JP2006155258A - 電子メールシステム、サーバ装置、および媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電子メールシステムでは、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信するためには、メッセージを全て一から記載しなければならず、非常に面倒であった。
【解決手段】メール送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置と、サーバ装置を具備する電子メールシステムであって、媒体は、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、電子ペン[HT1]は、媒体に記載された情報を取得し、前記携帯通信装置に送信し、前記携帯通信装置は、前記電子ペンから情報を受信し、前記サーバ装置に転送し、前記サーバ装置は、情報を受信し、前記受信した情報に基づいてメッセージを送信する電子メールシステムにより、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信することが極めて容易になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペンを利用した電子メールシステムや電子メールのメッセージを記載する媒体等に関するものである。
現在、電子ペン(非特許文献1参照)を利用して、携帯電話経由で電子メールを送信できるシステムが存在する(非特許文献2参照)。本電子メールシステムでは、同じメッセージの電子メールを一度に多数の人に送信できる。
アノト日本株式会社ホームページ、インターネット<URL:http://www.anoto.jp/tsuite.html> PCViewホームページ、インターネット<URL: http:// http://www.pc−view.net/News/Old/0208/2706.html>
しかし、非特許文献2による電子メールシステムでは、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信するためには、メッセージを全て一から記載しなければならず、非常に面倒であった。
また、非特許文献2による電子メールシステムでは、送信先のアドレスの選択も、容易に行えなかった。
さらに、非特許文献2による電子メールシステムでは、電子メールの受信者にとって、電子メールの送信者が誰になるか不明である。
本第一の発明の電子メールシステムは、メール送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置と、サーバ装置を具備する電子メールシステムであって、前記媒体は、電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域と、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、前記電子ペンは、前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、前記携帯通信装置は、前記電子ペンから情報を受信し、前記サーバ装置に転送する情報転送部と、前記サーバ装置は、前記携帯通信装置から情報を受信する情報受信部と、前記情報が送信先識別領域に記載された情報である場合に、当該情報に基づいて送信先を決定する送信先決定部と、前記情報がメッセージ領域に記載された情報である場合に、当該情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステムである。
かかる構成により、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信することが極めて容易になる。
本第二の発明の電子メールシステムは、第一の発明の電子メールシステムにおける携帯通信装置において、前記携帯通信装置を識別する情報である携帯識別子を格納している携帯識別子格納部と、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、前記ペン情報受信部が受信した情報と、前記携帯識別子格納部の携帯識別子に基づいて、前記サーバ装置に送信する情報を構成する送信情報構成部をさらに具備し、前記情報転送部は、前記送信情報構成部が構成した情報を前記サーバ装置に送信する構成である。
かかる構成により、電子メールの受信者にとって、電子メールの送信者が携帯通信装置の持ち主であると分かる。したがって、電子ペンを複数人で共有できる。また、電子メールを送りたいユーザは、自分の携帯通信装置を持っていれば、他人の電子ペンを用いて電子メールを送信できる。
本第三の発明の電子メールシステムは、送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置を具備する電子メールシステムであって、前記媒体は、電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域と、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、前記電子ペンは、前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、前記携帯通信装置は、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、前記携帯情報受信部が受信した情報が送信先識別領域に記載された情報である場合に、当該情報に基づいて送信先を決定する送信先決定部と、前記送信先決定部が決定した送信先に、前記情報がメッセージ領域に記載された情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステムである。
かかる構成により、サーバ装置を具備しなくとも、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信することが極めて容易になる。
