JP2006199463A - エレベータの制御装置及びその制御方法並びにエレベータのメンテナンス用端末装置 - Google Patents

エレベータの制御装置及びその制御方法並びにエレベータのメンテナンス用端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006199463A
JP2006199463A JP2005014246A JP2005014246A JP2006199463A JP 2006199463 A JP2006199463 A JP 2006199463A JP 2005014246 A JP2005014246 A JP 2005014246A JP 2005014246 A JP2005014246 A JP 2005014246A JP 2006199463 A JP2006199463 A JP 2006199463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
elevator
landing
hall
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005014246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006199463A5 (ja
JP4585322B2 (ja
Inventor
Taiyo Fumiya
太陽 文屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2005014246A priority Critical patent/JP4585322B2/ja
Publication of JP2006199463A publication Critical patent/JP2006199463A/ja
Publication of JP2006199463A5 publication Critical patent/JP2006199463A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4585322B2 publication Critical patent/JP4585322B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

【課題】メンテナンス用端末装置により乗場釦が押された際の接点情報を無効にすることができるエレベータの制御装置を得る。
【解決手段】 エレベータの乗場に設けられた乗場釦3と、メンテナンス用端末装置13から乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定する乗場呼び不許可判定部16と、この乗場呼び不許可判定部16により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、乗場釦3が押された際の接点情報を無効にする呼び情報制御部5とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、乗場釦が押された際の接点情報を無効にするエレベータのメンテナンス用端末装置、並びに、このメンテナンス用端末装置を利用したエレベータの制御装置及びその制御方法に関するものである。
エレベータを実際に運転し、各種機器類を定期的に診断するエレベータの診断運転は、エレベータ利用者のいない時間帯、若しくは、利用者の少ない時間帯に予約され、上記時間帯に達すると自動的に実施される。しかし、診断運転中にエレベータ利用者等が乗場釦を押すことにより乗場呼びが登録されると、利用者等の利便性を優先し、診断運転を中断して乗場呼びに応答するのが一般的である。
また、エレベータ保守員が所持する携帯用のメンテナンス用端末装置から指令を入力することによって上記診断運転と同じ運転を行う模擬診断運転は、上記診断運転により発見された異常を有する機器類や保守員により交換された機器類の動作確認等のために実施される。なお、模擬診断運転は、上記診断運転のように利用者の少ない時間帯に予め予約しておくことはできず、一般に、診断運転によって機器類の異常が発見された際等に適宜実施される。また、診断運転と同様に、模擬診断運転中にエレベータ利用者等が乗場釦を押すことにより乗場呼びが登録されると、利用者等の利便性を優先し、模擬診断運転を中断して乗場呼びに応答するのが一般的である。
なお、診断運転中の乗場呼びの登録を禁止する従来技術として、エレベータの診断運転を実施する診断装置の指令により診断運転時のエレベータの運転モードを低速又は高速の何れかに選択する速度選択手段と、低速運転モードが選択されたときに乗場呼びに対する応答を禁止する呼び禁止手段とを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−246637号公報
エレベータ保守員等が行う模擬診断運転は、診断運転のように利用者の少ない時間帯に予め予約しておくことができないため、模擬診断運転中に乗場呼びが登録されやすく、頻繁に中断が生じていた。特に、利用者の多いビル等に設置されたエレベータでは、模擬診断運転を実施することが困難であり、作業性が悪いという問題が生じていた。なお、エレベータの運転操作をかご内で行う独立運転モード中に模擬診断運転を実施し、模擬診断運転中の乗場呼びの登録を阻止する方法も考えられるが、かご内に常に操作者を要するため、作業効率が悪いという問題があった。
