JP2011021487A - 往復動圧縮機 - Google Patents

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【課題】往復動圧縮機の吐出量を連続的に、かつ、広範囲に亘って制御する。
【解決手段】シリンダ2の内部空間がピストン3によって上室2aと下室2bとに区画され、上室2aおよび下室2bの双方において流体を圧縮して吐出する往復動圧縮機において、上室2aおよび下室2bのそれぞれ設けられた吸入弁7および吐出弁10と、上室2aに連通するクリアランスポケット12と、下室2bに設けられた吸入弁7を強制的に開いて、下室2bをアンロード状態にするアンローダ11とを備え、クリアランスポケット12は、上室2aから吐出される流体の量を略0(零)にすることができる容積を有し、かつ、クリアランスポケット12の容積は可変である。
【選択図】図1

Description

本発明は、容積形圧縮機に関するものであり、特に、ピストンの往復運動によりシリンダ内の容積を変化させて流体を圧縮する往復動圧縮機に関するものである。
往復動圧縮機の容量制御(吐出量制御)には、バイパス弁、吸入弁アンローダ、クリアランスポケットなどが用いられている。バイパス弁を用いた吐出量制御では、シリンダの吸入側と吐出側とをつなぐバイパス流路に設けられたバイパス弁を必要に応じて開いて、シリンダから吐出された流体(ガス)の一部を吸入側へ戻して循環させる。これにより、後の圧縮プロセスでは、必要量から循環によって戻された量を差し引いた不足分のみをシリンダ内に送り込めば足りる。バイパス弁を用いた吐出量制御では、吐出量を無段階に変化させることができる。
吸入弁アンローダを用いた吐出量制御では、吸入弁を強制的に常時開いた状態にし、対象となるシリンダ室をアンロード状態に切り替える。
クリアランスポケットを用いた吐出量制御では、シリンダの圧縮室の隙間容積を増減させる。より正確には、圧縮室に連通した空間(クリアランスポケット)の容積を変化させることによって、圧縮機の実質的な容量を制御する。
特開平09−242675号公報 特開平11−082314号公報 特開平10−122138号公報
上述のバイパス弁、吸入弁アンローダまたはクリアランスポケットを用いた往復動圧縮機の吐出量制御には、それぞれ次のような課題があった。まず、バイパス弁を用いた吐出量制御では、吐出量を無段階に調整することができるが、圧縮機は常にフル稼働している(フルロード運転している)。したがって、不必要な動力が消費され、無駄が多い。
吸入弁アンローダを用いた吐出量制御では、シリンダの圧縮室がアンロード状態にされるので、バイパス弁を用いた吐出量制御に比べれば動力が低減される。しかし、吸入弁アンローダを用いた吐出量制御では、シリンダの圧縮室をロード状態またはアンロード状態のいずれかに切り替える択一的な制御しかできないので、圧縮機の吐出量は0%−50%−100%といったように段階的に調整されるのが通常である。2連以上のシリンダを備えた圧縮機では、さらに細かい制御が可能となる場合もある。例えば、圧縮機の吐出量を0%−25%−50%−75%−100%に調整することができる。しかし、吐出量を段階的にしか調整できない(ステップ制御しかできない)ことに変わりはない。そこで、吸入弁アンローダは、バイパス弁と併用されることが多い。例えば、圧縮機の吐出量を60%に調整したい場合には、吸入弁アンローダによって、圧縮室を75%ロードの状態にするとともに、バイパス弁を介して15%分を吸入側へ戻す。この場合、15%分は不要な動力を消費していることになる。
一部には、吸入量を連続的に調整できるアンローダも存在する。しかし、このようなアンローダを用いた吐出量制御では、吸入弁を閉じるタイミングを1サイクル中で高速かつ正確に制御する高度な機構が必要になる。特に、中・大型の往復動圧縮機では、1つのシリンダ内に2つの圧縮室が設けられ、各圧縮室に2つの吸入弁が設けられることも多い。この場合、合計4つの吸入弁の動作タイミングを高速かつ正確に制御しなくてはならないので、高度で複雑な機構が要求される。しかし、このような高度で複雑な機構は、高価な上に故障のリスクが高い。
