JP2006161524A - 横断歩道における視覚障害者用誘導帯 - Google Patents

横断歩道における視覚障害者用誘導帯 Download PDF

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俊一 吉澤
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Abstract

【課題】視覚障害者のために連続した段差のない誘導帯を提供することで、横断歩道を容易且つ安全に渡れるようにする。
【解決手段】横断道路標識が設けられた横断歩道において、白杖又は靴底で容易に識別可能とするため、目の粗い骨材を用いた舗装体の帯を目の細い骨材を用いた舗装体の帯で挟み込む形状とする連続した誘導帯で、横断歩道敷設道路に対して段差のない一体構造である誘導帯を設けることで、視覚障害者の容易且つ安全な誘導を確保する。
【選択図】図1

Description

この発明は、横断歩道における視覚障害者用誘導帯に関する。
一般に、視覚障害者の歩行を誘導する手段として、突起状の誘導ブロック(点字ブロック)が知られているが、横断歩道上では、歩道と車道の区別がつきにくく、振動や騒音の発生原因ともなり、更には剥離や破損が起こる等の耐久性に問題があるため使用されてはいない。
横断歩道上の誘導手段として、市街地等の一部の地域では、音響による誘導信号器が採用されているが、40%以上の割合で視覚障害者が横断歩道を逸れてしまう危険性が指摘されている。
誘導ブロック、音響信号機以外の誘導体としては、横断道路標識上にゴム又はゴム混合物でできた誘導表示ブロックを設ける方法(例えば、特許文献1参照)や丸い突起物を点状に配置する方法(例えば、特許文献2参照)、またウレタン樹脂を5ミリ厚程度塗布して誘導帯を設ける方法(例えば、非特許実例1参照)があるが、前者は視覚障害者の誘導に不可欠な連続性に欠け、又、後者2例は車道面に対して盛り上がっているために振動・騒音が避けられないという問題がある。
特開2001−336122 特開平10−292327
非特許実例1
東京都道環状8号線荻窪地区東電杉並支社前交差点横断歩道(東京都土木研究所による試験施工)
そこで、この発明においては、連続した誘導帯で、且つ横断歩道敷設道路に対して段差のない一体構造であることを特徴とする横断歩道における視覚障害者用誘導帯を提供することを課題としている。
前期目的を達成するために、この発明の請求項1にあっては、横断道路標識が設けられた横断歩道において、前記横断歩道に、白杖又は靴底で容易に識別可能な連続した誘導帯を設けることで、視覚障害者の安全な誘導に不可欠な連続性を確保することができる。
一方、誘導帯は、視覚障害者が白杖又は靴底で容易に識別できる構造とするため、目の粗い骨材を用いた舗装体の帯を目の細い骨材を用いた舗装体の帯で挟み込む形状とすることで、横断歩道敷設道路の路面が排水性舗装であるか非排水性舗装であるかどうか、あるいは新設又は更新舗装であるか既設舗装であるかどうか等の横断歩道敷設道路の現況に影響を受けることなく、誘導帯を普遍的に識別することが可能となる。
また、この発明の請求項2によれば、誘導帯は、透排水性と充分な滑り抵抗並びに車両通行に長期間耐える強靭性を得られる骨材及びバインダーが用いられることが施工上の条件となっている。
これにより、誘導帯領域を車又は人が通過する時に滑ることがなくなるばかりか、横断歩道敷設道路に対して段差のない一体構造であることで、振動・騒音が発生することなく、更に表面の耐久性の向上が図れる。
更に、この発明の請求項3によれば、誘導帯は、横断歩道敷設道路の水勾配、排水溝等の条件により、透排水による滞留を招くおそれがある場合は、透排水による滞留を招くことのないよう誘導帯下部に透水柱を設けることになっており、降雨時の冠水や湿潤によるスリップを防止し、より安全性の高い誘導帯の提供が可能となる。
加えて、この発明が提供する誘導帯は、横断道路標識と同一の白色顔料を、横断道路標識部分に塗布するため、横断道路標識としての標識機能を何ら損なうことはない。
この発明により、視覚障害者にとって容易で且つ確実に、更に安全性が高い横断歩道の誘導が可能となるばかりか、通行車両による振動・騒音を防止した耐久性のある横断歩道誘導帯が提供できる。
