JP2006162667A - クリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

クリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】 球状や小径のトナーを用いた場合に、クリーニング効果に優れ、軽量、小型かつ高性能で、画像形成装置やプロセスカートリッジに組み込んだときに大きな設置スペースを要さず、長期にわたり良好なクリーニング性が持続して得られ、簡単な構造で耐久性に優れ、補修及び清掃が容易で、かつ高画質な画像が安定的に得られるクリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供すること。
【解決手段】 像担持体表面に残留する転写残トナーをクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置において、該クリーニング装置は反発弾性率の違う材質のクリーニングブレードを少なくとも2つ以上具備し、該2つ以上のクリーニングブレードが像担持体表面に同時に当接しながらクリーニングすることを特徴とするクリーニング装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置およびプロセスカートリッジに関し、特に転写工程後の感光体表面をクリーニングするクリーニング装置を有する電子写真装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では、現像工程で感光体等の像担持体上に形成したトナー像を、中間転写ベルトなどの中間転写体を介して、または直接的に転写紙などの転写体上に転写して画像を形成しているが、トナー像転写後の感光体表面および中間転写体表面には、転写残のトナーが残留する。このため、感光体及び中間転写体上から残留トナーを除去するクリーニング装置が設けられている。このクリーニング装置としては、種々のものが知られており、弾性部材からなるクリーニングブレードやクリーニングローラのほか、ファーブラシ、磁気ブラシ等を用いることができる。中でも、クリーニングブレードは、構成が簡単で、装置の小型化が容易で、コスト面も有利なので、広く実用化されている。
しかし近年、画質向上のためにトナーの小粒径化、球形化が進められ、懸濁重合法や乳化重合法などによる重合トナーや、熱気流、流動造粒法による球形処理を施したトナーが用いられつつあり、この球形化、あるいは小粒径化したトナーを用いた場合、各種クリーニング装置を備えた画像形成装置において、クリーニング不良による画像不良が発生しやすいという点が問題になっている。
この対策として、特開平8−62893号公報(特許文献1)、特開平8−95286号公報(特許文献2)等には、球形トナーと不定形トナーを特定の割合で混在させて使用する方法が提案されている。しかし、このような方法であっても、球形トナーが不定形トナーの隙間をすり抜けてブレードエッジ部に進んですり抜けることがあるため、球形トナーに対するクリーニング不良の改善が充分でなかった。
そこで、特開平9−96965号公報(特許文献3)、特開平9−114232号公報(特許文献4)、特開平9−274364号公報(特許文献5)および特開平11−84878号公報(特許文献6)等には、転写工程後の像担持体上に残留した球形トナーに対して各種除電手段を用い、残留トナーの帯電量を低減してクリーニング性を改善している。しかしながら、前記除電手段を新たに設けることは部品点数の増加や製造コストの増加に直結する。他にも、クリーニングローラあるいはクリーニングブラシを用いたクリーニング装置が数多く提案されている、例えば特開平5−188836号公報(特許文献7)には、クリーニングブラシおよび回収クリーニングローラそれぞれに所定の電圧を印加して、感光ドラム表面の残存トナーをクリーニングブラシを介して回収クリーニングローラの表面に回収するクリーニング装置において、回収クリーニングローラの軸心を含む水平面よりも下方の回収クリーニングローラの内部に回収クリーニングローラの内周面と所定距離をおいて配設される磁性体、または、この磁性体近傍の回収クリーニングローラの表面に先端部が対向して配設されて回収クリーニングローラの回転に伴ってその回収クリーニングローラの表面に回収される残存トナーを掻き落とす磁性体ブレードのいずれか一方が磁石である構成とすることによって、印字品質の低下を防止するとともにクリーニング装置の寿命を長くすることが提案されている。
更に、特開平6−167912号公報(特許文献8)においては被清掃部を清掃するクリーニングブラシと、クリーニングブラシに付着した粉塵を除去回収する回収ロールとを備えた電子写真装置の清掃装置において、非清掃動作時にはクリーニングブラシを被清掃部に対し離間させるとともに、クリーニングブラシを清掃動作時とは逆方向に回転させる構成とし、クリーニングブラシに付着した粉塵等の清掃装置外部への飛散を防止するとともにクリーニングブラシの長寿命化を実現するなどが提案されている。
しかし、このような像担持体のドラム形状の感光体表面の残留トナーをクリーニングローラやクリーニングブラシを介して回収クリーニングローラの表面に回収するクリーニング装置において、当初良好なクリーニング性能を発揮していても、経時使用によりクリーニングローラやクリーニングブラシの性能が経時的に低下する。即ち、転写残トナーを除去していくうちに、トナーが徐々にクリーニングローラに付着したり、クリーニングブラシ内にたまって目詰まりした状態となる。このような状態となったクリーニングローラやクリーニングブラシでは、転写残トナーの除去性能がなくなり、クリーニング部材としての機能を果たせなくなってしまう。
このように、従来のクリーニング装置は、高画質のために球形化あるいは小粒径化したトナーのクリーニングが困難であり、球形化あるいは小粒径化したトナーの使用によりクリーニング装置の大型化やコスト高につながるという問題がある。
特開平8−62893号公報 特開平8−95286号公報 特開平9−96965号公報 特開平9−114232号公報 特開平9−274364号公報 特開平11−84878号公報 特開平5−188836号公報 特開平6−167912号公報
したがって、本発明の目的は、球状や小径のトナーを用いた場合に、クリーニング効果に優れ、軽量、小型かつ高性能で、画像形成装置やプロセスカートリッジに組み込んだときに大きな設置スペースを要さず、長期にわたり良好なクリーニング性が持続して得られ、簡単な構造で耐久性に優れ、補修及び清掃が容易で、かつ高画質な画像が安定的に得られるクリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することにある。
すなわち、上記課題は本発明の(1)〜(20)によって解決される。
