JP2006181920A - 液体噴射装置および液体噴射装置の液体吸引装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体を噴射するヘッド30のノズル面61から液体を吸引する液体吸引装置20を有する液体噴射装置10であって、液体吸引装置20は、ノズル面61を封止するための本体21と、本体21内に配置されてノズル面61の複数のノズル列から噴射される液体を吸収する吸収材22とを有し、本体21がノズル面61を封止した状態で、ノズル面61のノズル列に応じて吸収材22の材質が異なる。
【選択図】図7
Description
このインクジェット式記録装置は、記録動作時において、記録ヘッドが記録媒体と近接するために、インク滴が記録媒体と衝突した際に発生するインクの飛び散りが記録ヘッドのノズル面に跳ね返りノズル面を汚染することがある。
この種のキャップ部材の中には、インクを吸収するための吸収材が収容されているものがある(例えば特許文献1)。
しかし、インクジェット式記録装置では、インクの種類が多様化しており、たとえば水性染料系インクや水性顔料系インクが使用され始めている。顔料系インクは、色材が粒子の状態で存在しているものであり、オゾンや光などに対する攻撃に強く、色褪せがしにくいという特徴がある。染料系インクは、インク滴が紙に染み込むことで色を再現するインクである。顔料系インクと染料系インクを1つのヘッドから別々のノズル列を通じて噴射する場合には、同一材質の吸収材を用いると、たとえば顔料インクの粒子が吸収材の表面に固化して堆積してしまい、堆積した粒子がヘッドのノズル面に付着する恐れがある。ここで顔料インクの粒子が吸収材に浸透するように吸収材全ての密度を大きくすると、吸収材がインクを保持できなくなり、吸収材のもう1つの機能であるキャップ内の保湿によりヘッドのノズル開口のインクの乾燥を防止する機能を損ねる恐れがある。
本発明の構成によれば、液体吸引装置の本体は、ノズル面を封止するためのものである。吸収材は、本体内に配置されてノズル面の複数のノズル列から噴射される液体を吸収する。この本体がノズル面を封止した状態で、ノズル面のノズル列に応じて吸収材の材質が異なる。
これにより、複数のノズル列から異なる種類の液体が噴射される場合に、ノズル列の噴射する異なる種類の液体に対応して、吸収材の材質を変えることにより、液体を確実に吸収することができる。したがって、ヘッドのノズル面における液体の噴射性能を確保することにより、液体噴射装置は確実に液体噴射することができる。
これにより、固化しにくい液体側のノズル列に対応する吸収材の第2部分の材質に比べて、固化しやすい液体側のノズル列に対応する第1部分の密度が小さいことで固化しやすい液体を確実に吸収できる。
本発明は、固化しやすい前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記吸収材の第1部分の材質は、固化しにくい前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記吸収材の第2部分の材質に比べて浸透性が良いことが望ましい。
これにより、固化しやすい液体側のノズル列に対応する吸収材の第1部分が、第2部分に比べて浸透性が良好なので、固化しやすい液体を確実に吸収できる。
本発明は、前記固化しやすい液体は顔料系の液体であり前記固化しにくい液体は染料系の液体であることが望ましい。
これにより、顔料系の液体を確実に吸収できる。
本発明は、前記固化しやすい液体は前記固化しにくい液体より粘度が高いことが望ましい。
これにより、粘度の高い固化しやすい液体を確実に吸収できる。
本発明の構成によれば、液体の種類に応じて、ノズル面と吸収材の表面との距離を変えることにより、粒子を含む液体を使用する場合に、この粒子が吸収材の表面に堆積することを考慮して距離を設定することができる。
本発明の構成によれば、顔料系の液体が噴射されるノズル列に対応する距離は、染料系の液体が噴射されるノズル列に対応する距離に比べて大きく設定されている。
これにより、顔料系の液体の粒子が仮に吸収材の表面に堆積したとしても、ノズル列からは距離が離れているので、堆積した粒子がノズル面に対して影響を与えるのを防ぐことができる。
これにより、複数のノズル列から異なる種類の液体が噴射される場合に、ノズル列の噴射する異なる種類の液体に対応して、吸収材の材質を変えることにより、液体を確実に吸収することができる。したがって、ヘッドのノズル面における液体の噴射性能を確保することにより、液体噴射装置は確実に液体噴射することができる。
図1は、本発明の液体噴射装置の好ましい実施形態であるインクジェット式記録装置10を示している。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体の噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。
