JP2006184498A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】飛散したトナーによる悪影響の発生を防止でき、且つ効率よく冷却できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本画像形成装置1では、左右方向に間隔を開けて対向する左フレーム18および右フレーム19の間に区画された収容空間17に、光学ユニット2、感光体ドラム10、現像ユニット12等を収容している。収容空間17は、仕切り板22により、左フレーム18および右フレーム19につながった第1収容空間23および第2収容空間24に仕切られていて、第1収容空間23に、光学ユニット2が収容され、第2収容空間24に現像ユニット12が収容されている。第1収容空間23は、左フレーム18に設けられた第1の送風ファン31により冷却される。第2収容空間24は、右フレーム19に設けられた第2の送風ファン32により冷却される。
【選択図】 図3
【解決手段】本画像形成装置1では、左右方向に間隔を開けて対向する左フレーム18および右フレーム19の間に区画された収容空間17に、光学ユニット2、感光体ドラム10、現像ユニット12等を収容している。収容空間17は、仕切り板22により、左フレーム18および右フレーム19につながった第1収容空間23および第2収容空間24に仕切られていて、第1収容空間23に、光学ユニット2が収容され、第2収容空間24に現像ユニット12が収容されている。第1収容空間23は、左フレーム18に設けられた第1の送風ファン31により冷却される。第2収容空間24は、右フレーム19に設けられた第2の送風ファン32により冷却される。
【選択図】 図3
Description
この発明は、プリンタ等の画像形成装置に関する。
画像形成装置には、画像形成に必要な構成要素として、感光体ドラムに静電潜像を形成するためのビーム光を得るための光学ユニット、電源装置等を有し、これらを冷却風により冷却するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、冷却風を送るために、互いに分岐した2つのダクトを選択的に開閉可能に設けている。開いたダクトを通じて、このダクトに対応して配置された構成要素に冷却風を送風するようにしている。
特許文献1では、冷却風を送るために、互いに分岐した2つのダクトを選択的に開閉可能に設けている。開いたダクトを通じて、このダクトに対応して配置された構成要素に冷却風を送風するようにしている。
また、従来の他の画像形成装置として、画像形成装置の内部全体に冷却風を送るようにしているものがある。
特開平8−324068号公報
しかし、従来の他の画像形成装置では、内部全体に冷却風が送られるので、未定着のトナーが飛散する虞がある。飛散したトナーは、光学ユニットに悪影響を与える虞がある。また、全体が冷却されるので、構成要素ごとに適した冷却を実現できない。
また、特許文献1では、ダクトが閉じられている間、このダクトに対応する構成要素を冷却できないので、画像形成装置全体を効率よく冷却できない。
また、特許文献1では、ダクトが閉じられている間、このダクトに対応する構成要素を冷却できないので、画像形成装置全体を効率よく冷却できない。
そこで、この発明の目的は、飛散したトナーによる悪影響の発生を防止することが可能であり、且つ全体を効率よく冷却できる画像形成装置を提供することである。
本発明は、左右の側面を区画する左フレームおよび右フレームと、上記左フレームおよび右フレームの間に形成され、画像形成に必要な構成要素が収容される収容空間と、上記収容空間を、少なくとも2つの空間であって、各空間は左フレームおよび右フレームにつながった第1収容空間および第2収容空間に仕切る仕切り手段と、左フレームおよび右フレームの何れか一方に設けられ、第1収容空間へ外気を導入するための第1の冷却風供給手段と、左フレームおよび右フレームの何れか他方に設けられ、第2収容空間へ外気を導入するための第2の冷却風供給手段とを有することを特徴とする。本発明によれば、第1収容空間および第2収容空間を互いに仕切ってあるので、両収容空間の何れか一方にトナーが飛散する虞がある構成要素を収容し、且つ両収容空間の何れか他方に飛散したトナーから回避させたい構成要素を収容することを採用でき、その結果、トナーの飛散に起因した悪影響が発生することを防止することが可能となる。さらに、第1および第2収容空間を互いに仕切り、且つ第1および第2の冷却風供給手段を互いに独立して設けてあるので、第1および第2収容空間ごとに、そこに収容された構成要素に適した態様で冷却でき、全体として効率よく冷却することができる。
