JP5429370B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/10Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
    • A47L9/16Arrangement or disposition of cyclones or other devices with centrifugal action
    • A47L9/1691Mounting or coupling means for cyclonic chamber or dust receptacles

Description

本発明は、電気掃除機、詳しくは、サイクロン式の集塵器を備えた電気掃除機に関するものである。
サイクロン式の集塵器を備えた電気掃除機として、掃除機本体の上部に形成された凹部に着脱自在に収納された集塵器を備えたものがある。その集塵器の蓋の上面には、前後方向に長溝が形成され、長溝に操作レバーが移動自在に嵌合されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−89755号公報(第5頁、第7頁及び図1、図3)
前述した従来の電気掃除機では、操作レバーを掃除機本体の進行方向である前方向に移動させることにより、集塵器を掃除機本体から取り外すことができる。一方、集塵器を掃除機本体から取り外すためには、集塵器を上方に持ち上げなければならない。即ち、集塵器を取り外す際に操作レバーを移動させる方向と、掃除機本体から集塵器を取り外す方向とが一致しない。このため、操作レバーを移動させて集塵器を掃除機本体から取り外す一連の動作が円滑にいかず、その操作が面倒であった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、操作レバーを移動させて集塵器を掃除機本体から取り外す一連の動作を、円滑に且つ容易に行うことができる電気掃除機を提供することである。
本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸引するための吸込具が設けられた可撓性を有するホース体と、ホース体を接続するためのホース体接続部と、ホース体接続部を有する本体と、本体内に収納された電動送風機と、本体の上部に着脱自在に設けられ、電動送風機が駆動されることによってホース体からホース体接続部を介して吸引される塵埃を集塵する集塵器と、集塵器を本体に係合させる係合手段と、係合手段による集塵器の本体への係合を解除するための解除手段と、を備え、第1方向に解除手段を移動させる係合手段による集塵器の本体への係合が解除され、更に第1方向に解除手段を移動させると集塵器が本体から取り外されるものである。
また、本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸引するための吸込具が設けられた可撓性を有するホース体と、ホース体を接続するためのホース体接続部と、ホース体接続部を有する本体と、本体内に収納された電動送風機と、本体の上部に着脱自在に設けられ、電動送風機が駆動されることによってホース体からホース体接続部を介して吸引される塵埃を集塵する集塵器と、集塵器を本体に係合させる係合手段と、係合手段による集塵器の本体への係合を解除するための解除手段と、を備え、集塵器が本体から取り外される方向と同じ方向に解除手段を移動させることにより、係合手段による本体への係合が解除され、集塵器は、ホース体接続部との間に所定の隙間を有して、本体に設けられるものである。
また、本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸引するための吸込具が設けられた可撓性を有するホース体と、ホース体を接続するためのホース体接続部と、ホース体接続部を有する本体と、本体内に収納された電動送風機と、本体の上部に着脱自在に設けられ、電動送風機が駆動されることによってホース体からホース体接続部を介して吸引される塵埃を集塵する集塵器と、集塵器を本体に係合させる係合手段と、係合手段による集塵器の本体への係合を解除するための解除手段と、を備え、解除手段は、集塵器の一端側に設けられた操作レバーと、集塵器が本体から取り外される方向と反対の方向に操作レバーを付勢する付勢手段とを備え、係合手段は、集塵器に設けられた回動軸を支点として回動自在に設けられたフック部とを備え、操作レバーを付勢手段に抗して上方向に移動させると、フック部が、本体との係合を解除する方向に回動して係合が解除され、さらに操作レバーを上方向に移動させると、集塵器の他端側とホース体接続部との接触箇所を支点として集塵器が操作レバーの移動方向に回動し、集塵器が本体から取り外されるものである。
