JP2006157401A - 画像形成装置、画像形成システム、在庫管理装置、及び在庫管理システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、在庫管理装置、及び在庫管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置の消耗部品としてのカートリッジについてユーザ側のみならず供給者側の在庫数をも把握でき、且つ印刷可能な記録紙枚数の形態で在庫数を把握することを可能にする。
【解決手段】 画像形成装置に装着されるトナーカートリッジのトナー残量がニアエンドになると(S1でYES)、画像形成装置は、ユーザ側の在庫数についての情報と供給者側の在庫数についての情報とを取得する(S2、S11〜S13)。画像形成装置は、自身に装着中のカートリッジを用いて印刷することが可能な記録紙の枚数を算出するとともに、取得された情報に基づいて、ユーザ側の在庫数分のカートリッジを用いて印刷可能な記録紙の枚数と、供給者側の在庫数分のカートリッジを用いて印刷可能な記録紙の枚数とを算出し(S3)、算出した結果を表示部に表示する(S4)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、在庫管理装置、及び在庫管理システムに関する。
印刷にともなって消費されるトナーを収納するトナーカートリッジを消耗部品として使用する印刷装置に関して、トナーの残量が残り僅か、すなわちトナーニアエンドとなったときに、残っているトナーで印刷可能な記録紙の枚数を表示器に表示する装置が、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来装置は、トナーニアエンドになると、印刷が1枚進行する毎に、印刷可能な記録紙の枚数を1ずつ減算して表示するとともに印刷動作を停止する。しかしながら、この従来装置のユーザは、当該装置に装着されたトナーカートリッジのトナー量についての情報を得ることができるに過ぎず、トナーカートリッジの在庫情況までは知ることができないという問題点があった。このため、ユーザはトナーカートリッジを新たに発注すべきか否かについて、直ちには判断できないという問題点があった。これに対して、特許文献2は、トナーカートリッジの在庫情報を管理する技術を開示している。特許文献2に開示される従来技術によれば、トナーカートリッジの在庫数を把握することが可能となる。
特開平11−327383号公報 特開2003−039795号公報
しかしながら、特許文献2に開示される従来技術は、在庫数分のトナーカートリッジによって印刷可能な記録紙の枚数をユーザが把握することができない点では、特許文献1に開示される従来技術と変わりがなかった。また、特許文献2に開示される技術によれば、トナーカートリッジのユーザ側の在庫数を把握することができても、トナーカートリッジを供給する営業所側の在庫数を把握することはできなかった。さらに、特許文献2は、トナーカートリッジが印刷装置へ装着されると、在庫数を1個分減算するための情報が印刷装置から在庫管理装置へ送信される技術を開示している。しかしながら、特許文献2は、装着されたトナーカートリッジよりも先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジがあった場合に、一旦装着されたトナーカートリッジを交換するのか、或いはそのまま使用するのかについて、ユーザに判断する機会を与える技術については開示していない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、画像形成装置の消耗部品としてのカートリッジについてユーザ側のみならず供給者側の在庫数をも把握でき、且つ印刷可能な記録紙枚数の形態で在庫数を把握することを可能にする技術を提供することを目的とする。本発明はさらに、画像形成装置に装着されたカートリッジよりも先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジがあった場合に、一旦装着されたトナーカートリッジを交換するのか、或いはそのまま使用するのかについて、ユーザに判断する機会を与えることを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、印刷機能を有し、印刷にともなって消費される消耗材を収納するカートリッジを着脱可能な消耗部品として使用する画像形成装置である。
当該画像形成装置は、前記カートリッジのユーザ側の在庫を管理するユーザ側サーバに接続可能であり、当該ユーザ側サーバは、前記カートリッジの供給者側の在庫を管理するとともに前記ユーザ側サーバへ前記供給者側の在庫に関する情報を提供する供給者側サーバにネットワークを通じて接続可能であり、前記画像形成装置は、前記ユーザ側サーバから前記カートリッジのユーザ側の在庫数についての情報であるユーザ側在庫数情報を取得するユーザ在庫情報取得部と、前記ユーザ側サーバを通じて前記カートリッジの供給者側の在庫数についての情報である供給者側在庫数情報を取得する供給者在庫情報取得部と、印刷可能な記録紙枚数を算出する印刷可能枚数算出部と、データを表示する表示部と、前記印刷可能枚数算出部が算出した前記記録紙枚数を表示するデータを生成し前記表示部に表示させる表示データ生成部と、を備える。
前記印刷可能枚数算出部は、装着中の前記カートリッジの前記消耗材の消費量又は残量に基づいて装着中の前記カートリッジを用いて印刷することが可能な記録紙の枚数である第1枚数と、取得された前記ユーザ側在庫数情報に基づいて前記ユーザ側の在庫数分の前記カートリッジを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第2枚数と、取得された前記供給者側在庫数情報に基づいて前記供給者側の在庫数分の前記カートリッジを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第3枚数とを、前記記録紙枚数として算出する。
この構成によれば、印刷機能を有する画像形成装置が、印刷に伴って消耗する消耗部品としてのカートリッジについてユーザ側の在庫を管理するユーザ側サーバに接続可能であり、且つ当該ユーザ側サーバが供給者側の在庫を管理する供給者側サーバに接続可能であって、それにより画像形成装置がユーザ側の在庫数についての情報と供給者側の在庫数についての情報とを取得する。印刷可能枚数算出部は、装着中のカートリッジを用いて印刷することが可能な記録紙の枚数を算出するとともに、取得された情報に基づいて、ユーザ側の在庫数分のカートリッジを用いて印刷可能な記録紙の枚数と、供給者側の在庫数分のカートリッジを用いて印刷可能な記録紙の枚数とを算出する。そして、表示データ生成部と表示部とによって、これら3種の印刷可能な記録紙の枚数が表示される。従って、画像形成装置のユーザは、装着中のカートリッジだけでなく、ユーザ在庫及び供給者在庫を含めたカートリッジにより印刷可能な記録紙の枚数を把握することが可能となる。
本発明のうち第2の態様に係るものは、第1又は第2の態様に係る画像形成装置であって、装着中の前記カートリッジの前記消耗材の残量を検出する残量検出部と、前記カートリッジが装着された後に印刷された記録紙の枚数である印刷枚数を計数する印刷枚数計数部と、をさらに備える。
そして、前記印刷可能枚数算出部は、前記カートリッジが装着された時点での前記消耗材の残量である初期量をAとし、前記残量検出部が検出した前記残量をBとし、前記印刷枚数計数部が計数した前記印刷枚数をCとし、前記ユーザ側の前記在庫数をDとし、前記供給者側の前記在庫数をEとして、前記第1枚数を、C・B/(A−B)として算出し、前記第2枚数を、C・D・A/(A−B)として算出し、前記第3枚数を、C・E・A/(A−B)として算出する。
この構成によれば、カートリッジの消耗材の残量と、カートリッジ装着後の印刷枚数とに基づいて、簡単な四則演算を通じて第1ないし第3枚数が算出される。一般に、記録紙一枚毎の消耗材の消費量は、記録紙のサイズ、印刷濃度等の印刷条件に左右される。この構成では、実際に印刷された枚数が計算の一つの基礎とされるので、ユーザは現在までと同様の使い方をした場合の印刷可能な記録紙枚数を把握することが可能となる。また、消耗材の残量が検出され、当該残量が計算の他の基礎とされるので、高い計算精度が得られる。
本発明のうち第3の態様に係るものは、第2の態様に係る画像形成装置であって、前記印刷可能枚数算出部は、検出された前記残量が予め定められた基準量を下回ったときに、印刷可能な前記記録紙枚数を算出する。
この構成によれば、残量が基準量を下回ったときに印刷可能枚数算出部が印刷可能な記録紙枚数を算出するので、印刷可能な記録紙枚数の表示の必要性が高くなったときに、算出及び表示を行うことが可能となる。例えば、基準量をわずかな残量(「ニアエンド」と称する)に対応する量に設定することにより、カートリッジ交換が間もなく必要となる時点で、印刷可能な記録枚数を表示することが可能となる。
本発明のうち第4の態様に係るものは、第1の態様に係る画像形成装置であって、印刷にともなう印刷ドット数を計数するとともに、当該印刷ドット数を積算することにより前記カートリッジが装着された後の総印刷ドット数を計数する印刷ドット数計数部と、前記カートリッジが装着された後に印刷された記録紙の枚数である印刷枚数を計数する印刷枚数計数部と、をさらに備える。
そして前記印刷可能枚数算出部は、未使用の前記カートリッジによる印刷可能な総ドット数をPとし、前記印刷ドット数計数部が計数した前記総印刷ドット数をQとし、前記印刷枚数計数部が計数した前記印刷枚数をCとし、前記ユーザ側の前記在庫数をDとし、前記供給者側の前記在庫数をEとして、前記第1枚数を、C・(P−Q)/Qとして算出し、前記第2枚数を、C・D・P/Qとして算出し、前記第3枚数を、C・E・P/Qとして算出する。
この構成によれば、カートリッジの装着後の総印刷ドット数と、カートリッジの装着後の印刷枚数とに基づいて、簡単な四則演算を通じて第1ないし第3枚数が算出される。一般に、記録紙一枚毎の消耗材の消費量は、記録紙のサイズ、印刷濃度等の印刷条件に左右される。この構成では、実際に印刷された枚数が計算の一つの基礎とされるので、ユーザは現在までと同様の使い方をした場合の印刷可能な記録紙枚数を把握することが可能となる。また、総印刷ドット数が計数され、当該計数値が計算の他の基礎とされるので、消耗材の残量を検出する手段を設ける必要がない。
本発明のうち第5の態様に係るものは、第4の態様に係る画像形成装置であって、前記印刷可能枚数算出部は、計数された前記総印刷ドット数が予め定められた基準ドット数を上回ったときに、印刷可能な前記記録紙枚数を算出する。
この構成によれば、総印刷ドット数が基準ドット数を上回ったときに印刷可能枚数算出部が印刷可能な記録紙枚数を算出するので、印刷可能な記録紙枚数の表示の必要性が高くなったときに、算出及び表示を行うことが可能となる。例えば、基準ドット数を、未使用のカートリッジによる印刷可能な総ドット数に近い値に設定することにより、カートリッジの交換が間もなく必要となる時点で、印刷可能な記録枚数を表示することが可能となる。
本発明のうち第6の態様に係るものは、第1の態様に係る画像形成装置であって、前記カートリッジは自身を用いて印刷することが可能なドット数である印刷可能総ドット数を記録した不揮発性のメモリを有しており、前記画像形成装置は、前記カートリッジが装着されたときに、装着された当該カートリッジのメモリから前記印刷可能総ドット数を初期印刷可能ドット数として読み取る初期量読取部と、印刷にともなう印刷ドット数を計数するとともに、当該印刷ドット数を積算することにより前記カートリッジが装着された後の総印刷ドット数を計数する印刷ドット数計数部と、前記カートリッジが装着された後に印刷された記録紙の枚数である印刷枚数を計数する印刷枚数計数部と、前記印刷ドット数計数部が前記印刷ドット数を計数する毎に当該印刷ドット数で減算することにより、前記メモリが記録している前記印刷可能総ドット数を更新する印刷可能ドット数更新部と、をさらに備える。
そして、前記印刷可能枚数算出部は、前記初期量読取部が読み取った前記初期印刷可能ドット数をUとし、前記印刷ドット数計数部が計数した前記総印刷ドット数をVとし、前記印刷枚数計数部が計数した前記印刷枚数をCとし、前記ユーザ側の前記在庫数をDとし、前記供給者側の前記在庫数をEとして、前記第1枚数を、C・(U−V)/Vとして算出し、前記第2枚数を、C・D・U/Vとして算出し、前記第3枚数を、C・E・U/Vとして算出する。
この構成によれば、カートリッジ装着後の印刷ドット数と、カートリッジ装着後の印刷枚数とに基づいて、簡単な四則演算を通じて第1ないし第3枚数が算出される。一般に、記録紙一枚毎の消耗材の消費量は、記録紙のサイズ、印刷濃度等の印刷条件に左右される。この構成では、実際に印刷された枚数が計算の一つの基礎とされるので、ユーザは現在までと同様の使い方をした場合の印刷可能な記録紙枚数を把握することが可能となる。また、総印刷ドット数が計数され、当該計数値が計算の他の基礎とされるので、消耗材の残量を検出する手段を設ける必要がない。さらに、カートリッジが有するメモリに印刷可能総ドット数が記録され、カートリッジが装着されたときに記録されている印刷可能総ドット数が初期印刷可能ドット数として読み取られ、第1ないし第3枚数の算出に用いられる。このため、中途まで使用されたカートリッジを装着した場合においても、それ以後の印刷ドット数及び印刷枚数に基づいて、第1ないし第3枚数を算出し表示することができる。
本発明のうち第7の態様に係るものは、第6の態様に係る画像形成装置であって、前記印刷可能枚数算出部は、前記印刷可能ドット数更新部が更新した前記印刷可能総ドット数が予め定められた基準ドット数を下回ったときに、印刷可能な前記記録紙枚数を算出する。
この構成によれば、印刷可能総ドット数が基準ドット数を下回ったときに印刷可能枚数算出部が印刷可能な記録紙枚数を算出するので、印刷可能な記録紙枚数の表示の必要性が高くなったときに、算出及び表示を行うことが可能となる。例えば、基準ドット数を、わずかな残量(ニアエンド)に対応するドット数に設定することにより、カートリッジの交換が間もなく必要となる時点で、印刷可能な記録枚数を表示することが可能となる。