クリアランスポケットを用いた吐出量制御は、連続的に吐出量を調整可能であるだけでなく、安価でありながら信頼性も高い。しかし、シリンダの下方に位置する圧縮室にクリアランスポケットを設置することは困難であることから、吐出量の調整が行える範囲が限定される。
本発明の往復動圧縮機は、シリンダの内部空間がピストンによって第1の空間と第2の空間とに区画され、それら第1の空間および第2の空間の双方において流体を圧縮して吐出する往復動圧縮機であって、前記第1の空間および前記第2の空間にそれぞれ設けられた吸入弁と、前記第1の空間および前記第2の空間にそれぞれ設けられた吐出弁と、前記第1の空間に連通するクリアランスポケットと、前記第2の空間に設けられた前記吸入弁を強制的に開いて、前記第2の空間をアンロード状態にするアンローダとを備え、前記クリアランスポケットは、前記第1の空間から吐出される流体の量を0(零)にすることができる容積を有し、かつ、前記クリアランスポケットの容積が可変である。
本発明によれば、往復動圧縮機の吐出量を連続的に、かつ、広範囲に亘って制御することができる。
本発明の往復動圧縮機の実施形態の一例を示す模式図である。 図1に示す往復動圧縮機の吐出量を徐々に増加させた場合の吐出量と経過時間との関係を示す図である。 図1に示す往復動圧縮機の吐出量を徐々に減少させた場合の吐出量と経過時間との関係を示す図である。
以下、本発明の往復動圧縮機の実施形態の一例について説明する。本実施形態に係る往復動圧縮機は、1つのシリンダ内のピストンの上方と下方の両方で圧縮仕事を行うダブルアクティング往復動圧縮機である。もっとも、以下の説明では、単に「往復動圧縮機」と呼ぶ場合もある。
図1は、本実施形態に係る往復動圧縮機の構造を示す模式図である。同図に示すように、本実施形態に係る往復動圧縮機は、フレーム1に支持されたシリンダ2を有する。シリンダ2内には、ピストン3が設けられている。ピストン3は、ピストンロッド4を介して駆動され、シリンダ2内で往復動される。図1から明らかなように、シリンダ2は、ピストン3よりも上側の空間(上室2a)と下側の空間(2b)の双方で流体を圧縮するダブルアクティング式のシリンダである。
シリンダ2には、流体(吸入ガス6)が送り込まれる吸入口5と、流体(吐出ガス9)が送り出される吐出口8とが設けられている。さらに、上室2aおよび下室2bと、吸入口5または吐出口8との間にはシリンダ弁が設けられている。具体的には、上室2aおよび下室2bの吸入側には、吸入口5を連通する不図示の吸入ポートがそれぞれ設けられ、各吸入ポートには、吸入弁7がそれぞれ設けられている。また、上室2aおよび下室2bの吐出側には、吐出口8を連通する不図示の吐出ポートがそれぞれ設けられ、各吐出ポートには、吐出弁10がそれぞれ設けられている。これらシリンダ弁(吸入弁7および吐出弁10)は、前後の差圧によって開閉する逆止弁である。
ここで、下室2bの行程容積は、上室2aの行程容積に比べて、ピストンロッド4の体積分だけ少ない。したがって、上室2aおよび下室2bの双方がロード状態のときのシリンダ2の吐出量を100%と定義すると、下室2bがアンロード状態のときの吐出量は、50%よりも若干大きくなる。しかし、一般的には上記のような状態を50%ロード(または50%ロード状態)と呼ぶ。そこで、本明細書においても、上記のような状態を50%ロード(または50%ロード状態)と定義する。