インク吸引装置20は、記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。この吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。インク吸引装置20は、液体吸引装置の一例である。インクは液体の一例である。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイピング部材400が設けられている。このワイピング部材400は、必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面に接触して、ノズルプレート面のインクを払拭する。
図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2,3,4,5が、キャリッジ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2,3,4,5がキャリッジとは別の位置に搭載されている、いわゆるオフキャリッジ型のインクジェット式記録装置を採用しても勿論構わない。
図2の用紙搬送機構15Aは、図1の用紙29をプラテン12上を搬送するようになっている。用紙29は記録媒体の一種である。
インクジェット式記録装置10は、特にカラープリンタとして用いられる場合には、この記録ヘッド30は、種類の異なる複数種類のインクを吐出するために、インクの種類ごとに独立したインク経路50を有している。
各インクカートリッジ2,3,4,5からのインクは、インク供給針50Aを介してインク経路50に流入する。インクの種類ごとに独立したインク経路50は、それぞれ複数の圧力室51に接続されている。各圧力室51には、各ノズル開口列54A〜54Dが接続されている。圧力室51から押し出されたインク滴が、ノズル開口列54A〜54Dのノズル開口55A〜55Dから吐出される。
図4に示すように、各ノズル開口列54A〜54Dは、U方向に沿って間隔をおいて形成されておりたとえば4列形成されている。つまり各ノズル開口列54A〜54Dは、T方向に沿って間隔をおいて平行に配列されている。各ノズル開口列の長手方向はU方向である。
図示する実施形態では、たとえばノズル開口列54Aのノズル開口55Aは、水性顔料系のブラックインク(B)を噴射し、ノズル開口列54Bのノズル開口55Bは、水性顔料系のシアンインク(C)を噴射する。そして、たとえばノズル開口列54Cのノズル開口55Cは、水性染料系のマゼンタインク(M)を噴射し、ノズル開口列54Dのノズル開口55Dは、水性染料系のイエローインク(Y)を噴射する。
撥水部800は、各ノズル開口列54をすべて含む領域である。このように各ノズル開口列54をすべて含む領域に撥液部の一例である撥水部を形成することにより、各ノズル開口でのインクのメニスカス形状を安定させるとともに、ノズル開口からインクを吐出する際に、インクのドット(インク滴)の直進性を得るために、少なくともノズル開口の付近のインクに対する濡れ性を均一化することができる。
記録ヘッド30内のインク中に気泡が混入したり、インク経路50や圧力室51内に増粘したインクが存在すると、インクの正常な流れが阻害されて、正常なインクの吐出が行えないことがある。この場合には、図2に示すインク吸引装置20が用いられ、このインク吸引装置20によるインクの強制排出が必要となる。
図6は、インク吸引装置20のキャップ本体21が記録ヘッド30のノズルプレート面61から離れた待機状態を示しており、図7は、インク吸引装置20がノズルプレート面61を封止して吸引している状態の例を示している。
キャップ本体21は、金属やプラスチックにより作られており、底部21Aと4つの側面部21Bを有している。キャップ本体21の上部には上部開口21Cが形成されている。上部開口21Cの大きさは、ノズルプレート面61の大きさよりもやや小さくなっていて、キャップ本体21の上端部は弾性変形可能な密着部材29を有している。この密着部材29は、ノズルプレート面61を封止できる。
逆に昇降手段250が作動することにより、キャップ本体21は図7に示すキャップ本体21の封止状態から図6に示す待機状態にZ1方向に沿って戻すことができる。
吸収材22はキャップ本体21内に収容されている略直方体形状の部材である。吸収材22は、記録ヘッド30のノズルプレート面61のノズル開口列54Aないし54Dのノズル開口55Aないし55Dから噴射されるインクを吸収するための部材である。吸収材22は、たとえば発泡プラスチックであるポリビニルアルコール(PVA)を原料としたスポンジなどを用いることができる。このような発泡プラスチックは、好ましくは親水性を有する材質であり、このような親水性を有する材質を使用することが望ましい。
第1部分22Aは、2つのノズル開口列54Aとノズル開口列54Bに対応した位置に配置されている。同様にして第2部分22Bは、2つのノズル開口列54Cとノズル開口列54Dに対応して配置されている。図8では、この吸収材22の第1部分22Aと第2部分22Bがキャップ本体21内に収容された様子を示している。図9は、この吸収材22の形状例を示している。第1部分22Aと第2部分22Bは、それぞれ直方体形状であるが、第1部分22AのZ方向の高さH1は、第2部分22Bの高さH2に比べると小さく設定されている。つまり第1部分22Aの第1表面91が、第2部分22Bの第2表面92に比べて低い位置にある。
