JP2006163229A - ストロボ装置及びカメラ - Google Patents

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豪 葛原
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Abstract

【課題】 簡単で安価な構成で、電磁波の影響を防止した遮蔽部材を備えたストロボ装置。
【解決手段】 被写体にて反射したストロボ光を受光する受光素子と、導電性の部材で形成し、前記受光素子をシールド遮蔽すると共に前記ストロボ光を通過させる孔を設けた遮蔽部材と、を備え、前記遮蔽部材を導電性パターンにおける接地パターンと接続したこと。
【選択図】 図4

Description

本発明はカメラで撮影する際の補助光となるストロボ装置に関し、詳しくは自動調光ストロボの受光素子を電磁波から遮蔽する遮蔽部材に関する。
カメラで撮影する際に補助光としてストロボ装置を用いた場合に、近距離から遠距離まで適正露出になるようにするために、従前はカメラの絞りを切り換え、近距離では小絞りに遠距離では大絞りにするフラッシュマチック機構が用いられていた。
しかし、近年は電子部品の進歩により、複雑な機構を不要とした自動調光ストロボが用いられている。自動調光ストロボは、カメラの絞りをストロボのガイドナンバーに応じた所定の値にセットしておけば、被写体で反射したストロボ光をストロボ回路と接続した受光素子(フォトトランジスタ等)が受光し、受光素子からの出力電流に基づいて適正露出になるとストロボの発光を停止させるストロボである。
このような自動調光ストロボは、最近は小型のレンズ付きフィルムユニット等にも内蔵されるようになり、ストロボ回路を形成する各電子部品が小さなプリント配線基板にまとめて実装されている。
一方、ストロボ回路を形成する電子部品の中には高電圧がかかり電磁波を発する発振トランスやトリガートランスがある。また、ストロボ光を発光する放電管はこれらのトランスと接続されているので、接続部分からは同様に電磁波を発する。
これらの電磁波を発する部品と受光素子とが共に小さなプリント配線基板に実装されていると、受光素子は電磁波の影響を受け易い。受光素子が電磁波の影響を受けると、出力電流にノイズが付加され、自動調光の精度に影響し、適正露出でない写真となる虞がある。
なお、受光素子は自動調光ストロボ以外にも用いられており、電磁波の影響を防止することを目的とした特許出願がある。
例えば、赤外光マイクロフォンの受光素子が電磁波の影響を受けてノイズや発振が生ずことがないように、受光素子の周囲を金網で形成した電磁シールド体で覆うようにした公開特許公報がある(特許文献1参照)。
また、フォトマイクロセンサの受光素子が電磁波の影響を受けて誤作動が生ずることがないように、発光素子や受光素子を収納した樹脂ケースの内側に導電層としての金属層を形成し、受光素子とその配線をシールドした公開特許公報がある(特許文献2参照)。
特開平6−169288号公報 特開平8−70137号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電磁シールド体は金網で形成されているので、複雑で高価である。
また、特許文献2に記載のケースの導電層に関しては、どのような方法で形成するのか具体的な形成方法の記載はないが、当該文献にはケースの内面に導電層が隈無く形成された図があり、このような導電層を形成すると、かなり原価高になることが予想される。
一方、レンズ付きフィルムユニットを含めたカメラは価格競争が激しく、これに内蔵するストロボ装置も低原価が要求される。従って、特許文献1,2に記載の手段が電磁波対策に有効であったとしても、カメラに用いることは困難である。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、簡単で安価な構成で、電磁波の影響を防止した遮蔽部材を備えたストロボ装置、及びこのストロボ装置を備えたカメラを提案することを発明の目的とする。
上記目的は下記の手段によって達成される。
[請求項1]被写体にて反射したストロボ光を受光する受光素子と、導電性の部材で形成し、前記受光素子をシールド遮蔽すると共に前記ストロボ光を通過させる孔を設けた遮蔽部材と、を備え、前記遮蔽部材をプリント配線基板に設けた接地パターンと接続したことを特徴とするストロボ装置。
[請求項2]前記遮蔽部材は、プレス加工により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
[請求項3]前記遮蔽部材の端部を前記接地パターンに半田付けしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のストロボ装置。
[請求項4]請求項1〜3の何れか1項に記載のストロボ装置を備えたことを特徴とするカメラ。