再び図1を参照する。下室2bの吸入弁7には、アクチュエータ(アンローダ11)が設けられている。アンローダ11は、電磁弁16cを介して接続された圧縮空気源15が発生する空気圧によって駆動されて、下室2bの吸入弁7を強制的に開状態に保持する。具体的には、電磁弁16cが励磁されると、アンローダ11が作動し、下室2bがアンロード状態になる。このため、圧縮行程であっても、アンローダ11が作動している状態(ON状態)では吸入弁7が開かれているので、下室2bに流入した吸入ガス6は圧縮されず、吸入口5側に逆流する。すなわち、アンローダ11がON状態のときには下室2bにおいて圧縮仕事は行われず、したがって、下室2bから吐出口8へ流体が送り出されることもない。
一方、シリンダ2の上室2aには、クリアランスポケット12が設けられている。クリアランスポケット12内には、油圧アクチュエータ13によって駆動されるピストン12aが設けられており、ピストン12aの位置を変更することによってクリアランスポケット12の容積を自在に(無段階に)調整することができる。クリアランスポケット12の容積は、該クリアランスポケット12が全開になったときに上室2aの体積効率を略0(零)にできるように設定されている。ここで、「クリアランスポケット12が全開になったとき」とは、クリアランスポケット12の容積が最大となったときであり、ピストン12aが図1の紙面上方に最も引き上げられたときを意味する。さらに、上室2aの体積効率を略0(零)にすることができるとは、上室2aの流体吐出量の変化に伴う圧力変動が無視し得る程度の圧力変動に抑制されることを意味し、例えば、上室2aがロード状態のときの流体吐出量を100%としたとき、10%以下にすることができることを意味する。
ここで、シリンダの体積効率ηは次式で求められる。
Figure 2011021487
すなわち、シリンダ2の隙間容積とクリアランスポケット12の容積とを合計した容積が、上記体積効率ηを0(零)とする容積であれば、クリアランスポケット12を全開にしたときに、上室2aの吐出量を0(零)とすることができる。
クリアランスポケット12内のピストン12aを駆動する油圧アクチュエータ13は、第1の作動油供給ラインAまたは第2の作動油供給ラインBを介して油圧ユニット14から供給される作動油によって作動する。具体的には、第1の作動油供給ラインAおよび第2の作動油供給ラインBには、それぞれ電磁弁16a、16bが設けられており、これら電磁弁16a、16bを操作することによって、油圧アクチュエータ13が作動する。より具体的には、電磁弁16a、16bは、4ポート3位置式の方向切替弁であり、一方のソレノイドが励磁されると、油圧アクチュエータ13のロッドが前進し(押し出され)、他方のソレノイドが励磁されると、油圧アクチュエータ13のロッドが後退する(引き戻される)。換言すれば、一方のソレノイドが励磁されると、クリアランスポケット12内のピストン12aが図1の紙面下方に向けて降下し、他方のソレノイドが励磁されると、ピストン12aが図1の紙面上方に向けて上昇する。
さらに、第1の作動油供給ラインAには、相対的に絞り量が多い第1の絞り17aが設けられ、第2の作動油供給ラインBには、相対的に絞り量が少ない第2の絞り17bが設けられている。したがって、第1の作動油供給ラインAと第2の作動油供給ラインBとを選択的に使用することによって、油圧アクチュエータ13の動作速度を高速と低速とに切り替えることができる。すなわち、クリアランスポケット12内のピストン12aの移動速度を段階的(本実施形態では二段階)に切り替えることができる。なお、第1の作動油供給ラインAまたは第2の作動油供給ラインBの選択は、電磁弁16a、16bの開閉操作によって行われることはもちろんである。本実施形態では、第1の作動油供給ラインAを使用した場合、油圧アクチュエータ13の動作速度が約10mm/sec(低速)、第2の作動油供給ラインBを使用した場合、約100mm/sec(高速)となる。もっとも、各ラインを使用した場合の油圧アクチュエータ13の動作速度は任意に設定することができる。
