JP2006158571A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hirokazu Nagaoka
宏和 長岡
Shusuke Kitamura
秀典 北村
Tomomi Mitani
知已 三谷
Koichi Ito
幸一 伊藤
Toshifumi Miyahara
敏文 宮原
Haruka Ishikawa
晴香 石川
Toru Iwasa
徹 岩佐
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Abstract

【課題】電源コードの収納がスムーズに行え、かつ、電源コード収納時に使用するリリースレバーの熱変形も抑制でき、使い勝手のよい電気掃除機を提供する。
【解決手段】塵埃捕集用の集塵体に振動を与える除塵体7と、電源コードを巻き付け可能で、かつ除塵体を駆動するコードリールケース13と、コードリールケースの回転を制止及び解放するブレーキレバー17と、除塵体がコードリールケースに駆動されないようにするリリースレバー18とを備え、コードリールケースは本体内に設けた隔壁体に軸支するとともに、リリースレバーは隔壁体により隔てられたコードリールケースと逆の位置に設けた構成としてある。リリースレバーが隔壁体によりコードリールケースから隔てられているため電源コードに干渉することなく、スムーズに電源コードを収納できる。また、リリースレバーは電源コードの熱の影響を受けなくて熱変形を防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、紙袋に振動を与える機構を備えた、電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機は、塵埃を集塵する紙袋および波状のフィルター類を電動送風機の吸気上流側に備え、また電動送風機に電力を供給するための電源コード、電源コードを巻き取るためのコードリールを有している。このコードリールは掃除基本体内に隔壁を介して形成したコードリール室に設けられ、そのコードリールのブレーキ手段やブレーキ解除手段もコードリール室に設けられていた。 (例えば、特許文献1の段落0028参照)。
特開2000−157460号公報
しかしながら、上記構成では、コードリールが発生する熱でブレーキを解除するためのブレーキ解除手段が変形する可能性があり、ブレーキ解除性能が低下する恐れがある。
本発明は上記課題を解決するもので、ブレーキ解除手段の熱変形を防止して信頼性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵した本体と、前記本体内の前記電動送風機上流側に設けた塵埃捕集用の集塵体と、前記集塵体に振動を与える除塵体と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き付け可能で、かつ前記除塵体を駆動するコードリールケースと、前記コードリールケースの回転を制止および解放するブレーキレバーと、前記除塵体が前記コードリールケースに駆動されないようにするリリースレバーとを備え、前記コードリールケースは前記本体内に設けた隔壁体に軸支するとともに、前記リリースレバーは前記隔壁体により隔てられたコードリールケースと逆の位置に設けた構成としてあり、リリースレバーは隔壁体によりコードリールケースから隔てられているため、リリースレバーが電源コードに干渉することなく、スムーズに電源コードを収納できる。また、リリースレバーは電源コードの熱の影響を受ける事が無く、熱変形を防止することができる。
上記発明によれば、長期間使用していても、電源コード収納時に使用するリリースレバーの熱変形を抑制でき、電源コードの収納がスムーズに行え、信頼性の高い電気掃除機とすることが出来る。
第1の発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵した本体と、前記本体内の前記電動送風機上流側に設けた塵埃捕集用の集塵体と、前記集塵体に振動を与える除塵体と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き付け可能で、かつ前記除塵体を駆動するコードリールケースと、前記コードリールケースの回転を制止および解放するブレーキレバーと、前記除塵体が前記コードリールケースに駆動されないようにするリリースレバーとを備え、前記コードリールケースは前記本体内に設けた隔壁体に軸支するとともに、前記リリースレバーは前記隔壁体により隔てられたコードリールケースと逆の位置に設けた構成としてあり、リリースレバーは隔壁体によりコードリールケースから隔てられているため、リリースレバーが電源コードに干渉することなく、スムーズに電源コードを収納できる。また、リリースレバーは電源コードの熱の影響を受ける事が無く、熱変形を防止することができる。
