JP2006168685A - 船外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1にカウリング内に水が浸入し滞留しても水が飛散しない構造を実現し、第2にカウリング内に浸入した水がエンジンに直接かからない構造を実現する。
【解決手段】
エンジン10を覆うトップカウル700とボトムカウル701からなるカウリング7と、トップカウル700に設けられている外気取り入れ用開口部710と、この外気取り入れ用開口部710とエンジンルーム80に外気を吸入する吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711とを備え、外気取り入れ用開口部710から取り入れられる空気が、吸気室711から吸気エアダクト713を介してエンジンルーム80へ導かれる船外機1であって、ボトムカウル701の内側に、吸気エアダクト713からカウリング7内に浸入した水を溜めておく水溜め部90aを配置し、水溜め部90aは、水を導入する水溜め開口部90a1を有している。また、水溜め部90aに、水を誘導する水通路90c1を設ける。
【選択図】図8

Description

この発明は、船体外部に取付けられる船外機に関し、詳細には、カウリング内に浸入した水や海水をエンジンまわりに付着させることなく排出し、もって水分や塩分による腐食や錆付き、スロットル等のリンク系の固着、塩付きによる外観の悪化等を防止できるようにした船外機に関する。
従来、船外機には、トップカウルとボトムカウルとで形成されるカウリング内にエンジンが搭載され、このエンジンに空気を送る吸気エアダクトには、外部からの水の浸入を防止する水分離構造が設けられていることが一般的である。この吸気エアダクトは、吸入空気量を確保するため、通路断面積をある程度確保しなければならず、水の浸入を完全に遮断することは難しい。
また、カウリング内に浸入した水は、例えばフラマグカバーの上面を伝って船外機内部のボトム部に滞留する。このフラマグカバーから滴下する途中でエンジンにかかったり、ボトム部に滞留した水が振動や姿勢変化などにより飛散してエンジンや補機類にかかったりしてしまう虞があり、あるいはエンジンの吸気管から水を吸入することが考えられ好ましくない。
そこで、ボトム部に滞留した水を逆止弁を用いて排出する特許文献1(特公昭61−4718号公報)記載の技術が知られている。また、吸気エアダクトから浸入した水がエンジンに直接かからないようにする技術として特許文献2(特公平7−77878号公報)及び特許文献3(実開昭61−12898号公報)記載のものがある。
特公昭61−4718号公報(第1頁〜第4頁、図1〜図2) 特公平7−77878号公報(第1頁〜第5頁、図1〜図6) 実開昭61−12898号公報(第1頁〜第2頁、図1〜図4)
ところで、特許文献1(特公昭61−4718号公報)の技術では、滞留した水が逆止弁を押し開けるために、ある程度の水が滞留しないと機能せず、また水が抜けきるのに時間がかかる。
また、特許文献2(特公平7−77878号公報)の技術で浸入した水がエンジンに直接かかることは防止できるが、水をボトムカウルに滞留させて排出しているため、例えば大波を被るなどして比較的多量の水がカウリング内に浸入すれば水が排出される前に飛散してしまう。さらに、特許文献2においては、吸気口と連通する吸気エアダクトはトップカウルとボトムカウルの合面付近で初めて開口するため、ボトム部に水が滞留した状態でボートハンプなど船外機後部が低く傾く姿勢変化が生じると滞留した水が開口を塞ぎ空気の吸入を阻害する虞もある。
また、特許文献3(実開昭61−12898号公報)の技術では、トップカウルの排水口が後方を向いてカバーで覆われており、大波を被った時などは水の浸入を阻止できないばかりか、排水口からも水が逆流して浸入する虞がある。特に、大型で高出力の船外機では吸入空気量確保の観点から空気通路断面積も大きくとらなければならずさらに効果は低下する。また、浸入した水はやはりボトム部に滞留し水の飛散を引き起こしてしまう等の問題がある。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、第1にカウリング内に水が浸入し滞留しても水が飛散しない構造を実現し、第2にカウリング内に浸入した水がエンジンに直接かからない構造を実現する船外機を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、エンジンを覆うトップカウルとボトムカウルからなるカウリングと、前記トップカウルに設けられている外気取り入れ用開口部と、この外気取り入れ用開口部とエンジンルームに外気を吸入する吸気エアダクトとを繋ぐ空間である吸気室とを備え、前記外気取り入れ用開口部から取り入れられる空気が、前記吸気室から前記吸気エアダクトを介して前記エンジンルームへ導かれる船外機であって、
