JP2006172925A - 横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドル - Google Patents

横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドル Download PDF

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Abstract

【課題】セルスタック間に接続部材を用いずに、横縞方式の固体酸化物形燃料電池セルスタック自体を直接接合することを可能とし、空気通路はセルスタックの厚みで確保できるなどの諸利点を有する横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルを得る。
【解決手段】内部に一端から他端に燃料が流通する燃料流路を有するとともに、外部面に複数個の固体酸化物形燃料電池セルを横縞状に配置した固体酸化物形燃料電池セルスタックの複数個を積層してなる横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルであって、該燃料流路の一端に燃料導入用の開口を設け、各固体酸化物形燃料電池セルスタックを、その燃料導入開口側を中心にし、且つ、他端を一つおきに反対側に向けて積層してなることを特徴とする横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドル。
【選択図】図6

Description

本発明は、横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルに関し、より具体的には内部に燃料の流路を有する横縞方式の固体酸化物形燃料電池セルスタックの複数個を連結してなる横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルに関する。
固体酸化物形燃料電池〔SOFC(=Solid Oxide Fuel Cell)、以下適宜SOFCと
略称する〕は、一般的には、作動温度が850〜1000℃程度と高いが、最近ではそれ以下、850〜650℃程度の作動温度のものも開発されつつある。SOFCは、電解質材料を挟んで燃料極と空気極(酸化剤として酸素が用いられる場合は酸素極)が配置され、燃料極/電解質/空気極の三層ユニットで単電池が構成される。
SOFCの運転時には、単電池(本明細書中適宜セルとも言う)の燃料極側に燃料を通し、空気極側に酸化剤として空気を通して、両電極を外部負荷に接続することで電力が得られる。ところが、セル一つでは高々0.8V程度の電圧しか得られないので、実用的な電力を得るためには複数のセルを電気的に直列に接続する必要がある。
SOFCセルを複数個接続し、SOFCスタックを構成するために、燃料流路を設けた接続部材により、SOFCセルを接続する。セルと接続部材との接続には、ガスのシール性を高めるためにガラスやセラミックス系耐熱接着剤により結合されている。
図16〜17は、特開2003−249256号公報や特開2004−39428号公報に記載されたSOFCスタック、発電装置を示す図である。図16(a)は全体の縦断面図、図16(b)はそのうちセルスタックを含む部分を取り出し、拡大して示した図である。図16において、91は発電装置、95はセルスタックであり、セルスタック95は断熱容器92内の下部に配置されている。セルスタック95は間隔を置いた複数のセル94で構成され、各セル94の燃料流路には燃料供給管93が連結されている。
その運転時において、空気が供給管96から導入され、熱交換器97で予熱される。予熱空気は分配管98を経て、その先端からセルスタック95の各セル間に供給される。矢印99は空気の折り返し流れ方向である。セルの一端部より排出された利用済み燃料中の未利用の燃料は空気極オフガスにより燃焼域で燃焼する。その燃焼熱は、空気供給管96から導入される空気の予熱やセルスタックの温度を保持するために利用される。したがって、セルスタック95の燃料導入部近傍のセルの温度と燃料排出端部のセルの温度では、温度差すなわち温度勾配が大きくなり、セルスタック95全体を均等な温度とすることができない。
