JP4321457B2 - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置から排出される画像記録済みの用紙を、中折り処理及び中綴じ処理した後、小口部を断裁する後処理装置、及び後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、中綴じ処理、中折り処理された冊子に対して、冊子の小口部を断裁して小口揃えを行う断裁手段を備えた後処理装置が印刷業界で実用されている。
また、近年、複写機、プリンタ等の画像形成装置により画像が形成された用紙を受容して、中綴じ処理、中折り処理を行い、週刊誌のように製本化した後、断裁手段により冊子の小口部を断裁して小口揃えをする断裁手段を備えた後処理装置が提供されている。
特許文献1に記載の自動パンチ機は、パンチ処理部のパンチかす捕集手段と、該パンチかす捕集手段により捕集されたパンチかすをパンチ処理部から離れた所定位置まで搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されたパンチかすを収納する収納ボックスとを有するもので、パンチ処理中のみパンチかすを収納ボックスに排出するように構成したものである。
特許文献2に記載のシート孔明け装置は、シートに孔を明けるパンチ及びダイと、パンチ及びダイが、シートに孔を明けたときに生じるパンチ屑を搬送するパンチ屑搬送手段と、パンチ屑搬送手段によって搬送されてきたパンチ屑を収容するパンチ屑箱と、を備えたものである。このシート孔明け装置においては、パンチ屑満杯による装置の駆動停止を回避するために、パンチ屑を一旦、中間集積部の役割を有する搬送手段で受け、搬送手段にて着脱可能なパンチ屑箱に搬送して収容する構成である。
特開平1−146696号公報 特開2001−25995号公報
特許文献1の断裁手段及び後処理装置においては、以下の課題がある。
特許文献1の自動パンチ機は、図2、図3に示されるように、パンチかすを受容する受皿と、パンチかすを搬送するスクリューを内蔵する搬送チューブと、搬送チューブの開口を開閉するシャッターと、パンチかすを収容するボックスと、ボックスを保持する前扉とから構成されている。ボックスを機外に取り出す際には、自動パンチ機の駆動を停止させた後、搬送チューブの開口をシャッターにより遮断して、前扉を開いてボックスを取り出すものであるから、自動パンチ機のボックス内のパンチかすがボックスの収容可能量を超過して満杯状態になった場合には、自動パンチ機、自動パンチ機を有する後処理装置及び後処理装置に接続された画像形成装置本体の駆動を停止させ、ボックスの交換やパンチかすの除去をユーザーが操作しなければならないから、生産性が低下する。
特に、中綴じ、中折り、小口断裁等の処理により冊子を大量に作製する事が可能な後処理装置においては、生産性の向上、無人状態での装置動作の継続が望まれる。このような後処理装置においては、断裁屑容器内の断裁屑の満杯による駆動停止は望ましくない。
特許文献2のシート孔明け装置においては、ユーザーが長時間、パンチ屑箱内のパンチ屑を除去しない場合には、中間集積部の役割を担う搬送手段のパンチ屑収容能力を充分に確保する必要が生じ、装置が大型化する問題がある。
また、パンチ屑のように比較的に小さな屑であれば問題が少ないが、断裁屑の場合にはかなりの大きな屑となるから、特許文献2の装置の構成を、冊子の小口を断裁する断裁手段を備えた後処理装置に適用する事は困難である。
本発明は、中折り処理、中綴じ処理されて搬送されてきた冊子に対して小口部を断裁する断裁手段により発生した断裁屑によって断裁屑容器が満杯状態になったとしても、後処理装置及び画像形成装置の駆動を停止させる事なく、画像形成動作及び後処理動作を継続させる事が可能な画像形成装置を提供する事を目的とする。
上記の目的は、以下の本発明の後処理装置及び画像形成装置により達成される。
(1) 作製された冊子を断裁手段により断裁して製本物を作製する後処理装置において、前記断裁手段により断裁された断裁屑を受容する断裁屑受容部と、前記断裁屑受容部に接続し、前記断裁屑受容部内の断裁屑を収容する着脱可能な断裁屑容器と、前記断裁屑受容部と前記断裁屑容器とを連通する開口部を開閉する遮蔽手段と、前記断裁屑受容部内に断裁屑が満杯になった事を検知する第1検知手段と、を有し、前記第1検知手段が前記断裁屑受容部に収容された断裁屑杯を検知したとき、前記後処理装置の制御手段に断裁屑処理の継続不可を通達し、前記断裁手段による断裁処理を停止させることを特徴とする後処理装置。
(2) 前記第1検知手段による前記断裁屑受容部内の断裁屑の満杯検知を表示する表示手段を有することを特徴とする前記(1)に記載の後処理装置。
(3) 前記断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知する第2検知手段を有し、
前記第2検知手段が前記断裁屑容器内における断裁屑の満杯を検知したとき、前記遮蔽手段により前記開口部を閉止することにより、前記断裁手段から排出される断裁屑を前記断裁屑受容部内に収容させ、前記断裁手段による断裁処理を続行可能にすることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の後処理装置。
