JP2006158353A - 粉粒体供給装置の搬送風分配構造 - Google Patents

粉粒体供給装置の搬送風分配構造 Download PDF

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義昭 園田
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Abstract

【課題】 粉粒体供給装置を、機体の後部構成にかかわらず、左右バランスの向上、及び、各繰出機構への搬送風の分配供給の均一化を図れる状態に搭載装備する。
【解決手段】 左右方向に並設された複数の繰出機構18の作動で各搬出部24Eに繰り出された粉粒体を、送風機20から分配供給される搬送風で、各搬出部24Eからそれらに対応する対地排出部21に搬送し、各対地排出部21から圃場に供給するように構成した粉粒体供給装置の搬送風分配構造において、送風機20を、送風機20から複数の搬出部24Eにわたる送風管40の左右中央側に配置し、送風管40を、送風機20に接続される主流管部40Gと、主流管部40Gから左右に延出して対応する搬出部24Eが接続される左右の支流管部40Hとから構成し、送風管40における左右の分岐口40cの大きさを、左右の支流管部40Hに接続される搬出部24Eの数量に応じて設定した。
【選択図】 図9

Description

本発明は、左右方向に並設された複数の繰出機構の作動で、それらの各繰出機構の搬出部に繰り出された粉粒体を、送風機からそれぞれの前記搬出部に分配供給される搬送風で、それぞれの前記搬出部に対応する対地排出部に搬送し、それらの前記対地排出部から圃場に供給するように構成された粉粒体供給装置の搬送風分配構造に関する。
上記のような粉粒体供給装置の搬送風分配構造としては、作業機に搭載した場合における機体の左右バランスの向上を図りながら、送風機から左右方向に並設された各繰出機構の搬出部への搬送風の分配供給を極力均一にして、各搬出部からの搬送風による粉粒体の供給斑を抑制するために、その左右中間位置に送風機を配置するとともに偶数個の繰出機構を左右均等に配置し、又、その送風機から各繰出機構の搬出部にわたる送風経路を形成する送風管を、送風機に連通接続される主流管部と、この主流管部から左右に延出する左右の支流管部とから構成し、その主流管部を送風管の左右中間位置に配置し、左右の支流管部に、繰出機構の搬出部をそれぞれ同数ずつ連通接続することが考えられている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2001−16939号公報 特開2003−310008号公報
ところで、上記のような搬送風分配構造を備えた粉粒体供給装置が搭載される作業機としては、走行機体の後部に、油圧シリンダの作動で昇降揺動するリンク機構を介して作業装置を昇降可能に連結装備する田植機などが一般的であり、その走行機体の後部に上記構造の粉粒体供給装置が搭載装備され、その後部の左右中間位置に粉粒体供給装置の送風機や主流管部が配備されることになる。
しかしながら、上記のような作業機において、走行機体の後部における左右中間位置は、例えば、リンク機構を支持する支持部材、あるいは、油圧シリンダに対する油圧配管や切換弁、などが数多く配備される箇所でもあることから、作業機によっては、その走行機体後部の左右中間位置に粉粒体供給装置の送風機や主流管部を配備することが困難になり、上記のような粉粒体供給装置の搭載装備が不可能になる場合がある。
本発明の目的は、粉粒体供給装置を、作業機における走行機体の後部構成にかかわらず、機体の左右バランスの向上、及び、左右方向に並設された各繰出機構への搬送風の分配供給の均一化を図れる状態に搭載装備できる粉粒体供給装置の搬送風分配構造を提供することにある。
本発明のうちの請求項1に記載の発明では、左右方向に並設された複数の繰出機構の作動で、それらの各繰出機構の搬出部に繰り出された粉粒体を、送風機からそれぞれの前記搬出部に分配供給される搬送風で、それぞれの前記搬出部に対応する対地排出部に搬送し、それらの前記対地排出部から圃場に供給するように構成された粉粒体供給装置の搬送風分配構造において、前記送風機を、この送風機から複数の前記搬出部にわたる送風経路を形成する送風管の左右中央側に配置し、前記送風管を、前記送風機に連通接続される主流管部と、この主流管部から左右に延出して対応する前記搬出部が連通接続される左右の支流管部とから構成し、前記送風管における左右の分岐口の大きさを、左右の前記支流管部に連通接続される前記搬出部の数量に応じて設定してある。
この構成によると、左右の支流管部に連通接続される搬出部の数量が同じである場合には、左右の分岐口の大きさを同じにすることで、送風機からの搬送風を左右の支流管部に均等に分配でき、各搬出部に対する搬送風の分配供給を略均一にできる。
又、左右の支流管部に連通接続される搬出部の数量が異なる場合には、それらの数量に応じて、搬出部の数量が多くなる支流管部に対する分岐口の大きさを、搬出部の数量が少なくなる支流管部に対する分岐口の大きさよりも大きくすることで、送風機からの搬送風を、左右の支流管部に、それらに連通接続される搬出部の数量に応じて分配でき、各搬出部に対する搬送風の分配供給を略均一にできる。
つまり、送風管の左右中間位置に送風機や主流管部を配備できる場合は当然のことながら、送風管の左右中間位置から外れた位置に送風機や主流管部を配備しても、各搬出部に対する搬送風の分配供給を略均一にできるのであり、これによって、走行機体における後部の左右中間位置に粉粒体供給装置の送風機や主流管部の配備が困難な作業機においては、その左右中間位置から外れた位置に送風機や主流管部を配備するようにしても、各搬出部に対する搬送風の分配供給を略均一にでき、搬送風のバラツキに起因した粉粒体の供給斑を抑制できる。
又、送風機や主流管部を配備する左右中間位置から外れた位置は、搬送風を左右の支流管部に分配可能な送風管の左右中央側の位置であることから、重量の大きい送風機を送風管の左右一端部に配備するものに比較して、作業機に装備した場合における機体の左右バランスの向上を図れる。
従って、粉粒体供給装置を、作業機における走行機体の後部構成にかかわらず、機体の左右バランスの向上、及び、左右方向に並設された各繰出機構への搬送風の分配供給の均一化を図れる状態に搭載装備できる粉粒体供給装置の搬送風分配構造を提供でき、粉粒体の供給斑が抑制された良好な粉粒体供給作業が行い易くなる。
本発明のうちの請求項2に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明において、前記支流管部と前記搬出部とを連通する各連通口の大きさを、送風方向上手側に位置する連通口が、送風方向下手側に位置する連通口よりも小さくなるように設定してある。
ところで、各支流管部での各連通口の位置に関係なく各連通口の大きさを同じに設定した場合には、送風方向上手側の連通口を介して支流管部に連通する搬出部に流動する搬送風が多くなり、各搬出部に流動する搬送風のバラツキに起因した粉粒体の供給斑が生じ易くなる。
