JP2006172832A - 電気光学装置、その製造方法及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、その製造方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易に製造可能な白色の発光素子を用いた電気光学装置を提供する。
【解決手段】 電気光学装置AAは、白色で発光するOLED素子が形成される第3層3
0と、その下部に位置しミクロ層分離膜を備えた反射型のカラーフィルタが形成される第
2層20と、第3層30の上部に位置し、透過型のカラーフィルタを備えた第4層40と
、OLED素子を駆動するためのトランジスタが形成された第1層10を有する。ミクロ
層分離膜はインクジェット法によって形成することができるので、簡易に製造することが
できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、カラー表示が可能な電気光学装置、その製造方法及び電子機器に関する。
液晶表示装置に替わる画像表示装置として、有機発光ダイオード素子(以下、OLED
素子と称する。)を備えた装置が注目されている。OLED(Organic Light Emitting D
iode)素子は、光の透過量を変化させる液晶素子とは異なり、それ自体が発光する電流駆
動型の自発光素子である。
近年は大画面化の傾向にあり、この点はOLED素子を用いた画像表示装置でも同様で
ある。この装置をマスク蒸着法で製造する場合、マスクの撓み等に起因して正確なパター
ニングができないといった問題がある。特許文献1には、マスク蒸着の代わりに白色のO
LED素子とマイクロキャビティとを組み合わせ、さらに、カラーフィルタを用いること
によって、カラー表示を実現する技術が開示されている。
ミツヒロ カシワバラ(Mitsuhiro Kashiwabara),外13名,「マイクロキャビティを用いた白色発光に基づくAM−OLED表示装置(AdobancedAM-OLED Display Based on White Emitter with Microcavity Structure)」,SIDシンポジウムダイジェスト・テクニカルペーパー(SIDSymposium Digest of Technical Papers),(米国),ソサイアティ・フォー・インフォメーション・ディスプレイ(Societyfor Information Display),2004年5月,第35巻、第2号,p.1017−1019(Figure1参照)
しかしながら、マイクロキャビティの波長特性はその光路長等によって定まるため、R
GB各色に対応する特性を得るためには、画素電極の膜厚を精密に制御する必要があり、
製造工程が複雑になるといった問題があった。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、簡易に製造可能な白色の発光素子
を用いた電気光学装置、その製造方法及び電子機器を提供することを解決課題とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る電気光学装置は、白色の発光素子が形成さ
れた発光層と、前記発光層の一方側に位置し、反射型のカラーフィルタが形成された反射
フィルタ層とを備える。この発明によれば、発光層で発光された光は反射型のカラーフィ
ルタで反射されるので、カラー表示が可能となる。この場合、マイクロキャビティのよう
に膜厚を精密に制御する必要はないので、構成を簡易にできる。
上述した電気光学装置は、前記発光層の他方側に位置し、透過型のカラーフィルタが形
成された透過フィルタ層を備えることが好ましい。この発明によれば、発光層を反射フィ
ルタ層と透過フィルタ層で挟み込むことになるので、色の純度をより一層向上させること
ができると共に、効率を高めることが可能となる。
ここで、前記反射フィルタ層はミクロ相分離膜を備えていることが好ましい。更に、前
記反射フィルタ層は、領域を仕切るバンク部と、前記バンク部によって仕切られた各領域
に形成されたミクロ相分離膜と、を備えることが好ましい。より具体的には、前記ミクロ
相分離膜は、互いに非相溶性で屈折率の異なる2種類以上のポリマーの相から構成され、
前記反射フィルタ層の前記バンク部で仕切られた領域は、白色の光が入射するとR色の光
を反射するR反射領域、白色の光が入射するとG色の光を反射するG反射領域、及び白色
