JP2006182440A - 樋支持具の梱包収束具 - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包箱の内部に収納される個々の樋支持具の傷付きを防止できるうえ、収納された樋支持具が梱包箱を突き破る危険もなく、しかも、収納される樋支持具の所定数を簡単且つ確実に確認できる樋支持具の梱包収束具を提供する。
【解決手段】梱包箱の内部に樋支持具Tを収束して収納するための梱包収束具Aであって、基板11の長手方向に、上記樋支持具Tの打込み用釘足部T1を収納する開口部12が一定間隔をあけて並設された樋支持具整列支持体1と、上記基板11の側端に連設して、上記樋支持具Tの本体部T2を収納するカバー体2と、より構成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダンボール箱などの梱包箱の内部に樋支持具を収束して収納するための梱包収束具に関する。
一般に、樋支持具を目的地に輸送等する際には、例えば、ダンボール箱などの梱包箱の内部に、所定数の前記樋支持具をランダムに収納したうえで、前記梱包箱をテープなどで封止し、これらの梱包箱を箱積みして既存の輸送手段で輸送する。
そして、目的地に輸送された後には、上記テープを剥がして梱包箱を開放し、内部に収納された樋支持具を必要数だけ取り出して、作業現場等で使用するのである。
なお、樋支持具を束ねるようなものは、従来にはなかった。
しかしながら、樋支持具を目的地に輸送等する場合には以下の問題があった。
先ず、梱包箱の内部では、輸送中の振動等によって、樋支持具同士がぶつかり合って樋支持具を傷付けてしまう問題がある。
一方、上記問題は、樋支持具を個別に包装すれば解消できるが、数十個〜数百個単位で1つの梱包箱に収納される樋支持具を個別に包装すれば、包装作業に手間を要するうえ、コストが増すため、採用することはできない。
次に、梱包箱の積込み、積降し作業の衝撃などによって、内部に収納されている樋支持具が、前記梱包箱を突き破ってしまう恐れがあり、特に、樋支持具の打込み用釘足部は、先端が鋭利であるため、梱包箱を突き破る恐れが高く、危険であるという問題がある。
そこで、上記梱包箱に収納される所定数の樋支持具を、小さなダンボール箱或いは小袋に小分けして一旦収納し、これら小箱、小袋を上記梱包箱に複数収納することで、いわば2重構造にしたうえで、輸送等を行うことも考えた。
しかし、このような2重構造では、梱包箱を突き破る恐れを解消できるものの、依然として上記の樋支持具を傷付けてしまう問題を解決することはできなかった。
更に、梱包箱の内部に収納されている樋支持具の有無、或いは、残数等を容易に確認できないという問題もある。
この問題は、輸送後の目的地、作業現場で樋支持具の所定数を確認する場合だけでなく、梱包箱の内部に収納するメーカー側でも同様に生じ得る。
すなわち、梱包箱の内部に収納される樋支持具の所定数は、一般に数十個〜数百個単位であり、このような大量な樋支持具の所定数を一々確認することは手間が多いうえ、数の間違いも生じ易く、非常に困難であった。
そのため、梱包箱内部に収納されている樋支持具の所定数を、簡単に確認できる手段が要望されている。
本発明は、これらの課題を一気に解決することを目的として新規に創作したもので、梱包箱の内部に収納される個々の樋支持具の傷付きを防止できるうえ、収納された樋支持具が梱包箱を突き破る危険もなく、しかも、収納される樋支持具の所定数を簡単且つ確実に確認できる樋支持具の梱包収束具を提供する。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る樋支持具の梱包収束具は、梱包箱の内部に樋支持具を収束して収納するための梱包収束具であって、基板の長手方向に、上記樋支持具の打込み用釘足部を収納する開口部が一定間隔をあけて並設された樋支持具整列支持体と、上記基板の側端に連設して、上記樋支持具の本体部を収納するカバー体と、より構成したことを特徴とする。
請求項2に係る樋支持具の梱包収束具は、請求項1において、カバー体の開放端には、これを開閉可能な係止機構を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る樋支持具の梱包収束具は、請求項1又は2の何れかにおいて、梱包箱に反転して収納可能な形状に形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る樋支持具の梱包収束具は、請求項1又は2の何れかにおいて、基板は、打込み用釘足部を収納可能な釘足収納部を備えたことを特徴とする。