そこで、この構成では、送風方向上手側に位置する連通口の大きさを、送風方向下手側に位置する連通口の大きさよりも小さくするのであり、これによって、送風方向上手側の連通口を介して支流管部に連通する搬出部に対する搬送風の流動を抑制でき、左右の各支流管部での各連通口の位置に関係なく、それらの連通口を介して各搬出部に流動する搬送風の均一化を図れるようになり、結果、搬送風のバラツキに起因した粉粒体の供給斑をより効果的に抑制できる。
従って、粉粒体の供給斑がより効果的に抑制されたより良好な粉粒体供給作業を行える。
本発明のうちの請求項3に記載の発明では、上記請求項1又は2に記載の発明において、前記送風管に、送風方向上手側に位置する前記連通口への前記搬送風の流動を抑制する流量調節部分を設けてある。
ところで、各支流管部での各連通口の位置に関係なく各連通口に対する搬送風の流動条件が同じであると、送風方向上手側の連通口を介して支流管部に連通する搬出部に流動する搬送風が多くなり、各搬出部に流動する搬送風のバラツキに起因した粉粒体の供給斑が生じ易くなる。
そこで、この構成では、送風方向上手側に位置する連通口への搬送風の流動を抑制する流量調節部分を設けるのであり、これによって、送風方向上手側の連通口を介して支流管部に連通する搬出部に対する搬送風の流動を抑制でき、左右の各支流管部での各連通口の位置に関係なく、それらの連通口を介して各搬出部に流動する搬送風の均一化を図れるようになり、結果、搬送風のバラツキに起因した粉粒体の供給斑をより効果的に抑制できる。
従って、粉粒体の供給斑がより効果的に抑制されたより良好な粉粒体供給作業を行える。
本発明のうちの請求項4に記載の発明では、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記送風管における前記主流管部と左右の前記支流管部とにわたる分流経路を略Y字状に形成し、その左右に分かれる股状部の内股部分に前記連通口を備えてある。
この構成によると、分流経路を略Y字状に形成することで、例えば分流経路をT字状に形成する場合に比較して左右の支流管部への搬送風の分配を円滑に行える。
又、略Y字状の分流経路に連通口を備えることで、その分流経路の位置に繰出機構が配置される場合であっても、その繰出機構の搬出部に搬送風を供給でき、しかも、その搬出部に対する連通口の位置が、分流経路における左右に分かれる股状部の内股部分であり、その部分を流動する搬送風には左右の支流管部に向かう指向性を有することから、T字状の分流経路に連通口を備える場合に比較して、分流経路の連通口に対する搬送風の流動を抑制でき、それぞれの連通口を介して各搬出部に流動する搬送風の均一化が図り易くなり、又、分流経路に備える連通口の大きさを他の連通口の大きさよりも小さくする、あるいは、分流経路に備える連通口への搬送風の流動を抑制する流量調節部分を設ける、といった構成を採用すれば、各搬出部に流動する搬送風の均一化が更に図り易くなる。
つまり、例えば、粉粒体供給装置が装備される作業機の機体構造から、送風機や主流管部を送風管の左右中間位置から外れた位置に配備する必要が生じた場合に、機体の左右バランスの向上を図るために、送風管の左右中間位置にできるだけ近い位置に送風機や主流管部を配置することで、分流経路の位置と繰出機構の位置とが左右方向で合致しても、それらの配置を変更することなく、各搬出部に流動する搬送風の均一化が図られた状態で、各繰出機構の搬出部を対応する連通口を介して左右の支流管部に連通させることができる。
従って、粉粒体供給装置における分流経路の配置の自由度を高めることができ、これによって、粉粒体供給装置を、作業機における走行機体の後部構成にかかわらず、機体の左右バランスの向上、及び、左右方向に並設された各繰出機構への搬送風の分配供給の均一化をより効果的に図れる状態に搭載装備できる。
本発明のうちの請求項5に記載の発明では、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記繰出機構の装備数を奇数にしてある。
ところで、従来の粉粒体供給装置では、前述したように、作業機に搭載した場合における機体の左右バランスの向上を図りながら、送風機から左右方向に並設された各繰出機構の搬出部への搬送風の分配供給を極力均一にするために、その左右中間位置に送風機と送風管の主流管部とを配置し、偶数個の繰出機構を左右均等に配置する構造を採用することから、6条用の粉粒体供給装置を構成する場合には、例えば、1条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された6つの繰出機構を左右方向に並設する(背景技術の欄で例示した特許文献1で開示された構成)、あるいは、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された4つの繰出機構を左右方向に並設し、そのうちの左右両端の2つを2条用として機能させ、又、左右中央の2つを1条用として機能させる(背景技術の欄で例示した特許文献2で開示された構成)、といった構成を採用することになり、いずれの構成においても、単純に、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された3つの繰出機構を2条用として機能させた状態で左右方向に並設する構成に比較して、繰出機構の装備数が多くなり、不必要にコストが嵩むとともに粉粒体供給装置全体としての左右幅が大きくなる。
又、5条用の粉粒体供給装置を構成する場合には、例えば、1条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された6つの繰出機構を左右方向に並設し、そのうちのいずれか1つを繰り出し不能にする、あるいは、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された4つの繰出機構を左右方向に並設し、そのうちの左右両端の2つを2条用として機能させ、又、左右中央のいずれか1つを1条用として機能させ、更に、残りの1つを繰り出し不能にする、といった構成を採用することになり、いずれの構成においても、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された3つの繰出機構を左右方向に並設し、そのうちの左右両端の2つを2条用として機能させ、又、左右中央の1つを1条用として機能させる構成に比較して、繰出機構の装備数が多くなり、不必要にコストが嵩むとともに粉粒体供給装置全体としての左右幅が大きくなる。
