JP2006158576A - 排便器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収容した便を先に排出してシートを便と分別し、焼却等の処分を容易にする。
【解決手段】 便Bを収容する袋部22の両側外面に切れ目22bを備えた縁部22aを形成する。処置後は、切れ目12bを挟んだ縁部12aの両側を互いに逆方向へ引張して切れ目12bで袋部12の一部を破断して開封し、収容した便Bを押し出して破断箇所から便器等へ排出し、シート11を焼却等により処分する。このように、排便器具10は便Bと分別して処分するようにしたから、焼却等が低コストで容易に行える。
【選択図】図2

Description

本発明は、自力で排便できない人の便を容易な操作で強制的に排出できるようにする排便器具に関する。
従来、直腸内から便を強制的に排出するには処置者が便を指で掻き出していた。人の指で処置することは被処置者にとって不快であり、処置に時間を要するという問題もあった。そこで、本発明人は破砕刃によって便を徐々に破砕して排出させる排便器具を発明し、実用に供している。ところで、この排便器具を繰り返し使用することは、洗浄等を行なっていても被処置者にとって不快なものであり、排便器具を使い捨てにするとコストが高くなっていた。
これに対し、本発明人はさらに肛門から腸内に挿入できる筒体を先端側から長尺の袋体内に挿入し、袋体の先端部分を筒体内部から外方へ引張する引張部材を設け、肛門から腸内に挿入しながら筒体の先端を便に押し付け、かつ引張部材で袋体を筒体内部へ引き込み、腸内の便を筒体内部の袋体内部へ取り込むようにして、筒体後部から袋体に便を収容した状態で体外に強制的に排出するようにした排便器具を発明した。
この排便器具は容易な操作で強制的に排便でき、器具を使い捨て可能になるようにコストを抑制できるものである。しかしながら、従来までの排便器具は収容した便とともに廃棄して焼却処分されていたが、水分を多量に含んでいるから処分が難しくコストがかかるものであった。本発明はそのような事情に鑑みて成されたものである。
特開2003−159323号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、処置後、収容した便のみを先に排出して器具を便と分別して処分できるようにした排便器具を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、同吸収パッドを肌面に密接させる剥離紙付きの粘着層を設け、吸収パッドで囲まれるシート部分を肌面側と反対側へ大きく膨出させて便を収容する可撓性の袋部を形成し、指を袋部の外側からシートを介して直腸へ挿入して便を掻き出して袋部に収容するようにした排便器具であって、前記袋部にその一部を開口する開封手段を設け、同開封手段で開封した袋部の開口から袋部に収容した便を外部へ排出できるようにしたことを特徴とする排便器具
2) 袋部の中央部に指を挿入する凹所を形成し、指を挿入し易くした前記1)記載の排便器具
3) 肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、同吸収パッドを肌面に密接させる剥離紙付きの粘着層を設け、吸収パッドで囲まれるシート部分を肌面側と反対側へ大きく膨出させて便を収容する可撓性の袋部を形成し、同袋部の中央部に直腸へ挿入して便を掻き出す掻出具を貫通させ、同貫通させた掻出具を袋部のシートと固着して袋部の余裕部分で掻出具を進退できるようにし、同掻出具の進退で掻き出された便を袋部に収容するようにした排便器具であって、前記袋部にその一部を開口する開封手段を設け、同開封手段で開封した袋部の開口から袋部に収容した便を外部へ排出できるようにしたことを特徴とする排便器具
4) 肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、同吸収パッドを肌面に密接させる剥離紙付きの粘着層を設け、吸収パッドに囲まれるシート部分を肌面側と反対側へ大きく膨出させて便を収容する可撓性の袋部を形成し、同袋部の中央部に直腸へ挿入して便を掻き出す掻出具を貫通させ、同貫通させた掻出具を袋部のシートと水密状態に保持して袋部に対して掻出具を進退できるようにし、同掻出具の進退で掻き出された便を袋部に収容するようにした排便器具であって、前記袋部にその一部を開口する開封手段を設け、同開封手段で開封した袋部の開口から袋部に収容した便を外部へ排出できるようにしたことを特徴とする排便器具
5) 開封手段が、袋部の外面に袋部を破断する破断開始箇所の切れ目を備えた縁部を形成し、同切れ目で袋部のシートを破断して開封できるようにしたものである前記1)〜4)いずれか記載の排便器具
