JP2006175143A - 膝用支柱部材及び膝ブレース - Google Patents

膝用支柱部材及び膝ブレース Download PDF

Info

Publication number
JP2006175143A
JP2006175143A JP2004373860A JP2004373860A JP2006175143A JP 2006175143 A JP2006175143 A JP 2006175143A JP 2004373860 A JP2004373860 A JP 2004373860A JP 2004373860 A JP2004373860 A JP 2004373860A JP 2006175143 A JP2006175143 A JP 2006175143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
knee
thigh
elongated hole
upper frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004373860A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Taniguchi
佳文 谷口
Eiji Takubo
英二 田窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004373860A priority Critical patent/JP2006175143A/ja
Publication of JP2006175143A publication Critical patent/JP2006175143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

【課題】 変形性膝関節症等、膝の疾患を矯正するために使用される支柱部材又は膝ブレースであって、コンパクトでかつ軽量なものを提供すること。
【解決手段】大腿部に固定される上部フレームと、下腿部に固定される下部フレームと、両フレームを連結する連結フレームとを備え、前記上部フレーム及び下部フレームのいずれか一方に長穴が設けられるとともに、他方のフレームの端部付近に取り付けられた連結軸が当該長穴に沿って移動自在かつ回転自在に嵌合している。上部フレームと下部フレームを相対回転させると、一方のフレームに設けられた長穴に沿って他方のフレームに設けられた連結軸が移動することにより、両フレームの連結点の位置が上下に変化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者の大腿部と下腿部にそれぞれ固定されるフレーム状の部材を互いに回動可能に連結した膝関節補強用の支柱部材と、該支柱部材を用いて患者の変形性膝関節症等、膝の疾患を矯正する膝ブレースに関するものである。
従来、変形性膝関節症患者の膝関節矯正用に用いられてきた膝ブレースとしては、ベルトを正面視く字状に取り付けて、ベルトの牽引力により膝を内外中間位になるようにしたものや、下腿部固定部に複数のストラップを設け、ストラップの締着力で下腿部を矯正方向へ押し込み固定するように構成したものがあった。しかしながら、上記ベルト式の膝ブレースでは、十分な矯正ができないという問題点があり、ストラップ式のものでは、多数のストラップの調整に手間がかかるため、着脱が煩雑で時間がかかるという問題点があった。
このような従来の膝ブレースを改良するものとして、特許文献1乃至3に記載のものが提案されている。
特公平6−139号公報 特許第3093269号公報 特開2003−159267号公報
上記特許文献1に記載のものは、着用者の大腿骨の対向側面に配置される第1対の細長いブレースと、着用者のふくらはぎの対向側面に配置される第2対の細長いブレースと、着用者の膝に隣接して配置されるヒンジ装置とを備えたもので、横方向に長いガイド溝に沿って上下の部材が横方向に移動するようになっている。また、特許文献2に記載のものは、装着者の身体に固定される一対の高剛性アームと、膝が曲がるのを可能にする枢着ジョイントとを有し、枢着ジョイントに対する前記各剛性アームの内側への横方向の傾斜を調節可能としたものである。
しかしながら、上記特許文献1に記載のものは、長孔もしくは軸のいずれにも係止作用をなす部分を有していないため、ブレースは自在に動き、特定位置を中心として回動できない。このため、ブレースの枢着部が一定せず、膝の運動の自由度は増すが、牽引等による矯正作用は不十分であるという問題点がある。また、上記特許文献2に記載のものは、変形性膝関節症患者の膝を伸展する時の痛みが軽減されないという問題点がある。
一方、上記特許文献3に記載のものは、これらの問題点を解決するもので、ギヤの動力伝達手段を利用し、変形性膝関節に対しては、必要な部分のみを牽引矯正するものであり、従来の膝ブレースに比べてはるかに効果的なものとなっていると考えられるが、ギヤとラックの噛合関係を利用するものであるから、構造的に複雑であり、重量や体積を小さくするのが困難であるとともに、コストも高くつくという問題点がある。