更に、10条用の粉粒体供給装置を構成する場合には、例えば、1条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された10つの繰出機構を左右方向に並設する、あるいは、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された6つの繰出機構を左右方向に並設し、そのうちの左右両端側の4つを2条用として機能させ、又、左右中央の2つを1条用として機能させる、といった構成を採用することになり、いずれの構成においても、単純に、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された5つの繰出機構を2条用として機能させた状態で左右方向に並設する構成に比較して、繰出機構の装備数が多くなり、不必要にコストが嵩むとともに粉粒体供給装置全体としての左右幅が大きくなる。
要するに、従来構造では、機体の左右バランスの向上を図りながら、左右中央に配備した送風機から左右方向に並設された各繰出機構への搬送風の分配供給を極力均一にする上において、作業条数に関係なく偶数個の繰出機構を装備する必要があるために、作業条数によっては、作業条数に対して繰出機構の装備数が多くなることに起因して、コストが嵩む上に粉粒体供給装置としての左右幅が大きくなる。
そこで、この構成では、繰出機構の装備数を奇数にするのであり、これによって、6条用の粉粒体供給装置を構成する場合には、単純に、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された3つの繰出機構を2条用として機能させた状態で左右方向に並設する構成を採用でき、又、5条用の粉粒体供給装置を構成する場合には、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された3つの繰出機構を左右方向に並設し、そのうちの左右両端の2つを2条用として機能させ、又、左右中央の1つを1条用として機能させる構成を採用でき、更に、10条用の粉粒体供給装置を構成する場合には、単純に、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された5つの繰出機構を2条用として機能させた状態で左右方向に並設する構成を採用でき、作業条数に対して繰出機構の装備数が多くなること回避又は抑制できる。
そして、このように奇数個の繰出機構を左右方向に並設する構成において、それらの各搬出部に搬送風を供給する送風管の左右中間位置に主流管部を配置する場合には、送風管における主流管部と左右の支流管部とにわたる分流経路を略Y字状に形成し、その左右に分かれる股状部の内股部分に連通口を備え、送風管における左右の分岐口の大きさを同じにする、などの構成を採用すれば、左右方向に並設される奇数個の繰出機構の各搬出部に対する搬送風の分配供給を略均一にできる。
又、このように奇数個の繰出機構を左右方向に並設する構成において、それらの各搬出部に搬送風を供給する送風管の左右中間位置から外れた位置に主流管部を配置する場合には、送風管における左右の分岐口の大きさを、そのときの主流管部の配置に基づいて変化する左右の支流管部に連通接続される搬出部の数量に応じて、搬出部の数量が多くなる支流管部に対する分岐口の大きさを、搬出部の数量が少なくなる支流管部に対する分岐口の大きさよりも大きくする、などの構成を採用すれば、左右方向に並設される奇数個の繰出機構の各搬出部に対する搬送風の分配供給を略均一にできる。
従って、繰出機構の装備数を奇数にする場合であっても、左右方向に並設された各繰出機構への搬送風の分配供給の均一化を図れるのであり、これによって、作業条数に関係なく繰出機構の装備数を偶数にすることによって生じるコストの高騰や粉粒体供給装置としての左右幅が大きくなる不都合を回避しながら、粉粒体の供給斑が抑制された良好な粉粒体供給作業を行える。
図1には作業機の一例である乗用形田植機の全体側面が示されており、この田植機は、走行機体1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇降揺動するリンク機構3を介して苗植付装置4を駆動昇降可能に連結し、かつ、粉粒体供給装置5の一例である施肥装置5を搭載装備して構成されている。
走行機体1は、その前部に搭載したエンジン6からの動力を、静油圧式無段変速装置7やギヤ式変速装置8などを介して、左右の前輪9及び後輪10に伝達する四輪駆動形で、その前後中央に、左右の前輪9を操向するステアリングホイール11や運転座席12などを備える搭乗運転部13を形成した乗用形に構成されている。
苗植付装置4は、その動力分配機構14に伝達されたギヤ式変速装置8からの作業用動力で、10条分のマット状苗を載置する苗載台15が左右方向に一定ストロークで往復駆動されるとともに、左右方向に並設されたロータリ式の各植付機構16が、苗載台15の下端から苗を所定量ずつ切り出して、複数の整地フロート17で整地した泥土部に植え付けるように回転駆動され、かつ、苗載台15が左右のストローク端に到達するごとに各マット状苗が苗載台15の下端に向けて縦送りされることで、最大10条の苗の植え付けを行える10条用に構成されている。
図1〜7に示すように、施肥装置5は、ギヤ式変速装置8から出力された後輪駆動用の動力で、左右方向に並設された5つの繰出機構18が、施肥タンク19に貯留された粉粒体の一例である粒状肥料を所定量ずつ繰り出すように駆動され、又、その左右中間位置に配置された電動式の送風機20で搬送風を生起し、その搬送風で、各繰出機構18で繰り出された粒状肥料を対応する対地排出部21としての作溝器21に搬送し、それらの各作溝器21から圃場泥土内に供給することで、最大10条の施肥を行える10条用に構成されている。
施肥タンク19は、2条分の粒状肥料を貯留する5つのホッパ22を左右方向に連結し、それらの各上端に形成された肥料供給口を開閉する単一の蓋体23を備えて構成されている。各ホッパ22の下端には、肥料取出口が形成されるとともに、5つの繰出機構18のうちの対応するものが連結されている。
各繰出機構18は、各ホッパ22の下端に接続されるケーシング24の内部に、周面に複数の肥料繰り出し用の凹部25aが整列形成された2つ1組で合計4つの繰出ロール25を、ケーシング24に左右向き姿勢で支持された駆動軸26と一体回転する状態に左右に並設し、又、施肥タンク19の肥料取出口に対する各繰出ロール25の開放面積を変更することによる肥料繰り出し量の調節を可能にするシャッター式の施肥量調節機構27などを備え、その駆動軸26に、後輪駆動用の動力が施肥伝動機構28を介して伝達されて左右の各繰出ロール25が回転駆動されることで、最大2条分の粒状肥料の繰り出しを行えるように構成されている。
つまり、この10条用の施肥装置5は、その左右中間位置に重量の大きい送風機20を配備することで左右バランスの向上が図られた所謂センターブロワー方式が採用され、又、走行機体1の後部に搭載した状態では、その後部の左右中央箇所である運転座席12の下方の位置に送風機20が位置するようになっており、もって、走行機体1に搭載装備した場合には機体の左右バランスの向上を図れる。