また、特許文献1記載のものは、定期的な診断運転時に乗場呼びの登録を禁止する機能を備えたものであり、保守員がメンテナンス用端末装置からの指令により実施する模擬診断運転では、乗場呼びの登録を阻止することはできなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、メンテナンス用端末装置により乗場釦が押された際の接点情報を無効にすることができるエレベータの制御装置及びその制御方法、並びに、当該制御装置及び制御方法に使用されるエレベータのメンテナンス用端末装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御装置は、エレベータの乗場に設けられた乗場釦と、メンテナンス用端末装置から乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定する乗場呼び不許可判定部と、この乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、乗場釦が押された際の接点情報を無効にする呼び情報制御部とを備えたものである。
また、この発明に係るエレベータの制御方法は、メンテナンス用端末装置から乗場呼び不許可指令を出力するステップと、乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定するステップと、乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、乗場釦が押された際の接点情報を無効にするステップとを備えたものである。
また、この発明にかかるエレベータのメンテナンス用端末装置は、エレベータに接続して、乗場釦が押された際の接点情報を無効にする乗場呼び不許可機能を備えたものである。
この発明は、エレベータの乗場に設けられた乗場釦と、メンテナンス用端末装置から乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定する乗場呼び不許可判定部と、この乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、乗場釦が押された際の接点情報を無効にする呼び情報制御部とを備える構成としたことで、メンテナンス用端末装置により乗場釦が押された際の接点情報を無効にすることができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の構成図である。図1において、1は、エレベータ昇降路内を昇降するかご内に設けられ、かご内のエレベータ利用者が自分の希望する行先階を登録するために操作する行先釦、2は、かご内の行先釦1の接点情報を検出し、上位に伝える行先釦検出部、3は、エレベータの乗場に設けられ、その乗場の利用者がかごをその乗場に呼ぶために操作する乗場釦、4は、乗場の乗場釦3の接点情報を検出し、上位に伝える乗場釦検出部、5は、かご内で行先釦1により登録された呼び(かご呼び)と乗場で乗場釦3により登録された呼び(乗場呼び)との検出許可信号及び検出不許可信号を行先釦検出部2及び乗場釦検出部4に対してそれぞれ適宜出力し、検出許可信号出力時のみ、かご呼び及び乗場呼びからなる呼び情報を記録する呼び情報制御部である。
また、6は、呼び情報制御部5から入力された呼び情報に基づいてかごの運転方向を決定し、かごを所定の階床へ走行させるエレベータ運転制御部、7は戸閉釦、8は戸開釦、9は、エレベータ運転制御部6の指令に基づいて戸の開閉制御を行う戸開閉制御部である。なお、エレベータ運転制御部6により戸閉釦7の押下情報が検出されると、エレベータ運転制御部6から戸開閉制御部9に対して戸閉指令が出力される。戸開閉制御部9は、エレベータ運転制御部6から入力されたこの戸閉指令に基づき、戸閉制御を行う。また、エレベータ運転制御部6により戸開釦8の押下情報が検出されると、エレベータ運転制御部6から戸開閉制御部9に対して戸開指令が出力される。戸開閉制御部9は、エレベータ運転制御部6から入力されたこの戸開指令に基づき、戸開制御を行う。
また、10は、エレベータの運転モードを全自動運転モード又は独立運転モードに切り換えるため、主にエレベータの保守員により操作される運転モード切換スイッチ、11は、運転モード切換スイッチ10の接点情報に基づいて、エレベータの運転モードを上記2モードの何れか一方に選択する運転モード選択部である。なお、以下にエレベータの運転モードについて説明する。
エレベータの保守員等により運転モード切換スイッチ10が全自動運転モード側に切り換えられると、運転モード選択部11は、運転モード切換スイッチ10の接点情報に基づいて、呼び情報制御部5とエレベータ運転制御部6とに対して全自動運転モードが選択された旨のモード信号を出力する。なお、全自動運転モードとは、かご呼び及び乗場呼びを利用者等が登録するだけで、登録階へのかごの走行、戸開及び戸閉動作等を全て自動で行う運転モードであり、かご内に操作者がいない場合でも、呼び情報の登録を自動又は手動で行うことが可能であれば、エレベータは自動的に運転を開始する。具体的には以下のような制御が行われる。
呼び情報制御部5は、運転モード選択部11から全自動運転モードが選択された旨のモード信号が入力されると、行先釦検出部2及び乗場釦検出部4に対して呼び情報の検出許可信号を出力する。行先釦検出部2は、呼び情報制御部5から検出許可信号が入力されることにより、行先釦1がエレベータ利用者等に押された際の接点情報を検出し、登録されたかご呼びを呼び情報制御部5に対して出力する。一方、乗場釦検出部4は、呼び情報制御部5から検出許可信号が入力されることにより、乗場釦3がエレベータ利用者等に押された際の接点情報を検出し、登録された乗場呼びを呼び情報制御部5に対して出力する。行先釦検出部2又は乗場釦検出部4から呼び情報が入力された呼び情報制御部5は、入力された呼び情報を記憶するとともに、記憶した呼び情報をエレベータ運転制御部6に対して出力する。エレベータ運転制御部6は、呼び情報制御部5から呼び情報が入力されると、かごの現在位置と入力された呼び情報とに基づいてかごの運転方向を決定し、登録階へとかごを走行させる。かごが登録階に到着すると、エレベータ運転制御部6から戸開閉制御部9に対して戸開指令が出力され、戸開閉制御部9により戸開動作が行われる。また、エレベータ運転制御部6は、戸全開から所定時間経過後に、戸開閉制御部9に対して出力していた戸開指令を解除するとともに、戸閉指令を出力する。戸開閉制御部9は、エレベータ運転制御部6からの戸閉指令に基づき、戸閉動作を行う。