本第四の発明の電子メールシステムは、第三の電子メールシステムにおいて、前記携帯通信装置は、前記携帯通信装置を識別する情報である携帯識別子を格納している携帯識別子格納部と、前記ペン情報受信部が受信した情報と、前記携帯識別子格納部の携帯識別子に基づいて、前記サーバ装置に送信する情報を構成する送信情報構成部をさらに具備し、前記電子メール送信部は、前記送信先決定部が決定した送信先に、前記送信情報構成部が構成した情報を送信する構成である。
かかる構成により、サーバ装置を具備しなくても、電子メールの受信者にとって、電子メールの送信者が携帯通信装置の持ち主であると分かる。したがって、電子ペンを複数人で共有できる。また、電子メールを送りたいユーザは、自分の携帯通信装置を持っていれば、他人の電子ペンを用いて電子メールを送信できる。
本第五の発明は、電子ペンを用いて電子メールを送信するメッセージを記載するための媒体であって、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体である。
かかる構成により、電子メールの送信者は下絵を利用して簡単に優れた電子メールを送信でき、受信者は電子メールに利用されなかった下絵を見ることなく、優れた電子メールを受け取ることができる。また、受信者には、送信者が下絵を利用して電子メールを作成したことは分からない。送信者が電子ペンでなぞった線以外の情報は、送信されないからである。
本第六の発明は、第五の発明のおける下絵は、2以上の絵を含む媒体である。
かかる構成により、電子メールの送信者は、同一の媒体(複数枚であるが)を利用して、複数種類の電子メールを容易に作成できる。
本第七の発明は、第五、第六の発明に対して、電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域をさらに具備する媒体である。
かかる構成により、電子メールの送信者は、電子メールの送信先のアドレスの選択も容易に行える。
本発明において、下絵を用いて好適な電子メールを容易に送信できる。
以下、電子メールシステムやサーバ装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における電子メールシステムの概念図である。電子メールシステムは、媒体11、電子ペン12、携帯通信装置13、サーバ装置14、受信側携帯通信装置15を具備する。
媒体11は、特殊ドットパターンが印刷されている媒体である。また、媒体11は、電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域1101と、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域1102を有し、当該メッセージ領域は、下絵を有する。なお、媒体11は、電子メールの背景色を選択する背景色選択領域1103も有しても良い。また、媒体11は、通常、紙で出来ているが、電子ペンで文字や絵等を記述でき、特殊ドットパターンが印刷されていれば何でも良い。
電子ペン12は、通信機能を有するペンである。電子ペン12の使用者は、例えば、電子メールを送信する者である。
携帯通信装置13および受信側携帯通信装置15は、例えば、携帯電話である。
サーバ装置14は、ここでは、携帯通信装置13経由で受信した情報に基づいて、電子メールを送信する。
ユーザは、電子ペン12で媒体11のメッセージ領域1102にメッセージを記入する。そして、ユーザは、媒体の送信先識別領域1101のうちの、電子メールを送信したい相手先に対応するボックス(「1」や「2」や「自分」など)をチェックする。また、ユーザは、背景色選択領域1103のうちの、電子メールの背景色としたい色のボックスをチェックする。なお、ユーザが行なう、メッセージの記載、送信先識別領域1101の所定のボックスのチェック、背景色選択領域1103の所定のボックスのチェックの動作の順序は問わない。
次に、電子ペン12が記載した情報を取得し、携帯通信装置13経由でサーバ装置14に情報が送信される。サーバ装置14は、送信先識別領域1101の情報に基づいて、電子メールの送信先を決定し、当該送信先の受信側携帯通信装置15に、メッセージ領域1102に記載された情報を送信する。なお、当該電子メールは、背景色選択領域1103のうちのチェックされた背景色になっている。
図2は、本実施の形態における電子メールシステムのブロック図である。電子ペン12は、情報取得部1201、送信部1202を具備する。なお、図2のブロック図において、媒体11は記載していない。
携帯通信装置13は、携帯識別子格納部1301、ペン情報受信部1302、送信情報構成部1303、情報転送部1304を具備する。
サーバ装置14は、情報受信部1401、送信先決定部1402、情報変換部1403、電子メール送信部1404を具備する。送信先決定部1402は、アドレス管理手段14021、アドレス決定手段14022を具備する。
受信側携帯通信装置15は、電子メール受信部1501、入力受付部1502、電子メール表示部1503を具備する。
情報取得部1201は、電子ペン12で媒体11に記載された情報を取得する。当該情報は、例えば、媒体11の中の相対的な位置を特定する情報である座標情報(以下、適宜「位置情報」という。)を1以上有する。情報取得部1201が座標情報を取得する方法について説明する。座標情報を取得する方法として、例えば、以下の方法がある。媒体11に図3に示す特殊ドットパターンが印刷されている場合に、情報取得部1201は、特殊ドットパターンによる座標検出技術で実現され得る。具体的には、例えば、図3のような構成になる。図3の構成は、CCDカメラ301、パターン認識と解析を行うプロセッサ302で構成される。特殊ドットパターンは、0.3mmピッチのグリッドに沿ってドットを示し、そのドットの配置をRight/Left/Up/Downの4パターンで振り分けることでコード化を図る。そして、CCDカメラより、特殊ドットパターンを60フレーム/秒で撮影し、入力する。そして、撮影した画像情報を解析することにより、入力装置であるCCDカメラの移動(すなわち撮影されるドットパターンの変化)を検出することができる。CCDカメラの移動を検出することにより、静的物体中の相対的な座標情報を取得できる。なお、情報取得部1201の別の手段として、以下のものが考えられる。媒体11の表面に、座標情報を示すバーコードが印刷されており、情報取得部1201は、当該バーコードを読み込み、座標情報を得るバーコードリーダーで実現される。
