JP2006167897A - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 断裁手段により発生した断裁屑によって断裁屑収容箱が満杯状態になったとしても、画像形成装置の駆動を停止させる事なく、画像形成動作及び後処理動作を継続させる事が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、断裁屑収容箱内に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、断裁屑収容箱の一部に設けた開口部を開閉する開閉手段と、検知手段が断裁屑収容箱内に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、開閉手段により断裁屑収容箱の開口部を開放して、断裁屑収容箱内に収容されて満杯状態となった断裁屑を後処理装置外に排出する排出手段と、を有する後処理装置。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像形成装置から排出される画像記録済みの用紙を、中折り処理及び中綴じ処理した後、小口部を断裁する後処理装置、及び後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、中綴じ処理、中折り処理された冊子に対して、冊子の小口部を断裁して小口揃えを行う断裁手段を備えた後処理装置が印刷業界で実用されている。
また、近年、複写機、プリンタ等の画像形成装置により画像が形成された用紙を受容して、中綴じ処理、中折り処理を行い、週刊誌のように製本化した後、断裁手段により冊子の小口部を断裁して小口揃えをする断裁手段を備えた後処理装置が提供されている。
特許文献1に記載の断裁手段及び後処理装置は、冊子載置台上に載置された冊子の折り目部近傍を押圧する昇降可能な第1押圧手段と、冊子の小口部近傍を押圧する昇降可能な第2押圧手段とを有し、第1押圧手段により冊子の折り目部近傍を押圧した後、第2押圧手段により冊子の小口部近傍を押圧し、その後、断裁手段により小口部を断裁して小口揃えをするものである。断裁処理された断裁屑は、自重により落下して断裁屑収容箱内に収容される。
特許文献2に記載のシート孔明け装置は、シートに孔を明けるパンチ及びダイと、パンチ及びダイがシートにより孔を明けたときに生じるパンチ屑を搬送するパンチ屑搬送手段と、パンチ屑搬送手段によって搬送されてきたパンチ屑を収容するパンチ屑箱と、を備えたものである。このシート孔明け装置においては、パンチ屑満杯による装置の駆動停止を回避するために、パンチ屑を一旦、中間集積部の役割を有する搬送手段で受け、搬送手段にて着脱可能なパンチ屑箱に搬送して収容する構成である。
特開2001−198613号公報 特開2001−25995号公報
特許文献1の断裁手段及び後処理装置においては、以下の第1乃至第4の課題がある。
〈第1の課題〉
従来の断裁手段では、特許文献1の図4に示されるように、断裁手段の直下に断裁屑収容箱が配置され、断裁処理された断裁屑は、自重により落下して断裁屑収容箱内に収容される。このような断裁屑収容箱では、断裁手段の直下にしか断裁屑を収容する事が出来ず、断裁屑の収容量が限定される。断裁屑の収容量を増大するために断裁屑収容箱の高さを増大させると、後処理装置の全高が大きくなり大型化するという課題を生じる。
〈第2の課題〉
断裁処理により発生した断裁屑を搬送して、断裁手段の直下以外の位置に配置した断裁屑収容箱に収容するための断裁屑搬送手段を設けると、新たに駆動手段を設ける必要があり、駆動機構が複雑になる。また、断裁屑搬送手段の駆動手段の駆動源と、断裁処理後の冊子を排出して集積する排出手段の駆動手段の駆動源とを同時に作動させると、最大電力値が増大する。
〈第3の課題〉
後処理装置の断裁手段による断裁処理により生じた断裁屑が断裁屑収容箱の収容可能量を超過して満杯状態になった場合には、後処理装置及び後処理装置に接続された画像形成装置本体の駆動を停止させ、断裁屑収容箱の交換や断裁屑の除去をユーザーが操作しなければならないから、後処理の生産性が低下する。
特に、中綴じ、中折り、小口断裁等の処理により冊子を大量に作製する事が可能な後処理装置においては、生産性の向上、無人状態での装置動作の継続が望まれる。このような後処理装置においては、断裁屑収容箱内の断裁屑の満杯による駆動停止は望ましくない。
〈第4の課題〉
断裁屑収容箱内に収容されて満杯状態となった断裁屑を後処理装置本体内の集積箱内に排出して収容すると、集積箱内の断裁屑収容状態が外部から目視できないから、集積箱内の断裁屑満杯状態が判明せず、断裁屑が集積箱外に溢れ出して散乱する問題がある。
