JP2003292233A - 用紙後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

用紙後処理装置及び画像形成システム

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JP2003292233A
JP2003292233A JP2002103567A JP2002103567A JP2003292233A JP 2003292233 A JP2003292233 A JP 2003292233A JP 2002103567 A JP2002103567 A JP 2002103567A JP 2002103567 A JP2002103567 A JP 2002103567A JP 2003292233 A JP2003292233 A JP 2003292233A
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Hideki Nakamura
英樹 中村
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置にてミスプリントした用紙を細
断処理する場合、別途に細断装置(シュレッダー)を配
置せず、従来の用紙後処理装置の構成を利用し、細断処
理機能の拡張を実現する。 【解決手段】 導入された用紙に対して、綴じ処理、折
り処理、穿孔処理の少なくとも一つの後処理を行う用紙
後処理装置において、用紙後処理装置内に外部から用紙
を直接受容して給送する給紙手段と、給紙手段により給
送される用紙を細断する細断手段と、を有する用紙後処
理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を有する
複合機等の画像形成装置により画像が記録された用紙に
対して、穿孔処理、綴じ処理、折り処理等を行う用紙後
処理装置、及び画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、これらの複合
機等の画像形成装置により画像が形成された画像記録用
紙に対して、穿孔処理、二つ折り処理、Z折り処理を行
い、ファイル綴じ可能にする後処理装置が提供されてい
る。
【0003】従来、画像形成装置から排出された用紙を
トレイに収容して綴じ処理を行う用紙収容装置として
は、特開昭59−43765号、特開昭60−1834
61号、特開昭60−248563号の各公報に記載の
ものが知られている。
【0004】また、用紙をZ折り処理する装置として、
実開昭62−68973号公報、特開平4−64577
号公報等が公知である。
【0005】画像形成装置から排出された用紙をZ折り
処理後に綴じ処理を実行する用紙後処理装置としては、
特開2001−261220号公報が開示されている。
【0006】画像形成装置から排出される用紙とは別途
に表紙用紙を給紙手段により給送し、画像形成装置から
排出される用紙に表紙用紙を綴じ手段により綴じ合わせ
て冊子を作製する用紙後処理装置が近年、実現されてい
る。また、用紙にファイル用の孔をあける穿孔手段が配
置された用紙後処理装置も実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の用紙後処理装置
においては、以下の課題がある。
【0008】画像形成装置にてミスプリントした用紙を
細断処理する場合には、別途に細断装置(シュレッダ
ー)を配置しなければならない。細断装置を別途に配置
すると、設置場所を必要とし、また、装置が高価にな
る、配線工事等が面倒になる等の問題がある。
【0009】本発明は、画像形成装置から排出される用
紙を、穿孔処理、綴じ処理、折り処理する用紙後処理装
置に細断機能を付加する事により、機能を拡大し、操作
性の優れた用紙後処理装置を提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の用
紙後処理装置及び画像形成システムにより解決される。
【0011】(1) 導入された用紙に対して、綴じ処
理、折り処理、穿孔処理の少なくとも一つの後処理を行
う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置内に外
部から用紙を直接受容して給送する給紙手段と、前記給
紙手段により給送される用紙を細断する細断手段と、を
