JP5718737B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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本発明は、化粧料容器に関する。
従来、ファンデーションのような粉末化粧料は、打型や湿式充填等の方法で固形化した状態で中皿に充填し、それを化粧料容器に装着して使用するが、この固形化粉末化粧料、特に、打型により固形化した化粧料は、衝撃により破損し易いため、化粧料容器として緩衝性のあるものが使用されている。
例えば、特許文献1には、中皿を収納する区画凹所を形成する枠体を備えた本体部分の、該区画凹所に、底壁との相互間で隙間を隔てて配置され、中皿を搭載する搭載面を形成する衝撃吸収用のシートを設けた化粧料容器が開示されている。
しかし、この化粧料容器においては、中皿は衝撃吸収用のシートに搭載されているが固定されておらず、中皿を上方に動かそうとする衝撃に対しての緩衝効果は期待できない。しかも、横方向の衝撃に対しては、区画凹所の側壁に舌片を複数設け、その舌片を中皿の周壁に弾性接触させることにより対応しており、必ずしも十分な緩衝効果は得られないばかりか、構造が複雑にならざるを得ない。
なお、仮に、中皿を衝撃吸収用のシートに固定しようとしても、伸縮性を有するメッシュ、フィルム又は発泡材料からなる衝撃吸収用のシートに接着等、固定するのは難しく、中皿を固定する作業性は悪くなる。
また、特許文献2には、外容器の凹所内に、該凹所の内底面との間に空所を存しつつ内容器支持体を弾力的に伸縮自在な蛇腹状の緩衝板を介して固着し、該内容器支持体に化粧料を収納した内容器を保持させた耐衝撃性化粧料容器が開示されている。
この化粧料容器においては、内容器支持体を設けているため、内容器(中皿)を固定することは容易であるが、外容器の凹所内に蛇腹状の緩衝板を設けることは、非常に難しく、製作の作業性が悪くならざるを得ない。
特開2009−82404号公報 実開平2−43912号公報
本発明は、落下による衝撃への緩衝効果が大きく、衝撃が加わっても、特に、側壁方向からの衝撃が加わった場合においても、固形化粉末化粧料を収納した中皿へ衝撃が伝わり難く、従って、固形化粉末化粧料の崩れが起こり難い化粧料容器を提供することを課題とする。
本発明者は、枠体の底部に設けた底部開口部に伸縮体を張設し、該伸縮体の上面に中皿を貼着・固定するための固定底面を固定する構造とすることにより、前記課題を解決した。
即ち本発明は、枠体の内部に固形化粉末化粧料が充填された中皿を収納・固定する化粧料容器であって、該枠体の底部に底部開口部を設け、該底部開口部に伸縮体を張設し、該伸縮体の上面に水平断面形状が該底部開口部より小さい板状の固定底面を固定し、且つ、該固定底面の上面の高さを該枠体の底部の上面より高くし、該固定底面の上面に該中皿を固着することにより、中皿を枠体と非接触状態に収納・固定してなる、化粧料容器を提供するものである。
本発明により、極めて簡単な構造で、落下による衝撃への緩衝効果が大きく、衝撃が加わっても、特に、側壁方向からの衝撃が加わった場合においても、固形化粉末化粧料を収納した中皿へ衝撃が伝わり難く、従って、固形化粉末化粧料の崩れが起こり難い化粧料容器を提供することができる。
又、コンパクトの重量バランスにより、落下の際の接地面が違えば、力の伝わり方も違うので、緩衝効果の部分的な調整が必要となるが、本発明の化粧料容器の場合には、化粧料の重さや硬さに応じて、固定底面の大きさや形、位置を変えることにより、中皿の動き(緩衝作用の強弱)を調整することが可能となる。
更に又、本発明の化粧料容器は、蓋等を設けてそのまま化粧用コンパクトとして使用する場合の他に、コンパクト等の化粧料容器に装着するレフィル容器としても使用することができる。化粧料容器が中皿を装着しない状態で販売される場合や、化粧料容器に装着した中皿内の固形化粉末化粧料を使い切った場合に対応するため、固形化粉末化粧料を充填した中皿のみを、いわゆる「レフィル」として、レフィル容器に収納して流通することが行われる。
コンパクト容器に緩衝効果を付す場合には、レフィル容器を交換するなどして化粧料の固さが変わったときに精密にそれに合った緩衝能に調整することはできないが、レフィル容器に緩衝効果を付した場合には、化粧料の固さとそれに合った緩衝能の組み合わせからなるレフィル容器を作ることができる。
このように、本発明の化粧料容器は、レフィル容器として、特に好ましく使用することができる。
本発明の化粧料容器の1例の、中央部分における断面図である。 本発明の化粧料容器をレフィル容器とした1例の、中皿を収納・固定しない状態における、枠体の平面図である。 中皿を収納・固定した状態での、図2におけるX−X線断面図である。 中皿を収納・固定した状態での、図2におけるY−Y線断面図である。 本発明の化粧料容器をレフィル容器とした他の例の、中皿を収納・固定した状態を、図4と同様に示した断面図である。