6) 開封手段が、袋部のシート裏に紐を固着してその一端部を外部に露出し、同露出した紐の一端部を引張してシートを破断して開封できるようにしたものである前記1)〜4)いずれか記載の排便器具
7) 開封手段が、袋部を構成するシート部分をシートから分離し、同分離した袋部をシートに吸収パッドを介して脱着自在に且つ水密状に取り付けたものである前記1)〜4)いずれか記載の排便器具
8) 開封手段が、袋部に環状の溝を形成し、袋部外面の溝部分の内側に把手を設け、同把手を引張して薄肉化した溝によりシートを破断して開封できるようにしたものである前記1)〜4)いずれか記載の排便器具
9) 開封手段が、袋部に開口を形成し、同開口より拡径の小蓋を水密状且つ剥離可能に溶着し、同小蓋の外面に把手を設け、同把手を引張して小蓋を袋部から剥離させて開封できるようにしたものである前記1)〜4)いずれか記載の排便器具
10) シートの肌面側の外周部に袋部を閉塞する剥離紙付きの閉塞粘着部を設けた前記1)〜9)いずれか記載の排便器具
11) シートの閉塞粘着部の内側に吸収性の拭取パッドを取り付けた前記10)記載の排便器具
12) 拭取パッドに消毒・消臭・抗菌のいずれかの薬剤を浸漬させた前記11)記載の排便器具
13) シートを不透明の材料で構成し、肌面が見えないようにした前記1)〜12)いずれか記載の排便器具
にある。
本発明によれば、開封手段で袋部を開封し、収容した便を袋部から便器等に押し出して先に排出し、その後シートを便と分別して焼却等により処分できるようにしたから、器具の処分を低コストで容易に行えるようになる。
本発明のシートは、ポリエチレン,ポリプロピレン等の可撓性を有する合成樹脂シートなど収容される便及びその臭気が外部へ漏洩しない防水性且つ不透明でしかも廃棄時に環境に影響を与えないものが望ましく、シートは下腹部から臀部へ渡って拡幅して局部を隠蔽できるようにし、被処置者に配慮する。
掻出具は軟質の傘部を備えた弾性を有するプラスチックで構成し、肛門への挿入時の痛みを軽減するとともに腸壁の傷付きを防止する。掻出具の進退は、袋部の貫通部分と固着して袋部を構成するシートの余裕部分又はシートの伸縮性で進退させる方法、袋部の貫通部分と水密状態に保持して袋部に対して進退させる方法があり、シートの材質やコストに応じて任意に選ばれる。
シートの肌面側には拭取パッドを取り付けて、処置後の拭清を行い、別途タオル等の用意を不要にする。拭取パッドには必要に応じて予め消毒・消臭・抗菌のいずれかの薬剤を浸漬しておくとより衛生的に処置できる。また、シートの肌面側の外周部に袋部を閉塞する閉塞粘着部を設けておくと、処置後袋部の口元を容易に閉塞して緊縛等を行うことなく臭気の漏洩を防止した状態で持ち運びができる。以下、本発明の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜6に示す実施例1は、指により掻き出し操作を行なう排便器具の例である。図1は実施例1の排便器具の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は実施例1の排便器具の背面図、図4〜6は実施例1の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、10は排便器具、11はシート、11aは足と密接させる張出部、12は袋部、12aは縁部、12bは切れ目、13は挿入凹所、14は粘着層、14aは剥離紙、15は吸収パッド、16は閉塞粘着部、16aは剥離紙、17は拭取パッド、18は付着層、Bは便、Hは直腸、Mは指である。
実施例1の排便器具10は、図1〜3に示すように下腹部から臀部に渡って覆う面積の可撓性を有する着色不透明の防水性のシート11の肌面側に同シート11を肛門周囲に脱着自在に密着させる環状の粘着層14を設け、同シート11の肛門に位置する部分を密着面と反対側へ膨出させて便Bを収容する所定容量の袋部12を形成し、同袋部12の中央部に指Mをシート11とともに肛門へ挿入する挿入凹所13を形成し、シート11の密着面の肛門周囲位置に環状の吸収パッド15を取り付け、同吸収パッド15の外周に環状の閉塞粘着部16と吸収性の拭取パッド17を設け、シート11の肌面側周縁に同シートを下腹部及び臀部に付着させる付着層18を設け、袋部12の両側外面に切れ目12bを備えた縁部12aを形成している。
