JP2006151250A - 車両用衝撃吸収体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝撃吸収体の厚みに制約がある場合であっても所要の衝撃吸収性能を確保できるとともに、特に衝撃が加わった直後の衝撃吸収性能に優れ、高い衝撃吸収性能を維持することができる車両用衝撃吸収体を提供する。
【解決手段】 車両用衝撃吸収体1は、熱可塑性プラスチックをブロー成形することにより成形される中空状である。車両用衝撃吸収体1の第一壁4と対向する第二壁5に、互いに先端部が溶着一体化された溶着面8を有する一対の凹状リブ6,7を複数形成する。第一壁4および第二壁5のから中空部3側へ突出し且つ凹状リブ6,7を繋ぐように溝状リブ9,10を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両構成部材、例えばドア、ドアトリムあるいはボディーサイドパネル、ルーフパネル、ヘッドライナー、ピラー、バンパーなどの車両構成部材の内側の空間に配置することによって搭乗者が車両構成部材の内壁へ衝突するような内部からのまたは他の車両、歩行者との衝突のような外部からの衝撃を吸収するための車両用衝撃吸収体に関するものである。
この種の車両用衝撃吸収体であって、熱可塑性樹脂をブロー成形して中空二重壁構造で中空部を有し、その表面壁と裏面壁から凹状リブを形成してその互いの先端部を接合して一体化し、衝撃吸収性の向上を企図したものは、特開2002−187508公報に記載されている。また、曲げ弾性率が5000kg/cm2〜2500kg/cm2のポリプロピレン樹脂により構成した車両用衝撃吸収体は、特許第3313999号公報に記載されている。
なお、凹状リブと板状リブを形成した衝撃吸収性を有する車両用ダクトは特開2000−193057公報および特開2001−239573公報に、強化芯材を挿入した衝撃吸収性を有する車両用ダクトは特開2001−34156公報に、さらに凹状リブと板状リブを有するバンパーレインホースメントは特許第2714567号公報にそれぞれ記載されている。
特開2002−187508公報 特許第3313999号公報 特開2000−193057公報 特開2001−239573公報 特開2001−34156公報 特許第2714567号公報
上記特開2002−187508公報および特許第3313999号公報に記載されている車両用衝撃吸収体のように、熱可塑性樹脂からなる中空二重壁構造体の表面壁と裏面壁から凹状リブを形成してその互いの先端部を接合して一体化したものは、衝撃吸収体の厚みが十分であれば所要の衝撃吸収量を確保できるが、その厚みに制約がある場合には所要の衝撃吸収量が得られず、特に衝撃が加わった直後の衝撃吸収性能の改善が要求される。
そこで、本発明は、熱可塑性プラスチックをブロー成形することにより成形される中空状の車両用衝撃吸収体の第一壁と対向する第二壁に、互いに先端部が溶着一体化されて溶着面を有する一対の凹状リブを複数形成するとともに、第一壁および第二壁をそれぞれ中空部側へ突出させた一対の溝状リブを凹状リブを繋ぐように形成して、一対の溝状リブの対向端部を溶着一体化した溶着面を有する構成としたことにより、衝撃吸収体の厚みに制約がある場合であっても所要の衝撃吸収性能を確保できるとともに、特に衝撃が加わった直後の衝撃吸収性能に優れ、高い衝撃吸収性能を維持することができる車両用衝撃吸収体を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明の請求項1に係る車両用衝撃吸収体は、車両構成部材に内設することによって内部または外部からの衝撃を吸収するための中空状の車両用衝撃吸収体であって、車両用衝撃吸収体は、熱可塑性プラスチックをブロー成形することにより中空状に形成されていて、間隔をあけて互いに対向する第一壁および第二壁を有しており、前記第一壁を対向する前記第二壁へ向けて窪ませ且つ前記第二壁を対向する前記第一壁へ向けて窪ませて一方の凹状リブと他方の凹状リブからなる一対の凹状リブが複数形成され、前記一方の凹状リブと前記他方の凹状リブの互いの先端部が溶着一体化された溶着面を有し、前記第一壁および第二壁をそれぞれ中空部側へ窪ませて一対の溝状リブが前記凹状リブを繋ぐように形成され、且つ一対の溝状リブの対向端部を溶着一体化した溶着部を有していることを特徴とするものである。
また、請求項2に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1の構成において、一方の凹状リブの第一壁から溶着面までの高さ(b)が2.5〜35.0mmに形成され且つ他方の凹状リブの第二壁から溶着面までの高さ(c)が2.5〜35.0mmに形成され、一方の溝状リブの第一壁から溶着部までの高さおよび他方の溝状リブの第二壁から溶着部までの高さが27.5mm以下に形成され、第一壁と第二壁の間隔(a)が70.0mm以下に形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1または2の構成において、第一壁および第二壁に形成された凹状リブは略円筒状であり、第一壁および第二壁には凹状リブによる直径(d)が5.0〜30.0mmの略円形の開孔を有し、凹状リブの溶着面の直径(e)が2.5〜15.0mmの略円形に形成されており、溝状リブは幅(f)が2.0〜10.0mmの溝状に形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1、2または3の構成において、第一壁および第二壁の何れか一方または両方に、溝状リブと直交する方向に深さ(g)が3.0〜8.0mmの凹条を設けたことを特徴とするものである。