本発明のうち第8の態様に係るものは、第1ないし第7の何れかの態様に係る画像形成装置であって、前記カートリッジは自身を識別する識別情報を記憶した不揮発性のメモリを有しており、前記画像形成装置は、前記カートリッジが装着されたときに、装着された当該カートリッジのメモリから前記識別情報を読み取る識別情報読取部と、読み取られた前記識別情報を前記ユーザ側サーバへ通知する識別情報通知部と、をさらに備える。
この構成によれば、カートリッジが、識別情報を記憶した不揮発性のメモリを有しており、カートリッジが装着されたときに、識別情報が読み取られユーザ側サーバへ通知される。このため、ユーザ側サーバは、在庫管理の対象とするカートリッジが画像形成装置へ装着されたことを認識することができる。それによりユーザ側サーバは、例えば、カートリッジの在庫数を一つ減じる等の処理を行うことができる。なお、当該構成と第6又は第7の態様との組合せにおいては、不揮発性のメモリは単一であって異なるメモリ領域に印刷可能総ドット数と識別情報とを記録するものであっても良く、別体のメモリであっても良い。
本発明のうち第9の態様に係るものは、第8の態様に係る画像形成装置であって、通知された前記識別情報に対応するカートリッジより早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かについての判定結果を前記ユーザ側サーバから受信する判定受信部と、前記判定受信部が受信した前記判定結果が肯定的である場合に、その旨を表示するとともに装着された前記カートリッジを使用するか否かについての回答をユーザへ求める表示データを生成し前記表示部に表示させる別の表示データ生成部と、前記ユーザによる前記回答の入力を受け付ける回答受付部と、前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けた場合に、その旨を前記ユーザ側サーバへ通知する回答通知部と、を備える。
この構成によれば、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在する旨の判定結果がユーザ側サーバから得られると、その旨とともに、装着されたカートリッジを使用するか否かについての回答をユーザへ求める情報が表示部に表示される。したがって、ユーザは先に使用することが望ましい未使用のカートリッジの存在を知ることができ、必要であればカートリッジを交換することができる。さらに、ユーザからの使用する旨の回答があれば、その旨がユーザ側サーバへ通知される。したがって、ユーザ側サーバは、例えば、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在する場合には、ユーザからの使用する旨の回答の通知を待って、カートリッジの在庫数を一つ減じる等の在庫管理処理を行うことができる。
本発明のうち第10の態様に係るものは、第1ないし第9の何れかに態様に係る画像形成装置であって、前記カートリッジの前記供給者側から前記ユーザ側へ前記カートリッジを新たに供給可能な時期についての情報である供給時期情報を、前記ユーザ側サーバを通じて取得する供給時期情報取得部をさらに備え、前記表示データ生成部は、前記印刷可能枚数算出部が算出した前記記録紙枚数を表示する前記データに加えて、前記供給時期情報に基づいて前記カートリッジを新たに供給可能な前記時期を表示するデータを生成し、前記表示部に表示させる。
この構成によれば、供給者側からユーザ側へカートリッジを新たに供給可能な時期についての情報がユーザ側サーバを通じて得られ、印刷可能な記録紙枚数に加えて当該時期が表示部に表示される。このため、ユーザは、ユーザ側在庫数が十分ではないときに、何れの時期にユーザ在庫数を十分なものとすることが可能かについての知見を、表示部による表示から得ることができる。
本発明のうち第11の態様に係るものは、画像形成機能を有し、画像形成にともなって消費される消耗材を収納するカートリッジを着脱可能な消耗部品として使用する画像形成装置である。当該画像形成装置は、前記カートリッジのユーザ側の在庫を管理するユーザ側サーバに接続可能であり、前記カートリッジは自身を識別する識別情報を記憶した不揮発性のメモリを有している。また、前記画像形成装置は、前記カートリッジが装着されたときに、装着された当該カートリッジのメモリから前記識別情報を読み取る識別情報読取部と、読み取られた前記識別情報を前記ユーザ側サーバへ通知する識別情報通知部と、通知された前記識別情報に対応するカートリッジより早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かについての判定結果を前記ユーザ側サーバから受信する判定受信部と、データを表示する表示部と、前記判定受信部が受信した前記判定結果が肯定的である場合に、その旨を表示するとともに装着された前記カートリッジを使用するか否かについての回答をユーザへ求める表示データを生成し前記表示部に表示させる表示データ生成部と、前記ユーザによる前記回答の入力を受け付ける回答受付部と、前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けた場合に、その旨を前記ユーザ側サーバへ通知する回答通知部と、を備える。
この構成によれば、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在する旨の判定結果がユーザ側サーバから得られると、その旨とともに、装着されたカートリッジを使用するか否かについての回答をユーザへ求める表示が表示部に表示される。したがって、ユーザは先に使用することが望ましい未使用のカートリッジの存在を知ることができ、必要であればカートリッジを交換することができる。さらに、ユーザからの使用する旨の回答があれば、その旨がユーザ側サーバへ通知される。したがって、ユーザ側サーバは、例えば、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在する場合には、装着されたカートリッジを使用する旨のユーザ回答の通知を待って、カートリッジの在庫数を一つ減じる等の在庫管理処理を行うことができる。
本発明のうち第12の態様に係るものは、第9又は第11の態様に係る画像形成装置であって、前記識別情報読取部が前記識別情報を読み取ってから前記判定受信部が否定的な判定結果を受信するまでの期間、又は前記識別情報読取部が前記識別情報を読み取ってから前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けるまでの期間においては、前記画像形成機能を停止させる制御部をさらに備える。
この構成によれば、識別情報読取部が識別情報を読み取ってから、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在しないことが明らかとなるまでの期間、又は装着されたカートリッジを使用する旨の回答がユーザから得られるまでの期間において、画像形成機能が停止する。このため、より早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するにも拘わらず、装着されたカートリッジをユーザが誤ってそのまま使用してしまうという不都合を回避することができる。
本発明のうち第13の態様に係るものは、第9、11又は12の態様に係る画像形成装置であって、前記判定受信部が否定的な判定結果を受信した場合、又は前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けた場合に、装着された当該カートリッジが有する前記メモリに、装着された前記カートリッジが使用済みである旨を記録する使用状態書込部をさらに備える。
この構成によれば、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在しないことが明らかとなった場合、又は装着されたカートリッジを使用する旨の回答がユーザから得られた場合に、装着されたカートリッジが有するメモリに、装着されたカートリッジが使用済みである旨が記録される。このため、当該カートリッジを使用半ばで脱着し、その後再び装着したときに、画像形成装置は装着されたカートリッジが使用済みであって、未使用品ではないことを認識することができる。すなわち、画像形成装置は、装着されるカートリッジが未使用のものか否かを、メモリへの記録に基づいて判定することができる。
本発明のうち第14の態様に係るものは、第9及び11ないし13の何れかの態様に係る画像形成装置に接続可能な前記ユーザ側サーバとしての在庫管理装置であって、入庫のあった前記カートリッジの前記識別情報を入庫の時期及び使用状態と対応させて記録するテーブルを保持するテーブル記憶部と、前記画像形成装置から通知された前記識別情報を受信する識別情報受信部と、前記識別情報受信部が受信した前記識別情報に対応するカートリッジより早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かを、前記テーブルを参照することにより判定する適正性判定部と、前記適正性判定部が判定した結果を前記判定結果として前記画像形成装置へ通知する判定通知部と、前記画像形成装置の前記回答通知部からの通知を受信する回答受信部と、前記適正性判定部が否定的に判定をした場合、又は前記回答受信部が前記通知を受信した場合に、前記テーブルのうち装着された前記カートリッジに対応する使用状態を使用済みとして記録する使用状態記録部と、を備える。
この構成によれば、受信した識別情報に対応するカートリッジすなわち画像形成装置に装着されたカートリッジより、早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かが、テーブルを参照することにより判定される。判定結果は画像形成装置へ通知される。より早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在する場合に、装着されたカートリッジを使用する旨の回答をユーザが入力すると、当該回答が在庫管理装置へ通知される。そして、早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在しない場合、又は装着されたカートリッジを使用する旨のユーザ回答が通知された場合には、テーブルのうち装着されたカートリッジに対応する使用状態が使用済みとして記録される。すなわち、この在庫管理装置は、装着されたカートリッジよりも早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在する場合には、装着されるカートリッジを使用する旨のユーザ回答の通知を待って、当該カートリッジの使用状態を使用済みとする在庫処理を行う。それにより、一旦装着されたカートリッジを未使用のままで、ユーザが別のカートリッジへ交換した場合に、先のカートリッジが使用済みとされる不都合が回避される。
本発明のうち第15の態様に係るものは、画像形成システムであって、第1ないし13の何れかの態様に係る画像形成装置と、前記画像形成装置に接続された、前記ユーザ側サーバとしての在庫管理装置と、を備える。
この構成によれば、本発明の画像形成装置と、当該画像形成装置に接続されたユーザ側サーバとしての在庫管理装置とが備わるので、既に述べた本発明の各態様による画像形成装置に特有の効果が得られる。なお、画像形成装置と在庫管理装置とは、互いにネットワークを通じて接続された別体のものであってもよく、一体の装置に組み込まれたものであってもよい。後者の場合、画像形成システムは、いわば在庫管理機能付き画像形成装置と称するに相応しいものとなる。
本発明のうち第16の態様に係るものは、第15の態様に係る画像形成システムであって、前記画像形成装置が第8の態様に係る画像形成装置であり、前記在庫管理装置は、入庫のあった前記カートリッジの識別情報を使用状態と対応させて記録するテーブルを保持するテーブル記憶部と、前記画像形成装置から通知された前記識別情報を受信する識別情報受信部と、前記テーブルのうち前記識別情報受信部が受信した前記識別情報に対応する使用状態を使用済みとして記録する使用状態記録部と、を備える。
この構成によれば、本発明の第8の態様による画像形成装置と、当該画像形成装置に接続されたユーザ側サーバとしての在庫管理装置とが備わり、在庫管理装置は、カートリッジが画像形成装置に装着されたときに読み取られた識別情報を受信し、テーブルのうち当該識別情報に対応する使用状態を使用済みとする在庫処理を行う。すなわち、カートリッジの装着に伴うテーブルの書換えが自動的に行われるので、在庫管理装置の操作者が手入力でテーブルの書換えを行う必要がない。
本発明のうち第17の態様に係るものは、第15の態様に係る画像形成システムであって、前記画像形成装置が第9及び11ないし13の何れかの態様に係る画像形成装置であり、前記在庫管理装置が第14の態様に係る在庫管理装置である。
この構成によれば、本発明の第9及び11ないし13の何れかの態様による画像形成装置と、第14の態様による在庫管理装置が備わる。このため、一旦装着されたカートリッジを未使用のままで、ユーザが別のカートリッジへ交換した場合に、先のカートリッジが使用済みとされる不都合が回避される。
本発明のうち第18の態様に係るものは、在庫管理システムであって、第15ないし17の何れかの態様に係る画像形成システムと、前記カートリッジの供給者側の在庫を管理するとともに、前記在庫管理装置にネットワークを通じて接続されることにより前記在庫管理装置へ前記供給者側の在庫に関する情報を提供する、前記供給者側サーバとしての別の在庫管理装置と、を備える。
この構成によれば、本発明の画像形成システムと、在庫管理装置にネットワークを通じて接続されることにより在庫管理装置へ供給者側の在庫に関する情報を提供する別の在庫管理装置とが備わるので、既に述べた本発明の各態様による画像形成装置及び画像形成システムに特有の効果が得られる。
以上のように本発明の一態様によれば、画像形成装置の消耗部品としてのカートリッジについてユーザ側のみならず供給者側の在庫数をも把握でき、且つ印刷可能な記録紙枚数の形態で在庫数を把握することを可能となる。また本発明の別の態様によれば、画像形成装置に装着されたカートリッジよりも先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジがあった場合に、一旦装着されたトナーカートリッジを交換するのか、或いはそのまま使用するのかについて判断する機会がユーザに与えられる。