第2の発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵した本体と、前記本体内の前記電動送風機上流側に設けた塵埃捕集用の集塵体と、前記集塵体に振動を与える除塵体と、前記除塵体と連動するように軸支され、付勢手段により付勢された加振アーム体と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き付け可能で、かつ前記加振アーム体に振動を与えるリブ体を備えたコードリールケースと、前記コードリールケースの回転を制止する位置および解放する位置に回動可能に取り付けたブレーキレバーと、前記加振アーム体が前記コードリールケースのリブ体に当接しない位置まで押圧可能なリリースレバーと、前記コードリールケースを軸支し保持する隔壁体とを備え、前記リリースレバーを前記隔壁体により隔てられた前記コードリールケースとは逆の位置に設けた構成としてあり、前記第1の発明と同様の黄河が得られる。
第3の発明は、隔壁体に周囲より隔離されたリリースレバー収納室を設け、リリースレバーを前記リリースレバー収納室に設けた構成としてあり、リリースレバーは周囲より隔離されたリリースレバー収納室に設けられているため、電動送風機の発熱および排気の熱さらに電源コードの熱の影響を受けず、熱変形を防止する事ができる。また、電動送風機からの排気による細塵がリリースレバーに付着する事が無く、細塵付着によるリリースレバーの摩擦を軽減できる。さらに、電源コード等の干渉も無く、より確実にリリースレバーを動作させることができ、使い勝手を向上できる。
第4の発明は、リリースレバー収納室を、隔壁体と本体の壁により設けたもので、蓋体等の別部品を用いることなく、周囲より隔離されたリリースレバー収納室を構成することができ、部品点数を削減でき、安価に使い勝手を向上できる。
第5の発明は、ブレーキレバー及びリリースレバーを操作する操作ボタンを備え、前記操作ボタンは前記ブレーキレバーと前記リリースレバーの両方に対向配置して、前記ブレーキレバーと前記リリースレバーをともに操作可能な構成としたものであり、電源コードを収納する際に、指一本で電源コードの収納と除塵体の動作の抑制を確実かつ簡単に行うことができる。
第6の発明は、リリースレバーの加振アーム体を押圧する位置を、加振アーム体の軸支部と加振アーム体を付勢する付勢手段との間に設けたもので、リリースレバーの加振アーム体を押圧する位置が加振アーム体の軸部と近いため、リリースレバーの摺動距離が少ない場合においても、加振アーム体を大きく回転動作することができ、よって使用者の操作ボタンの摺動動作を少なくすることができ、使い勝手を向上できる。また、リリースレバーの摺動距離を小さくすることができるため、本体の大きさをより小さくすることができる。
第7の発明は、リリースレバーの加振アーム体を押圧する位置を、加振アーム体の軸支部から加振アーム体を付勢する付勢手段より離れた位置に設けたもので、リリースレバーの加振アーム体を押圧する位置が加振アーム体の軸部と離れているため、軽い力で加振アーム体を回転動作することができ、使い勝手を向上できる。
第8の発明は、加振アーム体は位置規制リブ体を備え、この位置規制リブ体はリリースレバーが加振アーム体を押圧した時に本体と当接する位置に設けて、加振アーム体の回動を規制する構成としたもので、加振アーム体はリリースレバーによりどんなに押圧されても、ある一定の回転角度において、本体に当接した位置規制リブにより回動が規制され、その後、加振アーム体はたわみにより変形するだけで回動はしないため、リリースレバーの摺動距離と加振アーム体の回動距離はそれぞれ別々に自由に設定することができ、よって最適な操作ボタン摺動距離と除塵体回転距離をそれぞれに設定できるため、使い勝手を向上できる。
第9の発明は、加振アーム体は、軸近傍に一部薄肉部を設けたもので、加振アーム体が位置規制リブにより回動規制された後、さらにブレーキレバーにより押圧された際に、軸近傍の薄肉部がたわみ、確実にブレーキレバーの力を逃がす事ができるため、使い勝手を向上できる。