本発明によれば、操作レバーを移動させて集塵器を掃除機本体から取り外す一連の動作を、円滑に且つ容易に行うことができ、集塵器の取り外しの作業性が向上する。
本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る電気掃除機を後方斜め上方から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気掃除機の集塵器を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す上面図である。 図5に示す電気掃除機のA−A断面図である。 図5に示す電気掃除機のB−B断面図である。 図5に示す電気掃除機のC−C断面図である。 図5に示す電気掃除機のC−C断面図である。 図5に示す電気掃除機のC−C断面図である。 本発明の実施の形態に係る電気掃除機の集塵器を取り外し方向へ移動させ始めた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る電気掃除機の集塵器をさらに取り外し方向へ移動させた状態を示す側面図である。
図1は本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す側面図、図3は本発明の実施の形態に係る電気掃除機を後方斜め上方から見て示す斜視図、図4は本発明の実施の形態に係る電気掃除機の集塵器を取り外した状態を示す斜視図、図5は本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す上面図、図6は図5に示す電気掃除機のA−A断面図、図7は図5に示す電気掃除機のB−B断面図である。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
以下、図1〜図7により本発明の実施の形態の電気掃除機の構成について説明する。
図1に示すように、100は本発明の実施の形態の電気掃除機であり、本体1とホース体6と後述する集塵器21とにより構成されている。本体1は、図2〜図4に示すように、樹脂成形で形成された上ケース2と下ケース3とホース体接続部4及び吸気管5と排気管17とにより構成されている。
ホース体6は、図1に示すように、挿入部6aと、例えば蛇腹のような可撓性を有する軟質管部6bと、電気掃除機100を操作するための入力を行う操作部6dを備える把持部6cと、伸縮構造を有する硬質管部6eと、塵埃を吸引するための吸込具6fとにより構成されている。
本体1において、ホース体接続部4は、電気掃除機100の進行方向である前側に設けられている。ホース体接続部4は、樹脂成形で形成されており、上ケース2の前側に取り付けられたホース体接続部後板7と、下ケース3及びホース体接続部後板7に跨るように最前端に取り付けられたホース体接続部前板8とにより構成されている。ホース体接続部前板8には、ホース体接続口11が設けられている。ホース体接続部前板8は、図1に示すように、ホース体6の一端部に設けられた挿入部6aが、ホース体接続口11を介して着脱自在に接続できるように構成されている。さらに図2及び図4に示すように、ホース体接続部前板8には、本体移動用の取っ手14が設けられている。取っ手14は、ホース体接続口11の両側から上方へ延び、その上端でコの字の門形状に接続して形成されている。
図4に示すように、本体1を構成する上ケース2は、前側に取り付けられたホース体接続部後板7から後側(電気掃除機100の進行方向とは逆側)に向かって上方に傾斜しており、その傾斜に沿って本体側面の一方に吸気管5を、他方に排気管17を有している。吸気管5は、一端がホース体接続部4と流入口12で接続されている。本体1内では、ホース体接続部4と吸気管5との空気経路が連通している。また、上ケース2は、その後側に、空気吸引部10を有している。空気吸引部10の空気吸引口10aは、後述する集塵器21に設けられた空気排出部23の空気排出口23aと着脱自在に接続される。