の光が入射するとB色の光を反射するB反射領域に区分けされ、前記R反射領域、前記G
反射領域、および前記B反射領域において、前記ミクロ相分離膜の各相によって構成され
る格子間隔が互いに相違することが好ましい。
ミクロ相分離膜における反射光の波長特性は、これを構成する各相の格子間隔によって
定まるのが、本発明においては、R反射領域、G反射領域、B反射領域において、格子間
隔が相違するので、所望の反射特性を得ることができる。換言すれば、R色、G色、B色
の各々の対応するようにミクロ相分離膜の格子間隔を設定すればよい。
また、上述した電気光学装置は、前記反射フィルタ層から見て前記発光層が位置する面
と反対側の面に形成され、前記発光素子を駆動するためのトランジスタが形成された素子
層を備え、前記反射フィルタ層は、絶縁性を有し、且つ、前記トランジスタと前記発光素
子とを接続するためのコンタクトホールが形成されることが好ましい。この場合、反射層
の下部にトランジスタを配置できるので、スペースを有効に利用することができ、開口率
を向上させることが可能となる。
ここで、前記コンタクトホールは前記バンク部に形成されても良いし、あるいは、前記
ミクロ相分離膜に形成されてもよい。ミクロ相分離膜は光を反射するため、プロセスが複
雑になるが、バンク部にコンタクトホールを形成すれば、プロセスを簡易にできる。
また、上述した発光素子は、透明な陽極及び透明な陰極、並びに正孔と電子の結合によ
り発光する機能層とを備えることが好ましい。例えば、有機発光ダイオード及び無機発光
ダイオードが含まれ得る。
次に、本発明に係る電子機器は上述した電気光学装置を備えることを特徴とし、携帯電
話機、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、或は電子カメラ等が含まれる。
次に、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、基板上にトランジスタを含む素子層を
形成する第1工程と、前記素子層の上にバンク部を形成する第2工程と、前記バンク部に
よって仕切られた各領域に互いに非相溶性で屈折率の異なる2種類以上のポリマーからな
る液体材料を吐出するミクロ相分離膜を形成する第3工程と、前記第2工程及び前記第3
工程により形成された反射フィルタ層の上に発光素子を含む発光層を形成する第4工程と
を備えることを特徴とする。この発明によれば、ミクロ相分離膜を吐出法によって形成す
るこができるので、装置構成が著しく簡易であり、装置価格も格段に安価となる。液状材
料を吐出法で使用する装置は大気圧雰囲気にて膜を製造できるので、減圧雰囲気で成膜が
行われるCVD装置等の成膜装置に比較してスループットが高く、メンテナンスが簡単な
ことから、装置の可動率を向上させることができる。
<1.電気光学装置>
図1は、本発明に係る電気光学装置の概略構成を示すブロック図である。電気光学装置
1は、電気光学パネルAAと外部回路を備える。電気光学パネルAAには、画素領域A、
走査線駆動回路100、及びデータ線駆動回路200が形成される。このうち、画素領域
Aには、X方向と平行にm本の走査線101が形成される。また、X方向と直交するY方
向と平行に3n本のデータ線103が形成される。そして、走査線101とデータ線10
3との各交差に対応して画素回路Pが各々設けられている。
画素回路PはOLED素子を含んでいる。この例のOLED素子の発光色は白色である
。但し、画素から取り出される色は、R色、B色、及びG色である。図に示す「R」、「
G」、及び「B」の符号は、各画素の発光色を示している。この例にあっては、データ線
103に沿って各色の画素回路Pが配列されている。OLED素子は白色で発光するので
、RGB各色の画素回路Pに個別の電源を供給する必要はない。このため、共通の電源線
Lを介して電源電圧Vddが各画素回路Pに供給される。
走査線駆動回路100は、複数の走査線101を順次選択するための走査信号Y1、Y
2、Y3、…、Ymを生成して、各画素回路Pに各々供給する。走査信号Y1は、1垂直
走査期間(1F)の最初のタイミングから、1水平走査期間(1H)に相当する幅のパル
スであって、1行目の走査線101に供給される。以降、このパルスを順次シフトして、
2、3、…、m行目の走査線101の各々に走査信号Y2、Y3、…、Ymとして供給す
る。一般的にi(iは、1≦i≦mを満たす整数)行目の走査線101に供給される走査
信号YiがHレベルになると、当該走査線101が選択されたことを示す。
