JP2006167286A - 化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンデーション、頬紅、アイシャドウ等の化粧品が落下衝突等の衝撃を受けた場合に、容器内部でケーキ状に充填されている粉体化粧料にひびや割れが生じることを抑制することのできる化粧料容器を提供する。
【解決手段】 粉体化粧料充填皿3、粉体化粧料充填皿3を収納する外装容器4、外装容器4の開口部を覆う蓋5、及び粉体化粧料充填皿3と外装容器4との間に設けられた緩衝材7を備えてなる化粧料容器1Aにおいて、緩衝材7の損失正接tanδ(25℃)(tanδ=(緩衝材の損失弾性率)/(緩衝材の貯蔵弾性率))を10Hzで0.2〜1とし、せん断方向バネ定数α(25℃)(α=(貯蔵弾性率)・(貼着部面積)/(緩衝材の厚さ)・(皿と化粧料の合計質量))を0.03〜0.6 MPa・mm/gとする。
【選択図】図1A

Description

本発明は、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ等の粉体化粧料の容器に関する。
ファンデーション、頬紅、アイシャドウ等のコンパクトと称される化粧品は、それぞれ粉体化粧料をケーキ状に皿に充填し、それを外装容器に収容したものであり、携帯使用される場合が多い。そのため、化粧品の持ち運び時の振動や衝撃、誤って落下させた場合の衝撃等により、内部のケーキ状の化粧料にひびが入ったり、割れたりするという問題がある。
そこで、外装容器の内部に、バネ片からなるクッション部を設けたり(特許文献1)、皿を載置する平板状弾性板を設けたり(特許文献2)、ウレタンフォーム等の緩衝材シートを貼着すること(特許文献3)が提案されている。
実公昭61-25685号公報 実開平7-20108号公報 実公昭61-31690号公報
しかしながら、従来の手法では、落下衝突のような強い衝撃を受けた場合にも化粧料にひびや割れが生じないようにすることは難しい。
強い衝撃に対して内部の化粧料を保護するためには、外装容器の外側に弾性体を取り付けて衝撃を軽減したり、衝撃を受けた時の皿の変形量が小さくなるように、外装容器や皿の大きさ、肉厚等を調整する方法が考えられるが、これらの方法では外装容器のデザイン性が損なわれるので、実際的ではない。
これに対し、本発明は、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ等の化粧品が、落下衝突のような強い衝撃を受けた場合、その他日常の使用で過酷な衝撃を受けた場合に、ケーキ状に成形された粉体化粧料にひびや割れが生じることを抑制することのできる化粧料容器を提供することを目的とする。
本発明者は、損失弾性率と貯蔵弾性率の比である損失正接tanδが特定の範囲にある緩衝材を、粉体化粧料を充填した皿と外装容器との間に設けると、外装容器から皿への衝撃の伝達が大きく軽減され、上述の目的を達成できることを見出した。
即ち、本発明は、粉体化粧料充填皿、粉体化粧料充填皿を収納する外装容器、外装容器の開口部を覆う蓋、及び粉体化粧料充填皿と外装容器との間に設けられた緩衝材を備えてなる化粧料容器であって、次式(1)で示される緩衝材の損失正接tanδ(25℃)
Figure 2006167286
(式中、G”は緩衝材の損失弾性率、G'は緩衝材の貯蔵弾性率)
が10Hzで0.2〜1であり、次式(2)で示されるせん断方向バネ定数α(25℃)
Figure 2006167286
(式中、G’は使用する緩衝材の貯蔵弾性率(MPa)、Sは使用する緩衝材の貼着部面積(mm2 )、tは緩衝材の厚さ(mm)、Mは皿と粉体化粧料の合計質量(g))
が0.03〜0.6 MPa・mm/gである化粧料容器を提供する。