ところで、センターブロワー方式を採用して10条用の施肥装置5を構成する場合、通常、その左右中間位置に配置される送風機20から各繰出機構18への搬送風の分配供給の均一化を図るために、最大2条分の粒状肥料の繰り出しが可能に構成された6つの繰出機構18を左右方向に、それらの左右中間位置に送風機20が位置するように並設し、そのうちの左右両端側の4つを2条用として機能させ、又、左右中央の2つを1条用として機能させる、といった構成を採用することが考えられている。
これに対し、本実施形態では、最大2条分の粒状肥料の繰り出しが可能に構成された5つの繰出機構18を左右方向に並設して10条用の施肥装置5を構成することから、6つの繰出機構18を左右方向に並設する一般的な構成のものに比較して繰出機構18の装備数を削減でき、その分、コストの削減や構成の簡素化を図れる上に、施肥装置5としての左右幅が減少し、輸送時などにおいて有利になる。
施肥伝動機構28は、ギヤ式変速装置8から後車軸ケース29に伝動する伝動軸30に装備した動力取出部31で、後輪駆動用の動力の一部を施肥用として取り出した後、ロッド32や揺動アーム33などを介して左右向きの伝動軸34に伝達し、この伝動軸34から、対応する補助クラッチ35を介して、各繰出機構18のケーシング24から突出する駆動軸26の左端部に一体形成した従動ギヤ36と噛合する駆動ギヤ37に伝達するように構成されている。ロッド32と揺動アーム33との間には、それらの連結位置を変更することで、揺動アーム33の揺動角を調節することによる肥料繰り出し量の調節を可能にする施肥量調節部38が備えられ、又、揺動アーム33と伝動軸34との間には、揺動アーム33の揺動運動を回転運動に変換する動力変換部39が備えられている。
各ケーシング24は、上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとに分割可能な2分割構造に構成され、上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとが、駆動軸26の後方で、かつ、伝動軸34の下方に位置するように配置設定された連結軸24Cによって、その連結軸24Cを支点にした開閉揺動操作が可能となるように連結され、下側ケース部24Bに備えたフック状の固定具24Dによる閉じ状態での固定保持が可能となっている。
そして、上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとに分割する分割線が駆動軸26の軸心位置を通るように、ケーシング24に対する駆動軸26の支持位置が設定され、又、上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとの開き操作に伴って、上側ケース部24Aに支持される伝動軸34に外嵌装着した駆動ギヤ37が、下側ケース部24Bで受け止め支持される駆動軸26に一体形成した従動ギヤ36から離間して、従動ギヤ36との噛合を解除するようになっており、もって、ケーシング24の開き状態では、駆動軸26などとともに繰出ロール25をケーシング24から簡単に取り外すことができる。
各下側ケース部24Bは、左右の繰出ロール25で繰り出されるそれぞれの粒状肥料を左右に案内する二股状に形成され、左右それぞれの下端部には、前後向きに設定された筒状の搬出部24Eが一体形成されている。
各搬出部24Eは、その前端側が送風管40を介して送風機20に接続され、その後端部が樹脂製のフレキシブル管などからなる搬送管41を介して対応する作溝器21に接続されている。送風機20は、その吸気口からエンジン1に向けて延設された吸気管42を介して、エンジン6などで加熱された空気を吸引して搬送風に利用することで、湿気などに起因した粒状肥料の搬送管41や作溝器21への付着を抑制する。各作溝器21は、対応する植付機構16に隣接して、その植付機構16で植え付けられた苗の横側方近傍箇所に粒状肥料を供給するように、対応する整地フロート17に支持装備されている。
各繰出機構18は、走行機体1の後端部に装備した支持フレーム43に、施肥タンク19とともに支持されている。支持フレーム43は、走行機体1の後端部に立設された固定フレーム部43Aに、各繰出機構18及び施肥タンク19が連結される可動フレーム部43Bを、ケーシング開閉用の連結軸24Cよりも後部上方に配置設定された左右向きの支軸43Cを介して、その軸心X1周りでの上下揺動が可能となるように連結して構成され、その可動フレーム部43Bの遊端が、走行機体1における固定フレーム部43Aから前方に所定間隔を隔てた位置に立設された左右一対の受け部材44に弾性体45を介して受け止め支持され、それら左右の各受け部材44と可動フレーム部43Bの遊端とにわたってそれぞれ設けたバックル式の固定具46によって、左右の受け部材44で受け止め支持された状態での固定保持が可能となっている。
可動フレーム部43Bの左右中央部には、固定フレーム部43Aに対する上下揺動操作を行い易くするための把持部43aが屈曲形成されている。
左側の受け部材44には、可動フレーム部43Bを受け部材44による受け止め位置から上方に揺動させた所定位置で受け止め保持する受止姿勢と、その受け止め保持を解除して退避した退避姿勢とにわたって揺動操作可能な杆状の保持部材47と、退避姿勢に揺動操作された保持部材47との弾性係合で、この保持部材47を退避姿勢に保持する樹脂製の保持具48とが備えられている。
以上の構成から、各繰出機構18のケーシング24に備えた固定具24Dによる上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとの固定保持を解除し、かつ、各繰出機構18のケーシング24から搬送管41などを取り外した状態で、固定具46による可動フレーム部43Bの受け止め位置での固定保持を解除して、可動フレーム部43Bを、左右向きの軸心X1周りに受け部材44による受け止め位置から上方に向けて揺動させると、各繰出機構18が施肥タンク19とともに、その左右向きの軸心X1周りで後方に向けて傾倒し、かつ、その傾倒に伴って、ケーシング24の連結軸24Cが左右向きの軸心X1周りに上昇することで、上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとが、連結軸24Cを支点にして、互いに離れる方向に相対揺動する状態となって、その内部を機体前方側に大きく開放するようになる。そして、この開放状態で、保持部材47を受止姿勢に切り換えて可動フレーム部43Bを受け止め保持させるようにすれば、ケーシング24の内部や繰出ロール25に付着した粒状肥料を取り除く清掃作業や繰出ロール25の交換などのメンテナンスを、苗植付装置4が邪魔になることのない走行機体1の搭乗運転部側から容易に行える。