(在庫管理システムの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態による在庫管理システムの全体構成を示すブロック図である。この在庫管理システム1000では、後述する本発明の一実施形態による画像形成装置1が、ネットワーク720を通じてユーザ側サーバ700に接続されており、当該ユーザ側サーバ700が、ネットワーク1003を通じて営業者側サーバ800に接続されている。画像形成装置1及びユーザ側サーバ700は、例えば画像形成装置1のユーザの業務活動区域であるユーザ事業所1001に設置されている。また、単一のユーザ側サーバ700に、一般に1以上の画像形成装置1が接続される。図1では、複数の画像形成装置1を区別するために、異なる符号701〜703をそれらに付している。
営業者側サーバ800は、画像形成装置1の消耗部品としてのトナーカートリッジ341を供給する事業を行う業者、すなわち供給者の区域である営業所1002に設置されている。営業所側サーバ800は本発明の供給者側サーバの一実施形態に該当し、トナーカートリッジ341は本発明のカートリッジの一実施形態に該当する。単一の営業所側サーバ800に、一般に1以上のユーザ側サーバ700が接続される。営業者側サーバ800には、ネットワーク820を通じてリーダライタ822が接続されている。リーダライタ822は、トナーカートリッジ341に設けられたRFID(Radio Frequency Identification)タグとしての不揮発性のメモリであるカートリッジメモリ342と、非接触で近距離無線通信を行うことにより、カートリッジメモリ342の内容を読み取ったり、或いはカートリッジメモリ342に内容を書き込んだりする装置である。
ネットワーク1003は、例えば電気通信事業者が提供するWAN(Wide Area Network)であり、ネットワーク720及び820は、例えばLAN(Local Area Network)である。何れのネットワークにおいても、接続された各機器は、例えばTCP/IP等のインタネット関連プロトコルに従って相互に通信を行う。また、IPアドレスの異なるネットワークの間には、ルータ721又は821が介挿される。
営業所側サーバ800は、営業所1002の在庫を管理するコンピュータであり、主要なソフトウェアとして、データベース810、DBMS(Database Management System)811、GUI(Graphic User Interface)812、通信インタフェース813、及びアプリケーション814を搭載している。データベース810は、営業所1002の在庫情報を内容とするデータベースであり、関連する各種のテーブル(表)を定義している。DBMS811は、GUI812及びアプリケーション814が発行するSQL等のデータベース言語による指示(いわゆる「文」)を解析してデータベース810を操作し、且つデータベース810からの応答をGUI812及びアプリケーション814へ返すものである。
GUI812は、不図示のディスプレー画面に表示するイメージに沿ってユーザがキーボード等の入力装置816を操作することにより、データベース810を所望通りに操作することを可能にするものである。通信インタフェース813は、例えば既述のインタネット関連プロトコルを用いて、ネットワーク820、1003及び720に接続されたリーダライタ822及びユーザ側サーバ700等の営業所側サーバ800の外部装置とアプリケーション814との通信を媒介するものである。アプリケーション814は、ネットワーク820、1003及び720に接続された外部装置が通信インタフェース813を通じてデータベース810を操作することを可能にするものである。アプリケーション814は、また、操作者の操作に基づいて、データベース810に蓄積された情報を外部装置へ送信することをも可能にする。
トナーカートリッジ341を梱包した積荷901が、不図示の製造業者から営業所1002へ入荷すると、例えば梱包を一旦解いた上で、トナーカートリッジ341に設けられたカートリッジメモリ342に記録された内容がリーダライタ822によって読み取られる。読み取られた内容は、ネットワーク820を通じて営業所側サーバ800へ送られ、アプリケーション814によってデータベース810へ、新たに入庫したトナーカートリッジ341の情報として追加される。
ユーザ事業所1001から発注があると、1以上のトナーカートリッジ341が箱等の包装902に梱包されて、発注を行ったユーザ事業所1001へ包装902の単位で供給される。その際に、各トナーカートリッジ341のカートリッジメモリ342の内容が再びリーダライタ822によって読み取られるとともに、操作者が入力装置816を操作することにより、出庫されるトナーカートリッジ341の供給先、出庫日、箱902を識別する情報等の出庫に関する情報がデータベース810に追加される。同時に、出庫日等の情報がリーダライタ822によってカートリッジメモリ342へ書き込まれる。また、供給先のユーザ側サーバ700へも出庫に関する情報が送られる。データベース810に含まれるテーブルの具体例、ユーザ側サーバ700へ送られる情報、及びカートリッジメモリ342の記録内容の具体例については後述する。
ユーザ側サーバ700は、ユーザ側の在庫を管理するコンピュータであり、主要なソフトウェアとして、データベース710、DBMS711、GUI712、通信インタフェース713、及びアプリケーション714を搭載している。データベース710は、ユーザ側の在庫情報を内容とするデータベースであり、関連する各種のテーブルを定義している。データベース710は、不図示のメモリ等の記憶媒体に記憶されるものであり、当該記憶媒体は本発明のテーブル記憶部の一実施形態に該当する。DBMS711は、GUI712及びアプリケーション714が発行するデータベース言語による指示を解析してデータベース710を操作し、且つデータベース710からの応答をGUI712及びアプリケーション714へ返すものである。
GUI712は、不図示のディスプレー画面に表示するイメージに沿ってユーザがキーボード等の入力装置716を操作することにより、データベース710を所望通りに操作することを可能にするものである。通信インタフェース713は、例えばインタネット関連プロトコルを用いて、ネットワーク720、1003及び820に接続された画像形成装置1及び営業者側サーバ800等のユーザ側サーバ700の外部装置とアプリケーション714との通信を媒介するものである。アプリケーション714は、ネットワーク720、1003及び820に接続された外部装置が通信インタフェース713を通じてデータベース710を操作することを可能にするものである。アプリケーション714は、また、操作者の操作に基づいて、データベース710に蓄積された情報を外部装置へ送信することをも可能にする。
トナーカートリッジ341を梱包した包装902が、営業所1002からユーザ事業所1001へ入荷すると、操作者は入力装置716を操作することにより、既に営業者側サーバ800から送られている出庫に関する情報を、入庫のあったトナーカートリッジ341についての情報としてデータベース710に追加する。或いは、手操作によることなく、営業者側サーバ800から送られる出庫に関する情報が、入庫のあったトナーカートリッジ341についての情報として、データベース710に自動的に追加されてもよい。
画像形成装置1に使用中のトナーカートリッジ341が消耗し尽くされると、ユーザは消耗し尽くされたトナーカートリッジ341を取り外すとともに、ユーザ側の在庫に属するトナーカートリッジ341を包装902の中から取り出し、画像形成装置1へ装着する。このとき、装着されたトナーカートリッジ341のカートリッジメモリ342に記録されている情報が、画像形成装置1によって読み取られ、ユーザ側サーバ700へ送られる。それにより、ユーザ側サーバ700は、トナーカートリッジ341が使用に供されたことを自動的に把握する。
(画像形成装置の全体構成)
図2は、本発明による画像形成装置の一実施形態としての複合機の機械的構成を主に示す側断面概略図の一例である。複合機とは、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能等、画像形成に関する複数の機能を兼ね備えた画像形成装置を意味する。複合機としての画像形成装置1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とを有している。
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、拡縮率の設定用画面を含む種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500(画像取得装置に相当する)は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
本体部200(画像形成装置に相当する)は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210を備える。
感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー画像を形成する。中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像を転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図3は、図2に示す画像形成装置1の電気的構成を主に示すブロック図の一例である。画像形成装置1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F部71、パラレルI/F部72、シリアルI/F部73及びHDD(ハードディスクドライブ)74を備えている。
スキャナ部11、画像処理部21、制御部41、操作パネル部51、及びネットワークI/F部71は、図2に示す操作部400、原稿読み取り部500、及び原稿給送部600に相当し、これら各部によりスキャナ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、及びファクシミリ通信部61は、同図に示す本体部200、操作部400、原稿読み取り部500、及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりファクシミリ機能が実現される。画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部71、及びパラレルI/F部72は、同図に示す本体部200及び操作部400に相当し、これらの各部によりプリンタ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、及びネットワークI/F部71は、同図に示す本体部200、用紙後処理部300、操作部400、原稿読み取り部500、及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりコピー機能が実現される。
操作パネル部51は、ユーザがコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令(コマンド)等を制御部41に与えるものである。操作パネル部51は、タッチパネル401等を有する表示部52と、スタートキー402及びテンキー403等を有する操作キー部53とを含む。表示部52は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたカラー表示可能なタッチパネルユニット等を有し、種々の操作画面を表示するものである。例えば、ファクシミリ機能実行時において、ユーザ選択、送信先選択、送信設定等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、ユーザによるコピー実行開始指令、あるいはファクシミリ送信開始指令といった種々の指示入力を行うために用いられる。
スキャナ部11は、原稿の画像を光学的に取得して画像データを生成するものである。スキャナ部11は、スキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含んでいる。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、この読み取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。スキャナ部11は、モノクロ原稿だけでなく、カラー原稿や写真原稿の読み取りも可能な構成となっている。
画像処理部21は、画像データに対する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部21は、スキャナ部11により読み取られるなどして得られた画像データに対して、レベル補正、γ補正等の所定の補正処理、画像データの圧縮又は伸張処理、拡大又は縮小処理等の種々の画像処理(加工処理)を行う。画像処理部21は、画像メモリ22を含み、処理された画像データ等をこの画像メモリ22に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61、又はネットワークI/F部71等へ出力する。
プリンタ部31は、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データ、ネットワークI/F部71を介してPC2等から送信された画像データ、及びファクシミリ通信部61を用いてファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データに対する画像を所定の記録紙に印刷するものである。プリンタ部31は、図2に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等を有する用紙搬送部32、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、及び現像装置207Y、207M、207C、207K等を有する画像形成部33、転写ローラ203等を有する転写部34、及び定着ローラ208等を有する定着部35を含む。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