有することを特徴とする用紙後処理装置。
【0012】(2) 画像書込手段、画像形成手段、用
紙搬送手段、操作手段、制御手段から成る画像形成装置
と、給紙手段、穿孔手段、綴じ手段、折り手段、操作部
を有する第2後処理装置と、前記画像形成装置から排出
される用紙を受容して前記第2後処理装置に搬送すると
ともに、前記第2後処理装置から排出された用紙を受容
して細断処理する第1後処理装置と、を備えて成ること
を特徴とする画像形成システム。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の用紙後処理装置、
及び用紙後処理装置を備えた画像形成装置を図面に基づ
いて説明する。
【0014】[画像形成システム]図1は画像形成装置
A、第1後処理装置B、第2後処理装置Cから成る画像
形成システムの全体構成図である。図2は画像形成シス
テムの外観斜視図である。
【0015】[画像形成装置]画像形成装置Aは、回転
する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段(書
込手段)3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5
B、分離爪5C、及びクリーニング手段5Dを配置した
画像形成部を有し、帯電手段2によって像担持体1の表
面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビー
ムによって原稿から読み取られた画像データに基づく露
光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4によ
り反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成す
る。
【0016】一方、給紙手段6Aから給紙された画像記
録用紙(以下、用紙と称す)Sは中間給紙部6Bを経て
転写位置へと送られる。転写位置において転写手段5A
により前記トナー像が用紙S上に転写される。その後
に、用紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去さ
れ、分離爪5Cにより像担持体1から分離され、搬送手
段7Aにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱
定着され、排紙ローラ7Cにより排出される。
【0017】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切換
板7Bにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送手段
7Dにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7C
から排出された用紙Sは、第1後処理装置Bの入口部1
0に送り込まれる。
【0018】一方、像担持体1の画像処理後の表面は、
分離爪5Cの下流においてクリーニング手段5Dにより
表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に
備える。
【0019】画像形成装置Aの上部前面側には、画像形
成モード、用紙後処理モードを選択して設定する操作手
段9が配置されている。
【0020】画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り
装置と走査露光装置とを備えた画像読み取り装置Dが配
置されている。
【0021】[用紙後処理装置]第1後処理装置Bに搬
入された用紙Sは、後述の穿孔処理、Z折り処理、中折
り処理、三つ折り処理等の少なくとも1処理が選択して
処理され、第2後処理装置Cに送り込まれる。第1後処
理装置Bと第2後処理装置Cとを総称して用紙後処理装
置ともいう。
【0022】第1後処理装置Bは、入口部10、第1穿
孔手段20、第1折り手段30、細断手段(シュレッダ
ー)40から成る。
【0023】第1後処理装置Bにおいて穿孔処理、折り
処理された用紙S、又は画像形成装置から排出され、こ
れらの後処理を行わず通過する用紙Sは、排紙ローラ3
9から排出されて隣接配置された第2後処理装置Cの入
口部50に搬入される。
【0024】第2後処理装置Cには、第1給紙部51、
第2給紙部52、第2穿孔手段60、集積部70、綴じ
