JP2006181679A - ワーク位置決め装置およびワーク位置決め方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 位置決め治具上の第1パネル材の位置決め孔より、第1パネル材上の第2パネル材の位置決め孔の孔径が大きい場合に、装置の大型化を招くことなく第2パネル材の位置決めを行う。
【解決手段】 ハウジング11内のロッド13の前進により、ロッド13先端のガイドピン33が位置決め片25,27のガイド溝25a,27a内を移動し、これに伴い位置決め片25,27が、ハウジング11に固定した連結ピン23を支点として揺動し、位置決め端面37a,39aが位置決め孔Wiaの内周縁から離れる状態となる。この状態でハウジング11の先端部材29のさらに先端の円筒部33を、アウタパネルWoの位置決め孔Woaに挿入して位置決めする。その後ロッド13を後退させて、位置決め片25,27の各上端部を互いに離反する方向に揺動させて位置決め端面37a,39aを位置決め孔Wiaの内周縁に接触可能な状態としてインナパネルWiをセットする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークに形成した位置決め孔に位置決め具を挿入して位置決めを行うワーク位置決め装置およびワーク位置決め方法に関する。
ワークを位置決めする装置として、例えば下記特許文献1に記載されたものがある。これは、ハウジングの中心軸方向に移動可能な複数対の位置決め部材を設け、この複数対の位置決め部材は、互いに異なるワークの位置決め孔径に対応する直径方向の寸法をそれぞれ備え、位置決めする孔径に対応する一対の位置決め部材を軸方向前方に移動させることで、位置決めを行う。
特開平5−177482号公報
ところで、ワークとして例えば自動車のパネル材を位置決めする場合には、インナパネルとアウタパネルとからなるパネル材を、インナパネルに対して凹凸部分の大きいアウタパネルを位置決め治具上にセットし、その上に乗せた状態となるインナパネルに対し、位置決め具を用いて位置決めを行う。
この場合、一般的には、図9(a)に示すように、アウタパネル1の位置決め孔1aの孔径を、インナパネル3の位置決め孔3aの孔径より大きくした状態で、位置決めピン5をアウタパネル1側から挿入してインナパネル3のみを位置決めするか、あるいは図9(b)に示すように、径の異なる二つの位置決め部を備えた位置決めピン7によりインナパネル3とアウタパネル1の双方を位置決めする。
ところが、上記した図9の例とは逆に、位置決め治具にセットするアウタパネルの位置決め孔の孔径より、その上に乗せた状態となるインナパネルの位置決め孔の孔径のほうが大きい場合には、アウタパネル側から挿入する位置決めピンでは、インナパネルの位置決めを行うことはできない。
これに対処するためには、図10に示すように、スイング機構を備えた位置決め装置により、その先端位置決めピン9を、インナパネル3の上方からスイング移動させて位置決め孔3aに挿入し、インナパネル3のみを位置決めする。
しかしながら、この場合には、スイング機構を設けることから、装置が大型化してコスト高を招くとともに、作業時間が長くなる。
そこで、本発明は、位置決め治具上にセットした第1パネル材の位置決め孔の孔径より、第1パネル材上に乗せた状態となる第2パネル材の位置決め孔の孔径が大きい場合に、装置の大型化を招くことなく第2位置決め材の位置決めを行えるようにすることを目的としている。
本発明は、ワークにそれぞれ形成した位置決め孔に位置決め具を挿入して2枚のワークの位置決めを行うワーク位置決め装置において、前記位置決め具を挿入する側の第1パネル材の第1位置決め孔の孔径より、前記挿入方向前方側の第2パネル材の第2位置決め孔の孔径を大きく形成し、前記位置決め具は、前記第1位置決め孔に挿入されて第1パネル材を位置決めする第1位置決め部と、この第1位置決め部の外周面より内側から外側に移動して、この外側の位置にて前記第2位置決め孔に接触し前記第2パネル材を位置決めする第2位置決め部とを、それぞれ備えていることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、位置決め具の第1位置決め部を、第1位置決め孔に挿入して第1パネル材を位置決めし、第1位置決め部の外周面より内側から外側に移動して、この外側の位置にて第2位置決め孔に接触する第2位置決め部により第2パネル材を位置決めするようにしたので、位置決め具を挿入する側の第1パネル材の第1位置決め孔の孔径より、前記挿入方向前方側の第2パネル材の第2位置決め孔の孔径が大きい場合であっても、装置の大型化を招くスイング機構を採用することなく、第2パネル材の位置決めを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すワーク位置決め装置の正面断面図、図2は同側面図、図3は図2の平面図、図4は図2に対応する要部の側面断面図である。このワーク位置決め装置は、中空のハウジング11内に、ロッド13を図1中で上下方向に移動可能に収容する位置決め具14を備えている。ハウジング11の図1中で下部にはロッド駆動用のシリンダ15を設け、このシリンダ15内に、ロッド13の下端を連結したピストン17を収容する。
シリンダ15内のハウジング11側の端部には、ロッド13が摺動可能に挿入されるガイド部材19を設け、シリンダ15内の上記ハウジング11と反対側の端部開口は蓋部材21によって塞いでいる。この蓋部材21と前記したガイド部材19との間をピストン17が移動する。
ロッド13のピストン17と反対の先端側付近には、ロッド13の軸方向に長い長孔形状の貫通孔13aを設けている。一方、この貫通孔13aに対応する部分のハウジング11には、図1中で紙面に直交する方向(図4中では左右方向)に延びる連結ピン23の両端を固定し、この連結ピン23を、上記したロッド13の貫通孔13aに、図1中で上下方向に相対移動可能に挿入する。貫通孔13a内における連結ピン23には、第2位置決め部としての一対の位置決め片25,27の下端を回転可能に支持させる。
ハウジング11の先端(図1中で上端)には、中空の先端部材29を装着し、この先端部材29内には、先端が先端部材29よりさらに先端に突出するガイドキャップ31を装着する。ガイドキャップ31の先端には、図4に示すように、上記した各位置決め片25,27の先端部が移動可能に入り込むガイド孔31aを形成してある。前記したロッド13は、図4に示すように、その先端部分がガイドキャップ31内に形成してある摺動孔31b内に摺動可能に入り込み、先端付近に図4中で左右方向に延びるガイドピン33を固定している。
前記した一対の位置決め片25,27は、その長手方向に沿って延び図1の位置決め状態にて傾斜する長孔形状のガイド溝25a,27aをそれぞれ備え、このガイド溝25a,27aに上記したガイドピン33を移動可能に挿入している。
また、一対の位置決め片25,27は、上記した先端部材29の上部に形成してある円筒部35より上方に突出している。各位置決め片25,27の円筒部35より上部に突出したそれぞれの部位に、図1中で左方向および右方向にそれぞれ屈曲する屈曲部37,39を備え、各屈曲部37,39の外側に位置決め端面37a,39aをそれぞれ備えている。
各位置決め端面37a,39aは、ワークWとなる2枚のパネル材のうち一方のインナパネルWiに形成した位置決め孔Wiaの内周縁に接触してインナパネルWiの位置決めを行う第2位置決め部を構成している。
上記した2枚のパネル材のうち他方のアウタパネルWoの位置決めについては、前記した先端部材29の円筒部35によって行う。すなわち、アウタパネルWoに形成した位置決め孔Woaに円筒部35を挿入し、円筒部35の外周面35aが、位置決め孔Woaの内周縁に接触して位置決めを行う第1位置決め部を構成する。
ここで、ワークWは自動車のパネル材であって、このワークWに対して位置決め具14を挿入する側の第1パネル材となるアウタパネルWoの第1位置決め孔となる位置決め孔Woaの孔径より、前記挿入方向前方側の第2パネル材となるインナパネルWiの第2位置決め孔となる位置決め孔Wiaの孔径を大きくしてある。