そこで、本発明は、上記特許文献3に記載の膝ブレースをさらに改良し、構造がより簡単で、コンパクト化及び軽量化を図ることのできる膝ブレースを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、次のような構成を採用した。まず、請求項1に記載の発明は、大腿部に固定される上部フレームと、下腿部に固定される下部フレームと、これら上部フレーム及び下部フレームの連結端部付近にそれぞれ軸で取り付けられて両フレームを連結する連結フレームとを備え、前記上部フレームと下部フレームのいずれか一方に長穴が設けられるとともに、他方のフレームの端部付近に側方に突出する連結軸が設けられ、該連結軸が前記長穴に沿って移動自在かつ回転自在に嵌合しており、上部フレームと下部フレームを相対回転させると、一方のフレームに設けられた長穴に沿って他方のフレームに設けられた連結軸が移動することにより、両フレームの連結点の位置が上下に変化するように構成されていることを特徴とする膝用支柱部材である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の膝用支柱部材である第一の支柱部材と第二の支柱部材とを組み合せてなる膝ブレースであって、第一の支柱部材は、上部フレームに長穴が形成され、下部フレームに設けた連結軸が前記上部フレームの長穴に移動自在かつ回転自在に嵌合した支柱部材であり、第二の支柱部材は、下部フレームに長穴が形成され、上部フレームに設けた連結軸が前記下部フレームの長穴に移動自在かつ回転自在に嵌合した支柱部材であることを特徴とする膝ブレースである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第一の支柱部材が大腿部と下腿部の外面側に固定され、第二の支柱部材が大腿部と下腿部の内面側に固定されるものである。
さらに、請求項4に記載の発明は、上記請求項2又は3に記載の膝ブレースにおいて、大腿部に固定される上部フレームの上端部に、大腿部の外周部にあてがわれて前記第一の支柱部材と第二の支柱部材の上端部を互いに連結する平面視湾曲形状のフレキシブルな上部連結部材が設けられるとともに、下腿部に固定される下側フレームの下端部に、下腿部の外周部にあてがわれて前記第一の支柱部材と第二の支柱部材の下端部を互いに連結する平面視湾曲形状の剛性を有する下部連結部材が設けられているものである。この場合、請求項5に記載の発明のように、上部連結部材が大腿部の後面側にあてがわれ、下部連結部材が下腿部の前面側にあてがわれる湾曲形状に形成されているものが好ましい。
請求項1に記載の発明は、上部フレーム及び下部フレームのいずれか一方に長穴が設けられるとともに、他方のフレームの端部付近に取り付けられた連結軸が当該長穴に沿って移動自在かつ回転自在に嵌合しており、上部フレームと下部フレームを相対回転させると、一方のフレームに設けられた長穴に沿って他方のフレームに設けられた連結軸が移動することにより、両フレームの連結点の位置が上下に変化するように構成されているものであるから、これらを大腿部と下腿部にそれぞれ固定すると、膝の伸展時や屈曲時に、必要に応じて牽引力又は圧縮力を膝の外側又は内側の関節部に作用させることができる。このため、変形性膝関節症の矯正や、伸展時又は屈曲時における膝関節への負担の軽減をはかることができる。
また、請求項2に記載の発明は、互いに作用方向の異なる一対の支柱部材を膝の外側と内側に固定することにより、伸展と屈曲の際に、膝の外側と内側で連結点が互いに逆向きに移動するようになる。このため、外側と内側で膝関節に作用する力の方向が逆になるので、例えばO脚の矯正に効果的である。さらに、請求項3に記載の発明は、膝の伸展時に膝の外側に圧縮方向の力が作用し、内側に牽引方向の力が作用するので、O脚の矯正用に適したものである。なお、請求項4に記載の発明は、一対の支柱部材の上部フレーム同士を連結する上部連結部材と、下部フレーム同士を連結する下部連結部材が設けられているので、取扱に便利であり、脚部に対する装着に便利なものとなる。この場合、請求項5に記載の発明のように、上部連結部材は大腿部の後面側にあてがわれ、下部連結部材は下腿部の前面側にあてがわれる形状としておくのが効果的である。
以下、図面に表された本発明の好ましい実施形態について説明する。図1乃至図5は、本発明に係る膝ブレースの1例を表すもので、この膝ブレース1は、外側支柱部材2と内側支柱部材3とで構成される。外側支柱部材2と内側支柱部材3は、上部が上部連結部材4によって、下部が下部連結部材5によって互いに連結一体化されている。上部連結部材4は、大腿部の後面側にあてがわれるもので、平面視円弧状を呈する湾曲形状の薄い板で構成されている。また、下部連結部材5は、下腿部の前面側にあてがわれるもので、上部連結部材4と同様に平面視湾曲形状に形成された薄い板で構成されている。なお、上部連結部材4はプラスチック等のある程度フレキシブルな材料で作られており、下部連結部材5はアルミニウム等の剛性の高い材料で作られている。
外側支柱部材2は、上部フレーム21と下部フレーム22と連結フレーム23とで構成されている。図10は上部フレーム21の正面図(a)と側面図(b)であり、上部フレーム21の下端部には該フレームの軸方向に沿う長穴24が形成され、当該長穴24よりも中央寄りの位置に支持軸取り付け用の穴21aが開けられている。また、図9は下部フレーム22の正面図(a)と側面図(b)であり、下部フレーム22の上端部には、連結軸取り付け用の穴26が開けられていて、この穴に連結軸25が取り付けられるようになっている。さらに、この連結軸25用の穴26よりも中央寄りの位置に支持軸取り付け用の穴22aが開けられている。