本体1内には、図6に示すように、電動送風機15が配設されている。電動送風機15は、電動送風機収納室20に収納され、塵埃を吸引するための負圧による吸引風を発生させる。さらに、本体1内には、図7に示すように、制御基板16やコードリール18等が納められている。制御基板16は、操作部6dからの入力により、電動送風機15の駆動等を制御する。コードリール18には、電動送風機15等に電力を供給するための電源コードが巻き取られている。電源コードの端部には、電源と接続するための電源コードプラグ19が設けられている。上ケース2の後側には、電源コードプラグ19が収納されるプラグ収納部9が設けられていて、電気掃除機100を使用していない時にぶつけたりして電源コードプラグ19に衝撃がかからないようになっている。
集塵器21は、本体1の上部に着脱自在に設けられる。具体的に、集塵器21は、本体1のうち、図4に示す上ケース2の吸気管5と排気管17とに挟まれた箇所に取り付けられる。集塵器21は、本体1に取り付けられると、吸気管5と排気管17と同様に、上ケース2の傾斜に沿って配置される。また、集塵器21は、本体1に取り付けられた際に、下方側板25が、図2に示すように、ホース体接続部4を構成するホース体接続部後板7の側板4aと所定の隙間Wを空けて対向する。側板4aには、幅方向の中央部下側に、集塵器21側に突出する突出部4bが形成されている。集塵器21が本体1に取り付けられると、突出部4bは、集塵器21の下方側板25に当接する。即ち、突出部4bが下方側板25に当接することにより、集塵器21が本体1に取り付けられた際に、側板4aの中央部上側と下方側板25の中央部上側との間に隙間Wが確保される。
図3に示すように、集塵器21は、吸気管5側に突出する吸引口22を有している。集塵器21の吸引口22は、吸気管5の他端側に設けられた流出口13と着脱自在に接続される。吸引口22が流出口13と接続されることにより、吸気管5と集塵器21との空気経路が連通する。また、集塵器21は、前述したように、その上側(後側)に、空気排出部23の空気排出口23aを有している。空気排出部23の空気排出口23aが、上ケース2に設けられた空気吸引部10の空気吸引口10aと接続されることにより、集塵器21と本体1との空気経路が連通する。そして、その空気経路(空気吸引口10a)の下流には、前述の電動送風機収納室20及び電動送風機15が備えられている。電動送風機15が駆動されて負圧になると、その負圧で生じた吸引風が電動送風機15から排出される。電動送風機15から排出された空気は、本体1内の風路(図示せず)を通過して、最終的に排気管17から本体1外へ排気される。
さらに、集塵器21は、サイクロン集塵部を備えている。集塵器21のサイクロン集塵部は、第1旋回室21a(図7参照)と、第2旋回室21b(図6参照)とを有している。第1旋回室21aは、吸引口22から吸引した塵埃を含んだ空気を旋回させ、その旋回によって得られる遠心力により、塵埃を含んだ空気から大きい塵を分離する。第1旋回室21aにおいて分離されなかった細かい塵は、空気とともに、第2旋回室21bに送られる。第2旋回室21bは、第1旋回室21aで大きい塵と分離された細かい塵を含んだ空気を旋回させ、その旋回によって得られる遠心力により、細かい塵を空気から分離する。
サイクロン集塵部で塵埃を含んだ空気を旋回させる遠心力は、前述の電動送風機15が駆動されて発生した負圧で生じた吸引風により与えられる。空気から分離された大小の塵は、集塵器21の集塵室21cに捕集される。集塵室21cは、上ケース2の傾斜に沿って取り付けられた集塵器21のうち、下方側のホース体接続部4寄り(前側)に設けられている。
また、集塵器21には、解除手段31と係合手段51(図1〜図7においては図示せず)とが設けられている。係合手段51は、集塵器21を本体1に係合させて、集塵器21を本体1に固定するためのものである。以下においては、係合手段51によって集塵器21が本体1に係合している状態のことを係合状態ともいう。解除手段31は、係合手段51による集塵器21の本体1への係合を解除するためのものである。解除手段31によって係合状態が解除されると、集塵器21を本体1から取り外すことが可能な状態になる。
以下に、本体1と集塵器21の係合手段51との係合構造、並びに、解除手段31による係合状態の解除動作について、図3、図5及び図8〜図10を用いて説明する。また、集塵器21を本体1から取り外す時の状態について、図2、図11、図12を用いて説明する。