送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報を携帯通信装置13に送信する。なお、情報取得部1201が取得した情報と送信部1202が送信する情報は、一致しなくても良い。送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報に基づいて加工された情報を送信しても良い。かかる場合も、送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報を携帯通信装置13に送信する、ということとする。送信部1202は、通常、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信手段で実現されるが、他の無線手段や有線の通信手段や放送手段でも実現可能である。
携帯識別子格納部1301は、携帯通信装置13を識別する情報である携帯識別子を格納している。携帯識別子は、例えば、携帯通信装置13のユーザの電子メールアドレスや、携帯通信装置13の電話番号や、携帯通信装置13のMACアドレス等である。携帯識別子格納部1301は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
ペン情報受信部1302は、電子ペン12から情報を受信する。受信する情報は、通常、座標情報(x,y)の集合である。ペン情報受信部1302は、例えば、近距離無線通信手段により実現され得る。
送信情報構成部1303は、ペン情報受信部1302が受信した情報と、携帯識別子格納部1301の携帯識別子に基づいて、サーバ装置14に転送する情報を構成する。サーバ装置14に転送する情報は、通常、ペン情報受信部1302が受信した情報に携帯識別子が付加された情報である。ただし、送信する情報の構造は問わない。送信情報構成部1303は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。送信情報構成部1303の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
情報転送部1304は、送信情報構成部1303が構成した情報をサーバ装置14に送信する。携帯通信装置13は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
情報受信部1401は、携帯通信装置13から情報を受信する。情報受信部1401は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
送信先決定部1402は、情報が送信先識別領域1101に記載された情報である場合に、当該情報に基づいて送信先を決定する。送信先決定部1402は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。送信先決定部1402の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
情報変換部1403は、メッセージ領域1102に記載された情報を送信する情報である送信情報に変換する。送信情報は、例えば、画像データである。送信情報は、文字列と画像データを有しても良い。情報変換部1403は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。情報変換部1403の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
電子メール送信部1404は、情報がメッセージ領域1102に記載された情報である場合に、当該情報に基づいてメッセージを送信する。電子メール送信部1404は、例えば、送信先決定部1402が決定した送信先に、情報変換部1403が取得した送信情報を送信する。電子メール送信部1404は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
アドレス管理手段14021は、送信先を示す情報である送信先情報を格納している。アドレス管理手段14021は、例えば、領域を識別する情報である領域情報とメールアドレスを対に有するアドレス管理情報を1以上保持している。領域情報は、例えば、矩形領域の左上の座標情報と右下の座標情報である。アドレス管理手段14021は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
アドレス決定手段14022は、情報受信部1401が受信した情報(座標情報の集合)が示す領域が、領域情報が示す領域に含まれる場合に、当該領域情報と対になるアドレスを、アドレス管理手段14021から取得する。アドレス決定手段14022が取得したアドレスが、電子メールの送信先アドレスである。
電子メール受信部1501は、サーバ装置14から電子メールを受信する。電子メール受信部1501は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
入力受付部1502は、電子メールの表示を指示する表示指示の入力を受け付ける。入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部1502は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
電子メール表示部1503は、入力受付部1502が表示指示の入力を受け付けた場合に、電子メール受信部1501が受信した電子メールを表示する。電子メール表示部1503は、ディスプレイを含むと考えても含まないと考えても良い。電子メール表示部1503は、ディスプレイのドライバーソフトまたは、ディスプレイのドライバーソフトとディスプレイ等で実現され得る。
以下、本電子メールシステムの動作について説明する。まず、電子ペン12の動作について説明する。