(4) 前記断裁屑容器が前記断裁屑受容部へ装着されたか否かを検知する第3検知手段を有し、前記第3検知手段が前記断裁屑容器の取り外しを検知したとき、前記遮蔽手段が前記開口部を閉止することにより、前記断裁手段から排出される断裁屑を前記断裁屑受容部内に収容させ、前記断裁手段による断裁処理を続行可能にすることを特徴とする前記(1)〜(3)の何れか1項に記載の後処理装置。
(5) 前記第2検知手段が前記断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知しないとき、且つ、前記第3検知手段が前記断裁屑容器の装填を検知したときに、前記遮蔽手段は前記開口部を開口することを特徴とする前記(4)に記載の後処理装置。
(6) 前記断裁屑容器の開口部に搬入された断裁屑を前記断裁屑容器の奥側に押圧して移送する押圧手段を有し、前記第2検知手段が前記断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知したとき、又は、前記第3検知手段が前記断裁屑の容器取り外しを検知したときには、前記押圧手段による押圧駆動を禁止し、前記第2検知手段が前記断裁屑容器内に収容される断裁屑の満杯を検知しないとき、且つ、前記第3検知手段が前記断裁屑容器の装着を検知したときには、前記押圧手段による押圧駆動を可能にすることを特徴とする前記(1)〜(5)の何れか1項に記載の後処理装置。
(7) 画像形成装置本体と、前記(1)〜(6)の何れか1項に記載の後処理装置と、を備えて成ることを特徴とする画像形成装置
以上述べたように、本発明の後処理装置及び画像形成装置により、以下の効果が得られる。
前記(1)の後処理装置によれば、断裁屑受容部内に収容された断裁屑の満杯を第1検知手段が検知したとき、後処理装置の制御手段に断裁屑処理の継続不可を通達し、断裁手段による断裁処理を停止させることにより、断裁屑の処理遅れ等によって、断裁屑受容部の断裁屑収容容量を超えて断裁屑処理を継続する事による後処理装置内への断裁屑の散乱や、断裁屑処理機構への悪影響等が発生することを未然に防止できる。また、前記(2)の断裁屑受容部内の断裁屑の満杯検知表示により、ユーザーは、断裁屑の処理を速やかに行うことができる
前記(3)の後処理装置によれば、断裁屑容器内の断裁屑が満杯となった後、遮蔽手段により開口部を閉止するので、断裁屑容器の断裁屑の処理遅れや、断裁屑容器内の断裁屑が断裁屑容器の収容容量を超えて満杯となり、断裁屑容器の入口開口部より溢れ出して遮蔽手段が閉じ不十分となる事を防止し、断裁屑容器内への断裁屑収容時には、断裁屑が散乱することなく、断裁処理を継続させる事ができる
前記(4)及び(5)の後処理装置によれば、第3検知手段の検知により、断裁屑容器の装填忘れ等によって断裁屑が機内に散乱することが防止される
前記(6)の後処理装置によれば、第2検知手段が断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知したとき、又は、第3検知手段が断裁屑容器の取り外しを検知したときには、押圧手段による押圧駆動を禁止し、第2検知手段が断裁屑受容部内に収容された断裁屑の満杯を検知しないとき、且つ、第3検知手段が断裁屑容器の装着を検知したときには、押圧手段による押圧駆動を可能にすることにより、押圧手段が確実に作動して断裁屑容器内に収容された断裁屑を圧縮収容できる
前記(7)の画像形成装置によれば、断裁屑容器内に断裁屑が満杯状態に収容された場合、後処理装置の駆動を停止させる事なく、断裁手段の動作を継続させ、断裁屑受容部内に断裁屑を収容する事によって断裁屑処理を行う事が可能であり、画像形成装置の駆動を停止させることなく、継続して運転が可能であるから、画像形成装置の高速大量処理の生産性に対応可能である
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る後処理装置は、断裁手段を備えた後処理装置を示し、画像形成装置は、図1に示す画像形成装置本体に、断裁手段を内蔵した後処理装置を接続して一体化した画像形成装置をいう。なお、本発明に係る断裁手段を内蔵した後処理装置は単独で使用することが出来る構成とすることも可能である。なお、本発明の後処理装置、及び後処理装置を備えた画像形成装置は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る断裁手段90を有する後処理装置Bと、画像形成装置本体Aとから成る画像形成装置の全体構成図である。
画像形成装置は、画像形成装置本体A、自動原稿送り装置DF、後処理装置B、大容量給紙装置LTから構成されている。
図示の画像形成装置本体Aは、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙カセット5、第1給紙部6A、第2給紙部6B、定着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)8A等を備えている。
画像形成装置本体Aの図示の左側面の排紙部8側には、前述した断裁手段90を有する後処理装置Bが連結されている。