また、図17では、特開2004−39428号公報の0048〜0049段落に記載のとおり、セルスタック101のセル支持板103が燃料ガスタンク105に接合されている。セルスタック101は、燃料電池セル107の一端部に係合突出部109が形成されており、この係合突出部109の凸曲部の一部が、セル支持板103のセル挿入孔111の凹曲面に係合し、ガラス113で接合されている。係合突出部109は円柱体の側面に燃料電池セルが挿通する孔が形成された構造とされ、燃料電池セル107の一端と燃料ガスタンク105の天板との間には隙間が形成され、その天板には、燃料ガスを燃料電池セル107のガス通過孔117に供給するための貫通孔119が形成されている。
ところが、図17のようなセルスタックでは、セル107のそれぞれをセル支持板103に接続する必要がある。また、接続部材とSOFCセルの構成材料との熱膨張率の違いにより、接続部に亀裂がはいり、ガスのシール性が保持できなくなる可能性がある。それかといって、各材料間の熱膨張率を近づけても、元々異種材料であることから、僅かな熱膨張率の違いにより、熱サイクルや熱衝撃に対して弱い。さらには、接続部を設けるので組み立てが煩雑となり、工程数が増加するため、安定して信頼性のあるセルスタックを作製することが難しく歩留まりが悪くなってしまう。
特開2003−249256号公報 特開2004−39428号公報
そこで、本発明は、例えば特許文献1〜3のような酸化物形燃料電池のセルスタックの配置構造を横縞方式の酸化物形燃料電池のセルスタックを用いたバンドルについて改善し、各セルスタック間に接続部材を用いずに、各セルスタック自体間で直接接合することを可能とし、バンドルを構成するSOFCセルスタックにおける空気通路をその厚みで確保できるなどの各種利点を有する横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルを提供することを目的とする。
本発明は、内部に一端から他端に燃料が流通する燃料流路を有するとともに、外部に複数個の固体酸化物形燃料電池セルを横縞状に配置した固体酸化物形燃料電池セルスタックの複数個を積層してなる横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルであって、該燃料流路の一端に燃料導入用の孔を設け、各固体酸化物形燃料電池セルスタックを、その燃料導入孔側を中心にし、且つ、他端を一つおきに反対側に向けて積層してなることを特徴とする横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルである。
本発明によれば、従来技術では必須であったSOFCセルスタック間の接続部材を用いずに、隣接するSOFCセルスタックを直接接合することができ、SOFCバンドルの空気流路は各セルスタックの厚みで確保されるのでスペース確保用の部材は不要である。また、本発明によれば、セルスタック間の接続部材といった異種材料を用いずにセルスタックを直接接合することにより、熱膨張率の差によるセルスタックの割れやガラスや耐熱性セラミックスの割れが生じないため、熱サイクルや熱衝撃に強いSOFCバンドルが実現される。
また、本発明によれば、燃料導入孔をSOFCセルスタックの中心に配置し、両端から未利用の燃料を含む利用済み燃料を放出し、燃焼させることで、SOFCバンドル内の温度差を従来のセルスタックよりも均一に保つことが可能となる。また、横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルを垂直方向に複数個、すなわち上下に複数個配置したユニットにおいて、利用済み燃料排出孔側に改質器を設ける場合、改質器を均一に加熱することができるなど、各種有用な効果が得られる。
本発明は、内部に一端から他端に燃料が流通する燃料流路を有するとともに、外部に複数個の固体酸化物形燃料電池セルを横縞状に配置した固体酸化物形燃料電池セルスタックの複数個を積層してなる横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルである。そして、該燃料流路の一端に燃料導入用の孔を設け、各固体酸化物形燃料電池セルスタックを、その燃