電子ペン12において、情報取得部1201が座標情報を次々と取得し、送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報を携帯通信装置13に送信する。情報取得部1201が取得する座標情報は、電子ペン12が媒体11上を移動した軌跡を示す情報である。また、情報取得部1201は、取得した複数の座標情報を蓄えておき(保持しているメモリに)、送信部1202は、蓄えられた複数の座標情報を一度に携帯通信装置13に送信しても良い。
次に、携帯通信装置13の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)ペン情報受信部1302は、電子ペン12から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS402に行き、情報を受信しなければステップS401に戻る。
(ステップS402)送信情報構成部1303は、携帯識別子格納部1301から携帯識別子を取得する。
(ステップS403)送信情報構成部1303は、ステップS401で受信した情報と、ステップS402で取得した携帯識別子に基づいて、送信する情報を構成する。
(ステップS404)情報転送部1304は、ステップS403で構成した情報をサーバ装置14に送信する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、サーバ装置14動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)情報受信部1401は、携帯通信装置13から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS502に行き、情報を受信しなければステップS501に戻る。
(ステップS502)電子メール送信部1404は、ステップS501で受信した情報が携帯識別子であるか否かを判断する。携帯識別子であればステップS503に行き、携帯識別子でなければステップS504に飛ぶ。なお、電子メール送信部1404は、ステップS501で受信した情報が携帯識別子であれば、それを取得する。
(ステップS503)電子メール送信部1404は、ステップS502で取得した携帯識別子を一時格納する。ステップS501に戻る。
(ステップS504)アドレス決定手段14022は、ステップS501で受信した情報が示す領域が、領域情報が示す領域に含まれるか否かを判断する。領域情報が示す領域であればステップS505に行き、領域情報が示す領域でなければステップS512に行く。
(ステップS505)アドレス決定手段14022は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS506)アドレス決定手段14022は、i番目のアドレス管理情報が、アドレス管理手段14021に格納されているか否かを判断する。i番目のアドレス管理情報が、アドレス管理手段14021に格納されていればステップS507に行き、格納されていなければステップS510に行く。
(ステップS507)アドレス決定手段14022は、情報受信部1401が受信した情報(座標情報の集合)が、i番目のアドレス管理情報が有する領域情報に含まれるか否か、つまり、i番目の領域の情報であるか否かを判断する。受信した情報がi番目の領域の情報であればステップS508に行き、受信した情報がi番目の領域の情報でなければステップS511に飛ぶ。
(ステップS508)アドレス決定手段14022は、i番目のアドレス管理情報が有するメールアドレスを取得する。
(ステップS509)アドレス決定手段14022は、ステップS508で取得したメールアドレスを、少なくとも一時的に格納する。ステップS501に戻る。
(ステップS510)アドレス決定手段14022は、エラーを出力する。このエラーは、相手先の指定が不適切である旨のエラーである。また、この出力は、例えば、携帯通信装置13または、電子ペン12にエラーメッセージを送信することである。
(ステップS511)アドレス決定手段14022は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS506に戻る。
(ステップS512)電子メール送信部1404は、ステップS501で受信した情報(座標情報の集合)が示す領域が、メッセージ領域であるか否かを判断する。メッセージ領域であればステップS513に行き、メッセージ領域でなければステップS514に飛ぶ。
(ステップS513)電子メール送信部1404は、ステップS501で受信した情報(座標情報の集合)を、少なくとも一時的に格納する。ステップS501に戻る。
(ステップS514)情報変換部1403は、ステップS501で受信した情報(座標情報の集合)が示す領域が、送信指示の領域であるか否かを判断する。送信指示の領域であればステップS515に行き、送信指示の領域でなければステップS501に戻る。
(ステップS515)情報変換部1403は、格納している座標情報の集合から送信情報を構成する。送信情報の構成は、例えば、座標情報の集合をビットマップデータに変換する処理である。また、送信情報の構成は、例えば、座標情報の集合から文字認識して、文字列を抽出できた場合に、当該文字列を示す文字コードを取得し、他の座標情報からビットマップデータを構成する処理である。
(ステップS516)電子メール送信部1404は、ステップS515で構成した送信情報を送信する。かかる電子メールの送信者の情報は、ステップS503で格納した携帯識別子である。また、電子メールの送信先は、ステップS509で格納したメールアドレスである。ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。また、図5のフローチャートにおいて、送信情報の構成は、行なわなくても良い。例えば、座標情報の集合から送信情報を構成する処理は、携帯通信装置13や受信側携帯通信装置15が行っても良い。