図8〜図10は図5に示す電気掃除機のC−C断面図である。図8は、集塵器21が本体1に係合している時の解除手段31及び係合手段51の周辺部を示している。図9は、図8の状態から解除手段31の操作レバー33を解除方向に移動させ始めた時の解除手段31及び係合手段51の周辺部を示している。図10は、解除手段31の操作レバー33を移動させ終わった時の解除手段31及び係合手段51の周辺部を示している。図11は本発明の実施の形態に係る電気掃除機の集塵器を取り外し方向へ移動させ始めた状態を示す側面図、図12は本発明の実施の形態に係る電気掃除機の集塵器をさらに取り外し方向へ移動させた状態を示す側面図である。
図に示すように、解除手段31及び係合手段51は、集塵器21の上方側板24のほぼ中央、空気排出部23の近傍に設けられている。解除手段31及び係合手段51は、集塵器21が本体1に取り付けられると、上方側板24とともに、集塵器21の上端部(後側)に配置される。
解除手段31は、カバー41と、カバー41内に一部が収納された操作レバー33と、解除手段バネ56とを備えている。カバー41は、集塵器21の上方側板24に設けられた円筒状のネジ取付部43に、ネジ44で固定されている。解除手段バネ56は、例えば、コイル状の圧縮バネからなり、操作レバー33と一体で形成されたバネ収納部32に収納されている。
操作レバー33には、揺動部34が一体で形成されている。揺動部34は、バネ収納部32の下方面から更に下方に伸びるように設けられており、その後側に、下方に向かうに従って集塵器21の上方側板24側から操作レバー33側へ突出するような斜め上向きの傾斜面が形成されている。また、操作レバー33は、カバー41に開けられた開口42から後方に突出しており、その下面側に指掛け部33aを有している。解除手段バネ56は、カバー41内においてカバー41の下向きの面(天井面)とその下方にあるバネ収納部32の上向きの面との間に圧縮状態で設けられており、バネ収納部32の上記上向きの面を斜め下方に付勢する。即ち、バネ収納部32と一体で形成された操作レバー33は、解除手段バネ56によって上方側板24の側面(後側の面)に沿って斜め下方に付勢されている。解除手段バネ56が操作レバー33を付勢する方向(付勢方向)Xは、集塵器21を本体1から取り外す時に集塵器21を移動させる方向(取り外し方向)Y(図11参照)とは反対方向となっている。付勢方向Xは、集塵器21を本体1に取り付ける時に集塵器21を移動させる方向(取り付け方向)と一致する。
係合手段51は、被揺動部53と、フック部54と、係合手段バネ57とを備えている。被揺動部53は、カバー41内で係合手段回動軸55に設けられている。係合手段回動軸55は、カバー41の幅方向にその長手が配置され、カバー41の両側面に設けられた軸取付部52(図3参照)に回動自在に支持されている。即ち、被揺動部53は、係合手段回動軸55及び軸取付部52を介して、カバー41に対して回動可能に取り付けられている。
被揺動部53は、その前側に、斜め下向きの傾斜面が形成されている。被揺動部53に形成されたこの傾斜面は、解除手段31の揺動部34に形成された上記斜め上向きの傾斜面に揺動自在に係合する。被揺動部53の傾斜面は、揺動部34が所定の下方位置に配置された際に、揺動部34の傾斜面に対向して面接触する。かかる状態から揺動部34が(斜め)上方に移動すると、被揺動部53の傾斜面が揺動部34の傾斜面に押され、被揺動部53が、その上端部が後側に移動するように、係合手段回動軸55を中心に回動(変位)する。
フック部54は、被揺動部53と一体に形成され、被揺動部53の下方に配置されている。フック部54は、被揺動部53に連動し、係合手段回動軸55を支点として回動(変位)する。フック部54には、上方側に孔が設けられていて、その孔を貫通するようにネジ取付部43が設けられている。係合手段バネ57は、コイル状の圧縮バネからなり、ネジ取付部43の外周に配設されている。係合手段バネ57は、フック部54に形成された上記孔の周縁部を後側に常時付勢する。上ケース2には、前側に突出する突起片2aが設けられており、係合手段バネ57に付勢されたフック部54が上記突起片2aの下面側に引っ掛かることにより、集塵器21が本体1に係合される。なお、突起片2aは、上ケース2に設けられた固定体からなる。
