JP2006183388A - 吐水管 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホースを介して湯水を混合する水栓本体と接続されるシャワーヘッドを着脱自在に支持し、内部をホースが挿通するとともにグーズネック形状に形成された吐水管において、シャワーヘッドの出し入れ操作をする際のホースの摺動性を向上させる。
【解決手段】 ホース18を介して湯水を混合する水栓本体2と接続されるシャワーヘッド51を着脱自在に支持し、内部をホース18が挿通するとともに、グーズネック形状に形成された吐水管31において、内周面にホース18と摺接する保護材41を設けた。
【選択図】 図2
【解決手段】 ホース18を介して湯水を混合する水栓本体2と接続されるシャワーヘッド51を着脱自在に支持し、内部をホース18が挿通するとともに、グーズネック形状に形成された吐水管31において、内周面にホース18と摺接する保護材41を設けた。
【選択図】 図2
Description
この発明は、流し台や洗面化粧台で使用される混合水栓に用いられ、ホースを接続したままシャワーヘッドを着脱自在に支持する吐水管に関するものである。
従来、流し台,洗面化粧台等で使用される混合水栓に用いられ、ホースを接続したままシャワーヘッドを引き出し自在に支持する吐水管として公知のものに特許文献1のものがある。この吐水管は逆U字状のグーズネック形状で、内部にホースが摺動自在に挿入されており、ホースの一端には湯水を吐水する吐水部が接続され、他端には湯水を混合する弁機構が収容された水栓本体が接続されている。そして、この吐水部は吐水管の先端に着脱自在に支持されている。
この特許文献1では、吐水管は逆U字状のグーズネック形状であることから、吐水部を吐水管から出し入れする際に、吐水管の頂上部で吐水管の内周面とホースの外周面とが必ず接触するため、ホースの摺動性が低下するとともに、吐水管とホースとの摺接により大きな音が発生してしまい、使用者を不快にさせるものであった。またこのとき、吐水部を無理に出し入れすると、ホースや吐水管そのものを傷つけてしまうおそれがあった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ホースを介して湯水を混合する水栓本体と接続されるシャワーヘッドを着脱自在に支持し、内部をホースが挿通するとともにグーズネック形状に形成された吐水管において、シャワーヘッドの出し入れ操作をする際のホースの摺動性を向上させることである。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1では、ホースを介して湯水を混合する水栓本体と接続されるシャワーヘッドを着脱自在に支持し、内部をホースが挿通するとともに、グーズネック形状に形成された吐水管において、内周面にホースと摺接する保護材を設けたものである。
請求項2に記載の発明では請求項1の吐水管において、前記保護材は屈曲性,柔軟性に富んだ管状としたものである。
本発明の請求項1では、グーズネック形状である吐水管の内周面に保護材を設けたので、シャワーヘッドを吐水管から出し入れする際に発生する摺動音を低減させることができるとともに、ホースの摺動性を向上させることができる。
本発明の請求項2では、保護材は屈曲性に富んだ管状としたので、逆U字状のグーズネック形状のような曲げ半径の小さい吐水管であっても容易に挿入することができる。そのため、吐水管を含む混合水栓のデザインの自由度を向上させることができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の吐水管を用いた混合水栓1がキッチン等のカウンターAに取り付けられた状態である。混合水栓1は、カウンターAに設置され弁機構8が収容された水栓本体2と、水栓本体2の上部に回転自在に装着された吐水管31とを備え、吐水管31及び水栓本体2の内部にはホース18が挿通され、ホース18の一端には吐水管31の先端に着脱自在に支持されたシャワーヘッド51が接続され、他端には弁機構8と連通する供給管4が接続されている。
前記水栓本体2は略円錐状に形成され、図2に示すように、下部底面には内部に流路3が形成された供給管4が固定されている。そして、混合水栓1をカウンターAに穿設された取付孔Bの上部に配置した状態で、取付孔Bに上部から貫通した供給管4に対し、カウンターAの下部から座金5を挿通し、固定具6を供給管4の外周に形成された雄ねじ部4aに螺着することで、水栓本体2と座金5とによりカウンターAを挟着し、混合水栓1はカウンターAに取り付けられるものである。また、供給管4にはカウンターAの下部でホース18が接続され、このホース18は水栓本体2の内部を挿通している。なお、水栓本体2は下部に給水管7,給湯管8が接続されるとともに、図3に示すように中央よりやや上方には弁機構9が収容されている。
前記弁機構9は、略円盤状でセラミック製の固定板10と、この固定板10と同一材質からなる可動板14とを上下に水密的に重ね合わせて構成される。図4に示すように、固定板10は両面に貫通する略円弧状の給水孔11,給湯孔12,及び略扇形状の吐出孔13が穿設され、給水孔10は給水管7に、給湯孔12は給湯管8に、吐出孔13は供給管8にそれぞれ連通している。可動板14は固定板10と比較してひと回り外径が小さく、両面に貫通して混合室15が形成され、底面側の摺接面14aを固定板10の上面10aに重ね合わせて摺動させることで、混合室15は前記給水孔11又は給湯孔12のどちらか一方、或いは両方と連通して、水,湯を前記吐出孔13へ供給するものである。前記可動板14の混合室15には円盤型のスライダー16が水密的に嵌合され、このスライダー16にはアーム17が係合されており、このアーム17は操作部21と連繋している。