第10の発明は、リリースレバーと加振アーム体を異なる材質で構成したもので、リリースレバーと加振アーム体の当接の際の摩擦による磨耗を軽減することができ、製品の寿命を長くする事ができるため、使い勝手を向上できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図13を用いて説明する。
まず掃除機全体の構成を図1〜図3を用いて説明する。図1は第1の実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は同掃除機本体の平面図、図3は図2のA−A断面図を示す。
図1〜図3において、本体1は、吸引風を発生させる電動送風機2と、電動送風機2の吸引風の上流側に集塵体である紙袋3を設けている。さらに紙袋3の上流側には、ホース4の一端が接続され、他端には延長管5を介して床用吸込み口6を接続している。また紙袋3の後方には、紙袋3を周期的に叩いて振動を与える除塵体7を備える。
次に図4〜図9を用いて振動機構の詳細について説明する。
図4は振動機構の主用部品の右側面図、図5は同振動機構の左側面図、図6は同振動機構の全体斜視図を示す。また、図7は図4より隔壁体21を除いた右側面図、図8は図5より隔壁体21を除いた左側面図、図9は図6より隔壁体21を除いた全体斜視図を示す。
除塵体7は図3に示すように本体1の底部に軸A8により軸支され、回動自在である。また除塵体7の軸A8の後方には、除塵体7と連動し、付勢手段であるバネ体9により上方に付勢された加振アーム体10を備える。13は軸B11により本体1に収納されている隔壁体21(図4参照)に回転可能に軸支されたコードリールで、電動送風機2に電力を供給する電源コード12を巻き付けて収納できる。またコードリールケース13は回転時に、加振アーム体10を周期的に押圧し振動を与える4箇所のリブ体14(図8参照)を備えている。さらにコードリールケース13はゼンマイバネ15を備え、電源コード12の収納方向である左巻き方向に付勢されている。
17はブレーキレバーで、軸C16により隔壁体21に軸支され、コードリールケース13の回転を制止する位置および解放する位置に回動可能に取り付けられる。18は同じく隔壁体21に設けたリリースレバーで、上下方向に摺動可能で加振アーム体10を下方向に押圧可能である。リリースレバー18の、加振アーム体10を押圧する位置18aは除塵体7の軸A8とバネ体9の間に設定してある。
ここで、前記ブレーキレバー17とリリースレバー18とは近接配置して一つの操作ボタンで操作できるように配置してある。すなわち、ブレーキレバー17をコードリールケース13の解放方向の位置に回動させる、ブレーキレバー17の押圧部19と、リリースレバー18を加振アーム体10を押圧方向に摺動させる、リリースレバー18の押圧部20を、近接配置してこれらを同時に覆う操作ボタン26が設けてある。具体的には図10に示すように、操作ボタン26の大きさをφ50mmとし、ブレーキレバー17の押圧部19とリリースレバー18の押圧部20もφ50mm以内の近接した位置に設け、さらにこれらは操作ボタン26の中心より略同位置に設けて、操作ボタン26で同時に覆うように構成してある。そして更に、前記リリースレバー18の押圧部20は、ブレーキレバー17の押圧部19よりも高い位置に設定してある。
また、図11に示すように、リリースレバー18はコードリールケース13から隔壁体21により隔てられた逆の位置であって、かつ隔壁体21と本体1の壁22により形成されたリリースレバー収納室23に備えられている。また、加振アーム体10は軸A8の前部に、リリースレバー18に押圧されて約10度左回り方向に回転すると本体1と当接する位置に位置規制リブ体24(図12参照)を備える。さらに加振アーム体10は軸A8の近傍に一部薄肉部25を備えている。一方、リリースレバー18はPOM樹脂により形成され、加振アーム体10はABS樹脂により形成されており、それぞれ異なる材質で構成されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
図12に電源コード12を引き出す時の動作説明図を示す。掃除を始める前、電源コード12を掃除機本体1より引き出す際には、電源コード12を引き出すと、これと同時にコードリールケース13も左回りに回転し、コードリールケース13に備えられた4箇所のリブ体14が周期的に加振アーム体10を叩く。その際に、加振アーム体10に連動する除塵体7が軸A8を支点に、周期的に前後に振動し紙袋3を叩く。その振動により紙袋3の表面に付着した細塵は落とされ、紙袋3の目詰まりは解消され、振動なしの場合に比べ目詰まりすることなく、吸引力を持続することができる。