(1)「像担持体表面に残留する転写残トナーをクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置において、該クリーニング装置は反発弾性率の違う材質のクリーニングブレードを少なくとも2つ以上具備し、該2つ以上のクリーニングブレードが像担持体表面に同時に当接しながらクリーニングすることを特徴とするクリーニング装置」;
(2)「前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率が下流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率よりも高いことを特徴とする前記第(1)項に記載のクリーニング装置」;
(3)「前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率(JIS K6255)が23℃で35%以上であることを特徴とする前記第(1)項または第(2)項に記載のクリーニング装置」;
(4)「前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの当接時の角度が5〜20°であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載のクリーニング装置」;
(5)「前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの自由長が7mm以上であることを特徴とする前記第(2)項乃至第(4)項のいずれかに記載のクリーニング装置」;
(6)「前記像担持体表面移動方向の下流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率(JIS K6255)が23℃で35%未満であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項のいずれかに記載のクリーニング装置」;
(7)「トナー像を担持する像担持体と、該像担持体上に担持されたトナー像を転写材に転写する転写手段と、トナー像が転写材に転写された後に、像担持体の表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置とを備え、該クリーニング装置が前記第(1)項乃至第(6)項のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする電子写真方式の画像形成装置」;
(8)「製造工程あるいは製造後の工程において球形化したトナーが用いられることを特徴とする前記第(7)項に記載の画像形成装置」;
(9)「使用されるトナーの粒子形状が下記式(I)より表わされる形状係数が1.0〜1.35であることを特徴とする前記第(8)項に記載の画像形成装置。
Figure 2006162667
(10)「使用されるトナーの体積平均粒径が1〜7μmとなるように調製したことを特徴とする前記第(7)項乃至第(9)項のいずれかに記載の画像形成装置」;
(11)「使用されるトナー粒子が、トナー母体粒子と外添剤からなり、該トナー母体粒子に対する該外添剤の被覆面積比率が10〜90%となるように調製されたものであることを特徴とする前記第(7)項乃至第(10)項のいずれかに記載の画像形成装置」;
(12)「前記外添剤が、シリカ(SiO)、酸化チタン(TiO)、アルミナ(Al)のいずれかを少なくとも一種類以上含有することを特徴とする前記第(7)項乃至第(11)項のいずれかに記載の画像形成装置」;
(13)「前記像担持体が電子写真感光体であり、該感光体と水との接触角が90°以上であることを特徴とする前記第(7)項乃至第(12)項のいずれかに記載の画像形成装置」;
(14)「潜像が形成されトナー像を担持可能な像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナーで現像する現像手段と、該現像手段により現像されたトナー像が転写された後に、像担持体の表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置とを備え、該クリーニング装置が前記第(1)項乃至第(6)項のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ」;
(15)「製造工程あるいは製造後の工程において球形化したトナーを用いたことを特徴とする前記第(14)項に記載のプロセスカートリッジ」;
(16)「使用されるトナーの粒子形状が下記式(I)より表わされる形状係数が1.0〜1.35であることを特徴とする前記第(15)項に記載のプロセスカートリッジ。
Figure 2006162667
(17)「使用されるトナーの体積平均粒径が1〜7μmとなるように調製したことを特徴とする前記第(14)項乃至第(16)項のいずれかに記載のプロセスカートリッジ」;
(18)「使用されるトナー粒子が、トナー母体粒子と外添剤からなり、該トナー母体粒子に対する該外添剤の被覆面積比率が10〜90%となるように調製したことを特徴とする前記第(14)項乃至第(17)項のいずれかに記載のプロセスカートリッジ」;
(19)「前記外添剤が、シリカ(SiO)、酸化チタン(TiO)、アルミナ(Al)のいずれかを少なくとも一種類以上含有することを特徴とする前記第(14)項乃至第(18)項のいずれかに記載のプロセスカートリッジ」;
(20)「前記像担持体である感光体と水との接触角が90°以上であることを特徴とする前記第(14)項乃至第(19)項のいずれかに記載のプロセスカートリッジ」。
本発明者は、クリーニング装置について長年検討を重ねてきたが、クリーニングブレードの違いにより残存トナーが像担持体表面とクリーニングブレード先端との間をすり抜ける態様に相当差異があることを認識し、さらに検討を重ねた結果、特定の性質の関係にある複数個のクリーニングブレードを別個に像担持体表面に配置したタイプのクリーニング装置においては、上流側に位置するクリーニングブレードで摺擦された後の残存トナーであっても下流側のクリーニングブレードで非常に良好にクリーニングすることが可能であり、而して、完全なクリーニングが可能で軽量小型かつ高性能を長期間維持できるクリーニング装置を完成するに至った。
本発明のクリーニング装置は、前記構成を有するために、クリーニングブレードの反発弾性率の違いによるトナーのすり抜け方の違いを利用して複数枚のクリーニングブレードを同時に当接させることにより、小粒径化、球形化されたトナーであっても、像担持体表面に残留する転写残トナーを確実に除去することが可能となる。
本発明の画像形成装置は、クリーニング不良による画像不良の発生を防止可能で、高画質な画像が得られる。
本発明のプロセスカートリッジは、クリーニング不良による画像不良の発生を防止可能で、高画質な画像が得られる。