また、図5のフローチャートにおいて、送信先識別領域の情報と、メッセージ領域の情報と、送信指示領域の情報が一度に送信されてきても良い。かかる場合、サーバ装置14は、領域ごとに情報を分けて、上記と同様の処理を行なう。領域ごとに情報を分ける処理は、例えば、以下のように行う。つまり、サーバ装置14は、各領域の情報(例えば、矩形領域の左上座標と右下座標)を保持しており、処理対象の情報がどの領域に記載されたか判断することにより、情報を分ける。
次に、受信側携帯通信装置15の動作について説明する。受信側携帯通信装置15の電子メール受信部1501は、電子メールを受信する。次に、入力受付部1502が受信した電子メールの表示の指示を受け付けることにより、電子メール表示部1503は、受信した電子メールを表示する。
以下、本実施の形態における電子メールシステムの具体的な動作について説明する。電子メールシステムの概念図は図1である。
今、電子メールシステムを構成する媒体11の例を、図6に示す。図6において、媒体11は、電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域1101と、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域1102と、電子メールの背景色を選択する背景色選択領域1103と、送信指示のチェックを記載する送信領域1104を有し、当該メッセージ領域1102には、下絵を有する。また、下絵は、通常、1以上の絵を含む。さらに、下絵は、薄い線(例えば、灰色の線)、または細い線、または破線等で印刷されている。また、下絵は、文字だけでも良いし、文字と絵を組み合わせたものでも良い。なお、下絵は、2以上の絵を含むことが好適である。2以上の絵を含めば、ユーザは、下絵を選択し、送信先に応じた好適な電子メールを作成できるからである。図6において、媒体11は、クリスマスカードとして使用できる絵を複数有する。なお、媒体11は、クリスマスカードや、年賀状や、暑中見舞いなど、同一の主題を示す絵を1以上有することが好適である。同一の主題を示す絵とは、例えば、年賀状の場合、門松、お餅、凧、コマなど、お正月を印象付ける絵である。
また、サーバ装置14は、図7の送信先情報管理表を保持している。送信先情報管理表は、1以上のアドレス管理情報(ここでは、レコード形式の情報)を含む。アドレス管理情報は、「ID」「領域情報」「メールアドレス」を有する。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「領域情報」は、矩形領域の左上の座標情報(x1,y1)と右下の座標情報(x2,y2)を有する。
かかる場合、まず、ユーザは、1番目に登録した送信先(図6の媒体のアドレス選択「1」に登録した送信先)に、クリスマスカードを送信する、とする。
ユーザは、送信先識別領域(アドレス選択の領域)1101の「1」をチェックする。すると、電子ペン12には、電子ペン12の軌跡を示す座標情報が格納される(図8参照)。
次に、ユーザは、メッセージ領域1102の左側の下部に、2行にわたって「Merry Christmas」と、電子ペンで記述する。次に、ユーザは、メッセージ領域のうちの、字を書き込んだ箇所より上に記載されている下絵(クリスマスプレゼントの箱の絵、ベルの絵、クリスマスツリーの絵)をなぞって、クリスマスカードを完成させる。
かかる場合、電子ペン12には、図9に示すような座標情報の列が格納されている。図9の座標情報は、図8の座標情報に、メッセージ領域に記載された電子ペン12の奇跡の座標情報が追加されている。
次に、ユーザは、背景色選択領域1103のいずれかのボックスをチェックし、背景色を選択する。
さらに、ユーザは、送信領域1104をチェックする。すると、電子ペン12には、図10に示すような座標情報の列が格納される。
次に、例えば、ユーザは、電子ペン12の送信ボタン(ハードウェアで構成されているボタン)を押下する。
すると、電子ペン12は、図10に示す座標情報の列を携帯通信装置13に送信する。
次に、携帯通信装置13は、図10に示す座標情報の列を受信する。次に、携帯通信装置13は、携帯識別子格納部1301に格納している携帯識別子「wao@ppp.ne.jp」を読み出す。次に、携帯通信装置13は、図10に示す座標情報の列に、携帯識別子「wao@ppp.jp.ne.jp」を付加して、図11に示す送信情報を構成する。送信情報のヘッダーは、携帯識別子である。そして、携帯通信装置13は、予め登録されている送信先(例えば、サーバ装置14に到着するメールアドレスやサーバ装置14のIPアドレスなど)で識別されるサーバ装置14に、図11に示す送信情報を転送する。
次に、サーバ装置14は、図11に示す送信情報の列を受信する。そして、サーバ装置14は、まず、携帯識別子「wao@ppp.jp.ne.jp」を抽出する。次に、サーバ装置14は、受信した情報を、送信先識別領域の情報、メッセージ領域の情報、背景色選択領域の情報、送信領域の情報に分ける。そして、送信先識別領域の情報から、送信先識別領域の「1」の送信先(1番目に登録した送信先)であることを判断し、図7の「ID=1」のメールアドレス「atanaka@xxx.ne.jp」を取得する。
次に、サーバ装置14は、メッセージ領域1102の情報と背景色選択領域1103の情報からビットマップを構成する。その結果、サーバ装置14は、メールで送信するメッセージ(図12)を得る、とする。そして、サーバ装置14は、携帯識別子「wao@ppp.jp.ne.jp」から受信した電子メールとして、図12のメッセージをメールアドレス「atanaka@xxx.ne.jp」に送信する。
次に、メールアドレス「atanaka@xxx.ne.jp」で識別される受信側携帯通信装置15にメールが届く。そして、受信側携帯通信装置15のユーザは、指示により、そのメールを表示する。すると、受信側携帯通信装置15において、図13に示すように、電子メールが表示される。図13の電子メールにおいて、送信者は、「wao@ppp.jp.ne.jp」となっている。
次に、ユーザは、2番目に登録した送信先(図6の媒体のアドレス選択「1」に登録した送信先)に、1番目に登録した送信先とは異なるクリスマスカードを送信する、とする。
ユーザは、送信先識別領域(アドレス選択の領域)1101の「2」をチェックする。すると、電子ペン12には、電子ペン12の軌跡を示す座標情報が格納される。