また、大型の集積箱を後処理装置本体内に設置すると後処理装置が大型化する。さらに、集積箱内に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段を設けると、装置が複雑になる。
〈第5の課題〉
特許文献2のシート孔明け装置においては、ユーザーが長時間、パンチ屑箱内のパンチ屑を除去しない場合には、中間集積部の役割を担う搬送手段のパンチ屑収容能力を充分に確保する必要が生じ、装置が大型化する問題がある。
また、パンチ屑のように比較的に小さな屑であれば問題が少ないが、断裁屑の場合にはかなりの大きな屑となるから、特許文献2の装置の構成を、冊子の小口を断裁する断裁手段を備えた後処理装置に適用する事は困難である。
本発明は、中折り処理、中綴じ処理されて搬送されてきた冊子に対して小口部を断裁する断裁手段により発生した断裁屑によって断裁屑収容箱が満杯状態になったとしても、後処理装置及び画像形成装置の駆動を停止させる事なく、画像形成動作及び後処理動作を継続させる事が可能な画像形成装置を提供する事を目的とする。
上記の目的は、以下の本発明の後処理装置及び画像形成装置により達成される。
(請求項1)
用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、前記断裁屑収容箱の一部に設けた開口部を開閉する開閉手段と、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、前記開閉手段により前記断裁屑収容箱の開口部を開放して、前記断裁屑収容箱の内部に収容されて満杯状態となった断裁屑を前記後処理装置の機外に排出する排出手段と、を有することを特徴とする後処理装置。
(請求項2)
前記排出手段は、機能選択手段の設定により、前記後処理装置の機外への断裁屑の排出と非排出とが選択されることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
(請求項3)
前記機能選択手段による前記後処理装置外への断裁屑の排出と非排出とが、前記後処理装置の動作中、又は非動作中とも前記機能選択手段により設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
(請求項4)
用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、前記断裁屑収容箱の内部に収容されて満杯状態となった断裁屑を前記後処理装置の機外に排出する排出手段と、前記後処理装置の機外への断裁屑の排出と非排出とを選択して設定する機能選択手段と、を有し、前記機能選択手段による前記排出手段が選択されない場合で、且つ、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知したとき、表示手段が断裁屑の満杯を表示するとともに、前記排出手段により断裁屑を前記後処理装置外に排出することを指示することを特徴とする後処理装置。
(請求項5)
用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、前記断裁屑収容箱の一部に設けた開口部を開閉する開閉手段と、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、前記開閉手段により前記断裁屑収容箱の開口部を開放して、前記断裁屑収容箱の内部に収容されて満杯状態となった断裁屑を前記後処理装置の機外に排出する排出手段と、前記後処理装置の機外への断裁屑の排出と非排出とを選択して設定する機能選択手段と、前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、前記機能選択手段による前記排出手段が選択されない場合で、且つ、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知したとき、表示手段が断裁屑の満杯を表示するとともに、前記開閉手段を駆動して前記排出手段により断裁屑を前記後処理装置の機外に排出することを指示することを特徴とする後処理装置。
(請求項6)
画像形成装置本体と、該画像形成装置本体により画像形成されて排出された用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製した冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する請求項1乃至5の何れか1項に記載の後処理装置と、を備えて成ることを特徴とする画像形成装置。