データ線駆動回路200は、選択された走査線101に位置する画素回路Pの各々に対
し階調信号Xr1、Xg1、Xb1、Xr2、Xg2、Xb2、…、Xrn、Xgn、X
bnを供給する。この例において、階調信号Xr1〜Xbnは階調輝度を指示する電圧信
号として与えられる。なお、以下の説明において、添え字の「r」はR色に、「g」はG
色に、「b」はB色に対応することを各々示す。
制御回路300は、各種の制御信号を生成してこれらを走査線駆動回路100及びデー
タ線駆動回路200へ出力する。Y転送開始パルスDYは、垂直方向の走査の開始を示す
パルスであり、走査線駆動回路100はY転送開始パルスDYを順次転送して走査信号Y
1、Y2、Y3、…、Ymを生成する。Yクロック信号YCLKは垂直走査の時間基準と
なる信号である。一方、X転送開始パルスDXは、水平方向の走査の開始を示すパルスで
あり、データ線駆動回路100はX転送開始パルスDXを順次転送してデータ線103に
階調信号Xr1、Xg1、Xb1、Xr2、Xg2、Xb2、…、Xrn、Xgn、Xb
nを出力するタイミングを指定するタイミング信号を生成し、これを用いて階調信号をデ
ータ線103に出力する。Xクロック信号XCLKは水平走査の時間基準となる信号であ
る。また、制御回路300は入力画像データDinにガンマ補正等の処理を施して出力画
像データDoutを生成し、データ線駆動回路200に出力する。
次に、画素回路Pについて説明する。図2に、画素回路Pの回路図を示す。同図に示す
画素回路Pは、i行目に対応するものであり、電源電圧Vddが供給される。画素回路P
は、2個の薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下「TFT」と省略する)11
0及び120と、容量素子130と、OLED素子35とを備える。このうち、pチャネ
ル型のTFT110のソース電極は電源線Lに接続される一方、そのドレイン電極はOL
ED素子35の陽極に接続される。また、TFT110のソース電極とゲート電極との間
には、容量素子130が設けられている。TFT120のゲート電極は走査線101に接
続され、そのソース電極は、データ線103に接続され、そのドレイン電極はTFT11
0のゲート電極と接続される。
このような構成において、走査信号YiがHレベルになると、nチャネル型TFT12
0がオン状態となるので、接続点Zの電圧が電圧Vdataと等しくなる。このとき、容量素
子130にはVdd−Vdataに相当する電荷が蓄積される。次に、走査信号YiがLレベ
ルになると、TFT120はオフ状態となる。TFT110のゲート電極における入力イ
ンピーダンスは極めて高いので、容量素子130における電荷の蓄積状態は変化しない。
TFT110のゲート・ソース間電圧は、電圧Vdataが印加されたときの電圧(Vddr
−Vdata)に保持される。OLED素子35に流れる電流Ioledは、TFT110のゲー
ト・ソース間電圧によって定まるので、電圧Vdataに応じた電流Ioledが流れる。
次に、電気光学パネルAAの構造について説明する。図3に、電気光学パネルAAの断
面を模式的に示す。電気光学パネルAAは、基板K、第1層10、第2層20、第3層3
0、及び第4層40を備える。第1層10には、上述したTFT110、TFT120、
及び容量素子130等が形成される。第2層20には反射型カラーフィルタが構成される
。この反射型カラーフィルタは、R色を反射するR反射領域20r、G色を反射するG反
射領域20g、B色を反射するB反射領域20bを備える。これらの反射領域20r、2
0g、20bはミクロ相分離膜によって構成される。ミクロ相分離膜は、互いに非相溶性
で屈折率の異なる2種類以上のポリマーの相から構成され、所定の波長の光を反射する機
能と絶縁機能を併せ持つ。
図4に、ミクロ相分離膜の構造を模式的に示す。ミクロ相分離膜は物質相M1と物質相
M2とから構成されている。各物質相M1、M2は、互いに非相溶性を有する物質から構
成されており、それぞれ高分子構造体(ポリマー)が好適に用いられる。例えば、この相
分離構造は、第1の繰り返し単位(第1のブロック)と第2の繰り返し単位(第2のブロ
ック)とを含む前記ブロックコポリマーの当該第1もしくは当該第2の繰り返し単位のい
ずれか一方の繰り返し単位からなるホモポリマー(高分子構造体)を混合することにより
得ることができ、ブロックコポリマーの種類や、ホモポリマーの量等を適宜選択すること
