JP2006182200A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気入りタイヤ10は、少なくともタイヤ周方向に延びる複数の主溝31によって区画された複数のブロック32を備えるトレッド部30と、トレッド部30からサイドウォール部20を通りビードコア40に至るカーカス50とを備えている。また、トレッド部30とカーカス50との間には、トレッド部30に備えられている主溝31の下方域でタイヤ周方向に沿うコードが備えられている。
【選択図】図1
Description
本実施形態に係る空気入りタイヤ10について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ10の断面を示す図である。図1に示すように、空気入りタイヤ10は、少なくともタイヤ周方向に延びる複数の主溝31によって区画された複数のブロック32を備えるトレッド部30と、トレッド部30からサイドウォール部20を通りビードコア40に至るカーカス50a,50bと、タイヤ周方向に対して24°に配置されたコードを複数備えている補強層60a,60bと、トレッド部30とカーカス50a,50bとの間には、トレッド部30に備えられている主溝31の下方域でタイヤ周方向に沿うコード71を複数備えるトレッド補強層70とを備えている。
図2は、本実施形態における空気入りタイヤを示す図である。なお、図2に示す空気入りタイヤ10に含まれている各部は、図1に示す空気入りタイヤ10に含まれている同名の各部と同様の機能を有する。
第1実施形態では、トレッド補強層70に備えられているコード71は、主溝31の下方域にのみ備えられているが、第2実施形態では、主溝31の下方域に加えてトレッド部30の両端部33の下方域にもタイヤ周方向に沿って備えられてもよい。本実施形態では、複数のコード71はトレッド部30の両端部33の下方域を覆うように所定範囲内(ここでは30mm)に備えられている。
図3は、本実施形態における空気入りタイヤを示す図である。なお、図3に示す空気入りタイヤ10に含まれている各部は、図1に示す空気入りタイヤ10に含まれている同名の各部と同様の機能を有する。
第1実施形態では、トレッド補強層70に備えられているコード71は、主溝31の下方域にのみ備えられており、第2実施形態では、主溝31の下方域に加えてトレッド部30の両端部33の下方域に備えられているが、第3実施形態では、コード71は、カーカス50a,50bの外側に螺旋巻されており、ブロック32の下方域よりも主溝31の下方域に多く備えられてもよい。
比較例1では、高速時においてトレッド部の中央部がタイヤの外側に向けて丸状の形状となり易いため、特に高速時のコーナーにおいてはハンドリング性能が悪く、ドライ性能の評価は他の比較例及び実施例に比べて最も低い評価であった。これに対して、比較例2では、トレッド部の下方域の全体にトレッド補強層8が備えられており、高速時においてトレッド部の中央部がタイヤの外側に向けて丸状の形状となり難いため、高速時のコーナーにおいてもハンドリング性能が良く、ドライ性能の評価は他の比較例及び実施例に比べて最も高い評価であった。また、実施例1及び実施例2も、比較例2に次ぐ良い結果となっており、ドライ性能の評価が良いことが分かる。
(2)ウェット性能について
比較例1では、ドライ性能とは逆に、高速時においてはトレッド部3の中央部がタイヤの外側に向けて丸状の形状となり易く、トレッド部が水を内側から外側に押し退け易くなるため、高速時においてもハンドリング性能が良く、ウェット性能の評価は他の比較例及び実施例に比べて最も良い評価であった。比較例2では、ドライ性能とは逆に、高速時においてはトレッド部3の中央部がタイヤの外側に向けて丸状の形状となり難く、トレッド部3が水を外側に押し退け難くなるため、高速時においてもハンドリング性能が悪く、ウェット性能は他の比較例及び実施例に比べて最も低い評価であった。また、実施例1及び実施例2は、比較例1に次ぐ良い結果となっており、ウェット性能の評価が良いことが分かる。これは、トレッド部の全体がタイヤの外側に向けて丸状の形状になるわけではないが、トレッド部のブロックがタイヤの外側に向けて丸状の形状となり、各ブロックが水を内側から外側に押し退けるため、ウェット性能の評価が比較例2よりも高くなっている。
この乗り心地性能では、列車の踏み切りと同じ状態が再現され、車両がレールを乗り越えるときの車両の振動感が指数として評価されている。この振動感が強い場合には乗り心地性能が悪い評価となる。
Claims (4)
- 少なくともタイヤ周方向に延びる複数の主溝によって区画された複数のブロックを備えるトレッド部と、前記トレッド部からサイドウォール部を通りビードコアに至るカーカスとを備える空気入りタイヤであって、
前記トレッド部と前記カーカスとの間には、該トレッド部に備えられている主溝の下方域で前記タイヤ周方向に沿うコードを備えることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記コードは、前記トレッド部の両端部の下方域で前記タイヤ周方向に沿って備えられていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記コードは、前記カーカスの外側に螺旋巻されており、前記ブロックの下方域よりも前記主溝の下方域に多く備えられていることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記コードは、芳香族ポリアミド製で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤ。
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2004
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