以上述べたように、本発明の後処理装置及び画像形成装置により、以下の効果が得られる。
請求項1の後処理装置により、冊子の小口部を断裁する断裁手段により発生した断裁屑によって断裁屑収容箱が満杯状態になったとしても、排出手段によって断裁屑を後処理装置外に排出する事により、後処理装置及び画像形成装置の駆動を停止させる事なく、画像形成動作及び後処理動作を継続させる事が可能である。後処理装置外に排出された断裁屑の堆積状況は目視で確認可能であり、且つ、容易に廃棄処理する事が可能である。また、断裁屑収容箱から断裁屑を後処理装置外に排出する事により、後処理装置の断裁屑収容箱を大型にすることなく、大量の断裁屑を外部に排出して収容する事が可能である。
請求項2の後処理装置により、排出手段は、機能選択手段の設定により、後処理装置外への断裁屑の排出と非排出とが選択されるから、大量の冊子作製又は長時間無人運転等の状況に応じて、ユーザーは機能選択手段により断裁屑の排出と非排出を任意に選択する事が出来る。
請求項3の後処理装置によれば、機能選択手段による後処理装置外への断裁屑の排出と非排出とが、後処理装置の動作中、又は非動作中とも機能選択手段により任意に設定可能であるから、後処理状況に応じてユーザーは任意に適時選択して切り換え設定する事が出来る。
請求項4の後処理装置によれば、機能選択手段による排出手段が選択されない場合でも、検知手段が断裁屑収容箱内に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知したとき、表示手段により断裁屑の満杯を表示するとともに、排出手段により断裁屑を後処理装置外に排出する事により、ユーザーは断裁屑収容箱内の満杯を表示手段により確認して、断裁屑の廃棄操作を行う事ができる。また、表示手段による断裁屑の満杯が表示されたとき、ユーザーが不在でも、後処理装置及び画像形成装置の駆動が継続され、排出手段により断裁屑が後処理装置外に排出されるから、無人運転時にも支障を来す事はない。
請求項5の後処理装置によれば、機能選択手段による排出手段が選択されない場合で、且つ、検知手段が断裁屑収容箱内に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知したとき、表示手段により断裁屑の満杯を表示するとともに、制御手段が開閉手段を駆動して、排出手段により断裁屑を後処理装置外に排出するように制御することにより、表示手段による断裁屑の満杯が表示されたとき、ユーザーが不在でも、後処理装置及び画像形成装置の駆動が継続され、開閉手段を自動開放して排出手段により断裁屑が後処理装置外に排出されるから、無人運転時にも支障を来す事はない。
請求項6の画像形成装置によれば、断裁屑収容箱内に収容された断裁屑が満杯状態になった場合に、排出手段によって断裁屑を後処理装置外に排出する事により、画像形成装置の駆動を停止させることなく、継続して運転が可能であるから、画像形成装置の高速処理生産性に対応可能である。
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
[断裁手段を備えた後処理装置及び画像形成装置]
ここで、断裁手段を備えた後処理装置及び画像形成装置とは、断裁手段を内蔵した後処理装置、又は図1に示す如く断裁手段を内蔵した後処理装置の外付けにより一体化した画像形成装置をいう。なお、本発明に係る断裁手段を内蔵した後処理装置は単独で使用することが出来る構成とすることも可能である。なお、本発明の後処理装置、及び後処理装置を備えた画像形成装置は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る断裁手段を有する後処理装置ならびに画像形成装置の全体構成図である。
画像形成装置は、画像形成装置本体A、自動原稿送り装置DF、後処理装置B、大容量給紙装置LTから構成されている。
図示の画像形成装置本体Aは、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙カセット5A,5B,5C、手差し給紙トレイ5D、第1給紙部6A,6B,6C,6D、第2給紙部6F、定着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)8Aを備えている。