本発明によると、従来における諸問題を解決でき、一枚めのブレードによりトナー量を減少させ、二枚目以降のブレードにより残りのトナーをかきとるため、高画質な電子写真画像を得るために小粒径化、球形化されたトナーであっても、担持体表面に残留する転写残トナーを確実に除去して、クリーニング不良による画像不良の発生を防止したクリーニング装置、クリーニング不良による画像不良の発生を防止可能で、高画質な、画像形成装置、及びプロセスカートリッジを提供することができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。本発明のクリーニング装置は、反発弾性率の違う材質のクリーニングブレードを少なくとも2つ以上具備するものであるが、以下、本発明の理解を容易ならしめるため、主に2つのクリーニングブレードを具備する場合を中心に説明を進めることにする。
(クリーニング装置)
本発明のクリーニング装置は、上記のように、反発弾性率の違う材質のクリーニングブレードを少なくとも2枚具備し、残留トナー等が付着した像担持体表面に対してクリーニングブレードを2枚以上同時に当接する機構からなる。クリーニングブレードの反発弾性率によりトナーのすり抜け方が異なることを利用し、複数のクリーニングブレードを同時に当接させることによりクリーニング装置への残留トナーの入出力量を制御し、特にすり抜けやすい小粒径あるいは球形トナーにおいてもクリーニング不良を防止することができる。
図1は、本発明の第1の構造に係るクリーニング装置を示す構成図である。図ではクリーニングブレードを2本当接させた例で説明するが、2本以上当接させた場合も可能である。
図1に示すように、本発明のクリーニング装置(8)は、像担持体(9)との対向面側が開口する筐体(5)の開口に第一の支持板(2)を介して一端側が支持され、他端側の先端が像担持体(9)の回転方向R1に対して対向する姿勢、即ち、カウンタ向きで像担持体(9)表面に当接する第一のクリーニングブレード(1)、クリーニングブレード(1)に対して像担持体(9)の回転方向下流側に第二の支持板(4)を介して一端側が支持され、他端側の先端が像担持体(9)の回転方向R1に対してカウンタ向きで像担持体(9)表面に当接する第二のクリーニングブレード(3)、該クリーニングブレード(1)の像担持体(9)への当接位置よりも該像担持体(9)の回転方向上流側に当接して従動回転する補助クリーニング手段(6)を備えている。
補助クリーニング手段(6)は、スポンジ等のローラまたは磁気による磁性体キャリア粒子のブラシ、電極を兼ねる金属製の心金の周囲に導電性繊維をパイル地にしたテープをスパイラル状に巻き付けてなるブラシ等からなる。クリーニング補助手段(6)はクリーニングブレードと併用することにより、さらにクリーニング効率を高めることができる。なお、前記像担持体としては、潜像が形成され、トナー像を担持可能な感光体及び、前記感光体としての像担持体が担持するトナー像が、中間転写される中間転写媒体を含むものである。
本発明のクリーニング装置は、トナー像が該クリーニング装置を通過するときにクリーニングブレードが像担持体と離間する位置に移動し、像担持体表面から残留トナーを除去するときには当接する機構を備えることができる。また、クリーニングブレードの当接時に像担持体との当接角を変更可能にした角度調整機構を有することができる。これにより、被清掃体の停止中から回転始動時にかけて当接角を減少し、回転開始後の動摩擦時に当接角を増加させるようにすると、回転開始時の静摩擦時に発生し易いめくれを防止することができる。さらに、被清掃体の種類や状態に応じて当接角を変化させ、クリーニングブレードの接触面積を制御することにより、様々な被清掃体に対してもめくれやクリーニング不良を防止することができる。
図2はブレード先端のクリーニング開始時の状態を示している。クリーニング開始時のクリーニングブレードの先端部は、像担持体(9)がR1方向に移動することにより、当接部が像担持体(9)との摩擦力により引っ張られて、微小なめくれが発生する。
図3はクリーニングブレード先端のトナーすり抜け時の状態を示している。トナーがクリーニングブレードをすり抜ける場合、図2で示した微小なめくれをトナーが押し上げるようにして通過していく。クリーニングブレードの反発弾性が高い場合、トナーすり抜け時のクリーニングブレード先端部の動きが大きくかつ早いため、一度すり抜けが発生した場合、すり抜け後にすぐに以前の当接位置に戻り、再びトナーに押し上げられてすり抜けが発生する状態を繰り返しトナーが少量ずつ抜ける。このため、クリーニングブレードの反発弾性率が高い場合のクリーニング不良はクリーニング装置入力時のトナー量が出力時には全体的に少量となり濃度が薄くなる抜け方となる。一方、クリーニングブレード反発弾性が低い場合、トナーすり抜け時のクリーニングブレード先端部の動きが小さくかつ遅いためトナーがすり抜け難いが、すり抜け発生時には先端部が以前の当接位置に戻り難くトナーが連続的に抜ける。このため、クリーニングブレードの反発弾性率が低い場合は少量のトナーが入力された場合ではクリーニング性は良好であるが、多量のトナーが入力された場合ではクリーニング不良し、濃度の濃い筋上の抜け方となり、また、クリーニングブレードのエッジ部分の欠けを生じ易い。
本発明のクリーニング装置においては像担持体移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率は下流部に位置するクリーニングブレードの反発弾性率よりも高いことが好ましい。図1において、上流側のクリーニングブレード(1)の反発弾性率が下流側のクリーニングブレード(3)の反発弾性率よりも高い場合、反発弾性率の高いクリーニングブレード(1)を残留トナーが通過することによりクリーニングブレード(3)へ入力する残留トナーの量は全体的に少量となり、反発弾性率の低いクリーニングブレード(3)によりクリーニングされる。クリーニングブレード(1)がない場合は多量の残留トナーがクリーニングブレード(3)へ入力される場合があり、このとき反発弾性率の低いクリーニングブレードのみではトナーのすり抜けを抑えることができずに濃い筋上のクリーニング不良が発生する。クリーニングブレード(1)の反発弾性率が低い場合は多量の残留トナーが入力されたときにクリーニングブレード(1)を通過後に濃い筋状の残留トナーが出力され、クリーニングブレード(3)に入力される。このとき下流側のクリーニングブレードには局部的に多量のトナーが入力されることとなり、反発弾性率の低いクリーニングブレードだけではやはりトナーすり抜けを抑えることができずに、入力時のままの濃い筋状のクリーニング不良が発生し、また、クリーニングブレードの欠けを生じ、この部分からのトナーのすり抜けを生じ易い。