以下、本発明の化粧料容器を、図1〜5により説明する。
前記のように、本発明の化粧料容器は、特にレフィル容器として好適なものであり、図1は鏡Cを有する蓋Dを設けた化粧料容器としての例を示し、図2〜5は、レフィル容器として例を示している。
枠体Aは、側部1と底部2とからなり、底部2の中央に底部開口部3を設けている。
底部開口部3には、伸縮体4を張設し、伸縮体4の上面には、固定底面5を固定している。
固定底面5は板状であり、水平断面形状を底部開口部3より小さくして、固定底面5の周縁と底部開口部3の周縁との間に空隙を形成する。
固定底面5の上面は必ずしも平面である必要はなく、後記するように、中皿Bを嵌着するための凸部又は凹部を設けたり、接着剤を使用して中皿Bを固定する場合であっても、凹凸を設けて接着剤が絡み易くすることもできる。
固定底面5の周縁と底部開口部3の周縁との間の空隙としては、図2に示すW1とW2とがあるが、何れも1〜18mmの範囲内であることが好ましく、1mm以上とすることにより、衝撃により伸縮体4が弾性変形した際にも固定底面5の周縁と底部開口部3の周縁とが接触することがないと共に、伸縮体4による十分な緩衝効果が得られ、18mm以下とすることにより、伸縮体4と固定底面5との固定が容易となり、且つ固定底面5を必要な大きさとすることができる。
中皿Bは、固定底面5の上面に固着することにより、枠体A内に収納・固定するが、その際、中皿Bと枠体Aとの間に空隙を設けて、中皿Bと枠体Aとを非接触状態とすることが必要である。
先ず、中皿Bの底面と枠体Aの底部2の上面との間に空隙を設ける必要があるが、その空隙(図3、4のH1)としては、0.5〜2mmの範囲内であることが好ましく、0.5mm以上とすることにより、衝撃により伸縮体4が弾性変形した際にも中皿Bの底面と枠体Aの底部2の上面とが接触することなく、中皿Bへの衝撃の伝達を小さく抑えることができ、2mm以下とすることにより、化粧料容器をコンパクト化することができる。
この空隙は、固定底面5の厚みを、固定底面5の上面が底部2の上面より高くなるように選択することにより設けることができるが、図3、4に示した態様のように、固定底面5の上面に凸部又は凹部を形成すると共に、中皿Bの底面に固定底面5の凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を設ける場合には、その凹部の深さの分を勘案して厚みを選択する必要がある。
伸縮体4は、伸縮体4の下面と枠体Aの底部2の下面との距離が0.5mm以上となる位置(伸縮体4の下面は枠体Aの底部2の下面より上に位置する)に張設するのが好ましく、それにより、落下等で下方からの衝撃が加わった場合に、その衝撃が直接に固定底面5及び中皿Bに伝達するのを防ぐことができ、また下方からの衝撃に対しても伸縮体4による緩衝効果を発揮することができる。
次に、中皿Bの周縁と枠体Aの側部1の内面との間に空隙を設ける必要があるが、更に、図2〜5に示した態様のように、枠体A内に化粧具等を収納する区画を設ける為のフチ6を設けている場合には、そのフチ6との間にも空隙を設ける必要がある。
中皿Bの周縁と枠体Aの側部1の内面との間に空隙(図4及び5のW3)及びフチ6を設けた場合の中皿Bの周縁とフチ6との空隙(図3のW4)としては、いずれも、0.5〜2mmの範囲内であることが好ましく、0.5mm以上とすることにより、衝撃により伸縮体4が弾性変形した際にも中皿Bの周縁と枠体Aの側部1の内面とが接触することなく、中皿Bへの衝撃の伝達を小さく抑えることができ、2mm以下とすることにより、化粧料容器をコンパクト化することができる。
なお、図5は、中皿Bの大きさ(前後及び左右の幅)を、底部開口部3の大きさ(前後及び左右の開口幅)よりも小さくした例を示している。
伸縮体4は、落下等により化粧料容器に強い衝撃が加えられた場合に、伸びることにより中皿Bに加わる衝撃を緩和する役割を果すが、その際には、中皿Bは固定底面5と一体に枠体A内を移動する。従って、衝撃が加わった際の伸縮体4の伸びが大きすぎると、W1〜W4が前記の範囲内であった場合でも、中皿Bの周縁と枠体Aの側部1の内面とが接触し、中皿Bに衝撃が加わることとなる。
即ち、衝撃が加わった際の伸縮体4の伸び率(元の長さに対する伸びた長さの割合)をα%とした場合に、次の関係式(1)、(2)を満足するときに、中皿Bの周縁と枠体Aの側部1の内面との接触は起こらない。
W1×α÷100<W4・・・(1)
W2×α÷100<W3・・・(2)