前記ボトムカウルの内側に、前記吸気エアダクトから前記カウリング内に浸入した水を溜めておく水溜め部を配置し、
前記水溜め部は、水を導入する水溜め開口部を有していることを特徴とする船外機である。
請求項2に記載の発明は、前記吸気エアダクトから前記水溜め部に、水を誘導する水通路を設けることを特徴とする請求項1に記載の船外機である。
請求項3に記載の発明は、前記水通路と前記水溜め部のどちらか一方に、前記エンジンルーム内に空気を導く吸気通路を備え、
前記吸気通路は水分離構造を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の船外機である。
請求項4に記載の発明は、前記水溜め部は、天井部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の船外機である。
請求項5に記載の発明は、前記天井部は、前記水溜め開口部に向けて傾斜した傾斜面を有する形状となっていることを特徴とする請求項4に記載の船外機である。
請求項6に記載の発明は、前記水溜め部は、前記ボトムカウルに形成され、
前記ボトムカウルの内底面と前記天井部の間が前記水溜め部となっていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の船外機である。
請求項7に記載の発明は、前記水通路は、前記エンジンの上部に配置される発電機を覆うフラマグカバーの開口部から前記水溜め開口部へ連通するダクトで構成することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の船外機である。
請求項8に記載の発明は、前記ボトムカウルに、水の飛散を防止する水飛散抑制板を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,8のいずれか1項に記載の船外機である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、ボトムカウルの内側に、カウリング内に浸入した水を溜めておく水溜め部を配置し、浸入した水を水溜め部に溜めることで、水がボトムカウル底部に広がり、また水が飛散することを抑制できる。この水溜め部に滞留する水は、例えばビルジポンプ等で速やかに排出できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に加え、水溜め部に、水を誘導する水通路を設けることで、カウリング上部から浸入した水を水通路によってエンジンにかかることを防ぎながら水溜め部に導くことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に加え、水通路は、吸気通路を兼ねた水分離構造を備えており、吸気エアダクトに設けられている水分離構造と併せてより確実に水分離を行なうことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に加え、水溜め部が天井部を有し、水溜め部に溜った水が天井部によって確実に飛散を抑えることができる。また、水溜め部に滞留した水の排出が完了していない状態でチルトアップしても水がこぼれにくくなる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に加え、天井部は、水溜め部の水溜め開口部に水を集める形状となっており、水溜め部に導入しきれなかった水も天井部により開口部に導くことができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4または請求項5に加え、水溜め部は、ボトムカウルに形成され、ボトムカウルの内底面と天井部の間が水溜め部となっており、水溜め部をボトムカウルに成形したので、エンジン形状に合わせて水溜め部を形成しやすく、例えば水溜め部をエンジン下方に設けたり、エンジン周りに沿ってドーナツ状に設けたりすることもできる。また、別体の水溜め部に比べて配置スペースの確保が容易である。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2または請求項3に加え、水通路は、発電機を覆うフラマグカバーの開口部から水溜め開口部へ連通するダクトで構成しており、トップカウル取り外しの際の水通路に付着した水がこぼれ出るなど煩わしさがなくなり、また組立工数を削減できる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1,2,3,8のいずれか1項に加え、ボトムカウルに、水の飛散を防止する水飛散抑制板を設けたことで、振動やエンジンによる負圧発生によって、水の一部が水溜め部からこぼれ出てボトムカウルの内底面に滞留しても、水飛散抑制板によって滞留した水が飛散してエンジンにかからないようにすることができる。