により、相分離構造の各相の大きさまたは間隔を、設定することができる。言い換えれば
、所望の発色に応じてブロックコポリマーの種類や、ホモポリマーの量等を選択すればよ
い。
好適なブロックコポリマーとしては、例えば、ポリスチレンとポリイソプレンからなる
ブロックコポリマーや、ポリ(2−ビニルピリジン)とポリイソプレンからなるブロック
コポリマーなどがある。さらに、ポリメチルメタクレート(PMMA)とポリイソプレン
又はポリブタジエンからなるブロックコポリマーなどが挙げられる。中でも、使用する溶
媒に対して高い溶解性を備えたブロックコポリマー及びホモポリマーが望ましい。
また、ブロックコポリマー、あるいはグラフトコポリマーの具体例としては、芳香環含
有ポリマー鎖として、例えば、ビニルナフタレン、スチレン、又は、これらの誘導体から
選択される少なくとも1種のモノマーが重合したポリマー鎖などがあり、アクリル系ポリ
マー鎖としては、例えば、ポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート、ポリt−ブチル
メタクリレートなどアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、又は、これらの誘導体から
選択される少なくとも1種のモノマーが重合したポリマー鎖が用いられる。ポリエーテル
鎖としては、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドなどのポリアルキレンオキ
シド鎖が良い。ポリシラン鎖としては、ポリジブチルシランなどのジアルキルポリシラン
誘導体などが良い。
さらに、前記ブロックコポリマー、あるいは前記グラフトコポリマーにおけるブロック
鎖の組み合わせの具体例としては、以下に示すものが挙げられる。例えば、ポリスチレン
鎖+ポリメチルメタクリレート鎖、ポリスチレン鎖+ポリアクリル酸鎖、ポリスチレン鎖
+ポリエチレンオキシド鎖、ポリスチレン鎖+ポリプロピレンオキシド鎖、ポリスチレン
鎖+ポリフェニルメチルシラン鎖、ポリスチレン鎖+ポリジブチルシラン鎖、ポリビニル
ナフタレン鎖+ポリメチルメタクリレート鎖、ポリビニルナフタレン鎖十ポリアクリル酸
鎖、ポリビニルナフタレン鎖+ポリエチレンオキシド鎖、ポリビニルナフタレン鎖+ポリ
プロピレンオキシド鎖、ポリビニルナフタレン鎖+ポリフェニルメチルシラン鎖、ポリビ
ニルナフタレン鎖+ポリジブチルシラン鎖などである。
相分離構造を有する膜3を備えた素子基板は、例えば、次のような方法で形成される。
まず、ブロックコポリマーに、該ブロックコポリマーを構成する各ブロック鎖(ポリマー
鎖)の一方と相溶性のあるホモポリマーを混合する。混合して生成された液状材料L1を
ブロックコポリマーの系の「秩序−無秩序転移温度(TODT)」以上の温度に加熱して
溶融するか、又は共通溶媒に溶解することにより、完全に混合した無秩序混合状態の液状
材料L2を形成する。
加熱後の液状材料L2の温度をTODT以下に低下させるか、又は溶媒を蒸発させるこ
とにより、規則正しい秩序構造を形成させ、格子間隔が100nm以上である各ポリマー
相(ブロック鎖相)からなるミクロ相分離構造を形成させる。上記の方法によれば、混入
するホモポリマーの量を調整することにより格子間隔を制御し、同一のブロックコポリマ
ーを用いて相分離構造体が主に反射する光の波長域を変化させることが可能となる。加え
て、ブロックコポリマーの分子量を増加させることにより相分離構造体の反射する波長域
のコントロール幅を広げることも可能となる。即ち、ミクロ相分離膜の反射波長は、これ
を構成する各相の格子間隔に依存する。反射領域20r、G反射領域20g、及びB反射
領域20bに用いられるミクロ相分離膜は、格子間隔及び波長域が各々R色、G色、及び
B色を反射できるように調整されている。
説明を図3に戻す。第3層30には白色を発光するOLED素子35が形成され、第4
層40には透過型カラーフィルタが形成される。透過型カラーフィルタは、R色を透過す
るR透過領域40r、G色を透過するG透過領域40g、B色を透過するB透過領域40
bを備える。
以上の構成において、例えば、G反射領域20gとG透過領域40gに挟まれた第3層
30に位置するOLED素子35が白色で発光すると下向きに向かう光は、G反射領域2
0gで反射され、G色の反射光となりG透過領域40gから射出される。また、上向きに
向かう光は、G透過領域40gを通過することによって、G色の光として射出される。こ