該複数のクリーニングブレードの反発弾性率は特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの23℃における反発弾性率は35%以上であることが好ましい。クリーニングブレードの23℃における反発弾性率を35%以上にすることによりクリーニング時に前記した挙動の特性が現れ入力トナー量を減らす役割を果たすことができる。下流側のクリーニングブレードの23℃における反発弾性率は35%未満であることが好ましい。クリーニングブレードの23℃における反発弾性率を35%未満にすることによりクリーニング時に前記した挙動の特性が現れ入力トナー量が少ないときにトナーすり抜けがなく良好なクリーニングをすることができる。
本発明のクリーニング装置の上流側のクリーニングブレードの当接時の角度は5〜20°であることが好ましい。上流側のクリーニングブレードは残留トナー量を減らすことを目的としているため、ブレードの像担持体に対する当接面積が広い方が好ましく、当接角度が20°以上ではブレードの像担持体に対する当接面積が狭く、充分にトナー量を減らすことができない。当接角度が5°以下ではブレード先端部が浮いてしまうことがあり、クリーニング性が悪化してしまう。
クリーニングブレードの自由端部の突き出し部分の長さは所謂自由長と呼ばれるが、本発明のクリーニング装置の上流側のクリーニングブレードの自由長は7mm以上であることが好ましい。自由長が7mm以下ではブレードの像担持体に対する当接面積が小さくなり、充分にトナー量を減らすことができない。
本発明のクリーニング装置に使用されるクリーニングブレードは、全体形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、矩形板状のものが挙げられる。
前記クリーニングブレードの材料としては、弾性を有するものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、天然ゴム、ポリウレタンゴムなどが好適に挙げられる。
前記クリーニングブレードの硬度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ゴム硬度が60〜80度(JIS K6301A)であることが好ましい。
前記クリーニングブレードの一般的な構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、1種単独の部材により形成されるもの、2種以上の部材により形成されるものなどが挙げられ、後者の場合には、少なくとも前記像担持体に当接する当接面が、天然ゴム、ポリウレタンゴムなどの弾性を有する材料により形成され、該当接面におけるゴム硬度、反発弾性率が、前記物性であることが好ましい。
(画像形成装置)
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体(9)と、該像担持体(9)上に担持されたトナー像を転写材(P)に転写する転写手段(13)と、トナー像が転写材に転写された後に、前記像担持体(9)表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置(8)とを備え、更に、必要に応じて適宜選択されるその他の構成を備えてなる。
なお、前記像担持体としては、潜像が形成され、トナー像を担持可能な感光体としての像担持体(9)及び、前記感光体としての像担持体(9)が担持するトナー像が、中間転写される中間転写媒体としての像担持体(14)を含むものである。
像担持体(9)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、金属からなる円筒体の周面に、感光層としての光導電性の有機半導体(OPC)等を塗布してなる構造のものが好適に挙げられる。
前記中間転写媒体(14)としては、トナー像を担持できるものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ドラム状、ベルト状等の転写体が挙げられる。
図4は、本発明の第1の構造に係る画像形成装置を示す構成図である。
図4に示すように、第1の構造に係る画像形成装置(A)は、矢印R1方向に回転駆動されるドラム状の像担持体(9)、該像担持体(9)の上部に配置され、該像担持体(9)表面に当接して従動回転し、像担持体(9)の表面を帯電する帯電装置(11)、帯電された像担持体(9)の表面に画像情報に応じた光を露光して静電潜像を書き込む画像書き込み手段(12)、像担持体(9)上に書き込まれた静電潜像を現像する現像装置(10)、像担持体(9)の下部に配置され、該像担持体(9)に所定のニップ圧で当接し、像担持体(9)上に形成されたトナー像を転写材である記録媒体(P)に転写する転写手段(13)、トナー像を記録媒体(P)に転写した後に像担持体(9)表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置(8)、図示しない給紙装置、図示しない定着装置など、を備えている。
像担持体(9)の表面における水との接触角としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、90°以上であることが好ましい。
前記接触角が90°未満であると、トナーと像担持体の付着力が大きく、小粒径化、球形化されたトナーが、前記像担持体とクリーニングブレードとの間で回転することにより、クリーニング時にクリーニングブレードをすり抜けて、クリーニング不良の増加や、転写率の低下等により不良画像が発生することがある。
前記接触角の測定としては、協和界面科学(株)社製自動接触角計CA−Wを用いて行なうことが可能である。
像担持体(9)表面における水との接触角を90°以上とする方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、感光体表面における表面エネルギーを小さくする方法が挙げられる。
前記感光体表面における表面エネルギーを小さくする方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記感光層としての光導電性の有機半導体(OPC)材料に、表面エネルギーの小さい材料を添加する方法、表面エネルギーの小さい材料を前記感光層の厚み方向に濃度分布を持たせて存在させる方法、前記感光体表面に撥水性物質等を塗布する方法、などが好適に挙げられる。
前記表面エネルギーの小さい材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、パーフルオロアルキルビニルエーテル、これらの中から選ばれる2種以上を含有する重合体、これらの中から選ばれる2種以上を含有する共重合体、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸鉄等の金属石鹸、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、アルキル変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、高級脂肪酸変性シリコーンオイル等のシリコーンオイル、酸化チタン、シリカ、酸化アルミ、酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化アンチモンをドープした酸化スズ、酸化インジウム等の金属酸化物など、が挙げられる。