なお、全自動運転モード中、エレベータ運転制御部6は、上記の通り登録階着床後に戸開閉制御部9に対して戸開指令を出力する以外は、かごが戸開可能位置停止中に戸開釦8の押下情報を検出した時のみ戸開指令を出力する。したがって、エレベータ運転制御部6は、かごが戸開可能位置に停止していても戸開釦8の押下情報を検出していない場合には、戸開閉制御部9に対して常時戸閉指令を出力している。
一方、エレベータの保守員等により運転モード切換スイッチ10が独立運転モード側に切り換えられると、運転モード選択部11は、運転モード切換スイッチ10の接点情報に基づいて、呼び情報制御部5とエレベータ運転制御部6とに対して独立運転モードが選択された旨のモード信号を出力する。なお、独立運転モードとは、登録階へのかごの走行及び一定条件下の戸開動作以外は全てかご内の操作により行う運転モードであり、かご内に常に操作者を要する。具体的には以下のような制御が行われる。
呼び情報制御部5は、運転モード選択部11から独立運転モードが選択された旨のモード信号が入力されると、行先釦検出部2に対してかご呼びの検出許可信号を、また、乗場釦検出部4に対しては乗場呼びの検出不許可信号を出力する。行先釦検出部2は、呼び情報制御部5から検出許可信号が入力されることにより、かご内の行先釦1がエレベータ利用者等に押された際の接点情報を検出し、登録されたかご呼びを呼び情報制御部5に対して出力する。行先釦検出部2からかご呼びが入力された呼び情報制御部5は、入力されたかご呼びを記憶するとともに、記憶したかご呼びをエレベータ運転制御部6に対して出力する。なお、乗場釦検出部4は、呼び情報制御部5から検出不許可信号が入力されることにより、乗場釦3がエレベータ利用者等に押された際の接点情報を検出しない。エレベータ運転制御部6は、呼び情報制御部5からかご呼びが入力されると、かごの現在位置と入力されたかご呼びとに基づいて、かごの運転方向を決定する。さらに、エレベータ運転制御部6は、かごの運転方向決定後に、かご内に設置された戸閉釦7の押下情報を検出することにより、戸開閉制御部9に対して戸閉指令を出力し、戸閉完了後にかごを登録階へと走行させる。かごが登録階に到着すると、エレベータ運転制御部6から戸開閉制御部9に対して戸開指令が出力され、戸開閉制御部9により戸開動作が行われる。
なお、独立運転モード中、エレベータ運転制御部6は、上述の通り、かごの運転方向が決定し、且つ、戸閉釦7の押下情報を検出した時のみ、戸開閉制御部9に対して戸閉指令を出力する。したがって、エレベータ運転制御部6は、かごが戸開可能位置に停止している場合でも、上記状態を認識しない限り、戸開閉制御部9に対して常時戸開指令を出力している。
また、12は、エレベータの運転モードを通常運転モード又はメンテナンスモードに切り換えるため、主にエレベータの保守員により操作されるメンテナンスモードスイッチであり、エレベータのCPUカードに搭載されている。メンテナンスモードは、エレベータの保守員が保守作業を行う際に選択する運転モードであり、エレベータの動作自体は通常運転モードとほぼ同じであるが、通常運転モード時に異常な状態と考えられる状態に陥っても、保守員が保守作業を実施しているものとして、異常通報等が実施されないように制御されている。例えば、遠隔監視システムが備えられたエレベータでは、通常運転モード中に停止階と停止階との間にかごが停止した場合には、異常が発生したものとしてエレベータを監視する監視センタ等への通報を実施するが、メンテナンスモード中であれば、保守作業中であるとして監視センタ等への通報は行われない。なお、メンテナンスモード中にしか動作しないような、保守に関する機能もエレベータには存在する。
また、13は、エレベータの保守員が保守作業時に、有線又は無線によりエレベータに接続して保守作業のための操作を行うメンテナンス用端末装置、14は、メンテナンス用端末装置13内に備えられ、乗場呼びの登録を阻止するために乗場呼び不許可指令を出力する乗場呼び不許可指令部、15は、メンテナンス用端末装置13から入力される種々の信号を解析し、呼び情報制御部5及びエレベータ運転制御部6に対してその解析結果を出力する端末装置信号解析部、16は、端末装置信号解析部15内に備えられ、メンテナンス用端末装置13内の乗場呼び不許可指令部14から乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定する乗場呼び不許可判定部である。
次に、メンテナンス用端末装置13から乗場呼びの登録を阻止する際の動作を図2に基づいて説明する。エレベータの保守員は、メンテナンス用端末装置13をエレベータに接続し、乗場呼び不許可指令部14から乗場呼び不許可指令を出力する(ステップS201)。乗場呼び不許可指令が端末装置信号解析部15に入力されると、乗場呼び不許可判定部16は、乗場呼びの登録を不許可にするか否かの判定を行う。ここで、運転モードが通常運転モードである場合(ステップS202)、乗場呼び不許可判定部16は、エレベータ利用者の登録する乗場呼びに応答するため、乗場呼びを許可する旨の判定を行う(ステップS206)。一方、予めメンテナンスモードスイッチ12により運転モードがメンテナンスモードに切り換えられている場合(ステップS202)、乗場呼び不許可判定部16は、模擬診断運転時等の乗場呼びの登録を阻止して保守作業を円滑に行うため、乗場呼びを不許可にする旨の判定を行う(ステップS203)。
乗場呼び不許可判定部16により乗場呼びを不許可にするとの判定が行われると、端末装置信号解析部15から呼び情報制御部5に対して乗場呼び不許可信号が出力される。呼び情報制御部5は、乗場呼び不許可信号が入力されることにより、乗場釦検出部4に対して乗場呼びの検出不許可信号を出力する。かかる場合、乗場釦検出部4は、乗場釦3がエレベータ利用者等に押された際の接点情報を検出しない。なお、呼び情報制御部5から行先釦検出部2に対しては検出許可信号が出力されるため、行先釦1により登録されるかご呼びは、行先釦検出部2によって検出され、呼び情報制御部5に記憶される。したがって、エレベータ保守員は、かかる状態において全自動運転モードを選択して模擬診断運転を実施する。
