JP2006175959A - 車両振動抑制装置および車両制動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両制動システム100は、ブレーキペダル12の踏み込みに応じてホイールシリンダ20に作動液を供給するマスタシリンダ14と、作動液を貯留するリザーバタンク26と、モータ駆動され作動液を高圧にするオイルポンプ34と、高圧にされた作動液を蓄圧するアキュムレータ50とを含む。ECU200内の走行状態検出手段は、車両の走行状態を検出する。固定強度調整手段は、走行状態検出手段により検出された走行状態が、ブレーキペダル12の操作感の変化が運転者に与える影響の少ない走行状態であるか否かに応じて、ブレーキペダル12の固定強度を変化させる。
【選択図】 図1
Description
まず、実施の形態1が適用される車両制動システム100と電子制御ユニット200(以下、「ECU200」と表記する)の全体構成を説明し、つぎに本発明者が認識した課題を説明し、しかる後、実施の形態1における具体的な装置構成について説明する。なお、以下の説明において、ECU200単独で車両振動抑制装置と捉えてもよいし、車両制動システム100またはその一部とECU200の組合せを車両振動抑制装置と捉えてもよい。
走行状態検出部214によって車両が加速中であると判定されると、固定強度調整部216はブレーキペダル12の固定強度を高めるようにモータ62を作動させる。これは、以下のような理由による。すなわち、車両の加速中は、運転者がブレーキペダルを操作する頻度は低いと考えられる。したがって、ワイヤ64の巻き取りによってブレーキ操作感が変化しても運転者に与える影響は少ない。また、ブレーキの操作頻度が低いため、車両制動システム100のアキュムレータ50が蓄圧動作に入る可能性も低く、この蓄圧動作に伴う振動を運転者が認知する可能性も低い。したがって、車両加速中は、ブレーキ操作感を特に考慮せず、ブレーキペダルの固定強度を高めて振動の抑制を優先させるのである。
実施の形態2では、モータまたはポンプで発生した振動をブレーキペダルへと伝達する経路内の部材の連結部分の固定強度を調整するようにした。
実施の形態3は、リザーバタンクとマスタシリンダとの接合状態を車両の走行状態に合わせて可変とした車両振動抑制装置である。
Claims (13)
- 運転者により操作されるブレーキペダルと、
車輪に対して制動力を発生するホイールシリンダと、
前記ブレーキペダルの踏み込みに応じて前記ホイールシリンダに作動液を供給するマスタシリンダと、
作動液を貯留するリザーバタンクと、
モータ駆動され作動液を高圧にするポンプと、
高圧にされた作動液を蓄圧するアキュムレータと、を含む制動機構と、
車両の走行状態を検出する検出手段と、
検出された走行状態に応じて前記制動機構を構成するいずれかの部品の固定強度を調整する固定強度調整手段と、
を備えることを特徴とする車両振動抑制装置。 - 前記固定強度調整手段は、前記ブレーキペダルに接続されたワイヤの張力を変化させて該ブレーキペダルの固定強度を調整する張力可変手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両振動抑制装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記検出手段により検出された走行状態が、前記ブレーキペダルの操作感の変化が運転者に与える影響の少ない走行状態であるか否かに応じて、前記ブレーキペダルの固定強度を変化させることを特徴とする請求項2に記載の車両振動抑制装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記リザーバタンクを固定するネジの締結力を変化させて、該リザーバタンクの固定強度を調整する締結力可変手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両振動抑制装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記検出手段により検出された走行状態が、前記ブレーキペダルの操作頻度の少ない走行状態であるか否かに応じて、固定強度を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の車両振動抑制装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記制動機構を構成する部品の構造上の安全度に応じて、前記固定強度を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の車両振動抑制装置。
- 運転者により操作されるブレーキペダルと、
車輪に対して制動力を発生するホイールシリンダと、
前記ブレーキペダルの踏み込みに応じて前記ホイールシリンダに作動液を供給するマスタシリンダと、
前記マスタシリンダに接合され、作動液を貯留するリザーバタンクと、
前記マスタシリンダに接合され、作動液を高圧にするポンプと、
高圧にされた作動液を蓄圧するアキュムレータと、を含む制動機構と、
車両の走行状態を検出する検出手段と、
検出された走行状態に応じて前記制動機構を構成する部品間の接合強度を調整する接合強度調整手段と、
を備えることを特徴とする車両振動抑制装置。 - モータ駆動され作動液を高圧にするポンプと、
高圧にされた作動液を蓄圧するアキュムレータと、
作動液を貯留するリザーバタンクと、
ブレーキペダルの踏み込みに応じて作動液を供給するマスタシリンダと、
前記リザーバタンクと前記マスタシリンダとを連結し、これらを離間する方向に伸張可能な伸張手段と、
車両の走行状態を検出する検出手段と、
検出された走行状態に応じて前記伸張を伸縮動させる動力手段と、
を備えることを特徴とする車両振動抑制装置。 - モータ駆動され作動液を高圧にするポンプと、高圧にされた作動液を蓄圧するアキュムレータと、を備え、ブレーキペダルの踏み込みに応じて作動液を供給することで制動力を調整する車両制動装置において、
車両の走行状態を検出する検出手段と、
検出された走行状態に応じて、振動発生源から車内まで振動を伝達する経路の振動伝達特性を変更する伝達特性変更手段と、
をさらに備えることを特徴とする車両制動装置。 - 前記伝達特性変更手段は、前記経路上に存在する構造物の固定強度を調整する固定強度調整手段を含むことを特徴とする請求項9に記載の車両制動装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記検出手段により検出された走行状態が、前記ブレーキペダルの操作感の変化が運転者に与える影響の少ない走行状態であるか否かに応じて、前記構造物の固定強度を調整することを特徴とする請求項10に記載の車両制動装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記検出手段により検出された走行状態が、前記ブレーキペダルの操作頻度の少ない走行状態であるか否かに応じて、前記構造物の固定強度を調整することを特徴とする請求項10に記載の車両制動装置。
- 前記固定強度調整手段は、前記検出手段により検出された走行状態にしたがって決定される構造上の安全度に応じて、前記構造物の固定強度を変化させることを特徴とする請求項10に記載の車両制動装置。
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