図13に電源コード12を収納する時の動作説明図を示す。掃除が終了し、電源コード12を掃除機本体1に収納する際には、操作ボタン26を下方向に押すと、操作ボタン26にリリースレバー18の押圧部20があたり、リリースレバー18が下方向に摺動し、さらにリリースレバー18が加振アーム体10を押圧することにより、加振アーム体10をリブ体14とあたらない位置に移動させる。その直後、またはほぼ同時に操作ボタン26にブレーキレバー17の押圧部19が押圧され、ブレーキレバー17は軸C16を中心に回転し、コードリールケース13の回転を解放する位置に移動する。ブレーキレバー17によるストッパーが無くなったコードリールケース13は、ゼンマイバネ15のバネ力により右回りに回転し、電源コード12を巻き取り、電源コード12を掃除機本体1内に収納する。電源コード12が収納される時には、加振アーム体10がリブ体14とあたらない位置に移動しているため、紙袋3への振動は行われず、電源コード12の収納の際の除塵体振動による騒音低減、およびコードリールケース13の回転の抵抗を減らすことができ、スムーズに電源コード12を収納できる。さらに、加振アーム体10は押圧され約10度左回り方向に回転すると、軸A8の前部に備えた位置規制リブ24が本体1とあたり、さらにリリースレバー18で押されても、加振アーム体10は薄肉部25部によりたわみ、除塵体7はそれ以上回転しない構成となっている。
電源コード12を収納する際、操作ボタン26の大きさがφ50mmで、ブレーキレバー17の押圧部19と、リリースレバー18の押圧部20がφ50mm以内の位置に近接しているため、1つの指で操作ボタン26を押すこととにより、確実かつ簡単にブレーキレバー17とリリースレバー18を同時に押すことができ、使い勝手を向上できる。また、操作ボタン26の中心を押されなかった場合においても、操作ボタン26の大きさがφ50mmと、1つの指で確実に全体に力を加えれる大きさであるため、片方だけではなく、ブレーキレバー17とリリースレバー18の両方を確実に押圧、動作できる。
また、ブレーキレバー17の押圧部19とリリースレバー18の押圧部20が、操作ボタン26の中心より略均等の位置に設けてあるため、操作ボタン26の略中心を押すことにより、ブレーキレバー17とリリースレバー18に均等に力を伝えることができ、より確実にブレーキレバー17およびリリースレバー18を動作させることができ、使い勝手を向上できる。
一方、リリースレバー18の押圧部20は、ブレーキレバー17の押圧部19よりも高い位置に設けてあるため、ブレーキレバー17よりもリリースレバー18を先により確実に押圧し、動作することができ、簡単な構成で、電源コード12の収納よりも先に除塵体7の抑制を行うことにより、コード収納時に除塵体が動作してしまうのを確実に防ぐことができ、電源コード12収納時の除塵体7の動作騒音および抵抗を確実に無くし、スムーズに電源コード12を収納できるため、使い勝手を向上できる。なお、これは操作ボタン26が、ブレーキレバー17よりも先にリリースレバー18を動作させる構成であればどのように構成してもよく、例えばブレーキレバー17とリリースレバー18を同じ高さとしてこれを押圧する操作ボタン26の押圧部分の高さを変える等しても良いものである。
また、リリースレバー18はコードリールケース13から隔壁体21により隔てられた逆の位置に設けられているので、リリースレバー18が電源コード12に干渉することなく、スムーズに電源コード12を収納できる。また、リリースレバー18は電源コード12の熱の影響を受ける事が無く、熱変形を防止することができ、リリースレバー18の変形によりブレーキ解除性能が低下してコード収納性能が悪化する、ということがなくなり、信頼性が向上するとともに使い勝手も良いものとなる。
さらに、リリースレバー18は周囲より隔離されたリリースレバー収納室23に設けられているため、電動送風機2の発熱および排気の熱さらに電源コード12の熱の影響を受けず、熱変形を防止する事ができる。また、電動送風機2からの排気による細塵がリリースレバー18に付着する事が無く、細塵付着によるリリースレバー18の摩擦を軽減できる。さらに、電源コード2等の干渉も無く、より確実にリリースレバー18を動作させることができ、使い勝手を向上できる。