集塵器21が本体1に正常に取り付けられている状態(係合状態)では、図8に示すように、解除手段バネ56の付勢力によって操作レバー33と揺動部34とが付勢方向Xに付勢され、揺動部34が所定の下方位置に配置される。即ち、揺動部34の傾斜面と被揺動部53の傾斜面とは、互いに対向して面接触している。また、フック部54が係合手段バネ57に付勢され、フック部54が突起片2aに係合している。かかる状態から、図9に示すように、操作者(図示せず)が操作レバー33の指掛け部33aに指を掛け、解除手段バネ56の付勢力に抗して、(集塵器21の取り外し方向Yと同じ方向である)上方に操作レバー33を引き上げると、操作レバー33と一体で形成されている揺動部34が上方に移動する。揺動部34が上方に移動すると、揺動部34の下端部(傾斜面のうち、カバー41側に最も突出している部分)が被揺動部53を後側に付勢し、係合手段回動軸55を支点として被揺動部53をカバー41側に移動させる。
係合手段51のフック部54は、被揺動部53がカバー41側に移動することにより、係合手段回動軸55を支点として、係合手段バネ57の付勢力に抗して上方側板24側、詳しくは上ケース2の突起片2aとの係合が解除される方向に移動する。この状態から、さらに解除手段31の操作レバー33を上方に引き上げていくと、図10に示すように揺動部34の傾斜面下端部が係合手段51の被揺動部53をさらにカバー41側に移動させ、係合手段51のフック部54と上ケース2の突起片2aとの係合が完全に解除される。
そして、ここからさらに解除手段31の操作レバー33を上方に引き上げると、集塵器21がその下方側を支点として回動するように移動し、集塵器21の上方側が上ケース2から離れて持ち上がる(図11、図12参照)。なお、このような操作を可能にするためには、前述(段落0015参照)した所定の隙間Wが必要となる。即ち、隙間Wが形成されているため、集塵器21を本体1から取り外す際に集塵器21の係合が外れると、集塵器21の下方側が移動してホース体接続部後板7の側板4aに接触する(図11参照)。そして、集塵器21の下端部が側板4aに接触した状態で操作レバー33が上方に持ち上げられると、上記接触部分が支点となって集塵器21が回動する。このため、集塵器21が安定し、集塵器21を本体1から容易に取り外すことができる。
なお、集塵器21が取り外された本体1は、取っ手14を持てば容易に移動させることができる。取っ手14は、前述のように、本体1のホース体接続部4を構成するホース体接続部前板8に設けられている。このため、本体1の移動は、集塵器21の装着、非装着状態に全く影響されない。
以上のように本発明の実施の形態においては、解除手段31の操作レバー33を集塵器21の取り外し方向Yと同じ方向に移動させることにより、集塵器21と本体1との係合状態を解除して集塵器21を本体1から取り外し可能な状態へと移行させることができる。また、その状態から操作レバー33を更に同じ方向に移動させれば、集塵器21を本体1から取り外すことができる。このため、操作レバー33を移動させて集塵器21を本体1から取り外すまでの一連の動作を円滑に行うことができ、集塵器21を取り外す時の操作性を向上させることができる。
また、操作レバー33の操作を指で行うことができ、その操作の流れのまま集塵器21を本体1から取り外すことができるため、上記一連の動作を片手で簡単に行うことができる。
この発明に係る電気掃除機は、サイクロン式の集塵器が本体に対して着脱自在に構成されたものに適用することができる。
1 本体、2 上ケース、2a 突起片、3 下ケース、4 ホース体接続部、4a 側板、5 吸気管、6 ホース体、6a 挿入部、6b 軟質管部、6c 把持部、6d 操作部、6e 硬質管部、6f 吸込具、7 ホース体接続部後板、8 ホース体接続部前板、9 プラグ収納部、10 空気吸引部、10a 空気吸引口、11 ホース体接続口、12 流入口、13 流出口、14 取っ手、15 電動送風機、16 制御基板、17 排気管、18 コードリール、19 電源コードプラグ、20 電動送風機収納室、21 集塵器、21a 第1旋回室、21b 第2旋回室、21c 集塵室、22 吸引口、23 空気排出部、23a 空気排出口、24 上方側板、25 下方側板、31 解除手段、32 バネ収納部、33 操作レバー、33a 指掛け部、34 揺動部、41 カバー、42 開口、43 ネジ取付部、44 ネジ、51 係合手段、52 軸取付部、53 被揺動部、54 フック部、55 係合手段回動軸、56 解除手段バネ、57 係合手段バネ、100 電気掃除機、W 隙間、X 付勢方向、Y 取り外し方向。

Claims (9)

  1. 塵埃を吸引するための吸込具が設けられた可撓性を有するホース体と、
    前記ホース体を接続するためのホース体接続部と、
    前記ホース体接続部を有する本体と、
    前記本体内に収納された電動送風機と、
