JP2002098053A - 気体送流機 - Google Patents

気体送流機

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JP2002098053A
JP2002098053A JP2000293091A JP2000293091A JP2002098053A JP 2002098053 A JP2002098053 A JP 2002098053A JP 2000293091 A JP2000293091 A JP 2000293091A JP 2000293091 A JP2000293091 A JP 2000293091A JP 2002098053 A JP2002098053 A JP 2002098053A
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piston
cylinder
housing
opening
oil seal
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Hiroshi Sekiya
弘志 関谷
Takeo Komatsubara
健夫 小松原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油上がりを防止し、長寿命なピストン
ロッドのオイルシール用ベローズを実現し、気体圧縮機
の性能及び寿命を向上する。 【解決手段】 ハウジング2内の空間と、シリンダ3
0、31の間に、オイルシール用の金属ベローズ41、
42を設け、ピストンロッド37、38の表面に沿って
ハウジング2からシリンダ30、31内に流入する油上
がりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機、空調設
備、半導体製造工程、塗装機等各種の産業分野で利用さ
れる、気体圧縮機(気体コンプレッサ)及び真空ポンプ
等の気体送流機に関し、特に油上がり防止対策の付与さ
れた気体圧縮機(気体コンプレッサ)及び真空ポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の半密閉型の気体圧縮機
(又は真空装置)の概略を示す図である。この気体圧縮
機59は、半密封のハウジング2内にモータ3及びクラ
ンク機構を配設し、このハウジング2の上方にシリンダ
ー30、31及びその内部にクランク部22、23でピ
ストンロッド37、38を介して往復動するピストン3
2、33を設けて空気を圧縮して送気する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピストンロ
ッド37、38に沿ってクランク室14から油やオイル
ミストが上昇する、いわゆる油上がりという問題があ
る。この油上がりは、油やオイルミストがシリンダ3
0、31に入るとその内面に付着し、ピストンリングの
シール性に影響を与え、耐久性、信頼性を著しく低減さ
せるだけでなく、圧縮された気体とともに油が送気先の
圧縮気体利用装置内に入り込み、圧縮気体利用装置やそ
の装置で処理される各種の部品等に悪い影響を及ぼす。
この油上がりの問題を解決するために、従来、ピストン
ロッド37、38は、オイルリングシール59、60に
よりシールされている。
【0004】ところで、このオイルリングシール59、
60は、一般的にはゴム製であり、構造及び材料面でい
ろいろな開発が行われているが、必ずしもシール性能、
耐久性において十分とはいえない。
【0005】本発明は、上記気体圧縮機特有の諸問題を
解決することを目的とするものであり、本発明のより具
体的な課題は、油上がりを防止し、かつ長寿命なピスト
ンロッドのオイルシールを実現し、気体圧縮機の性能向
上を図り、信頼性、耐久性の向上を図ることである。
【0006】さらに、本発明は、上記気体圧縮機とほぼ
同様の構造の真空ポンプにおいても、油上がりを防止
し、かつ長寿命なピストンロッドのオイルシールを実現
し、気体圧縮機の性能向上を図り、信頼性、耐久性の向
上を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、モータ及びクランクを配設したハウジング
と、上記ハウジングの頂壁に固定され、シリンダ開閉弁
を有するシリンダと、上記シリンダ内を往復動して気体
を圧縮し、ピストン開閉弁を有するピストンと、上記ク
ランクと連動し、上記ピストンに一端が連結されたピス
トンロッドと、上記ピストンロッドが貫通する上記ハウ
ジング頂壁の開口に配設されたオイルシールとを備えて
成る気体圧縮機において、上記オイルシールは、その先
端が上記シリンダ内において上記ピストンロッドにシー
ル性を保って固定され、その基端が上記開口の周縁に固
定されたオイルシール用ベローズから成ることを特徴と
する気体圧縮機を提供する。