以下、この発明の船外機の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
図1は船体に搭載した船外機の側面図である。この実施の形態の船外機1はクランプブラケット2によって船体100の船尾板100aに取り付けられている。クランプブラケット2には、上下のダンパ部材3によって推進ユニット4を弾性支持するスイベルブラケット5がチルト軸6によって上下に回動自在に枢着されている。
推進ユニット4はカウリング7とアッパーケース8及びロアーケース9とで構成されるハウジングを有している。カウリング7は、トップカウル700とボトムカウル701とで構成される。トップカウル700はボトムカウル701に着脱可能に取り付けられる。
このカウリング7内には4サイクルのエンジン10が収納されている。アッパーケース8は、エキゾーストガイド11の下部に取り付けられている。エンジン10は、エキゾーストガイド11によって支持されている。
エンジン10にはクランク軸12が縦方向に配されており、クランク軸12には、アッパーケース8内を縦方向に縦断するドライブ軸13の上端が連結されている。ドライブ軸13の下端はロアーケース9内に収納された前後進切換機構14に連結されており、前後進切換機構14からはプロペラ軸15が水平方向に延び、このプロペラ軸15のロアーケース9を外へ突出する後端部にはプロペラ16が取り付けられている。
次に、この発明に係る船外機の構成を図2乃至図9に基づいて説明する。図2は船外機のエンジン部の縦断面図、図3は船外機のエンジン部の横断面図、図4はトップカウルの斜視図、図5はトップカウルの平面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図、図7は図5のVII−VII線に沿う断面図、図8は水抜き吸気ガイドの斜視図、図9は水抜き吸気ガイドの断面図である。
この実施の形態では、カウリング7内に配置されているエンジン10は、4サイクルV型6気筒であり、V型に配置された各3個ずつの気筒には略水平なシリンダ20が上下方向に設けられており、各シリンダ20にはピストン21が摺動可能に配置されている。このピストン21には、コンロッド22の一端が連結され、コンロッド22の他端は、クランク軸12に連結されている。
エンジン10の船外機長手方向前側に吸気サイレンサー23が配置され、この吸気サイレンサー23の両側に吸気管24が接続され、このそれぞれ吸気管24は各気筒に接続されている。また、各気筒に接続された排気管25は、集合排気管26に接続され、この集合排気管26はV型の気筒の間に上下方向に配置され、排気ガスをエキゾーストガイド11を介して水中に排気するようになっている。
クランク軸12の上端部には、発電機30が設けられている。また、クランク軸12の上端部には、駆動プーリ31が設けられ、この駆動プーリ31と各気筒のカム軸32の従動プーリ33との間にタイミングベルト34が掛け渡され、これにより動弁機構35が構成される。この動弁機構35と発電機30は、フラマグカバー37によって覆われている。
カウリング7のトップカウル700には、外気取り入れ用開口部710と、この外気取り入れ用開口部710と吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711とを備え、外気取り入れ用開口部710から取り入れられる空気が、吸気室711から吸気エアダクト713を介してエンジン側へ導かれる。
この実施の形態では、吸気エアダクト713を有するモールディング712を、トップカウル700の内側下方から挿入してカウル上部700aの内側に取り付け、このモールディング712の取り付によってトップカウル700に外気取り入れ用開口部710と吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711が形成されている。
モールディング712は、底壁712aの中央部に吸気エアダクト713が形成され、底壁712aの前側部に吸気室前部壁712cが形成され、底壁712aの後側部に壁712dが形成されている。この壁712dが左右の外気取り入れ用開口部710の間の壁を形成している。