画像形成装置本体Aの図示の左側面の排紙部8側には、前述した断裁手段90を有する後処理装置Bが連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿は画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサ1Aにより読み込まれ、光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の処理を経た後、画像書込部3に送られる。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。給紙カセット5A〜5Cの第1給紙部6A〜6C、手差し給紙トレイ5Dの第1給紙部6D、大容量給紙装置LTの第1給紙部6Eの各々により給送された用紙Sは第2給紙部6Fを経て、転写手段4Bにより画像が転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置7により定着され、排紙部8から後処理装置Bに送り込まれる。或いは搬送路切換板8Bにより自動両面コピー給紙部8Aに送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像形成部4において、両面画像処理後、排紙部8から排出される。
操作部9は画像形成装置本体A及び後処理装置B等から成る画像形成装置の処理機能を選択、設定する。
画像形成装置本体Aの主制御手段10は、通信部10A、通信回線10Bを介して、後処理装置Bの後処理制御手段10Cに接続している。
[後処理装置]
図2は後処理装置Bの中折り、中綴じ処理工程の用紙搬送を示す模式図である。図3は後処理装置Bの右側面図、図4は後処理装置Bの左側面図である。
最初に、用紙導入から折り処理前迄の用紙搬送工程を説明する。
図1、図2に示すように、画像形成装置本体Aから排出された用紙Sは、後処理装置Bの入口部11に導入されると、入口ローラ12により挟持され、搬送路切換手段G1の上方の用紙搬送路r1又は下方の用紙搬送路r2の何れかに搬送される。
〈ストレート排紙〉
用紙搬送路r1に分岐された用紙Sは、搬送ローラ13A〜13Eにより挟持されて搬送され、搬送路切換手段G2の上方の用紙搬送路r3又は下方の用紙搬送路r4の何れかに搬送される。
上方の用紙搬送路r3に進行した用紙Sは、排紙ローラ14によって排出され、後処理装置Bの上部に配置されたサブ排紙トレイ15上に積載される。
下方の用紙搬送路r4に進行した用紙Sは、搬送ローラ16A〜16Dにより挟持されて搬送され、排紙ローラ17によって排出される。
〈第1直角偏向搬送〉
搬送路切換手段G1の下方の用紙搬送路r2に搬送された用紙Sは、ほぼ垂直に下降し、所定位置に一時停止して収納される。この第1停止位置Q1において、後続の複数枚の用紙Sが重ね合わせられて収容される。
〈第2直角偏向搬送〉
収容された用紙Sは、搬送ローラ対18A,18B、第1搬送ローラ対18C,18D、及び図示しない案内板によって図3の紙面に対して直角手前方向に偏向移動されて、後処理装置B内部の前面側Bfに回り込む用紙搬送路r5を用紙面を直立させた状態で通過し、第2停止位置Q2において一時停止する。
〈第3直角偏向搬送〉
次に、用紙Sは第2搬送ローラ対18Eによって垂直上方に搬送された後、水平方向に偏向され、搬送ローラ対19、搬送整合ベルト20によって移動される(用紙搬送路r6、図2参照)。
〈折り処理前の整合〉
整合手段は、図3に示すように、用紙搬送路r6の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙先端部を当接させて位置決めする整合部材21と、用紙Sの後端部を押圧して移動させる移動可能な整合部材20Aとから成る。整合部材20Aは、用紙搬送路r6の用紙搬送方向上流側に配置された搬送ローラ対19により搬送された用紙Sの後端部を押圧して整合部材21まで移動させ、用紙先端部を整合部材21に当接させて用紙揃えを行い第3停止位置Q3で一時停止する。
次に、後処理装置Bにおける用紙Sの中折り処理、中綴じ処理、冊子の小口断裁処理を具体的に説明する。
搬送整合ベルト20の用紙搬送方向下流側には、折り手段30が配置されている。折り手段30は折りローラ31,32,33、第1折り板34、第2折り板35等から構成されている。三つ折り処理を行う場合には、折り手段30において、折りローラ31,32と第1折り板34とにより用紙Sに第1の折り目部が形成され、折りローラ32,33と第2折り板35とにより用紙Sに第2の折り目部が形成され、三つ折り処理された折丁SAは、複数の搬送ローラ36と案内板とから成る用紙搬送路r8を通過して、排紙ローラ37によって排紙トレイ38に排出される(図3参照)。
〈中折り処理〉