【0008】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、モータ及びクランクを有するハウジングと、ハウジ
ングの頂壁に固定され、シリンダ開閉弁を有するシリン
ダと、上記シリンダ内を往復動し気体を吸引し、ピスト
ン開閉弁を有するピストンと、上記クランクと連動し、
上記ピストンに一端が連結されたピストンロッドと、上
記ピストンロッドが貫通する上記ハウジング頂壁の開口
に配設されたオイルシールとを備えて成る真空ポンプに
おいて、上記オイルシールは、その先端が上記シリンダ
内において上記ピストンロッドにシール性を保って固定
され、その基端が上記開口の周縁に固定されたオイルシ
ール用ベローズから成ることを特徴とする真空ポンプを
提供する。
【0009】本発明にかかる圧縮機又は真空ポンプは、
クランクが複数設けられ、その複数のクランクに対応し
て複数のシリンダ及びピストンを備えており、複数のピ
ストンは互いに位相差をもって往復動する多気筒式のも
のでもよい。
【0010】上記オイルシール用ベローズは、金属ベロ
ーズであり、上記ピストンロッド及びハウジングの頂壁
の上記開口周縁への固定はシール性を保って行われてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る気体圧縮機及び真空
ポンプの実施の形態を実施例に基づき図面を参照して以
下に説明する。本発明に係る気体圧縮機及び真空ポンプ
の特徴は、駆動機構を内蔵するハウジングとシリンダ内
のピストンロッドの間に油上がり防止のためにオイルシ
ール用ベローズを設けた構成である。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例1とし
て気体圧縮機の実施例を示す図である。図1(a)は全
体図であり、図1(b)はオイルシール用ベローズの取
付構造を示す要部Aの拡大図であり、図1(c)はオイ
ルシール用ベローズの取付構造の別の態様を示す図であ
る。図1(a)において、この気体圧縮機1は、駆動機
構を内蔵するハウジング2に二つのシリンダを設けた2
気筒型である。気体圧縮機1は、モータ3及びクランク
機構等の駆動機構を内蔵する半密閉のハウジング2と、
ハウジング2の頂壁4に固定されたシリンダブロック5
と、シリンダブロック5の頂壁6に固定された補助ブロ
ック7とから主に構成される。
【0013】シリンダブロック5は、その下端のフラン
ジ部8がハウジング2の頂壁4のフランジ部9にシール
を介してボルトで固着されている。又、補助ブロック7
は、その下端のフランジ部10がシリンダブロック5頂
壁のフランジ部11にシールを介してボルトで固着され
ている。
【0014】ハウジング2は鋳物で形成され、その内部
には、区画壁12によってモータ室13とクランク室1
4とに区画され、このモータ室13には正逆回転可能な
モータ3(三相誘導モータを利用する。)が配設されて
いる。モータ室13及びクランク室14は、部品装入及
びメインテナンス等に必要な開口が形成されており、こ
れらの開口を、夫々蓋15、16、17で閉止されてい
る。モータ3の出力軸18には、クランクシャフト19
が固定されている。蓋15には、モータ室13に連通す
るようにオイルフィルタ63が取り付けられている。
【0015】クランク室14には、区画壁12を貫通
し、区画壁12に取り付けられた軸受20及びハウジン
グ2に取り付けられた軸受21で軸支されたクランクシ
ャフト19が回転可能に配置されている。このクランク
シャフト19には、モータの回転動作を往復動に変換す
る第1及び第2のクランク部22、23が形成されてい
る。さらにクランク室14内では、第1及び第2ののク
ランク部22、23に連結された第1及び第2のコンロ
ッド24、25と、このコンロッド24、25の先端に
取り付けられた第1及び第2のクロスガイドヘッド2
6、27が設けられている。
【0016】第1及び第2のクロスガイドヘッド26、
27は、ハウジング2の内部に設けられた第1及び第2
のクロスガイドライナ28、29内を往復動可能に配置
されている。第1及び第2のクランク部22、23は、
モータ3の正転時に第1のクランク部22が第2のクラ
ンク部23より先行して移動するように、位相差を付け
て形成されている。この位相差は、一般的には約180
度の位相差が採用される。
【0017】シリンダブロック5には、第1及び第2の
シリンダ30、31が形成されている。この第1及び第
2のシリンダ30、31内をピストンリングの付設され
た第1及び第2のピストン32、33が往復動可能なよ
うに配設されている。シリンダブロック5の下端部側壁
には第1及び第2のシリンダ30、31に連通する連通
孔34及び連通管35が形成されており、この連通管3
5には、フィルタ36が設けられている。
【0018】この連通孔34及び連通管35は、低温と