料導入孔側を中心にし、且つ、他端を一つおきに反対側に向けて積層してなることを特徴とする。そのように、その燃料導入孔側を中心にし且つ他端を一つおきに反対側に向けて積層することで利用済み燃料排出端が二面に設けられる。
横縞方式のSOFCセルスタックは、中空部を有する支持体に燃料極、電解質及び空気極からなるセルの複数個を横縞状に配置することで構成され、隣接するセル間は電気的に接合される。その中空部が燃料流路となるが、中空部は1個とは限らず必要に応じて複数個設けられる。支持体の構成材料の例としては、下記(1)〜(4)の材料が挙げられるが、本発明における支持体はこれら例示の材料に限定されない。
(1)Ni若しくはNi酸化物(NiO)と希土類元素酸化物が固溶したZrO2とか
らなる材料。希土類元素酸化物を構成する希土類元素としては、Y、La、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prなどを例示することができるが、好ましいものはYの酸化物である。Y23、Yb23、特にY23が好ましい。(2)スピネル。(3)フォルステライト。(4)ジルコン酸カルシウム。
セルを構成する固体電解質の構成材料の例としては下記(1)〜(4)の材料が挙げられるが、本発明における固体電解質は、イオン導電性を有する固体電解質であればよく、これら例示の材料に限定されない。
(1)イットリア安定化ジルコニア〔YSZ:(Y23X(ZrO21-X(式中x=
0.05〜0.15〕。
(2)スカンジア安定化ジルコニア〔(Sc23X(ZrO21-X(式中x=0.0
5〜0.15)〕。
(3)イットリアドープセリア〔(Y23X(CeO21-X(式中x=0.02〜0
.4)〕。
(4)ガドリアドープセリア〔(Gd23X(CeO21-X(式中x=0.02〜0
.4)〕。
セルを構成する燃料極の構成材料としては、Niを主成分とする材料、NiとYSZ〔(Y23X(ZrO21-X(式中x=0.05〜0.15)〕との混合物、好ましくは
当該混合物中、Niを40vol%以上分散させた材料などが挙げられる。空気極の構成材料としては、例えばSrドープLaMnO3が用いられる。
《横縞方式のSOFCセルスタックによる横縞方式のSOFCバンドルの構成態様1》
本発明の横縞方式のSOFCバンドルは、内部に一端から他端に燃料が流通する燃料流路を有する横縞方式のSOFCセルスタックを用いて構成される。図1はその横縞方式のSOFCセルスタックの構成例を説明する図である。
〈構成態様1のSOFCバンドルで用いる横縞方式のSOFCセルスタックの構成例〉
図1(a)は正面図、図1(b)は裏面図、図1(c)は側面図、図1(d)は図1(a)中A−A線断面図、図1(e)は図1(b)中B−B線断面図である。図1(e)は図1(a)〜(e)より拡大して示している。図1中、2は中空短冊状(中空扁平状)の支持体で、その中空部が燃料流路7となる。支持体2は、その長手方向の一端側に燃料導入用の開口3を有する。支持体2の開口3側の端部は、4として示すように封止され、その他端部は開放され、排ガス放出部5となる。中空部は、その一端に燃料導入用の開孔6を有し、その他端に利用済み燃料排出用の開孔8を有し、開孔8が利用済み燃料の排出孔となる。
支持体2の表裏両面には、それぞれ、燃料極、電解質及び空気極からなるセル9の複数個が横縞状に配置される。図1にはセル9が支持体2の片面に9個、表裏両面合わせて1
8個の場合を示しているが、その数は適宜選定される。隣接するセル間はインターコネクタにより電気的に接合されるが、図示は省略している。こうしてSOFCセルスタック1が構成される。なお、図1には支持体2が横断面矩形状の場合を示しているが、図1(f)のように横断面が両端に丸みをもつ矩形状、断面四角形状、断面楕円形状その他各種形状に構成される。
〈構成態様1のSOFCバンドルの構成例〉
上記のように構成したSOFCセルスタックの複数個によりSOFCバンドルを構成する。図2は各部材の配置関係、作製方法の態様を説明する図である。図2のとおり、図1に示すようなSOFCセルスタック1の複数個を、燃料流路7への燃料導入用開口3の位置を一致させ、且つ、他端の排ガス放出部5を一つおきに反対側に向けて配置する。なお、図2では、各部材は、その位置関係を示すため間隔を置いて示しているが、隣接するSOFCセルスタックが、燃料流路7への燃料導入用開口3の位置で、それぞれ当接するように配置される。