吸気室前部壁712cは、平面視でその中央部712c1が船外機長手方向後方へ突出した形状とし、船外機長手方向の左右に傾斜面712c2が形成されている。この実施の形態では、吸気室前部壁712cの中央部712c1が船外機長手方向後方へ突出し、略V字状をなす形状としている。
吸気室前部壁712cの船外機長手方向後方に、吸気エアダクト713が配置されている。この吸気エアダクト713は、底壁712aから立上る前部壁713aと、前部壁713aより長い後部壁713bと、前部壁713aと後部壁713bとを連結する左右両側壁713c,713dとを有している。この前部壁713aと、後部壁713bと、左右両側壁713c,713dとによって吸気開口部713eが形成され、吸気開口部713eの上端とカウル上部700aの内側との間に隙間L1が形成され、吸気エアダクト713は吸気室711から空気をエンジン側へ導くように開口している。この吸気エアダクト713は、吸気室711の略中央に設けられている。
モールディング712の壁712dによって、この壁712dの両側に外気取り入れ用開口部710が分割して配置され、この左右の外気取り入れ用開口部710は吸気室前部壁712cの左右端部712c3まで開口させている。また、モールディング712には、吸気エアダクト713の左右外側に略船外機長手方向前後に延びる隔壁714が形成され、この隔壁714は底壁712aとカウル上部700aの内側とを連結している。
この実施の形態では、船舶の減速時や後進時などに後方から波を被ると水が左右の外気取り入れ用開口部710から吸気室711に浸入するが、図4に示すように、モールディング712の隔壁714と吸気室前部壁712cとによってガイドされ、二点鎖線の矢印で示す経路Aに従って外へ排出される。空気は吸気室711から点線の矢印で示す経路Bに従って吸気エアダクト713からエンジンルーム80に吸入される。
このように、吸気室前部壁712cは、平面視でその中央部が船外機長手方向後方へ突出し、略V字状をなす形状であり、船外機長手方向の左右に傾斜面712c2を有している。したがって、水が左右の外気取り入れ用開口部710から浸入すると、吸気室前部壁712cの傾斜面712c2に当り、この当った水は、傾斜面712c2に沿って流れ、水の流れの方向を大幅に変えることなくスムーズに排出される。
また、吸気エアダクト713の左右外側に略船外機長手方向前後に延びる隔壁714が設けられており、例えば舵をきりながら後進する時などは斜め後方から波を受けることがあるが、エアダクト713の左右にも隔壁714を設けることで、斜め後方から吸気エアダクト713に浸入しようとする水も効果的にブロックできる。
エアダクト713の左右に位置する隔壁714は、吸気エアダクト713の後部壁713bの左右端から延設してもよいし、モールディング712の壁712dの左右端から延設してもよい。また、吸気エアダクト713は、吸気室711の略中央に設けたことで、船外機長手方向後方から吸気室711に浸入する水は左右に排出されやすくなり、水分離が効果的に行なえる。
この実施の形態では、図2、図3、図5及び図8に示すように、水抜き吸気ガイド90がカウリング7内に配置され、吸気エアダクト713からカウリング7内に水が浸入し滞留しても水が飛散しない構造を実現し、カウリング7内に浸入した水がエンジン10に直接かからない構造を実現している。
水抜き吸気ガイド90は、水溜め部90aと、ダクト90cと、フラマグカバー37によって構成される。水溜め部90aは、水を導入する水溜め開口部90a1を有し、カウリング7内に浸入した水を溜めておくことができる十分な深さで所定の容積になっている。この水溜め部90aの容積は船外機1のカウリング7内に浸入し得る水量を十分許容できる容積となっている。
フラマグカバー37は、水を集める形状となっており、周囲に縦リブ37aが形成され、底部37bには開口部37cが船外機長手方向後方に設けられている。底部37bは開口部37cに向けて水が流れるように傾斜している。
ダクト90cは、水溜め部90aの水溜め開口部90a1と、フラマグカバー37の開口部37cとの間に設けられている。このダクト90cには、水通路90c1が形成され、この水通路90c1にエア通路90c2が連通して形成されている。水通路90c1は鉛直方向に形成され、フラマグカバー37の開口部37cと、水溜め部90aの水溜め開口部90a1とを連通し、水をフラマグカバー37から水溜め部90aに導くようになっている。エア通路90c2の一端のエア開口部90c21は、上方に向けて開口してカウリング7内と連通し、他端のエア開口部90c22は下方に向けて開口して水通路90c1と連通し、水通路90c1内を流れる水から分離された空気をエンジンルーム80内に導くようになっている。また、水溜め部90aの上部には、エア開口部90a2が形成され、水溜め部90aに流入する水と空気のうち空気だけをエンジンルーム80内に導くようになっている。
