JP2006152989A - 往復圧縮機 - Google Patents

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Yoshimi Kajitani
義美 梶谷
Keiichi Yamamoto
圭一 山本
Toshihiko Tsukada
敏彦 塚田
Kaname Ishikawa
要 石川
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Abstract

【課題】 往復圧縮機において、シリンダ径が小さい場合でも、充分な吐出圧力が得られるようにする。
【解決手段】 シリンダ2内をピストンロッド3が連結されたピストン4によって吸込室18Aと吐出室18Bとの2室に画成する。吸込室18Aを吸込弁19を介して大気に連通する。吐出室18Bを吐出弁21を介してエアタンク10に接続する。吸込室18Aと吐出室18Bとを管路22によって接続し、管路22に第1及び第2逆止弁23、24を設ける。モータ6によってピストン4を往復運動させ、吸込弁19を介して吸込室18Aに導入した大気を第1及び第2逆止弁を介して吐出室18Bに供給し、更に、吐出室18Bから圧縮エアを吐出弁21を介してエアタンク10に供給する。吸込室18A及び吐出室18Bによって多段圧縮することにより、高い吐出圧力を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリンダ内のピストンの往復運動によって圧縮エアを吐出する往復圧縮機に関するものである。
従来の往復圧縮機の一例について、図5を参照して説明する。図5に示す往復圧縮機1は、複動式圧縮機であって、シリンダ2内に、ピストンロッド3が連結されたピストン4が摺動可能に嵌装されて、シリンダ2の内部が2つの室2A、2Bに画成されており、ピストンロッド3は、ロッドシール5を通してシリンダ2の外部へ延出されて、クランク機構等を介してモータ6に連結されている。
シリンダ内の一方の室2Aは、吸込弁7及び吸込フィルタ8を介して大気に連通され、また、吐出弁9を介してエアタンク10に接続されている。同様に、シリンダ内の他方の室2Bは、吸込弁11及び吸込フィルタ12を介して大気に連通され、また、吐出弁13を介してエアタンク10に接続されている。エアタンク10は、バルブ14を介して、エアシリンダ等の空気圧機器に接続される。エアタンク10には、圧力センサ15が設けられ、その検出圧力に基づいてモータ6の作動を制御することによってエアタンク10内の圧力を調整する。また、エアタンク10には、内部圧力が所定圧力に達したとき開弁して、その圧力を外部へ逃がす安全弁16が設けられている。
この構成により、ピストン4の前進(図5における右方への移動)時には、一方の室2Aから吐出弁9を介して圧縮エアをエアタンク10に供給すると共に、吸込フィルタ12及び吸込弁11を介して他方の室2Bに大気を導入する。また、ピストン4の後退(図5における左方への移動)時には、室2Bから吐出弁13を介して圧縮エアをエアタンク10に供給すると共に、吸込フィルタ8及び吸込弁7を介して室2Aに大気を導入する。このようにして、ピストン4の前進時及び後退時の両行程において、圧縮エアをエアタンク10に供給することができる。このように、ピストンがいずれの方向に移動する場合でも吸込及び吐出を行うことができる複動式圧縮機については、例えば特許文献1に記載されている。
特開2003−21053号公報
しかしながら、上記従来の往復圧縮機1では次のような問題がある。
往復圧縮機の吐出圧力は、主に行程容積とすきま容積及び吐出弁及び吸込弁までの管路内容積との比によって決定され、行程容積が大きい程、また、すきま容積及び管路内容積が小さい程、高い吐出圧力を得ることができる。一方、シリンダ径が小さく、行程容積が小さい場合には、管路内容積の影響が大きくなり、充分な吐出圧力を得ることが困難になる。更に、小さなシリンダによって大きな吐出流量を得ようとする場合、ピストン速度を高める必要があるが、このようにした場合、吸込弁、吸込フィルタ等の圧力損失が増大して、充填効率が低下することになる。
このため、例えば、自立型ロボットを駆動するエアシリンダのエア源として搭載される往復動圧縮機の場合、スペース上の制約から、シリンダ径を大きくすることができず、また、管路長が長くなるため、管路内容積の影響及びピストン速度の増大に伴う充填効率の低下による吐出圧力の不足が問題となる。
本発明の上記の点に鑑みて成されたものであり、行程容積が小さくても、充分高い吐出圧力を得ることができる往復圧縮機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る往復圧縮機は、シリンダ内にピストンを摺動可能に嵌装し、該ピストンによって前記シリンダ内を吐出室と吸込室との2室に画成し、前記吐出室に吐出弁を接続し、前記吸込室に吸込弁を接続し、前記吐出室と前記吸込室とを互いに接続する管路を設け、該管路に、前記吸込室側から前記吐出室側への流れのみを許容する逆止弁を設け、前記シリンダ内の前記ピストンの往復運動によって、前記吸込弁を介してガスを吸込んで前記吐出弁を介して吐出することを特徴とする。
請求項2の発明に係る往復圧縮機は、上記請求項1の構成において、前記ピストンには、ピストンロッドが連結されており、該ピストンロッドは、前記吐出室を通って前記シリンダの外部へ延出されていることを特徴とする。
請求項3の発明に係る往復圧縮機は、上記請求項1又は2の構成において、前記管路には、前記吐出室の近傍に配置された第1逆止弁及び前記吸込室の近傍に配置された第2逆止弁の2つの逆止弁が設けられていることを特徴とする