また、本発明において、上記第1収容空間には、光学ユニットが収容され、上記第2収容空間には、現像ユニットが収容されている場合がある。この場合、仮に現像ユニットからトナーが飛散するとしても、飛散したトナーが光学ユニットに悪影響を及ぼすことを防止できる。十分な冷却が必要な光学ユニットと、弱い冷却でも十分な現像ユニットとを、別々に適した態様で冷却できるので、全体として効率よく冷却することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、画像形成装置がプリンタである場合に則して説明するが、本発明はこれに限らず、例えば、画像形成装置が複写機、ファクシミリ等であってもよい。
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置の概略構成を模式的に示す一部断面側面図である。
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置の概略構成を模式的に示す一部断面側面図である。
画像形成装置1は、画像形成に必要な構成要素として、外部より与えられる画像データに基づきこの画像データに応じた所定のビーム光を得るための光学ユニット2と、所定のビーム光に応じた潜像を形成してこの潜像をトナー像に顕像化して転写材としての用紙に転写するための画像形成部3と、この画像形成部3により転写されたトナー像を用紙に加熱定着させる定着ユニット4と、画像形成部3に用紙を供給する用紙供給部5と、上述の各部2,3,4,5の動作を制御するための回路基板(図示せず)と、この回路基板および上述の各部2,3,4,5に電力を供給したり画像形成部3に所要の高電圧を印加するための電源装置(図示せず)とを有している。また、画像形成装置1は、画像形成に必要な上述の構成要素を支持するとともに収容するハウジング6を有している。
また、ハウジング6内には、用紙を搬送するための第1,第2および第3の用紙搬送路7,8,9が区画されている。用紙は、用紙供給部5から繰り出されて、第1の用紙搬送路7に沿って搬送されて画像形成部3に至り、次に第2の用紙搬送路8に沿って搬送されて定着ユニット4に至り、その後、第3の用紙搬送路9に沿って機外へ搬送される。
光学ユニット2は、レーザビーム発生装置(LSU)からなる。このレーザビーム発生装置は、例えば、信号処理部(図示せず)からの信号に応じて発振させた半導体レーザ等からのレーザ光を、ポリゴンミラー、レンズ等を介して所定のビーム光を得る。
光学ユニット2は、レーザビーム発生装置(LSU)からなる。このレーザビーム発生装置は、例えば、信号処理部(図示せず)からの信号に応じて発振させた半導体レーザ等からのレーザ光を、ポリゴンミラー、レンズ等を介して所定のビーム光を得る。
画像形成部3は、光に応じた潜像を形成するための円柱形状をなす感光体ドラム10と、感光体ドラム10を帯電させる帯電チャージャ11と、感光体ドラム10に形成された静電潜像を容器から現像ローラを用いて供給されるトナーにより顕像化するための現像ユニット12と、トナー像が転写された後の感光体ドラム10の表面をクリーニングするためのクリーナ13と、トナー像を転写材としての用紙に転写する転写部14とを有している。
転写部14は、感光体ドラム10に対向して設けられた転写ローラを含み、用紙を所定方向に搬送しながら、感光体ドラム10に形成されたトナー像を搬送中の用紙に転写する。転写部14は、第1および第2の用紙搬送路7,8の一部を区画する板状のベース部材15により支持されている。このベース部材15はハウジング6に取り付けられる。転写部14と、ベース部材15とは、転写ユニット16の少なくとも一部を構成する。
定着ユニット4は、搬送された用紙および用紙上にあるトナーを加熱しつつ回転する熱ローラ4aと、この熱ローラ4aと対向し押圧して接触する圧ローラ4bと、熱ローラ4aの内部に配置される熱源としてのヒータランプ(図示せず)と、これらを収容するケース4cとを含んでいる。