前記感光体表面に撥水性物質等を塗布する方法としては、例えば、撥水性物質等をアルコール等の適当な溶媒に希釈し、感光体最表面に塗布方法などが挙げられる。
前記感光体表面に撥水性物質等を塗布することにより、前記感光体表面が低表面エネルギー化され、前記接触角の条件を満たすことができる。
前記撥水性物質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、アルキル変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、高級脂肪酸変性シリコーンオイル等のシリコーンオイル、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルジメトキシシラン等のアミノ基含有シランカップリング剤、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン等のメルカプト基を含有するシランカップリング剤、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等のエポキシ基を含有するカップリング剤、フッ素含有シランカップシング剤等のシランカップリング剤、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネート、イソプロピルトリ、(ジオクチルパイロホスファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリルデシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジトリデシル)ホスファイトチタネート、イソプロピルトリオクタノイトチタネート等のチタンカップリング剤、などが挙げられる。
本発明の画像形成装置(A)に用いられるトナーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、球形トナーが好適に挙げられる。
前記球形トナーを用いることにより、クリーニング装置(8)がクリーニング効果を特に効果的に発揮する。
球形トナーとしては、例えば、トナーの構成材料である樹脂や着色剤などを混合攪拌後に溶融混練し、粉砕・分級して作製した粉砕トナーを熱や機械的な力で球形化したトナー、分散重合法、懸濁重合法、乳化重合法等の重合法により作製されたトナーなどが挙げられ、これらの中でも、重合法により作製されたトナーが好適である。
前記球形トナーとしては、下記式(I)により表わされる形状係数が1.0〜1.35であることが好ましい。前記形状係数は、真球に近づくほど1に近づく。
Figure 2006162667
但し、前記最大粒径は、トナー粒子の2次元投影像における周囲長を示す。
前記形状係数が1.35を超えると、画像のドット形成が不均一となり、画像の粒状性が悪化することがある。
前記球形係数の測定方法としては、例えば、日立製作所製FE−SEM(S−4500)を用い、1000倍に拡大したトナー像を100個無作為にサンプリングし、その画像情報を、例えば、画像処理ソフト(Media Cybernetics製Image−Pro Plus)を用いて解析を行ない算出することにより測定することが可能である。
前記球形のトナーの体積平均粒径としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1〜7μmであることが好ましい。
前記体積平均粒径がトナーの粒径1μm未満であると、画像不良が発生することがあり、7μmを超えると、電子写真画像の高解像度の要求に対応するのが困難となることがある。
前記体積平均粒径の測定方法としては、コールターエレクトリク社製コールターマルチサイザー測定により測定することが可能である。
更に、画像形成装置(A)に用いられるトナーとしては、表面が外添剤によって被覆されているトナーが好適に挙げられる。
前記トナーの表面を外添剤によって被覆することにより、トナーと感光体との間の付着力を低減してクリーニング装置(8)によるクリーニング効果を高めることが可能となる。
前記外添剤の形状、粒径、外添剤被覆率、材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記外添剤の形状としては、他部材との接触面積が均一化される点から球形であることが好適である。また、前記外添剤の粒径としては、一次粒子径の平均値が5nm〜150nmであることが好適である。また、前記外添剤の外添剤被覆率としては、10〜90%であることが好ましい。
前記外添剤被覆率が10%未満であると、トナーと感光体との間の付着力を適切な大きさにすることが困難となることがあり、転写残トナーの増加を引き起こすことがある。前記外添剤被覆率が90%を超えると、外添剤がトナーから極端に分離し易くなり、感光体等の画像形成装置の構成部材が損傷し易くなることがある。
なお、外添剤被覆率は、トナー1粒子の表面積に対する外添剤の被覆面積比率を、トナー表面の電子顕微鏡画像を画像解析することによって計測することが可能である。
前記外添剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、有機微粒子、無機微粒子などが挙げられる。
前記無機微粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、シリカ、チタン、アルミナ、これらの中から1種を併用したもの、などが好適に挙げられる。
前記無機微粒子としては、例えば、吸湿性を有する無機微粒子である場合には、環境安定性等を考慮すると、疎水化処理を施したものが好ましい。
前記疎水化処理の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、疎水化処理剤と前記微粉末とを高温度下で反応させる方法などが挙げられる。
前記疎水化処理剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シラン系カップリング剤、シリコーンオイルなどが挙げられる。
前記外添剤の外添方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー、メカノフージョン等の各種混合装置を用いる方法が好適に挙げられる。
(プロセスカートリッジ)
本発明のプロセスカートリッジは、潜像が形成され、トナー像を担持可能な像担持体(9)と、該像担持体(9)上に形成された潜像をトナーで現像する現像手段(10)と、該現像手段(10)により現像されたトナー像が転写された後に、像担持体(9)の表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置(8)とを備え、更に、必要に応じて適宜選択されるその他の構成を備えてなり、前記クリーニング装置(8)が、前記本発明のクリーニング装置である。