の点は、R色及びB色についても同様である。
図5は、電気光学パネルAAの詳細な構造を示す断面図である。TFT110は、Si
を主体とする下地保護層11を介して基板Kの表面に設けられている。なお、第1層
10にはTFT110の他に、TFT120や容量素子130などが形成される。下地保
護層11の上層にはシリコン層111が形成される。このため、TFT110は、Nチャ
ネル型のトランジスタとなる。ゲート絶縁層12はシリコン層111を覆うように下地保
護層11の上層に設けられる。ゲート絶縁層12の上面のうちシリコン層111に対向す
る部分にゲート電極113が設けられる。このゲート電極113を介してシリコン層11
1にはV族元素がドーピングされ、ドレイン領域111a及びソース領域111cが形成
される。ここで、V族元素がドーピングされていない領域がチャネル領域111bとなる
。第1層間絶縁層13はゲート電極113を覆うようにゲート絶縁層12の上層に形成さ
れる。さらに、ドレイン電極112がゲート絶縁層12及び第1層間絶縁層13並びに第
2層20にわたって開孔するコンタクトホールを介してドレイン領域111aと接続され
る。一方、ソース電極114はゲート電極113を挟んでドレイン電極112と対向する
位置に設けられ、ゲート絶縁層12及び第1層間絶縁層13にわたって開孔するコンタク
トホールを介してソース領域111cと接続される。
第2層20は、バンク部21で仕切られたR反射領域20r、G反射領域20g、及び
B反射領域20bを有する。各反射領域は上述したミクロ相分離膜から構成される。この
例では、バンク部21の下部にTFT110が形成されている。これは、反射光以外の色
の光が漏れてTFT110に入射してTFT110が誤動作するのを防止するためである
。なお、TFT110を遮光膜で覆うか、あるいは、入射光の光量が問題とならないので
あれば、各反射領域20r、20g、20bの下部にTFT110を形成してもよい。
この例では、バンク部21にコンタクトホールを形成してTFT110のドレイン電極
112を形成した。第1層10と第3層30との間で電気的な導通を取るためには、第2
層20にコンタクトホールを形成する必要がある。しかしながら、ミクロ相分離膜には光
を反射する性質があるため、各反射領域20r、20g、及び20bにコンタクトホール
を形成するのは容易ではない。そこで、バンク部21にコンタクトホールを形成してドレ
イン電極112を形成したのである。なお、製造工程が複雑になるの許容するのであれば
、各反射領域20r、20g、及び20bにコンタクトホールを形成してもよい。
次に、第3層30にはOLED素子35が形成される。OLED素子35は、陽極35
1、機能層352、及び陰極353を備える。第2層20の上部には、ドレイン電極11
2に接続される陰極351と陰極351に乗り上げるように形成された無機物バンク層3
1が形成される。さらに、無機物バンク層31の上方には、有機物バンク層32が積層さ
れる。平面的には、陰極351の周囲と無機物バンク層31とが平面的に重なるように配
置された構造となっている。また、有機物バンク層32も同様であり、陰極351の一部
と平面的に重なるように配置されている。また無機物バンク層31は、有機物バンク層3
2よりも陰極351の中央側に更に形成されている。無機物バンク層31としては、例え
ば、SiO、TiO等の無機材料が好適に用いられる。
この無機物バンク層31の膜厚は、50〜200nmの範囲が好ましく、特に150n
mがよい。膜厚が50nm未満では、無機物バンク層31が後述する正孔注入/輸送層3
52aより薄くなり、正孔注入/輸送層352aの平坦性を確保できなくなるので好まし
くない。また膜厚が200nmを越えると、下部開口部による段差が大きくなって、正孔
注入/輸送層352a上に積層する後述の発光層352bの平坦性を確保できなくなるの
で好ましくない。
有機物バンク層32としては、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂等の耐熱性と耐溶媒性の
ある材料が好適に用いられる。この有機物バンク層32の厚さは、0.1〜3.5μmの
範囲が好ましく、特に2μm程度がよい。厚さが0.1μm未満では、後述する正孔注入
/輸送層及び発光層の合計厚より有機物バンク層32が薄くなり、発光層が上部開口部か
ら溢れるおそれがあるので好ましくない。また、厚さが3.5μmを越えると、上部開口
