JP2006165321A - 電気機器収納用箱体 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明に係る電気機器収納用箱体は、簡単な構造で、ケーブルの抜けを防止すると共に、箱体本体への異物の進入を防ぐことを目的としている。
【解決手段】本発明に係る電気機器収納用箱体１は本体２の下部に電気機器に接続するためのケーブル６を入出線するための入出線孔８を設け、入出線孔８と、扉体４を閉じたときに入出線孔８に対向する位置にパッキン９を取り付け、扉体４を閉じたとき、入出線孔８はパッキン９により隙間を閉塞可能であることを特徴とする。
【選択図】図１
【解決手段】本発明に係る電気機器収納用箱体１は本体２の下部に電気機器に接続するためのケーブル６を入出線するための入出線孔８を設け、入出線孔８と、扉体４を閉じたときに入出線孔８に対向する位置にパッキン９を取り付け、扉体４を閉じたとき、入出線孔８はパッキン９により隙間を閉塞可能であることを特徴とする。
【選択図】図１
Description
本発明は、本体の前面に開口を有し、開口を扉で施蓋して成る各種電気機器等を収納するための電気機器収納用箱体にに関するものである。
電気機器に接続するケーブルは、電気機器収納用箱体の本体底面に設けられた入出線孔から引き込む。入出線孔は本体を切り欠いているだけであり、特にケーブルの抜け止め防止の機能は有していない。
また、ケーブルが入出するだけでは入出線孔に隙間が空いてしまい、そのままで使用されている。
カワムラカタログ電設資材編Ｎｏ．３４改訂版平成１６年４月１日
カワムラカタログ電設資材編Ｎｏ．３４改訂版平成１６年４月１日
以上示したように、本体に切り欠きを設け、入出線孔を設けた場合、作業中、ケーブルが引っ張られることでプラグが抜けてしまったり、差し込み部に負荷がかかり故障の虞があった。
また、入出線孔にできる隙間から昆虫、小動物や塵埃など、異物の進入の虞があった。
そこで本発明は、簡単な構造で、ケーブルの抜けを防止すると共に、箱体本体への異物の進入を防ぐことを目的とし、その構造は本体の下部に電気機器に接続するためのケーブルを入出線するための入出線孔を設け、入出線孔と、扉体を閉じたときに入出線孔に対向する位置にパッキンを取り付け、扉体を閉じたとき、入出線孔はパッキンにより隙間を閉塞可能であることを特徴とする。
本発明に係る電気機器収納用箱体は、本体の下部に電気機器に接続するためのケーブルを入出線するための入出線孔を設け、入出線孔と、扉体を閉じたときに入出線孔に対向する位置にパッキンを取り付け、扉体を閉じたとき、入出線孔はパッキンにより隙間を閉塞可能であるため、扉体を閉じたとき、ケーブルは、パッキンにより挟持され作業時にケーブルが抜け落ちにくくなり、作業性が向上する。また、パッキンにより、ケーブル周辺の隙間が埋められ、異物の進入を防ぐことができ事故を防止でき、安全な電気機器収納用箱体を提供することができる。
電気機器収納用箱体は、ケーブルの抜け止めと、箱体本体内部への異物の進入を防ぐという目的を、簡単な構造で、且つ安全性を損なわずに実現した。
本発明に係る電気機器収納用箱体の実施例を図１の添付図面に基づいて説明する。
電気機器収納用箱体１は各種電気機器を収納する、前面に開口２を有した本体３と、開口２を施蓋する扉体４とから構成される。図１では、開口２周縁を折曲し、本体３内部へ雨水の浸入等を防ぐための水切り部５を形成している。本体３に収納された電気機器に配線されるケーブル６は、本体３の底面７を切り欠いて入出線孔８を設け、入出線孔８より本体３内部へ引き込む。
切り欠いて形成された入出線孔８にはパッキン９を取り付ける。また、扉体４の内側にも、本体３に形成された入出線孔部８に対向する位置にパッキン９を取り付ける。扉体４を閉じたとき、扉体４に取り付けられたパッキン９は切り欠いた水切り部５に嵌合し、入出線孔８から引き込まれたケーブル６は入出線孔８に取り付けられたパッキン９と扉体４に取り付けられたパッキン９とで保持される。
入出線孔８にケーブル６を通したとき、ケーブル６の周囲には隙間が空き、配線等の作業中にケーブル６が引っ張られるようなことがあった場合、従来プラグに負荷がかかり損傷の虞があったが、パッキン９がケーブル６を押さえるため、抜け止めの効果がある。
また、パッキン９はケーブル６周囲の隙間を埋めるので、本体３内部に収納された機器へ悪影響を及ぼすもの、例えば、昆虫や小動物、塵埃等の異物の進入を防ぐことができ安全に電気機器を収納することができる。
本体に形成された開口にパッキンを取り付けることにより、ケーブル等の引き込みを可能にしながら、ケーブルの周囲の隙間を埋め、作業時にケーブルが引っ張られることによるプラグの損傷を防ぎ、また本体への異物の進入を防ぐので、安全性を重視する電気機器収納用箱体に適用できる。
１ 電気機器収納用箱体
２ 開口
３ 本体
４ 扉体
５ 水切り部
６ ケーブル
７ 底面
８ 入出線孔
９ パッキン
２ 開口
３ 本体
４ 扉体
５ 水切り部
６ ケーブル
７ 底面
８ 入出線孔
９ パッキン
Claims (1)
- 本体の前面に開口を有し、該開口を扉で施蓋して成る各種電気機器等を収納するための電気機器収納用箱体において、前記本体の下部に前記電気機器に接続するためのケーブルを入出線するための入出線孔を設け、該入出線孔と、扉体を閉じたときに前記入出線孔に対向する位置にパッキンを取り付け、扉体を閉じたとき、前記入出線孔は前記パッキンにより隙間を閉塞可能であることを特徴とする電気機器収納用箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004355552A JP2006165321A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 電気機器収納用箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004355552A JP2006165321A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 電気機器収納用箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006165321A true JP2006165321A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36666987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004355552A Pending JP2006165321A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 電気機器収納用箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006165321A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012100386A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Kawamura Electric Inc | 電気自動車充電装置 |
| JP2013202766A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 工作機械用制御装置 |
-
2004
- 2004-12-08 JP JP2004355552A patent/JP2006165321A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012100386A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Kawamura Electric Inc | 電気自動車充電装置 |
| JP2013202766A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 工作機械用制御装置 |
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