折り手段30に到達した1枚又は複数枚の用紙Sは、互いに逆方向に回転する折りローラ31,32、及び直進する第1折り板34によって挟持されて中折り処理が行われ、用紙搬送方向中央で用紙幅方向にわたって折り目部bを形成した折丁SAが形成される。
折りローラ31,32、第1折り板34によって二つ折り処理が行われて折り目部bを形成した折丁SAは、折りローラ31,32の逆回転によって、折りローラ31,32のニップ位置から離間されて元の水平搬送路に戻される。図2において、折丁SAは引き続き、後述の搬送手段40の搬送ベルト41、搬送爪42及び折丁ガイド手段50の導入ガイド部材51によって、折り目部bの延長線方向の用紙搬送路r7に搬送され、中綴じ手段60に送り込まれる(図2参照)。
このように、折り手段30は、1乃至3枚の少数枚の用紙Sを中折り処理して、折り目部bをしっかり付け、逐次、中綴じ手段60に送り込む事により、折り目部bの膨らみが少ない用紙束SSを作製する事ができる。
〈中綴じ処理〉
折り手段30において中折り処理された用紙束SSは、後述の搬送手段40によって、用紙搬送路r7方向に進行し、中綴じ手段60の鞍掛集積手段61上に載置される。後続の中折り処理された折丁SAも引き続き用紙搬送路r7を通過して鞍掛集積手段61上に積載される。
図4において、鞍掛集積手段61は、ほぼ直交する2枚のガイド板から成り、後処理装置Bの本体に固定されている。鞍掛集積手段61の頂部近傍には、バネ付勢されて昇降可能な押圧部材61Aが受針機構64に支持された状態で配置されている。
押圧部材61Aの頂部は、上方にほぼ直角な凸形状をなし、その頂部稜線上に中折り処理された折丁SAの折り目部b(図4参照)が載置される。
鞍掛集積手段61及び押圧部材61A上に載置された複数枚の折丁SAは、幅整合手段62によって位置揃えされる。
押圧部材61Aの上方には、打針機構63が固定配置されている。鞍掛集積手段61の内部には、押圧部材61Aと受針機構64が上下方向に移動可能に支持されている。
打針機構63と受針機構64とから成る二分割構造の綴じ手段は、用紙折り目部方向に2組配置されている。操作部において、中綴じ処理が設定されると、受針機構64が上昇して中綴じ処理を行う。即ち、2組の綴じ手段は押圧部材61A上の折丁SAの折り目部bに沿って、中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針する。
〈冊子の取り出し〉
中綴じ手段60において中綴じ処理された用紙束SSは、冊子取り出し手段70のアーム部材71の先端部に固定された支持部材72に保持され、アーム部材71によって一点鎖線矢印方向に揺動されて搬送ベルト82上に載置された後、冊子搬送手段80に搬送される。
〈冊子の搬送〉
冊子搬送手段80に搬送された用紙束SSは、搬送ベルト82上に載置される。搬送ベルト82の回動により用紙束SSは斜め下方に搬送され、更に、傾斜状態に保持されて、回動する搬送ベルト83により移送されて所定位置に停止する。その後、搬送ベルト83は揺動して水平状態に支持される。
〈用紙束の断裁処理〉
この水平状態になった搬送ベルト83上に載置された用紙束SSの小口(折り目部の反対側の自由端部)aは、用紙束SSの用紙枚数によって不揃いになっているから、本発明の断裁手段90により断裁して小口aを揃える。
図5は断裁手段90の断面図である。
断裁手段90は、用紙束SSの搬送路下方に配置された断裁刃91と、搬送路上方に配置された刃受け板92により用紙束SSの小口aを断裁する。断裁刃91は移動可能な断裁刃保持部材93に固定されている。断裁刃保持部材93の斜め上方移動により、断裁刃91は固定支持台94の上面に載置された用紙束SSの小口aを剪断する。
刃受け板92は、図示しない駆動源により揺動されるクランク95に連結して昇降し、固定支持台94の上面に載置された用紙束SSを押圧するとともに、断裁刃91の刃先に当接して用紙束SSの小口aを剪断する。
図6は断裁処理される用紙束SSの斜視図及び断面図である。
図6(a)は中折り処理、中綴じ処理された用紙束SSの斜視図、図6(b)は用紙束SSの断面図である。aは小口、bは折り目部、cは断裁線、SPは綴じ針を示す。
〈冊子の排出〉
図4において、断裁処理されて作製された冊子SSSは、逆回転する搬送ベルト83に載置され、搬送ベルト83に固定された可動整合部材84により冊子SSSの後端部が押圧された状態で搬送され、搬送ベルト83の先端部から矢示方向に落下する。落下した冊子SSSは、回動する排出ベルト85により後処理装置Bの前面側Bfの外方に配置された排紙トレイ86に排出される。
図7は、冊子搬送手段80、断裁手段90及び断裁屑排出手段100から成る断裁手段の断面図である。