手段(ステイプル手段)700、第2折り手段80、シ
フト手段67、操作部900、排紙ローラ対91、昇降
排紙台92、上部排紙台93等が配置されている。
【0025】[第1後処理装置]図3は、第1後処理装
置Bの構成及び用紙搬送路を示す断面図である。
【0026】画像形成装置Aの排紙ローラ7Cから排出
された用紙Sは、第1後処理装置Bの入口部10に導入
される。入口部10の用紙搬送方向下流側には、第1穿
孔手段20が配置されている。第1穿孔手段20は用紙
Sの後端部近傍にファイル用の孔をあける。
【0027】第1穿孔手段20の用紙搬送方向下流側に
は、レジストローラ対31と、ソレノイドSD1により
揺動可能な分岐部材32とが配置されている。
【0028】レジストローラ対31を通過した用紙S
は、分岐部材32により下方の第1搬送路と、上方の
第2搬送路とに分岐される。第1搬送路に搬送され
る用紙Sは、排紙ローラ39により直接排紙される(単
純通紙)。
【0029】第2搬送路に搬送される用紙Sは、折り
ローラ33,34,35、第1停止手段36、第2停止
手段37等により、用紙中折り、用紙Z折り、用紙三つ
折りが行われる。これらの折り処理後の用紙Sは、排紙
ローラ39に挟持されて装置外に排出され、第2後処理
装置Cの入口部50に導入される。
【0030】排紙ローラ39の下方には、回転可能な一
対のロールカッター41から成る細断手段40が配置さ
れている。細断手段40は、後述の第2後処理装置の第
1給紙部51又は第2給紙部52から搬送される用紙S
を受容して、ロールカッター41により細断する。
【0031】細断手段40の下方には、用紙屑収納容器
42が着脱可能に設置されている。用紙屑収納容器42
は、細断手段40から排出される用紙屑と、第1穿孔手
段20から排出される穿孔屑とを収容する。
【0032】[第2後処理装置]図4は第2後処理装置
C内における用紙Sの搬送経路を示す断面図である。
【0033】第2後処理装置Cには、図示の上段に第1
給紙部51、第2給紙部52、上部排紙台93が配置さ
れ、中段に第2穿孔手段60、シフト手段67、排紙ロ
ーラ対91がほぼ水平をなす同一平面上に直列配置さ
れ、下段に集積部70と第2折り手段80が傾斜面をな
す同一平面上に直列に配置されている。
【0034】また、第2後処理装置Cの図示左側面に
は、シフト処理済みの用紙S及び端綴じ処理済みの用紙
束Saを積載する昇降排紙台92が配置されている。
【0035】・給紙手段 第1給紙部51の給紙皿内に収容された挿入用紙(イン
ターシート)K1は、給紙ローラ511により分離、給
送され、搬送ローラ512,513,514に挟持され
て、入口部50に導入される。また、第2給紙部52の
給紙皿内に収容された表紙用紙K2は、給紙ローラ52
1により分離、給送され、搬送ローラ513,514に
挟持されて、入口部50に導入される。
【0036】また、第1給紙部51及び第2給紙部52
の各給紙皿内に、廃棄用の用紙Sを積載して、給紙ロー
ラ511、又は給紙ローラ521により給送する事がで
きる。
【0037】・入口部 第2後処理装置Cの入口部50には、第1後処理装置B
において、単純排紙された用紙S、又は、穿孔処理、折
り処理の何れかが行われた用紙Sが導入される。また、
入口部50には、第2後処理装置Cの上部に設置された
第1給紙部51から供給される用紙束間を仕切る挿入用
紙K1と、第2給紙部52から供給される表紙用紙K2
とが導入される。
【0038】・用紙搬送路切換手段 入口部50には、用紙搬送路切換手段53が揺動可能に
支持されている。用紙搬送路切換手段53はソレノイド
SD2により駆動される。第1給紙部51から給送され
る挿入用紙K1又は第2給紙部52から給送される表紙
用紙K2は、用紙搬送路切換手段53の図示左側の斜面
に沿って第3搬送路を移動して、レジストローラ65
に送り込まれる(図3参照)。
【0039】第1給紙部51又は第2給紙部52に積載
されて給送される廃棄用の用紙Sは、用紙搬送路切換手
段53の図示右側の斜面に沿って第4搬送路を移動し
て、細断手段40に送り込まれる。
【0040】・第2穿孔手段 入口部50の用紙搬送方向下流側には、第2穿孔手段6
0が配置されている。第2穿孔手段60による穿孔位置
の用紙搬送方向上流側には、レジストローラ65が、穿
孔位置の用紙搬送方向下流側には、搬送ローラ66がそ