次に、ユーザは、メッセージ領域の左上部に「MERRY CHRISTMAS」、その下に「いっしょにケーキたべようね」と、電子ペンで記述する。次に、ユーザは、メッセージ領域のうちの、字を書き込んだ箇所より下に記載されている下絵(クリスマスツリーの絵など)をなぞって、クリスマスカードを完成させる。
そして、同様に、ユーザは、背景色選択領域1103のいずれかのボックスをチェックし、背景色を選択する。
さらに、ユーザは、送信領域1104をチェックする。すると、電子ペン12には、図10(図10は例である)に示すような座標情報の列が格納される。
次に、例えば、ユーザは、電子ペン12の送信ボタン(ハードウェアで構成されているボタン)を押下する。すると、電子ペン12は、図10に示すような座標情報の列を携帯通信装置13に送信する。
その後、携帯通信装置13、サーバ装置14は、1番目に登録した送信先にメールを送信する際の動作(説明済み)と同様の処理を行い、図14のメッセージを「kaoki@yyy.ne.jp」に送信する。
以上、本実施の形態によれば、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信することが、極めて容易にできる。つまり、本電子メールシステムは、電子メールシステムと手紙によるメール作成の長所を融合し、手軽に、かつ趣深い電子メールを送信できる。また、同一の電子ペンで電子メールを記述しても、通過する携帯通信装置が異なれば、メールの受信者からすれば、異なる人から電子メールが届いたように見える。かかることは、電子ペンを複数人(例えば、家族)で共用しても、それぞれの人が電子メールを記載したように、受信者側から思われる、という効果がある。
さらに、本実施の形態によれば、受信者は電子メールに利用されなかった下絵を見ることなく、優れた電子メールを受け取ることができる。また、受信者には、送信者が下絵を利用して電子メールを作成したことは分からない。送信者が電子ペンでなぞった線以外の情報は、送信されないからである。
なお、本実施の形態によれば、携帯通信装置は、携帯識別子格納部、ペン情報受信部、送信情報構成部、情報転送部を具備し、受信した情報に携帯識別子を付加したが、携帯通信装置は、単に受信した情報をサーバ装置14に転送するだけでも良い。かかる場合、携帯通信装置は、電子ペンから情報を受信し、前記サーバ装置に転送する情報転送部を具備する構成となる。
また、本実施の形態において、媒体の送信先識別領域は、必須ではない。送信者は、別の手段で送信先を指定しても良い。したがって、本電子メールシステムは、メール送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置と、サーバ装置を具備する電子メールシステムであって、前記媒体は、電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、前記電子ペンは、前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、前記携帯通信装置は、前記電子ペンから情報を受信し、前記サーバ装置に転送する情報転送部と、前記サーバ装置は、前記携帯通信装置から情報を受信する情報受信部と、前記受信した情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステムであっても良い。
また、本実施の形態によれば、媒体のメッセージ領域に、2以上の絵を含む下絵が記述されていた。しかし、下絵が含む絵は、分離されていない1つの絵でも良い。かかる場合でも、送信者は、下絵を採用する場合と、採用しない場合で、複数種類のメールを送信できる。送信者が下絵を採用した場合でも、受信者は送信者が下絵を利用して電子メールを作成したことが分からず、送信者にとって好適である。さらに、下絵は1以上の文字列(文字列は、通常、所定の意味がある)を含んでも、1以上の文字列だけでも良い。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における携帯通信装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報と、格納している携帯識別子に基づいて、サーバ装置に送信する情報を構成する送信情報構成ステップと、送信情報構成ステップで構成した情報を前記サーバ装置に送信する情報転送ステップを実行させるためのプログラム、である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、サーバ装置を介さずに、電子ペンから携帯通信装置を経由して受信側携帯通信装置に電子メールを送信する電子メールシステムについて説明する。
図15は、本実施の形態における電子メールシステムの概念図である。電子メールシステムは、媒体11、電子ペン12、携帯通信装置153、受信側携帯通信装置15を具備する。
図16は、本実施の形態における電子メールシステムのブロック図である。携帯通信装置153は、携帯識別子格納部1301、ペン情報受信部1302、送信情報構成部1303、送信先決定部1402、電子メール送信部1404を具備する。送信先決定部1402は、アドレス管理手段14021、アドレス決定手段14022を具備する。
つまり、携帯通信装置153は、実施の形態1におけるサーバ装置14の一部の機能を有する。携帯通信装置153が有するサーバ装置14の一部の機能は、電子メールの送信先を決定し、電子メールを当該送信先の受信側携帯通信装置15に送信することである。
以下、本電子メールシステムの動作について説明する。電子ペン12、受信側携帯通信装置15の動作については説明済みである。
次に、携帯通信装置153の動作について、図17のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1701)ペン情報受信部1302は、電子ペン12から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS1702に行き、情報を受信しなければステップS1701に戻る。