制御部41は、不図示のCPU(Central Processing Unit;中央演算処理部)、このCPUの動作を規定するプログラムを格納するRAM(Random Access Memory)或いはROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM等の記憶部を有している。すなわち、制御部41はコンピュータを備えている。それにより、制御部41は、操作パネル部51等で受け付けられた指示情報や、画像形成装置1の各所に設けられているセンサからの検出信号に応じて画像形成装置1全体の制御を行う処理を実行する。より具体的には、制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44、コピーコントローラ45、及びトナー情報処理部46として機能する。
制御部41としてのコンピュータが読み取ることによってこれらの機能を実現するための上記プログラムは、HDD74等の不揮発性かつ大容量の外部記憶装置に格納しておき、上記RAM等の主記憶装置に適宜転送することにより、CPUによる実行に供することも可能である。上記プログラムは、ROM或いはCD−ROM等の記録媒体を通じて供給することも、ネットワークインタI/F部71に接続されるネットワーク720、1003等の伝送媒体を通じて供給することも可能である。伝送媒体は、有線の伝送媒体に限らず無線の伝送媒体であっても良い。また、伝送媒体は通信線路のみでなく、通信線路を中継する中継装置、例えばルータ等の通信リンクをも含む。
プログラムがROMを通じて供給される場合には、当該プログラムが記録されたROMを制御部41に搭載することにより、CPUによる実行に供することができる。プログラムがCD−ROMを通じて供給される場合には、CD−ROM読み取り装置を、例えばパラレルI/F部72へ接続し、当該プログラムをRAM或いはHDD74へ転送することにより、CPUによる実行に供することができる。また、プログラムが伝送媒体を通じて供給される場合には、ネットワークI/F部71を通じて受信したプログラムをRAM或いはHDD74へ転送することにより、CPUによる実行に供することができる。
スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。プリンタコントローラ44は、本発明の制御部の一実施形態に該当する。コピーコントローラ45は、コピー機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。
トナー情報処理部46は、画像形成装置1に装着されているトナーカートリッジ341、ユーザ事業所1001の在庫数分のトナーカートリッジ341、及び営業所1002の在庫数分のトナーカートリッジ341を用いて印刷することができる記録紙の枚数を算出し、表示部52に表示するための情報処理を含む、トナーカートリッジ341に関する情報処理を行うものである。トナー情報処理部46の詳細な構成については後述する。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示せず)、変復調部(図示せず)及びNCU(Network Control Unit)(図示せず)を含み、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置へ送信したり、ファクシミリ装置から送信されてきた画像データを受信するものである。上記の符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化するものであり、変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調するものである。また、NCUは、送受信先となるファクシミリ装置との電話回線による接続を制御するものである。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(例えば10/100Base-TX)等を用い、ネットワーク720を介して接続されたユーザ側サーバ700との間での種々のデータの送受信を制御するものである。また、ネットワーク720にパーソナルコンピュータ等の図示しない1又は複数の端末装置が接続されている場合に、ネットワークI/F部71はこれらの端末装置との間での種々のデータの送受信を制御する。例えば、ネットワークI/F部71は、スキャナ部11によって読み取られた原稿画像データを端末装置へ送信したり、プリンタ部31で印刷するために端末装置から送られた画像データを受信したりする。
パラレルI/F部72は、高速双方向パラレルインターフェイス(例えばIEEE1284準拠)等を用い、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送により外部機器等から印刷データ等を受信等するものである。シリアルI/F部73は、シリアルインターフェイス(例えばRS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送により外部機器等から種々のデータ等を受信等するものである。
HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像データやネットワーク720を介して送信されてきた画像データ、あるいは当該画像データに設定されている出力形式等を記憶するものである。HDD74に記憶されている画像データは画像形成装置1で使用されるだけでなく、ネットワークI/F部71を介して端末装置によって確認されたり、端末装置の所定のフォルダへ転送されることにより端末装置での使用に供されたりする。
なお、複合機としての画像形成装置1では、上述の各機能を組み合わせて種々の機能が実現される。例えば、スキャナ機能として、PC送信機能、E−mail送信機能、FAX送信機能等が実現されてもよい。ここで、PC送信機能とは、原稿から読み取った画像データを画像形成装置1からネットワーク720を介して任意の端末装置等へ直接送信する機能である。E−mail送信機能とは、原稿から読み取った画像データを電子メールの添付ファイルとして画像形成装置1からネットワーク720を介して例えば図略のSMTPサーバへ直接送信し、さらにこのSMTPサーバからネットワーク1003を介して任意の外部端末装置等へ当該電子メールを送信することにより、原稿から読み取った画像データを電子メールの添付ファイルとして送信する機能である。FAX送信機能とは、原稿から読み取った画像データを画像形成装置1から電話回線等を介して任意のファクシミリ装置等へ直接送信する機能である。
図2および図3に示した画像形成装置1は、上記の通り複合機として構成されている。一般に画像形成装置は、複写機、プリンタ機、ファクシミリ装置、或いはそれらを兼ね備えた複合機等、画像または画像信号の入力および出力を行う装置を広く包含するものである。そして、画像形成機能とは、画像または画像信号の入力および出力を行う機能を広く包含する概念である。したがって、一般に画像形成装置には、画像信号を取り込む画像入力部、画像または画像信号を出力する画像出力部、およびそれらを制御する制御部が設けられている。画像入力部は、画像が記録された記録紙から画像を読み取るスキャナ部11および画像信号を受信する画像信号受信部のうちの少なくとも1を有しており、画像出力部は、画像を記録紙に記録する印画部(例えばプリンタ部21)および画像信号を送信する画像信号送信部のうち少なくとも1を有している。例えば、プリンタ機であれば画像信号受信部と印画部とが設けられており、ファクシミリ装置の送信機能を果たす部分にのみ着目すれば、スキャナ部と画像信号送信部とが設けられている。画像形成装置の一般的概念は上記の通りであるが、本発明の一実施形態としての画像形成装置1は、画像出力部に印画部を含んでいる。
(画像形成装置1の第1例)
図4は、画像形成装置1の画像形成部33及びトナー情報処理部46の構成の第1例を示すブロック図である。第1例による画像形成部33は、トナー残量センサ348及びリーダライタ344を有している。画像形成部33には、トナーカートリッジ341が着脱可能に取り付けられる。トナーカートリッジ341にはカートリッジメモリ342が設けられており、トナーカートリッジ341が画像形成部33へ装着されると、リーダライタ344によってカートリッジメモリ342にデータが読み書きされる。リーダライタ344は、リーダライタ822(図1)と同様に、近距離無線通信を行うことにより、カートリッジメモリ342の内容を読み取ったり、或いはカートリッジメモリ342に内容を書き込んだりする装置である。
トナーカートリッジ341には、トナー347の残量を光学的に読み取ることを可能にする透明の窓346が設けられている。トナー残量センサ348は、窓346を通じてトナー347の残量を光学的に検出する。トナー残量センサ348は、例えば、発光素子とその出力光がトナー347によって反射されてなる反射光を受光する受光素子の列とを有する。
第1例によるトナー情報処理部46は、印刷枚数計数部461、トナー残量検知部462、メモリ読み書き部463、識別情報通知部468、印刷可能枚数算出部469、ユーザ在庫情報取得部470、供給者在庫情報取得部471、表示データ生成部472,473、回答受付部474、回答通知部475、判定受信部476、及び供給時期情報取得部477を有している。印刷枚数計数部461は、カートリッジ341が画像形成部33に装着された後の記録紙の印刷枚数を計数するものである。記録紙の印刷枚数を計測するための構成は、従来周知である。トナー残量検知部462は、トナー残量センサ348からの検出信号を受信することにより、画像形成部33に装着中のカートリッジ341のトナー347の残量を検出するものである。トナー残量センサ348及びトナー残量検知部462は、本発明の残量検知部の実施形態に該当する。
メモリ読み書き部463は、リードライタ344を通じてカートリッジメモリ342に情報を読み書きするものであり、使用状態書込部465、初期量読取部466及び識別情報読取部467を有している。使用状態書込部465については後述する。初期量読取部466は、カートリッジメモリ342に記録されているトナー347の初期内容量を読み取るものである。識別情報読取部467は、トナーカートリッジ341が画像形成部33へ装着されたときに、カートリッジメモリ342からトナーカートリッジ341を識別するための符号等の情報である識別情報を読み取るものである。
識別情報通知部468は、識別情報読取部467によって読み取られた識別情報を、ネットワークI/F部71を通じてユーザ側サーバ700へ通知するものである。印刷可能枚数算出部469は、装着中のトナーカートリッジ341、ユーザ事業所1001の在庫数分のトナーカートリッジ341、及び営業所1002の在庫数分のトナーカートリッジ341を用いて印刷可能な記録紙枚数を算出するものである。
ユーザ在庫情報取得部470は、ユーザ側サーバ700からトナーカートリッジ341のユーザ事業所1001の在庫数を示すユーザ側在庫数情報を含むユーザ事業所1001の在庫情報を取得するものである。供給者在庫情報取得部471は、ユーザ側サーバ700を通じて営業所側サーバ800から、トナーカートリッジ341の営業所1002の在庫数を示す供給者側在庫数情報を含む営業所1002の在庫情報を取得するものである。
表示データ生成部472は、印刷可能枚数算出部469が算出した記録紙枚数を表示するデータを生成し、当該データを操作パネル部51の表示部52に表示させるものである。供給時期情報取得部477は、営業所1002からユーザ事業所1001へ、トナーカートリッジ341を新たに供給可能な時期を示す供給時期情報を、ユーザ側サーバ700を通じて営業所側サーバ800から取得するものである。使用状態書込部465、別の表示データ生成部473、回答受付部474、回答通知部475、及び判定受信部476については後述する。
図5は、ユーザ側サーバ700に搭載されているアプリケーション714の構成を示す機能ブロック図である。ソフトウェアであるアプリケーション714がコンピュータとしてのユーザ側サーバ700に搭載されることによって、ユーザ側サーバ700は図5に示す構成を有する装置を実現する。以下、当業者に混同の恐れがないことから、アプリケーションの構成部分と、当該構成部分が実現する装置の構成部分とを区別せずに、同一名称で称呼する。アプリケーション714は、識別情報受信部715、適正性判定部716、判定通知部717、回答受信部718、使用状態記録部719、供給者在庫情報取得通知部720、供給時期情報取得通知部721、及びユーザ在庫情報通知部722を有している。
供給者在庫情報取得通知部720は、画像形成装置1の供給者在庫情報取得部471からの要求に基づいて、営業所側サーバ800から営業所1002の在庫情報を取得するとともに、取得した在庫情報を供給者在庫情報取得部471へ通知するものである。供給時期情報取得通知部721は、画像形成装置1の供給時期情報取得部477からの要求に基づいて、既に述べた供給時期情報を営業所側サーバ800から取得し、供給時期情報取得部477へ通知する。ユーザ在庫情報通知部722は、画像形成装置1のユーザ在庫情報取得部470からの要求に基づいて、DBMS711を操作することにより、データベース710からユーザ事業所1001の在庫情報を取得するとともに、取得した在庫情報をユーザ在庫情報取得部470へ通知するものである。
識別情報受信部715は、画像形成装置1から通知されたトナーカートリッジ341の識別情報を受信するものである。適正性判定部716は、識別情報受信部715が受信した識別情報に対応するトナーカートリッジ341より早い時期に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在するか否かを、データベース710を参照することにより判定するものである。判定通知部717は、適正性判定部716の判定結果を画像形成装置1へ通知するものである。