    前記本体の上部に着脱自在に設けられ、前記電動送風機が駆動されることによって前記ホース体から前記ホース体接続部を介して吸引される塵埃を集塵する集塵器と、
    前記集塵器を前記本体に係合させる係合手段と、
    前記係合手段による前記集塵器の前記本体への係合を解除するための解除手段と、
    を備え、
    第1方向に前記解除手段を移動させる前記係合手段による前記集塵器の前記本体への係合が解除され、更に前記第1方向に前記解除手段を移動させると前記集塵器が前記本体から取り外されることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記本体の上部は、前記ホース体接続部側を前部として後方に向かうに連れて上方に傾斜し、
    前記集塵器は、前記本体に取り付けられた際に、前記本体の上部に形成された傾斜に沿って配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記集塵器は、集塵した塵埃を収める集塵室が傾斜の下方となる位置に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記集塵器は、前記ホース体接続部との間に所定の隙間を有して、前記本体に設けられることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気掃除機。
  5. 前記解除手段は、前記集塵器に設けられたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電気掃除機。
  6. 前記解除手段は、前記集塵器が取り外される方向と反対の方向に付勢されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電気掃除機。
  7. 前記本体に、前記本体移動用の取っ手が設けられたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の電気掃除機。
  8. 塵埃を吸引するための吸込具が設けられた可撓性を有するホース体と、
    前記ホース体を接続するためのホース体接続部と、
    前記ホース体接続部を有する本体と、
    前記本体内に収納された電動送風機と、
    前記本体の上部に着脱自在に設けられ、前記電動送風機が駆動されることによって前記ホース体から前記ホース体接続部を介して吸引される塵埃を集塵する集塵器と、
    前記集塵器を前記本体に係合させる係合手段と、
    前記係合手段による前記集塵器の前記本体への係合を解除するための解除手段と、
    を備え、
    前記集塵器が前記本体から取り外される方向と同じ方向に前記解除手段を移動させることにより、前記係合手段による前記本体への係合が解除され
    前記集塵器は、前記ホース体接続部との間に所定の隙間を有して、前記本体に設けられることを特徴とする電気掃除機。
  9. 塵埃を吸引するための吸込具が設けられた可撓性を有するホース体と、
    前記ホース体を接続するためのホース体接続部と、
    前記ホース体接続部を有する本体と、
    前記本体内に収納された電動送風機と、
    前記本体の上部に着脱自在に設けられ、前記電動送風機が駆動されることによって前記ホース体から前記ホース体接続部を介して吸引される塵埃を集塵する集塵器と、
    前記集塵器を前記本体に係合させる係合手段と、
    前記係合手段による前記集塵器の前記本体への係合を解除するための解除手段と、
    を備え、
    前記解除手段は、
    前記集塵器の一端側に設けられた操作レバーと、
    前記集塵器が前記本体から取り外される方向と反対の方向に前記操作レバーを付勢する付勢手段と
    を備え、
    前記係合手段は、
    前記集塵器に設けられた回動軸を支点として回動自在に設けられたフック部と
    を備え、
    前記操作レバーを前記付勢手段に抗して上方向に移動させると、前記フック部が、前記本体との係合を解除する方向に回動して係合が解除され、
    さらに前記操作レバーを上方向に移動させると、前記集塵器の他端側と前記ホース体接続部との接触箇所を支点として前記集塵器が前記操作レバーの移動方向に回動し、前記集塵器が前記本体から取り外される
    ことを特徴とする電気掃除機。
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