請求項5に係る樋支持具の梱包収束具は、請求項1〜4の何れかにおいて、焼却処理しても無害な可燃性材料で形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る樋支持具の梱包収束具は、請求項1〜5の何れかにおいて、取手部を設けたことを特徴とする。
請求項7に係る樋支持具の梱包収束具は、請求項1〜5の何れかにおいて、カバー体には、上記樋支持具を外部から目視可能な覗き窓部を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る樋支持具の梱包収束具によれば、樋支持具は、樋支持具整列支持体の開口部に打込み用釘足部を収納して整列されるため、隣設された樋支持具同士がぶつかり合って樋支持具が傷付くことを防止できる。
また、樋支持具整列支持体の開口部全てに樋支持具の打込み用釘足部が収納されていれば、梱包収束具が収納する樋支持具の数量が特定されるため、梱包箱内部に収納されている梱包収束具の数を数えるだけで、梱包箱内部に収納されている樋支持具の所定数を、簡単に確認できる。
一方、樋支持具整列支持体の開口部に樋支持具の打込み用釘足部が収納されていなければ、樋支持具の不足が一目で判るので、樋支持具の所定数を、確実に確認できる。
更に、樋支持具整列支持体の基板に連設されたカバー体は、本体部を収納しているので、輸送中の振動等によって、樋支持具同士がぶつかり合って樋支持具が傷付くことを確実に防止できる。
請求項2に係る樋支持具の梱包収束具によれば、カバー体の開放端には、これを開閉可能な係止機構を設けているので、輸送中の振動等によるカバー体の外れを防止できると共に、本体部がカバー体内で整列して収納できる。
請求項3に係る樋支持具の梱包収束具によれば、梱包収束具は、梱包箱に反転して収納可能な形状に形成しているので、梱包箱の内部に上記梱包収束具を密な状態で無駄なく収納でき、輸送中の振動等による梱包収束具のガタツキが防止できるうえ、梱包箱を小型化できる。
請求項4に係る樋支持具の梱包収束具によれば、樋支持具の打込み用釘足部を収納可能な釘足収納部を備えているので、梱包箱に収納された打込み用釘足部が梱包箱を突き破ってしまう危険がなく、安全である。
請求項5に係る樋支持具の梱包収束具によれば、梱包収束具は、焼却処理しても無害な可燃性材料で形成しているので、樋支持具を使用した後に不要となった上記梱包収束具を、作業現場等で安全に焼却処理できる。
請求項6に係る樋支持具の梱包収束具によれば、梱包収束具に取手部を設けているので、複数の樋支持具が収納された梱包収束具を簡単に持ち運ぶことができ、例えば、高所にある作業現場などに複数の樋支持具を簡単且つ安全に持ち運ぶことができる。
請求項7に係る樋支持具の梱包収束具によれば、カバー体には、樋支持具を外部から目視可能な覗き窓部を形成しているので、カバー体を開放しなくても、その内部に収納されている樋支持具の所定数を簡単に確認できる。
以下、本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aの一実施例を示す使用状態の概略斜視図、図2は、図1で示した梱包収束具Aのカバー体を閉止して裏面側から見た状態の概略斜視図である。
この樋支持具Tの梱包収束具A(以下、単に「梱包収束具A」と略する。)は、ダンボール箱等の梱包箱(不図示)の内部に、樋支持具Tを収束して収納するためのものあって、基板11の長手方向に、樋支持具Tの打込み用釘足部T1を収納する開口部12が一定間隔をあけて並設された樋支持具整列支持体1と、基板11の側端に連設して、樋支持具Tの本体部T2を収納するカバー体2と、より構成してなる。
ここで、樋支持具Tは、打込み用釘足部T1と本体部T2とで構成されてなり、図1、2で示した樋支持具Tは、竪樋を抱持する環状の本体部T2を示したものであるが、これ以外にも、例えば、図8(a)、(b)で示すような、雨樋を吊下げて支持する本体部T2と打込み用釘足部T1よりなる樋支持具T、或いは、雨樋を受け支持する本体部T2と打込み用釘足部T1よりなる樋支持具Tでも同様である。
なお、本実施例で示した打込み用釘足部T1の形状は、断面丸形状であるが、図例以外の形状、例えば、断面角形状、断面楕円形状等であっても勿論構わない。
以下、各部材について詳説する。
樋支持具整列支持体1は、基板11の長手方向に、樋支持具Tの打込み用釘足部T1を収納する開口部12が一定間隔をあけて並設されている。
ここでの基板11は、紙材を帯板状に形成したものを示しており、この基板11の長手方向に向けて一定間隔をあけて十字に切り込みを形成した開口部12を形成して、樋支持具Tの打込み用釘足部T1を保持できるようにしている。