(ステップS1702)送信情報構成部1303は、携帯識別子格納部1301から携帯識別子を取得する。
(ステップS1703)送信情報構成部1303は、ステップS1701で受信した情報とステップS1702で取得した携帯識別子に基づいて、送信する情報である送信情報を構成する。ここで、送信情報構成部1303は、ステップS1701で受信した情報に基づいて、送信する電子メールのメッセージのイメージデータを構成し、当該イメージデータに携帯識別子を付加しても良いし、ステップS1701で受信した情報(座標情報の列)に携帯識別子を付加しても良い。その他、送信情報構成部1303の情報の構成方法は問わない。
(ステップS1704)送信先決定部1402は、ステップS1701で受信した情報のうちの送信先識別領域1101の情報に基づいて、送信先を決定する。
(ステップS1705)電子メール送信部1404は、ステップS1703で構成した送信情報を、ステップS1704で決定した送信先に送信する。ステップS1701に戻る。
なお、図17のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
また、具体的な電子ペン12で電子メールを作成してから、電子メールが受信側携帯通信装置15に到着するまでの動作は、サーバ装置を介しない以外は、概ね実施の形態1と同様である。勿論、サーバ装置で行なっていた送信先の決定等の処理は、携帯通信装置153が行なう。したがって、具体的な電子メール送信の処理説明は省略する。
以上、本実施の形態によれば、サーバ装置を介さずに、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信することが、極めて容易にできる。また、実施の形態1では、送信先の登録がサーバ装置で行なわねばならなかったが、本実施の形態においては、携帯通信装置において送信先の登録をすれば良い。したがって、送信先の管理、変更が極めて容易となる。
なお、本実施の形態において、電子メールのメッセージを示す座標情報を、ディスプレイに表示可能な情報に変換する処理は、携帯通信装置で行なっても、電子ペンで行なっても、受信側携帯通信装置で行なっても良い。
また、本実施の形態における携帯通信装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報と、格納している携帯識別子に基づいて、送信する情報を構成する送信情報構成ステップと、送信情報構成ステップで構成した情報を送信する情報転送ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記で述べたプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記各実施の形態において、媒体11は、紙以外の媒体でも良い。例えば、媒体11は、プラスチックなどでも良い。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる電子メールシステム等は、電子メールを送信する相手によって異なる電子メールを送信することが、極めて容易にでき、電子メールシステム等として有用である。
実施の形態1における電子メールシステムの概念図 同電子メールシステムのブロック図 同座標検出技術を説明する図 同携帯通信装置の動作について説明するフローチャート 同サーバ装置の動作について説明するフローチャート 同媒体の例を示す図 同送信先情報管理表を示す図 同電子ペンが格納する情報の例を示す図 同電子ペンが格納する情報の例を示す図 同電子ペンが格納する情報の例を示す図 同送信情報の例を示す図 同メールで送信するメッセージの例を示す図 同受信側携帯通信装置において表示される電子メールの例を示す図 同メールで送信するメッセージの例を示す図 実施の形態2における概念図 同電子メールシステムのブロック図 同携帯通信装置の動作について説明するフローチャート
符号の説明
11 媒体
12 子ペン
13、153 携帯通信装置
14 サーバ装置
15 受信側携帯通信装置
1101 送信先識別領域
1102 メッセージ領域
1103 背景色選択領域
1104 送信領域
1201 情報取得部
1202 送信部
1301 携帯識別子格納部
1302 ペン情報受信部
1303 送信情報構成部
1304 情報転送部
1401 情報受信部
1402 送信先決定部
1403 情報変換部
1404 電子メール送信部
1501 電子メール受信部
1502 入力受付部
1503 電子メール表示部
14021 アドレス管理手段
14022 アドレス決定手段

Claims (14)

  1. メール送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置と、サーバ装置を具備する電子メールシステムであって、
    前記媒体は、
    電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、
    当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、
    前記電子ペンは、
    前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、
    前記携帯通信装置は、
    前記電子ペンから情報を受信し、前記サーバ装置に転送する情報転送部と、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯通信装置から情報を受信する情報受信部と、
    前記受信した情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステム。
  2. メール送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置と、サーバ装置を具備する電子メールシステムであって、
    前記媒体は、
    電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域と、
    電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、