請求項1に記載のストロボ装置によれば、遮蔽部材により受光素子を電磁波からシールドすることができると共に、遮蔽部材を接地することができる。
請求項2に記載のストロボ装置によれば、遮蔽部材を安価に形成することができる。
請求項3に記載のストロボ装置によれば、遮蔽部材をプリント配線基板の接地パターンである導電性パターンに簡単に接続でき、且つ、遮蔽部材をプリント配線基板に保持させることができる。
請求項4に記載のカメラによれば、上記効果を奏することができる。
以下に、本発明のストロボ装置に関する実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
先ず、自動調光ストロボ装置を内蔵したレンズ付きフィルムユニットの一例を図1に基づいて説明する。図1はレンズ付きフィルムユニットの前方斜視図である。
図1において、レンズ付きフィルムユニット1の内部機構や予め装填したフィルムは前面側から前カバー11により被覆され、背面側から後カバー12により被覆されている。前カバー11の前面中央には撮影レンズ21が配置され、その上方にはファインダの対物レンズ22が配置されている。対物レンズ22の右にはストロボ光を発光する発光パネル23が配置され、その右方には被写体で反射したストロボ光を受光する受光部窓24、その下方にはストロボのメインスイッチを作動させるストロボスイッチレバー25がそれぞれ配置されている。
前カバー11の上面にはレリーズ釦26と指数器窓27が配置され、後カバー12の上面にはストロボが充電したことを示す充電表示窓28が配置されている。また、後カバー12の背面には巻上げノブ29が突出している。
なお、31,32,33は各々ラベルであり、前カバー11と後カバー12の見苦しい部所を被覆すると共に、商品名や簡単な使用説明等が印刷されている。
次に、本発明のストロボ装置の一例を図2乃至図4に基づいて説明する。
図2は自動調光ストロボの回路図、図3は遮蔽部材を装着する前のストロボ装置の斜視図、図4は遮蔽部材を装着する後のストロボ装置の斜視図、図5は受光素子と遮蔽部材の縦断面図である。
先ず、自動調光ストロボの動作を図2のストロボ回路に基づいて説明する。
ストロボスイッチレバー25の操作によりメインスイッチS1,S2をオンにすると、電池Bの電流が抵抗R1を介してトランジスタTR1に流れて発振を開始し、発振トランスTの二次側は300〜350Vの高圧に昇圧される。この二次側の電流をダイオードD1によって整流し、抵抗R3と直列に接続されたトリガーコンデンサCT及びメインコンデンサCMを充電する。メインコンデンサCMが所定の電圧に充電されると、抵抗R2と直列に接続された発光ダイオードDLが点灯するので、充電表示窓28から視認でき、撮影可能であることが分かる。
撮影のときにはレリーズ釦26を押下すると、不図示のシャッタ羽根の開放動作に連動してトリガースイッチSTがオンになる。これによって、トリガーコンデンサCT、トリガースイッチST、トリガートランスTCの一次側、及びメインスイッチS1,S2によって閉回路が形成され、トリガーコンデンサCTに充電されていた電荷がトリガートランスTCの一次側に放電する。この結果、トリガートランスTCの二次側には更なる高圧が発生し、キセノン管Xeのトリガー電極に印加されるので、キセノン管Xeの中のイオン化されたキセノン原子が陰極より飛び出した電子と衝突して励起され、メインコンデンサCMの放電に伴ってキセノン管Xeが発光し、発光パネル23を通過して被写体に照射する。
次に、本ストロボ回路の調光動作について説明する。
トリガースイッチSTがオンになると、メインコンデンサCMの電荷の一部がトリガートランスTCの一次側及びトリガースイッチSTを通って電流i1となって抵抗R3に流れる。また、トリガーコンデンサCTが放電した後、メインコンデンサCMの電荷の一部がトリガーコンデンサCTを充電すべく電流i2となって抵抗R3に流れる。ここで、抵抗R3と抵抗R3の側をカソードとしたツェナーダイオードDTとが直列に接続されているので、ツェナーダイオードDTには電流i1と電流i2とを加えた電流iが流れる。
また、受光部窓24の後方に位置するフォトセンサPhとコンデンサCPとが直列に接続され、更にツェナーダイオードDTと並列に接続されている。フォトセンサPhとコンデンサCPとの接続部分は抵抗R4を介してトランジスタTR2のベースと接続され、トランジスタTR2のエミッタがサイリスタSのゲートに接続されている。サイリスタSはダンパー用のチョークコイルCCと直列に接続され、これらはキセノン管Xeと並列に接続されている。
なお、受光素子としてのフォトセンサPhは、フォトトランジスタであってもフォトダイオードであってもよい。
従って、サイリスタSがオンになると、キセノン管Xeに流れる電流よりも大電流がチョークコイルCCに流れてメインコンデンサCMの電荷は急速に消費され、キセノン管Xeの発光が停止されるようになっている。