れぞれ配置されている。第2穿孔手段60は用紙Sの先
端部近傍にファイル用の孔をあける。
【0041】・用紙分岐手段 第2穿孔手段60の用紙搬送方向下流側には、切り換え
ゲートG1,G2から成る用紙分岐手段が設けられてい
る。切り換えゲートG1,G2は図示しないソレノイド
の駆動により三方の用紙搬送路、即ち、上部排紙台93
に至る第1搬送路F1、中段の排紙ローラ対91に至る
第2搬送路F2、下段の集積部70に至る第3搬送路F
3の何れかに選択的に分岐させる。
【0042】・単純排紙 この用紙搬送が設定されると、切り換えゲートG1は第
1搬送路F1のみを開放し、他の第2搬送路F2、第3
搬送路F3を遮断する。
【0043】第1搬送路F1を通過する用紙Sは、搬送
ローラ931に挟持されて上昇し、排出ローラ932に
より排出され、上部排紙台93上に載置され、順次積載
される。上部排紙台93には最大約200枚の用紙Sを
積載することができる。
【0044】・シフト処理 この搬送モードに設定されると、切り換えゲートG1は
上方に退避し、切り換えゲートG2は第3搬送路F3を
遮断し、第2搬送路F2を開放し用紙Sの通過を可能に
する。用紙Sは切り換えゲートG1、G2の間を通過す
る。
【0045】第1後処理装置Bより排出された用紙S、
又は、第1給紙部51から給送された挿入用紙K1、或
いは、第2給紙部52から給送された表紙用紙K2は、
切り換えゲートG1,G2の中間通紙路を通過して、シ
フト手段67により用紙搬送方向に直交する方向に、シ
フト処理される。
【0046】シフト手段67は所定の枚数毎に、搬送幅
方向に用紙Sの排紙位置を替えるシフト処理を行う。シ
フト処理された用紙Sは、排紙ローラ対91により機外
の昇降排紙台92に排出され順次載置される。この昇降
排紙台92は多数枚の用紙Sを排紙するときには、順次
下降するように構成されており、最大約3000枚(A
4判、B5判)の用紙Sを収容することが可能である。
【0047】・端綴じ処理 画像形成装置Aの操作手段9において綴じ処理または折
り処理が設定されると、画像形成装置A内で画像形成処
理されて、第1後処理装置Bを経て第2後処理装置Cの
入口部50に送り込まれた用紙Sは、第2穿孔手段60
を通過し、切り換えゲートG2の下方の第3搬送路F3
に送り込まれ、搬送ローラ701、702に挟持されて
搬送され、用紙Sの先端部が入口搬送ローラ対(レジス
トローラ)703の挟持位置付近に当接して停止され、
用紙先端整合が行われる。
【0048】用紙Sの進行方向後端部が搬送ローラ70
2の挟持位置から排出されたのちには、用紙Sの自重に
より下降に転じ、用紙載置台(中間スタッカ)71の傾
斜面上を下降し、巻き込みベルト704により用紙先端
部が摺動搬送され、綴じ手段700の近傍に設けた端綴
じ用位置規制手段72の用紙突き当て面に用紙Sの後端
部が当接して停止する。
【0049】73は用紙載置台71の両側面に移動可能
に設けた一対の幅整合部材である。用紙載置台71上に
所定枚数の用紙Sが積載、整合されると、綴じ手段70
0により綴じ合わせ処理が行われ、用紙Sが綴じ合わさ
れる。
【0050】綴じ処理された用紙束Saは、排出ベルト
74の排出爪74Aにより用紙Sの後端部が保持され
て、用紙載置台71の載置面上を滑走して斜め上方に押
し上げられ、排紙ローラ対91に挟持された用紙Sは、
昇降排紙台92上に排出、積載される。
【0051】[用紙後処理装置の制御手段]図5は、画
像形成装置A、第1後処理装置B、第2後処理装置Cの
制御を示すブロック図である。
【0052】画像形成装置Aの主制御手段100の通信
手段101と、第1後処理装置Bの後処理制御手段20
0の通信手段201と、第2の後処理制御手段300の
通信手段301とは電気的に接続され、制御信号の授受
が相互に行われる。
【0053】画像形成装置Aの操作手段9の選択手段に
より、第1後処理装置Bの第1穿孔手段20、第1折り
手段30、細断手段40、及び用紙搬送路の分岐等が選
択、実行される。
【0054】また、画像形成装置Aの操作手段9の選択
手段により、第2後処理装置Cの第1給紙部51、第2
給紙部52、第2穿孔手段60、シフト手段67、綴じ
手段700、幅整合部材73、第2折り手段80、及び
用紙搬送手段の駆動等が選択、実行される。
【0055】主制御手段100はこの設定により、通信
手段101を介して第1後処理装置B及び第2後処理装