操作部9は画像形成装置本体A及び後処理装置B等から成る画像形成装置の処理機能を選択、設定する。
画像形成装置本体Aの主制御手段10Aは、通信手段10C、通信回線10E、後処理装置Bの通信手段10Dを介して、後処理装置Bの後処理制御手段10Bに接続している。
[後処理装置]
図2は後処理装置Bの中折り、中綴じ処理工程の用紙搬送を示す模式図である。図3は後処理装置Bの右側面図、図4は後処理装置Bの左側面図である。
最初に、用紙導入から折り処理前迄の用紙搬送工程を説明する。
図1、図2に示すように、画像形成装置本体Aから排出された用紙Sは、後処理装置Bの入口部11に導入されると、入口ローラ12により挟持され、搬送路切換手段G1の上方の用紙搬送路r1又は下方の用紙搬送路r2の何れかに搬送される。
〈ストレート排紙〉
用紙搬送路r1に分岐された用紙Sは、搬送路切換手段G2の上方の用紙搬送路r3又は下方の用紙搬送路r4の何れかに搬送される。上方の用紙搬送路r3に進行した用紙Sは、後処理装置Bの上部に配置されたサブ排紙トレイ13上に積載される。下方の用紙搬送路r4に進行した用紙Sは、排紙ローラ14によって機外に排出される。
搬送路切換手段G1の下方の用紙搬送路r2に搬送された用紙Sは、第1直角偏向搬送、第2直角偏向搬送、第3直角偏向搬送を経て、中折り手段30、中綴じ手段60、断裁手段90により冊子に形成される。
〈第1直角偏向搬送〉
搬送路切換手段G1の下方の用紙搬送路r2に搬送された用紙Sは、ほぼ垂直に下降し、所定位置に一時停止して収納される。この第1停止位置Q1において、後続の複数枚の用紙Sが重ね合わせられて収容される。
〈第2直角偏向搬送〉
収容された用紙Sは、搬送ローラ対18A,18B、第1搬送ローラ対18C,18D、及び図示しない案内板によって図3の紙面に対して直角手前方向に偏向移動されて、後処理装置B内部の前面側Bfに回り込む用紙搬送路r5を用紙面を直立させた状態で通過し、第2停止位置Q2において一時停止する。
〈第3直角偏向搬送〉
次に、用紙Sは第2搬送ローラ対18Eによって垂直上方に搬送された後、水平方向に偏向され、搬送ローラ対19、搬送整合ベルト20によって移動される(用紙搬送路r6、図2参照)。
〈折り処理前の整合〉
整合手段は、図3に示すように、用紙搬送路r6の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙先端部を当接させて位置決めする整合部材21と、用紙Sの後端部を押圧して移動させる移動可能な整合部材20Aとから成る。整合部材20Aは、用紙搬送路r6の用紙搬送方向上流側に配置された搬送ローラ対19により搬送された用紙Sの後端部を押圧して整合部材21まで移動させ、用紙先端部を整合部材21に当接させて用紙揃えを行い第3停止位置Q3で一時停止する。
次に、後処理装置Bにおける用紙Sの中折り処理、中綴じ処理、冊子の小口断裁処理を具体的に説明する。
〈中折り処理〉
搬送整合ベルト20の用紙搬送方向下流側には、中折り手段30が配置されている。中折り手段30は折りローラ31,32,33、第1折り板34、第2折り板35等から構成され、中折り処理及び三つ折り処理を行う。
中折り処理を行う場合には、中折り手段30に到達した1枚又は複数枚の用紙Sを、互いに逆方向に回転する折りローラ31,32、及び直進する第1折り板34によって挟持して中折り処理を行い、用紙搬送方向中央で用紙幅方向にわたって折り目部bを形成した折丁SAを形成する。
折りローラ31,32、第1折り板34によって二つ折り処理が行われて折り目部bを形成した折丁SAは、折りローラ31,32の逆回転によって、折りローラ31,32のニップ位置から離間されて元の水平搬送路に戻される。図2において、折丁SAは引き続き、後述の搬送手段40の搬送ベルト41、搬送爪42及び折丁ガイド手段50の導入ガイド部材51によって、折り目部bの延長線方向の用紙搬送路r7に搬送され、中綴じ手段60に送り込まれる(図2参照)。
このように、中折り手段30は、1乃至3枚の少数枚の用紙Sを中折り処理して、折り目部bをしっかり付け、逐次、中綴じ手段60に送り込む事により、折り目部bの膨らみが少ない用紙束SSを作製する事ができる。
〈中綴じ処理〉
中折り手段30において中折り処理された折丁SAは、後述の搬送手段40によって、用紙搬送路r7方向に進行し、中綴じ手段60の鞍掛集積手段61上に載置される。後続の中折り処理された折丁SAも引き続き用紙搬送路r7を通過して鞍掛集積手段61上に積載される。
図4において、鞍掛集積手段61は、ほぼ直交する2枚のガイド板から成り、後処理装置Bの本体に固定されている。鞍掛集積手段61の頂部近傍には、バネ付勢されて昇降可能な押圧部材61Aが受針機構64に支持された状態で配置されている。
押圧部材61Aの頂部は、上方にほぼ直角な凸形状をなし、その頂部稜線上に中折り処理された折丁SAの折り目部b(図4参照)が載置される。
鞍掛集積手段61及び押圧部材61A上に載置された複数枚の折丁SAは、幅整合手段62によって位置揃えされる。
押圧部材61Aの上方には、打針機構63が固定配置されている。鞍掛集積手段61の内部には、押圧部材61Aと受針機構64が上下方向に移動可能に支持されている。