部による段差が大きくなり、有機物バンク層32上に形成する陰極353のステップガバ
レッジを確保できなくなるので好ましくない。
機能層352は、陰極351上に積層された正孔注入/輸送層352aと、正孔注入/
輸送層352a上に隣接して形成された発光層352bとから構成されている。なお、必
要に応じて、発光層352bに隣接して電子注入輸送層などの機能を有する他の機能層を
更に形成してもよい。正孔注入/輸送層352aは、正孔を発光層352bに注入する機
能を有するとともに、正孔を正孔注入/輸送層352a内部において輸送する機能を有す
る。このような正孔注入/輸送層352aを陰極351と発光層352bの間に設けるこ
とにより、発光層352bの発光効率、寿命等の素子特性が向上する。また、発光層35
2bでは、正孔注入/輸送層352aから注入された正孔と、陰極353から注入される
電子が発光層352bで再結合し、発光が生じる。この例の発光層352bは白色の光を
発光する。
陰極353は、機能層352の全面に形成されており、対向して設けられた陽極351
と対をなして機能層352に電流を流す役割を担う。この陰極353としては、透明な導
電材料が使用できる。例えば、陰極353を構成する材料としては、ITO、Pt、Ir
、Ni、Mg、AgもしくはPdが挙げられる。中でもインクジェット法を用いて形成可
能なITOが望ましい。さらに、陰極353上には、封止基板37からなる封止部が設け
られる。封止部は酸化防止あるいは外力による破壊の防御などを目的として、陰極353
の全面に形成される。
第4層40は、ブラックマトリクス41によって格子状に仕切られており、仕切られた
領域にR透過領域40r、G透過領域40g、B透過領域40bが各々形成される。
次に、電気光学パネルAAの製造方法について説明する。
図6乃至図8に電気光学パネルAAの製造工程を示す。まず、図6(A)に示すように
基板Kの上部に絶縁性を有する下地保護層11を形成する。基板Kとしては、ガラス基板
、ガラスセラミックス基板、石英基板、シリコン基板、セラミックス基板、金属基板若し
くはプラスチック基板を用いることができる。次に、下地保護層11の上部にシリコン層
111を形成する。この後、ゲート絶縁層12を積層する。ゲート絶縁膜12の厚さは、
例えば、100nm〜150nmであることが好ましい。そして、ゲート絶縁層12の上
面のからドーピング処理を施してシリコン層111にドレイン領域111a及びソース領
域111cを形成する。更に、ゲート絶縁層12の上部にゲート電極を形成する。
この後、同図(B)に示すように第1層間絶縁層13を積層する。ゲート絶縁層12及
び第1層間絶縁層13にわたって開孔するコンタクトホールを形成し、ソース電極114
をソース領域111cと接続するように形成する。次に、バンク部21を形成し、バンク
部21によって仕切られた領域にミクロ相分離膜からなる各反射領域20r、20g、及
び20bを形成する。
この例のようにバンク部21で仕切られた領域にミクロ相分離膜を形成するのには、材
料吐出式いわゆるインクジェット式と呼ばれる液体塗布法が好ましい。この塗布法では、
基板Kをステージ上に真空吸引して固定し、基板Kの上部より可動式のヘッドを用いて液
体材料をバンク部21で仕切られた領域に吐出する。このヘッドはインクジェットプリン
タのヘッドと同様の構造を有しており、ピエゾ素子によって駆動される。R反射領域20
r、G反射領域20g、B反射領域20bの各々に液体材料を打ち分けることによって各
色を反射するミクロ相分離膜を形成することができる。液体材料を各領域に吐出した後、
乾燥工程を経てミクロ相分離膜が形成される。インクジェット方式は、従来の真空プロセ
スを利用するCVD装置等の成膜装置を用いた膜の製造法と比較して、装置構成が著しく
簡易であり、装置価格も格段に安価となる。液状材料L2の塗布法で使用する装置は大気
圧雰囲気にて膜を製造できるので、減圧雰囲気で成膜が行われるCVD装置等の成膜装置
に比較してスループットが高く、メンテナンスが簡単なことから、装置の可動率を向上さ
せることができる。
次に、図7(A)に示すようにバンク部21、第1層間絶縁層13及びゲート絶縁層1
2に対してコンタクトホールを形成し、ドレイン電極112とOLED素子35の陽極3
51を一体に形成する。この後、無機バンク層31と有機バンク層32を形成する。次に
に、同図(B)に示すように正孔注入/輸送層352aを形成し、続いて発光層352b