光学ユニット2により画像データに応じたビーム光を発生させる。これとともに、感光体ドラム10を回転させつつ、感光体ドラム10の外周面を、帯電チャージャ11により均一に帯電し、次いで光学ユニット2からのレーザ光によって露光する。これにより、感光体ドラム10の外周面に所望の画像を結像させて静電潜像を形成し、この静電潜像を現像ユニット12によりトナー像に顕像化する。用紙供給部5からの用紙は、一対のレジストローラにより所定のタイミングで感光体ドラム10と転写部14との間に搬送される。転写部14により用紙にトナー像が転写される。用紙は定着ユニット4へ搬送される。定着ユニット4によりトナー像は用紙に定着される。
光学ユニット2により画像データに応じたビーム光を発生させる。これとともに、感光体ドラム10を回転させつつ、感光体ドラム10の外周面を、帯電チャージャ11により均一に帯電し、次いで光学ユニット2からのレーザ光によって露光する。これにより、感光体ドラム10の外周面に所望の画像を結像させて静電潜像を形成し、この静電潜像を現像ユニット12によりトナー像に顕像化する。用紙供給部5からの用紙は、一対のレジストローラにより所定のタイミングで感光体ドラム10と転写部14との間に搬送される。転写部14により用紙にトナー像が転写される。用紙は定着ユニット4へ搬送される。定着ユニット4によりトナー像は用紙に定着される。
図2は、ハウジング6の模式図である。図1および図2を参照する。
本実施形態では、感光体ドラム10の中心軸線10aが左右方向Xに沿って延びるように配置される場合に則して説明する。
ハウジング6は、金属部材、合成樹脂部材等の硬質部材により箱状に形成されている。ハウジング6は、その内部に、画像形成に必要な上述の構成要素を収容する収容空間17を区画している。
本実施形態では、感光体ドラム10の中心軸線10aが左右方向Xに沿って延びるように配置される場合に則して説明する。
ハウジング6は、金属部材、合成樹脂部材等の硬質部材により箱状に形成されている。ハウジング6は、その内部に、画像形成に必要な上述の構成要素を収容する収容空間17を区画している。
ハウジング6は、構造材として、左右方向Xに対向して配置される板状をなす左フレーム18および右フレーム19と、左フレーム18および右フレーム19を支持し画像形成装置1の下面を形成する支持部材としての底板20とを有している。左フレーム18および右フレーム19は、互いの間に所定間隔を開けて配置されている。左フレーム18は、主面としての左側面18aと、主面としての右側面18bとを区画している。右フレーム19は、主面としての左側面19aと、主面としての右側面19bとを区画している。
また、ハウジング6は、当該画像形成装置1の外郭を形成する外郭部材として、左フレーム18および右フレーム19を取り囲むカバー21を有している。カバー21は、複数の部材により構成されていて、下面を有しない箱形状をなしている。また、ハウジング6は、収容空間17を仕切る仕切り手段としての仕切り板22を有している。仕切り板22は、左フレーム18および右フレーム19の間に配置されている。
収容空間17は、左フレーム18および右フレーム19の間に区画されるとともに、左フレーム18と、右フレーム19と、底板20と、カバー21の一部分であって外郭の上面6a、前面6bおよび後面6cをそれぞれ区画する部分とにより区画されている。
収容空間17は、仕切り手段としての仕切り板22および転写ユニット16により、4つの空間すなわち、第1,第2,第3および第4収容空間23,24,25,26に仕切られている。本実施形態では、第1および第2収容空間23,24は、互いに独立して冷却される。
収容空間17は、仕切り手段としての仕切り板22および転写ユニット16により、4つの空間すなわち、第1,第2,第3および第4収容空間23,24,25,26に仕切られている。本実施形態では、第1および第2収容空間23,24は、互いに独立して冷却される。
第1収容空間23は、左フレーム18の後部の上部にある部分18cと、右フレーム19の後部の上部にある部分19cと、外郭の上面6aの後部を形成するカバー21の部分と、ハウジング6の一部分6dと、仕切り板22とにより区画される。なお、ハウジング6の一部分6dは、左フレーム18と右フレーム19とを接続し第3の用紙搬送路9の一部を区画する。第1収容空間23には、光学ユニット2の全体が収容されている。
第1収容空間23は、左右方向Xについては、左フレーム18の右側面18bと、右フレーム19の左側面19aとに達している。左フレーム18において第1収容空間23の内壁を形成する部分18cには、冷却風の入口としての開口27が形成されている。右フレーム19において第1収容空間23の内壁を形成する部分19cには、冷却風の出口としての複数の開口28(一部のみ図示)が形成されている。第1収容空間23は、左フレーム18の開口27、右フレーム19の開口28を介して、機外に連通している。