打針機構63と受針機構64とから成る二分割構造の綴じ手段は、用紙折り目部方向に2組配置されている。操作部において、中綴じ処理が設定されると、受針機構64が上昇して中綴じ処理を行う。即ち、2組の綴じ手段は押圧部材61A上の折丁SAの折り目部bに沿って、中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針する。
〈冊子の取り出し〉
中綴じ手段60において中綴じ処理された用紙束SSは、冊子取出手段70のアーム部材71の先端部に固定された支持部材72に保持され、アーム部材71によって一点鎖線矢印方向に揺動されて冊子搬送手段80に搬送される。
〈冊子の搬送〉
冊子搬送手段80に搬送された用紙束SSは、搬送ベルト82上に載置される。搬送ベルト82の回動により用紙束SSは斜め下方に搬送され、更に、傾斜状態に保持されて、回動する搬送ベルト83により移送されて所定位置に停止する。その後、搬送ベルト83は揺動して水平状態に支持される。
〈用紙束の断裁処理〉
この水平状態になった搬送ベルト83上に載置された用紙束SSの小口(折り目部の反対側の自由端部)aは、用紙束SSの用紙枚数によって不揃いになっているから、本発明の断裁手段90により断裁して小口aを揃える。
図5は断裁手段90の断面図である。
断裁手段90は、用紙束SSの搬送路下方に配置された断裁刃91と、搬送路上方に配置された刃受け板92により用紙束SSの小口aを断裁する。断裁刃91は移動可能な断裁刃保持部材93に固定されている。断裁刃保持部材93の斜め上方移動により、断裁刃91は固定支持台94の上面に載置された用紙束SSの小口aを剪断する。
刃受け板92は、図示しない駆動源により揺動されるクランク95に連結して昇降し、固定支持台94の上面に載置された用紙束SSを押圧するとともに、断裁刃91の刃先に当接して用紙束SSの小口aを剪断する。
図6は断裁処理される用紙束SSの斜視図及び断面図である。
図6(a)は中折り処理、中綴じ処理された用紙束SSの斜視図、図6(b)は用紙束SSの断面図である。aは小口、bは折り目部、cは断裁線、SPは綴じ針を示す。
〈冊子の排出〉
図4において、断裁処理されて作製された冊子SSSは、逆回転する搬送ベルト83に載置され、搬送ベルト83に固定された可動整合部材84により冊子SSSの後端部が押圧された状態で搬送され、搬送ベルト83の先端部から矢示方向に落下する。落下した冊子SSSは、回動する排出ベルト85により後処理装置Bの前面側Bfの外方に配置された排紙トレイ86に排出される。
図7は、冊子搬送手段80、断裁手段90及び断裁屑処理手段100から成る断裁手段の断面図である。
排出ベルト85は、後処理装置Bの前面側Bfの前方に引き出し可能に支持されている。即ち、排出ベルト85を支持する図示しない枠体の一部を把持して前方に引き出せば、枠体は後処理装置Bの本体に支持された図示しないスライドレールに摺動して移動し、排出ベルト85は前方に引き出される。実線は排出ベルト85を引き出した状態を示し、一点鎖線は引き出し前の排出ベルト85を示す。
断裁処理された冊子SSSは、逆転回動する上方の搬送ベルト83により搬送されて矢印方向に移動した後、搬送ベルト83の端部から落下し、下方の排出ベルト85上に載置される。回動する排出ベルト85は落下する冊子SSSを順次受け取って、鱗状に積載し、後処理装置Bの前面側Bfの前方に送り出す。
〈断裁屑の処理〉
冊子搬送手段80と断裁手段90の下方には、断裁屑処理手段100が配置されている。
モータM1は、排出ベルト85の回動と、断裁屑搬送ベルト101の回動と、断裁屑容器102内の断裁屑押圧部材103の往復移動とを駆動する。即ち、モータM1は、図示しないワイヤ、ベルト等の駆動伝達部材を介して排出ベルト85の回動と、断裁屑搬送ベルト101の回動とを駆動するとともに、回転円盤104を回転させ、回転円盤104の一端に係止されたクランク105を偏芯移動させ、クランク105の他端に係止された断裁屑押圧部材103をガイドバー106に沿って直線往復移動させる。
断裁手段90の断裁刃91、刃受け板92によって小口aが断裁された断裁屑dは、回動する断裁屑搬送ベルト101上に落下して移送され、断裁屑容器102内に収容される。
断裁屑容器102の入口部107に落下して収容された断裁屑dは、モータM1により往復移動される断裁屑押圧部材103により、断裁屑容器102内の奥側に移送されて圧縮される。
断裁屑容器102の入口部107近傍には検知手段(断裁屑満杯検知センサ)PS1が配置されている。断裁屑容器102内の断裁屑dが満杯になったことを検知手段PS1が検知すると、後処理装置Bの駆動の停止又は警告発生をする。
後処理装置Bの前面側Bfには、断裁屑容器102を取り出し可能にする開口Baが形成されている。ユーザーは断裁屑容器102を開口Baから取り出して、新規の断裁屑容器102と交換するか、断裁屑容器102内の断裁屑dを廃棄して断裁屑容器102を再使用する。
〈断裁屑処理手段の第1の実施の形態〉
図8は断裁屑処理手段100の第1の実施の形態を示す断面図である。