図5は、本発明のプロセスカートリッジ例を示す構成図である。
図5に示すように、本発明のプロセスカートリッジ(B)は、矢印R1方向に回転駆動されるドラム状の像形成担持体(9)、該像担持体(9)の上部に配置され、該像担持体(9)表面に当接して従動回転し、像担持体(9)の表面を帯電する帯電装置(11)、像担持体(9)上に書き込まれた静電潜像を現像する現像手段(10)、トナー像を転写した後に、像担持体(9)表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置(8)、を一体的に備え、該プロセスカートリッジ(B)を画像形成装置に着脱可能とするものである。
なお、像形成担持体(9)、帯電装置(11)、現像手段(10)、クリーニング装置(8)の構成、画像形成に用いられるトナーとしては、前記本発明の画像形成装置(A)におけるものと同様とすることが可能である。
次に本発明の画像形成装置例(A)の動作について説明する。
図4に示すように、像担持体(9)は、矢印R1方向に回転駆動される。このとき、該像担持体(9)の表面は、帯電装置(11)によって所定の極性、例えば、マイナス極性に帯電される。次いで、該像担持体(9)の帯電面に、画像書き込み手段(12)から出射する光変調されたレーザ光Lを照射して、これによって、像担持体(9)の表面に静電潜像を形成する。即ち、レーザ光が照射され像担持体表面部分の電位の絶対値が低下した部分が静電潜像(画像部)となり、レーザ光が照射されず電位の絶対値が高く保たれた部分が地肌部となる。次いで、前記静電潜像が、現像装置(10)に収納され所定の極性に帯電されたトナーによって、現像されて、トナー像として可視化される。
一方、図示しない給紙装置から、例えば、記録媒体である記録紙(P)が、像担持体(9)と転写装置(13)との間に、矢印Fの方向から所定のタイミングで搬送される。このときに、転写装置(13)により像担持体(9)上に形成されたトナー像が記録紙(P)上に静電的に転写される。トナー像が転写された記録紙(P)は、図示しない定着装置により加熱・加圧されてトナー像が記録紙上に定着される。その後、図示しない定着装置により定着された記録紙は図示しない排紙部から排出される。
記録紙(P)に転写されずに像担持体(9)上に残留した転写残トナーは、クリーニングブラシ(6)によって散らされ、一部回収される。その後、第一のクリーニングブレード(1)によって、像担持体(9)上の転写残トナーがさらに一部掻き取られ、第二のクリーニングブレード(3)によって残りの転写残トナーが掻き取られて、該像担持体(9)表面が清掃される。そして、クリーニングブレード(1)により掻き取られたトナーは、筐体(5)の底部に具備された回収装置(7)に落下して収納される。なお、像担持体(9)から除去したトナーを、図示しないトナーリサイクル装置により現像装置(10)に搬送して、トナーをリサイクルすることも可能である。
図6は、本発明の第2の構造に係る画像形成装置を示す構成図である。
第2の構造に係る画像形成装置は、タンデム型のフルカラープリンタを示すものである。
図6に示すように、第2の構造に係る画像形成装置は、直列に配置され、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のトナー像を形成するプロセスカートリッジ(C1〜C4)、該プロセスカートリッジ(C1〜C4)の下方に対向して配置され、複数のローラ(15a、15b、15c)に巻き掛けされて矢印の方向に回転駆動され、前記プロセスカートリッジ(C1〜C4)に備えられた感光体としての像担持体(9a〜9d)が担持するトナー像が転写される像担持体としての中間転写媒体(14)、ローラ(15b)に対して中間転写媒体(14)を介して対向配置され、該中間転写媒体(14)に所定のニップ圧で当接され、該中間転写媒体(14)上に形成されたトナー像を転写材である記録媒体(P)に転写する転写手段(13)、該転写手段(13)より前記中間転写媒体(14)の回転方向下流側に配置され、トナー像を記録媒体(P)に転写した後に中間転写媒体(14)の表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置(8e)、図示しない給紙装置、図示しない定着装置など、を備えている。
前記各プロセスカートリッジ(C1〜C4)におけるその他の構成、特に、クリーニング装置(8a〜8d)の構成、画像形成に用いられるトナーなどとしては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のトナーを用いること以外は、前記本発明のプロセスカートリッジ(C)と同様のものが挙げられる。
前記クリーニング装置(8e)の構成としては、前記本発明のプロセスカートリッジ(C)におけるクリーニング装置(8)と同様のものが挙げられる。
前記中間転写媒体(14)としては、無端ベルト基材の表面に弾性被覆層が少なくとも一層形成されてなるものが挙げられる。前記無端ベルト基材としては、樹脂、ゴム、金属薄板などが挙げられる。また、前記弾性被覆層としては、樹脂、ゴム、エラストマーなどが挙げられる。
前記中間転写媒体(14)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属からなるドラム状の芯体の外周に、弾性被覆層が少なくとも一層形成されてなるドラムタイプとすることも可能である。
次に第2の構造に係る画像形成装置の動作について説明する。
図6に示すように、中間転写媒体(14)は、矢印の方向に回転駆動される。このとき、各プロセスカートリッジ(C1〜C4)に備えられた各像担持体(9a〜9d)にそれぞれ形成された、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が中間転写媒体(14)上に順次重ねて転写される。一方、図示しない給紙装置から、記録紙(P)が、中間転写媒体(14)と転写装置(13)との間に、矢印Fの方向から所定のタイミングで搬送される。このときに、転写装置(13)により中間転写媒体(14)上に形成された各色のトナー像が記録紙(P)上に静電的に一括転写される。各色のトナー像が転写された記録紙(P)は、図示しない定着装置により加熱・加圧されてトナー像が記録紙(P)上に定着される。その後、図示しない定着装置により定着された記録紙は図示しない排紙部から排出される。
中間転写媒体(14)上に転写されずに、各像担持体(9a〜9d)上に残留した転写残トナーは、前記クリーニング装置(8a〜8d)によって除去される。
また、中間転写媒体(14)から記録紙(P)上に転写されずに、該中間転写媒体(14)上に残留した転写残トナーは、クリーニング装置(8e)によって除去される。