又、そのメンテナンス後は、保持部材47による可動フレーム部43Bの受け止め保持を解除して、可動フレーム部43Bを、左右向きの軸心X1周りに受け部材44による受け止め位置まで下降揺動させると、各繰出機構18が施肥タンク19とともに、その左右向きの軸心X1周りで前方に向けて起立し、かつ、その起立に伴って、ケーシング24の連結軸24Cが左右向きの軸心X1周りに下降することで、上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとが、連結軸24Cを支点にして、互いに近づく方向に相対揺動する状態となって、その機体前方側に大きく開放した空間を閉じるようになる。そして、この閉じ状態で、各繰出機構18の上側ケース部24Aと下側ケース部24Bとを固定具24Dで固定し、下側ケース部24Bの各搬出部24Eに搬送管41を接続し、左右の固定具46で可動フレーム部43Bを受け部材44によるの受け止め位置で固定すれば、施肥タンク19の各ホッパ22に貯留した粒状肥料の各繰出機構18による繰り出しが可能になる。
つまり、可動フレーム部43Bを左右向きの軸心X1周りに操作することで、施肥タンク19に貯留した粉粒体の繰り出しが可能となるように、各繰出機構18を施肥タンク19とともに起立させて各ケーシング24を閉じた作業姿勢と、ケーシング24の内部や繰出ロール25に付着した粒状肥料を取り除く清掃作業や繰出ロール25の交換などのメンテナンスが可能となるように、各繰出機構18を施肥タンク19とともに後方に傾倒させて各ケーシング24を開いたメンテナンス姿勢とに切り換えることができ、又、左側の受け部材44にのみ保持部材47を備えたことで、操縦者は、左手で可動フレーム部43Bを左右向きの軸心X1周りに操作しながら、右手で保持部材47を揺動操作することが可能になり、その結果、各繰出機構18をメンテナンス姿勢に切り換えながらのそのメンテナンス姿勢での姿勢保持や、各繰出機構18のメンテナンス姿勢での姿勢保持を解除しながらの作業姿勢への姿勢切り換えを、補助作業者を要することなく1人で簡単に行える。
図5に示すように、固定フレーム部43Aと可動フレーム部43Bとの連結部には、固定フレーム部43Aに備えた第1被接当部分49aと可動フレーム部43Bに備えた第1接当部分49bとから、それらの接当で可動フレーム部43Bの軸心X1周りでの上昇揺動を規制するように構成された第1規制部材49、及び、固定フレーム部43Aに備えた第2被接当部分50aと可動フレーム部43Bに備えた第2接当部分50bとから、それらの接当で可動フレーム部43Bの軸心X1周りでの下降揺動を規制するように構成された第2規制部材50が備えられ、これらの規制部材49,50によって、各繰出機構18がメンテナンス姿勢を越えて更に後方に傾倒することや、左右の受け部材44が機体に取り付けられていない組み付け時や左右の受け部材44を機体から取り外したメンテナンス時に、各繰出機構18が作業姿勢を越えて前方に傾倒することに起因して、施肥タンク19や繰出機構18などが運転座席12や苗載台15などの周囲部品に干渉する虞や、搬出部24Eや送風管40などに過剰な負荷がかかって破損する虞を回避できるとともに、左右の受け部材44が機体に取り付けられていない状態での施肥装置5の組み付け性の向上を図れる。
図1〜4、図6、図8及び図9に示すように、送風管40は樹脂製で、送風機20に接続される第1送風管40A、この第1送風管40Aで案内された搬送風を左右に分配する第2送風管40B、及び、この第2送風管40Bで左右に分配された搬送風を案内する左右の第3送風管40Cなどを備えて、送風機20から各繰出機構18の搬出部24Eにわたる送風経路を形成するように構成されている。
第1送風管40Aは、送風機20から第2送風管40Bに向けて湾曲状に延出する弾性変形可能なゴム製で、送風管40の左右中間位置に配置され、その下端の連通口が、送風機20の排気口にゴム製のブーツ40Dを介して着脱可能に連通接続されている。
第2送風管40Bは、その左右中間位置に左右に分かれる股状部40aを備える略Y字状に形成された硬質樹脂製で、送風管40の左右中間位置に配置され、その左右中間位置に備えた連通口が、第1送風管40Aの上端に備えた連通口に着脱可能に嵌合接続されている。
又、その股状部40aの内股部位には、左右中央に位置する繰出機構18の各搬出部24Eが挿通接続される小径の接続筒40bが形成され、それらの各接続筒40bに、対応する搬出部24Eの前端側がゴム製のブッシュ40Eを介して挿通接続されている。
左右の各第3送風管40Cは、第2送風管40Bから左右に延出する硬質樹脂製で、それらの一端に形成された連通口が、第2送風管40Bの左右に備えた連通口の対応するものに接続管40Fを介して着脱可能に連通接続されている。
又、左右の各第3送風管40Cには、それらに対応する左右それぞれ2つの繰出機構18の各搬出部24Eが挿通接続される小径の接続筒40bが形成され、それらの各接続筒40bに、対応する搬出部24Eの前端側がゴム製のブッシュ40Eを介して挿通接続されている。
つまり、送風管40は、送風機20から第2送風管40Bの股状部40aにわたる主流管部40Gと、その股状部40aから左右の対応する第3送風管40Cの送風方向下手側端部にわたる同じ長さの左右の支流管部40Hとを有するように構成され、又、第2送風管40Bによって、送風機20からの搬送風を左右に分流する分流経路が形成されている。
そして、その送風管40において、左右の支流管部40Hにはそれぞれ5つの搬出部24Eが連通接続されることから、第2送風管40Bは、その左右の分岐口40cの大きさが同径に設定され、送風機20からの搬送風を左右の支流管部40Hに均等に分配するようになっている。
一方、第2送風管40Bにおいて、その股状部40aにおける各接続筒40bの送風方向上手側箇所には、対応する接続筒40bへの搬送風の流動を抑制する流量調節部分40dが内向きに膨出形成されており、これによって、各搬出部24Eの前端側に形成される連通口24aの大きさを同径に設定しながらも、送風機20からの搬送風が最も流動し易い左右の各支流管部40Hにおける送風方向最上手側に位置する股状部40aの接続筒40bに連通接続された左右中央に位置する繰出機構18の各搬出部24Eへの搬送風の流動を抑制でき、左右の各支流管部40Hでの各接続筒40bの位置に関係なく、それらの接続筒40bに連通接続される各搬出部24Eに流動する搬送風を略均一にできる。
要するに、この送風管40は、その左右中間位置に分流経路を備えるものでありながら、送風機20からの搬送風を、その後方で左右方向に並設された5つの繰出機構18の各搬出部24Eに略均一に分配供給できるように構成されており、その結果、各搬出部24Eに供給する搬送風の流量が大きく異なることに起因した粒状肥料の供給斑などの施肥不良の発生を抑制できる。
又、各繰出機構18をメンテナンス姿勢に切り換える際には、その第1送風管40Aと第2送風管40Bとの嵌合接続を解除することで、その姿勢切り換えに伴って、対応する繰出機構18の搬出部24Eに接続された第2送風管40B及び第3送風管40Cが変位することに起因した第1送風管40Aの拗れなどを防止でき、更に、施肥タンク19や各繰出機構18などを水洗いする場合に、肥料を含んだ水が送風管40を介して送風機20に流入することを回避でき、その流入に起因した送風機20の錆び付きを防止できる。