下部フレーム22の上端部に設けた穴26に取り付けられた連結軸25は、上部フレーム21の長穴24内に該長穴に沿って移動自在かつ回転自在に嵌合する。この連結軸の位置が両フレームの連結点となる。なお、連結フレーム23は、軸27、28で上部フレーム21と下部フレーム22にそれぞれ軸支される。
内側支柱部材3は、外側支柱部材2と同様に、内側上部フレーム31と内側下部フレーム32と連結フレーム33とで構成されているが、外側支柱部材2とは対称的に、下部フレーム32側に長穴34が形成され、上部フレーム31の下端部に設けた連結軸35がこの長穴34内に該長穴に沿って移動自在かつ回転自在に嵌合している。図7は上部フレーム31の正面図(a)と側面図(b)であり、図6は下部フレーム32の正面図(a)と側面図(b)である。上部フレーム31の下端部には連結軸35を取り付けるための穴36が開けられており、それよりも先端側には連結フレーム33と連結する支持軸を取り付けるための穴31aが開けられている。また、下部フレーム32の上端部には長穴34が設けられ、それよりも中央寄りの位置に連結フレーム33と連結する支持軸を取り付けるための穴33aが開けられている。連結フレーム33は、その両端部が支持軸37、38で上部フレーム31と下部フレーム32に軸支される。
図示例では、上記外側支柱部材2と内側支柱部材3とが上下の連結部材4、5で結合一体化して、O脚矯正用の膝ブレース1を構成している。図1に示されているものは左足用の膝ブレースであるが、右足用の膝ブレースの場合も構造的には同様であり、左足用のものと対称的に構成される。また、図示例では、長穴がフレームの軸方向に沿う直線状の長穴として形成されているが、軸方向にある程度移動できるものであれば、前後に傾斜した長穴であってもよく、湾曲形状の長穴であってもよい。
次に、この膝ブレース1の使用方法について説明する。この膝ブレース1は、図14に示すように、膝関節Kの左右両側に連結点が位置するように、二つの支柱部材2、3を足に固定して使用する。図示例の膝ブレース1は左足用であるから、外側支柱部材2を左足の左側面(外側の面)に、内側支柱部材3を右側面(内側の面)にあてがって固定する。このとき、上部連結部材4を大腿部Dの背面側にあてがい、下部連結部材5を下腿部Tの前面側にあてがって、ベルトを巻き付ける等の固定手段で固定する。
膝ブレース1を固定した足の膝を伸展すると、外側支柱部材2は、上部フレーム21と下部フレーム22の連結点である連結軸25が回転しつつ長穴24に沿って下向きに移動する。また、内側支柱部材3は、上部フレーム31と下部フレーム32の連結点である連結軸35が回転しつつ長穴34に沿って上向きに移動する。
すなわち、膝を伸展する場合は、膝の外面側では、上下から圧縮する方向の力が膝関節部に加わり、膝の内側では上下に牽引する方向の力が膝関節に加わる。このため、O脚を矯正する力が膝に作用するのである。
この伸展状態から膝を屈曲すると、上記とは反対に、外側支柱2は、連結軸25が回転しつつ長穴24に沿って上向きに移動し、内側支柱3は、連結軸35が回転しつつ長穴34に沿って下側へ移動する。このため、膝関節に作用する力の方向が、外面側では引き伸ばす方向にとなり、内面側では圧縮する方向となって、伸展状態における緊張感が緩和されるのである。したがって、椅子に楽に腰かけることができる。なお、上部連結部材4は、適度にフレキシブルなものであるから、上部フレームと下部フレームとを合わせた長さが変化しても、それ自体の変形によってこの変化を吸収することができる。また、下部連結部材5はリジッドな材料で作られているので、下部フレームの下端部を固定することができる。
図12は、内側支柱部材3における回転角度(上部フレームと下部フレームの相対回転角度)と回転中心である連結軸35の中心の高さの関係を表す計算例であり、図13は、外側支柱部材2における回転角度と支柱長さ(支柱部材の長さ)の変化の関係を表す計算例である。図では、可動範囲が40度から175度までの範囲の例を表す。これらの関係は、図からわかるとおり、緩やかな曲線となっているが、ギヤとラックを用いたものでは、破線で示すように、この関係が直線状となる。
なお、上部フレーム21(31)と下部フレーム22(32)は、連結フレーム23(33)と支持軸27(37),28(38)で互いに連結されているので、これら両フレームを相対回転させない限り連結軸25(35)は移動しない。したがって、伸展状態においても屈曲状態においても、両フレームが相対回転しない限り連結軸の位置は変わらず、膝に作用する力をそのままの状態で維持することができる。
以上の説明では、左足に装着する膝ブレース1を例にとって説明したが、右足に装着する膝ブレース1も同様の構成であり、外側支柱部材2を右足の外面側(右側)にあてがい、内側支柱部材3を右足の内面側(左側)にあてがって装着する。この場合も、伸展状態では、膝関節の外側には圧縮方向の力が作用し、内側には牽引方向の力が作用する。これによってO脚が矯正されるのである。