置Cに制御信号を送る。制御信号は通信手段201を介
して後処理制御手段200に伝達される。後処理制御手
段200は設定された各手段の駆動を制御する。同時
に、制御信号は通信手段301を介して後処理制御手段
300に伝達される。後処理制御手段300は設定され
た各手段の駆動を制御する。
【0056】[オンラインモードの後処理設定]図6
は、画像形成装置Aの操作手段9の基本画面である。こ
の操作手段9の表示面上で用紙サイズ、倍率、コピー濃
度等を設定し、図示しないテンキーによりコピー枚数を
設定し、コピー釦を押してコピーを開始する。
【0057】操作手段9の基本画面のうち、「出力設
定」キーを押すと、図7に示す出力設定画面が表示され
る。排紙トレイ(上部排紙台93、昇降排紙台92)、
ステイプル処理の位置と数、ソート(シフト処理)、中
綴じ処理、中折り処理、カバーシート(表紙用紙K2)
処理、断裁処理、穿孔処理等の選択はこの画面により設
定され実行される。
【0058】操作手段9の基本画面のうち、「応用機
能」キーを押すと、図8に示す応用機能画面が表示され
る。インターシート(挿入用紙K1)、OHP合紙等の
挿入用紙の用紙Sへの挿入等はこの画面により設定され
実行される。
【0059】[オフラインモードの後処理設定]図9
(a)は、第2後処理装置Cに設置された操作部900
のサブ画面である。
【0060】第1給紙部51又は、第2給紙部52に用
紙Sを収容して、画像形成装置Aから排出される用紙S
とは別個に、第2後処理装置C内で、穿孔処理、シフト
処理、綴じ処理、折り処理等の後処理をオフラインで実
行する事ができる。
【0061】(1) 図9(a)に示す第2後処理装置
Cの操作部900において、機能選択釦910が最初に
押されると、オフラインモードに切り換えられる。この
状態でパンチ釦920を押せば、表示灯921が点灯す
るとともに、スタート/クリア釦930の青色ランプが
点灯し、動作開始可能(レディー)を表示する。次に、
スタート/クリア釦930を押せば、オフラインモード
で、第2後処理装置Cの第1給紙部51、又は第2給紙
部52に収容された用紙Sが搬送されて、穿孔手段60
により孔あけ処理が行われた後、昇降排紙台92又は上
部排紙台93に排出される(図4参照)。
【0062】(2) 機能選択釦910の2回目の押圧
により、綴じ動作のうち、1ケ所綴じの表示灯911が
点灯するとともに、スタート/クリア釦930の青色ラ
ンプが点灯し、動作開始可能(レディー)を表示する。
この状態でスタート/クリア釦930を押せば、第2後
処理装置Cの第1給紙部51、又は第2給紙部52に収
容された用紙Sが順次搬送されて、集積部70において
積載、整合され、綴じ手段700により1ケ所綴じ処理
が行われた後(図7参照)、昇降排紙台92に排出され
る。
【0063】(3) 機能選択釦910の3回目の押圧
により、綴じ動作のうち、2ケ所綴じの表示灯912が
点灯するとともに、スタート/クリア釦930の青色ラ
ンプが点灯し、動作開始可能(レディー)を表示する。
以下、用紙Sの搬送、2ケ所綴じ処理(図7参照)、排
紙が行われる。
【0064】(4) 機能選択釦910の4回目の押圧
により、綴じ動作のうち、中綴じ中折りの表示灯913
が点灯するとともに、スタート/クリア釦930の青色
ランプが点灯し、動作開始可能(レディー)を表示す
る。以下、用紙Sの搬送、中綴じ中折り処理(図7参
照)、排紙が行われる。
【0065】(5) 機能選択釦910の5回目の押圧
により、三つ折りの表示灯914が点灯するとともに、
スタート/クリア釦930の青色ランプが点灯し、動作
開始可能(レディー)を表示する。以下、用紙Sの搬
送、三つ折り処理(図7参照)、排紙が行われる。
【0066】以上が、オフラインモードで用紙Sに、穿
孔処理、綴じ処理、折り処理、三つ折り処理の何れかを
選択して単独で後処理を行う過程を示すものである。
【0067】このオフラインモードの後処理設定によ
り、画像形成装置A、又は、他の画像形成装置から後処
理を行わずに排出した用紙Sに対して、改めて、穿孔処
理、綴じ処理、折り処理等の後処理を実施する事が出来
る。
【0068】[オフラインモードの細断処理]第2後処
理装置Cは、第1給紙部51(又は第2給紙部52)内
に、廃棄する用紙Sを収容して、細断手段により細断す
る機能を有する。
【0069】図9(a)に示す第2後処理装置Cの操作