コンパクトと称される化粧品を落下衝突させた場合に、外装容器内部の皿に充填されたケーキ状の粉体化粧料が割れるのは、外装容器に加えられた衝撃が皿に伝達し、皿が変形することによりケーキ状の粉体化粧料に歪が生じるためであるところ、本発明によれば、皿と外装容器との接触部分に、損失弾性率と貯蔵弾性率の比である損失正接tanδ(25℃)が10Hzで0.2〜1である緩衝材を設ける。この緩衝材の損失正接tanδは、天然ゴム、ブチルゴム、シリコーンゴムなどの従前の防振材料に比して極めて高く、衝撃を伝達し難い。したがって、本発明の化粧料容器によれば、落下衝突のような強い衝撃に対しても内部の化粧料にひびや割れが生じることを効果的に抑制できる。
また、この緩衝材を設置した緩衝系のせん断方向バネ定数α(25℃)は0.03〜0.6 MPa・mm/gである。したがって、本発明の化粧料容器によれば、衝撃を受けたときに、化粧料容器内部で緩衝材が過度に変形して皿と外装容器とが衝突することを防止できる。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
図1Aは、本発明の一態様の化粧料容器1Aの蓋を開けた状態の上面図、図1Bはその断面図、図1Cは蓋を閉じた状態の断面図である。
この化粧料容器1Aは、粉体化粧料2がケーキ状に成形され、充填されている粉体化粧料充填皿3、粉体化粧料充填皿3を収納する外装容器4、外装容器4の開口部を覆う蓋5からなっている。ここで、蓋5は、外装容器4とヒンジ6で接続され、開閉自在となっている。なお、この化粧料容器1Aに充填する粉体化粧料2自体には、特に制限はなく、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ等とすることができる。皿3は金属板の打ち抜き成形や樹脂の射出成形等により形成することができ、また外装容器4や蓋5は樹脂の射出成形等から形成することができる。
この化粧料容器1Aでは、粉体化粧料充填皿3の底面と外装容器4の内部底面との間にシート状の緩衝材7が貼着されており、この緩衝材7が、次式(1)で示される損失正接tanδ(25℃)
Figure 2006167286
(式中、G”は緩衝材の損失弾性率、G'は貯蔵弾性率)
が10Hzで0.2〜1であることを特徴としており、さらに次式(2)で示される、皿3と粉体化粧料2の合計質量あたりのせん断方向バネ定数α(25℃)
Figure 2006167286
(式中、G’は使用する緩衝材の貯蔵弾性率(MPa)、Sは使用する緩衝材の貼着部面積(mm2 )、tは緩衝材の厚さ(mm)、Mは前記皿と粉体化粧料の合計質量(g))
が0.03〜0.6 MPa・mm/gであることを特徴としている。
損失正接tanδは、衝撃エネルギーが発熱として失われる程度を表す尺度であるところ、緩衝材7として、損失正接tanδ(25℃)が10Hzで0.2〜1の材料を使用することにより、外装容器4から皿3への衝撃の伝達率を十分に下げ、日常使用での落下衝撃による化粧料の割れやひびを防止することができる。これに対し損失正接tanδが0.2より小さいと衝撃を逃がすエネルギーが小さくなり、また1より大きいと流動性が大きく扱いづらくなる。
なお、樹脂製化粧料容器に落下衝撃を加えたときのピークの振動数は約1kHzであるので、緩衝材の損失正接tanδも周波数1kHzで評価することが望ましいが、そのような高周波領域では測定誤差が大きく測定が困難となる。これに対して10Hzで損失正接を評価すると、測定誤差を抑制することができ、得られる数値は、化粧料容器に収容されているケーキ状の粉体化粧料の外部衝撃による割れ易さと良好な相関を示す。