排出ベルト85は、後処理装置Bの前面側Bfの前方に引き出し可能に支持されている。即ち、排出ベルト85を支持する図示しない枠体の一部を把持して前方に引き出せば、枠体は後処理装置Bの本体に支持された図示しないスライドレールに摺動して移動し、排出ベルト85は前方に引き出される。
断裁処理された冊子SSSは、逆転回動する上方の搬送ベルト83により搬送されて矢印方向に移動した後、搬送ベルト83の端部から落下し、下方の排出ベルト85上に載置される。回動する排出ベルト85は落下する冊子SSSを順次受け取って、鱗状に積載し、後処理装置Bの前面側Bfの前方に送り出す。
〈断裁屑の処理〉
冊子搬送手段80と断裁手段90の下方には、断裁屑排出手段100が配置されている。
モータM1は、排出ベルト85の回動と、断裁屑搬送ベルト101の回動と、断裁屑収容箱102内の断裁屑移送部材103の往復移動とを駆動する。即ち、モータM1は、図示しないワイヤ、ベルト等の駆動伝達部材を介して排出ベルト85の回動と、断裁屑搬送ベルト101の回動とを駆動するとともに、回転円盤104を回転させ、回転円盤104の一端に係止されたクランク105を偏芯移動させ、クランク105の他端に係止された断裁屑移送部材103をガイドバー106に沿って挑戦往復移動させる。
断裁手段90の断裁刃91、刃受け板92によって小口aが断裁された断裁屑dは、回動する断裁屑搬送ベルト101上に落下して移送され、断裁屑収容箱102内に収容される。
断裁屑収容箱102の入口部107に落下して収容された断裁屑dは、モータM1により往復移動される断裁屑移送部材103により、断裁屑収容箱102内の奥側に移送されて圧縮される。
断裁屑収容箱102の入口部107近傍には検知手段(断裁屑検知センサ)PSが配置されている。断裁屑収容箱102内の断裁屑dが満杯になったことを検知手段PSが検知すると、後処理装置Bの駆動の停止又は警告発生をする。ユーザーは新規の断裁屑収容箱102と交換するか、断裁屑収容箱102内の断裁屑dを廃棄して断裁屑収容箱102を再使用する。又は、後述の開閉手段により断裁屑収容箱102内の断裁屑dを自動で機外に排出させる。
断裁屑収容箱102の入口部107とは反対側の収容箱奥側には開口部108が形成されている。開口部108は開閉手段によって開閉可能である。開閉手段は、開閉蓋109、蝶番110、係止手段111等から構成されている。
開閉蓋109は断裁屑収容箱102の開口部108を開閉する。開閉蓋109はバネ付勢されて開口部108を開放可能にする。蝶番110は開閉蓋109を開閉可能に蝶合する。係止手段111は開閉蓋109を閉止状態に係止するとともに、ソレノイド等により係止を解除して開口部108を開放する。
後処理装置Bの前面側Bfには、断裁屑収容箱102を取りし出し可能にする開口112が形成されている。断裁屑収容箱102の係止手段111を解除して、開閉蓋109を開き、開口112を通して図示の一点鎖線で示す開放状態にすると、断裁屑収容箱102内に満杯状態に圧縮された断裁屑dは、駆動手段によって移動する断裁屑移送部材103によって押し出されて、後処理装置Bの外部に排出される。
後処理装置Bの外部に、予め収容箱113を設置しておけば、断裁屑収容箱102の開口部108から溢れ出た断裁屑dは収容箱113に収容される。
図8は、画像形成装置本体Aと後処理装置Bとから成る画像形成装置の制御を示すブロック図である。
画像形成装置本体Aの画像形成部4、給紙手段、用紙搬送手段によって画像が形成されて排出された用紙Sは、後処理装置Bにおいて折り手段30、中綴じ手段60、断裁手段90によって冊子SSSが形成されて機外に排出される。
画像形成装置本体Aに配置された操作部9は、表示手段9Aと機能選択手段9Bとを有する。表示手段9Aはタッチパネル、ユーザーへの断裁屑満杯をメッセージとして表示する機能と、ユーザーが断裁屑dの排出実施を指示する表示機能とを有する。
機能選択手段9Bは、後処理装置B外への断裁屑dの排出と非排出とを選択、設定する。機能選択手段9Bによる後処理装置外への断裁屑dの排出と非排出とが、後処理装置Bの動作中、又は非動作中ともユーザーが機能選択手段9Bにより設定可能である。
機能選択手段9Bによる断裁屑排出手段100が選択されない場合で、且つ、検知手段PSが断裁屑収容箱102内に収容された断裁屑dが満杯状態になった事を検知したとき、表示手段9Aにより断裁屑dの満杯を表示するとともに、断裁屑排出手段100により断裁屑dを後処理装置Bの機外に排出させる。
