JP2006184575A - レジスト保護膜形成用材料、およびこれを用いたレジストパターン形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記一般式(1)
【化1】
(式中、R1は炭素数1〜5の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基であり、R2は、炭素数1〜15の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基または脂環構造を有する炭化水素基である。)で表される構成単位を少なくとも有するアクリル系ポリマーと、溶剤と、を少なくとも含有してレジスト保護膜形成用材料を構成する。
【選択図】 なし
Description
で表される構成単位を少なくとも有するアクリル系ポリマーと、溶剤と、を少なくとも含有することを特徴とする。
下記一般式(8)
(CnF2n+1SO2)2NH・・・・・(8)
(式中、nは、1〜5の整数である。)
で示される炭化フッ素化合物と、
下記一般式(9)
CxF2x+1COOH・・・・・・(9)
(式中、xは、10〜15の整数である。)
で示される炭化フッ素化合物と、
下記一般式(10)
で示される炭化フッ素化合物とが、好適である。
(C4F9SO2)2NH・・・・・(12)
で表される化合物、または下記化学式(13)
(C3F7SO2)2NH・・・・・(13)
で表される炭化フッ素化合物が好適である。
C10F21COOH・・・・・(14)
で表される炭化フッ素化合物が好適である。
本発明に係るレジスト保護膜形成用材料から得られる保護膜の現像液溶解性を測定した。
以下の手順で、レジスト保護膜形成用材料のベースポリマーを合成した。
還流冷却器、攪拌機を備えた容量2リットルの4つ口フラスコに、750gのイソブチルアルコールを仕込み、窒素の吹き込みを開始した。攪拌しながら80℃まで昇温した後、アクリル酸57g、ジシクロペンタニルメタクリレート38g、n−ブチルアクリレート76g、シクロヘキシルメタクリレート19g、エチル(α−ヒドロキシメチル)アクリレート10gの混合液と、溶剤としてイソブチルアルコール50g、および重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド1.7gとからなる混合液を、別々の滴下ノズルより、それぞれ4時間かけて滴下した。滴下は連続的に行われ、滴下を通じて、各成分の滴下速度は一定とした。
下記の樹脂成分、酸発生剤、および含窒素有機化合物を有機溶剤に均一に溶解し、レジスト組成物を調整した。
樹脂成分としては、下記化学式(8)に示した構成単位からなる共重合体100質量部を用いた。樹脂成分の調製に用いた各構成単位a,b,cの比は、a=20モル%、b=40モル%、c=40モル%とした。
前記実施例7〜12と同様にしてレジスト膜を形成した。実施例1で用いたアクリルポリマー2.5質量部と、架橋剤(テトラブトキシメチル化グリコールウリル)5質量部と、0.6質量部の(CF2)3(SO2)2NHとを、2−メチル−1−プロピルアルコールに溶解させ、固形分質量濃度を2.8質量%とした保護膜材料を回転塗布し、90℃にて60秒間加熱し、膜厚70.0nmの保護膜を形成した。
前記実施例7〜12と同様にしてレジスト膜を形成した。前記一般式(1)からなるホモポリマーの2.5質量%イソブタノール溶液を調整し、これを基板上に前記と同様の手法にて回転塗布し、90℃にて60秒間加熱し、膜厚70.0nmのレジスト保護膜を形成した。
Claims (17)
- 前記レジスト膜は、液浸露光プロセスに供するレジスト膜であることを特徴とする請求項1に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記R4aが、水酸基置換あるいは非置換のジシクロペンタニル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、イソボルニル基、トリシクロデシル基、およびテトラシクロドデシル基の中から選ばれる少なくとも1種の炭化水素基であることを特徴とする請求項5に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記R4bが、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、およびシクロヘプチル基の中から選ばれる少なくとも1種の炭化水素基であることを特徴とする請求項5に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記R5が、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、および2−エチルヘキシル基の中から選ばれる少なくとも1種の基であることを特徴とする請求項8に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記溶媒が、アルコール系溶剤であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- さらに、酸性成分を含有していることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記酸性成分は、炭化フッ素化合物であることを特徴とする請求項11に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- さらに、ヒドロキシアルキル基および/またはアルコキシアルキル基で置換されたアミノ基および/またはイミノ基を有する含窒素化合物からなる架橋剤を含有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記架橋剤は、メラミン誘導体、グアナミン誘導体、グリコールウリル誘導体、スクシニルアミド誘導体、および尿素誘導体からの中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項13に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記液浸露光プロセスは、リソグラフィー露光光がレジスト膜に到達するまでの経路の少なくとも前記レジスト膜上に、空気より屈折率が大きくかつ前記レジスト膜よりも屈折率が小さい所定厚さの液浸露光用液体を介在させた状態で、前記レジスト膜を露光することによってレジストパターンの解像度を向上させる構成であることを特徴とする請求項2に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 前記液浸露光用液体は、実質的に純水もしくは脱イオン水からなる水、あるいはフッ素系溶剤であることを特徴とする請求項2または15に記載のレジスト保護膜形成用材料。
- 液浸露光プロセスを用いたレジストパターン形成方法であって、
基板上にレジスト膜を形成し、
前記レジスト膜の上に、請求項1〜16のいずれかに記載のレジスト保護膜形成用材料を用いて、保護膜を形成し、
前記レジスト膜と前記保護膜とが積層された前記基板の少なくとも前記保護膜上に直接所定厚みの前記液浸露光用液体を配置し、
前記液浸露光用液体および前記保護膜を介して前記レジスト膜に選択的に光を照射し、必要に応じて加熱処理を行い、
アルカリ現像液を用いて前記保護膜と前記レジスト膜とを現像処理することにより前記保護膜を除去すると同時に、レジストパターンを得ることを含むレジストパターン形成方法。
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