また、本発明において、損失正接tanδの数値は、緩衝材とする試料を直径12mm、厚さ1mmの円盤形に成形し、直径12mmのパラレルプレートに挟み、25℃において、各試料に1Nの力をかけながらねじりせん断を与えた場合(線形ひずみ(0.01%)の範囲内で周波数0.01〜100Hz)の損失弾性率(G'')と貯蔵弾性率(G')をレオメータ(PHYSICA Messtechnik GmbH製造、MCR300)を用いて測定し、緩衝材の損失弾性率(G'')と貯蔵弾性率(G')との比である損失正接(tanδ=G''/G')を周波数に対してプロットすることにより得たものである。
損失正接tanδ(25℃)が10Hzで0.2〜1となる材料の具体例としては、超軟質ポリウレタンゴム、具体的にはソルボセイン社(Sorbothane, Inc.:米国)のソルボS(30)、ソルボM(50)、ソルボH(70)等をあげることができる。なお、一般に緩衝材として広く使用されているシリコーンゴムはtanδが0.2未満であり、本発明が必要とする損失正接tanδを満たさない。図7にこれらの損失正接tanδと周波数曲線との関係図を示す。
緩衝材7の粉体化粧料充填皿3や外装容器4への貼着は、シアノアクリレート系等の接着剤、具体的にはアロンアルファ(東亞合成社製)、セメダイン3000(セメダイン社製)等を用いて行うことが好ましい。
図1の化粧料容器1Aでは、粉体化粧料充填皿3は、その底面と外装容器4の内部底面との間に貼着された緩衝材7のみによって外装容器4に支持されており、粉体化粧料充填皿3の側面全周について外装容器4との間に間隙8が設けられている。この間隙8の幅L1は、衝撃時の緩衝材の変形と化粧料容器の携帯性の点から、0.1〜5mmとすることが好ましい。このように間隙8を設け、かつ前述のバネ定数αを0.03〜0.6MPa・mm/gとすることにより、化粧料容器1Aが日常使用での落下衝撃を受けたときに、この容器内部で緩衝材7が過度に変形して皿3と外装容器4とが衝突することが防止される。これに対してバネ定数αが0.03MPa・mm/gより小さいと、皿と容器が衝突することによりケーキ状の粉体化粧料2が損傷することとなり、また0.6MPa・mm/gより大きいと緩衝効果が小さく、ケーキ状の粉体化粧料2が損傷しやすい。
本発明において、上記緩衝材を介した緩衝系のバネ定数αを0.03〜0.6MPa・mm/gとするためには、皿3と粉体化粧料2の合計質量(M)、使用する緩衝材7の貼着部面積(S)、緩衝材7の厚さ(t)を適宜調整する。また、緩衝材7として複数の緩衝材片を貼着する場合、これらは皿3の底面に皿3の重心を中心として対称に配置することが好ましい。例えば、4つの緩衝材片を使用する場合には、図1Aに示すように、皿3の底面の四隅に配置することが好ましい。この他、緩衝材7の配置としては、図2に示す化粧料容器1Bのように、皿3の底面の中央部と周囲に分散配置してもよく、図3に示す化粧料容器1Cのように、中央部のみとしてもよい。
ここで、貼着部面積とは、粉体化粧料充填皿3と緩衝材7との接触部面積の合計面積をいう。粉体化粧料充填皿3と緩衝材7の接触部面積と、外装容器4と緩衝材7の接触面積とが異なる場合はそれらの平均の面積とする。
バネ定数αを上述の範囲とするための、皿3、粉体化粧料2、緩衝材7の大きさ等の好ましい組み合わせの例としては、例えば、皿3と粉体化粧料2の重量(M)を1〜30gとし、緩衝材7として貯蔵弾性率(G')が0.05〜0.2MPaの超軟質ポリウレタンゴム(ソルボセイン社、ソルボシートS,H又はM)を使用し、その貼着部面積(S)を15〜200mm2 、厚さ(t)を0.1〜5mmとする。
この他、本発明の化粧料容器は種々の態様をとることができる。例えば、上述の化粧料容器1Aにおいて、粉体化粧料充填皿3の側面と外装容器4の内部側面との間に緩衝材7を設けてもよい。