図4に戻って、判定受信部476は、判定通知部717が通知する判定結果を受信するものである。別の表示データ生成部473は、判定受信部476が受信した判定結果が、装着されたトナーカートリッジ341より早い時期に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在する旨を示すものである場合に、この判定結果を示す表示データを生成するとともに、装着されたトナーカートリッジ341を使用するか否かについての回答をユーザへ求める表示データを生成し、これらの表示データを表示部52に表示させるものである。
回答受付部474は、表示データ生成部473が表示部52に表示させたデータに対して、ユーザが例えば操作パネル部51の操作キー部53を操作することにより入力する回答を受け付けるものである。回答通知部475は、回答受付部474が受け付けたユーザの回答をユーザ側サーバ700へ通知するものである。使用状態書込部465は、装着されたトナーカートリッジ341を使用済みとするか否かについての情報を、そのカートリッジメモリ342へ書き込むものである。より詳細には、使用状態書込部465は、装着されたトナーカートリッジ341より早い時期に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在しない旨の判定結果を判定受信部476が受信した場合に、装着されたトナーカートリッジ341が使用済みである旨を記録する。使用状態書込部465は、さらに、回答受付部474が装着されたトナーカートリッジ341を使用する旨の回答を受け付けた場合にも、装着されたトナーカートリッジ341が使用済みである旨を記録する。
図5に戻って、回答受信部718は、画像形成装置1の回答通知部475からの通知を受信するものである。使用状態記録部719は、画像形成装置1に装着されたトナーカートリッジ341の使用状態について、適正性判定部716の判定結果、及び画像形成装置1からの回答内容に基づいて、使用済みである旨をDBMS711を通じてデータベース710へ記録する。より詳細には、使用状態記録部719は、装着されたトナーカートリッジ341より早い時期に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在しない旨を適正性判定部716が判定した場合に、装着されたトナーカートリッジ341の使用状態を使用済みとして記録する。使用状態記録部719は、さらに、装着されたトナーカートリッジ341を使用する旨の回答を回答受信部718が受信した場合にも、装着されたトナーカートリッジ341の使用状態を使用済みとして記録する。
図6は、在庫管理システム1000の動作手順の概略を例示する、フローチャートを兼ねたシーケンス図である。画像形成装置1、ユーザ側サーバ700及び営業所側サーバ800の電源が投入され、相互の通信が可能な状態になると、在庫管理システム1000の処理が開始される。画像形成装置1は、複写、印刷、ファクシミリ通信等の通常の処理と並行して、図6の左端に画像形成装置1の処理として示すフローチャートに従った処理を実行する。画像形成装置1の処理が開始されると、トナー残量検知部462は、トナー残量センサ348からの検出信号を受信することにより、画像形成部33に装着中のカートリッジ341のトナー347の残量を検出する。トナー残量検知部462は、更に、検出した残量が予め定められた基準量未満であるか否か、すなわちトナー残量がニアエンドであるか否かを判定する(以上、ステップS1)。トナー残量検知部462が、ステップS1の処理を行う時期は、例えば一定時間毎、或いは1枚の記録紙に印刷が行われる毎等に設定することができる。
ステップS1の処理は、トナー残量がニアエンドであると判定されるまで反復される(ステップS1でNO)。ステップS1においてトナー残量がニアエンドであると判定されると、ステップS2の処理が実行される。ステップS2では、まず、ユーザ在庫情報取得部470は、トナーカートリッジ341のユーザ側在庫数情報の送信をユーザ側サーバ700へ要求する。これと並行して、供給者在庫情報取得部471は、トナーカートリッジ341の供給者側在庫数情報の送信をユーザ側サーバ700へ要求する。更に、供給時期情報取得部477は、営業所1002がユーザ事業所1001へ、トナーカートリッジ341を新たに供給可能な時期を示す供給時期情報の送信を、ユーザ側サーバ700へ要求する。
ユーザ側在庫数情報の送信要求を受けたユーザ側サーバ700のユーザ在庫情報通知部722は、データベース710からユーザ側在庫数情報を取得する(ステップS11)。また、供給者側在庫数情報の送信要求を受けた供給者在庫情報取得通知部720は、営業所側サーバ800へ供給者側在庫数情報の送信要求を伝える(ステップS11)。更に、供給時期情報の送信要求を受けた供給時期情報取得通知部721は、営業所側サーバ800へ供給時期情報の送信要求を伝える(ステップS11)。
営業所側サーバ800のアプリケーション814は、供給者側在庫数情報の送信要求を受けると、DBMS811を通じてデータベース810から供給者側在庫数情報を取得し、取得した供給者側在庫数情報をユーザ側サーバ700へ通知する(ステップS12)。また、アプリケーション814は、供給時期情報の送信要求を受けると、取得した供給者側在庫数情報に基づいて、要求のあったユーザ事業所1001へ供給可能な時期を算出し、供給時期情報としてユーザ側サーバ700へ通知する(ステップS12)。
図7は、データベース810が定義するテーブルの一例を表形式で示す説明図である。このテーブル810Aは、営業所1002の在庫情報を表現するテーブルの一つであり、営業所1002に入庫のあったトナーカートリッジ341の各々について、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号(以下の図では、単に「番号」と記載する)、入庫日、初期内容量、出庫日、及び供給先を項目(属性)として、互いに関連づけて記録している。型番は、トナーカートリッジ341の型式を表現する符号である。ロット番号は、1以上のトナーカートリッジ341を梱包する包装902を識別するための符号である。個数は、同一の包装902に梱包されるトナーカートリッジ341の個数を表現する数値である。カートリッジ番号は、同一の包装902に梱包されるトナーカートリッジ341に付番される番号である。入庫日は、トナーカートリッジ341が営業所1002に入庫した日付を表す。初期内容量は、トナーカートリッジ341の出荷時のトナー量、すなわち未使用状態でのトナー量であり、図7の例ではグラム数で表現されている。出庫日は、トナーカートリッジ341がユーザの元へ供給されるために営業所1002から出庫した日付を表す。供給先は、トナーカートリッジ341の供給先を表す識別情報であり、例えばユーザ事業所1001を識別する符号である。
テーブル810Aは、データベース810に一体のものとして生成されている必要はない。基礎となる複数のテーブル、例えば正規化されたテーブルがデータベース810に定義され、互いにキーとなる項目を通じて連結されることにより、随時にテーブル810の形式のものが生成可能であれば足りる。このような場合においても、データベース810はテーブル810Aを有していることと実質上変わりがない。本発明において、「テーブル記憶部がテーブルを保持する」とは、上記のようにテーブル(表)を定義する形態をも含む。
図6に戻って、ステップS12では、営業所側サーバ800のアプリケーション814は、DBMS811を操作することにより、例えばテーブル810Aから出庫日の記録のないトナーカートリッジ341のみを抽出し、その個数を積算することにより供給者側在庫数情報を取得し、ユーザ側サーバ700へ通知する。営業所側サーバ800から供給者側在庫数情報の通知を受けたユーザ側サーバ700の供給者在庫情報取得通知部720は、通知を受けた供給者側在庫数情報を画像形成装置1のユーザ在庫情報取得部470へ通知する(ステップS13)。これと並行して、営業所側サーバ800から供給時期情報の通知を受けたユーザ側サーバ700の供給時期情報取得通知部721は、通知を受けた供給時期情報を画像形成装置1の供給時期情報取得部477へ通知する(ステップS13)。また、ユーザ側サーバ700のユーザ在庫情報通知部722は、データベース710から取得したユーザ側在庫数情報をユーザ在庫情報取得部470へ通知する(ステップS13)。
図8は、データベース710が定義するテーブルの一例を表形式で示す説明図である。このテーブル710Aは、ユーザ事業所1001の在庫情報を表現するテーブルの一つであり、ユーザ事業所1001に入庫のあったトナーカートリッジ341の各々について、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、納入日、初期内容量、及び使用状態を項目として、互いに関連づけて記録している。型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号及び初期内容量は、図7における同一項目と同意義である。納入日は、トナーカートリッジ341がユーザ事業所1001に納入された日付、言い換えると入庫した日付を表す。使用状態は、トナーカートリッジ341の使用状態、すなわちトナーカートリッジ341が未使用と使用済みとの何れの状態にあるかを表す符号等の情報である。テーブル710Aは、テーブル810Aと同様に、データベース710に一体のものとして生成されている必要はない。
例えばテーブル710Aで表現されるユーザ事業所1001の在庫情報は、営業所1002からユーザ事業所1001へカートリッジ341の納品があったときに、営業所側サーバ800からユーザ側サーバ700へ送信される。例えば、図7に例示するテーブル810Aに記録されるように、2004年5月5日に供給先「A」へ、ロット番号「23456789」に属する3個のトナーカートリッジ341が供給された時には、アプリーション814は、行(タプル)に関しては出庫日「2004年5月5日」及び供給先「A」が同時に記録された行をテーブル810Aから抽出し、項目に関しては例えば、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、初期内容量及び出庫日を抽出する。アプリケーション814は、さらに、抽出したデータをユーザ側サーバ700へ送信する。
ユーザ側サーバ700のアプリーション714は、営業所側サーバ800が送信したデータを受信すると、受信したデータを例えばテーブル710Aに挿入する。受信したデータのうち、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、及び初期内容量を項目とするデータは、そのまま同一項目に挿入され、出庫日を項目とするデータは納入日を項目とするデータとして挿入される。また、使用状態については、「未使用」が挿入される。テーブル710Aが、基礎となる複数のテーブルから合成されるべきものであれば、アプリケーション714は、受信したデータを、基礎となる各テーブルに挿入する。
アプリケーション714は、データを受信するとテーブル710Aに自動的に挿入してもよいが、トナーカートリッジ341を梱包した包装902が、営業所1002からユーザ事業所1001へ入荷した時に操作者が入力装置716を通じて入力する指示を待って、アプリケーション714が、既に受信しているデータをテーブル710Aに挿入してもよい。この場合には、受信されたデータに含まれる出庫日とは無関係に、操作者が手操作によって納入日をテーブル710Aに記録しても良い。
再び図6に戻って、ステップS13では、ユーザ側サーバ700のユーザ在庫情報通知部722は、DBMS711を操作することにより、例えばテーブル710Aから使用状態に「未使用」が記録されているトナーカートリッジ341のみを抽出し、その個数を積算することによりユーザ側在庫数情報を取得し、画像形成装置1のユーザ在庫情報取得部470へ通知する。画像形成装置1では、ユーザ在庫情報取得部470、供給者在庫情報取得部471、及び供給時期情報取得部477が、それぞれ要求した情報を取得すると、印刷可能枚数算出部469は、印刷可能な記録紙枚数を算出する(ステップS3)。
印刷可能枚数算出部469は、ユーザ在庫情報取得部470及び供給者在庫情報取得部471から、それぞれが取得したデータを受け取るとともに、印刷枚数計数部461から、カートリッジ341が画像形成部33に装着された後の記録紙の印刷枚数の計数値を受け取る。また、印刷可能枚数算出部469は、トナー残量検知部462から検出されたトナー残量を表す数値を受け取る。印刷可能枚数算出部469は、さらに、初期量読取部466が読み取ったトナー347の初期内容量を表す数値を受け取る。
図9は、カートリッジメモリ342に記録されているデータの一例を表形式で示す説明図である。図9の例では、カートリッジメモリ342には、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、初期内容量、及び使用状態を項目とするデータが記録されている。これらの型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、初期内容量及び使用状態は、それぞれテーブル710A(図8)における同一項目と同意義である。
図7に例示したテーブル810Aのうち、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、初期内容量、及び使用状態を項目とするデータは、営業所1002においてリーダライタ822を用いてカートリッジメモリ342から読み取られることによって、テーブル810Aに挿入される。また、既に述べたように、テーブル810Aから必要なデータが抽出され、ユーザ側サーバ700へ送られることにより、図8に例示するテーブル710Aに挿入される。従って、テーブル710Aのうち、あるトナーカートリッジ341について型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、初期内容量及び使用状態を項目とするデータは、対応するトナーカートリッジ341のカートリッジメモリ342に記録される同一項目のデータと同一となる。