なり結露しやすいので、これを防止するために、近くに
加熱器又は乾燥器等を設けてもよいが、ハウジング2の
モータ室13近傍は、気体圧縮機1の運転時には比較的
高温となることを利用して、シリンダブロック5に下端
部に形成される連通孔34をモータ室13の近傍に設け
ることで、結露防止を図る構造としている。
【0019】第1及び第2のピストン32、33と第1
及び第2のクロスガイドヘッドを互いに連結する第1及
び第2のピストンロッド37、38は、ハウジング2の
頂壁4の第1及び第2の開口39、40を通過して伸
び、第1及び第2のクロスガイドヘッド26、27に連
結されている。第1及び第2の開口39、40を封止す
るように、第1及び第2のオイルシール用ベローズ4
1、42が、その上端がピストンロッド37、38にシ
ール性を保って固定され、その下端が第1及び第2の開
口39、40の周縁部にシール性を保って固定されてい
る。
【0020】オイルシール用ベローズ41、42の下端
部41’、42’は、図1(b)に示すように、フラン
ジ部8、9で狭持される固定板61でシール62を介し
て頂壁の角に固定されている。あるいは、図1(c)に
示すように、オイルシール用ベローズ41、42の下端
部41’、42’をフランジ状に形成しこのフランジ、
例えばフランジ41”をシール62を介してネジで頂壁
4に固定してもよい。
【0021】これにより、第1及び第2のシリンダ3
0、31とハウジング2のクランク室14が互いに完全
に封止され、クランク室14からオイルが第1及び第2
のシリンダ30、31内に油上がりして入ることが完全
に防止される。第1及び第2のオイルシール用ベローズ
41、42は、金属材料をプレス加工により一体成形し
た金属成形ベローズ又は溶接により組み立てた溶接ベロ
ーズ等が使用される。
【0022】第1及び第2のシリンダ30、31内にお
いて、第1及び第2のピストン32、33は、夫々その
上方側の第1及び第2の上部空間43、44と、その下
方側の第1及び第2の下部空間45、46とに分離して
いる。そして、第1及び第2のピストン32、33の頂
部には、夫々第1及び第2の上部空間43、44と、第
1及び第2の下部空間45、46とを連通する第1及び
第2のピストン開口47、48が形成され、第1及び第
2のピストン開口47、48を開閉する第1及び第2の
ピストン開閉弁49、50が付設されている。第1及び
第2のピストン開閉弁49、50は常時はばね等で閉鎖
しているが、開放方向へある程度圧力がかかると開く常
閉弁である。
【0023】補助ブロック7は、シリンダブロック5の
頂壁6上にシールを介してボルトにより固着され、補助
室51を画成している。この補助室51から補助管52
が伸設されており、これに適宜パイプ53等を接続して
圧縮気体を、圧縮気体利用装置に送ることができる。シ
リンダブロック5の頂壁6には、第1及び第2のシリン
ダ30、31に対応して第1及び第2のシリンダ開口5
4、55が形成され、これらの開口を開閉する第1及び
第2のシリンダ開閉弁56、57が付設されている。第
1及び第2のシリンダ開閉弁56、57は常時はばね等
で閉鎖しているが、開放方向へある程度圧力がかかると
開く常閉弁である。
【0024】第1及び第2のピストン32、33は、夫
々第1及び第2のシリンダ30、31内を上方に向けて
移動している場合には、夫々のピストン開閉弁は閉じて
第1及び第2の上部空間43、44内で気体を圧縮する
が、下方に向けて移動する場合は、第1及び第2のピス
トン開閉弁49、50が開いた状態で移動し、連通管3
5から連通孔34を通して第1及び第2の下部空間4
5、46内に取り込んだ気体を第1及び第2のピストン
開口47、48から第1及び第2の上部空間43、44
側に流入させることができる。
【0025】以上のような構成から成る本発明の上記実
施例1の気体圧縮機の作用を説明する。モータ3によっ
てクランクシャフト19が正方向に回転し、クランク室
14内の第1及び第2のクランク部22、23が互いに
位相がずれて回転する。第1及び第2のクランク部2
2、23に回動自在に連結された第1及び第2のコンロ
ッド24、25を介して第1及び第2のクロスガイドヘ
ッド26、27が第1及び第2のクロスガイドライナ2
8、29内を往復する。
【0026】第1及び第2のクロスガイドヘッド26、
27の夫々に第1及び第2のピストンロッド37、38
を介して連結された第1及び第2のピストン32、33
は互いに位相差をもって往復動する。第1のピストン3
2が約180度先行して、第1シリンダ30の内部を上
死点に向けて移動すると、第1のピストン開閉弁49は
閉じながら、第1のピストン32は気体を第1の上部空
間43内に圧縮していく。そして、第1の上部空間43
内の気体圧は高圧となり予め設定された圧力となると第
1のシリンダ開閉弁56が開いて圧縮気体が補助室51