第2収容空間24は、左フレーム18の前部の上部にある部分18dと、右フレーム19の前部の上部にある部分19dと、外郭の上面6aの前部を形成するカバー21の部分と、外郭の前面6bの上部を形成するカバー21の部分と、仕切り板22と、転写ユニット16の前部16aとにより区画されている。第2収容空間24には、感光体ドラム10、帯電チャージャ11、現像ユニット12、クリーナ13等が収容されている。
第2収容空間24は、左右方向Xについては、左フレーム18の右側面18bと、右フレーム19の左側面19aとに達している。右フレーム19において第2収容空間24の内壁を形成する部分19dには、冷却風の入口としての開口29が形成されている。左フレーム18において第2収容空間24の内壁を形成する部分18dには、冷却風の出口としての複数の開口30が形成されている。第2収容空間24は、左フレーム18の開口30、右フレーム19の開口29を介して、機外に連通している。
第3収容空間25および第4収容空間26は、左右方向Xについて、左フレーム18の右側面18bと、右フレーム19の左側面19aとに達している。第3収容空間25は、転写ユニット16と、外郭の前面6bの下部を形成するカバー21の部分と、外郭の後面6cの下部を形成するカバー21の部分と、底板20とにより区画される。第3収容空間25には、用紙供給部5が収容されている。また、第4収容空間26は、転写ユニット16の後部16bと、外郭の後面6cの上部を形成するカバー21の部分と、仕切り板22とにより区画される。第4収容空間26には、定着ユニット4が収容されている。
第1収容空間23と第2収容空間24とは、前後方向Yに並んでいて、仕切り板22の傾斜状の前部22aにより仕切られている。
第2収容空間24と第3収容空間25とは、上下方向Zに並んでいて、転写ユニット16により仕切られている。
第3収容空間25と第4収容空間26とは、上下方向Zに並んでいて、転写ユニット16の後部16bにより仕切られている。
第2収容空間24と第3収容空間25とは、上下方向Zに並んでいて、転写ユニット16により仕切られている。
第3収容空間25と第4収容空間26とは、上下方向Zに並んでいて、転写ユニット16の後部16bにより仕切られている。
第1収容空間23と第4収容空間26とは、上下方向Zに並んでいて、仕切り板22の後部22bにより仕切られている。
第2収容空間24と第4収容空間26とは、前後方向Yに並んでいて、仕切り板22の中央部に設けられた下垂部22cにより仕切られているとともに、その下方にある第2の用紙搬送路8を介して連通している。
第2収容空間24と第4収容空間26とは、前後方向Yに並んでいて、仕切り板22の中央部に設けられた下垂部22cにより仕切られているとともに、その下方にある第2の用紙搬送路8を介して連通している。
仕切り板22は、第1および第2収容空間23,24の間において、第2収容空間24のトナーが第1収容空間23内に侵入しないように、第1および第2収容空間23,24を互いに仕切っている。
具体的には、仕切り板22は、左右方向Xについては、右フレーム19と隙間なく接続され、左フレーム18と隙間なく接続されている。仕切り板22は、感光体ドラム10から光学ユニット2を覆うように延びている。仕切り板22は、光学ユニット2が覆われる大きさか、この大きさよりも大きく形成されている。
具体的には、仕切り板22は、左右方向Xについては、右フレーム19と隙間なく接続され、左フレーム18と隙間なく接続されている。仕切り板22は、感光体ドラム10から光学ユニット2を覆うように延びている。仕切り板22は、光学ユニット2が覆われる大きさか、この大きさよりも大きく形成されている。
仕切り板22は、感光体ドラム10の中心軸線10aを切る断面(図1に相当する。)において、所定領域において、第1および第2収容空間23,24の連通を阻止している。上述の所定領域は、未定着のトナーが飛散する虞のある領域、すなわち、現像ユニット12の現像ローラ12a、感光体ドラム10、および第2の用紙搬送路8から、飛散したトナーが達しない程度の所定距離を離隔した領域である。