を形成する。これらは、スピンコート法や蒸着法によって形成する。更に、全面を覆うよ
うに陰極353を形成する。陰極353には、例えば、ITOを用いる。
次に、図8(A)に示すように封止基板37を陰極353の上部に貼り付ける。更に、
同図(B)に示すようにブラックマトリクス41をパターニングする。ブラックマトリッ
クス41には、カーボンや金属など遮光性を有する材料が用いられる。そして、ブラック
マトリクス41によって格子状に仕切られたR透過領域40r、G透過領域40g、B透
過領域40bの各々に着色された液体材料をインクジェット法によって吐出して、カラー
フィルタが形成される。
図9に電気光学パネルAAの他の構成例を示す。この電気光学パネルAAは、第3層3
0において、有機バンク層32が設けられていない点を除いて、図4に示す電気光学パネ
ルAAと同様に構成されている。有機バンク層32がないので、発光層352bをスピン
コート法あるいは蒸着法によって形成する際に凹凸が生じにくい。
図10に電気光学パネルAAのその他の構成例を示す。この電気光学パネルAAは、第
3層30において、有機バンク層32の上部に陰極351を設けた点、陰極351と封止
基板37との間に封止樹脂36を設ける点で相違する。この場合、機能層352は、上述
したインクジェット法を用いて製造することが好ましい。
なお、反射型のカラーフィルタが形成される第2層20は、OLED素子35が形成さ
れる第3層30から見て、透過型のカラーフィルタが形成される第4層40と反対側に形
成されればよい。このため、基板Kの下部に第2層20を設けて第1層10上部に第3層
30を設けてもよい。
<2.電子機器>
次に、上述した電気光学装置1を適用した電子機器について説明する。図11に、電気
光学装置1を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコ
ンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置1と本体部2010を備える
。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている
。この電気光学装置1はOLED素子35を用いるので、視野角が広く見易い画面を表示
できる。
図12に、電気光学装置1を適用した携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は
、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとして
の電気光学装置1を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光
学装置1に表示される画面がスクロールされる。
図13に、電気光学装置1を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assis
tants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源ス
イッチ4002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置1を備える。電源スイッチ4
002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置1に表
示される。
なお、電気光学装置1が適用される電子機器としては、図11〜図13に示すものの他
、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテー
プレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、
ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げ
られる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した電気光学装置1が適用
可能である。