機能選択手段9Bによる断裁屑排出手段100が選択されない場合で、且つ、検知手段PSが断裁屑収容箱102内に収容された断裁屑dが満杯状態になった事を検知したとき、表示手段9Aにより断裁屑dの満杯を表示するとともに、後処理制御手段10Cが開閉手段を駆動して、断裁屑排出手段100により断裁屑dを後処理装置Bの機外に排出するように制御する。
このようにして、ユーザーが操作可能な機能選択手段9Bは、後処理装置Bの動作中、又は非動作中とも常時受け付け可能とした事により、ユーザーが事情により後処理装置Bから離れなくてはならなくなっても、機能選択手段9Bを選択後に後処理装置Bから離れれても、断裁屑満杯による画像形成装置の駆動停止が回避される。
画像形成装置本体Aの主制御手段10は、通信部10A、通信回線10Bを介して、後処理装置Bの後処理制御手段10Cに接続している。後処理制御手段10Cは、負荷駆動回路等を制御する。後処理制御手段10CのコンピュータCPUは、断裁屑満杯を検知する検知手段PSによる検知信号を受けて、断裁屑dの満杯を判断する。また、コンピュータCPUは、断裁屑排出手段100による断裁屑dの機外排出を制御する。
断裁屑排出手段100の断裁屑満杯を検知する検知手段PS、断裁屑収容箱102、断裁屑移送部材103、開閉蓋109の開閉機構等は、後処理制御手段10Cにより制御される。
図9は画像形成装置の制御を示すフローチャートである。
ステップ1:検知手段PSが断裁屑収容箱102内に収容された断裁屑dの満杯を監視する。
ステップ2:断裁屑検知センサPSにより断裁屑満杯検知信号発生の有無を検知する。
ステップ3:断裁屑満杯検知信号発生有りが検知されると、機能選択手段9Bが断裁屑満杯時の断裁屑dの自動機外排出機能が選択されているか否かを判断する。
ステップ4:自動機外排出機能が選択されていると、断裁屑収容箱102内の断裁屑dを後処理装置Bの機外に排出する。
ステップ5:後処理装置Bの機外への断裁屑dの排出完了と、後処理の完了を確認する。
ステップ6:断裁屑dの機外排出と後処理が完了したら、画像形成装置本体Aによるプリント再開を待機する。
ステップ7:ステップ3において、機能選択手段9Bが断裁屑満杯時の断裁屑dの自動機外排出機能が選択されていない場合には、画像形成装置の駆動中断が可能か否かを確認する。
ステップ8:画像形成装置の駆動中断が可能と確認されたら、画像形成装置本体A及び後処理装置Bの駆動停止処理を実行する。
ステップ9:画像形成装置本体A及び後処理装置Bの駆動停止を、操作部9の表示手段9Aに表示してユーザーに告知する。
ステップ10:操作部9の排出実行手段9Cの実行キーによる選択がされたか否かを判断する。排出実行手段9Cが選択、実行されたら、ステップ4に進み、自動機外排出機能により断裁屑収容箱102内の断裁屑dを後処理装置Bの機外に排出する。
ステップ11:断裁屑検知センサPSにより断裁屑満杯検知信号発生の有無を検知する。断裁屑満杯検知信号発生有りであれば、ステップ9に戻り、画像形成装置本体A及び後処理装置Bの駆動停止を、操作部9の表示手段9Aに表示してユーザーに告知する。断裁屑満杯検知信号発生無しであれば、ステップ6に進み、画像形成装置本体Aによるプリント再開を待機する。
なお、本発明の実施の形態では、複写機本体に接続した中折り、中綴じ機能を有する後処理装置の断裁手段について説明したが、中綴じを先行処理した後に中折り処理する後処理装置の断裁手段にも適用可能である。また、軽印刷機に接続された製本装置に本発明の断裁手段を備えた後処理装置を選択的に接続して、多目的、多機能の後処理を一貫して処理することも可能である。
また、軽印刷機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続して使用する後処理装置にも適用可能である。
更に、画像形成装置から分離した単独の形態の後処理装置として各種折り処理、綴じ処理、断裁処理を実施することも可能である。
本発明に係る断裁手段を有する後処理装置ならびに画像形成装置の全体構成図。 後処理装置の中折り、中綴じ処理工程の用紙搬送を示す模式図。 後処理装置の右側面図。 後処理装置の左側面図。 断裁手段の断面図。 断裁処理される用紙束の斜視図及び断面図。 冊子搬送手段、断裁手段及び断裁屑処理手段から成る断裁手段の断面図。 画像形成装置本体と後処理装置とから成る画像形成装置の制御を示すブロック図。 画像形成装置の制御を示すフローチャート。
符号の説明
4 画像形成部
9 操作部
9A 表示手段
9B 機能選択手段
10 主制御手段
10C 後処理制御手段
30 折り手段
60 中綴じ手段
90 断裁手段
91 断裁刃
92 刃受け板
100 断裁屑排出手段
101 断裁屑搬送ベルト
102 断裁屑収容箱
103 断裁屑移送部材
107 入口部
108 開口部