この実施の形態では、ボトムカウル7の内側に水抜き吸気ガイド90を配置し、カウリング7内に浸入した水を溜めておく水溜め部90aを配置し、浸入した水を水溜め部90aに溜めることで、水がボトムカウル底部に広がり、また水が飛散することを抑制できる。このビルジポンプ91は、図2に示すように、エキゾーストガイド11上に配置され、このビルジポンプ91が接続されたホース91aの一端91a1は、水溜め部90aに接続されていて、水溜め部90aに溜まった水は、ビルジポンプ91を介して吸引されてホース91aの他端91a2から船外に排出される。
また、水抜き吸気ガイド90のダクト90cには、水溜め部90aに水を誘導する水通路90c1が設けられており、吸気エアダクト713から浸入した水をフラマグカバー37の開口部37cから水通路90c1によって水溜め部90aに導くことができる。よって水がエンジン10にかかることを防ぐことができる。
また、水通路90c1には、エア通路90c2が連通して形成され、水通路90c1が吸気通路を兼ねており、この水通路90c1によって分離された空気はエア通路90c2からエンジンルーム80内に導かれる。このように、水通路90c1は水分離構造を兼ねた吸気通路となっており、吸気室711に設けられている水分離構造と併せてより確実に水分離を行なうことができる。
また、水通路90c1は、発電機30を覆うフラマグカバー37の開口部37cから水取り入れのための水溜め開口部90a1へ連通するダクト90cで構成しており、トップカウル取り外しの際の水通路90c1に付着した水がこぼれ出るなど煩わしさがなくなり、また組立工数を削減できる。
次に、船外機の他の実施の形態を、図10乃至図12に基づいて説明する。図10は船外機のエンジン部の縦断面図、図11はトップカウルの平面図、図12は図10のXII−XII線に沿う断面図である。この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、図1乃至図9に示す実施の形態と同様に構成されるが、この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、水溜め部90aがダクト90cとは別体に形成されている。この別体に形成された水溜め部90aは、ボトムカウル701の内側に配置され、水溜め部90aの水溜め開口部90a1にダクト90cの水通路90c1が連通している。
また、ダクト90cと水溜め部90aは両方ともボトムカウル701側に設けられるので、トップカウル700を取外しの際にダクト90cの水通路90c1に付着した水がこぼれ出るなど煩わしさが無くなる。
次に、船外機の他の実施の形態を、図13に基づいて説明する。図13は船外機のエンジン部の縦断面図である。この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、図1乃至図9に示す実施の形態と同様に構成されるが、この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、水溜め部90aがダクト90cとは離間して形成される。このダクト90cは、モールディング712の吸気エアダクト713の下方位置に配置され、水溜め部90aの上方位置に配置されている。
吸気エアダクト713から浸入する水は、ダクト90cの水通路90c1を通り、水溜め部90aに落下して溜り、この水通路90c1で分離された空気は、水通路90c1の下方の開口からカウリング7内に導かれる。
次に、船外機の他の実施の形態を、図14及び図15に基づいて説明する。図14は船外機のエンジン部の縦断面図、図15はトップカウルの平面図である。この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、図13に示す実施の形態と同様に構成されるが、この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、水溜め部90aがボトムカウル701の底部701aに形成されている。吸気エアダクト713から浸入する水は、ダクト90cの水通路90c1を通り、ボトムカウル701の底部701aに落下し、この水は水溜め部90aに溜る。