10は燃料供給管であり、燃料供給管10は図2中最左端のセルスタック1の開口3側に固定される。11はその固定のための補助部材であり、燃料供給管10の外径とほぼ同じ内径の開口を有する。燃料供給管10を開口3に固定するに際して、補助部材11を介在させることで安定に固定される。12は、図2中最右端のセルスタック1の開口3を塞ぐための部材(閉塞部材)であり、該開口3に対して当接される。
その状態で各部材を直接接合し且つガスシールする。図3はその接合、ガスシールの態様を説明する図である。図3(a)は断面図で、上部及び下部の一部をカットして示している。図3(b)は側面図である。図3のとおり、セルスタック1、燃料供給管10、補助部材11の各部材を被ってガラス接合材やセラミックス系耐熱接合材などを用いて各部材を直接接合し且つガスシールする。
閉塞部材12は、最右端のセルスタック1として図4に示すようなセルスタックを用いる場合には必要でない。すなわち、図4に示すセルスタック1では、開口3を支持体の両面のうち片側だけに設けてある。そして、バンドルとしての組み立てに際して、その開口3を燃料供給管10側に臨ませ、その状態で各部材を直接接合し且つガスシールする。
図5は、こうして構成した横縞方式のSOFCバンドルを示す図である。図5(b)は正面図(平面図)、図5(a)は図5(b)の左側面図、図5(c)は図5(b)の右側面図である。図5のとおり、各セルスタック1の開口3側を中心にし、他端を一つおきに反対側に向けて積層されている。これにより、隣接するセルスタック1間にセルスタックの厚みに相当する間隙Sが形成される。また、燃料導入孔6側を中心にし且つ他端を一つおきに反対側に向けて積層することで、利用済み燃料排出端が二面〔図5(b)で言えば、上端部及び下端部の二面〕に設けられる。なお、図5には、セルスタック1の40個を積層した場合を示しているが、セルスタック1は2個以上の複数個を配置することができる。その数は偶数個でも奇数個でもよい。
図6はそのようなSOFCバンドルを水平ないしほぼ水平に配置した場合の斜視図で、20個のセルスタック1をバンドル化した場合を示している。燃料供給管10から供給される燃料は、各セルスタック1の開口3からセルスタック1の燃料導入用の開孔6に導入され、燃料流路7を経て、各排ガス放出部5の利用済み燃料排出用の開孔8から排出される。一方、上記間隙Sが空気(酸化剤ガス)の流路となり、各セルスタック1間の空気流路はセルスタックの厚みで確保される。例えば、空気を図5(b)の紙面に対して直角ないしほぼ直角に流すことで、空気は隣接する各セルスタック1の側面間で形成された各間隙Sを流れる。
この点、従来技術では、例えば前述図16(a)〜(b)のように、別途複数個の空気(酸素含有ガス)供給管98を配置する必要があり、しかも該供給管98の先端からの折り返し流として供給する必要がある。これに対して、本発明においては、空気は各間隙Sに通すだけでよく、従来技術では必須であった酸素含有ガス供給管98は不要である。このため、SOFCバンドルの構成を格段に単純化することができる。
以上のように構成した本発明のSOFCバンドルは、断熱容器等のケーシング内に配置、収容して使用されるが、両端の各排ガス放出部25から排出された未利用の燃料を、各間隙Sを流通した未利用の空気と混合、燃焼させることで、セルスタックを両端から加熱できるので、セルスタック内の温度差を、従来のセルスタックに比べて、より均一に保つことができる。
すなわち、従来のセルスタックでは、セルの集積密度を上げると内部に熱がこもり、セルスタックの中心温度は外周部と比較して温度が高くなる傾向があった。これに対して、本発明のセルスタック、バンドルにおいては、燃料の導入口をセルスタック、バンドルの中心に配置し、燃料の排出部をセルスタック、バンドルの両端に配置したことで、SOFCバンドル内の温度分布の差を少なくし、より均一な温度に保つことができる。
さらに、本発明によれば、従来技術では必須であったセルスタック間の接続部材を用いずに、SOFCセルスタック自体を直接接合することができる。また、セルスタック間の接続部材といった異種材料を用いずに各セルスタックを直接接合することから、熱膨張率の差によるセルスタック構成部材の割れが生じないため、熱サイクルや熱衝撃に強いSOFCバンドルが実現される。