以下、実施例により本発明について詳細に説明するが、本発明は、下記実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
[トナーの作製]
トナー組成物である樹脂や着色剤などを混合攪拌した後に、溶融混練し、次いで、溶融混練された前記構成材料を粉砕・分級してトナー材料を得た。得られた該トナー材料を熱気流中で結着樹脂の軟化点転以上の温度に加熱することにより球形化処理を施し、更に、球形処理を施されたトナー材料を分級してトナー粒子を作製した。
得られたトナー粒子の体積平均粒径は、5.0μm、形状係数は、1.110であった。
前記トナー粒子に対して、疎水化処理したシリカ(一次粒子径平均値25nm)を、トナー量の1.0重量%、疎水化処理した酸化チタン(一次粒子径平均値15nm)を、トナー量の1.0重量%となるように配合し、ヘンシェルミキサーによって攪拌混合処理して、実施例1の現像剤であるトナーを作製した。
得られた前記実施例1のトナーは、トナー表面の電子顕微鏡画像を画像解析することによって計測される外添剤被覆率が、40%であった。
[クリーニング装置]
クリーニング装置は2枚のクリーニングブレードを像担持体に同時に当接させる機構にし、使用するクリーニングブレードの物性、当接条件としては、以下に示すとおりとした。
第一のクリーニングブレード(像担持体表面移動方向上流側)
ゴム硬度(JIS K6301 A):70度
反発弾性率:68%(23℃)
自由長:6mm
当接角度:25°
第二のクリーニングブレード(像担持体表面移動方向下流側)
ゴム硬度(JIS K6301 A):70度
反発弾性率:63%(23℃)
自由長:7mm
当接角度:20°
[クリーニング不良の評価]
前記実施例1のクリーニング装置を、リコー製プリンタIpsio Color 8150に装着し、また、トナーとして前記実施例1のトナーを使用して、以下の評価を行なった。
即ち、前記複写機を用いて、記録紙100枚に所定の画像を複写した後に、該複写機の感光体を取り出してクリーニング後の「クリーニング残トナーID」を調べ、クリーニング不良の評価を行なった。
「クリーニング残トナーID」の測定方法としては、感光体上のクリーニング残トナーを透明テープ(日東電工製プリンタック)によって転写し、その画像濃度(Image Density)を画像濃度計(X−Rite938)により測定して「残トナーID」とするとともに、感光体上にトナーが存在しない場合の前記透明テープの前記画像濃度を測定して「リファレンスID」とし、前記「残トナーID」から「リファレンスID」を差し引くことで、クリーニング残トナーIDを測定した。結果を表1に示した。
(実施例2)
[クリーニング装置]
クリーニング装置は2枚のクリーニングブレードを像担持体に同時に当接させる機構にし、使用するクリーニングブレードの物性、当接条件としては、以下に示すとおりとした。
第一のクリーニングブレード(像担持体表面移動方向上流側)
ゴム硬度(JIS K6301 A):70度
反発弾性率:68%(23℃)
自由長:8mm
当接角度:15°
第二のクリーニングブレード(像担持体表面移動方向下流側)
ゴム硬度(JIS K6301 A):70度
反発弾性率:63%(23℃)
自由長:7mm
当接角度:20°
[クリーニング不良の評価]
前記比較例2のクリーニングブレードを、リコー製プリンタIpsio Color 8150に装着し、また、トナーとして前記実施例1と同様のトナーを使用して、実施例1と同様にして、クリーニング不良の評価を行なった。結果を表1に示した。
(実施例3)
[クリーニング装置]
クリーニング装置は2枚のクリーニングブレードを像担持体に同時に当接させる機構にし、使用するクリーニングブレードの物性、当接条件としては、以下に示すとおりとした。
第一のクリーニングブレード(像担持体表面移動方向上流側)
ゴム硬度(JIS K6301 A):70度
反発弾性率:63%(23℃)
自由長:8mm
当接角度:15°
第二のクリーニングブレード(像担持体表面移動方向下流側)
ゴム硬度(JIS K6301 A):78度
反発弾性率:13%(23℃)
自由長:7mm
当接角度:20°
[クリーニング不良の評価]
前記実施例2のクリーニングブレードを、リコー製プリンタIpsio Color 8150に装着し、また、トナーとして前記実施例1と同様のトナーを使用して、実施例1と同様にして、クリーニング不良の評価を行なった。結果を表1に示した。
(実施例4)
実施例3の画像形成装置としては、実施例1と同様のリコー製プリンタにおいて、感光体表面に、潤滑剤を付与する潤滑材付与手段を設け、該潤滑材付与手段が、潤滑剤を固形化した潤滑剤ブロックを、スプリングによる押し付け力を利用して、感光体表面に加圧当接するよう構成されている。そして、前記潤滑剤ブロックによって、潤滑材が回転駆動される感光体の表面に微量ずつ塗布される。
前記潤滑剤としては、ステアリン酸亜鉛を使用した。
また、前記潤滑材付与手段は、潤滑剤ブロックの感光体表面への押しつけ力が可変とされ、潤滑剤を感光体表面に押しつける圧力を変化させることで、潤滑剤の塗布量を調整して、前記感光体の表面における水との接触角が、92°以上となるように保たれている。
[クリーニング不良の評価]
前記実施例1と同様クリーニング装置構成およびクリーニングブレード構成として、前記実施例6の画像形成装置に装着し、また、トナーとして実施例1と同様のトナーを使用して、実施例1と同様にして、クリーニング不良の評価を行なった。結果を表1に示した。
(比較例1)
[クリーニング装置]
クリーニング装置を従来通り1枚のクリーニングブレード(実施例1の第二のクリーニングブレード)を当接させる機構にし、使用するクリーニングブレードの物性、当接条件としては、以下に示すとおりとした。
ゴム硬度(JIS K6301 A):70度
反発弾性率:63%(23℃)
自由長:7mm
当接角度:20°
[クリーニング不良の評価]
前記比較例1のクリーニング装置を、リコー製プリンタIpsio Color 8150に装着し、また、トナーとして前記実施例1と同様のトナーを使用して、実施例1と同様にして、クリーニング不良の評価を行なった。結果を表1に示した。
Figure 2006162667
表1の結果から、実施例1〜4のクリーニング装置及び該クリーニング装置を用いた画像形成装置は、小粒径化、球形化されたトナーであっても、クリ−ニング時のトナーのすり抜けによるクリーニング不良を防止でき、像担持体表面に残留する転写残トナーを確実に除去して、クリーニング不良による画像不良の発生を防止して、安定して良好な画像が得られることが判る。
一方、比較例1のクリーニング装置及び該クリーニング装置を用いた画像形成装置は、クリーニング残トナーIDの値が高く、像担持体の表面から確実に転写残トナーを除去することができないことが判る。