また、仕切り板22は、光学ユニット2を支持し、第2および第3の用紙搬送路8,9に臨んでいる。なお、仕切り板22は、光学ユニット2からのビーム光を透過させるための開口22dを有している。この開口22dは透光性部材により覆われている。
より好ましくは、仕切り板22は、左フレーム18と右フレーム19との間において、第1および第2収容空間23,24を、互いに連通しないように密封状態で、互いに独立して区画するようにしてもよい。
より好ましくは、仕切り板22は、左フレーム18と右フレーム19との間において、第1および第2収容空間23,24を、互いに連通しないように密封状態で、互いに独立して区画するようにしてもよい。
図3は、図1の III− III断面を示す画像形成装置1の模式図である。図2と図3を参照する。
画像形成装置1は、第1収容空間23を冷却するための第1風路F1と、第2収容空間24を冷却するための第2風路F2と、第1風路F1に設けられて第1収容空間23へ外気を導入するための第1の冷却風供給手段としての第1の送風ファン31と、第2風路F2に設けられて第2収容空間24へ外気を導入するための第2の冷却風供給手段としての第2の送風ファン32とを有している。なお、第1および第2風路F1,F2は、当該風路を流れる空気流を示す矢印F1,F2により図示している。
画像形成装置1は、第1収容空間23を冷却するための第1風路F1と、第2収容空間24を冷却するための第2風路F2と、第1風路F1に設けられて第1収容空間23へ外気を導入するための第1の冷却風供給手段としての第1の送風ファン31と、第2風路F2に設けられて第2収容空間24へ外気を導入するための第2の冷却風供給手段としての第2の送風ファン32とを有している。なお、第1および第2風路F1,F2は、当該風路を流れる空気流を示す矢印F1,F2により図示している。
第1風路F1は、カバー21に設けられた第1の入口開口33と、第1収容空間23と、カバー21に設けられた第1の出口開口34とを有している。
第2風路F2は、カバー21に設けられた第2の入口開口35と、第2収容空間24と、カバー21に設けられた第2の出口開口36とを有している。
第1および第2風路F1,F2は、ハウジング6内部において互いに仕切られている。また、第1および第2の送風ファン31,32は、互いに兼用されておらず、第1および第2風路F1,F2へ互いに独立して送風できるようにされている。
第2風路F2は、カバー21に設けられた第2の入口開口35と、第2収容空間24と、カバー21に設けられた第2の出口開口36とを有している。
第1および第2風路F1,F2は、ハウジング6内部において互いに仕切られている。また、第1および第2の送風ファン31,32は、互いに兼用されておらず、第1および第2風路F1,F2へ互いに独立して送風できるようにされている。
第1および第2の送風ファン31,32は、同様の構造を有しているが、第1の送風ファン31は、第2の送風ファン32に比べて、送風能力を高められていて、例えば単位時間当たりの風量、および風速の少なくとも一方が高くされている。
第1の送風ファン31は、駆動源としての電動モータ(図示せず)により駆動されて回転することにより、第1風路F1に沿って空気流を流すことができる。第1の送風ファン31は、空気流の流れ方向に沿って、第1収容空間23よりも上流側に隣接した位置である左フレーム18の開口27に配置され、第1収容空間23に冷却風を送り込むことができるようにされている。
第1の送風ファン31は、駆動源としての電動モータ(図示せず)により駆動されて回転することにより、第1風路F1に沿って空気流を流すことができる。第1の送風ファン31は、空気流の流れ方向に沿って、第1収容空間23よりも上流側に隣接した位置である左フレーム18の開口27に配置され、第1収容空間23に冷却風を送り込むことができるようにされている。
第2の送風ファン32は、駆動源としての電動モータ(図示せず)により駆動されて回転することにより、第2風路F2に沿って空気流を流すことができる。第2の送風ファン32は、空気流の流れ方向に沿って、第2収容空間24よりも上流側に隣接した位置である右フレーム19の開口29に配置され、第2収容空間24に冷却風を送り込むことができるようにされている。
このように、第1および第2収容空間23,24よりも上流側にある第1および第2の送風ファン31,32により、下流側に送風ファンがある場合(図示せず)に比べて、対応する第1および第2収容空間23,24を効果的に冷却することができる。