而して、化粧料容器に加わる可能性のある衝撃の大きさを勘案し、伸縮体4として、その衝撃が加わった場合の伸び率が上記の式を満足するものを選択するか、又はその衝撃が加わった際の伸縮体4の伸び率を考慮の上で上記の式を満足するW1〜W4の範囲を選択するのが好ましい。
伸縮体4としては、メッシュや伸縮性のフィルムが使用できるが、固定底面5とのインサート一体成型のしやすさ及び緩衝効果の点からは、ポリエステル、ナイロン等の材質からなるメッシュが好ましい。
メッシュを使用する場合には、メッシュの格子方向が底部開口部3の周縁と略45°となるように張設するのが、見栄えと樹脂との接着強度の点から好ましく、又、メッシュ数が1インチ当たり50〜150であるものを使用するのが、上記の関係を満足させる点から好ましい。
化粧料容器は、先ず、底部開口部3に伸縮体4を張設し、伸縮体4に固定底面5を固定した枠体Aを製作し、次いで、その固定底面5の上面に中皿Bを固着して製作する。
弾性体によって緩衝効果を得る容器に比べ、伸縮体4の下部には、衝撃により伸縮体4が弾性変形した際に接触するものが何もない。従って衝撃に強く、またこのためにメッシュの弾性変形率を大きくとる事ができ、緩衝効果を高めることが可能である。伸縮体4が弾性変形することによる緩衝効果は、垂直落下(垂直縦落下、垂直横落下)等による側壁方向から衝撃に対して、特に有効である。
枠体Aの成形、伸縮体4の張設及び固定底面5の成形と固定は、個別に行うこともできるが、伸縮体4をインサートしたインサート一体成形で製作するのが、生産性の点から好ましい。
中皿Bの固定底面5の上面への固着は、接着剤、両面接着テープ等の通常の貼着により行うことができる。また、図3、4に示した態様のように、固定底面5の上面に凸部又は凹部を形成すると共に、中皿Bの底面に固定底面5の凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を設け、中皿Bを嵌着することにより、固着することもできる。その場合は、中皿Bを正しい位置にずれなく固着でき、また、固定底面5の底部に指を入れる穴を設けておくことにより、空隙H1に指を入れることと相俟って、容易に中皿Bを取り外すこともできる。
枠体A及び固定底面5は、熱可塑性樹脂の射出成形により製造するのが適当であり、熱可塑性樹脂としては、ニトリルゴム、ブチルゴム等の合成ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS)等の熱可塑性エラストマー、ポリウレタン、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合体(EMMA)、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂(PC)、PET、PCT、PCTA等のポリエステル樹脂、メタクリル酸エステル重合体等のアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS)等を例示することができる。
中皿Bとしては、アルミニウム、ステンレス等の金属板をプレス加工したものや、上記の枠体A及び固定底面5と同様の熱可塑性樹脂を射出成形したものの、いずれも使用することができる。
枠体Aの底部開口部3と中皿Bとの大きさの関係は、図1、図3、図4に示す例では中皿Bの方が大きく、化粧料を取り出すときには中皿Bの底面を枠体Aの底部2の上面に当てて固定した状態で取り出すことができるが、図5のように底部開口部3の方が中皿Bより大きい場合も、枠体Aの底部2の下面と伸縮体4の下面の距離が0.5mm以上あれば使用性には問題ない。
実施例1
図2〜4に示した如き形状の、外寸が縦79mm、横55mm、高さ7.7mm、内寸が縦75mm、横51mm、高さ6.3mmであり、縦方向の内壁(短辺の側部の内面)から各々12mmの位置に高さ1mmのフチを有し、底部に縦横共に47mmの底部開口部を有し、底部開口部には、ポリエステル製のメッシュ(1インチ当たりメッシュ数:70)が、格子方向が底部開口部の周縁と略45°となるように張設され、且つ、メッシュの中央部に縦横共に20mmの正方形の固定底部が固定された枠体を、メッシュをインサートしたABS樹脂のインサート一体成形により製作した。
この枠体の固定底部の上面に、外寸が縦横共に47mmで、高さが3.9mmの固形化粉末化粧料を充填したABS樹脂製の中皿(質量5.6g)を両面接着テープで貼着して、レフィル容器を得た。
底部開口部の周縁と固定底部の周縁との空隙、及び中皿と枠体との空隙は、第1表に記載した通りである。
このレフィル容器について、落下試験(水平落下、垂直縦落下、垂直横落下)を行った。
落下試験は、各々3個のサンプルについて、次の方法で行った。サンプルを受け止める床材にはPタイル(塩化ビニリデン)を使用した。