まず、被処置者の肛門に必要に応じて潤滑クリーム等を塗布して滑り易くした後、図4(a)に示すように肛門周囲の肌面に吸収パッド15を配置して剥離紙14aを剥離した粘着層14でシート11を密着し、剥離紙(図示せず)を剥離した付着層18で下腹部及び臀部にシート11を付着し、図4(b)に示すように指Mを挿入凹所13を通じてシート11とともに肛門へ挿入する。指Mはシート11に覆われているから汚れることはなく、指Mを奥深く挿入しても袋部12を構成するシート11の余裕部分が追随するので破れることもない。
次に、図5(a)に示すように指Mで直腸H内の便Bを外部へ掻き出し、挿入凹所13の周囲に案内して袋部12へ収容する。このとき、シート11は粘着層14で密着しているから臭気が外部へ漏洩することがない。これを指Mが届く範囲で繰り返して直腸H内の便Bを排出させていく。
便Bの排出が終了すると、図5(b)に示すようにシート11を肛門から脱離し、肛門やその周囲の汚れを拭取パッド17で拭き取り、剥離紙16aを剥離した閉塞粘着部16で袋部12の口元を閉塞する。このように、便Bの排出操作が容易であり、また極めて簡易な使い捨ての構造であるから低コストで処置できる。
処置後は、図6(a)に示すように切れ目12bを挟んだ縁部12aの両側を互いに逆方向へ引張して切れ目12bで袋部12の一部を破断して開封し、図6(b)に示すように収容した便Bを押し出して破断箇所から便器等へ排出し、シート11を焼却等により処分する。このように、排便器具10は便Bと分別して処分されるから、焼却等が低コストで容易に行える。
図7〜12に示す実施例2は、掻出具により掻き出し操作を行なう排便器具の例である。図7は実施例2の排便器具の正面図、図8は図7のA−A断面図、図9は実施例2の排便器具の背面図、図10〜12は実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、20は排便器具、21はシート、21aは足と密接させる張出部、22は袋部、22aは縁部、22bは切れ目、23は掻出具、23aは傘部、23bは把持部、25はシール部、26は粘着層、26aは剥離紙、27は吸収パッド、28は閉塞粘着部、28aは剥離紙、29は拭取パッド、30は付着層である。
実施例2の排便器具20は、図7〜9に示すように下腹部から臀部に渡って覆う面積の着色不透明の防水性の可撓性を有するシート21の肌面側に同シート21を肛門周囲及び腹部・臀部に脱着自在に密着させる環状の粘着層26を設け、同シート21の肛門に位置する部分を密着面と反対側へ膨出させて便Bを収容する所定容量の袋部22を形成し、同袋部22の中央部に軟質の傘部23aを先端に備えた細長の掻出具23をシート21に貫通させてシール部25による水密状態で進退自在に設け、シート21の密着面の肛門周囲位置に環状の吸収パッド27を取り付け、同吸収パッド27の外周に環状の閉塞粘着部28と吸収性の拭取パッド29を取り付け、シート21の肌面側周縁に同シート21を下腹部及び臀部に付着させる付着層30を設け、袋部22の両側外面に切れ目22bを備えた縁部22aを形成している。
まず、被処置者の肛門に必要に応じて潤滑クリーム等を塗布して滑り易くした後、図10(a)に示すように肛門周囲の肌面に吸収パッド27を配置して剥離紙26aを剥離した粘着層26でシート21を密着し、剥離紙(図示せず)を剥離した付着層30で下腹部及び臀部にシート21を付着し、図10(b)に示すように把持部23bを把持して掻出具23を肛門へ挿入する。掻出具23はシール部25によりシールした状態が保持されるので、便Bや臭気が外部へ漏洩することがない。
次に、図11(a)に示すように掻出具23の傘部23aで直腸H内の便Bを外部へ掻き出し、シール部25の周囲に案内して袋部22へ収容する。このとき、シート21は粘着層26で密着しているから臭気が外部へ漏洩することがない。これを掻出具23の傘部23aが届く範囲で繰り返して直腸H内の便Bを排出させていく。
便Bの排出が終了すると、図11(b)に示すように掻出具23を退避後シート21を肛門から脱離し、肛門やその周囲の汚れを拭取パッド29で拭き取り、剥離紙28aを剥離した閉塞粘着部28で袋部22の口元を閉塞する。このように、便Bの排出操作が容易であり、また極めて簡易な使い捨ての構造であるから低コストで処置できる。
処置後は、図12(a)に示すように切れ目22bを挟んだ縁部22aの両側を互いに逆方向へ引張して切れ目22bで袋部22の一部を破断して開封し、図12(b)に示すように収容した便Bを押し出して破断箇所から便器等へ排出し、シート21を焼却等により処分する。このように、排便器具20は便Bと分別して処分されるから、焼却等が低コストで容易に行える。