これら基板11及び開口部12は、樋支持具Tの形状、或いは、打込み用釘足部T1の形状等に応じて適宜選択されるものであり、要は、樋支持具Tの打込み用釘足部T1が簡単に抜け外れない程度に一定間隔をあけて保持できるものであれば構わない。
また、樋支持具整列支持体1は、図1の枠内で示した要部拡大断面図に示したように 基板1の側端を上方に向けて折り返して三角形状に形成し、この基板11の開口部12に打込み用釘足部T1を差し込んで保持したときには、少なくとも打込み用釘足部T1の先端が収納される釘足収納部13を形成している。
このような釘足収納部13を形成しておけば、梱包箱(不図示)に梱包収束具Aを収納しても、打込み用釘足部T1は、釘足収納部13及び梱包箱(不図示)による二重構造で保護されるため、打込み用釘足部T1が梱包箱(不図示)を突き破ってしまう危険がなく、安全である。
カバー体2は、基板11の側端に連設され、樋支持具Tの本体部T2を収納するように形成している。
図例で示したカバー体2は、樋支持具Tの全体形状に合わせて、側面視略三角状に形成しており、このカバー体2が本体部T2の一部に密接して外装されるため、本体部T2がカバー体2で保持され、本体部T2同士がぶつかり合って樋支持具Tが傷付くことを防止できる。
このようにカバー体2を側面視略三角状に形成し、梱包収束具Aの全体形状も側面視略三角状に形成すれば、複数の梱包収束具A同士を上、下(又は左、右)を反転させた状態で梱包箱(不図示)に収納することができ、梱包箱(不図示)の内部に複数の梱包収束具Aを密な状態で無駄なく収納でき、輸送中の振動等による梱包収束具Aのガタツキを防止できるうえ、梱包箱(不図示)も小型化できる。
また、カバー体2の開放端には、これを開閉可能な係止機構3を設けている。
図1で示す係止機構3は、カバー体2の開放端に長孔の係止孔31を開設すると共に、この係止孔31に係止可能な突片32を、樋支持具整列支持体1の対応箇所に形成したものを示している。もっとも、係止機構3は、図例のものに限られず、カバー体2の閉止状態を維持することができ、この係止機構3を解除すれば、カバー体2が開放できる構造のものであれば採用できる。
この係止機構3を設けておけば、輸送中の振動等によって、カバー体2が不用意に外れることを防止し、本体部T2同士がぶつかり合って樋支持具Tが傷付くことを防止できる。
更に、カバー体2には、樋支持具Tを外部から目視可能な覗き窓部4を形成している。ここでは、カバー体2の長手方向に向けて長孔が開設された覗き窓部4を形成している。
このような覗き窓部4を形成すれば、カバー体2を開放しなくても、その内部に収納されている樋支持具Tの有無を簡単に確認できる。なお、覗き窓部4をカバー体2の長手方向の略全体に亘って開設すれば、内部に収納されている樋支持具Tの数を簡単に確認できる。
以上のように構成した梱包収束具Aは、これを焼却処理しても無害な可燃性材料で形成するのが望ましく、具体的には、再生紙などの紙材を用いるのが良く、そのため、樋支持具Tを使用した後に不要となった梱包収束具Aを、作業現場等で焼却処理しても無害且つ安全に廃棄処理できる。
更に、梱包収束具Aには、その適所に取手部5を設けることによって、当該梱包収束具Aを簡単に持ち運ぶことができる。
図例では、カバー体2に開設した覗き窓部4が長孔であるため、これを取手部5として兼用することができる。
このような取手部5を設けておけば、例えば、高所にある作業現場などに梱包収束具Aを簡単に持ち運ぶことができるので、複数の樋支持具Tを一度に簡単且つ安全に持ち運ぶことができる。
このように構成された本発明の梱包収束具Aは、以下の要領にして簡単に製造できる。
図3は、図1、2で示した梱包収束具Aの組立て前の展開状態を示す平面図である。
この図3で示すように、再生紙などの紙材を型紙(不図示)に合わせて周知の裁断機によって裁断する。
そして、この裁断された紙材の図中(イ)及び(ロ)を折り曲げ、その基板11の長手方向の側縁に形成した突片6を、対応する係止孔61に係止して、三角形状の樋支持具整列支持体1を形成する。
また、突片6と直交する上記紙材の他の側縁に形成した補助片7を、図中(ハ)で谷折し、その先端に形成した突条片71を、対応する基板11に設けた溝孔72に差し込めば、図2で示した本発明の梱包収束具Aを形成できる。
このように組み立てて製造した梱包収束具Aの開口部12に向けて樋支持具Tの打込み用釘足部T1を、図2のように順次差し込んで行けば、やがて、基板11の開口部12の全てに樋支持具Tが支持され、そのカバー体2を閉止すれば、所定数の樋支持具Tが収納された梱包収束具Aが形成される。
そして、これらの梱包収束具Aを順次梱包箱(不図示)に収納すれば、この梱包収束具Aの数を数えるだけで、梱包箱(不図示)の内部に所定数の樋支持具Tを簡単且つ確実に収納することができる。