次に、船外機の他の実施の形態を、図16及び図17に基づいて説明する。図16は船外機のエンジン部の縦断面図、図17はトップカウルの平面図である。この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、図13に示す実施の形態と同様に構成されるが、この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、水溜め部90aがボトムカウル701の底部701aに縦リブ701a1によって形成されている。この縦リブ701a1は、ボトムカウル701の底部701aに船外機長手方向後方側に幅方向に直線状に形成され、この縦リブ701a1よって水溜め部90aが船外機長手方向後方側に形成されている。
吸気エアダクト713から浸入する水は、ダクト90cの水通路90c1を通り、ボトムカウル701の底部701aに落下し、この水は水溜め部90aに溜る。
次に、船外機の他の実施の形態を、図18及び図19に基づいて説明する。図18は船外機のエンジン部の縦断面図、図19はトップカウルの平面図である。この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、水溜め部90aがボトムカウル701の底部701aに縦リブ701a1によって形成され、ボトムカウル701を加工して水溜め部90aを形成している。この水溜め部90aは天井部90eを有する。この天井部90eは、エンジン10の下部の回りに配置された床プレート90e1で構成され、水溜め部90aの上方を覆っている。
水溜め部90aの水溜め開口部90a1は、船外機長手方向後方側に形成され、吸気エアダクト713から浸入する水は、ダクト90cの水通路90c1を通り、ボトムカウル701の底部701aに落下し、この水は水溜め開口部90a1から水溜め部90aに溜る。この水溜め部90aは、天井部90eを有し、天井部90eの床プレート90e1が水溜め部90aを覆っており、より確実に水の飛散を抑えることができる。
また、天井部90eの床プレート90e1が、水溜め開口部90a1に向けて水を導くように傾斜し、天井部90eは水溜め部90aの水溜め開口部90a1に水を集める形状となっており、ダクト90cから水溜め部90aに導入しきれなかった水も天井部90eにより水溜め開口部90a1に導くことができる。
また、ボトムカウル701の内底面と天井部90eの間が水溜め部90aとなっている。水溜め部90aをボトムカウル701に成形したので、エンジン形状に合わせて水溜め部90aを形成しやすく、例えば水溜め部90aをエンジン下方に設けたり、エンジン周りに沿ってドーナツ状に設けたりすることもできる。また、別体の水溜め部に比べて配置スペースの確保が容易である。
また、天井部90eの天井開口90e2は、船外機長手方向後方側に設け、水溜め部90aに滞留した水の排出が完了していない状態でチルトアップしても、天井開口90e2が高い位置になり水がこぼれにくくなる。
また、この実施の形態の水溜め部90a及び天井部90eは、図1乃至図17の実施の形態と組み合わせて構成することができる。
次に、船外機の他の実施の形態を、図20及び図21に基づいて説明する。図20は船外機のエンジン部の縦断面図、図21はトップカウルの平面図である。
この実施の形態の水抜き吸気ガイド90は、図13に示す実施の形態と同様に構成されるが、この実施の形態では水の飛散を防止する水飛散抑制板200がボトムカウル701に設けられている。この水飛散抑制板200は、エンジン10の下部の回りに配置され、ボトムカウル701は、水飛散抑制板200によって二重底構造になっている。
ボトムカウル701には水溜め部90aが設けられ、浸入した水は水溜め部90aに導かれる構造になっているが、振動やエンジン10による負圧発生によって、水の一部が水溜め部90aからこぼれ出る虞がある。そうして、こぼれ出た水は、主に水飛散抑制板200の後側と水溜め部90aの間201から、もしくは水飛散抑制板200の側方とボトム側面の間202からボトムカウル701の内底面701eに滞留する。
このように、仮に水溜め部90aから水がこぼれ出てボトムカウル701の内底面701eに滞留しても、水飛散抑制板200が内底面701eを覆って二重底構造になっているから、滞留した水が飛散することを防止し、水がエンジン10にかからないようになっている。
なお、飛散防止の点から水飛散抑制板200の側方とボトム側面との間は無い構成が好ましく、この場合は水飛散抑制板200の後側と水溜め部90aの間201からのみ水が浸入してボトムカウル701の内底面701eに滞留する。
なお、ボトムカウル701の内底面701eに滞留した水は、例えば図示しないビルジポンプによって排出する。
次に、船外機の他の実施の形態を、図22及び図23に基づいて説明する。図22は船外機のエンジン部の縦断面図、図23はトップカウルの背面図である。