部900において、機能選択釦910が押されると、オ
フラインモードに切り換えられる。この状態で細断釦9
40を押せば、表示灯941が点灯するとともに、スタ
ート/クリア釦930の青色ランプが点灯し、動作開始
可能(レディー)を表示する。
【0070】次に、スタート/クリア釦930を押せ
ば、オフラインモードで、第2後処理装置Cの第1給紙
部51(又は第2給紙部52)に収容された用紙Sが、
給紙ローラ511(又は給紙ローラ521)により送り
出されて、搬送ローラ512,513,514に挟持さ
れ、第2後処理装置Cの入口部50に搬送され、用紙搬
送路切換手段53の図示の右傾斜面を通過し、第1後処
理装置Bの排紙部下方の細断手段40に進行する(図
3、図4参照)。
【0071】細断手段40に搬入される用紙Sは、ロー
ルカッター41により短冊状、又は細片状に細断され
て、下方の用紙屑収納容器42内に蓄積される。用紙屑
収納容器42内に蓄積される用紙屑が満杯状態になった
事を、図示しない検知手段により検出されると、操作部
900の表示灯941が点滅して、満杯の警告表示を行
う。
【0072】用紙屑収納容器42内には、細断手段40
により細断された用紙Sの用紙屑と、第1後処理装置B
の第1穿孔手段20により排出される穿孔用紙屑とが混
合して集積される。
【0073】図9(b)は、オフラインモードで細断処
理を行う場合の確認画面である。第1後処理装置Bの細
断手段40の作動を指示する操作部900は、操作者の
誤操作防止機能を有する。操作者が第2後処理装置Cの
第1給紙部51(又は第2給紙部52)に、用紙Sを収
容して細断釦940を押すと、画像形成装置Aの操作手
段9には、確認画面950が表示される。
【0074】操作者は、この確認画面950を見て、第
1給紙部51(又は第2給紙部52)内の用紙Sを確認
し、廃棄用紙なら「はい」の釦を押す。廃棄用紙ではな
い有用の用紙Sを第1給紙部51(又は第2給紙部5
2)内に誤って収容したことを確認すると、「いいえ」
の釦を押し、細断処理を中止する。
【0075】なお、本発明の後処理装置では、画像形成
装置A、第1後処理装置B、第2後処理装置Cから成る
画像形成システムについて述べたが、画像形成装置Aに
接続された第1後処理装置B、又は画像形成装置Aに接
続された第2後処理装置C、或いは単独の第1後処理装
置B、又は第2後処理装置Cにも、本発明は適用可能で
ある。
【0076】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の用紙後処
理装置及び画像形成システムにより、以下の効果が奏せ
られる。
【0077】(1) 画像形成装置から排出される用紙
とは別途に、第2後処理装置の上部に配置した給紙手段
から用紙を給送して、用紙搬送手段により搬送し、穿孔
処理、綴じ処理、中折り処理等を単独に行うとともに、
給紙手段内に廃棄する用紙を収容して給送して、前記用
紙搬送手段により搬送し、細断手段により細断処理する
オフライン構成にする事により、画像形成装置や第1後
処理装置から排出されたミスプリントした用紙を、直ち
に細断手段により細断処理する事が出来る。
【0078】(2) 専用のシュレッダーを設置する必
要がないから、設置スペースの低減、配線不要等の利点
がある。
【0079】(3) 従来の用紙後処理装置に、細断手
段と用紙搬送路切換部材を追加する小規模改良だけで、
細断手段が形成できるから、部品点数の低減に有効であ
る。
【0080】(4) 細断手段と用紙搬送路切換部材
は、用紙後処理装置の空間部に配置可能であるから、用
紙後処理装置が大型化することはない。
【0081】(5) 細断手段の出力設定の操作は、従
来のオフラインモードの操作部に機能追加するだけでよ
いから、部品追加が少なく、操作性にも優れている。
【0082】(6) 細断手段の作動を指示する操作部
は、操作者の誤操作防止機能を有するから、有用な用紙
を誤って細断処理する事が防止される。
【0083】(7) 穿孔手段を有する用紙後処理装置
においては、穿孔屑を収容する用紙屑収納容器が設置さ
れているから、細断手段の用紙屑の収納は、この用紙屑
収納容器を改造して兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、第1後処理装置、第2後処理装