印刷可能枚数算出部469は、以下の手順で印刷可能枚数を算出する。初期量読取部466が読み取った初期内容量をAとし、トナー残量検知部462が検出したトナー残量をBとし、印刷枚数計数部461が計数した印刷枚数をCとする。また、ユーザ在庫情報取得部470が取得したユーザ側在庫数をDとし、供給者在庫情報取得部471が取得した供給者側在庫数をEとする。印刷可能枚数算出部469は、装着中のトナーカートリッジ341を用いて印刷することが可能な記録紙の枚数である第1枚数を、
第1枚数=C・B/(A−B)・・・・(式1)
として算出する。
また、印刷可能枚数算出部469は、ユーザ側在庫数分のトナーカートリッジ341を用いて印刷することができる記録紙の枚数である第2枚数を、
第2枚数=C・D・A/(A−B)・・・・(式2)
として算出する。
さらに、印刷可能枚数算出部469は、供給者側在庫数分のトナーカートリッジ341を用いて印刷することができる記録紙の枚数である第3枚数を、
第3枚数=C・E・A/(A−B)・・・・(式3)
として算出する。
再び図6に戻って、ステップS3の処理が終了すると、ステップS4の処理が行われる。ステップS4では、まず、表示データ生成部472が、印刷可能枚数算出部469が算出した記録紙枚数、すなわち第1〜第3枚数を表示部52に表示するためのデータを生成する。また、表示データ生成部472は、供給時期情報取得部721が取得した供給時期情報を表示部52に表示するためのデータをも生成する。
表示部52は、表示データ生成部472が生成した表示データを表示する。図10は、表示部52が表示する表示画像を例示する模式図である。この表示画像51Aは、「コピー可能枚数」として第1枚数を表示し、「在庫カートリッジ枚数」として、第2枚数を表示している。また、表示画像51Aは、「営業所在庫カートリッジ枚数」として、第3枚数を表示している。さらに、表示画像51Aは、「入庫可能日」として供給時期情報の内容を表示している。
表示データ生成部472は、第1〜第3枚数を表示するデータに加えて、ユーザ在庫情報取得部470が取得したユーザ側在庫数Dと、供給者在庫情報取得471が取得した供給者側在庫数Eとを、それぞれ表示するデータをも同時に生成することができる。図10に例示する表示画像51Aは、これらの在庫数も同時に表示している。
図6に戻って、ステップS4の処理が終了すると、図6の処理は終了する。図6の処理は、一回のみ実行されるものであっても良いが、一度、ステップS4により印刷可能枚数が表示部52に表示され、図6の処理が終了した後にも、例えば新たな印刷ジョブが投入される毎に、トナーカートリッジ341が未使用のものに交換されるまで図6の処理が反復されても良い。
印刷可能枚数算出部469は、初期量読取部466が読み取った初期内容量を、数値Aとして演算に用いた。これに代えて、トナーカートリッジ341が画像形成部33に装着されたときに、トナー残量検知部462がトナー残量を検出し、その値を不図示のメモリに初期残量として保持しておいてもよい。この場合、印刷可能枚数算出部469は、この値を数値Aとして、式1に従った演算を行うことができる。このようにすれば、トナーカートリッジ341として、未使用ではないものが画像形成部33に装着された場合にも、印刷可能枚数算出部469は、第1枚数を精度良く算出することが可能となる。
図11は、画像形成部33に装着されているトナーカートリッジ341を交換するときの在庫管理システム1000の動作手順の概略を例示する、フローチャートを兼ねたシーケンス図である。画像形成部33に装着されているトナーカートリッジ341がユーザの手により取り外されると(ステップS21)、図11の処理が開始される。図11の処理が開始されると、プリンタコントローラ44は、プリンタ部31の機能を停止させる(ステップS22)。
トナーカートリッジ341の着脱状態は、画像形成部33に設けられる不図示のスイッチで検出される。例えば、トナーカートリッジ341が所定の位置に装着されると押圧されてオンし、取り外されると押圧状態が解除されてオフするようなスイッチが、画像形成部33に設けられる。このようなスイッチに代えて、リーダライタ344がカートリッジメモリ342と通信可能な状態にあるか否かに基づいて、トナーカートリッジ341の着脱を検出しても良い。
次に、新たなトナーカートリッジ341が、ユーザの手により画像形成部33に装着されると(ステップS23)、識別情報読取部467はカートリッジメモリ342に記録される識別情報を読み取る(ステップS24)。既に述べたように、識別情報はカートリッジメモリ342を識別する符号等の情報である。カートリッジメモリ342に記録される項目が図9に例示される通りである場合には、識別情報は、ロット番号とカートリッジ番号との組合せとなる。
次に、識別情報通知部468は、識別情報読取部467が読み取った識別情報を、ネットワークI/F部71を通じてユーザ側サーバ700へ通知する(ステップS25)。ユーザ側サーバ700の識別情報受信部715は、通知された識別情報を受信する(ステップS41)。続いて、適正性判定部716は、DBMS711を通じてデータベース710を参照することにより、識別情報受信部715が受信した識別情報に対応するトナーカートリッジ341より早い時期に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在するか否かを判定する(ステップS43)。
一例として、データベース710に定義されるテーブルに、図8にテーブル710Aとして例示される内容が記録されているものとする。このとき、適正性判定部716は、新たに装着されたトナーカートリッジ341の識別情報として、ロット番号「23456789」及びカートリッジ番号「1」を受け取ったものと仮定する。テーブル710Aによれば、当該識別情報に対応するトナーカートリッジ341は、2004年5月5日に入庫している。それよりも先の2004年1月1日に入庫のあったロット番号「12345678」及びカートリッジ番号「2」のトナーカートリッジ341が、未使用のままで存在する。適正性判定部716は、テーブル710Aを参照することにより、納入日が識別情報に対応する納入日よりも早く、且つ使用状態が「未使用」である行が存在するか否かを判定する。当該条件を満たす行が存在すれば、適正性判定部716は、先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在すると判定し、上記条件を満たす行が存在しなければ、先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341は存在しないと判定する。
判定通知部717は、適正性判定部716の判定結果を画像形成装置1へ通知する(ステップS44)。すると、画像形成装置1の判定受信部476は、判定通知部717が通知した判定結果を受信する(ステップS26)。表示データ生成部473は、判定受信部476が受信した判定結果が、先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在する旨を示すものであるか否かを判定する(ステップS27)。先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在する場合には(ステップS27でYES)、表示データ生成部473は、この判定結果を表示部52に表示するための表示データを生成する(ステップS28)。表示データ生成部473は、それと同時に、装着されたトナーカートリッジ341を使用するか否かについての回答をユーザへ求めるための表示データを生成する(ステップS28)。表示データ生成部473は、さらに、これらの表示データを表示部52に表示させる(ステップS29)。
図12は、表示データ生成部473が表示部52に表示させる表示画像を例示する模式図である。この表示画像51Bは、「先に納品された・・・・残っています」という表現で、判定結果を表示している。また、表示画像51Bは、「このトナーカートリッジ・・・・よろしいですか?」という表現で、回答を求める問い合わせを表示している。表示画像51Bは、それと同時に、ユーザによる回答の入力を可能にする「YES」及び「NO」の二通りの選択ボタンを表示している。なお、ユーザが操作キー部53を操作することにより回答を入力するように表示画像51Bを構成しても良い。
図11に戻って、回答受付部474は、ユーザが表示器52の画面上の選択ボタン、又は操作キー部53を操作することにより入力する回答を受け付ける(ステップS30)。回答通知部475は、回答受付部474が受け付けたユーザの回答をユーザ側サーバ700へ通知する(ステップS31)。
使用状態書込部465は、ユーザによる回答内容を判定し(ステップS32)、回答内容が、装着されたトナーカートリッジ341を使用する旨の内容である場合には(ステップS32でYES)、カートリッジメモリ342に使用状態として「使用済み」を記録する(ステップS33)。装着されたトナーカートリッジ341が未使用のものであれば、この時に、カートリッジメモリ342に記録される使用状態が、「未使用」から「使用済み」へ書き換えられる。その後、プリンタコントローラ44は、プリンタ部31を起動することにより、プリンタ機能を再開させる(ステップS34)。
受信された判定結果が、先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在しない旨を示すものであると、表示データ生成部473が判定した場合にも(ステップS27でNO)、使用状態書込部465は、カートリッジメモリ342に使用状態として「使用済み」を記録する(ステップS33)。一方、ステップS32において、ユーザの回答内容が、装着されたトナーカートリッジ341を使用しない旨の内容であると、使用状態書込部465が判定した場合には(ステップS32でNO)、画像形成装置1は図11の処理を終了する。
ユーザ側サーバ700では、ステップS44に続いて、使用状態記録部719は、適正性判定部716の判定結果を判定する(ステップS45)。判定結果が、入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在する旨の内容であれば(ステップS45でYES)、使用状態記録部719は、回答受信部718による画像形成装置1からのユーザ回答の受信を待つ。回答受信部718が、画像形成装置1の回答通知部475からのユーザ回答を受信すると(ステップS46)、使用状態記録部719は回答内容を判定する(ステップS47)。
回答内容が、装着されたトナーカートリッジ341を使用する旨の内容であれば(ステップS47でYES)、使用状態記録部719は、画像形成装置1に装着されたトナーカートリッジ341の使用状態について、使用済みである旨をDBMS711を通じてデータベース710へ記録する(ステップS48)。一方、回答内容が、装着されたトナーカートリッジ341を使用しない旨の内容であれば(ステップS47でNO)、使用状態記録部719は、画像形成装置1に装着されたトナーカートリッジ341の使用状態に関するデータベース710の記録内容を変更しない。また、ステップS45における判定結果が、先に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在しない旨の内容であれば(ステップS45でNO)、使用状態記録部719はステップS48の処理を行う。
先に仮定したように、図8にテーブル710Aとして例示される内容が、データベース710に記録されており、新たに装着されたトナーカートリッジ341の識別情報が、ロット番号「23456789」及びカートリッジ番号「1」であるとする。このとき、ステップS48において使用状態記録部719は、当該識別情報に対応する行の使用状態の内容を、「未使用」から「使用済み」に変更する。
以上のように、第1例による画像形成装置1によれば、装着中のトナーカートリッジ341を用いて印刷することが可能な記録紙の枚数に加えて、ユーザ側の在庫数分のトナーカートリッジ341を用いて印刷可能な記録紙の枚数と、供給者側の在庫数分のトナーカートリッジ341を用いて印刷可能な記録紙の枚数とが表示部52に表示される。このため、画像形成装置1のユーザは、装着中のトナーカートリッジ341だけでなく、ユーザ在庫及び供給者在庫を含めたトナーカートリッジ341により印刷可能な記録紙の枚数についての知見を得ることが可能となる。
また、トナー残量と印刷枚数とに基づいて、第1ないし第3枚数が算出される。一般に、記録紙一枚毎のトナー347の消費量は、記録紙のサイズ、印刷濃度等の印刷条件に左右される。上記第1例では、実際に印刷された枚数が計算の一つの基礎とされるので、ユーザは現在までと同様の使い方をした場合の印刷可能な記録紙枚数を把握することが可能となる。また、トナー残量センサ348によりトナー347の残量が検出され、当該残量が計算の他の基礎とされるので、高い計算精度が実現する。
さらに、印刷可能な記録紙の枚数だけでなく、営業所1002からユーザ事業所1001へトナーカートリッジ341を新たに供給可能な時期についても表示部52に表示される。このためユーザは、ユーザ事業所1001の在庫数が十分ではないときに、何れの時期にユーザ在庫数を十分なものとすることが可能かについての知見をも得ることができる。
また、画像形成装置1に装着されたトナーカートリッジ341よりも早い時期に入庫のあった未使用のトナーカートリッジ341が存在する場合には、その旨とともに、装着されたトナーカートリッジ341を使用するか否かについての回答をユーザへ求める情報が表示部52に表示される。したがって、ユーザは先に使用することが望ましい未使用のトナーカートリッジ341の存在を知ることができ、必要であればトナーカートリッジ341を交換することができる。
トナーカートリッジ341の入庫の時期は、図8に例示したように、日単位で表現するものであっても良いが、時、分、秒単位、或いは、週、10日、月単位で表現するものであってもよい。また、入庫の時期が秒単位等で表現されていた場合に、ある期間以上離れていなければ、先に入庫したトナーカートリッジ341が存在するとは判断しないように、適正性判定部716を構成することも可能である。