図13に示すのは実施例2の排便器具の他の例である。図13は実施例2の他の例の排便器具の断面図である。図中、24は固着部である。実施例2の他の例の排便器具20は、掻出具23の途中をシート21の貫通させた箇所と固着している。図9に示すように使用時において、掻出具23を進退すると袋部22を構成するシート21がその余裕部分で進退するので掻き出しを阻害することがなく、操作性は何ら変わらないものである。この例はシール部25を省略できるから、より低コストに製造できるものである。その他、符号、構成は実施例2と同じである。
図14に示すのは実施例1の袋部の開封手段の他の例である。図14は実施例1の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、12cは紐である。図14(a)に示す排便器具の袋部12には所定長さの紐12cをシートの内側に沿って固着し、その一端部を貫通させて外側へ露出させている。便Bを収容後、図14(b)に示すように紐12cの露出部分を引張して袋部12のシートが破断し、収容した便Bを押し出して排出する。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
図15に示すのは実施例1の袋部の開封手段の他の例である。図15は実施例1の他の例の排便器具の断面図である。図中、12dは面ファスナ、12eは吸収パッドである。図15に示す排便器具の袋部12は本体のシート11と分離しており、環状の吸収パッド12eを介して面ファスナ12dで水密状且つ脱着自在に取り付けている。便Bを収容後は袋部12の口元部分を絞った状態でシート11から脱離し、内部の便Bを押し出して排出する。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
図16に示すのは実施例1の袋部の開封手段の他の例である。図16は実施例1の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、12fは蓋、12gは溝、12hは把手、12iは連結部である。図16(a)に示す排便器具の袋部12には裏側に環状の溝12gを形成して内側を蓋12fとし、袋部12の外面の溝12gの位置に把手12hを固着している。便Bを収容後、図16(b)に示すように把手12hを引張すると、薄肉化した溝12gによりシートが破断して蓋12fが開放され、収容した便Bを押し出して排出する。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
図17に示すのは実施例1の袋部の開封手段の他の例である。図17は実施例1の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、12jは小蓋、12kは溶着部、12mは把手、12nは開口、12pは連結部である。図17(a)に示す排便器具の袋部12には開口12nを形成してその径より拡径した同素材の小蓋12jを水密状且つ剥離可能に溶着し、小蓋12jの外面に把手12mを固着している。便Bを収容後、図17(b)に示すように把手12mを引張すると、溶着部12kが剥離して小蓋12jが開放され、収容した便Bを押し出して排出する。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
本発明の排便器具は、お年寄り,患者,身障者等自力で排便できない人の処置に用いられる。
実施例1の排便器具の正面図である。 図1のA−A断面図である。 実施例1の排便器具の背面図である。 実施例1の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例1の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例1の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の排便器具の正面図である。 図7のA−A断面図である。 実施例2の排便器具の背面図である。 実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の他の例の排便器具の断面図である。 実施例1の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例1の他の例の排便器具の断面図である。 実施例1の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例1の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。
符号の説明
10 排便器具
11 シート
11a 張出部
12 袋部
12a 縁部
12b 切れ目
12c 紐