ノズル開口列54A,54Bは、水性顔料系のインクを吐出するのに対して、ノズル開口列54C,54Dは水性染料系のインクを吐出する。水性顔料系のインクは、色材が粒子の状態で存在しているので、ノズル開口55A,55Bから水性顔料系のインクを噴射すると、粒子が第1表面91に堆積しやすい。
これに対して、水性染料系のインクがノズル開口55C,55Dから噴射されても、水性染料系のインク滴が紙のようなメディアに対して染み込むことで色を再現する仕組みであるので、粒子が第2表面92に堆積することはない。
このことから、ノズルプレート面61の各ノズル開口列のノズル開口からの液体の噴射性能を阻害せずに液体噴射性能を確保することができる。
これによって、第1部分22Aは粒子を含む水性顔料系のインクを吸収しやすくしている。第2部分22Bは、水性染料系のインクを吸収するので、第1部分22Aに比べて組織を細かくしても水性染料系をインクを吸収することができる。
図6と図8に示すように、吸収材22の第1部分22Aと第2部分22Bは、それぞれ複数本の突出部材150と、1つの押さえ部材130により確実に固定して保持されている。
突出部材150は、図6に示すように、キャップ本体21の内部にZ2方向に突出して平行に形成されている。突出部材150は、好ましくはノズル開口55Aないし55Dには対面せずにノズル開口からはずれた位置に形成されている。これにより、ノズル開口から噴射されるインクが直接突出部材150の上に載るのを防げる。突出部材150はたとえばプラスチックにより作られている。突出部材150はピン形状の部材であるが、図10に示すように突出部材150の先端には細径部分151を有している。
この固定部分155は、たとえば半球状に形成するのが望ましい。この固定部分155が、突出部材150に対して押さえ部材130を確実に機械的に固定することができ、押さえ部材130は第1部分22Aと第2部分22Bを、キャップ本体21の底面部21Aの内底面に対して押し付けるようにして確実に固定することができる。第1部分22Aと第2部分22Bは、突出部材150と押さえ部材130によりキャップ本体21内において確実に保持して固定することができる。
図1に示すインクジェット式記録装置10の最初の使用の開始時や、インクカートリッジを別のインクカートリッジに交換した場合には、記録ヘッド30のインク経路50の中にインクを充填する必要がある。この充填に際しては、インク吸引装置20によって、記録ヘッド30のノズル開口55から空気およびインクが強制的に吸引されて排出してクリーニングする場合がある。
また、記録ヘッド30のインク中に気泡が混入したりあるいはインク経路50に増粘したインクが存在すると、インクの正常な流れが阻害される場合がある。このような場合にも、インク吸引装置20によりインクの強制排出をしてクリーニングする場合がある。
図11のステップST3では、図6に示す昇降手段250がキャップ本体21をZ2方向に上昇させることにより、図7に示すようにキャップ本体21の密着部材29がノズルプレート面61を封止する。
その後、図11に示すように、ステップST6では図7に示す昇降手段250が作動して図7に示すキャップ本体21が図7の上昇状態から図6に示す待機状態に戻ることになる。
上述したような液体噴射ヘッドの液体吸引方法を行う場合に、図6と図7に示すような吸収材22の構造を採用していることから次のようなメリットがある。
この場合に、ノズル開口列54A,54Bからは、水性顔料系のインクが第1部分22Aの第1部分91に噴射される。ノズル開口列54C,54Dからは水性染料系のインクが第2部分22Bの第2表面92に噴射される。
図7に示すように、第1部分22Aの第1表面91の距離D1は、第2表面92の距離D2に比べて大きく設定されている。このことから、仮に水性顔料系のインクに含まれる粒子が第1表面91に堆積したとしても、あらかじめ距離D1が大きく確保されているので、堆積した粒子がノズルプレート面61に付着してしまいノズル開口を閉塞してしまうような現象は生じない。
もし水性染料系のインクがミスト化すると、キャップ本体21の封止を解除した後に、そのミストがインクジェット式記録装置の各部分に飛散して汚染する恐れがあるが、本発明の実施形態では、そのような現象を防ぐことができる。
吸収材表面とノズルプレート面61との距離(間隔ともいう)Dは、図7および図12(B)に例示している。図12(A)では、染料系インクに関しては、インクのミスト形成の可能性を例示し、顔料系インクについてはインクの粒子の堆積によるノズルプレート面の影響について例示している。
これに対して、顔料系インクの粒子が吸収材の表面に堆積することによるノズルプレート面61への影響については、距離Dが1mmの場合には大きく、1.2mmの場合には中くらいであり、そして1.5mmの場合は小さくなる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。これから説明する本発明の他の実施形態において、図6と図7に示す実施形態と同じ箇所には、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