本発明の表示装置は、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ等の電子写真記録装置に好適に用いられる。
本発明におけるクリーニング装置の一例を示す図である。 本発明における当接時のクリーニングブレード先端部を示す図である。 本発明におけるクリーニング不良時のクリーニングブレード先端部を示す図である。 本発明における第1の構造に係る画像形成装置を示す図である。 本発明におけるプロセスカートリッジを示す図である。 本発明における第2の構造に係る画像形成装置を示す図である。
符号の説明
1 クリーニングブレード
2 支持板
3 クリーニングブレード
4 支持板
5 筐体
6 クリーニング手段
7 回収装置
8 クリーニング装置
9 像担持体
10 現像手段
11 帯電装置
12 画像書き込み手段
13 転写装置
14 中間転写媒体
15 ローラ
P 記録紙
A 画像形成装置
B、C プロセスカートリッジ
L レーザ光




Claims (20)

  1. 像担持体表面に残留する転写残トナーをクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置において、該クリーニング装置は反発弾性率の違う材質のクリーニングブレードを少なくとも2つ以上具備し、該2つ以上のクリーニングブレードが像担持体表面に同時に当接しながらクリーニングすることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率が下流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率よりも高いことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率(JIS K6255)が23℃で35%以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの当接時の角度が5〜20°であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング装置。
  5. 前記像担持体表面移動方向の上流側に位置するクリーニングブレードの自由長が7mm以上であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のクリーニング装置。
  6. 前記像担持体表面移動方向の下流側に位置するクリーニングブレードの反発弾性率(JIS K6255)が23℃で35%未満であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のクリーニング装置。
  7. トナー像を担持する像担持体と、該像担持体上に担持されたトナー像を転写材に転写する転写手段と、トナー像が転写材に転写された後に、像担持体の表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置とを備え、該クリーニング装置が請求項1乃至6のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする電子写真方式の画像形成装置。
  8. 製造工程あるいは製造後の工程において球形化したトナーが用いられることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 使用されるトナーの粒子形状が下記式(I)より表わされる形状係数が1.0〜1.35であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
    Figure 2006162667
  10. 使用されるトナーの体積平均粒径が1〜7μmとなるように調製したことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 使用されるトナー粒子が、トナー母体粒子と外添剤からなり、該トナー母体粒子に対する該外添剤の被覆面積比率が10〜90%となるように調製されたものであることを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記外添剤が、シリカ(SiO)、酸化チタン(TiO)、アルミナ(Al)のいずれかを少なくとも一種類以上含有することを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記像担持体が電子写真感光体であり、該感光体と水との接触角が90°以上であることを特徴とする請求項7乃至12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 潜像が形成されトナー像を担持可能な像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナーで現像する現像手段と、該現像手段により現像されたトナー像が転写された後に、像担持体の表面に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置とを備え、該クリーニング装置が請求項1乃至6のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  15. 製造工程あるいは製造後の工程において球形化したトナーを用いたことを特徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  16. 使用されるトナーの粒子形状が下記式(I)より表わされる形状係数が1.0〜1.35であることを特徴とする請求項15に記載のプロセスカートリッジ。
    Figure 2006162667
  17. 使用されるトナーの体積平均粒径が1〜7μmとなるように調製したことを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  18. 使用されるトナー粒子が、トナー母体粒子と外添剤からなり、該トナー母体粒子に対する該外添剤の被覆面積比率が10〜90%となるように調製したことを特徴とする請求項14乃至17のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  19. 前記外添剤が、シリカ(SiO)、酸化チタン(TiO)、アルミナ(Al)のいずれかを少なくとも一種類以上含有することを特徴とする請求項14乃至18のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  20. 前記像担持体である感光体と水との接触角が90°以上であることを特徴とする請求項14乃至19のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。

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