断裁屑処理手段100は、断裁屑搬送ベルト101、断裁屑受容部108、断裁屑容器102、遮蔽手段109等から構成されている。断裁屑搬送ベルト101は、断裁手段100によって断裁された断裁屑dを搬送する。断裁屑受容部108は断裁屑搬送ベルト101によって搬送されて落下する断裁屑dを受容する。断裁屑容器102は断裁屑受容部108の底部の開口から排出された断裁屑dを収容する。断裁屑容器102は断裁屑受容部108に対して移動可能である。
遮蔽手段109は断裁屑受容部108の底部の開口の近傍に移動可能に支持され、断裁屑受容部108と断裁屑容器102とを連通する開口部を開閉する。遮蔽手段109はスチール製の弾性薄板から成り、スチール製巻尺のように渦巻き状に巻回されて、ばね付勢されて芯部に向かって巻き取られている。遮蔽手段109の端部109aは、断裁屑容器102の端部102aに固定されている。遮蔽手段109を保持する箱体110は断裁屑受容部108に固定されている。
断裁屑容器102の上部開口の近傍には、断裁屑容器102内に収容された断裁屑が満杯になったことを検知する検知手段PS1が配置されている。断裁屑受容部108の上部開口の近傍には、断裁屑受容部108内に収容された断裁屑が満杯になったことを検知する検知手段(断裁屑満杯検知センサ)PS2が配置されている。断裁屑容器102の端部には、断裁屑容器102が断裁屑受容部108に装着された事を検知する検知手段(断裁屑容器装着検知センサ)PS3が配置されている。
図8(a)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108に接続した状態を示す断面図である。
断裁手段90によって断裁されて落下する断裁屑dは、断裁屑搬送ベルト101によって搬送されてその端部から落下して断裁屑受容部108の入口部107から投入され、更に断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口との連通箇所を通過し、断裁屑容器102内に収容される。
検知手段PS1が断裁屑容器102内に収容された断裁屑の満杯を検知すると、後処理制御手段10Bは断裁屑の満杯を判断して、通信手段10C、通信回線10E、通信手段10Dを介して、画像形成装置本体Aの主制御手段10Aにより操作部9の表示手段9Aに断裁屑満杯を表示して、ユーザーに告知する。
図8(b)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108から離脱した状態を示す。
ユーザーは満杯状態の断裁屑容器102の把手102bを把持して手動により図示の白抜き矢印方向に引き出す。断裁屑容器102の端部102aに固定された遮蔽手段109は断裁屑容器102の移動に伴って箱体110内から引き出されて、断裁屑受容部108の底部開口を遮蔽する。
この断裁屑容器102が引き出された状態においても、断裁装置90による断裁処理が続行され、断裁処理された断裁屑dは断裁屑受容部108に投入されて遮蔽手段109上に収容される。
検知手段PS2が断裁屑受容部108内に収容された断裁屑の満杯を検知すると、後処理制御手段10Bは断裁屑の満杯を判断して、通信手段10D,10Dを介して、画像形成装置本体Aの主制御手段10Aにより操作部9の表示手段9Aに断裁屑満杯を表示して、ユーザーに告知する。
図9は断裁屑処理手段の他の実施の形態を示す断面図である。なお、図8と同じ機能を有する部分には同符号を付している。また、図8と異なる点を説明する。
断裁屑受容部108の下方に移動可能に配置された断裁屑容器102の上部には、遮蔽手段112が一体に形成されている。遮蔽手段112は断裁屑受容部108の底部の開口の近傍に移動可能に形成され、断裁屑受容部108の底部開口を開閉する。
図9(a)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108に接続させた状態を示す断面図である。
断裁手段90によって断裁された断裁屑dは、断裁屑受容部108の入口部107から投入され、更に断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口との連通箇所を通過し、断裁屑容器102内に収容される。
図9(b)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108から離脱させた状態を示す。
ユーザーは満杯状態の断裁屑容器102の把手102bを把持して手動により図示の白抜き矢印方向に引き出す。断裁屑容器102に固定された遮蔽手段112は、断裁屑容器102の移動に伴って、断裁屑受容部108の底部開口を遮蔽する。
この断裁屑容器102が引き出された状態においても、断裁手段90による断裁処理が続行され、断裁処理された断裁屑dは断裁屑受容部108に投入されて遮蔽手段112上に収容される。
図10は画像形成装置本体A及び後処理装置Bから成る画像形成装置の制御を示すブロック図である。
画像形成装置本体Aの主制御手段10Aは、通信手段10C,10Dを介して、後処理装置Bの後処理制御手段10Bに接続している。後処理制御手段10Bは、負荷駆動回路等を制御する。後処理制御手段10BのコンピュータCPUは、断裁屑満杯を検知する検知手段PS1による検知信号を受けて、断裁屑dの満杯を判断する。