ところで、上述した構成の送風管40を備える施肥装置5は、その送風管40の主流管部40Gを通す機体後部の左右中間位置に、リンク機構3や運転座席12などを支持する支持部材(図示せず)、あるいは、油圧シリンダ2に対する油圧配管(図示せず)や切換弁(図示せず)などが配備されている走行機体1に対しては、送風管40の主流管部40Gを配設できないことから、その後部に搭載装備することが不可能になる。
そこで、送風管40は、その第2送風管40Bをそれとは異なる形状に形成された第2送風管40Iに付け替え可能に構成されており、以下、その構成について説明する。
図10及び図11に示すように、第2送風管40Iは、その左右中間位置から右方に片寄った位置に左右に分かれる股状部40aを有する略Y字状に形成された硬質樹脂製で、送風管40の左右中間位置に配置され、その左右中間位置から右方に片寄った位置に備えた連通口が、第1送風管40Aの上端に備えた連通口に着脱可能に嵌合接続され、その左右に備えた連通口が、対応する第3送風管40Cに接続管40Fを介して着脱可能に連通接続される。
又、その左右中間部に、左右中央に位置する繰出機構18の各搬出部24Eが挿通接続される小径の接続筒40bが形成され、それらの各接続筒40bに、対応する搬出部24Eの前端側がゴム製のブッシュ40Eを介して挿通接続される。
これによって、送風管40は、送風機20から第2送風管40Iの股状部40aにわたる主流管部40Gと、その股状部40aから左右の対応する第3送風管40Cの送風方向下手側端部にわたる異なる長さの左右の支流管部40Hとを有するようになる。
そして、この送風管40においては、左側の支流管部40Hには6つの搬出部24Eが連通接続され、右側の支流管部40Hには4つの搬出部24Eが連通接続されることから、第2送風管40Iは、左右の各支流管部40Hに連通接続される搬出部24Eの数量に応じて、その左側の分岐口40cの大きさが右側の分岐口40cの大きさよりも大きくなる異径に形成され、送風機20からの搬送風を、左右の支流管部40Hに連通接続される搬出部24Eの数量に応じて配分するようになっている。
その結果、各搬出部24Eの前端側に形成される連通口24aの大きさを同径に設定しながらも、左右の各支流管部40Hに備えられる接続筒40bの差に関係なく、それらの接続筒40bに連通接続される各搬出部24Eに流動する搬送風を略均一にできる。
つまり、この送風管40は、その左右中間位置から外れた右寄りの位置に分流経路を備えるものでありながら、送風機20からの搬送風を、その後方で左右方向に並設された5つの繰出機構18の各搬出部24Eに略均一に分配供給できるように構成されており、その結果、各搬出部24Eに供給する搬送風の流量が大きく異なることに起因した粒状肥料の供給斑などの施肥不良の発生を抑制できる。
又、左右中間位置から外れた右寄りの位置に分流経路を備えることで、後部の左右中間位置に、リンク機構3や運転座席12などを支持する支持部材(図示せず)、あるいは、油圧シリンダ2に対する油圧配管(図示せず)や切換弁(図示せず)などが配備されている走行機体1に対しては、その左右中間部を迂回する状態に主流管部40Gを配設できることから、その後部への施肥装置5の搭載装備が可能になる。
要するに、以上の構成から、コストの削減や構成の簡素化を図れる上に、施肥装置5としての左右幅が減少して輸送などの面において有利なものとしながらも、各搬出部24Eに供給する搬送風の流量が大きく異なることに起因した粒状肥料の供給斑などの施肥不良の発生を抑制できる施肥装置5を、走行機体1の後部構造に関係なく、機体の左右バランスの向上を図れる状態に搭載装備することができる。
図2及び図8〜11に示すように、接続管40Fは、第3送風管40Cとの重合部に、第3送風管40Cに備えた係止突起40eに係止可能な略L字状の係止溝40fが形成された硬質樹脂製で、第2送風管40B,40Iに外嵌した状態での摺動操作と回転操作とで、その係止溝40fに係止突起40eを係止させることで、第2送風管40B,40Iと第3送風管40Cとを簡単に連通接続することができ、又、係止突起40eに対する係止溝40fの係止を解除することで、第2送風管40B,40Iと第3送風管40Cとの連通接続を簡単に解除できる。
又、送風管40における第3送風管40Cと接続管40Fとの接続箇所以外の各接続箇所には、接続保持用として樹脂製の固定バンドなどが採用されている。
図1〜4、図6、図10及び図12に示すように、各ケーシング24の上側ケース部24Aには、各ホッパ22に残った粒状肥料の排出を可能にする排出口24bと、この排出口24bの手動による開閉操作を可能にする揺動式の弁体24cとが備えられ、この排出口24bには、樹脂製のフレキシブル管などからなる排出管51が、その一端部に装備したコネクタ52を介して着脱可能に接続されている。
各コネクタ52は、その接合部52Aを排出口24bに内嵌接合し、その左右に略上下向きの軸心X2周りに前後揺動可能に装備した一対の係止具52Bを、排出口24bの周囲に形成されたフランジ24dに係止することで、各ケーシング24の排出口24bに簡単に圧着することができ、それらの係止具52Bによる係止を解除することで、各ケーシング24の排出口24bから簡単に取り外すことができる。
つまり、各繰出機構18をメンテナンス姿勢に切り換える際に前もって行う必要のある各排出口24bからの排出管51の取り外しや、各繰出機構18を作業姿勢に切り換えた後に行う必要のある各排出口24bへの排出管51の取り付けなどを簡単に行える。
図3、図13及び図14に示すように、各繰出機構18の左右の搬出部24Eには、対応する一対の搬送管41の一端部に装備した単一のコネクタ53を介して着脱可能に接続されている。
各コネクタ53は、左右の搬出部24Eに外嵌接合される左右一対の接続部53A、それらの接続部53Aに左右向きの第1軸心X3周りに前後揺動可能に支持される平面視門形の操作アーム53B、及び、その操作アーム53Bに左右向きの第2軸心X4周りに相対揺動可能に支持される平面視門形の係止アーム53Cを備え、その係止アーム53Cの遊端には、左右の搬出部24Eの各フランジ24eに突出形成した係止突起24fに係止可能な左右一対の係止凹部53aが形成されており、それらの接続部53Aを対応する搬送管41に外嵌し、係止アーム53Cを、その左右の係止凹部53aが対応する係止突起24fの前方に位置するように、左右向きの第2軸心X4周りに揺動操作した状態で、操作アーム53Bを、左右向きの第1軸心X3周りに後方に向けて揺動操作して、左右の係止凹部53aを対応する係止突起24fに係止させることで、左右の搬出部24Eに簡単に圧着することができるとともに、第2軸心X4のデッドポイント越えによる圧着保持を行える。又、この状態で操作アーム53Bを、左右向きの第1軸心X3周りに前方に向けて揺動操作して、左右の係止凹部53aと係止突起24fとの係止を解除することで、左右の搬出部24Eから簡単に取り外すことができる。