このように本発明の梱包収束具Aによれば、樋支持具整列支持体1の開口部11に打込み用釘足部T1を収納し、樋支持具Tが一定間隔をあけて並設されるため、隣設された樋支持具T同士がぶつかり合って樋支持具Tが傷付くことを防止できる。
また、打込み用釘足部T1が同方向に向けて整列されるので、収納された樋支持具Tが梱包箱(不図示)を突き破る危険が少なく、釘足収納部13を設ければ、その防止効果を確実にできる。
また、梱包箱(不図示)内部に収納されている梱包収束具Aの数を数えるだけで、梱包箱(不図示)内部に収納されている樋支持具Tの所定数を、簡単に確認できる。
一方、樋支持具整列支持体1の開口部11に樋支持具Tの打込み用釘足部T1が収納されていなければ、樋支持具Tの不足が一目で判るので、樋支持具Tの所定数を、確実に確認できる。
更に、カバー体2は、本体部T2を収納しているので、輸送中の振動等によって、樋支持具T同士がぶつかり合って樋支持具Tが傷付くことを確実に防止できる。
図4は、本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aの他の実施例を示す使用状態の概略斜視図、図5は、図4で示した梱包収束具Aのカバー体2を閉止した状態の概略斜視図、図6は、図4、5で示した梱包収束具Aの組立て前の展開状態を示す平面図である。
ここで、図1〜図3と共通する部位には、共通の番号を付して、その説明は省略し、以下では、本実施例の特徴だけを説明する。
図4〜図6で示した梱包収納具Aは、樋支持具整列支持体1の開口部12を長孔状に形成し、この開口部12で打込み用釘足部T1の基端部分を保持するようにしている点で図1〜図3と相違するものである。
すなわち、図1〜図3の実施例では、打込み用釘足部T1の先端を開口部12に貫通させて、その打込み用釘足部T1を保持するものであったのに対し、本実施例では、打込み用釘足部T1の先端を開口部12に貫通するのではなく、打込み用釘足部T1の基端部分を直接開口部12に嵌め込んで、その打込み用釘足部T1を保持するようにしたものである。
本実施例のような構造にすれば、図4で示すように、隣設して収納される樋支持具Tの打込み用釘足部T1と本体部T2の向きを逆方向にして順次開口部12に収納することができるため、隣設された本体部T2同士の間に、打込み用釘足部T1を収納可能な空間が形成される。従って、本実施例では、図1〜3で示したような釘足収納部13を形成しなくても、打込み用釘足部T1の先端が梱包箱を突き破る危険がなく、安全に収納できる。
また、図5に示す通り、本実施例の梱包収納具Aは、カバー体2を閉止したときには、その全体形状が、梱包箱(不図示)と相似形の箱状に形成されているため、梱包収束具Aを反転して収納しなくても、この梱包収納具Aを梱包箱(不図示)にピッタリと隙間なく簡単に収納することができる。
更に、本実施例の取手部5は、ケーキ用の箱に使用されているような引き上げ式の取手部5を採用しており、この取手部5を引き上げれば、取手部5の元の位置に覗き窓部4が開設されるのである。
なお、図6は、図4、図5で示した梱包収納具Aの組み立て前の展開図であり、図3と同じく、これを図4、図5のように組み立てる点では同じであるため省略する。
図7は、本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aの更に他の実施例を示す使用状態の概略斜視図である。
ここで、図1〜図6と共通する部位には、共通の番号を付して、その説明は省略し、以下では、本実施例の特徴だけを説明する。
この樋支持具Tの梱包収束具Aは、基板11の長手方向に、樋支持具Tの打込み用釘足部T1を収納する開口部12が一定間隔をあけて並設された樋支持具整列支持体1と、基板11の側端に連設して、樋支持具Tの本体部T2を収納するカバー体2と、より構成してなるが、カバー体2が本体部T2だけを収納し、打込み用釘足部T1が外被した状態で保持されている点で、図1〜図6とは相違するものである。
すなわち、図1〜図6の実施例では、打込み用釘足部T1の先端或いは全体をカバー体2で外装する構造のものであったのに対し、本実施例では、打込み用釘足部T1を外装せずに外被した状態で収束し、この状態でダンボール箱等の梱包箱(不図示)の内部に収納するようにしたものである。
具体的には、開口部12は、開放端を拡開させ、内側に向けて次第に狭くなる傾斜部12aを形成し、この傾斜部12aに連続させて打込み釘足部T1が少し窮屈な幅の長孔12bを連設し、更に長孔12bの最終端に打込み釘足部T1が嵌合される同径の係止孔12cを形成している。
