JP2006157988A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トランスの補助巻線40Cで発生するVCC電圧をVCC電圧検出回路13で検出し、その出力信号を受けてスイッチ素子1の発振周波数を決める発振回路9と、ドレイン電流検出回路6とクランプ回路12との出力信号を比較してフリップフロップ回路10に出力する比較器8と、を備え、発振回路9の出力信号と比較器8の出力信号とに基づいてスイッチ素子1をオンオフする。VCC電圧がある値VCC_B以下に低下すると、VCC電圧検出回路13からILIMIT低下信号がクランプ回路12に出力され、クランプ回路12の出力信号が低下する。これによって、出力電流が急激に低下し、短絡字のフの字保護が図れる。
【選択図】図1
Description
(A:定数、L:トランス140の1次巻線のインダクタンス)
IDpeakが一定で、さらにVCC電圧および、出力電圧VOに比例して発振周波数foscが低下するときには、出力電圧POも出力電圧VOに比例して低下するため、Po=IO×VOであることを考えると、IOは一定となり、定電流垂下特性が実現される。
(B:ある定数、Vref3:ある基準電圧)
さらに、抵抗14Eを流れる電流をIFL1とすると、
IFL1=VFL/R3 (式3) (R3:抵抗14Eの抵抗値)
IFL1は、PchMOSFET14F、14Hからなるカレントミラー回路と、NchMOSFET14Iと14Jからなるカレントミラー回路により、定数倍されIFLとなり、次のように表される。
=(Vref3−B×VCC)×C/R3
=Vref3×C/R3−(B×C/R3)×VCC (式4) (C:ある定数)
定電流動作時には、基準電流Itrimより作られた電流Itrim2からIFLを引くことで、容量9Dの充放電電流であるItrim1を減少させ、発振周波数foscを低下させる。このとき、R3と定数B、Cを
B=Vref3/VCC_A (式5)
R3=Vref3×C/Itrim2 (式6)
という関係にすると、
VFL=R3×(VCC_A−VCC)/VCC_A (式7)
IFL=(VCC_A−VCC)/VCC_A (式8) Itrim1=Itrim2−(VCC_A−VCC)/VCC_A (式9) となる。VFL、IFL、Itrim1の変化は図7(a)のようになり、Itrim1はVCC電圧に対して、リニアに変化するため、図7(b)のように発振周波数fsocもVCC電圧に対してリニアに変化するようになる。
(R1:抵抗6Aの抵抗値、R2:抵抗6Bの抵抗値)
比較器8は、VrefがVgを超えた時にフリップフロップ10のリセット端子にLow信号を出力し、その信号を受けてスイッチ素子1はオフする。
CL端子の電圧VCLは、PchMOSFET12Fのゲートに入力され、PchMOSFET12FとNPNバイポーラトランジスタ12Gがオンするが、このとき、12Gのコレクタの電位Vgは、MOSFET12Fのしきい値電圧とバイポーラトランジスタ12Gのベース−エミッタ間電圧がそれぞれ一定値であるため、ある値Vgmax1以上に上昇するのが抑制される。Vgmax1は次式のようになる。
=ICL1×RCL+VTp+VBE (式13) (VTp:PchMOSFETのVT、
VBG:NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧)
フィードバック信号制御回路11の出力VFBが、この12Gのコレクタに入力されるので、VgはVFBの変化に合わせて、次の式のような変化をする。
Vg=Vgmax1 (VFB>Vgmax1) (式14) 前述したように、VgmaxによりILIMITが決定されるので、ILIMITは抵抗35の抵抗値RCLを変えると変化する。
そして、IlowがHighレベルの時と同様にVgmaxはある値Vgmax2で固定され、その値は次式のようになる。
=ICL2×RCL+VTp+VBE (式16)
この時、ICL2<ICL1となるように設定し、IlowがLowレベルになると、ILIMITが低下する。
なお、本実施の形態に開示した構成はあくまでも一例であり、本発明の思想の範囲内であれば、上記構成に制限されるものではない。
2 レギュレータ
2A、2B、2C スイッチ
3 起動用定電流源
4 ゲートドライバ
5 NAND回路
6 ドレイン電流検出回路
6A、6B 抵抗
7 起動/停止回路
8 比較器
9 発振回路
9A 最大デューティサイクル信号
9B クロック信号
9C 充放電回路
9D 容量
9E クロック信号変換回路