加えて、リリースレバー収納室23を、隔壁体21と本体の壁22により設けてあるため、蓋体等の別部品を用いることなく、周囲より隔離されたリリースレバー収納室23を構成することができ、部品点数を削減でき、安価に使い勝手を向上できる。
また、リリースレバー18の加振アーム体10を押圧する位置は、除塵体7の軸A8とバネ体9の間に設定してあるため、リリースレバー18の加振アーム体10を押圧する位置が除塵体7の軸A8と近く、リリースレバー18の摺動距離が少ない場合においても、加振アーム体10を大きく回転動作させることができ、よってその分使用者による操作ボタン26の摺動動作を少なくすることができ、使い勝手を向上できる。また、リリースレバー18の摺動距離を小さくすることができるため、掃除機本体1の大きさをより小さくすることができる。
また、加振アーム体10はリリースレバー18によりどんなに押圧されても、約10度の回転角度において、位置規制リブ体24により回動が規制され、その後、加振アーム体10はたわみにより変形するだけで回動はしないため、リリースレバー18の摺動距離と加振アーム体10の回動距離はそれぞれ別々に自由に設定することができる。よって最適な操作ボタン26の摺動距離と、除塵体7の回転距離をそれぞれに設定できるため、使い勝手を向上できる。
さらに、加振アーム体10は、薄肉部25を設けているため、加振アーム体10が位置規制リブ体24により回動規制された後、さらにブレーキレバー17により押圧された際に、薄肉部25がたわみ易く、確実にブレーキレバー17の力を逃がす事ができるため、使い勝手を向上できる。
また、リリースレバー18をPOM樹脂、加振アーム体10をABS樹脂と異なる材質で構成したため、リリースレバー18と加振アーム体10の当接の際の摩擦による磨耗を軽減することができ、製品の寿命を長くする事ができるため、使い勝手を向上できる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について図14、図15をもとに説明する。なお、実施の形態1と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。図14は第2の実施の振動機構の主用部品の右側面図を示し、図15は振動機構の主用部品の左側面図を示す。
除塵体7は本体1に軸A8により軸支され、回動自在であり、除塵体7の軸A8の後方には、除塵体7と連動し、付勢手段であるバネ体9により上方に付勢された加振アーム体10を備える。一方、軸C16により軸支され、コードリールケース13の回転を制止する位置および解放する位置に回動可能に取り付けられたブレーキレバー17を備える。また、上下方向に摺動可能で加振アーム体10を下方向に押圧可能であるリリースレバー18を備える。このリリースレバー18の、前記加振アーム体10を押圧する位置は、加振アーム体10の軸A8からバネ体9の距離より離れた位置に設けてある。
また、コードリールケース13を軸支し保持する隔壁体21を備え、隔壁体21とコードリールケース13の間に、リリースレバー18を配置している。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
電源コード12を掃除機本体1に収納する際には、操作ボタン26を下方向に押すと、操作ボタン26にリリースレバー18の押圧部20があたり、リリースレバー18が下方向に摺動し、さらにリリースレバー18が加振アーム体10を押圧することにより、加振アーム体10をリブ体14とあたらない位置に移動させるのは先の実施の形態1と同様である。
個々でこの実施の形態2では、リリースレバー18の加振アーム体10を押圧する位置が加振アーム体10の軸A8と離れているため、軽い力で加振アーム体10を回転動作することができ、操作ボタン26を押す動作に余分な負担を与えることが無く、使い勝手を向上できる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、長期間使用していても、電源コード収納時に使用するリリースレバーの熱変形を抑制できるから、電源コードの収納がスムーズに行え、信頼性の高い電気掃除機とすることができ、家庭、業務用等の電気掃除機に特に有用である。