つまり、各繰出機構18をメンテナンス姿勢に切り換える際に前もって行う必要のある各搬出部24Eからの搬送管41の取り外しや、各繰出機構18を作業姿勢に切り換えた後に行う必要のある各搬出部24Eへの搬送管41の取り付けなどを簡単に行える。
又、左右向きの第1軸心X3周りでの操作アーム53Bの前後揺動操作で、コネクタ53の接続状態と接続解除状態との切り換えを行えるように構成したことで、その切り換え操作の際に、左右に並設される搬送管41などが邪魔になることに起因した操作性の低下を回避できる。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
〔1〕作業機としては直播機や農用トラクタなどであってもよい。
〔2〕粉粒体供給装置5としては、粉状肥料又は粉粒状の薬剤などを繰出機構18の作動で繰り出すように構成したものであってもよい。
〔3〕粉粒体供給装置5としては、例えば、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された3つの繰出機構18を左右方向に並設して6条用又は5条用に構成されたものであってもよく、又、最大2条分の粉粒体の繰り出しが可能に構成された4つの繰出機構18を左右方向に並設して8条用に構成されたものであってもよい。
そして、図15及び図16に示すように、8条用の粉粒体供給装置5においては、その送風管40に、左右中間位置から右方に片寄った位置に左右に分かれる股状部40aを有する略Y字状に形成された硬質樹脂製で、その股状部40aの内股部位に、左右中央の右側に位置する繰出機構18の各搬出部24Eが挿通接続される小径の接続筒40bが形成され、又、その左右中間位置から左方に片寄った位置に左右中央の左側に位置する繰出機構18の各搬出部24Eが挿通接続される小径の接続筒40bが形成された第2送風管40Jを備えて、走行機体1の後部における左右中間部を迂回する状態に主流管部40Gを配設するようにしてもよい。
尚、上記構成の送風管40においては、左側の支流管部40Hには5つの搬出部24Eが連通接続され、右側の支流管部40Hには3つの搬出部24Eが連通接続されることから、第2送風管40Jは、左右の各支流管部40Hに連通接続される搬出部24Eの数量に応じて、その左側の分岐口40cの大きさが右側の分岐口40cの大きさよりも大きくなる異径に形成されることになり、これによって、送風機20からの搬送風は、左右の支流管部40Hに連通接続される搬出部24Eの数量に応じて配分されることになる。
〔4〕粉粒体供給装置5としては、繰出機構18を前方に傾倒させた姿勢がメンテナンス姿勢となるように構成したものであってもよく、又、繰出機構18の姿勢切り換えが不能となるように構成したものであってもよい。
〔5〕対地排出部21としては、繰出機構18で繰り出された粉粒体を地面から離れた位置から散布するように構成したものであってもよい。
〔6〕送風管40において、その第1送風管40Aとして硬質樹脂製のものを採用してもよい。
〔7〕送風管40において、第1送風管40Aと第2送風管40B,40I,40Jとを、接続管40Fを介して着脱可能に連通接続するようにしてもよい。
〔8〕図17に示すように、送風管40において、第1送風管40Aと第2送風管40B,40I,40Jとを、蛇腹状に形成された融通部を有するゴム製の弾性体で構成された接続管40Kを介して連通接続するようにしてもよい。この構成では、各繰出機構18の姿勢切り換え操作に伴って発生する、第1送風管40Aと第2送風管40B,40I,40Jとの間での拗れや管長の変化などを、接続管40Kによって吸収することができ、これによって、各繰出機構18の姿勢切り換え操作を、第1送風管40Aと第2送風管40B,40I,40Jとの接続を解除するなどの手間を要することなく簡便に行える。
〔9〕送風管40において、第1送風管40Aと第2送風管40B,40I,40Jとを一体形成して、部品点数の削減を図るようにしてもよい。そして、この構成において、第1送風管40A及び第2送風管40B,40I,40Jを硬質樹脂製とする場合には、各繰出機構18の姿勢切り換え操作の際に、送風機20と第1送風管40Aとの間に介在するブーツ40Dによって、送風機20と第1送風管40Aとの接続を解除するようにすれば、その姿勢切り換え操作に起因して発生する送風管40での拗れなどを防止できる。又、この構成において、第1送風管40A及び第2送風管40B,40I,40Jを弾性変形可能なゴム製とすれば、各繰出機構18の姿勢切り換え操作に伴って発生する送風管40での拗れや管長の変化などを、第1送風管40A及び第2送風管40B,40I,40Jにおいて吸収することができ、これによって、各繰出機構18の姿勢切り換え操作を、送風機20と送風管40との接続を解除するなどの手間を要することなく簡便に行える。
〔10〕送風管40において、第2送風管40B,40I,40Jと左右の第3送風管40Aとを一体形成して、部品点数の削減を図るようにしてもよく、又、第1送風管40Aと第2送風管40B,40I,40Jと左右の第3送風管40Aとを一体形成して、部品点数の削減を更に図るようにしてもよい。
〔11〕送風機20の配置や姿勢は、走行機体1や送風管40の構成などに応じて種々の変更が可能である。例えば、送風機20を走行機体1の左右中間位置に配置することが難しい場合には、その左右中間位置から外れた左右中間寄りの位置に配置するようにしてもよく(図10及び図15参照)、又、送風管40の主流管部40Gを走行機体1の左右中間位置に通すことが難しい場合には、送風機20の姿勢を、送風機20を走行機体1の左右中間位置に配置しながら、その排気口を左右一側方に偏倚させることのできる横向き姿勢に設定するようにしてもよい。
〔12〕送風管40としては、第2送風管40Bの股状部40aにおける各接続筒40bの送風方向上手側箇所に、対応する接続筒40bへの搬送風の流動を抑制する流量調節部分40dを膨出形成する構成に代えて、第2送風管40Bの各接続筒40bに挿通接続される搬出部24Eの連通口24aの大きさを、他の接続筒40bに挿通接続される搬出部24Eの連通口24aの大きさよりも小さくなるように設定することで、送風機20からの搬送風が最も流動し易い左右の各支流管部40Hにおける送風方向最上手側に位置する股状部40aの接続筒40bに連通接続された左右中央に位置する繰出機構18の各搬出部24Eへの搬送風の流動を抑制して、左右の各支流管部40Hでの各接続筒40bの位置に関係なく、それらの接続筒40bに連通接続される各搬出部24Eに流動する搬送風の均一化を図るようにしてもよい。
〔13〕送風管40としては、その左右の各支流管部40Hと各搬出部24Eとを連通する各連通口24aの大きさを、それらの送風方向上手側に位置するものほど小さくなるように設定して、搬送風が流動し易い送風方向上手側の搬出部24Eほど搬送風の流動が抑制されるように構成することで、各搬出部24Eに流動する搬送風の均一化を図るようにしてもよい。