前記した一方位置決め片25のガイド溝25aは、図1中で上部に位置する屈曲部37側がそれと反対の下部側に対して図1中で左側となるよう傾斜する一方、他方の位置決め片27のガイド溝27aは、同屈曲部39側がそれと反対の下部側に対して図1中で右側となるよう傾斜している。ここで、図1に示す位置決め状態で、各ガイド溝25a,27aは、図1中で下端部が互いに一致しており、この一致している下端部にガイドピン33が挿入されている。
上記図1の状態から、ロッド13を図1中で上方に進出させることで、ロッド13に設けたガイドピン33がガイド溝25a,27aに沿って移動し、これに伴い各位置決め片25,27は、ハウジング11に固定した連結ピン23を支点として各屈曲部37,39が互いに接近する方向に揺動変位し、図5に示す状態となる。このとき、各ガイド溝25a,27aは、図1中で上端部が互いに一致しており、この一致している上端部にガイドピン33が挿入されている。
図1に示した位置決め具14は、図6に示すように、治具ベース41上に固定した取付ブラケット43の上部の取付部45に下部を固定してあり、このとき、インナパネルWiに比較して凹凸部分のより大きいアウタパネルWoを図6中で下部側として治具ベース41上の図示しない治具に位置決め固定する。なお、図6での位置決め治具14は、インナパネルWiおよびアウタパネルWoの双方に対して位置決めを行っている状態を示している。
図7は、インナパネルWiおよびアウタパネルWoの各位置決め孔WiaおよびWoaを示す、図6のA矢視図である。インナパネルWiの位置決め孔Wiaは、図7中で上下方向に長い長方形状を呈し、この位置決め孔Wiaの図7中で下部側の内側にアウタパネルWoの位置決め孔Woaがほぼ正方形状として見えている。なお、位置決め片25,27による位置決め孔Wiaに対する位置決めは、図7中で左右両側の内周縁に対し行う。
また、位置決め孔Wiaの図7中で上部の内側には、図7のB−B断面図に相当する図8に示すドアスイッチ47のスイッチ釦47aが挿入されるスイッチ挿入孔Wobが見えている。
ドアスイッチ47は、図示しないドアの開閉によってルームランプをオン・オフするもので、インナパネルWi側からその位置決め孔Wiaに入り込ませて装着し、スイッチ釦47aをスイッチ挿入孔Wobに挿入してその先端をアウタパネルWoのインナパネルWiと反対側に突出させ、この突出状態でインナパネルWiの表面に内張りなど取り付けてドアスイッチ47を固定する。
アウタパネルWoから先端が突出したスイッチ釦47aを、図示しないドアの閉時にドアの内面が当接して押し込み、ドアスイッチ47をオフ状態とする。
次に、作用を説明する。ワークWのセット時には、図5に示すように、シリンダ15内のピストン17を前進させ、これに伴い前進するロッド13を一方の移動端側に位置する状態とする。これにより、ロッド13先端のガイドピン33が、位置決め片25,27のガイド溝25a,27a内の図5中で上端部に位置し、各ガイド溝25a,27aは、図1中で上端部が互いに一致した状態となる。このとき、各位置決め片25,27は、互いにほぼ重なり合った状態となり、屈曲部37,39の外側の位置決め端面37a,39aが円筒部35の外周面35aより内側に位置している。
上記図5の状態で、まずアウタパネルWoを、図6に示したように図示しない治具上にセットする。このとき、アウタパネルWoの位置決め孔Woaに円筒部35を挿入し、その外周面35aが位置決め孔Woaの内周縁に接触してアウタパネルWoの位置決めを行う。
この状態で、図1に示すように、ピストン17を後退させてロッド13を後退させると、ロッド13先端のガイドピン33が、位置決め片25,27のガイド溝25a,27aに沿って下方に移動し、これに伴い各位置決め片25,27は、連結ピン23を支点として屈曲部37,39を備える上部が互いに離反するよう揺動変位する。
そして、ガイドピン33がガイド溝25a,27a内にて図5中で下端部に位置した状態で、位置決め片25,27外側の当接部25b,27bが、円筒部35の内面のストッパ部35b,35cに当接して上記した揺動動作が規制される。このとき位置決め端面37a,39aがインナパネルWiの位置決め孔Wiaの内周縁に接触可能な位置決め寸法となり、この状態で、インナパネルWiをセットする。また、このとき屈曲部37,39の各下面37b,39bが円筒部35の上端部に接触する。