第1の送風ファン31が運転されると、矢印F1で示すように、機外の空気が、カバー21の第1の入口開口33から機内に取り入れられる。取り入れられた空気は、左フレーム18の開口27を通じて、第1収容空間23へ導入され、光学ユニット2を冷却する。第1収容空間23内にある空気は、右フレーム19の開口28を通り、カバー21の第1の出口開口34を通じて機外に排出される。
第1の送風ファン31が運転されると、矢印F1で示すように、機外の空気が、カバー21の第1の入口開口33から機内に取り入れられる。取り入れられた空気は、左フレーム18の開口27を通じて、第1収容空間23へ導入され、光学ユニット2を冷却する。第1収容空間23内にある空気は、右フレーム19の開口28を通り、カバー21の第1の出口開口34を通じて機外に排出される。
第2の送風ファン32が運転されると、矢印F2で示すように機外の空気が、カバー21の第2の入口開口35から機内に取り入れられる。取り入れられた空気は、右フレーム19の開口29を通じて、第2収容空間24へ導入され、画像形成部3の現像ユニット12等を冷却する。第2収容空間24内にある空気は、左フレーム18の開口30を通り、カバー21の第2の出口開口36を通じて機外に排出される。
このように本発明の第1実施形態では、収容空間17が第1収容空間23および第2収容空間24に仕切り手段としての仕切り板22により互いに仕切られるようにされている。これにより、飛散したトナーから回避させたい光学ユニット2を第1収容空間23に収容でき、トナーの飛散源となる虞がある現像ユニット12を第2収容空間24に収容できるようになる。その結果、トナーの飛散に起因した悪影響が光学ユニット2に発生することを防止することができる。
さらに、第1および第2収容空間23,24を互いに仕切り、且つ第1および第2の送風ファン31,32を互いに独立して設けてあるので、第1および第2収容空間23,24ごとに、そこに収容された構成要素に適した態様で冷却することができる。例えば、強くて十分な冷却が必要な光学ユニット2と、弱い冷却でも十分な現像ユニット12とを、別々に適した態様で冷却できる。従って、全体として効率よく冷却することができる。
例えば、光学ユニット2では、レンズの温度が上昇することに起因する光学ユニット2の性能が劣化することを防止できる。現像ユニット12では、温度の上昇を防止でき、トナーに塊が生じるブロッキング等の不具合が発生する虞がない。しかも、十分な冷却の必要な構成要素に合わせた強い冷却風が現像ユニット12に吹きつけられずに済み、また、現像ユニット12のための冷却風を弱めることができ、その結果、トナーの飛散の発生を抑制することができる。さらに、万一、トナーが飛散するとしても、飛散したトナーが第1収容空間23に侵入せず、光学ユニット2のレンズへのトナーの付着を防止できる。
第1および第2の送風ファン31,32を、所定方向から見たときに、互いに所定位置を挟んだ点対称となる左フレーム18および右フレーム19の位置にそれぞれ配置するようにしている。上述の所定方向は、左フレーム18および右フレーム19が互いに対向する方向と、第1収容空間23および第2収容空間24が互いに並ぶ方向とを含む平面の法線方向である。所定位置は、上述の所定方向から見たときの画像形成装置1の外郭の輪郭の中心位置Cである。本実施形態では、平面視で、両送風ファン31,32は、中心位置Cを挟んで互いに点対称の位置に配置されている。これにより、大きくなる傾向にあるファン取付用の開口27,29を、両方のフレーム18,19に分散させて配置できるので、ファン取付用の開口が一方のフレームのみに集中する場合に比べて、両フレーム18,19の全体の剛性および強度を高めることができる。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態の画像形成装置1Aの変形例の概略構成を模式的に示す側面図である。図5は、図4に示すV−V断面を模式的に示す断面図である。
図4は、本発明の第2実施形態の画像形成装置1Aの変形例の概略構成を模式的に示す側面図である。図5は、図4に示すV−V断面を模式的に示す断面図である。
第2実施形態では、収容空間17は第1〜第3収容空間23,24,25に仕切られている。なお、第1実施形態の第4収容空間26(図1参照)は廃止されている。また、第1収容空間23と第3収容空間25とは、仕切り手段としての定着ユニット4により仕切られている。これにより、第1収容空間23には、光学ユニット2に加えて、定着ユニット4の一部である熱ローラ4aを収容するケース4cの一部が収容されていて、定着ユニット4を強く冷却することができる。また、第3収容空間25に、定着ユニット4の残りの部分が収容されている。
