この後、S126の処理を実行して報知コードINFCDにデータ“1”をセットしてから処理S128に進む。
次に、処理S124に進んだときは、降車案内カウンタINFCNTに“2”をセットする。そして、この後、S127の処理を実行し、報知コードINFCDに“2”をセットしてから処理S128に進む。
一方、処理S125にジャンプしたときには、報知コードINFCDに“0”をセットし、この後、同じくS128の処理に進むことになる。
何れの場合でも、処理S128に進んだときは、ここで報知コードINFCDのデータを気配り案内装置CIaに送信する。
そして、ここで図7の案内報知処理(S12)を終了し、この後は、図3の運転制御入出力処理S3に戻るのである。
このときの気配り案内装置CIaの動作は、次の通りである。すなわち、号機制御装置11から報知コードINFCDが入力されると、気配り案内装置CIaに出力し、予め気配り案内装置CIaに設定してある報知パターンの中から報知内容を選択させ、かご内情報案内装置CIから乗りかご21内に音声でアナウンスしたり、表示灯を点灯させたりして、乗客の認識に訴えるのである。
ここで、図3に示した処理は、上述したように、号機制御装置11により実行され、これによりエレベータ巻上機のモータが制御され、乗りかご21の走行と停止が与えられると共に、乗りかご21の扉の開閉が制御され、エレベータとしての動作が得られるようになっているが、このときの制御については、既に説明したように、周知のエレベータシステムと同じである。
そこで、以下、切り離し階待機検出手段11bと戸開き操作検出手段11c、それに気配り案内報知手段11dの動作について、更に詳しく説明する。
なお、このときエレベータ駆動制御手段11aは、図3の手順のうち、S9の処理を除く全ての処理手順を実行すると共に、切り離し階待機検出手段11bと、戸開き操作検出手段11c、気配り案内報知手段11d及びエレベータ制御データテーブル11eの動作を制御する。
まず、切り離し階待機検出手段11bは、図6のS91、S92、及びS93の各処理の手順を実行する。すなわち、エレベータ制御データテーブル11eのホール呼び登録データHA(f1)と、かご呼び登録データCA(f1)、及びドアの開閉状態を示すデータ(エレベータ制御データテーブル11eでの図示を省略)を読込み、エレベータが待機中か否かを判断し、待機中であったときは、更にサービス階設定データSAF(f1)と、かご位置データCP(f1)を読込み、いま停止している階がサービス切り離し階であるか否かを判断するのである。
そして、サービス切り離し階に待機中であったときはYes信号を戸開き操作検出手段11cに送信し、サービス切り離し階に待機中でなかったときは降車案内カウンタINFCNTを“0”にリセットする。
次に、戸開き操作検出手段11cは、図6の処理S94の手順を実行する。すなわち、yes信号を受信したら、エレベータ制御データテーブル11eの戸開きボタン操作データINOPを読んで戸開きボタンが操作されたかどうかを確認し、戸開きボタンが操作されていたらYes信号を、戸開きボタンが操作されていなかったらNo信号を、気配り案内報知手段11dに送信をする。
気配り案内報知手段11dは、図6の処理S95、S96と、図7の全ステップの処理(S12)を実行する。すなわち、Yes信号を受信したら、降車案内の回数に応じて、報知コードINFCDにデータ“1”またはデータ“2”をセットして気配り案内装置に送信する。一方、No信号を受信したら、報知コードINFCDをデータ“0”にリセットして気配り案内装置CIaに送信する。
そうすると、この実施形態では、乗りかご21がサービス切り離し階に待機した際、乗客が取り残されてしまった場合には、かご内情報案内装置CIに設けてある気配り案内装置CIaから、最初に「もう一度カードリーダにカードをかざしてください。」と音声アナウンスがなされ、この後、更に「この階ではドアが開きません。一旦1階までお降りください。」とアナウンスされることになる。
従って、この実施形態によれば、乗りかごが停止したにもかかわらずドアが開かないという事態の発生に際しても、事態についての正しい認識が乗客に確実に与えられることになり、この結果、異常が発生したのではないかと乗客をパニック状態にしたり、不信感を抱かせたりする虞がなく、常に適切な対処が乗客に期待できるこになる。
また、この実施形態によれば、このときには当該事態の発生を表わす表示灯が同時に点灯されるので、より一層確実な報知を乗客に与えることができる。
なお、上記の実施形態では、乗りかごが待機している階がサービス切り離し階であると判断された後でかご内開きボタン操作の有無を確認する手順となっているが、切り離し階待機検出手段11bの動作と戸開き操作検出手段11cの動作を平行して実行させ、サービス切り離し階に待機しているという条件と戸開き操作が行われたという条件の二つが成立したとき気配り案内報知手段11dが動作するように構成してもよい。