図11は画像形成装置Aと後処理装置Bの制御を示すフローチャートである。
図11(a)は、後処理装置Bの断裁屑満杯監視の制御を示す。
ステップ1:検知手段PS1が断裁屑容器102内の断裁屑dの満杯状態を検知する。
ステップ2:断裁屑容器102内の断裁屑dが満杯でなければ、通信手段10C,10Dにより、画像形成装置本体Aの主制御手段10Aに断裁処理可能を通達する。
ステップ3:検知手段PS1が断裁屑容器102内の断裁屑dの満杯を検知する。
ステップ4:満杯検知信号が無ければ、通信手段10C,10Dにより画像形成装置本体Aの主制御手段10Aにより、断裁屑容器102に空き容量有りを通達する。断裁手段90は引き続き断裁処理を行う。
ステップ5:ステップ1において、検知手段PS1が断裁屑容器102内の断裁屑dの満杯を検知すると、後処理制御手段10Bは断裁屑容器102内の断裁屑dの満杯を判断する。
ステップ6:断裁屑満杯が判断されると、通信手段10C,10Dにより画像形成装置本体Aの主制御手段10Aを介して、断裁屑処理可能な容量を超過した事を通達する。
ステップ7:ステップ3において検知手段PS1が断裁屑容器102内の断裁屑dの満杯を検知し、後処理制御手段10Bが満杯状態を判断する。
ステップ8:満杯状態が判断されると、通信手段10C,10Dにより画像形成装置本体Aの主制御手段10Aを介して、断裁屑容器102内の断裁屑満杯を通達する。断裁装置90は引き続き断裁処理を行う。
図11(b)は、画像形成装置Aにおける後処理装置Bの断裁屑満杯判断の制御を示す。
ステップ11:検知手段PS1が断裁屑容器102内の断裁屑dの満杯を検知して、通信手段10C,10Dを介して後処理装置Bに断裁処理可能を通達すると、主制御手段10Aは断裁屑容量超過の可否を判断する。
ステップ12:断裁屑容量が超過していないと判断されると、断裁処理を継続又は続行する。
ステップ13:ステップ4で判断された断裁屑容器102内に空き容量有り通達を受けた場合、又は、ステップ8で判断された断裁屑容器102内の断裁屑満杯通達を受けた場合には、主処理制御手段10Aは断裁屑容器102内の断裁屑満杯を判断する。
ステップ14:ステップ11において断裁屑容器102内の断裁屑容量超過と判断すると、主制御手段10Aは画像形成システム動作の中断が可能か否かを判断する。
ステップ15:画像形成システム動作の中断が可能であると判断すると、画像形成装置本体A及び後処理装置Bの動作を停止させる。
ステップ16:断裁屑満杯により断裁処理が停止されている事を表示手段9Aにより表示してユーザーに告知する。
ステップ17:ステップ13において断裁屑容器102内の断裁屑が満杯であると判断すると、表示手段9Aにより断裁屑容器102内の断裁屑廃棄を表示してユーザーに告知する。
〈断裁屑処理手段の第2の実施の形態〉
図12は断裁屑処理手段100の第2の実施の形態を示す断面図である。なお、図8と同じ機能を有する部分には同符号を付している。また、図8と異なる点を説明する。
断裁屑受容部108の底部開口は移動可能な遮蔽手段109によって開閉される。遮蔽手段109は断裁屑受容部108の底部の開口の近傍に移動可能に支持され、断裁屑受容部108と断裁屑容器102とを連通する開口部を開閉する。遮蔽手段109はスチール製の弾性薄板から成り、スチール製巻尺のように渦巻き状に巻回されて、モータM2により巻き取られている。
遮蔽手段109は、図示左側に配置された巻取側箱体110A内の駆動軸に巻回されて収容され、モータM2によって巻き取り駆動される。遮蔽手段109の最外周の先端部の両側端部は2本のワイヤ111に接続され、ワイヤ111の元巻側は元巻側箱体110B内に巻回されて収容され、モータM3により巻き取られている。
図12(a)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108に接続した状態を示す断面図である。
モータM2は遮蔽手段109を巻張して巻取箱体110A内に収容し、遮蔽手段109に接続する2本のワイヤ111を元巻側箱体110Bから引き出す。断裁屑受容部108の底部開口は開放された状態となり、断裁屑dは断裁屑受容部108の入口部107から投入され、更に断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口との連通箇所を通過し、断裁屑容器102内に収容される。
図12(b)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108から離脱させた状態を示す。
この状態では、断裁屑受容部108の底部開口が開放されるが、引き続き断裁屑を受容する場合には、モータM3を駆動させてワイヤ111を巻き取り、遮蔽手段109を引き出し、断裁屑受容部108の底部開口を遮蔽する。
図13は断裁屑処理手段の他の実施の形態を示す断面図である。なお、図9と同じ機能を有する部分には同符号を付している。また、図9と異なる点を説明する。