内に流出し、補助管52から圧縮気体利用装置へ送気す
る。
【0027】第2のピストンは33、第1のピストン3
2より180度位相差をもって遅れて動作する。従っ
て、第1のピストン32が上記のような動作を行ってい
るタイミングでは、第2のピストン33は下死点に向け
て移動し、連通管35乃至連通孔34が採り入れた気体
は、第2のピストン開口48及び第2のピストン開閉弁
50を通過して第2の上部空間44内流入し、さらに第
2のピストン33は、その下死点において移動方向を反
転し上方に向けて移動し第2の上部空間44内の気体を
徐々に圧縮し始める。そして、第2のピストン33が上
死点近くまで移動し第2の上部空間44内の圧縮気体が
所定の圧力になると第2のシリンダ開閉弁57が開いて
圧縮気体を第2のシリンダ開口55から補助室51内に
送り、補助管52を通して所要装置に送気する。
【0028】本発明では、第1及び第2ピストンロッド
37、38と第1及び第2の開口39、40の隙間は、
オイルシール用ベローズ41、42により完全に封止さ
れているから、油やオイルミストがクランク室14から
第1及び第2のピストンロッド37、38に沿って上昇
して第1及び第2シリンダ30、31内に入ることが完
全に防止される。
【0029】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す図である。この実施例2は、真空ポンプ58に係る
実施例であり、実施例1とほぼ同じ構成であるから実施
例1と相違する構造のみについて説明する。即ち、実施
例1では、第1及び第2のピストン開閉弁49、50を
第1及び第2ピストン32、33のヘッド上面に設けて
いるが、実施例2では常閉の第1及び第2のピストン開
閉弁49’、50’をピストンの第1及び第2ピストン
32、33のヘッド内面に設けいる。
【0030】又、実施例1では、第1及び第2のシリン
ダ開閉弁56、57をシリンダブロック5の頂壁6上面
に設けているが、実施例2では常閉の第1及び第2のシ
リンダ開閉弁56’、57’をシリンダブロック5の頂
壁6内面に設けている。
【0031】このような構成の実施例2の真空ポンプ5
8の作用を説明する。モータ3及びクランク機構の動作
により第2のピストン33が下方に移動すると、第2の
ピストン開閉弁50’は閉じ、第2のシリンダ開閉弁5
7’は開き、補助管52乃至補助室51から気体を第2
のシリンダの上部空間44内に吸入する。
【0032】そして、第2のピストンが下死点で反転し
上方に移動すると、第2のピストン開閉弁50’は開
き、第2のシリンダ開閉弁57’は閉じるから、第2の
シリンダの上部空間44内に吸入した気体を第2のピス
トン開口48から第2の下部空間46内に流入させて、
連通孔34乃至連通管35から外部に送り出す。第1の
ピストンも、第2のピストンと約180度の位相差をも
って先行して往復動して同様な動作を行う。この結果、
補助管を真空利用装置に接続すれば、その真空利用装置
は排気されて真空状態となる。
【0033】上記実施例1、2では、駆動機構を内蔵す
るハウジング2に第1及び第2の二つのシリンダ30、
31を設けた2気筒型の気体圧縮機1及び真空ポンプ5
8を説明したが、本発明は、単気筒型でも、2以上の多
気筒型でもいずれの型の気体圧縮機又は真空ポンプにも
適用できる。多気筒にすると圧縮気体送流の脈動の度合
いが少なくなり滑らかな圧縮気体流が得られる。この多
気筒の場合は、複数のピストンを互いに位相差をもって
往復動させるように、夫々対応するクランクの角度が形
成されえいるクランク機構とすればよい。
【0034】以上本発明の実施の形態を実施例に基づい
て具体的に説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載
されている範囲内でその技術思想を具現化するために、
上記実施例に限られることなく、いろいろな実施の態様
があることはい言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上の構成の本発明の気体圧縮機及び真
空ポンプによると、ハウジングと、ピストンロッドの間
は、オイルシール用ベローズにより完全に封止されてい
るので、油上がりの問題を解決でき、これににより、シ
リンダ内のシリンダ内面やピストンへの付着による性能
劣化や耐久性の低減を防止できる。
【0036】さらに圧縮気体の送気先又は真空吸引先の
装置内又はその装置内で処理される部品等に対する油汚
れを防止できる。そして、オイルシール用ベローズ自体
も、金属ベローズで構成することで、耐久性にすぐれた
オイルシールを実現し、この面からもメインテナンスフ
リーで長寿命の気体圧縮機及び真空ポンプを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気体圧縮機に係る実施例1を示す図で
ある。