    当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、
    前記電子ペンは、
    前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、
    前記携帯通信装置は、
    前記電子ペンから情報を受信し、前記サーバ装置に転送する情報転送部と、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯通信装置から情報を受信する情報受信部と、
    前記情報が送信先識別領域に記載された情報である場合に、当該情報に基づいて送信先を決定する送信先決定部と、
    前記情報がメッセージ領域に記載された情報である場合に、当該情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステム。
  3. 前記携帯通信装置は、
    前記携帯通信装置を識別する情報である携帯識別子を格納している携帯識別子格納部と、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報と、前記携帯識別子格納部の携帯識別子に基づいて、前記サーバ装置に送信する情報を構成する送信情報構成部をさらに具備し、
    前記情報転送部は、
    前記送信情報構成部が構成した情報を前記サーバ装置に送信する請求項2記載の電子メールシステム。
  4. 前記メッセージ領域に記載された情報を送信する情報である送信情報に変換する情報変換部をさらに具備し、
    前記電子メール送信部は、
    前記送信先決定部が決定した送信先に、前記送信情報を送信する請求項1から請求項3いずれか記載の電子メールシステム。
  5. 送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置を具備する電子メールシステムであって、
    前記媒体は、
    電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、
    当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、
    前記電子ペンは、
    前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、
    前記携帯通信装置は、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記情報がメッセージ領域に記載された情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステム。
  6. 送信するメッセージを記載するための媒体と、電子ペンと、携帯通信装置を具備する電子メールシステムであって、
    前記媒体は、
    電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域と、
    電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、
    当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体であり、
    前記電子ペンは、
    前記媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記携帯通信装置に送信する送信部を具備し、
    前記携帯通信装置は、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記携帯情報受信部が受信した情報が送信先識別領域に記載された情報である場合に、当該情報に基づいて送信先を決定する送信先決定部と、
    前記送信先決定部が決定した送信先に、前記情報がメッセージ領域に記載された情報に基づいてメッセージを送信する電子メール送信部を具備する電子メールシステム。
  7. 前記携帯通信装置は、
    前記携帯通信装置を識別する情報である携帯識別子を格納している携帯識別子格納部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報と、前記携帯識別子格納部の携帯識別子に基づいて、送信する情報を構成する送信情報構成部をさらに具備し、
    前記電子メール送信部は、
    前記送信先決定部が決定した送信先に、前記送信情報構成部が構成した情報を送信する請求項6記載の電子メールシステム。
  8. 請求項1から請求項7いずれか記載の電子メールシステムを構成する携帯通信装置。
  9. 請求項1から請求項4いずれか記載の電子メールシステムを構成するサーバ装置。
  10. 電子ペンを用いて電子メールを送信するメッセージを記載するための媒体であって、
    電子メールのメッセージを記載するメッセージ領域を有し、
    当該メッセージ領域は、下絵を有する媒体。
  11. 前記下絵は、2以上の絵を含む請求項10記載の媒体。
  12. 電子メールの送信先を識別する情報を記載する送信先識別領域をさらに具備する請求項10または請求項11記載の媒体。
  13. コンピュータに、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報と、格納している携帯識別子に基づいて、サーバ装置に送信する情報を構成する送信情報構成ステップと、
    送信情報構成ステップで構成した情報を前記サーバ装置に送信する情報転送ステップを実行させるためのプログラム。
  14. コンピュータに、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報と、格納している携帯識別子に基づいて、送信する情報を構成する送信情報構成ステップと、
    送信情報構成ステップで構成した情報を送信する情報転送ステップを実行させるためのプログラム。
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