断裁屑受容部108の底部開口は移動可能な遮蔽手段112により開閉可能である。遮蔽手段112の下面側にはラックギヤZ1が形成され、定位置に回転可能に指示されたピニオンギヤZ2に噛み合う。モータM4の駆動により回転するピニオンギヤZ2はラックギヤZ1を直線移動させる事により、遮蔽手段112が断裁屑受容部108の底部開口を開閉する。
図14は画像形成装置本体A及び後処理装置Bから成る画像形成装置の制御を示すブロック図である。
後処理制御手段10Bは、負荷駆動回路等を制御する。後処理制御手段10BのコンピュータCPUは、断裁屑満杯を検知する検知手段PS1による検知信号を受けて、断裁屑dの満杯を判断する。また、コンピュータCPUは、遮蔽手段112(又は113)を制御する。更にコンピュータCPUは、断裁屑容器102の装着を判断する。
図15は画像形成装置Aと後処理装置Bの制御を示すフローチャートである。なお、図11の動作と同じステップには同じステップ番号を付してある。
図15(a)は、後処理装置Bの断裁屑満杯監視と遮蔽手段109の制御を示すローチャートである。
ステップ1〜8:図11(a)と同じ。
ステップ21:ステップ4において断裁屑容器102内に空き容量有りを通達した後、断裁屑容器102が断裁屑受容部108に装着されたか否かを検知手段(断裁屑容器装着検知センサ)PS3が検出する。
ステップ22:ステップ21において、断裁屑容器102が断裁屑受容部108に装着されていれば、断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口とを連通して開放可能と判断し、遮蔽手段109(又は112,113)を移動させて、図8(a)、図9(a)、図12(a)に示すように断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口とを開放状態にする。
ステップ23:ステップ21において、断裁屑容器102が断裁屑受容部108に装着されていない事を検知手段PS3により検出されると、断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口との連通を不可と判断し、遮蔽手段109(又は112,113)を移動させて、図8(b)、図9(b)、図12(b)に示すように断裁屑受容部108の底部開口と断裁屑容器102の上部開口とを閉鎖状態にする。
〈断裁屑処理手段100の第3の実施の形態〉
図16は断裁屑処理手段100の第3の実施の形態を示す断面図、図17は斜視図である。なお、図7と重複する部分の説明は省略する。
図16(a)は断裁屑受容部108に断裁屑容器102を装着した状態を示す。
断裁屑処理手段100は、断裁屑搬送ベルト101、断裁屑受容部108、断裁屑容器102等から構成されている。
断裁屑受容部108の出口開口部の近傍には、遮蔽手段113の上方の端部が支軸115に支持され揺動可能である。遮蔽手段113の下方の端部に係止されたワイヤ116は、中間プーリ117A,117Bを介してプーリ118に巻回されている。モータM5の駆動によりプーリ118が回転され、ワイヤ116が巻き上げられ、遮蔽手段113が支軸115を中心にして上方に揺動回転され、断裁屑受容部108の出口開口部を開放した状態に係止される。
この開放状態において、断裁手段90によって断裁された断裁屑dは断裁屑搬送ベルト101によって搬送され、断裁屑受容部108内に投入され、断裁屑受容部108の出口開口部を通過して断裁屑容器102内に収容される。
図16(b)は断裁屑容器102を断裁屑受容部108から離脱した状態を示す。
断裁屑容器102を引き出して断裁屑受容部108から離脱するとき、ワイヤ116の係止を解除すると、遮蔽手段113は図示しない付勢手段によって付勢されて下方に揺動され、断裁屑受容部108の出口開口部を遮蔽する。
断裁手段90によって引き続き断裁された断裁屑dは、出口開口部が遮蔽された断裁屑受容部108内に収容されるから、断裁屑dが周囲に散乱する事はない。
検知手段PS1は断裁屑容器102内の断裁屑dが満杯になったことを検知する。検知手段PS2は断裁屑受容部108内の断裁屑dが満杯になったことを検知する。検知手段PS3は断裁屑容器102が断裁屑受容部108に装着された事を検知する。
ユーザーが後処理装置Bから離れた場合にも、断裁屑容器102内の断裁屑dが満杯になったことを検知手段PS1が検知すると、遮蔽手段113が下降して断裁屑受容部108の出口開口部を遮蔽して、引き続き断裁された断裁屑dは、出口開口部が遮蔽された断裁屑受容部108内に収容されるから、断裁屑dが周囲に散乱する事はない。このように
して断裁屑満杯による画像形成装置の駆動停止が回避される。
断裁屑受容部108内に断裁屑dが満杯となった事を検知手段PS2が検知すると、表示手段9Aに満杯となった事を表示してユーザーに告知する。
なお、本発明の実施の形態では、複写機本体に接続した中折り、中綴じ機能を有する後処理装置の断裁手段について説明したが、中綴じを先行処理した後に中折り処理する後処理装置の断裁手段にも適用可能である。また、軽印刷機に接続された製本装置に本発明の断裁手段を備えた後処理装置を選択的に接続して、多目的、多機能の後処理を一貫して処理することも可能である。