図4A〜図4Cは、さらに異なる態様の化粧料容器1Dである。この化粧料容器1Dでは、粉体化粧料充填皿3が着脱自在に内部容器9に嵌め入れられ、内部容器9の底面と外装容器4の内部底面との間に緩衝材7が貼着されている。このように内部容器9を介して粉体化粧料充填皿3を外装容器4内に収納することにより、粉体化粧料2を消費した場合の詰め替えを粉体化粧料充填皿3ごと容易に行うことが可能となる。
この化粧料容器1Dにおいては、使用時に粉体化粧料充填皿3が内部容器9から外れることを防止するため、粉体化粧料充填皿3と内部容器9とは粘着剤で貼着してもよく、また、これらに簡易な掛止機構を設けてもよい。
図5A、図5Bの化粧料容器1Eは、粉体化粧料充填皿3を、外装容器4の内部底面に貼着された緩衝材7と、粉体化粧料充填皿3の側面と外装容器4の内部側面とを掛止する爪10とによって外装容器4内に支持したものである。
この爪10は、外装容器4と一体に成形した樹脂製のものであり、粉体化粧料充填皿3に設けられた掛止用凹部11に、樹脂の弾性を利用して着脱、固定ができるようにしたものである。爪10が粉体化粧料充填皿3の掛止用凹部11に嵌まった状態で、該掛止用凹部11には遊び12を確保することが好ましい。この遊び12の大きさL2は、粉体化粧料充填皿3と外装容器4との間隙8の大きさL1(図5A)と同程度又はそれ以下とすることが好ましい。
このように爪10を設けることにより、外装容器4に加えられた衝撃が、爪10を介して粉体化粧料充填皿3に伝達することを抑制できる。また、緩衝材7だけでなく、爪10も粉体化粧料充填皿3を外装容器4に支持することができるので、粉体化粧料充填皿3を緩衝材7と接着することが不要となり、詰め替え時等には粉体化粧料充填皿3を緩衝材7に載置するだけでよく、粉体化粧料充填皿3の脱着が容易になるという利点を得ることができる。
図6A〜図6Cの化粧料容器1Fは、粉体化粧料充填皿3の側面外周に薄板リング状の隙間材13を設けたものである。この隙間材13は、外装容器4の内部底面にバネ材14で取り付けられており、蓋方向に付勢されている。一方、蓋5には、蓋5の閉口時に間隙材13を押し込む突起15が設けられている。この化粧料容器1Fによれば、蓋5の開口時には、隙間材13が粉体化粧料充填皿3の側面と外装容器4の内部側面との間に位置するので、粉体化粧料2の使用時に粉体化粧料充填皿3をスポンジ等で擦った場合の粉体化粧料充填皿3のずれを防止し、化粧料容器1Fの使用感を向上させることができる。また、蓋5の閉口時には、隙間材13は突起15で押し込まれ、粉体化粧料充填皿3の底面に貼着された緩衝材7と外装容器4の内部側面との間に位置するので、落下等により外装容器4が受けた衝撃が隙間材13を介して粉体化粧料充填皿3に伝達されることが防止される。
以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。
実施例1〜6、比較例1〜4
図1A〜図1Cの化粧料容器1Aと、図5A、図5Bの化粧料容器1Eを作製し、質量10g、底面積2000mm2の粉体化粧料充填皿3に表1の組成のパウダーファンデーションを8gケーキ状に充填した。この場合、各化粧料容器には表2の材質と大きさを有する円盤型の緩衝材を中央と四隅の計5点に貼り着けた。
得られた化粧料容器を、それぞれ500mmの高さから自由落下させて合板に衝突させ、パウダーファンデーションが割れるまでの回数(割れ回数)を測定した。それぞれ10サンプルずつ測定した平均値の結果を表2に示す。この「割れ回数」が大きいほど化粧料の耐衝撃性が大きい。
Figure 2006167286




Figure 2006167286

(*1)面積割合=緩衝材の貼着部面積/粉体化粧料充填皿の底面積
(*2)25℃、10Hz
(*3)ソルボセイン社、ソルボS
(*4)ソルボセイン社、ソルボH
(*5)入間川ゴム社、IS825