置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】画像形成システムの外観斜視図。
【図3】第1後処理装置の構成及び用紙搬送路を示す断
面図。
【図4】第2後処理装置内における用紙の搬送経路を示
す断面図。
【図5】画像形成装置、第1後処理装置、第2後処理装
置の制御を示すブロック図。
【図6】画像形成装置の操作手段の基本画面。
【図7】出力設定画面。
【図8】応用機能画面。
【図9】第2後処理装置に設置された操作部のサブ画
面、及びオフラインモードで細断処理を行う場合の確認
画面。
【符号の説明】
9 操作手段 20 第1穿孔手段 40 細断手段(シュレッダー) 41 ロールカッター 42 用紙屑収納容器 50 入口部 51 第1給紙部 52 第2給紙部 53 用紙搬送路切換手段 60 第2穿孔手段 900 操作部 920 パンチ釦 930 スタート/クリア釦 940 細断釦 950 確認画面 A 画像形成装置 B 第1後処理装置 C 第2後処理装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入された用紙に対して、綴じ処理、折
    り処理、穿孔処理の少なくとも一つの後処理を行う用紙
    後処理装置において、前記用紙後処理装置内に外部から
    用紙を直接受容して給送する給紙手段と、前記給紙手段
    により給送される用紙を細断する細断手段と、を有する
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記細断手段による細断片を収容する用
    紙屑収納容器を着脱可能に設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記細断手段を制御する制御手段と、前
    記細断手段の作動を指示する操作部とを有することを特
    徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙後処理装置の用紙搬送入口部
    は、画像形成装置の用紙出口部に接続されていることを
    特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 前記細断手段へ用紙を給送する前記給紙
    手段と用紙給送路とは、表紙用紙の給送を兼用すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の用紙後
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記用紙屑収納容器は、前記細断手段に
    よる細断片の収容以外の断裁屑の収容にも使用可能であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記操作部は、前記用紙後処理装置を単
    独に制御することを特徴とする請求項1又は3に記載の
    用紙後処理装置。
  8. 【請求項8】 前記操作部に配置された前記細断手段の
    動作を指示する操作部は、操作者の誤操作を防止する機
    能を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項
    に記載の用紙後処理装置。
  9. 【請求項9】 画像書込手段、画像形成手段、用紙搬送
    手段、操作手段、制御手段から成る画像形成装置と、給
    紙手段、穿孔手段、綴じ手段、折り手段、操作部を有す
    る第2後処理装置と、前記画像形成装置から排出される
    用紙を受容して前記第2後処理装置に搬送するととも
    に、前記第2後処理装置から排出された用紙を受容して
    細断処理する第1後処理装置と、を備えて成ることを特
    徴とする画像形成システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213862A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 株式会社サカエ 細断ユニット及びこれを用いたシュレッダ、シート状物処理装置
JP2016137581A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び仕切シートの出力方法

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