109 開閉蓋
110 蝶番
111 係止手段
112 開口
113 収容箱
A 画像形成装置本体
B 後処理装置
PS 検知手段(断裁屑検知センサ)
S 用紙
SS 用紙束
SSS 冊子(製本物)
d 断裁屑

Claims (6)

  1. 用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、
    断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、
    前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、
    前記断裁屑収容箱の一部に設けた開口部を開閉する開閉手段と、
    前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、前記開閉手段により前記断裁屑収容箱の開口部を開放して、前記断裁屑収容箱の内部に収容されて満杯状態となった断裁屑を前記後処理装置の機外に排出する排出手段と、
    を有することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記排出手段は、機能選択手段の設定により、前記後処理装置の機外への断裁屑の排出と非排出とが選択されることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記機能選択手段による前記後処理装置外への断裁屑の排出と非排出とが、前記後処理装置の動作中、又は非動作中とも前記機能選択手段により設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
  4. 用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、
    断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、
    前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、前記断裁屑収容箱の内部に収容されて満杯状態となった断裁屑を前記後処理装置の機外に排出する排出手段と、
    前記後処理装置の機外への断裁屑の排出と非排出とを選択して設定する機能選択手段と、を有し、
    前記機能選択手段による前記排出手段が選択されない場合で、且つ、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知したとき、表示手段が断裁屑の満杯を表示するとともに、前記排出手段により断裁屑を前記後処理装置外に排出することを指示することを特徴とする後処理装置。
  5. 用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、
    断裁処理により発生した断裁屑を収容する断裁屑収容箱と、
    前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知する検知手段と、
    前記断裁屑収容箱の一部に設けた開口部を開閉する開閉手段と、
    前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知すると、前記開閉手段により前記断裁屑収容箱の開口部を開放して、前記断裁屑収容箱の内部に収容されて満杯状態となった断裁屑を前記後処理装置の機外に排出する排出手段と、
    前記後処理装置の機外への断裁屑の排出と非排出とを選択して設定する機能選択手段と、
    前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記機能選択手段による前記排出手段が選択されない場合で、且つ、前記検知手段が前記断裁屑収容箱の内部に収容された断裁屑が満杯状態になった事を検知したとき、表示手段が断裁屑の満杯を表示するとともに、前記開閉手段を駆動して前記排出手段により断裁屑を前記後処理装置の機外に排出することを指示することを特徴とする後処理装置。
  6. 画像形成装置本体と、該画像形成装置本体により画像形成されて排出された用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製した冊子の小口部を断裁手段により断裁処理して製本物を作製する請求項1乃至5の何れか1項に記載の後処理装置と、を備えて成ることを特徴とする画像形成装置。
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