【図2】本発明の真空ポンプに係る実施例2を示す図で
ある。
【図3】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 気体圧縮機 2 ハウジング 3 モータ 4 ハウジングの頂壁 5 シリンダブロック 6 シリンダブロックの頂壁 7 補助ブロック 12 区画壁 13 モータ室 14 クランク室 19 クランクシャフト 22 第1のクランク部 23 第2のクランク部 30 第1のシリンダ 31 第2のシリンダ 32 第1のピストン 33 第2のピストン 34 連通孔 37 第1のピストンロッド 38 第2のピストンロッド 41 第1のオイルシールベローズ 42 第2のオイルシールベローズ 49、49’ 第1のピストン開閉弁 50、50’ 第2のピストン開閉弁 51 補助室 56、56’ 第1のシリンダ開閉弁 57、57’ 第2のシリンダ開閉弁 58 真空ポンプ 59、60 オイルシールリング
フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA02 AB05 AC01 AC04 BC03 BH06 CD03 CD04 3H076 AA03 AA13 AA21 BB10 BB15 CC07 CC24 CC31 CC46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ及びクランクを配設したハウジ
    ングと、上記ハウジングの頂壁に固定され、シリンダ開
    閉弁を有するシリンダと、上記シリンダ内を往復動して
    気体を圧縮し、ピストン開閉弁を有するピストンと、上
    記クランクと連動し、上記ピストンに一端が連結された
    ピストンロッドと、上記ピストンロッドが貫通する上記
    ハウジング頂壁の開口に配設されたオイルシールとを備
    えて成る気体圧縮機において、 上記オイルシールは、その先端が上記シリンダ内におい
    て上記ピストンロッドにシール性を保って固定され、そ
    の基端が上記開口の周縁に固定されたオイルシール用ベ
    ローズから成ることを特徴とする気体圧縮機。
  2. 【請求項2】 上記クランクは複数設けられ、該複数の
    クランクに対応して複数のシリンダ及びピストンを備え
    ており、複数のピストンは互いに位相差をもって往復動
    することを特徴とする請求項1記載の気体圧縮機。
  3. 【請求項3】 上記オイルシール用ベローズは、金属ベ
    ローズであり、上記ピストンロッド及びハウジングの頂
    壁の上記開口周縁への固定はシール性を保って行われて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の気体圧縮
    機。
  4. 【請求項4】 モータ及びクランクを有するハウジ
    ングと、ハウジングの頂壁に固定され、シリンダ開閉弁
    を有するシリンダと、上記シリンダ内を往復動し気体を
    吸引し、ピストン開閉弁を有するピストンと、上記クラ
    ンクと連動し、上記ピストンに一端が連結されたピスト
    ンロッドと、上記ピストンロッドが貫通する上記ハウジ
    ング頂壁の開口に配設されたオイルシールとを備えて成
    る真空ポンプにおいて、 上記オイルシールは、その先端が上記シリンダ内におい
    て上記ピストンロッドにシール性を保って固定され、そ
    の基端が上記開口の周縁に固定されたオイルシール用ベ
    ローズから成ることを特徴とする真空ポンプ。
  5. 【請求項5】 上記クランクは複数設けられ、該複数の
    クランクに対応して複数のシリンダ及びピストンを備え
    ており、複数のピストンは互いに位相差をもって往復動
    することを特徴とする請求項4記載の真空ポンプ。
  6. 【請求項6】 上記オイルシール用ベローズは、金属ベ
    ローズであり、上記ピストンロッド及びハウジングの頂
    壁の開口周縁への固定はシール性を保って行われている
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の真空ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152989A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Toyota Motor Corp 往復圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006152989A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Toyota Motor Corp 往復圧縮機

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