図11の処理手順において、適正性判定部716による判定を行わない形態を採ることも可能である。この場合には、ユーザ側サーバ700は、画像形成装置1からの識別情報を受信すると(ステップS41)、ステップS48に処理を移行させ、画像形成装置1に装着されたトナーカートリッジ341の使用状態について、使用済みである旨をデータベース710へ記録する。すなわち、ステップS43〜S47の処理は省かれる。またこの場合には、画像形成装置1は、ステップS26の後、ステップS33において、装着されているトナーカートリッジ341のカートリッジメモリ342に、使用状態として「使用済み」を記録する。その後、ステップS34においてプリンタコントローラ44は、プリンタ機能を再開させる。すなわち、ステップS26〜S32の処理は省かれる。この形態においても、ユーザ側サーバ700によるトナーカートリッジ341の在庫管理が自動的に行われる。また、カートリッジメモリ342に使用状態が記録されるので、トナーカートリッジ341を画像形成装置1に装着した場合に、画像形成装置1は装着されたトナーカートリッジ341の使用状態を把握することができる。
(画像形成装置1の第2例)
図13は、画像形成装置1が備える画像形成部33及びトナー情報処理部46の構成の第2例を示すブロック図である。それぞれ、第1例による画像形成装置1と区別するために符号1Aを付し、第1例による画像形成部33と区別するために符号34Aを付し、第1例によるトナー情報処理部46と区別するために符号46Aを付している。
この画像形成装置1Aは、トナー量を直接に検出するのではなく、印刷ドット数、すなわち記録紙に印刷されたドットの個数に基づいて印刷可能枚数を算出し、表示する点において、第1例による画像形成装置1とは異なっている。このために、画像形成部33Aにはトナー残量センサ348(図4)を設ける必要がない。また、画像形成部33Aに装着すべきトナーカートリッジとして、窓346を有しないトナーカートリッジ341Aを用いることができる。さらに、トナー情報処理部46Aは、印刷ドット数計数部481を有しており、メモリ読み書き部463Aは、印刷可能ドット数更新部482を有している。また、トナー情報処理部46Aにはトナー残量検知部462(図4)は必要でなく、メモリ読み書き部463Aでは、初期量読取部466(図4)は初期量読取部466Aに置き換えられている。更に、印刷可能枚数算出部469(図4)は印刷可能枚数算出部469Aに置き換えられている。
図14は、画像形成装置1Aに装着されるトナーカートリッジ341Aのカートリッジメモリ342に記録されているデータの一例を表形式で示す説明図である。図14の例では、カートリッジメモリ342には、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、印刷可能総ドット数、及び使用状態を項目とするデータが記録されている。これらの項目のうち、型番、ロット番号、個数、カートリッジ番号、及び使用状態は、それぞれ図9に例示した同一項目と同意義である。印刷可能総ドット数は、当該トナーカートリッジ341Aを用いて印刷することが可能なドット数を表す。
図13に戻って、初期量読取部466Aは、トナーカートリッジ341Aが画像形成部33Aに装着されたときに、そのカートリッジメモリ342から、印刷可能総ドット数を初期印刷可能ドット数として読み取る。初期量読取部466は、読み取った初期印刷可能ドット数を、制御部41が有する不図示の不揮発性メモリに記録する。印刷ドット数計数部481は、トナーカートリッジ341Aが装着された後の印刷ドット数を順次加算することにより総印刷ドット数を計数する。印刷ドット数計数部481は、印刷のためにビットマップに展開された画像データから記録紙一枚分の印刷ドット数を計数し、記録紙一枚が印刷される毎に当該印刷ドット数を積算することにより、トナーカートリッジ341Aが装着された後の総印刷ドット数を計数する。積算を行うために、印刷ドット数計数部481は、計数した総印刷ドット数を制御部41が有する不図示のメモリに保存しておき、保存した値に新たな印刷ドット数を加算することにより、保存されている総印刷ドット数を更新する。
印刷可能ドット数更新部482は、記録紙一枚が印刷される毎に印刷ドット数計数部481が計数する印刷ドット数で、装着されているトナーカートリッジ341Aのカートリッジメモリ342が記録している印刷可能総ドット数を、リーダライタ344を通じて減算する。これにより、カートリッジメモリ342の印刷可能総ドット数は、対応するトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することができるドット数の総数を常に表すこととなる。
第2例による画像形成装置1Aは、第1例による画像形成装置1と同様に、図6のシーケンスに従って、ユーザ側サーバ700及び営業所側サーバ800と通信を行いつつ動作する。ステップS1では、印刷可能ドット数更新部482は、自身が更新した印刷可能総ドット数が、予め定められた基準ドット数を下回るか、すなわちトナー残量がニアエンドであるか否かを判定する。印刷可能ドット数更新部482が、ステップS1の処理を行う時期は、例えば一定時間毎、或いは1枚の記録紙に印刷が行われる毎等に設定することができる。ステップS1においてトナー残量がニアエンドであると判定されると、ステップS2の処理が実行される。ステップS2、S11、S12、S13の処理は、図6を参照しつつ既に述べたとおりである。
ステップS3では、印刷可能枚数算出部469Aは印刷可能な記録紙枚数を算出する。
印刷可能枚数算出部469Aは、ユーザ在庫情報取得部470及び供給者在庫情報取得部471から、それぞれが取得したデータを受け取るとともに、印刷枚数計数部461から、カートリッジ341Aが画像形成部33Aに装着された後の記録紙の印刷枚数の計数値を受け取る。また、印刷可能枚数算出部469Aは、印刷ドット数計数部481から総印刷ドット数の計数値を受け取る。印刷可能枚数算出部469Aは、さらに、初期量読取部466Aが読み取り、メモリに保存している初期印刷可能ドット数を表す数値を受け取る。
印刷可能枚数算出部469Aは、以下の手順で印刷可能枚数を算出する。初期量読取部466Aが読み取った初期印刷可能ドット数をUとし、印刷ドット数計数部481が計数した総印刷ドット数をVとし、印刷枚数計数部461が計数した印刷枚数をCとする。また、ユーザ在庫情報取得部470が取得したユーザ側在庫数をDとし、供給者在庫情報取得部471が取得した供給者側在庫数をEとする。印刷可能枚数算出部469Aは、装着中のトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することが可能な記録紙の枚数である第1枚数を、
第1枚数=C・(U−V)/V・・・・(式4)
として算出する。
また、印刷可能枚数算出部469Aは、ユーザ側在庫数分のトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第2枚数を、
第2枚数=C・D・U/V・・・・(式5)
として算出する。
さらに、印刷可能枚数算出部469Aは、供給者側在庫数分のトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第3枚数を、
第3枚数=C・E・U/V・・・・(式6)
として算出する。
ステップS3の処理が終了すると、ステップS4の処理が行われる。ステップS4の処理は、図6を参照しつつ既に述べたとおりである。
以上のように、画像形成装置1Aでは、総印刷ドット数が計数され、この計数値が印刷可能枚数を計算する基礎とされるので、トナー残量センサ348、トナー残量検知部462(図4)等のトナー残量を検出する手段を設ける必要がない。さらに、カートリッジメモリ342に印刷可能総ドット数が記録され、トナーカートリッジ341Aが装着されたときに記録されている印刷可能総ドット数が初期印刷可能ドット数として読み取られ、第1ないし第3枚数の算出に用いられる。このため、中途まで使用されたトナーカートリッジ341Aを装着した場合においても、それ以後の総印刷ドット数V及び印刷枚数Cに基づいて、印刷可能枚数を算出し表示することができる。
(その他の実施の形態)
(1) 図1では、画像形成装置701〜703とユーザ側サーバ700とは、ネットワーク720を通じて接続された別体のものとして構成される例を示した。これに対して、画像形成装置701〜703の中の一つを、ユーザ側サーバ700を一体に組み込んだものとして構成することも可能である。
(2) 上記の実施の形態では、在庫管理システム1000は、トナーカートリッジ341を在庫管理の対象とした。しかしながら、印刷機能を有する画像形成装置1に着脱可能に使用され、印刷にともなって消費される消耗材を収納するカートリッジであれば、在庫管理システム1000は、トナーカートリッジ341に限ることなく、同様に管理の対象とすることができる。例えば、在庫管理システム1000は、印刷に用いられるインクを収納するカートリッジを管理の対象とすることも可能である。
(3) さらに、図6に例示した印刷可能枚数を算出し表示する形態を採らずに、図11に例示した手順に沿ってカートリッジの管理を行うのであれば、管理の対象とされる消耗部品としてのカートリッジは、印刷にともなって消費される消耗材を収納するものに限られない。この場合、在庫管理システム1000を構成し、カートリッジを用いる画像形成装置1は、印刷機能を有しないものであっても良い。
(4) カートリッジメモリ342は、リーダライタ344と通信を行うことにより、リーダライタ344による非接触でのデータの書き込み、及び読み出しを可能とした。これに対して、カートリッジメモリ342は接続端子を有し、当該接続端子が画像形成部33に設けられる別の接続端子に電気的に接続されることにより、データの書き込み、及び読み出しを可能としてもよい。この場合には、図7に例示するテーブルの内容は、例えば操作者がトナーカートリッジ341に添付の仕様書等の記載内容を、入力装置816を通じて入力することにより、営業所サーバ800のデータベース810へ書き込むと良い。
(5) 上記の実施の形態では、トナーカートリッジ341,341Aがカートリッジメモリ342を有した。これに対して、本発明は、トナーカートリッジ341,341Aがカートリッジメモリ342を有しない形態で実施することも可能である。この場合においても、印刷可能枚数算出部469(図4)が、第1〜第3枚数を算出することは可能である。
また、トナーカートリッジ341Aがカートリッジメモリ342を有しない場合に、印刷可能枚数算出部469A(図13)は、ステップS3(図6)において、以下の手順で印刷可能枚数を算出することができる。すなわち、印刷可能枚数算出部469Aは、ユーザ在庫情報取得部470及び供給者在庫情報取得部471から、それぞれが取得したデータを受け取るとともに、印刷枚数計数部461から、トナーカートリッジ341Aが画像形成部33Aに装着された後の記録紙の印刷枚数の計数値を受け取る。また、印刷可能枚数算出部469Aは、印刷ドット数計数部481からトナーカートリッジ341Aが画像形成部33Aに装着された後の総印刷ドット数の計数値を受け取る。さらに、未使用のトナーカートリッジ341Aによる印刷可能な総ドット数が、制御部41が有する不図示のメモリにあらかじめ格納されている。
メモリに保持される未使用のトナーカートリッジ341Aによる印刷可能な総ドット数をPとし、印刷ドット数計数部481が計数した総印刷ドット数をQとし、印刷枚数計数部461が計数した印刷枚数をCとする。また、ユーザ在庫情報取得部470が取得したユーザ側在庫数をDとし、供給者在庫情報取得部471が取得した供給者側在庫数をEとする。印刷可能枚数算出部469Aは、装着中のトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することが可能な記録紙の枚数である第1枚数を、
第1枚数=C・(P−Q)/Q・・・・(式7)
として算出する。
また、印刷可能枚数算出部469Aは、ユーザ側在庫数分のトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第2枚数を、
第2枚数=C・D・P/Q・・・・(式8)
として算出する。
さらに、印刷可能枚数算出部469Aは、供給者側在庫数分のトナーカートリッジ341Aを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第3枚数を、
第3枚数=C・E・P/Q・・・・(式9)
として算出する。
この場合においても、トナーカートリッジ341Aが未使用の状態で画像形成部33Aに装着されたものである限りは、式4〜式6に基づいて算出された第1〜第3枚数と同一の計算結果が得られる。また、ステップS1(図6)では、印刷ドット数計数部481が、計数した総印刷ドット数が予め定められた基準ドット数を上回るか否かを判定すると良い。基準ドット数を、未使用のトナーカートリッジ341Aによる印刷可能な総ドット数に近い値に設定することにより、ステップS1でトナー残量がニアエンドであるか否かを判定することができる。
(6) 上記の実施の形態では、トナーカートリッジ341を梱包した積荷901(図1)が、製造業者から営業所1002へ入荷すると、トナーカートリッジ341に設けられたカートリッジメモリ342に記録された内容がリーダライタ822によって読み取られ、読み取られた内容が、ネットワーク820を通じてデータベース810へ、新たに入庫したトナーカートリッジ341の情報として追加された。これに対して、新たに営業所1002へ入庫したトナーカートリッジ341の情報が、不図示の製造業者から不図示のネットワークを通じて営業所側サーバ800へ送られても良い。
本発明の一実施形態による在庫管理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明による画像形成装置の一実施形態としての複合機の機械的構成を主に示す側断面概略図の一例である。 図2の画像形成装置の電気的構成を主に示すブロック図の一例である。 図2の画像形成装置の転写部及びトナー情報処理部の構成の第1例を示すブロック図である。 ユーザ側サーバに搭載されているアプリケーションの構成を示す機能ブロック図である。 在庫管理システムの動作手順の概略を例示するシーケンス図である。 営業所側サーバのデータベースが定義するテーブルの一例を示す説明図である。 ユーザ側サーバのデータベースが定義するテーブルの一例を示す説明図である。 カートリッジメモリに記録されているデータの一例を示す説明図である。 画像形成装置の表示部が表示する表示画像を例示する模式図である。 トナーカートリッジの交換にともなう在庫管理システムの動作手順の概略を例示するシーケンス図である。 表示データ生成部が表示部に表示させる表示画像を例示する模式図である。 画像形成装置が備える転写部及びトナー情報処理部の構成の第2例を示すブロック図である。 第2例の画像形成装置に装着されるトナーカートリッジのカートリッジメモリに記録されているデータの一例を示す説明図である。