本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機の掃除機本体の平面図 同図2のA−A断面図 同電気掃除機の振動機構の主用部品の右側面図 同電気掃除機の振動機構の左側面図 同電気掃除機の振動機構の全体斜視図 同電気掃除機の振動機構の主用部品より隔壁体を除いた右側面図 同電気掃除機の振動機構の主用部品より隔壁体を除いた左側面図 同電気掃除機の振動機構の主用部品より隔壁体を除いた全体斜視図 同電気掃除機の操作ボタン周辺部品の平面図 同電気掃除機の断面斜視図 同電気掃除機の電源コードを引き出す時の動作説明図 同電気掃除機の電源コードを収納する時の動作説明図 本発明の実施の形態2を示す電気掃除機の振動機構の主用部品の右側面図 同電気掃除機の振動機構の主用部品の左側面図
符号の説明
3 紙袋(集塵体)
7 除塵体
9 バネ体
10 加振アーム体
12 電源コード
13 コードリールケース
14 リブ体
17 ブレーキレバー
18 リリースレバー
19 ブレーキレバー押圧部
20 リリースレバー押圧部
21 隔壁体
22 本体の壁
23 リリースレバー収納室
24 位置規制リブ体
25 薄肉部
26 操作ボタン

Claims (10)

  1. 吸引風を発する電動送風機を内蔵した本体と、前記本体内の前記電動送風機上流側に設けた塵埃捕集用の集塵体と、前記集塵体に振動を与える除塵体と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き付け可能で、かつ前記除塵体を駆動するコードリールケースと、前記コードリールケースの回転を制止および解放するブレーキレバーと、前記除塵体が前記コードリールケースに駆動されないようにするリリースレバーとを備え、前記コードリールケースは前記本体内に設けた隔壁体に軸支するとともに、前記リリースレバーは前記隔壁体により隔てられたコードリールケースと逆の位置に設けてなる電気掃除機。
  2. 吸引風を発する電動送風機を内蔵した本体と、前記本体内の前記電動送風機上流側に設けた塵埃捕集用の集塵体と、前記集塵体に振動を与える除塵体と、前記除塵体と連動するように軸支され、付勢手段により付勢された加振アーム体と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き付け可能で、かつ前記加振アーム体に振動を与えるリブ体を備えたコードリールケースと、前記コードリールケースの回転を制止する位置および解放する位置に回動可能に取り付けたブレーキレバーと、前記加振アーム体が前記コードリールケースのリブ体に当接しない位置まで押圧可能なリリースレバーと、前記コードリールケースを軸支し保持する隔壁体とを備え、前記リリースレバーを前記隔壁体により隔てられた前記コードリールケースとは逆の位置に設けてなる電気掃除機。
  3. 隔壁体に周囲より隔離されたリリースレバー収納室を設け、リリースレバーを前記リリースレバー収納室に設けた請求項1又は2記載の電気掃除機。
  4. リリースレバー収納室を、隔壁体と本体の壁により設けた請求項3記載の電気掃除機。
  5. ブレーキレバー及びリリースレバーを操作する操作ボタンを備え、前記操作ボタンは前記ブレーキレバーと前記リリースレバーの両方に対向配置して、前記ブレーキレバーと前記リリースレバーをともに操作可能な構成とした請求項1〜4のいずれか1項記載の電気掃除機。
  6. リリースレバーの加振アーム体を押圧する位置を、加振アーム体の軸支部と加振アーム体を付勢する付勢手段との間に設けた請求項2〜5のいずれか1項記載の電気掃除機。
  7. リリースレバーの加振アーム体を押圧する位置を、加振アーム体の軸支部から加振アーム体を付勢する付勢手段より離れた位置に設けた請求項2〜5のいずれか1項記載の電気掃除機。
  8. 加振アーム体は位置規制リブ体を備え、この位置規制リブ体はリリースレバーが加振アーム体を押圧した時に本体と当接する位置に設けて、加振アーム体の回動を規制する構成とした請求項2〜7のいずれか1項記載の電気掃除機。
  9. 加振アーム体は、軸近傍に一部薄肉部を設けた請求項8記載の電気掃除機。
  10. リリースレバーと加振アーム体を異なる材質で構成した請求2〜9のいずれか1項記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102100509A (zh) * 2009-12-17 2011-06-22 乐金电子(天津)电器有限公司 一种在使用时能够自动出线的吸尘器卷线器

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