さらに、請求項5に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1、2、3または4記載の構成において、車両用衝撃吸収体は搭乗者の頭部が衝突する位置に対応した車両構成部材の内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して搭乗者の頭部の衝突によって押し潰され、さらに変形することにより搭乗者の頭部への衝撃を吸収することを特徴とするものである。
請求項6に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1、2、3または4記載の構成において、車両用衝撃吸収体は搭乗者の肩または腰が衝突する位置に対応した車両構成部材の内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して搭乗者の肩または腰の衝突によって押し潰され、さらに変形することにより搭乗者の肩または腰への衝撃を吸収することを特徴とするものである。
請求項7に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1、2、3または4記載の構成において、車両用衝撃吸収体は搭乗者の脚部が衝突する位置に対応した車両構成部材の内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して搭乗者の脚部の衝突によって押し潰され、さらに変形することにより搭乗者の脚部への衝撃を吸収することを特徴とするものである。
請求項8に係る車両用衝撃吸収体は、請求項1、2、3または4記載の構成において、車両用衝撃吸収体は車両の外部から衝突を受ける部位に位置する車両構成部材であるドアまたはバンパーの内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して衝突による外部からの衝撃によって押し潰され、さらに変形することにより外部からの衝撃または外部への衝撃を吸収することを特徴とするものである。
本発明に係る車両用衝撃吸収体によれば、熱可塑性プラスチックをブロー成形することにより成形される中空状の衝撃吸収体の第一壁と対向する第二壁に、互いに先端部が溶着一体化されて溶着面を有する一対の凹状リブを複数形成するとともに、第一壁および第二壁をそれぞれ中空部側へ突出させた一対の溝状リブを凹状リブを繋ぐように形成して、一対の溝状リブの対向端部を溶着一体化した溶着面を有する構成としたことにより、衝撃吸収体の厚みに制約がある場合であっても所要の衝撃吸収性能を確保できるとともに、特に衝撃が加わった直後の衝撃吸収性能に優れるうえ、車両用衝撃吸収体1の厚みが70.0mm以下で部分的な厚みが55.0mm以下のものあっても衝撃エネルギーが効果的に吸収され、所要の衝撃吸収性能を維持することができる効果が得られる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る車両用衝撃吸収体を破断して示す斜視図、図2は図1の平面図、図3は図1のA−A断面図、図4は同じくB−B断面図、図5は一部の斜視図、図6は本発明の第2の実施の形態に係る車両用衝撃吸収体を破断して示す斜視図、図7は図6の平面図、図8は図6のC−C断面図、図9は本発明に係る車両用衝撃吸収体の圧縮荷重に対するひずみ(変位)を示すグラフ、図10は第1および第2の実施の形態に係る衝撃吸収体のブロー成形態様を示す断面図、図11は同上型締めした状態の断面図、図12は本発明に係る車両用衝撃吸収体を車両のドアトリムに内設した態様を示す斜視図、図13は同上断面図、図14は本発明に係る車両用衝撃吸収体を自動車のルーフパネルに内設した態様を示す断面図、図15は本発明に係る車両用衝撃吸収体を内設したバンパーの背面図である。
図1ないし図5において、1は車両用衝撃吸収体である。この車両用衝撃吸収体1は、熱可塑性プラスチックをブロー成形して中空状に成形されたものであって2は中空部、3は周壁面、4は第一壁、5は第二壁である。上記中空状の車両用衝撃吸収体1を形成する第一壁4および第二壁5の両方をそれぞれ他方へ向けて窪ませて形成された対をなす凹状リブ6,7を多数有しており、これら凹状リブ6,7の先端部が互いに当接して溶着面8をなしている。第一壁4には凹状リブ6間を繋ぐように、溝状リブ9が形成されており、同様に第二壁5には凹状リブ7間を繋ぐように溝状リブ10が形成されている。これら溝状リブ9,10は幅fが2.0〜10.0mmのスリット状であり、互いに対向していて、その対向端部が溶着一体化されており、11はその溶着部である。溝状リブ9,10は第一壁4と第二壁5の間隔aが55.0mm以下の部位に設けられる。つまり、一方の溝状リブ9の第一壁から溶着部までの高さおよび他方の溝状リブ10の第二壁から溶着部までの高さが27.5mm以下となるように形成される。第一壁4と第二壁5の間隔aが55.0mmより大きい部位に溝状リブ9,10を形成すると壁面に薄肉部分が生じ、衝撃吸収効果が得られない。