符号の説明
1、1A 画像形成装置 44 プリンタコントローラ(制御部)
52 表示部 347 トナー(消耗材)
341、341A トナーカートリッジ(カートリッジ)
342 カートリッジメモリ(メモリ) 348 トナー残量センサ(残量検出部)
461 印刷枚数計数部 462 トナー残量検知部(残量検出部)
465 使用状態書込部 466、466A 初期量読取部
467 識別情報読取部 468 識別情報通知部
469、469A 印刷可能枚数算出部
470 ユーザ在庫情報取得部 471 供給者在庫情報取得部
472、473 表示データ生成部 474 回答受付部
475 回答通知部 476 判定受信部
477 供給時期情報取得部 481 印刷ドット数計数部
483 印刷可能ドット数更新部 715 識別情報受信部
716 適正性判定部 717 判定通知部
718 回答受信部 719 使用状態記録部
700 ユーザ側サーバ(在庫管理装置)
800 営業所側サーバ(供給者側サーバ)
720、820、1003 ネットワーク 1000 在庫管理システム

Claims (18)

  1. 印刷機能を有し、印刷にともなって消費される消耗材を収納するカートリッジを着脱可能な消耗部品として使用する画像形成装置であって、
    当該画像形成装置は、前記カートリッジのユーザ側の在庫を管理するユーザ側サーバに接続可能であり、
    当該ユーザ側サーバは、前記カートリッジの供給者側の在庫を管理するとともに前記ユーザ側サーバへ前記供給者側の在庫に関する情報を提供する供給者側サーバにネットワークを通じて接続可能であり、
    前記画像形成装置は、
    前記ユーザ側サーバから前記カートリッジのユーザ側の在庫数についての情報であるユーザ側在庫数情報を取得するユーザ在庫情報取得部と、
    前記ユーザ側サーバを通じて前記カートリッジの供給者側の在庫数についての情報である供給者側在庫数情報を取得する供給者在庫情報取得部と、
    印刷可能な記録紙枚数を算出する印刷可能枚数算出部と、
    データを表示する表示部と、
    前記印刷可能枚数算出部が算出した前記記録紙枚数を表示するデータを生成し前記表示部に表示させる表示データ生成部と、を備え、
    前記印刷可能枚数算出部は、
    装着中の前記カートリッジの前記消耗材の消費量又は残量に基づいて装着中の前記カートリッジを用いて印刷することが可能な記録紙の枚数である第1枚数と、取得された前記ユーザ側在庫数情報に基づいて前記ユーザ側の在庫数分の前記カートリッジを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第2枚数と、取得された前記供給者側在庫数情報に基づいて前記供給者側の在庫数分の前記カートリッジを用いて印刷することができる記録紙の枚数である第3枚数とを、前記記録紙枚数として算出する画像形成装置。
  2. 装着中の前記カートリッジの前記消耗材の残量を検出する残量検出部と、
    前記カートリッジが装着された後に印刷された記録紙の枚数である印刷枚数を計数する印刷枚数計数部と、をさらに備え、
    前記印刷可能枚数算出部は、前記カートリッジが装着された時点での前記消耗材の残量である初期量をAとし、前記残量検出部が検出した前記残量をBとし、前記印刷枚数計数部が計数した前記印刷枚数をCとし、前記ユーザ側の前記在庫数をDとし、前記供給者側の前記在庫数をEとして、
    前記第1枚数を、C・B/(A−B)として算出し、
    前記第2枚数を、C・D・A/(A−B)として算出し、
    前記第3枚数を、C・E・A/(A−B)として算出する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷可能枚数算出部は、検出された前記残量が予め定められた基準量を下回ったときに、印刷可能な前記記録紙枚数を算出する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 印刷にともなう印刷ドット数を計数するとともに、当該印刷ドット数を積算することにより前記カートリッジが装着された後の総印刷ドット数を計数する印刷ドット数計数部と、
    前記カートリッジが装着された後に印刷された記録紙の枚数である印刷枚数を計数する印刷枚数計数部と、をさらに備え、
    前記印刷可能枚数算出部は、未使用の前記カートリッジによる印刷可能な総ドット数をPとし、前記印刷ドット数計数部が計数した前記総印刷ドット数をQとし、前記印刷枚数計数部が計数した前記印刷枚数をCとし、前記ユーザ側の前記在庫数をDとし、前記供給者側の前記在庫数をEとして、
    前記第1枚数を、C・(P−Q)/Qとして算出し、
    前記第2枚数を、C・D・P/Qとして算出し、
    前記第3枚数を、C・E・P/Qとして算出する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷可能枚数算出部は、計数された前記総印刷ドット数が予め定められた基準ドット数を上回ったときに、印刷可能な前記記録紙枚数を算出する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記カートリッジは自身を用いて印刷することが可能なドット数である印刷可能総ドット数を記録した不揮発性のメモリを有しており、
    前記画像形成装置は、
    前記カートリッジが装着されたときに、装着された当該カートリッジのメモリから前記印刷可能総ドット数を初期印刷可能ドット数として読み取る初期量読取部と、
    印刷にともなう印刷ドット数を計数するとともに、当該印刷ドット数を積算することにより前記カートリッジが装着された後の総印刷ドット数を計数する印刷ドット数計数部と、
    前記カートリッジが装着された後に印刷された記録紙の枚数である印刷枚数を計数する印刷枚数計数部と、
    前記印刷ドット数計数部が前記印刷ドット数を計数する毎に当該印刷ドット数で減算することにより、前記メモリが記録している前記印刷可能総ドット数を更新する印刷可能ドット数更新部と、をさらに備え、
    前記印刷可能枚数算出部は、前記初期量読取部が読み取った前記初期印刷可能ドット数をUとし、前記印刷ドット数計数部が計数した前記総印刷ドット数をVとし、前記印刷枚数計数部が計数した前記印刷枚数をCとし、前記ユーザ側の前記在庫数をDとし、前記供給者側の前記在庫数をEとして、
    前記第1枚数を、C・(U−V)/Vとして算出し、
    前記第2枚数を、C・D・U/Vとして算出し、
    前記第3枚数を、C・E・U/Vとして算出する請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷可能枚数算出部は、前記印刷可能ドット数更新部が更新した前記印刷可能総ドット数が予め定められた基準ドット数を下回ったときに、印刷可能な前記記録紙枚数を算出する請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記カートリッジは自身を識別する識別情報を記憶した不揮発性のメモリを有しており、
    前記画像形成装置は、
    前記カートリッジが装着されたときに、装着された当該カートリッジのメモリから前記識別情報を読み取る識別情報読取部と、
    読み取られた前記識別情報を前記ユーザ側サーバへ通知する識別情報通知部と、をさらに備える請求項1ないし7の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 通知された前記識別情報に対応するカートリッジより早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かについての判定結果を前記ユーザ側サーバから受信する判定受信部と、
    前記判定受信部が受信した前記判定結果が肯定的である場合に、その旨を表示するとともに装着された前記カートリッジを使用するか否かについての回答をユーザへ求める表示データを生成し前記表示部に表示させる別の表示データ生成部と、
    前記ユーザによる前記回答の入力を受け付ける回答受付部と、
    前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けた場合に、その旨を前記ユーザ側サーバへ通知する回答通知部と、を備える請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記カートリッジの前記供給者側から前記ユーザ側へ前記カートリッジを新たに供給可能な時期についての情報である供給時期情報を、前記ユーザ側サーバを通じて取得する供給時期情報取得部をさらに備え、
    前記表示データ生成部は、前記印刷可能枚数算出部が算出した前記記録紙枚数を表示する前記データに加えて、前記供給時期情報に基づいて前記カートリッジを新たに供給可能な前記時期を表示するデータを生成し、前記表示部に表示させる請求項1ないし9の何れかに記載の画像形成装置。
  11. 画像形成機能を有し、画像形成にともなって消費される消耗材を収納するカートリッジを着脱可能な消耗部品として使用する画像形成装置であって、
    当該画像形成装置は、前記カートリッジのユーザ側の在庫を管理するユーザ側サーバに接続可能であり、
    前記カートリッジは自身を識別する識別情報を記憶した不揮発性のメモリを有しており、
    前記画像形成装置は、
    前記カートリッジが装着されたときに、装着された当該カートリッジのメモリから前記識別情報を読み取る識別情報読取部と、
    読み取られた前記識別情報を前記ユーザ側サーバへ通知する識別情報通知部と、
    通知された前記識別情報に対応するカートリッジより早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かについての判定結果を前記ユーザ側サーバから受信する判定受信部と、
    データを表示する表示部と、
    前記判定受信部が受信した前記判定結果が肯定的である場合に、その旨を表示するとともに装着された前記カートリッジを使用するか否かについての回答をユーザへ求める表示データを生成し前記表示部に表示させる表示データ生成部と、
    前記ユーザによる前記回答の入力を受け付ける回答受付部と、
    前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けた場合に、その旨を前記ユーザ側サーバへ通知する回答通知部と、を備える画像形成装置。
  12. 前記識別情報読取部が前記識別情報を読み取ってから前記判定受信部が否定的な判定結果を受信するまでの期間、又は前記識別情報読取部が前記識別情報を読み取ってから前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けるまでの期間においては、前記画像形成機能を停止させる制御部をさらに備える請求項9又は11記載の画像形成装置。
  13. 前記判定受信部が否定的な判定結果を受信した場合、又は前記回答受付部が前記カートリッジを使用する旨の回答を受け付けた場合に、装着された前記カートリッジが有する前記メモリに、装着された当該カートリッジが使用済みである旨を記録する使用状態書込部をさらに備える請求項9、11又は12記載の画像形成装置。
  14. 請求項9及び11ないし13の何れかに記載の画像形成装置に接続可能な前記ユーザ側サーバとしての在庫管理装置であって、
    入庫のあった前記カートリッジの前記識別情報を入庫の時期及び使用状態と対応させて記録するテーブルを保持するテーブル記憶部と、
    前記画像形成装置から通知された前記識別情報を受信する識別情報受信部と、
    前記識別情報受信部が受信した前記識別情報に対応するカートリッジより早い時期に入庫のあった未使用のカートリッジが存在するか否かを、前記テーブルを参照することにより判定する適正性判定部と、
    前記適正性判定部が判定した結果を前記判定結果として前記画像形成装置へ通知する判定通知部と、
    前記画像形成装置の前記回答通知部からの通知を受信する回答受信部と、
    前記適正性判定部が否定的に判定をした場合、又は前記回答受信部が前記通知を受信した場合に、前記テーブルのうち装着された前記カートリッジに対応する使用状態を使用済みとして記録する使用状態記録部と、を備える在庫管理装置。
  15. 請求項1ないし13の何れかに記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続された、前記ユーザ側サーバとしての在庫管理装置と、を備える画像形成システム。
  16. 前記画像形成装置が請求項8記載の画像形成装置であって、
    前記在庫管理装置は、
    入庫のあった前記カートリッジの識別情報を使用状態と対応させて記録するテーブルを保持するテーブル記憶部と、
    前記画像形成装置から通知された前記識別情報を受信する識別情報受信部と、
    前記テーブルのうち前記識別情報受信部が受信した前記識別情報に対応する使用状態を使用済みとして記録する使用状態記録部と、を備える請求項15記載の画像形成システム。
  17. 前記画像形成装置が請求項9及び11ないし13の何れかに記載の画像形成装置であって、
    前記在庫管理装置が請求項14記載の在庫管理装置である請求項15記載の画像形成システム。
  18. 請求項15ないし17の何れかに記載の画像形成システムと、
    前記カートリッジの供給者側の在庫を管理するとともに、前記在庫管理装置にネットワークを通じて接続されることにより前記在庫管理装置へ前記供給者側の在庫に関する情報を提供する、前記供給者側サーバとしての別の在庫管理装置と、を備える在庫管理システム。
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