さらに、上記はO脚矯正用の膝ブレース1について説明したが、場合によっては、X脚の矯正に使用することも予測される。この場合は、上記と逆に、足の外側に牽引方向の力が作用する支柱部材、すなわち上記内側支柱部材3をあてがい、内側に圧縮方向の力が作用する支柱部材、すなわち上記外側支柱部材3をあてがうことになると推定される。
また、上記説明では、外側支柱部材2と内側支柱部材3をセットにして使用する膝ブレース1について説明したが、症状によっては、外側支柱部材2又は内側支柱部材3を単独で使用することもできる。この場合は、上下の連結部材4、5がなくても、例えばベルトを巻き付けて足に固定すればよい。勿論、上下の連結部材4、5を付けて使用すれば安定した固定が得られる。筒状のサポータを装着する場合は、当該サポータ内に挿入して使用すればよい。
この支柱部材2、3は、大腿部に固定される上部フレームと下腿部に固定される下部フレームとを回転可能かつ軸方向に移動可能な連結軸で連結するとともに、第三のフレームである連結フレームでさらに両者を間接的に連結したリンク式のもので、両フレームを相互回転させると両者の連結点が回転しつつ上下に移動するものであるから、所望の力を膝関節部に作用させ、任意の回転状態でその力を維持することができる。また、これらフレームは、ある程度の剛性と弾性変形能を有する軽量の部材、例えば合成樹脂で製作することができるので、全体的にコンパクトで軽量なものとすることができる。また、ギヤやラック等を使用しないので、コストも低く抑えることができ、構造的に簡単なものとすることができる。
さらに、リンク式であるから、連結点の移動ストロークの調節も簡単であり、種々の症状に対する適応性にすぐれている。また、この支柱部材や膝ブレースは、足に対しての使用のみならず、寸法その他を適当なものとすることにより、腕に対しても使用可能であり、骨折した場合や靭帯の切れた場合等に装着して、よじれを防止することができる。
本発明に係る支柱部材と膝ブレースは、合成樹脂、金属、木材等で工業的に製造することができ、医療分野において、膝関節の矯正等に効果的に使用することができる。
左足用膝ブレースの組立状態における正面図である。 上部連結部材の平面図である。 下部連結部材の底面図である。 内側支柱部材の側面図である。 外側支柱部材の側面図である。 内側支柱部材用下部フレームの正面図(a)及び側面図(b)である。 内側支柱部材用上部フレームの正面図(a)及び側面図(b)である。 内側支柱部材用連結フレームの正面図(a)及び側面図(b)である。 外側支柱部材用下部フレームの正面図(a)及び側面図(b)である。 外側支柱部材用上部フレームの正面図(a)及び側面図(b)である。 外側支柱部材用連結フレームの正面図(a)及び側面図(b)である。 内側支柱部材の回転角と回転中心高さの関係を表すグラフである。 外側支柱部材の回転角と支柱部材の長さの関係を表すグラフである。 使用方法を表す正面図である。
符号の説明
1 膝ブレース
2 外側支柱部材
3 内側支柱部材
4 上部連結部材
5 下部連結部材
21 上部フレーム
22 下部フレーム
23 連結フレーム
24 長穴
25 連結軸
31 上部フレーム
32 下部フレーム
33 連結フレーム
34 長穴
35 連結軸

Claims (5)

  1. 大腿部に固定される上部フレームと、下腿部に固定される下部フレームと、これら上部フレーム及び下部フレームの連結端部付近にそれぞれ軸で取り付けられて両フレームを連結する連結フレームとを備え、前記上部フレームと下部フレームのいずれか一方に長穴が設けられるとともに、他方のフレームの端部付近に側方に突出する連結軸が設けられ、該連結軸が前記長穴に沿って移動自在かつ回転自在に嵌合しており、上部フレームと下部フレームを相対回転させると、一方のフレームに設けられた長穴に沿って他方のフレームに設けられた連結軸が移動することにより、両フレームの連結点の位置が上下に変化するように構成されていることを特徴とする膝用支柱部材。
  2. 請求項1に記載の膝用支柱部材である第一の支柱部材と第二の支柱部材とを組み合せてなる膝ブレースであって、第一の支柱部材は、上部フレームに長穴が形成され、下部フレームに設けた連結軸が前記上部フレームの長穴に移動自在かつ回転自在に嵌合した支柱部材であり、第二の支柱部材は、下部フレームに長穴が形成され、上部フレームに設けた連結軸が前記下部フレームの長穴に移動自在かつ回転自在に嵌合した支柱部材であることを特徴とする膝ブレース。
  3. 第一の支柱部材が大腿部と下腿部の外面側に固定され、第二の支柱部材が大腿部と下腿部の内面側に固定される請求項2に記載の膝ブレース。
  4. 大腿部に固定される上部フレームの上端部に、大腿部の外周部にあてがわれて前記第一の支柱部材と第二の支柱部材の上端部を互いに連結する平面視湾曲形状のフレキシブルな上部連結部材が設けられるとともに、下腿部に固定される下側フレームの下端部に、下腿部の外周部にあてがわれて前記第一の支柱部材と第二の支柱部材の下端部を互いに連結する平面視湾曲形状の剛性を有する下部連結部材が設けられている請求項2又は3に記載の膝ブレース。
  5. 上部連結部材が大腿部の後面側にあてがわれ、下部連結部材が下腿部の前面側にあてがわれる湾曲形状に形成されている請求項4に記載の膝ブレース。