この実施の形態では、吸気通路がモールディング712に設けられている吸気エアダクト713からフラマグカバー37を介さずに直接水抜き吸気ガイド90のダクト90cの水通路に連通している。なお、モールディング712と水抜き吸気ガイド90のダクト90cは別体とし連結させて繋げてもよいし、一体とし水通路としてもよい。また、この実施の形態と図1乃至図21の実施の形態と組み合わせて構成することができる。
この発明は、ボトムカウルの内側に、カウリング内に浸入した水を溜めておく水溜め部を配置し、浸入した水を水溜め部に溜めることで、水がボトムカウル底部に広がり、また水が飛散することを抑制できる。この水溜め部に滞留する水は、例えばビルジポンプ等で速やかに排出できる。
船体に搭載した船外機の側面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 船外機のエンジン部の平面図である。 トップカウルの斜視図である。 トップカウルの平面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 水抜き吸気ガイドの斜視図である。 水抜き吸気ガイドの断面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 トップカウルの平面図である。 図10のXII−XII線に沿う断面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 トップカウルの平面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 トップカウルの平面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 トップカウルの平面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 トップカウルの平面図である。 船外機のエンジン部の縦断面図である。 トップカウルの背面図である。
符号の説明
1 船外機
7 カウリング
10 エンジン
37 フラマグカバー
90 水抜き吸気ガイド
90a 水溜め部
90a1 水溜め開口部
90a2 エア開口部
90c ダクト
90c1 水通路
90c2 エア通路
700 トップカウル
701 ボトムカウル
710 外気取り入れ用開口部
711 吸気室
713 吸気エアダクト

Claims (8)

  1. エンジンを覆うトップカウルとボトムカウルからなるカウリングと、前記トップカウルに設けられている外気取り入れ用開口部と、この外気取り入れ用開口部とエンジンルームに外気を吸入する吸気エアダクトとを繋ぐ空間である吸気室とを備え、前記外気取り入れ用開口部から取り入れられる空気が、前記吸気室から前記吸気エアダクトを介して前記エンジンルームへ導かれる船外機であって、
    前記ボトムカウルの内側に、前記吸気エアダクトから前記カウリング内に浸入した水を溜めておく水溜め部を配置し、
    前記水溜め部は、水を導入する水溜め開口部を有していることを特徴とする船外機。
  2. 前記吸気エアダクトから前記水溜め部に、水を誘導する水通路を設けることを特徴とする請求項1に記載の船外機。
  3. 前記水通路と前記水溜め部のどちらか一方に、前記エンジンルーム内に空気を導く吸気通路を備え、
    前記吸気通路は水分離構造を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の船外機。
  4. 前記水溜め部は、天井部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の船外機。
  5. 前記天井部は、前記水溜め開口部に向けて傾斜した傾斜面を有する形状となっていることを特徴とする請求項4に記載の船外機。
  6. 前記水溜め部は、前記ボトムカウルに形成され、
    前記ボトムカウルの内底面と前記天井部の間が前記水溜め部となっていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の船外機。
  7. 前記水通路は、前記エンジンの上部に配置される発電機を覆うフラマグカバーの開口部から前記水溜め開口部へ連通するダクトで構成することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の船外機。
  8. 前記ボトムカウルに、水の飛散を防止する水飛散抑制板を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,8のいずれか1項に記載の船外機。
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