このように図13と図14に示す実施形態は、1列のノズル開口列が水性顔料系のインクを吐出する場合に用いることができる。
この例では、ノズル開口列54Aが第1部分22Aの第1表面91に対面している。ノズル開口列54Bは、第2部分22Bの第2表面92に対面している。そしてノズル開口列54C,54Dは、第3部分22Cの第3表面93に対面している。ノズル開口列54C,54Dは、水性染料系のインクを噴射する。これに対して、ノズル開口列54A,54Bは、水性顔料系のインクを噴射する。ただし、たとえばノズル開口列54Aが噴射する水性顔料系の粒子の量は、ノズル開口列54Bが噴射する水性顔料系の粒子の量に比べて大きい場合である。
吸収材22の第1部分22Aの第1表面91と第2部分22Bの第2表面92は、同じ平面である。このため第1表面91と第2表面92とノズルプレート面61との距離Dは同じである。ただし第1部分22Aの組織は粗く、第2部分22Bの組織は第1部分22Aの組織に比べると細かくなっている。つまり第1部分22Aは第2部分22Bに比べて密度が小さい。ノズル開口列54A,54Bは、水性顔料系のインクを噴射し、ノズル開口列54C,54Dは水性染料系のインクを噴射する。
このように第1表面91と第2表面92の高さを変えずに、第1部分22Aと第2部分22Bの組織の粗さを変えることにより、2つの種類のインクを吸引ポンプ19を用いて確実に吸引して排出することができる。
これは、堆積は発生しないが、吸収材内でインクが固化して目詰まりを発生させるような場合に有効である。
いずれにしても、第1部分22Aの材質は、第2部分22Bの材質に比べて浸透性が良くなるように設定されている。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
Claims (8)
- 液体を噴射するヘッドのノズル面から前記液体を吸引する液体吸引装置を有する液体噴射装置であって、
前記液体吸引装置は、
前記ノズル面を封止するための本体と、
前記本体内に配置されて前記ノズル面の複数のノズル列から噴射される前記液体を吸収する吸収材と、を有し、
前記本体が前記ノズル面を封止した状態で、前記ノズル面の前記ノズル列に応じて前記吸収材の材質が異なることを特徴とする液体噴射装置。 - 固化しやすい前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記吸収材の第1部分の材質は、固化しにくい前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記吸収材の第2部分の材質に比べて密度が小さいことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 固化しやすい前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記吸収材の第1部分の材質は、固化しにくい前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記吸収材の第2部分の材質に比べて浸透性が良いことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記固化しやすい液体は顔料系の液体であり前記固化しにくい液体は染料系の液体であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液体噴射装置。
- 前記固化しやすい液体は前記固化しにくい液体より粘度が高いことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液体噴射装置
- さらに、前記ノズル面の前記ノズル列に応じて、前記ノズル面と前記吸収材の表面との間の距離が変えて設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の液体噴射装置。
- 顔料系の前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記距離は、染料系の前記液体が噴射される前記ノズル列に対応する前記距離に比べて大きく設定されていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
- 液体を噴射するヘッドを有する液体噴射装置において前記ヘッドのノズル面から前記液体を吸引する液体吸引装置であって、
前記ノズル面を封止するための本体と、
前記本体内に配置されて前記ノズル面の複数のノズル列から噴射される前記液体を吸収する吸収材と、を有し、
前記本体が前記ノズル面を封止した状態で、前記ノズル面の前記ノズル列に応じて前記吸収材の材質が異なることを特徴とする液体噴射装置の液体吸引装置。
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