本発明に係る往復圧縮機によれば、ピストンの往復運動によって、吸込弁を介して吸込室に導入したガスを逆止弁を介して吐出室に供給し、更に、吐出室から吐出弁を介して吐出することにより、吐出圧力を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図5に示す従来例に対して、同様の部分には同一の符号を付して、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る往復圧縮機17は、シリンダ2内に摺動可能に嵌装されたピストン4によってシリンダ2内が吸込室18Aと吐出室18Bの2室に画成されており、ピストン4に連結されたピストンロッド3が吐出室18Bを通ってシリンダ2の外部へ延出されている。吐出室18Bは、吸込室18Aに対して、ピストンロッド3が挿通された分だけ容積が小さくなっている。
吸込室18Aは、吸込弁19及び吸込フィルタ20を介して大気に連通されている。吸込弁19は、大気側から吸込室18Aへのエア(ガス)の流れのみを許容する逆止弁である。吐出室18Bは、吐出弁21を介してエアタンク10に接続されている。吐出弁21は、吐出室18Bからエアタンク10へのエアの流通のみを許容する逆止弁である。また、吸込室18Aと吐出室18Bとは、管路22によって互いに接続されており、管路22には、吸込室18Aから吐出室18Bへのエアの流通のみを許容する第1及び第2逆止弁23、24(逆止弁)が直列に配置されている。ここで、シリンダ2に接続される管路容積をできるだけ小さくするため、吸込弁19及び第1逆止弁23は、可能な限り吸込室18Aの近傍に配置され、また、吐出弁21及び第2逆止弁24は、可能な限り吐出室18Bの近傍に配置される。
以上のように構成した本実施形態の作用について、図2乃至図4を参照して、次に説明する。
図2に示すように、モータ6の駆動によってピストン4が後退(図2において左方へ移動)すると、吸込室18Aが負圧となり、吸込弁19が開弁し、第2逆止弁23が閉弁して、吸込室18A及び吸込弁19と第2逆止弁23との間の管路に大気が導入される。次いで、図3に示すように、ピストン4が前進(図3において右方へ移動)すると、吐出室18Bが負圧となり、吸込室18Aが加圧されて、吸込弁19が閉弁し、第1及び第2逆止弁23、24が開弁して、吸込室18Aから吐出室18Bへエアが供給される。このとき、吐出室18Bは、吸込室18Aに対して、ピストンロッド3の分だけ容積が小さいので、吐出室18Bの圧力が大気圧よりも高くなる。次いで、図4に示すように、ピストン4が後退すると、吐出室18Bが加圧されて、逆止弁24が閉弁し、吐出弁21が開弁して、吐出室18Bからエアタンク10に圧縮エアが供給され、同時に、上述のように、吸込室18Aに大気が導入される。
このようにして、ピストン4の往復運動によって、順次、エアを容積の大きな吸込室18Aから小さな吐出室18Bへ強制的に送って圧縮することにより、シリンダ内に直接大気を導入して圧縮する上記従来例に対して、充填効率を大幅に高めて、高い吐出圧力を得ることができる。これにより、シリンダ2の径が小さく、ピストン速度が高い場合でも、充分高い吐出圧力を得ることができ、一例として、シリンダ2の直径10mm、ピストン4のストローク50mmの場合、エアタンク10を10MPa程度まで昇圧することが可能となる。
なお、上記実施形態において、吸込室18Aと吐出室18Bとの間を接続する管路22には、第1及び第2逆止弁23、24の2つの逆止弁が設けられているが、これは、上述のように管路内容積を小さくするためであるから、必要に応じて第1及び第2逆止弁22、23の一方を省略することも可能である。また、上記実施形態では、一例として、空気圧縮機について説明しているが、本発明は、これに限らず、他の気体の圧縮機にも同様に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る往復圧縮機の概略構造を示す回路図である。 図1に示す往復圧縮機において、ピストンが後退して、吸込室に大気が導入される状態を示す図である。 1に示す往復圧縮機において、ピストンが前進して、吸込室から吐出室へエアが供給される状態を示す図である。 図1に示す往復圧縮機において、ピストンが後退して、吐出室からエアタンクの圧縮エアが供給される状態を示す図である。 従来の複動式往復圧縮機の概略構造を示す回路図である。
符号の説明
2 シリンダ、3 ピストンロッド、4 ピストン、17 往復圧縮機、18A 吸込室、18B 吐出室、19 吸込弁、21 吐出弁、22 管路、23 第1逆止弁(逆止弁)、24 第2逆止弁(逆止弁)

Claims (3)

  1. シリンダ内にピストンを摺動可能に嵌装し、該ピストンによって前記シリンダ内を吐出室と吸込室との2室に画成し、前記吐出室に吐出弁を接続し、前記吸込室に吸込弁を接続し、前記吐出室と前記吸込室とを互いに接続する管路を設け、該管路に、前記吸込室側から前記吐出室側への流れのみを許容する逆止弁を設け、前記シリンダ内の前記ピストンの往復運動によって、前記吸込弁を介してガスを吸込んで前記吐出弁を介して吐出することを特徴とする往復圧縮機。
  2. 前記ピストンには、ピストンロッドが連結されており、該ピストンロッドは、前記吐出室を通って前記シリンダの外部へ延出されていることを特徴とする請求項1に記載の往復圧縮機。
  3. 前記管路には、前記吐出室の近傍に配置された第1逆止弁及び前記吸込室の近傍に配置された第2逆止弁の2つの逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の往復圧縮機。
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