〈構成態様1のSOFCバンドルの使用態様:ユニット〉
以上のように構成した横縞方式のSOFCバンドルは、その一個または複数個と、そのそれぞれに空気等の酸化剤ガス供給機構を併置することで発電装置として構成される。
図7はその態様を斜視図として示す図である。図7のとおり、SOFCバンドルの下面に平行に空気等の酸化剤ガスの分配機構14が配置される。分配機構14には空気等の酸化剤ガス供給管13が配置され、また、分配機構14にはSOFCバンドルの下面の全域に対応し、その面に向けて酸化剤ガスを分配する複数の酸化剤ガス放出孔15が設けられている。図8は、SOFCバンドル及び酸化剤ガス分配機構14を断熱容器16内に収容した態様を示す図で、断面図として示している。なお、燃焼排ガスは、断熱容器16に設けた排出管(図示省略)から排出される。
図9は、そのSOFCバンドル及び酸化剤ガス分配機構14における、運転時における酸化剤ガスの流通方向等を説明する図である。図9のとおり、酸化剤ガス供給管13から供給され、酸化剤ガス放出孔15から放出される酸化剤ガスは、図9中、矢印のように流通する。すなわち、酸化剤ガスは、SOFCバンドルにおいて、面平行に配置された各セルスタック1間の間隙S〔図5(b)参照〕を通りながら、発電に寄与した後、各セルスタック1の左右両端に向けて流れる。各セルスタック1の左右両端部面からは未利用燃料を含む利用済み燃料が排出される。
各セルスタック1の排ガス放出部5の利用済み燃料の排出孔8から排出された未利用燃料を含む利用済み燃料と利用済み酸化剤ガスは、その各端部面の空間、すなわち図9中オフガス燃焼域として示す領域で燃焼する。この燃焼は各セルスタック1の左右両端部の領域、つまり二面に設けた利用済み燃料排出端で起こるので、その輻射熱により各セルスタック1の全域、すなわち各セルスタック1の両端部面側から燃料供給側(各セルスタック1の開口3、8側、図5〜6参照)までの全域が加熱される。これにより、各セルスタック1の全域及び各セルスタック1間における温度勾配を低減することができる。
図10は、図5〜6のようなSOFCバンドルの複数個を用いる態様例を示している。図10のとおり、SOFCバンドルと酸化剤ガス分配機構14を順次上下に配置し、断熱容器16に収容する。各セルスタックの左右両端面から未利用燃料を含む利用済み燃料が排出され、その各端部面のオフガス燃焼域で燃焼する。この燃焼は各セルスタックの左右両端部面の領域で起こり、その輻射熱により各セルスタック1の全面、すなわち両端部面側から燃料供給側までの全域が加熱され、上下の各セルスタック1も均等に加熱されるので、各セルスタック1の全体としても温度勾配を低減することができる。なお、燃焼排ガスは、断熱容器16に設けた排出管(図示省略)から排出される。
《横縞方式のSOFCセルスタックによる横縞方式のSOFCバンドルの構成態様2》
本発明は、内部に一端から他端に燃料が流通する燃料流路を複数個有するSOFCセルに対しても適用される。図11〜12は本構成態様2で用いる横縞方式のSOFCセルスタック21の構成例である。
〈構成態様2のSOFCバンドルで用いる横縞方式のSOFCセルスタックの構成例〉
図11(a)は正面図(平面図)、図11(b)は裏面図、図11(c)は図11(a)中A−A線断面図、図11(d)は図11(b)中B−B線断面図である。図11(d)は図11(a)〜(c)より拡大して示している。図11において、22は複数の中空部を有する短冊状(中空扁平状)の支持体で、その中空部が燃料流路27となる。支持体22は、その長手方向の一端側に燃料導入用の開口23を有する。
支持体22の開口23側の端部は、24として示すように封止され、その他端部は開放され、排ガス放出部25となる。図11(e)は図11(a)〜(b)を端部封止24側から見た図である。中空部は、その一端に燃料導入用の開口23に臨む燃料導入用の開孔26を有し、その他端に利用済み燃料の排出孔28を有する。図11(f)は図11(a)〜(b)を排出孔28側から見た図である。支持体2の表裏両面には、それぞれ、燃料極、電解質及び空気極からなるセル29の複数個が横縞状に配置される。図11には支持体22の片面にセル29が9個、表裏両面で18個の場合を示しているが、その数は適宜選定される。隣接するセル間はインターコネクタにより電気的に接合されるが、図示は省略している。