〔14〕送風管40としては、その左右の各支流管部40Hに対する各搬出部24Eの挿通長さを、それらの送風方向上手側に位置するものほど長くなるように設定することで、搬送風が流動し易い送風方向上手側の搬出部24Eほど搬送風の流動が抑制されるように構成して、各搬出部24Eに流動する搬送風の均一化を図るようにしてもよい。つまり、この構成においては、支流管部40Hに対する搬出部24Eの挿通部分が流量調節部分40dとして機能することになる。
〔15〕図18〜20に示すように、送風管40としては、搬出部24Eが接続されない第2送風管40Lを備えるとともに、その第2送風管40Lと左右の各第3送風管40Cとの連通接続を、複数の突条aが周方向に所定間隔を隔てる状態で突曲形成された第1融通部分40gと、蛇腹状に形成された第2融通部分40hとを備える弾性変形可能なゴム製の弾性体で構成され、各繰出機構18の姿勢切り換えに伴って発生する第2送風管40Lと第3送風管40Cとの間での捻れを第1融通部分40gの弾性変形で吸収し、その第1融通部分40gの捻れ変形に起因した管長の変化を第2融通部分40hの弾性変形で吸収し、第2送風管40Lと第3送風管40Cとの間で発生する捻れに起因した第1融通部分40gの潰れを複数の突条aで防止する接続管40Mで行うように構成されたものであってもよい。
〔16〕上記〔15〕の構成において、図21に示すように、その第2送風管40Lと左右の各第3送風管40Cとの連通接続を、第2送風管40Lに対する相対回転で、各繰出機構18の姿勢切り換えに伴って発生する第2送風管40Lと第3送風管40Cとの間での捻れを吸収する接続管40Nで行うように構成してもよい。
接続管40Nの構成について詳述すると、接続管40Nは、第2送風管40Lと第3送風管40Cとにわたる状態に架設される硬質樹脂製の第1管体40iと、第2送風管40Lに内嵌される硬質樹脂製の第2管体40jと、第1管体40iに相対摺動可能に外嵌される硬質樹脂製の第3管体40kとを備えて構成され、第1管体40iには、径方向に弾性変形可能な4本の係止片bと、第3送風管40Cに対する環状の受部cとが一体形成され、各係止片bには、第2送風管40Lの左右の端部に形成した係止溝40mに係入可能な突部b1と、その突部b1を第3管体40kの摺接で係止溝40mに係入させるカム面b2と、第3管体40kに対する係止凹部b3とが形成され、第3管体40kには、その係止凹部b3に係止可能な環状突起dが形成されている。
そして、第2管体40jを第2送風管40Lに内嵌した後、第1管体40iを、その各係止片bの突部b1と第2送風管40Lの係止溝40mとが係止可能な状態となるように第2送風管40Lと第3送風管40Cとに渡しかけ、この状態で、第3管体40kを、その環状突起dが各係止片bの係止凹部b3に係止する位置まで摺動させると、各カム面b2の作用で、周方向に相対摺動可能な状態で各突部b1が係止溝40mに係入され、この係入状態が、環状突起dと係止凹部b3との係止による第3管体40kの固定で維持されることになり、もって、第2送風管40Lと第3送風管40Cとを、第2送風管40Lに対する第3送風管40Cの相対回転を許容する状態に連通接続することができる。
又、この接続状態において、第3管体40kの環状突起dと各係止片bの係止凹部b3との係止を解除して、第3管体40kを、第1管体40iにおける各係止片bから離れる方向に摺動させると、各係止片bの突部b1が第2送風管40Lの係止溝40mへの係入を解除することなり、第2送風管40Lに対する第1管体40iの相対摺動が可能となって、接続管40Nの全体を対応する第3送風管40Cから離間させることができ、第2送風管40Lと第3送風管40Cとの連通接続を解除できる。
尚、図21に示す符号40nは、第3送風管40Cと第1管体40kとの間に介装されるシール部材である。又、第3送風管40Cと接続管40Nとの接続固定には、樹脂製の固定バンドなどを採用することが考えられる。
乗用形田植機の全体側面図 10条用の施肥装置の構成を示す要部の縦断正面図 繰出機構を作業姿勢に切り換えた状態を示す要部の側面図 繰出機構をメンテナンス姿勢に切り換えた状態を示す要部の側面図 繰出機構の支持構造を示す要部の縦断側面図と要部の縦断正面図 繰出機構の構成を示す要部の縦断側面図 繰出機構の構成を示す要部の縦断正面図 送風管における要部の構成を示す横断平面図 送風管における要部の構成を示す背面図 10条用の施肥装置の別構成を示す要部の縦断正面図 送風管における要部の別構成を示す横断平面図 排出管用のコネクタの構成を示す要部の横断平面図 搬送管用のコネクタの構成を示す要部の側面図 搬送管用のコネクタの構成を示す要部の縦断正面図 別実施形態〔3〕での粉粒体供給装置の構成を示す要部の縦断正面図 別実施形態〔3〕での送風管の要部構成を示す横断平面図 別実施形態〔8〕での接続管の構成を示す要部の側面図 別実施形態〔15〕での送風管の構成を示す要部の縦断正面図 別実施形態〔15〕での接続管の構成を示す要部の縦断正面図 別実施形態〔15〕での接続管の構成を示す要部の縦断側面図 別実施形態〔16〕での接続管の構成を示す要部の縦断正面図
符号の説明
18 繰出機構
20 送風機
21 対地排出部
24E 搬出部
24a 連通口
40 送風管
40G 主流管部
40H 支流管部
40a 股状部
40c 分岐口
40d 流量調節部分

Claims (5)

  1. 左右方向に並設された複数の繰出機構の作動で、それらの各繰出機構の搬出部に繰り出された粉粒体を、送風機からそれぞれの前記搬出部に分配供給される搬送風で、それぞれの前記搬出部に対応する対地排出部に搬送し、それらの前記対地排出部から圃場に供給するように構成された粉粒体供給装置の搬送風分配構造であって、
    前記送風機を、この送風機から複数の前記搬出部にわたる送風経路を形成する送風管の左右中央側に配置し、
    前記送風管を、前記送風機に連通接続される主流管部と、この主流管部から左右に延出して対応する前記搬出部が連通接続される左右の支流管部とから構成し、
    前記送風管における左右の分岐口の大きさを、左右の前記支流管部に連通接続される前記搬出部の数量に応じて設定してある粉粒体供給装置の搬送風分配構造。
  2. 前記支流管部と前記搬出部とを連通する各連通口の大きさを、送風方向上手側に位置する連通口が、送風方向下手側に位置する連通口よりも小さくなるように設定してある請求項1に記載の粉粒体供給装置の搬送風分配構造。
  3. 前記送風管に、送風方向上手側に位置する前記連通口への前記搬送風の流動を抑制する流量調節部分を設けてある請求項1又は2に記載の粉粒体供給装置の搬送風分配構造。
  4. 前記送風管における前記主流管部と左右の前記支流管部とにわたる分流経路を略Y字状に形成し、その左右に分かれる股状部の内股部分に前記連通口を備えてある請求項1〜3のいずれか一つに記載の粉粒体供給装置の搬送風分配構造。
  5. 前記繰出機構の装備数を奇数にしてある請求項1〜4のいずれか一つに記載の粉粒体供給装置の搬送風分配構造。
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