これまで説明した3つの電磁弁16a、16b、16cの開閉は、制御装置18によって制御されている。具体的には、当該往復動圧縮機の吐出圧力を検出する不図示のセンサの出力信号が制御装置18に入力されるようになっている。制御装置18は、入力信号の変化に基づいて(吐出圧力の変動に基づいて)、電磁弁16a、16b、16cを開閉させる。
次に、図1及び図2を参照して本実施形態に係る往復動圧縮機の動作について説明する。なお、図2は、往復動圧縮機の吐出量と経過時間との関係を示しており、図2Aは圧縮機の吐出量を徐々に増加させた場合、同図Bは吐出量を徐々に減少させた場合の上記関係を示している。
図2A中のa点では、往復動圧縮機の吐出量は0%である。換言すれば、容量は0%である。なお、上室2aおよび下室2bの双方がロード状態のときの当該往復動圧縮機の吐出量(容量)を100%と定義することは既述のとおりである。
このとき、クリアランスポケット12は全開状態(上室2aの吐出量は0%)であり、下室2bはアンロード状態である。すなわち、ピストン12aは最上位置まで後退しており、アンローダ11はON状態である。この状態から電磁弁16aを操作してピストン12aを最下位置まで低速で徐々に前進させる。この間、往復動圧縮機の吐出量は0%から連続的に増加し(図2A中のbの範囲)、最終的にクリアランスポケット12が全閉状態になると、吐出量が50%に達する(図2A中のc点)。
吐出量が50%に達したら、電磁弁16cを操作してアンローダ11をOFF状態に切り替えると共に、ピストン12aを最上位置まで後退させて、クリアランスポケット12を全開状態にする(図2A中のd点)。
ここで、アンローダ11はほぼ瞬時にON状態からOFF状態に切り替えられるのに対し、ピストン12aを最下位置から最上位置まで移動させるのには長時間を要する。換言すれば、アンローダ11の動作時間に対してクリアランスポケット12の動作時間は長く、クリアランスポケット12を全閉状態から全開状態、または全開状態から全閉状態に切り替えるのには相対的に時間がかかる。結果、アンローダ11をON状態からOFF状態に切り替えた直後、吐出量が一時的に100%に近い状態まで増加する(図2A中のc点とd点の間)。
さらに、第1の作動油供給ラインAを使って油圧アクチュエータ13を駆動した場合、最下位置にあったピストン12aを最上位置まで後退させるには数十秒を要する。すなわち、図2A中のc点とd点の間に見られる吐出量の不連続な変化が数十秒継続することになる。
そこで、アンローダ11のON/OFFの切り替えと同時にクリアランスポケット12の全閉/全開を切り換える場合には、第2の作動油供給ラインBを使って油圧アクチュエータ13を駆動する。すなわち、ピストン12aを高速で移動させて、クリアランスポケット12の全閉/全開の切り換えに要する時間を短縮する。換言すれば、クリアランスポケット12とアンローダ11との動作時間差を短縮する。これにより、図2A中のc点とd点の間に見られる吐出量の不連続な変化の継続時間が短縮される。
クリアランスポケット12が全開状態になったら、再び第1の作動油供給ラインAを使って油圧アクチュエータ13を駆動して、ピストン12aを最下位置まで低速で徐々に前進させる。この間、往復動圧縮機の吐出量は50%から連続的に増加し(図2A中のeの範囲)、最終的にクリアランスポケット12が全閉状態になると、吐出量が100%に達する(図2A中のf点)。
吐出量を徐々に減少させる場合には、上記と逆の手順で動作させる。この場合、アンローダ11をOFF状態からON状態に切り替えた直後、吐出量が一時的に0%に近い状態まで減少する。よって、このときは、第2の作動油供給ラインBを使ってピストン12aを高速で移動させる。
これまでの説明から理解できるように、本実施形態に係る往復動圧縮機では、必要に応じて第1の作動油供給ラインAと第2の作動油供給ラインBを使い分けている。具体的には、アンローダ11の切り替え時には、ピストン12aを高速で移動させることが可能な第2の作動油供給ラインBを使用することによって、吐出量の不連続な変化の継続時間を短縮している。一方、アンローダ11の切り替え時以外には、ピストン12aを低速で移動させることが可能な第1の作動油供給ラインAを使用することによって、吐出量の制御の正確性を優先している。