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態について具体的に説明する。
図1は横断歩道1を示している。横断舗道1となる車道にはゼブラ型の横断道路標識2が設けられる一方、歩道側には、誘導ブロック4と停止ブロック5がそれぞれ設けられている。
誘導ブロック4は突起4aが長手方向に連続する形状となっていて、歩道のほぼ中央部位に沿って配置されて、停止ブロック5は突起5aが円筒状に短く立上がる形状となっていて、横断舗道1の手前に、所定の領域にわたって配置されている。
横断道路標識2は、全領域が白色顔料によって塗布されている。
誘導帯3は、歩道の停止ブロック中央部から連続する形で横断歩道の横断道路標識を縦貫するように敷設され、誘導帯の中央部が粗めの骨材舗装体6で、その両側を細めの骨材舗装体7が挟み込む形状で設置されている。舗装厚は、道路環境により2cmから10cmの範囲とされる。粗めの骨材舗装箇所は、図4のように舗装厚をより薄くすることも可能である。
舗装箇所は、横断歩道の横断道路標識の横幅の長さにより、それぞれ10cmから30cm幅の範囲で敷設される。
誘導帯の舗装用バインダーは、粗め・細目の骨材を練り固め、横断歩道敷設道路との接触面に密着して一体構造となり、且つ、透排水性と充分な滑り抵抗並びに車両通行に長期間耐える強靭性を得られるものが要求されるため、具体的には複合繊維樹脂が望ましい。
横断歩道敷設道路の水勾配、排水溝等の条件により、透排水による滞留を招くおそれがある場合に設置される透水柱8は、誘導帯の両端に少なくとも一箇所設けられる。透水柱は、横断歩道敷設道路の敷設下部地中に逃げ水をさせる機能を持つもので、しかも誘導帯中央部と同一の構造体で成立っている。透水柱を密閉構造で透水機能を持ち、強度も横断歩道敷設道路と同等の程度を確保するためには、複合繊維樹脂をバインダーとして製作することが要求される。
このように構成された視覚障害者用誘導帯によれば、横断歩道1を渡るときに、白杖又は靴底で容易に誘導帯を識別可能となる。
以上、説明したようにこの発明の横断歩道における視覚障害者用誘導帯によれば、白杖又は靴底の感触で極めて容易に識別が可能で、横断歩道を確実且つ安全に渡ることができる。
また、目の粗い骨材を用いた舗装体の帯を目の細い骨材を用いた舗装体の帯で挟み込む形状とすることで、横断歩道敷設道路の路面が排水性舗装であるか非排水性舗装であるかどうか、あるいは新設又は更新舗装であるか既設舗装であるかどうか等の横断歩道敷設道路の現況に影響を受けることなく、誘導帯を普遍的に識別することが可能となる。
加えて、この発明が提供する誘導帯は、横断道路標識と同一の白色顔料を、横断道路標識部分に塗布するため、横断道路標識としての標識機能を何ら損なうことはない。
しかも、透排水性と充分な滑り抵抗を有するため、誘導帯領域を車又は人が通過する時に滑ることがなくなるばかりか、横断歩道敷設道路に対して段差のない一体構造であることで、振動・騒音が発生することなく、更に表面の耐久性の向上が図れ、安全性の面でも極めて優れたものとなる。
この発明にかかる視覚障害者用誘導帯を示した平面図である。 この発明にかかる視覚障害者用誘導帯を示した断面図である。 A−A断面図パターン1 A−A断面図パターン2 1 横断歩道 2 横断道路標識 3 誘導帯 4 誘導ブロック 5 停止ブロック 6 粗めの骨材舗装体 7 細めの骨材舗装体 8 透水柱

Claims (3)

  1. 横断道路標識が設けられた横断歩道において、前記横断歩道に、目の粗い骨材を用いた舗装体の帯を目の細い骨材を用いた舗装体の帯で挟み込む形状とすることで、白杖又は靴底の感触で容易に識別が可能な連続した誘導帯を設け、その誘導帯は、前記横断歩道敷設道路に対して段差のない一体構造であることを特徴とする横断歩道における視覚障害者用誘導帯。
  2. 誘導帯は、透排水性と充分な滑り抵抗並びに車両通行に長期間耐える強靭性を得られる骨材及びバインダーが用いられることを特徴とする請求項1記載の横断歩道における視覚障害者用誘導帯。
  3. 誘導帯は、横断歩道敷設道路の水勾配、排水溝等の条件により、透排水による滞留を招くおそれがある場合は、誘導帯下部に透水柱を設けることを特徴とする請求項1記載の横断歩道における視覚障害者用誘導帯。
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