本発明の実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 同装置における画素回路の構成を示す回路図である。 同装置に用いる電気光学パネルの構造を模式的に示す断面図である。 ミクロ相分離膜の構造を模式的に示す斜視図である。 同パネルの詳細な構造を示す断面図である。 同パネルの製造工程を示す工程図である。 同パネルの製造工程を示す工程図である。 同パネルの製造工程を示す工程図である。 同パネルの他の構成例を示す断面図である。 同パネルの他の構成例を示す断面図である。 同電気光学装置を適用したパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 同電気光学装置を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。 同電気光学装置を適用した携帯情報端末の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…電気光学装置、AA…電気光学パネル、K…基板、10…第1層(素子層)、20…
第2層(反射フィルタ層)、21…バンク部、20r…R反射領域、20g…G反射領域
、20b…B反射領域、30…第3層(発光層)、40…第4層(透過フィルタ層)、4
0r…R透過領域、40g…G透過領域、40b…B透過領域、101…走査線、103
…データ線、P…画素回路。

Claims (11)

  1. 白色の発光素子が形成された発光層と、
    前記発光層の一方側に位置し、反射型のカラーフィルタが形成された反射フィルタ層と
    を備える電気光学装置。
  2. 前記発光層の他方側に位置し、透過型のカラーフィルタが形成された透過フィルタ層を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電気光学装置において、
    前記反射フィルタ層はミクロ相分離膜を備えていること、
    を特徴とする電気光学装置。
  4. 前記反射フィルタ層は、
    領域を仕切るバンク部と、
    前記バンク部によって仕切られた各領域に形成されたミクロ相分離膜と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  5. 前記ミクロ相分離膜は、互いに非相溶性で屈折率の異なる2種類以上のポリマーの相か
    ら構成され、
    前記反射フィルタ層の前記バンク部で仕切られた領域は、白色の光が入射するとR色の
    光を反射するR反射領域、白色の光が入射するとG色の光を反射するG反射領域、及び白
    色の光が入射するとB色の光を反射するB反射領域に区分けされ、
    前記R反射領域、前記G反射領域、および前記B反射領域において、前記ミクロ相分離
    膜の各相によって構成される格子間隔が互いに相違する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 前記反射フィルタ層から見て前記発光層が位置する面と反対側の面に形成され、前記発
    光素子を駆動するためのトランジスタが形成された素子層を備え、
    前記反射フィルタ層は、絶縁性を有し、且つ、前記トランジスタと前記発光素子とを接
    続するためのコンタクトホールが形成される、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の電気光学装置。
  7. 前記コンタクトホールは前記バンク部に形成されることを特徴とする請求項6に記載の
    電気光学装置。
  8. 前記コンタクトホールは前記ミクロ相分離膜に形成されることを特徴とする請求項6に
    記載の電気光学装置。
  9. 前記発光素子は、透明な陽極及び透明な陰極、並びに正孔と電子の結合により発光する
    機能層とを備えたことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の電気光学
    装置。
  10. 請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電
    子機器。
  11. 基板上にトランジスタを含む素子層を形成する第1工程と、
    前記素子層の上にバンク部を形成する第2工程と、
    前記バンク部によって仕切られた各領域に互いに非相溶性で屈折率の異なる2種類以上
    のポリマーからなる液体材料を吐出する第3工程と、
    前記第2工程及び前記第3工程により形成された反射フィルタ層の上に発光素子を含む
    発光層を形成する第4工程と、
    を備えることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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