なお、当該往復動圧縮機の吐出圧力は、吐出口8に接続されたライン(当該往復動圧縮機の構成要素ではない)に設けられているバルブの絞り量に依存する。すなわち、バルブが絞られれば、吐出量に変化はなくても吐出圧力は上昇する。一方、バルブが開かれれば、吐出量に変化はなくても吐出圧力は低下する。
1 フレーム
2 シリンダ
2a 上室
2b 下室
3 ピストン
4 ピストンロッド
5 吸入口
6 吸入ガス
7 吸入弁
8 吐出口
9 吐出ガス
10 吐出弁
11 アンローダ
12 クリアランスポケット
12a ピストン
13 油圧アクチュエータ
14 油圧ユニット
15 圧縮空気源
16a〜16c 電磁弁
17a、17b 絞り
18 制御装置
A 第1の作動油供給ライン
B 第2の作動油供給ライン

Claims (5)

  1. シリンダの内部空間がピストンによって第1の空間と第2の空間とに区画され、それら第1の空間および第2の空間の双方において流体を圧縮して吐出する往復動圧縮機において、
    前記第1の空間および前記第2の空間にそれぞれ設けられた吸入弁と、
    前記第1の空間および前記第2の空間にそれぞれ設けられた吐出弁と、
    前記第1の空間に連通するクリアランスポケットと、
    前記第2の空間に設けられた前記吸入弁を強制的に開いて、前記第2の空間をアンロード状態にするアンローダと、を備え、
    前記クリアランスポケットは、前記第1の空間から吐出される流体の量を略0(零)にすることができる容積を有し、かつ、前記クリアランスポケットの容積が可変である、往復動圧縮機。
  2. 請求項1に記載の往復動圧縮機であって、該往復動圧縮機の吐出量が最大量の0%以上50%未満の範囲では、前記第2の空間がアンロード状態に保持された状態で前記クリアランスポケットの容積が変更され、前記吐出量が最大量の50%以上の範囲では、前記第2の空間がロード状態に保持された状態で前記クリアランスポケットの容積が変更される、往復動圧縮機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の往復動圧縮機であって、前記クリアランスポケット内に設けられたピストンと、該ピストンを往復移動させて、前記クリアランスポケットの容積を変更する駆動手段とを有する、往復動圧縮機。
  4. 請求項3に記載の往復動圧縮機であって、前記駆動手段は、前記クリアランスポケット内の前記ピストンが前記クリアランスポケット内を往復移動する速度を変更可能である、往復動圧縮機。
  5. 請求項3または請求項4に記載の往復動圧縮機であって、
    前記駆動手段は、前記クリアランスポケット内の前記ピストンを往復駆動する油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータに作動油を供給する油圧ユニットと、
    前記油圧アクチュエータと前記油圧ユニットとの間に形成された第1の作動油供給ラインおよび第2の作動油供給ラインと、を有し、
    前記第2の作動油供給ラインは、前記第1の作動油供給ラインに比べて、単位時間当たりの前記作動油の流量が多く、
    前記第2の空間の、ロード状態またはアンロード状態への切り替えと同時に前記クリアランスポケットの容積を変更する際には、前記第2の作動油供給ラインを介して前記油圧ユニットに前記作動油が供給され、
    前記第2の空間がロード状態またはアンロード状態に保持された状態で前記クリアランスポケットの容積を変更する際には、前記第1の作動油供給ラインを介して前記油圧ユニットに前記作動油が供給される、往復動圧縮機。
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