なお、メンテナンス用端末装置13から乗場呼び不許可指令を出力することにより乗場呼びの登録を不許可にした後、再び乗場呼びの登録を許可する場合には、保守員がメンテナンスモードスイッチ12を操作してメンテナンスモードを解除するか(ステップS204)、メンテナンス用端末装置13の乗場呼び不許可指令部14から乗場呼び不許可解除指令を出力する(ステップS205)ことによって実施する。メンテナンスモードスイッチ12の操作によりメンテナンスモードが解除された場合、呼び情報制御部5は、乗場釦検出部4に対して検出許可信号を出力する。一方、メンテナンス用端末装置13から乗場呼び不許可解除指令が出力された場合、乗場呼び不許可判定部16から呼び情報制御部5に対して乗場呼び不許可解除信号が出力され、呼び情報制御部5は、乗場釦検出部4に対して検出許可信号を出力する。
なお、上記実施の形態1では、乗場呼び不許可判定部16により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、呼び情報制御部5から乗場釦検出部4に対して検出不許可信号を出力して、乗場釦3が押された際の接点情報を検出しないように制御しているが、乗場呼びの登録不許可判定時に、乗場釦検出部4により検出された乗場呼びを呼び情報制御部5に記憶しないように制御しても良い。即ち、乗場呼び不許可判定部16により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、乗場釦3が押された際の接点情報を、エレベータ運転制御部6に入力される前に無効にできれば良い。
この発明の実施の形態1によれば、メンテナンス用端末装置13からの乗場呼び不許可指令によって、メンテナンスモード中に乗場釦3が押された際の接点情報を無効にすることができるため、エレベータ利用者による乗場呼びによって模擬診断運転を中断されることがなく、また、かご内に操作者を要しない全自動運転モードで模擬診断運転を実施することが可能となる。また、メンテナンス用端末装置13内の乗場呼び不許可判定部16に、乗場釦3が押された際の接点情報を無効にする乗場呼び不許可機能と、この乗場呼び不許可機能を解除して乗場釦3が押された際の接点情報を有効にする乗場呼び不許可解除機能とが備えられているため、保守作業時の操作性及び作業性に優れ、保守に要する時間の短縮を図ることが可能となる。なお、乗場呼びが登録されないため、エレベータ利用者にエレベータ点検中であることの意識付けができるとともに、模擬診断運転中の利用者の乗り込みによる閉じ込め及び災害の防止を図ることも可能である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 行先釦
2 行先釦検出部
3 乗場釦
4 乗場釦検出部
5 呼び情報制御部
6 エレベータ運転制御部
7 戸閉釦
8 戸開釦
9 戸開閉制御部
10 運転モード切換スイッチ
11 運転モード選択部
12 メンテナンスモードスイッチ
13 メンテナンス用端末装置
14 乗場呼び不許可指令部
15 端末装置信号解析部
16 乗場呼び不許可判定部

Claims (5)

  1. エレベータの乗場に設けられた乗場釦と、メンテナンス用端末装置から乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定する乗場呼び不許可判定部と、この乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、前記乗場釦が押された際の接点情報を無効にする呼び情報制御部とを備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. メンテナンス用端末装置から乗場呼び不許可指令を出力するステップと、前記乗場呼び不許可指令が入力された際に、乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にするか否かを判定するステップと、前記乗場呼び不許可判定部により乗場呼びの登録を不許可にすると判定された場合に、乗場釦が押された際の接点情報を無効にするステップとを備えたことを特徴とするエレベータの制御方法
  3. 乗場呼び不許可判定部は、メンテナンスモード時にメンテナンス用端末装置から乗場呼び不許可指令が入力されることにより、乗場呼びの登録を不許可にすると判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの制御装置又は制御方法。
  4. エレベータに接続して、乗場釦が押された際の接点情報を無効にする乗場呼び不許可機能を備えたことを特徴とするエレベータのメンテナンス用端末装置。
  5. エレベータに接続して、乗場釦が押された際の接点情報を無効にする乗場呼び不許可機能と、エレベータに接続して、前記乗場呼び不許可機能を解除して前記乗場釦が押された際の接点情報を有効にする乗場呼び不許可解除機能とを備えたことを特徴とするエレベータのメンテナンス用端末装置。
JP2005014246A 2005-01-21 2005-01-21 エレベータの制御装置 Active JP4585322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005014246A JP4585322B2 (ja) 2005-01-21 2005-01-21 エレベータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005014246A JP4585322B2 (ja) 2005-01-21 2005-01-21 エレベータの制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006199463A true JP2006199463A (ja) 2006-08-03