また、軽印刷機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続して使用する後処理装置にも適用可能である。
更に、画像形成装置から分離した単独の形態の後処理装置として各種折り処理、綴じ処理、断裁処理を実施することも可能である。
本発明に係る断裁手段を有する後処理装置ならびに画像形成装置の全体構成図。 後処理装置の中折り、中綴じ処理工程の用紙搬送を示す模式図。 後処理装置の右側面図。 後処理装置の左側面図。 断裁手段の断面図。 断裁処理される用紙束の斜視図及び断面図。 冊子搬送手段、断裁手段及び断裁屑処理手段から成る断裁手段の断面図。 断裁屑処理手段の第1の実施の形態を示す断面図。 断裁屑処理手段の他の実施の形態を示す断面図。 画像形成装置本体及び後処理装置から成る画像形成装置の制御を示すブロック図。 画像形成装置と後処理装置の制御を示すフローチャート。 断裁屑処理手段の第2の実施の形態を示す断面図。 断裁屑処理手段の他の実施の形態を示す断面図。 画像形成装置本体及び後処理装置から成る画像形成装置の制御を示すブロック図。 画像形成装置と後処理装置の制御を示すフローチャート。 断裁屑処理手段の第3の実施の形態を示す断面図。 断裁屑処理手段の第3の実施の形態を示す斜視図。
符号の説明
9 操作部
9A 表示手段
10A 主制御手段
10B 後処理制御手段
30 中折り手段
60 中綴じ手段
90 断裁手段
100 断裁屑処理手段
101 断裁屑搬送ベルト
102 断裁屑容器
103 断裁屑押圧部材
107 入口部
108 断裁屑受容部
109,112,113 遮蔽手段
110 箱体
110A 巻取側箱体
110B 元巻側箱体
111、116 ワイヤ
115 支軸
A 画像形成装置本体
B 後処理装置
CPU コンピュータ
M1,M2,M3,M4,M5 モータ
PS1,PS2 検知手段(断裁屑満杯検知センサ)
PS3 検知手段(断裁屑容器装着検知センサ)
SS 用紙束
SSS 冊子(製本物)
d 断裁屑

Claims (7)

  1. 作製された冊子を断裁手段により断裁して製本物を作製する後処理装置において、
    前記断裁手段により断裁された断裁屑を受容する断裁屑受容部と、
    前記断裁屑受容部に接続し、前記断裁屑受容部内の断裁屑を収容する着脱可能な断裁屑容器と、
    前記断裁屑受容部と前記断裁屑容器とを連通する開口部を開閉する遮蔽手段と、
    前記断裁屑受容部内に断裁屑が満杯になった事を検知する第1検知手段と、を有し、
    前記第1検知手段が前記断裁屑受容部に収容された断裁屑杯を検知したとき、前記後処理装置の制御手段に断裁屑処理の継続不可を通達し、前記断裁手段による断裁処理を停止させることを特徴とする後処理装置。
  2. 前記第1検知手段による前記断裁屑受容部内の断裁屑の満杯検知を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知する第2検知手段を有し、
    前記第2検知手段が前記断裁屑容器内における断裁屑の満杯を検知したとき、前記遮蔽手段が前記開口部を閉止することにより、前記断裁手段から排出される断裁屑を前記断裁屑受容部内に収容させ、前記断裁手段による断裁処理を続行可能にすることを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記断裁屑容器が前記断裁屑受容部へ装着されたか否かを検知する第3検知手段を有し、
    前記第3検知手段が前記断裁屑容器の取り外しを検知したとき、前記遮蔽手段が前記開口部を閉止することにより、前記断裁手段から排出される断裁屑を前記断裁屑受容部内に収容させ、前記断裁手段による断裁処理を続行可能にすることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記第2検知手段が前記断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知しないとき、且つ、前記第3検知手段が前記断裁屑容器の装填を検知したときに、前記遮蔽手段は前記開口部を開口することを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。
  6. 前記断裁屑容器の開口部に搬入された断裁屑を前記断裁屑容器の奥側に押圧して移送する押圧手段を有し、
    前記第2検知手段が前記断裁屑容器内に収容された断裁屑の満杯を検知したとき、又は、前記第3検知手段が前記断裁屑容器の取り外しを検知したときには、前記押圧手段による押圧駆動を禁止し、前記第2検知手段が前記断裁屑容器内に収容される断裁屑の満杯を検知しないとき、且つ、前記第3検知手段が前記断裁屑容器の装着を検知したときには、前記押圧手段による押圧駆動を可能にすることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の後処理装置。
  7. 画像形成装置本体と、請求項1〜6の何れか1項に記載の後処理装置と、を備えて成ることを特徴とする画像形成装置
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