JP2004373860A 2004-12-24 2004-12-24 膝用支柱部材及び膝ブレース Pending JP2006175143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004373860A JP2006175143A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 膝用支柱部材及び膝ブレース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004373860A JP2006175143A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 膝用支柱部材及び膝ブレース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006175143A true JP2006175143A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36729776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004373860A Pending JP2006175143A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 膝用支柱部材及び膝ブレース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006175143A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029424A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd 膝痛緩和装置
WO2010032476A1 (ja) * 2008-09-19 2010-03-25 有限会社愛トリノ 膝装具および膝装具用ジョイント部材セット
JP2012085756A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Ehime Univ 関節装具
WO2012098733A1 (ja) * 2011-01-19 2012-07-26 有限会社愛トリノ 膝装具及び外脚側ジョイント及び内脚側ジョイントのセット
JP2014511751A (ja) * 2011-04-21 2014-05-19 メディカル テクノロジー インコーポレイテッド 動的に変化する外側および内側ヒンジを有する整形外科用膝装具
KR102050977B1 (ko) * 2019-05-13 2019-12-02 송오식 착용식 다리 지지장치
JP2020511235A (ja) * 2017-04-14 2020-04-16 ソン・ドンホSONG, Dongho 脚矯正装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507430A (ja) * 1990-06-01 1993-10-28 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 自由中心係止蝶番を有する膝装具
JPH0767900A (ja) * 1991-11-11 1995-03-14 Biedermann Motech Gmbh 矯正器継手
JPH0898854A (ja) * 1994-05-30 1996-04-16 Otto Bock Orthopaed Ind Besitz & Verwalt Kg 膝関節矯正器
JPH09500801A (ja) * 1993-07-30 1997-01-28 ヘニング シユパンダウ,カイ 自己ロツク継手特に矯正継手
JP2002011028A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Tamotsu Sakishin 関節装具
JP2003159267A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Junpei Yamazaki 膝ブレース

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507430A (ja) * 1990-06-01 1993-10-28 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 自由中心係止蝶番を有する膝装具
JPH0767900A (ja) * 1991-11-11 1995-03-14 Biedermann Motech Gmbh 矯正器継手
JPH09500801A (ja) * 1993-07-30 1997-01-28 ヘニング シユパンダウ,カイ 自己ロツク継手特に矯正継手
JPH0898854A (ja) * 1994-05-30 1996-04-16 Otto Bock Orthopaed Ind Besitz & Verwalt Kg 膝関節矯正器