こうしてSOFCセルスタック21が構成される。なお、図11には支持体22の横断面が両端に丸みをもつ矩形状の場合を示しているが、断面矩形状のほか、断面四角形状、断面楕円形状その他各種形状に構成される。図12はこうして構成したSOFCセルスタック21の斜視図で、図12(a)は開口23、端部封止24側から見た斜視図、図12(b)は排ガス放出部25、利用済み燃料の排出孔28側から見た斜視図である。
〈構成態様2のSOFCバンドルの構成例〉
上記のように構成したSOFCセルスタックの複数個によりSOFCバンドルを構成する。図13は各部材の配置関係、作製方法の態様を説明する図である。図13(a)は正面図(平面図)、図13(b)は図13(a)を上方から見た図である。図13のとおり、図11〜12に示すようなSOFCセルスタック21の複数個を、燃料流路27への燃料導入用開口23の位置を一致させ、且つ、他端の排ガス放出部25を一つおきに反対側に向けて配置する。なお、図13では、各部材は、その位置関係を示すため間隔を置いて示しているが、隣接するSOFCセルスタック21が、燃料流路27への燃料導入用開口23の位置で、それぞれ当接するように配置される。
図13(a)中、30は燃料供給管であり、補助部材32を介して最左端のセルスタック21の開口23に接合固定される。燃料供給管30は図13(c)に示すように中空部31を有し、これが燃料供給路となる。補助部材32は、燃料供給管30の外径とほぼ同じ内径の開口を有し、補助部材32に燃料供給管30を嵌合させる。このように燃料供給管30を開口23に接合、固定するに際して、補助部材32を介在させることで安定に固定される。33は、図13(a)中最右端のセルスタック21の開口23を塞ぐための部材(閉塞部材)であり、該開口23に対して当接、固定される。
その状態で各部材を直接接合し且つガスシールする。その接合は、前述図3に示す接合、ガスシールの態様と同様の態様で行うことができる。すなわち、セルスタック21、燃料供給管30、補助部材32の各部材を被ってガラス接合材やセラミックス系耐熱接合材などを用いて各部材を直接接合し且つガスシールする。
本構成態様2のバンドルでも、閉塞部材33は、最右端のセルスタック21として、図14に示すようなセルスタックを用いる場合には必要でない。すなわち、図14に示すセルスタック21では、開口23を支持体22の両面のうち片側だけに設けてある。そして、バンドルとしての組み立てに際して、その開口23を燃料供給管30側に臨ませ、その状態で各部材を直接接合し且つガスシールする。
図15は、こうして構成した横縞方式のSOFCバンドルを示す図である。図15(b)は正面図(平面図)、図15(a)は図15(b)の左側面図、図15(c)は図15(b)の右側面図、図15(d)は図15(b)の上面図〔図15(b)を上から見た図〕である。図15のとおり、各セルスタック21は、その開口23側を中心にし、他端を一つおきに反対側に向けて積層されている。これにより、隣接するセルスタック21間にセルスタックの厚みに相当する間隙Sが形成される。なお、図15には、セルスタック21の40個を積層した場合を示しているが、セルスタック21は2個以上の複数個を配置することができる。その数は偶数個でも奇数個でもよい。
本構成態様2のSOFCバンドルも、構成態様1のSOFCバンドルの場合と同じく、そのようなSOFCバンドルを水平ないしほぼ水平に配置して使用される。燃料供給管30から供給される燃料は、各セルスタック21の開口23からセルスタック21の燃料導入用の開孔26に導入され、燃料流路27を経て、各排ガス放出部25の利用済み燃料排出孔28から排出される。一方、上記間隙Sが空気(酸化剤ガス)の流路となり、各セルスタック21間の空気流路はセルスタックの厚みで確保される。例えば、空気を図15(b)の面に対して下部から直角ないしほぼ直角に流すことで、空気は各間隙Sを上方に流れ、発電に寄与する。
以上のように構成した本構成態様2の横縞方式のSOFCバンドルは、前記〈構成態様1のSOFCバンドルの使用態様:ユニット〉の場合と同様にして(図7〜10参照)、その一個または複数個と、そのそれぞれに空気等の酸化剤ガス供給機構を併置することで発電装置として構成される。その作用効果についても、前記〈構成態様1のSOFCバンドルの使用態様:ユニット〉の場合と同様である。