ツェナーダイオードDTに電流iが流れ、ツェナーダイオードDTの両端にツェナー電圧が生じると、被写体の反射光に応じてフォトセンサPhに電流が流れる。撮影距離が近距離であれば被写体によって反射したストロボ光は強くなり、フォトセンサPhに流れる電流は大きくなる。従って、コンデンサCPへの充電は早い。一方、撮影距離が遠距離であれば被写体によって反射したストロボ光は弱くなり、フォトセンサPhに流れる電流は小さくなる。従って、コンデンサCPへの充電は遅い。
この結果、近距離であれば、トランジスタTR2はオンになるのが早く、サイリスタSもオンになるのが早いので、キセノン管Xeの発光途中でメインコンデンサCMの電荷が急速にチョークコイルCCにより消費されて、キセノン管Xeの発光は早めに停止する。一方、遠距離であれば、トランジスタTR2はオンになるのが遅く、サイリスタSもオンになるのが遅いので、キセノン管Xeは遅めに発光停止する。従って、絞りが一定であっても撮影距離に応じて被写体からの反射光が変化してストロボの総発光量が変化するので、撮影距離が変化しても略一定の露光量が得られる。
次に、図3において、プリント配線基板40には上述の如くストロボ回路を構成する多数の電子部品が実装されているが、本図では主な部品のみが描かれている。キセノン管Xeは背面に反射鏡41が密着し、図1に示した発光パネル23の後方に配置される。キセノン管Xeと反射鏡41は樹脂製でプリント配線基板40に固定された保持部材42によって保持されている。プリント配線基板40における保持部材42の前方には、左から発振トランスT、トリガートランスTC、フォトセンサPhが実装されている。
また、発振トランスT、トリガートランスTCは高電圧がかかり電磁波を発する。放電管Xeもこれらのトランスと接続されているので、接続部分からは同様に電磁波を発する。従って、これらの部品とフォトセンサPhが共に小さなプリント配線基板40に実装されていて、互いに近くに位置するので、フォトセンサPhは電磁波の影響を受け易い。フォトセンサPhが電磁波の影響を受けると、出力電流にノイズが付加され、自動調光の精度に影響し、適正露出でない写真となる虞がある。
そこで、図4及び図5に示すように、フォトセンサPhを金属製の導電性の遮蔽部材50で遮蔽して、電磁波よりシールドしている。遮蔽部材50はアルミニュウムやリン青銅からプレス加工によって形成され、銅メッキやニッケルメッキが施されている。そして、遮蔽部材50の上部には被写体にて反射したストロボ光をフォトセンサPhに入射させるために通過させる孔50aが空いている。
また、遮蔽部材50の下部端部には取付部50bが設けられ、プリント配線基板40に設けた接地パターンである導電性パターン40aと接続し、導通している。この接続に当たって、遮蔽部材50をプリント配線基板40にネジ止めしてもよいが、取付部50bを導電性パターン40aに半田付けするのが、簡単で安価に構成できる。なお、取付部50bは導電性パターンと接続すると共に、プリント配線基板40に遮蔽部材50を固定するためのものであるので、少なくとも二つの取付部50b,50cを設けることが望ましい。従って、例えば取付部50bが接続する導電性パターン40aは接地パターンであるが、取付部50cが接続する導電性パターン40bは何処にも接続しない島状の導電性パターンでよい。
レンズ付きフィルムユニットの前方斜視図である。 自動調光ストロボの回路図である。 遮蔽部材を装着する前のストロボ装置の斜視図である。 遮蔽部材を装着する後のストロボ装置の斜視図である。 受光素子と遮蔽部材の縦断面図である。
符号の説明
40 プリント配線基板
40a,40b 導電性パターン
50 遮蔽部材
50a 孔
50b,50c 取付部
Xe キセノン管
T 発振トランス
C トリガートランス
Ph フォトセンサ

Claims (4)

  1. 被写体にて反射したストロボ光を受光する受光素子と、
    導電性の部材で形成し、前記受光素子をシールド遮蔽すると共に前記ストロボ光を通過させる孔を設けた遮蔽部材と、を備え、
    前記遮蔽部材をプリント配線基板に設けた接地パターンと接続したことを特徴とするストロボ装置。
  2. 前記遮蔽部材は、プレス加工により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 前記遮蔽部材の端部を前記接地パターンに半田付けしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のストロボ装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のストロボ装置を備えたことを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024038766A1 (ja) * 2022-08-17 2024-02-22 ニデックプレシジョン株式会社 カメラ装置

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