JP2002011028A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Tamotsu Sakishin 関節装具
JP2003159267A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Junpei Yamazaki 膝ブレース

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029424A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd 膝痛緩和装置
JP4735461B2 (ja) * 2006-07-26 2011-07-27 パナソニック電工株式会社 膝痛緩和装置
WO2010032476A1 (ja) * 2008-09-19 2010-03-25 有限会社愛トリノ 膝装具および膝装具用ジョイント部材セット
JP2012085756A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Ehime Univ 関節装具
WO2012098733A1 (ja) * 2011-01-19 2012-07-26 有限会社愛トリノ 膝装具及び外脚側ジョイント及び内脚側ジョイントのセット
JP5189714B2 (ja) * 2011-01-19 2013-04-24 有限会社 愛トリノ 膝装具及び外脚側ジョイント及び内脚側ジョイントのセット
US9510966B2 (en) 2011-01-19 2016-12-06 AITORINO Co., Ltd. Knee brace, and set of outer leg joint and inner leg joint
JP2014511751A (ja) * 2011-04-21 2014-05-19 メディカル テクノロジー インコーポレイテッド 動的に変化する外側および内側ヒンジを有する整形外科用膝装具
US9615955B2 (en) 2011-04-21 2017-04-11 Breg, Inc. Orthopedic knee brace with dynamically changing medial and lateral hinges
EP2942038B1 (en) * 2011-04-21 2020-03-11 Breg, Inc. Orthopedic knee brace with dynamically changing medial and lateral hinges
JP2020511235A (ja) * 2017-04-14 2020-04-16 ソン・ドンホSONG, Dongho 脚矯正装置
KR102050977B1 (ko) * 2019-05-13 2019-12-02 송오식 착용식 다리 지지장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6781091B2 (ja) 肢体動作支援装置
CN109419607B (zh) 运动辅助设备
KR102158131B1 (ko) 보행보조장치
US8764692B2 (en) Knee brace with lightweight structure
ES2290065T3 (es) Conjunto de bisagra para una abrazadera ortopedica de la rodilla y abrazadera de rodilla que incorpora el conjunto de bisagra.
JP5189714B2 (ja) 膝装具及び外脚側ジョイント及び内脚側ジョイントのセット
JP2007275482A (ja) 膝関節補助装置
US8388564B2 (en) Hyperextension knee brace
JP6981788B2 (ja) 動作補助装置
JP5243159B2 (ja) 手首補助装置
JP2010063780A5 (ja)
JP2006175143A (ja) 膝用支柱部材及び膝ブレース
KR20120106235A (ko) 무릎관절 보조기
US20140336553A1 (en) Active knee orthosis
JP6475725B2 (ja) 膝関節用装具
CN216496401U (zh) 一种踝关节康复机器人
JP4817327B2 (ja) 他動運動装置
JP6985503B2 (ja) 歩行補助装置
WO2019198268A1 (ja) 歩行補助装置
JP2010069059A (ja) 膝装具および膝装具用ジョイント部材セット
JP7014896B2 (ja) 歩行補助装置
JP2012085756A (ja) 関節装具
US20240173192A1 (en) Motion assistance apparatus
JP2000312694A (ja) 関節支持部材
CN109381324B (zh) 可调矫形器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Effective date: 20080421

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02