SOFCバンドルの構成態様1で用いる横縞方式のセルスタックの構成例を説明する図 構成態様1のSOFCバンドルを構成する場合の各部材の配置関係、作製方法の態様を説明する図 図2の状態で各部材を直接接合し且つガスシールする態様例を示す図 最右端のセルスタック1の態様例を示す図 構成態様1のSOFCバンドルを示す図 構成態様1のSOFCバンドルを斜視図として示す図 構成態様1のSOFCバンドルの使用態様を斜視図として示す図 構成態様1のSOFCバンドルの使用態様を示す図 構成態様1のSOFCバンドルの使用態様における酸化剤ガスの流通方向等を説明する図 構成態様1のSOFCバンドルの使用態様を示す図 SOFCバンドルの構成態様2で用いる横縞方式のセルスタックの構成例を説明する図 SOFCバンドルの構成態様2で用いるセルスタックの斜視図 構成態様2のSOFCバンドルを構成する場合の各部材の配置関係、作製方法の態様を説明する図 最右端のセルスタック21の態様例を示す図 構成態様2のSOFCバンドルを示す図 従来のSOFCスタック、発電装置を示す図 従来のSOFCスタックを示す図
符号の説明
1、21 横縞方式のSOFCセルスタック
2、22 中空部を有する支持体
3、23 支持体2の長手方向の一端側の燃料導入用開口
4、24 封止部
5、25 排ガス放出部
6、26 中空部の一端の燃料導入用開孔
7、27 燃料流路
8、28 中空部の他端の利用済み燃料排出孔
9、29 セル
10、30 燃料供給管
11、32 補助部材
12、33 閉塞部材
S 隣接する各SOFCセルスタック1間の間隙
13 空気等の酸化剤ガス供給管
14 空気等の酸化剤ガス供給機構
15 酸化剤ガスを分配する複数の酸化剤ガス放出孔
16 断熱容器
91 発電装置
92 断熱容器
93 燃料供給管
94 セル
95 セルスタック
96 空気供給管
97 熱交換器
98 予熱空気の分配管
99 空気の折り返し流れ方向
101 セルスタック
103 セル支持板
105 燃料ガスタンク
107 燃料電池セル
109 係合突出部
111 セル挿入孔
113 ガラス
117 ガス通過孔
119 貫通孔

Claims (4)

  1. 内部に一端から他端に燃料が流通する燃料流路を有するとともに、外部面に複数個の固体酸化物形燃料電池セルを横縞状に配置した固体酸化物形燃料電池セルスタックの複数個を積層してなる横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルであって、該燃料流路の一端に燃料導入用の開口を設け、各固体酸化物形燃料電池セルスタックを、その燃料導入開口側を中心にし、且つ、他端を一つおきに反対側に向けて積層してなることを特徴とする横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドル。
  2. 前記横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルが、水平ないしほぼ水平に配置され、前記他端を一つおきに反対側に向けて積層することで二面に設けた利用済み燃料排出端の各排出孔から利用済み燃料が水平ないしほぼ水平に排出される横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルであることを特徴とする請求項1に記載の横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドル。
  3. 前記燃料流路が少なくとも一個以上の燃料流路であり、該燃料流路の断面が矩形状、四角形状、円形状または楕円形状の燃料流路であることを特徴とする請求項1または2に記載の横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の横縞方式の固体酸化物形燃料電池バンドルの一個または複数個を水平ないしほぼ水平に配置し、それら一個または複数個の各バンドルの下部にそれぞれ酸化剤ガスの分配機構を配置してなることを特徴とする横縞方式の固体酸化物形燃料電池ユニット。
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