また、上記の実施形態では、エレベータ制御データテーブルに種々のデータを格納しておき、切り離し階待機検出手段11b、戸開き操作検出手段11cはエレベータ制御データテーブルを参照して所定の判断を行うように構成したが、エレベータ制御データテーブルを用いず、切り離し階待機検出手段11b、戸開き操作検出手段11cがそれぞれ必要なセンサを備えて判断を行うようにしてもよい。
ここで、本発明における基準階としては、上記実施形態における地上1階に限らず、サービスが切り離されていない階床なら良く、管理人室がある階、つまり管理人室階であってもよい。
本発明の場合、要は、乗りかごがサービス切り離し階に待機しているときに戸開き指令装置が操作されたら、そのことを検出できるようにし、そのことが検出されたら、気配り案内を行うようにすることにあり、従って、この範囲においては任意の構成により実施可能であることはいうまでもない。
本発明によるエレベータ制御装置の一実施形態の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態が適用されたエレベータシステムの全体構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態における処理の手順全体を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態における切り離し階設定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるかご呼び入出力処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における切り離し階待機制御処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における案内報知処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるエレベータ制御データテーブルを説明するための構成図である。
符号の説明
11 号機制御装置
11a エレベータ駆動制御手段
11b 切り離し階待機検出手段
11c 戸開き操作検出手段
11d 気配り案内報知手段
11e エレベータ制御データテーブル
21 乗りかご
31 情報制御入出力装置
31a サービス切り離し階設定装置
HB ホール呼びボタン
CB かご呼びボタン
HD ホール情報案内装置
CI かご内情報案内装置
OPB かご内開きボタン
CLB かご内閉じボタン
CR カードリーダ

Claims (5)

  1. サービス要求がないとき予め設定された階床に待機する方式のサービス切り離し制御を適用したエレベータの制御装置において、
    サービス切り離し設定された階に乗りかごが待機していることを検出する切り離し階待機検出手段と、
    乗りかご内で戸開き指示が入力されたことを検出する戸開き操作検出手段と、
    前記切り離し階待機検出手段による検出結果と、前記戸開き操作検出手段による検出結果に応じて乗りかご内に気配り案内を行う気配り案内報知手段とを設け、
    乗りかごがサービス切り離し階に待機し、取り残された乗客により戸開き操作された際、当該戸開き操作が1回目のときと2回目のときで異なった気配り案内が行なわれることを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記サービス要求が、カードリーダの読取り操作又は暗号操作によるものであり、
    前記戸開き操作が1回目のときの気配り案内が「もう一度カードリーダにカードをかざしてください。」という音声により報知され、
    前記戸開き操作が2回目のときの気配り案内が「この階ではドアが開きません。一旦1階までお降りください。」という音声により報知されることを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記気配り案内は、表示灯により報知されることを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. サービス要求がないとき予め設定された階床に待機する方式のサービス切り離し制御が適用されたエレベータの制御方法において、
    エレベータが待機中であるか否かを検出する手順と、待機している階床がサービス切り離し階床であるか否かを検出する手順と、エレベータ内の戸開き指令装置が操作されたことを検出する手順と、エレベータがサービス切り離し階床に待機した状態で前記戸開き指令装置が取り残された乗客により戸開き操作された際、当該戸開き操作が1回目のときと2回目のときで異なった内容の気配り案内を行う手順が備えられていることを特徴とするエレベータ制御方法。
  5. 請求項4に記載のエレベータ制御方法において、
    前記設定された階床が、地上1階と管理人室階及びサービスを切り離されていない階床の何れかであることを特徴とするエレベータ制御方法。
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