表2の結果から、損失正接tanδが0.2よりも小さい比較例2、4や、バネ定数が0.6よりも大きい比較例1、3に対し、実施例の化粧料容器はいずれも割れ回数が大きく、耐衝撃性に優れていることがわかる。
また、実施例の中でも、粉体化粧料充填皿3の側面全周について外装容器4との間に間隙8を設けた図1A〜図1Cの化粧料容器1Aは、粉体化粧料充填皿3の側面と外装容器4の内部側面とを爪10で掛止させた図5A、図5Bの化粧料容器1Eに比して耐衝撃性がより優れていることがわかる。
本発明の化粧料容器は、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ等のコンパクトと称される化粧品の容器として有用となる。
化粧料容器の蓋を開けた状態の上面図である。 図1Aの化粧料容器の断面図である。 図1Aの化粧料容器の蓋を閉じた状態の断面図である。 化粧料容器の蓋を開けた状態の上面図である。 化粧料容器の蓋を開けた状態の上面図である。 化粧料容器の蓋を開けた状態の上面図である。 図4Aの化粧料容器の断面図である。 図4Aの化粧料容器の蓋を閉じた状態の断面図である。 化粧料容器の蓋を開けた状態の上面図である。 図5Aの化粧料容器の蓋を閉じた状態の断面図である。 化粧料容器の蓋を開けた状態の上面図である。 図6Aの化粧料容器の断面図である。 図6Aの化粧料容器の蓋を閉じた状態の断面図である。 損失正接対周波数曲線である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E、1F 化粧料容器
2 粉体化粧料
3 粉体化粧料充填皿、又は皿
4 外装容器
5 蓋
6 ヒンジ
7 緩衝材
8 間隙
9 内部容器
10 爪
11 掛止用凹部
12 遊び
13 隙間材
14 バネ材
15 突起

Claims (6)

  1. 粉体化粧料充填皿、粉体化粧料充填皿を収納する外装容器、外装容器の開口部を覆う蓋、及び粉体化粧料充填皿と外装容器との間に設けられた緩衝材を備えてなる化粧料容器であって、次式(1)で示される緩衝材の損失正接tanδ(25℃)
    Figure 2006167286
    (式中、G”は緩衝材の損失弾性率、G'は緩衝材の貯蔵弾性率)
    が10Hzで0.2〜1であり、次式(2)で示されるせん断方向バネ定数α(25℃)
    Figure 2006167286
    (式中、G'は使用する緩衝材の貯蔵弾性率(MPa)、Sは使用する緩衝材の貼着部面積(mm2 )、tは緩衝材の厚さ(mm)、Mは前記皿と粉体化粧料の合計質量(g))
    が0.03〜0.6 MPa・mm/gである化粧料容器。
  2. 粉体化粧料充填皿の底面と外装容器の内部底面との間に緩衝材が貼着されている請求項1記載の化粧料容器。
  3. 粉体化粧料充填皿が更に内部容器に嵌め入れられ、該内部容器の底面と前記外装容器の内部底面との間に緩衝材が貼着されている請求項1記載の化粧料容器。
  4. 粉体化粧料充填皿の底面と外装容器の内部底面との間に貼着された緩衝材と、粉体化粧料充填皿の側面と外装容器の内部側面とを掛止する爪によって粉体化粧料充填皿が外装容器に支持されている請求項1又は2記載の化粧料容器。
  5. 粉体化粧料充填皿の側面外周に隙間材が設けられ、該隙間材が、蓋の開口時に粉体化粧料充填皿の側面と外装容器の内部側面との間に位置し、蓋の閉口時に、粉体化粧料充填皿の底面に貼着された緩衝材と外装容器の内部側面との間に位置するように、外装容器の内部底面にバネ材で取り付けられている請求項1又は2記載の化粧料容器。
  6. 緩衝材が、超軟質ポリウレタンゴムである請求項1〜5のいずれかに記載の化粧料容器。
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