図3において操作部21を左右方向に操作したときには、アーム17を介して可動板14が図中の上下方向に直線的に移動される。この移動により、固定板10の給水孔11及び給湯孔12に対する可動板14の混合室15の開口面積が変更されて、湯水の吐出流量が調整されるようになっている。したがって固定板10と可動板14とにより流体としての水及び湯の流量が制御される。また、操作部21を前後方向へ回動操作したときには、アーム17を介して可動板14が回動される。この回動により、固定板10の給水孔11及び給湯孔12に対する混合室15の開口面積が変更されて、水と湯との混合比が調節される。操作部21により流量,温度が調節された湯水は、供給管4内の流路3及びホース18を経てシャワーヘッド51より吐水される。
前記吐水管31は略逆U字状のグーズネック形状で、その基端は水栓本体2の上部に対して水平方向に回転自在に装着されている。また、吐水管31の内部には供給管4に接続されたホース18が挿通され、このホース18にはシャワーヘッド51が接続され、吐水管31の先端に着脱自在に支持されている。なお、この吐水管31の内周面には後述する保護材41が装着されている。
前記シャワーヘッド51は略円筒形状で、ホース18を介して供給管4に接続され、吐水管31の先端に着脱自在に支持されている。また、シャワーヘッド51は弁機構9で調節された湯水を直流形態で吐水する吐水口52と散水形態で吐水する散水孔53とを備えており、先端に設けられたつまみ54を操作することにより、吐水口52から吐水される湯水は直流吐水形態または吐水形態の何れか一方の形態で吐水される。
前記保護材41は6-ナイロン,ポリエチレン等の材質から形成され、湾曲した箇所にも好適に用いられるような屈曲性,柔軟性に富んだ管状であり、例えばスパイラル管,スリット管,コルゲート管などである。この保護材41を吐水管に装着するには、吐水管31の基端側にブッシュ32が結合された状態で保護材41を吐水管31の先端側より挿入する。そして、シャワーヘッド51を支持する支持部材33を吐水管31の先端にビス止めすることにより、保護材41は吐水管31の内周面に装着される。この際、保護材41は屈曲性,柔軟性に富んでいることから、吐水管31内の湾曲した箇所をスムーズに移動することができる。
例えば、混合水栓1を使用してシンクC内の洗浄を行う場合、操作部21を操作して吐水する湯水を所望の温度及び流量に調節した後、シャワーヘッド51を吐水管31から引き出して使用する。この際、ホース18は吐水管31の内周面に沿って移動するが、吐水管31の内周面に装着された保護材41によって、ホース18が吐水管31の内周面に摺接する際に発生する摺動音を低減させることができるとともに、ホース18を吐水管からスムーズに引き出すことができる。また、作業終了後、シャワーヘッド51を吐水管31の先端へ戻す際も同様に、ホース18が吐水管31の内周面に摺接する際に発生する摺動音を低減させることができるとともに、ホース18をスムーズに戻すことができる。
このように本発明では、シャワーヘッド51を吐水管31から出し入れする際、ホース18は吐水管31の内周面に沿って移動するが、吐水管31の内周面に設けられた保護材41によって、ホース18が吐水管31の内周面に摺接する際に発生する摺動音を低減させることができるとともに、ホース18の摺動性が向上する。また、保護材41は屈曲性,柔軟性に富んだ管状としたので、逆U字状のグーズネック形状のような曲げ半径の小さい吐水管に対しても容易に挿入することができ、吐水管を含む混合水栓のデザインの自由度を向上させることができる。
なお、本実施例では吐水管と水栓本体とが一体に形成された例を基に説明したが、吐水管と水栓本体とは別体に形成されていてもよい。
なお、本実施例では吐水管と水栓本体とが一体に形成された例を基に説明したが、吐水管と水栓本体とは別体に形成されていてもよい。
2 :水栓本体
18 :ホース
31 :吐水管
41 :保護材
51 :シャワーヘッド
18 :ホース
31 :吐水管
41 :保護材
51 :シャワーヘッド
Claims (2)
- ホースを介して湯水を混合する水栓本体と接続されるシャワーヘッドを着脱自在に支持し、内部をホースが挿通するとともに、グーズネック形状に形成された吐水管において、内周面にホースと摺接する保護材を設けたことを特徴とする吐水管。
- 前記保護材は屈曲性,柔軟性に富んだ管状としたことを特徴とする請求項1記載の吐水管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004379851A JP2006183388A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 吐水管 |
Applications Claiming Priority (1)
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2004
- 2004-12-28 JP JP2004379851A patent/JP2006183388A/ja active Pending
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