水平落下:水平の状態で、50cmの高さから繰り返し落下させて、下方からの 衝撃を繰り返し与えた場合の、割れが生じるまで(但し、50回を限度とする )の落下回数を記録した。
垂直縦落下:短片を下にして、20cmの高さから繰り返し落下させ、図2にお ける矢印X方向からの衝撃を繰り返し与えた場合の、割れが生じるまで(但し 、50回を限度とする)の落下回数を記録した。
垂直横落下:長片を下にして、20cmの高さから繰り返し落下させ、図2にお ける矢印Y方向からの衝撃を繰り返し与えた場合の、割れが生じるまで(但し 、50回を限度とする)の落下回数を記録した。
実施例2
縦横共に43mmの正方形の固定底部を使用した(従って底部開口部の周縁と固定底部の周縁との空隙W1、W2は第1表に記載した如くとなる。)以外は、実施例1と同様に実施した。
得られたレフィル容器について、落下試験を行った。
実施例3
底部に縦横共に38mmの底部開口部を有し、メッシュの中央部に縦横共に34mmの正方形の固定底部を使用し(従って底部開口部の周縁と固定底部の周縁との空隙W1、W2は第1表に記載した如くとなる。)、枠体がフチを有しないものであること以外は、実施例1と同様に実施した。
得られたレフィル容器について、落下試験を行い、その結果を第2〜4表に記載した。
比較例1
枠体が底部開口部を有しないものであり、その底部開口部に対応する部分の上面に直接に中皿を貼着した以外は、実施例1と同様に実施した。
得られたレフィル容器について、落下試験を行い、その結果を第2〜4表に記載した。
比較例2
固定底部を設けず、メッシュの上面に直接に中皿を貼着した以外は、実施例1と同様に実施した。
得られたレフィル容器について、落下試験を行い、その結果を第2〜4表に記載した。
Figure 0005718737
実施例1においては、比較例2と比べて水平落下で約1.5倍、垂直縦落下及び垂直横落下で約2倍の緩衝効果があった。実施例2と比べても、水平落下で約1.5倍、垂直縦落下で約1.2倍、垂直横落下で約1.7倍の緩衝効果があった。
実施例3においては、いずれの落下に対して、著しい緩衝効果があり、特に、水平落下及び垂直横落下に対しては、50回の繰り返し試験で全く割れが生じることがなかった。特に問題が大きい、垂直縦落下と垂直横落下に対しては、比較例1及び2と比べて、垂直縦落下で約4.0〜5.2倍、垂直横落下で約5.0〜5.7倍、更にはそれを超える緩衝効果となっている。
これらの結果は、固定底面があること及びW1及びW2が大きい方が緩衝効果が高く、好ましいことを示している。
本発明の化粧料容器は、落下による衝撃への緩衝効果が大きく、衝撃が加わっても、特に、側壁方向からの衝撃が加わった場合においても、固形化粉末化粧料を収納した中皿へ衝撃が伝わらず、従って、固形化粉末化粧料の崩れが起こり難いものであり、より柔らかく、ソフトなものが求められる傾向にある、ファンデーションのような粉末化粧料の化粧料容器として好適に用いられる。
A:枠体
B:中皿
C:鏡
D:蓋
1:枠体の側部
2:枠体の底部
3:底部開口部
4:伸縮体
5:固定底面
6:フチ

Claims (6)

  1. 枠体の内部に固形化粉末化粧料が充填された中皿を収納・固定する化粧料容器であって、該枠体の底部に底部開口部を設け、該底部開口部に伸縮体を張設し、該伸縮体の上面に水平断面形状が該底部開口部より小さい板状の固定底面を固定し、且つ、該固定底面の上面の高さを該枠体の底部の周縁の上面より高くし、該固定底面の上面に該中皿を固着することにより、中皿を枠体と非接触状態に収納・固定してなる、化粧料容器。
  2. 枠体、伸縮体及び固定底面が、一体的に成形されたものである、請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 固定底面の周縁と底部開口部の周縁との空隙が、1〜18mmである、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
  4. 中皿の周縁と枠体の側部の内面との空隙が、0.5〜2mmであり、中皿の底面と枠体の底部の上面との空隙が0.5〜2mmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  5. 伸縮体がメッシュである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  6. 固定底面の上面に凸部又は凹部を形成すると共に、中皿の底面に固定底面の上面の凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を設け、固定底面に中皿を嵌着した請求項1〜のいずれか1項に記載の化粧料容器。
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