また、第2実施形態において、第1収容空間23に定着ユニット4の全体を配置することも考えられる。このように、第1収容空間23には、光学ユニット2の他、強い冷却の必要な構成要素の少なくとも一部であってトナーが飛散する虞のない少なくとも一部を収容するようにしてもよい。
この他、収容空間17は、仕切り手段により第1収容空間23および第2収容空間24からなる2つのみの空間に仕切られることも考えられる。収容空間17は、仕切り手段により、少なくとも2つの空間に仕切られていればよい。
この他、収容空間17は、仕切り手段により第1収容空間23および第2収容空間24からなる2つのみの空間に仕切られることも考えられる。収容空間17は、仕切り手段により、少なくとも2つの空間に仕切られていればよい。
また、第1の送風ファン31を、第1収容空間23内の空気を吸い出すように、右フレーム19に設けて空気流の流れ方向に沿って第1収容空間23よりも下流側に配置し、第2の送風ファン32を、第2収容空間24内の空気を吸い出すように、左フレーム18に設けて空気流の流れ方向に沿って第2収容空間24よりも下流側に配置してもよい。
また、第1および第2の送風ファン31,32の構造を互いに異ならせてもよい。また、逆に、第1および第2の送風ファン31,32の構造や、風速、風量等の仕様を全く同じにすることも考えられる。
また、第1および第2の送風ファン31,32の構造を互いに異ならせてもよい。また、逆に、第1および第2の送風ファン31,32の構造や、風速、風量等の仕様を全く同じにすることも考えられる。
また、仕切り板22は、光学ユニット2と別体で形成されてこれを支持する部材であったが、これには限定されず、例えば光学ユニット2を支持せずに左フレーム18と右フレーム19とを接続する部材(図示せず)であってもよいし、光学ユニット2と一体に形成されることも考えられる。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1,1A 画像形成装置
2 光学ユニット(画像形成に必要な構成要素)
12 現像ユニット(画像形成に必要な構成要素)
17 収容空間
18 左フレーム
18a,19a 左側面(側面)
18b,19b 右側面(側面)
19 右フレーム
22 仕切り板(仕切り手段)
23 第1収容空間
24 第2収容空間
31 第1の送風ファン(第1の冷却風供給手段)
32 第2の送風ファン(第2の冷却風供給手段)
2 光学ユニット(画像形成に必要な構成要素)
12 現像ユニット(画像形成に必要な構成要素)
17 収容空間
18 左フレーム
18a,19a 左側面(側面)
18b,19b 右側面(側面)
19 右フレーム
22 仕切り板(仕切り手段)
23 第1収容空間
24 第2収容空間
31 第1の送風ファン(第1の冷却風供給手段)
32 第2の送風ファン(第2の冷却風供給手段)
Claims (2)
- 左右の側面を区画する左フレームおよび右フレームと、
上記左フレームおよび右フレームの間に形成され、画像形成に必要な構成要素が収容される収容空間と、
上記収容空間を、少なくとも2つの空間であって、各空間は左フレームおよび右フレームにつながった第1収容空間および第2収容空間に仕切る仕切り手段と、
左フレームおよび右フレームの何れか一方に設けられ、第1収容空間へ外気を導入するための第1の冷却風供給手段と、
左フレームおよび右フレームの何れか他方に設けられ、第2収容空間へ外気を導入するための第2の冷却風供給手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
上記第1収容空間には、光学ユニットが収容され、上記第2収容空間には、現像ユニットが収容されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004377273A JP2006184498A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004377273A patent/JP2006184498A/ja active Pending
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