また、図面では見難いが、この開口部12と同じ構造の係止部12’を、カバー体2の開放端に対応して形成している。
そのため、開口部12又は係止部12’の一方を打込み釘足部T1の基端に嵌め込み、カバー体2で本体部T2を外装すると共に、その他方である係止部12’又は開口部12を打込み釘足部T1の基端に重合させて嵌め込めば、図7で示すように、カバー体2が本体部T2だけを収納し、打込み用釘足部T1が外被した状態で保持できる。
もっとも、本実施例のような構造にすれば、図1〜図6で示したような、打込み用釘足部T1が釘足収納部13及び梱包箱(不図示)による二重構造で保護されないため、図1〜図6の構造のものに比べれば、打込み用釘足部T1が梱包箱(不図示)を突き破り易い点では劣っている。
しかしながら、本実施例の構造によれば、梱包収束具Aを図1〜図6のものに比べて極めて簡易な構造にできる点では優れている。
つまり、本実施例の構造によれば、図1〜図6のような組み立て作業が不要であり、再生紙などの紙材を型紙(不図示)に合わせて周知の裁断機によって裁断するだけで、そのまま梱包収束具Aとして使用することができ、製造が容易であるうえ、管理上の作業性も良く、低コストにできる。
但し、本実施例の梱包収束具Aを梱包箱(不図示)に収納した際には、他の梱包収束具Aを反転して収納すれば、外被されている打込み用釘足部T1は、他の梱包収束具Aのカバー体2によって外装されたような状態で収納されるため、打込み用釘足部T1が梱包箱(不図示)を突き破る危険性はなく、安全である。
本発明は、梱包箱の内部に収納する樋支持具の梱包収束具として有効に利用することが可能である。
本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aの一実施例を示す使用状態の概略斜視図である。 図1で示した梱包収束具Aの樋カバーを閉止して裏面側から見た状態の概略斜視図である。 図1、2で示した梱包収束具Aの組立て前の展開状態を示す平面図である。 本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aの他の実施例を示す使用状態の概略斜視図である。 図4で示した梱包収束具Aの樋カバーを閉止した状態の概略斜視図である。 図4、5で示した梱包収束具Aの組立て前の展開状態を示す平面図である。 本発明に係る樋支持具の梱包収束具Aの更に他の実施例を示す使用状態の概略斜視図である。 (a)、(b)は、樋支持具の他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
A 樋支持具の梱包収束具
T 樋支持具
T1 打込み用釘足部
T2 本体部
1 樋支持具整列支持体
11 基板
12 開口部
13 釘足収納部
2 カバー体
3 係止機構
4 覗き窓部
5 取手部

Claims (7)

  1. 梱包箱の内部に樋支持具を収束して収納するための梱包収束具であって、
    基板の長手方向に、上記樋支持具の打込み用釘足部を収納する開口部が一定間隔をあけて並設された樋支持具整列支持体と、
    上記基板の側端に連設して、上記樋支持具の本体部を収納するカバー体と、より構成したことを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
  2. 請求項1において、
    カバー体の開放端には、これを開閉可能な係止機構を設けたことを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
  3. 請求項1又は2の何れかにおいて、
    梱包収束具が梱包箱に反転して収納可能な形状に形成されていることを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
  4. 請求項1又は2の何れかにおいて、
    基板は、打込み用釘足部を収納可能な釘足収納部を備えたことを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、
    梱包収束具が焼却処理しても無害な可燃性材料で形成されていることを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、
    梱包収束具に取手部を設けたことを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
  7. 請求項1〜5の何れかにおいて、
    カバー体には、上記樋支持具を外部から目視可能な覗き窓部を形成したことを特徴とする樋支持具の梱包収束具。
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