インナパネルWiのセット時には、位置決め片25,27の位置決め端面37a,39aがインナパネルWiの位置決め孔Wiaの内周縁に接触し、これによりインナパネルWiの位置決めを行う。
このようにしてインナパネルWiおよびアウタパネルWoを備えたワークWを位置決めした状態で、ワークWに対して溶接作業などの所定の加工作業を行う。加工作業終了後、ワークWに対する位置決め状態を解除する際には、ピストン17を図1の状態から前進させて図5の状態とし、この状態で、ワークWを位置決め具14から取り外す。
上記したように、本実施形態によれば、ワークWに対して位置決め具14を挿入する側のアウタパネルWoの位置決め孔Woaの孔径よりも、挿入方向前方側のインナパネルWiの位置決め孔Wiaの孔径が大きくても、装置の大型化を招くスイング機構を採用することなく、ロッド13の進退移動に伴う一対の位置決め片25,27の揺動動作によって、アウタパネルWoだけでなく、インナパネルWiに対しても、短時間で位置決め作業を行うことができる。
しかも、ここでは、ドアスイッチ47のインナパネルWiにおける取付孔を位置決め孔Wiaとしてを利用し、この取付孔に対応する位置決め孔WoaをアウタパネルWoに形成しており、少なくともインナパネルWiに関しては位置決め孔専用のものではなく、製造コスト低減に寄与することができる。
本発明によれば、位置決め具は、前記第1位置決め部を備えたハウジングを有し、このハウジング内に前記挿入方向に移動可能なロッドが収容され、このロッドの一方の移動端側で前記第2位置決め部が前記内側に位置し、他方の移動端側で前記外側に位置するので、ロッドのハウジング内での移動によって、第2位置決め部のワークに対する位置決めする状態とワークから離反して位置決めしない状態とを確保することができる。
前記第2位置決め部は、前記ロッドの移動に伴って、前記第2位置決め孔の内周縁に対して接近離反する方向に移動可能な一対の位置決め片を備えているので、この一対の位置決め片が、ロッドの他方の移動端側で第2位置決め孔の内周縁に接触して第2パネル材を位置決めすることができる。
前記一対の位置決め片は、前記ハウジングに対し一方の端部を支点として他方の端部が揺動可能であるので、この揺動動作によって、第2位置決め孔の内周縁に接触して位置決めする状態と、第2位置決め孔の内周縁より内側に位置してワークをセット可能な状態とに変位させることができる。
前記一対の位置決め片にガイド溝を設け、このガイド溝内を移動することで前記一対の位置決め片を揺動させるガイドピンを前記ロッドに設けたので、このロッドの移動によりガイドピンががイド溝内を移動して位置決め片を揺動させて、第2パネル材に対する位置決め作業を行うことができる。
前記第1位置決め部は、前記ハウジングの先端外周に設けたので、ハウジングの先端外周を第1位置決め孔に挿入することで、第1パネル材の位置決め作業を容易に行うことができる。
前記一対の位置決め片が、前記第2位置決め孔の内周縁に接触して第2パネル材を位置決めするときに当接するストッパ部を、前記ハウジングの内面に設けたので、一対の位置決め片を第2パネル材に対する位置決め状態に容易に変位させることができる。
本発明の一実施形態を示すワーク位置決め装置の正面断面図である。 図1のワーク位置決め装置の側面図である。 図2の平面図である。 図2に対応する要部の側面断面図である。 図1のワーク位置決め装置によるアウタパネルセット時の状態を示す動作説明図である。 図1のワーク位置決め装置周辺の全体図である。 インナパネルおよびアウタパネルの各位置決め孔示す、図6のA矢視図である。 図7のB−B断面に相当する、ドアスイッチ取り付け状態の断面図である。 上部に位置するインナパネルの位置決め孔の孔径が下部に位置するアウタパネルの位置決め孔の孔径より小さい場合での従来装置の位置決め動作を示す動作説明図で、(a)は位置決めピンをアウタパネル側から挿入してインナパネルのみを位置決めする状態を示し、(b)は径の異なる二つの位置決め部を備えた位置決めピンによりインナパネルとアウタパネルの双方を位置決めする状態を示す。 上部に位置するインナパネルの位置決め孔の孔径が下部に位置するアウタパネルの位置決め孔の孔径より大きい場合でのスイング機構を備えた従来装置により、上部に位置するインナパネルの位置決めを行う状態を示す動作説明図である。