JP2006199463A5 JP2006199463A5 (ja) 2007-06-14
JP4585322B2 JP4585322B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=36957805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005014246A Active JP4585322B2 (ja) 2005-01-21 2005-01-21 エレベータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4585322B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168191A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの点検作業報知装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144844A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの保守運転装置
JPH1087210A (ja) * 1996-09-19 1998-04-07 Hitachi Building Syst Co Ltd 油圧エレベータの制御装置
JP2003112868A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Hitachi Ltd エレベーターの制御方法及び装置
JP2004099301A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの休止作業認証システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144844A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの保守運転装置
JPH1087210A (ja) * 1996-09-19 1998-04-07 Hitachi Building Syst Co Ltd 油圧エレベータの制御装置
JP2003112868A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Hitachi Ltd エレベーターの制御方法及び装置
JP2004099301A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの休止作業認証システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168191A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの点検作業報知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4585322B2 (ja) 2010-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5806916B2 (ja) エレベーターのセキュリティシステム
JP2006290509A (ja) エレベーターの制御装置
US9745169B2 (en) Safety system for an elevator, elevator system, and method for operating such a safety system
JP2007168932A (ja) エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法
JP4585322B2 (ja) エレベータの制御装置
WO2010067406A1 (ja) エレベーターの制御装置
JP2009029582A (ja) エレベーターのドア制御装置および方法
JP4825464B2 (ja) エレベータの運転制御装置
JP6339273B1 (ja) エレベータシステム
JP2008056402A (ja) エレベータ運転システム
JP7023827B2 (ja) 非常用エレベーター
JP2012197126A (ja) エレベーターの呼び登録装置
JP2011251827A (ja) システム監視装置及びシステム監視方法及びプログラム
JP3732701B2 (ja) エレベータの救出運転装置
JP5463753B2 (ja) 荷物用エレベーターの制御装置
JP2007254036A (ja) エレベータの運転制御装置
JP5874212B2 (ja) エレベーターの制御装置
KR102207762B1 (ko) 적외선 센서를 이용한 승강기 안전사고 예방 장치
JP2003335460A (ja) エレベータ制御装置
JP4672295B2 (ja) エレベータの保守装置
JP4375138B2 (ja) エレベータの制御装置及び制御方法
JP5955819B2 (ja) エレベータ装置およびその運転方法
JP2017001829A (ja) エレベータの制御装置
JP2005314082A (ja) エレベータ点検装置
JP2005255370A (ja) エレベーターの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070425

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4585322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350