10 RSフリップフロップ回路
11 フィードバック信号制御回路
11A、11B NchMOSFET
11C 抵抗
12 クランプ回路
12A、12B PchMOSFET
12C 反転器
12D、12E 定電流源
12F PchMOSFET
12G NPNトランスジスタ
13 VCC電圧検出回路
13A、13B 抵抗
13C 比較器
13D 比較器
14 発振周波数可変回路
14A 反転増幅器
14B PNPトランジスタ
14C 定電流源
14D NPNトランジスタ
14E 抵抗
14F、14G、14H PchMOSFET
14I、14J NchMOSFET
14M 定電流源
30 スイッチング電源用半導体装置
31 ダイオード
32、33 コンデンサ
34 制御信号伝達回路
34A フォトトランジスタ
34B フォトダイオード
35、52、53、55、56 抵抗
40 トランス
40A 1次巻線
40B 2次巻線
40C 補助巻線
50 ダイオード
51 コンデンサ
54 負荷
57 シャントレギュレータ
130 スイッチング電源制御用半導体装置
131 ダイオード
132、133 コンデンサ
134 制御信号伝達回路
134A フォトトランジスタ
134B フォトダイオード
135、152、153、155、156 抵抗
140 トランス
140A 1次巻線
140B 2次巻線
140C 補助巻線
150 ダイオード
151 コンデンサ
154 負荷
157 シャントレギュレータ
Claims (5)
- 入力された第1の直流電圧を、トランスを介して第2の直流電圧に変換して出力するスイッチング電源装置であって、
第1の直流電圧が印加される前記トランスの1次側に接続されたスイッチ素子と、
前記第2の直流電圧を安定化させる出力電圧制御回路と、
前記出力電圧制御回路からの信号を前記トランスの1次側へ伝達する制御信号伝達回路と、前記スイッチ素子の動作を制御する制御回路と、
前記トランスの補助巻線と接続され、1次側出力電圧を発生すると共に、発生した1次側出力電圧を整流し且つ平滑化することにより、前記制御回路へ電源電圧を供給する補助電源電圧を生成する補助電源電圧生成回路とを備え、
前記制御回路は、
前記スイッチ素子の電流を検出するためのドレイン電流検出回路と、
前記補助電源電圧を検出するための補助電源電圧検出回路と、
前記補助電源電圧検出回路からの出力信号を受けて前記スイッチ素子の発振周波数を決定するクロック信号を出力する発振回路と、
前記補助電源電圧に応じて発振周波数低下信号を前記発振回路に出力する発振周波数可変回路と、
前記制御信号伝達回路からの信号をフィードバック信号として受けて、前記フィードバック信号に対応して変化するフィードバック出力信号を出力するフィードバック信号制御回路と、
前記フィードバック出力信号の最大値を固定して前記スイッチ素子の電流の最大値を制限するクランプ回路と、
前記ドレイン電流検出回路からの出力信号と前記クランプ回路からの出力信号とを比較し、比較した比較信号を出力する比較器と、を有し、
前記比較器からの出力信号と前記発振回路からの出力信号とに基づいて、前記スイッチ素子をオンオフし、
前記補助電源電圧が第1の値以下に低下すると、前記補助電源電圧検出回路から前記スイッチ素子の電流の最大値を低下させるための信号が前記クランプ回路に出力され、前記クランプ回路からの出力信号が低下することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 前記クランプ回路からの出力信号の低下に伴い、前記比較器からの出力信号が低下することを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
- 前記補助電源電圧が前記第1の値よりも大きい第2の値以下になると、前記補助電源電圧検出回路から発振周波数を低下させるための信号を前記発振周波数可変回路に出力し、その信号に基づいて前記スイッチ素子の発振周波数が低下することを特徴とする請求項1または2記載のスイッチング電源装置。
- 前記補助電源電圧の低下量に対して前記発振周波数がリニアに低下することを特徴とする請求項3記載のスイッチング電源装置。
- 前記補助電源電圧が前記第1の値以下に低下したときの前記スイッチ素子の電流の最大値は、前記補助電源電圧が前記第2の値のときの前記スイッチ素子の電流の最大値に対して20%以下であることを特徴とする請求項3または4記載のスイッチング電源装置。
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