符号の説明
W ワーク
Wi インナパネル(第2パネル材)
Wo アウタパネル(第1パネル材)
Wia インナパネルの位置決め孔
Woa アウタパネルの位置決め孔
11 ハウジング
13 ロッド
14 位置決め具
25,27 位置決め片
25a,27a 位置決め片のガイド溝
29 先端部材(ハウジングの先端)
33 ガイドピン
35a 円筒部の外周面(第1位置決め部)
35b,35c 円筒部内面のストッパ部
37a,39a 位置決め片の位置決め端面(第2位置決め部)

Claims (9)

  1. ワークにそれぞれ形成した位置決め孔に位置決め具を挿入して2枚のワークの位置決めを行うワーク位置決め装置において、前記位置決め具を挿入する側の第1パネル材の第1位置決め孔の孔径より、前記挿入方向前方側の第2パネル材の第2位置決め孔の孔径を大きく形成し、前記位置決め具は、前記第1位置決め孔に挿入されて第1パネル材を位置決めする第1位置決め部と、この第1位置決め部の外周面より内側から外側に移動して、この外側の位置にて前記第2位置決め孔に接触し前記第2パネル材を位置決めする第2位置決め部とを、それぞれ備えていることを特徴とするワーク位置決め装置。
  2. 前記位置決め具は、前記第1位置決め部を備えたハウジングを有し、このハウジング内に前記挿入方向に移動可能なロッドが収容され、このロッドの一方の移動端側で前記第2位置決め部が前記内側に位置し、他方の移動端側で前記外側に位置することを特徴とする請求項1に記載のワーク位置決め装置。
  3. 前記第2位置決め部は、前記ロッドの移動に伴って、前記第2位置決め孔の内周縁に対して接近離反する方向に移動可能な一対の位置決め片を備えていることを特徴とする請求項2に記載のワーク位置決め装置。
  4. 前記一対の位置決め片は、前記ハウジングに対し一方の端部を支点として他方の端部が揺動可能であることを特徴とする請求項3に記載のワーク位置決め装置。
  5. 前記一対の位置決め片にガイド溝を設け、このガイド溝内を移動することで前記一対の位置決め片を揺動させるガイドピンを前記ロッドに設けたことを特徴とする請求項4に記載のワーク位置決め装置。
  6. 前記第1位置決め部は、前記ハウジングの先端外周に設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のワーク位置決め装置。
  7. 前記一対の位置決め片が、前記第2位置決め孔の内周縁に接触して第2パネル材を位置決めするときに当接するストッパ部を、前記ハウジングの内面に設けたことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載のワーク位置決め装置。
  8. ワークにそれぞれ形成した位置決め孔に位置決め具を挿入して2枚のワークの位置決めを行うワーク位置決め方法において、前記位置決め具を挿入する側の第1パネル材の第1位置決め孔より、前記挿入方向前方側の第2パネル材の第2位置決め孔の孔径を大きく形成し、前記位置決め具の第1位置決め部を、前記第1位置決め孔に挿入して前記第1パネル材を位置決めし、前記位置決め具の第2位置決め部を、前記第1位置決め部の外周面より内側から外側に移動して、この外側の位置にて前記第2位置決め孔に接触し前記第2パネル材を位置決めすることを特徴とするワーク位置決め方法。
  9. 前記位置決め具は、前記第1位置決め部を備えたハウジングを有し、このハウジング内に前記挿入方向に移動可能なロッドが収容され、このロッドの一方の移動端側で前記第2位置決め部が前記内側に位置し、他方の移動端側で前記外側に位置することを特徴とする請求項8に記載のワーク位置決め方法。
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