12d 面ファスナ
12e 吸収パッド
12f 蓋
12g 溝
12h 把手
12i 連結部
12j 小蓋
12k 溶着部
12m 把手
12n 開口
12p 連結部
13 挿入凹所
14 粘着層
14a 剥離紙
15 吸収パッド
16 閉塞粘着部
16a 剥離紙
17 拭取パッド
18 付着層
20 排便器具
21 シート
21a 張出部
22 袋部
22a 縁部
22b 切れ目
23 掻出具
23a 傘部
23b 把持部
24 固着部
25 シール部
26 粘着層
26a 剥離紙
27 吸収パッド
28 閉塞粘着部
28a 剥離紙
29 拭取パッド
30 付着層
B 便
H 直腸
M 指

Claims (13)

  1. 肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、同吸収パッドを肌面に密接させる剥離紙付きの粘着層を設け、吸収パッドで囲まれるシート部分を肌面側と反対側へ大きく膨出させて便を収容する可撓性の袋部を形成し、指を袋部の外側からシートを介して直腸へ挿入して便を掻き出して袋部に収容するようにした排便器具であって、前記袋部にその一部を開口する開封手段を設け、同開封手段で開封した袋部の開口から袋部に収容した便を外部へ排出できるようにしたことを特徴とする排便器具。
  2. 袋部の中央部に指を挿入する凹所を形成し、指を挿入し易くした請求項1記載の排便器具。
  3. 肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、同吸収パッドを肌面に密接させる剥離紙付きの粘着層を設け、吸収パッドで囲まれるシート部分を肌面側と反対側へ大きく膨出させて便を収容する可撓性の袋部を形成し、同袋部の中央部に直腸へ挿入して便を掻き出す掻出具を貫通させ、同貫通させた掻出具を袋部のシートと固着して袋部の余裕部分で掻出具を進退できるようにし、同掻出具の進退で掻き出された便を袋部に収容するようにした排便器具であって、前記袋部にその一部を開口する開封手段を設け、同開封手段で開封した袋部の開口から袋部に収容した便を外部へ排出できるようにしたことを特徴とする排便器具。
  4. 肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、同吸収パッドを肌面に密接させる剥離紙付きの粘着層を設け、吸収パッドに囲まれるシート部分を肌面側と反対側へ大きく膨出させて便を収容する可撓性の袋部を形成し、同袋部の中央部に直腸へ挿入して便を掻き出す掻出具を貫通させ、同貫通させた掻出具を袋部のシートと水密状態に保持して袋部に対して掻出具を進退できるようにし、同掻出具の進退で掻き出された便を袋部に収容するようにした排便器具であって、前記袋部にその一部を開口する開封手段を設け、同開封手段で開封した袋部の開口から袋部に収容した便を外部へ排出できるようにしたことを特徴とする排便器具。
  5. 開封手段が、袋部の外面に袋部を破断する破断開始箇所の切れ目を備えた縁部を形成し、同切れ目で袋部のシートを破断して開封できるようにしたものである請求項1〜4いずれか記載の排便器具。
  6. 開封手段が、袋部のシート裏に紐を固着してその一端部を外部に露出し、同露出した紐の一端部を引張してシートを破断して開封できるようにしたものである請求項1〜4いずれか記載の排便器具。
  7. 開封手段が、袋部を構成するシート部分をシートから分離し、同分離した袋部をシートに吸収パッドを介して脱着自在に且つ水密状に取り付けたものである請求項1〜4いずれか記載の排便器具。
  8. 開封手段が、袋部に環状の溝を形成し、袋部外面の溝部分の内側に把手を設け、同把手を引張して薄肉化した溝によりシートを破断して開封できるようにしたものである請求項1〜4いずれか記載の排便器具。
  9. 開封手段が、袋部に開口を形成し、同開口より拡径の小蓋を水密状且つ剥離可能に溶着し、同小蓋の外面に把手を設け、同把手を引張して小蓋を袋部から剥離させて開封できるようにしたものである請求項1〜4いずれか記載の排便器具。
  10. シートの肌面側の外周部に袋部を閉塞する剥離紙付きの閉塞粘着部を設けた請求項1〜9いずれか記載の排便器具。
  11. シートの閉塞粘着部の内側に吸収性の拭取パッドを取り付けた請求項10記載の排便器具。
  12. 拭取パッドに消毒・消臭・抗菌のいずれかの薬剤を浸漬させた請求項11記載の排便器具。
  13. シートを不透明の材料で構成し、肌面が見えないようにした請求項1〜12いずれか記載の排便器具。
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