凹状リブ6の第一壁4から溶着面8までの高さbは2.5〜35.0mmに形成され、凹状リブ7の第二壁5から溶着面8までの高さcは2.5〜35.0mmに形成されている。第一壁4と第二壁5の間隔aは70.0mm以下に形成されている。また、第一壁4および第二壁5に形成された凹状リブ6,7は略円筒状であり、第一壁4および第二壁5には凹状リブ6,7による直径dが5.0〜30.0mmの略円形の開孔12,13を有している。凹状リブ6,7の溶着面8の直径eは2.5〜15.0mmであって開孔12,13より若干小さく、凹状リブ6,7は円筒状またはカップ状となっている。
車両用衝撃吸収体1は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタート等のポリエステル系樹脂、ポリアミドおよびこれらの混合物など、剛性等の機械的高度の大きい樹脂で構成する。
車両用衝撃吸収体1の第一壁4には、図6ないし図8に示すように、凹状リブを繋ぐように凹条14を形成してもよく、この凹条14は深さgが3.0〜8.0mmである。凹条14を形成する方向は溝状リブ9,10と直交する方向にて図示しているが、凹状リブを繋ぐものであれば溝状リブ9,10と傾斜する方向に形成してもよい(図示せず)。なお、凹条14は第一壁4でなく第二壁5に形成してもよく、また第一壁4および第二壁5の両方に形成してもよい。
グラフは圧縮荷重に対する圧縮歪みの変化(変位)を計測した結果を示している。実線は実施例として本発明に係る車両量衝撃吸収体として一対の凹状リブおよび一対の溝状リブを有する車両用衝撃吸収体、破線は比較例として一対の溝状リブのない車両用衝撃吸収体の圧縮荷重に対するひずみ(変位)を示すものである。
本発明に係る車両用衝撃吸収体1によれば、図9に実線で示すように、衝撃が加わったときのひずみ(変位)が15%付近で初期極大応力を示すのに対し、溝状リブのない従来のものではひずみ(変位)が40%付近まではなだらかに応力が増加してから初期極大応力を示す。このことから、本発明に係る車両用衝撃吸収体1では、衝撃が加わった直後の衝撃吸収性能が格段に向上していることが明らかである。
このように、一対の溝状リブのない車両用衝撃吸収体にあっては衝撃が加わった直後により小さな圧縮荷重によって変位が進行してしまうため応力の発生が緩やかで初期極大応力の発生時期が遅く初期段階での衝撃吸収性能が比較的低くなっている。これに対して、一対の凹状リブおよび一対の溝状リブを有する車両用衝撃吸収体にあっては衝撃が加わった直後より圧縮荷重が増加し、変位が小さい段階において目的の応力が発生し、初期段階での衝撃吸収性能が向上している。
図1ないし図8に示す車両用衝撃吸収体1は、図10および図11に示すようにブロー成形される。すなわち、15,15は一対の分割金型、16,16は凹状リブ成形キャビティ、17は押出ダイ、18はパリソンである。図10に示すように、一対の分割金型15,15の間にパリソン18を配置後、図11に示すように型締めした後、エア吹込みピン(図示せず)をパリソンに突き刺し、加圧エアを導入してブロー成形する。
図12ないし図15は、本発明に係る車両用衝撃吸収体1の使用例を示している。すなわち、図12および図13はドア19のドアトリム20に、図14は自動車のルーフパネル21に、図15はバンパー22に、それぞれ本発明に係る車両用衝撃吸収体1を内設した例である。図14においてAは搭乗者の頭部を示している。
本発明に係る車両用衝撃吸収体は、自動車等のドア、ドアトリム、ボディーサイドパネル、ルーフパネル、ヘッドライナー、ピラー、バンパーなどの車両構成部材に内設して、それらの部分の衝撃吸収性を格段に高めることができるものであり、自動車の安全性向上に大いに貢献するものである。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用衝撃吸収体を破断して示す斜視図である。 同上平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図3に対応する一部の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車両用衝撃吸収体を破断して示す斜視図である。 同上平面図である。 図6のC−C断面図である。 本発明に係る車両用衝撃吸収体の圧縮荷重に対するひずみ(変位)を示すグラフである。 第1および第2の実施の形態に係る衝撃吸収体のブロー成形態様を示す断面図である。 同上型締めした状態の断面図である。 本発明に係る車両用衝撃吸収体を車両のドアトリムに内設した態様を示す断面図である。 同上断面図である。 本発明に係る車両用衝撃吸収体を自動車のルーフパネルに内設した態様を示す断面図である。 本発明に係る車両用衝撃吸収体を内設したバンパーの背面図である。
符号の説明
1 車両用衝撃吸収体
2 中空部
3 周壁面
4 第一壁
5 第二壁
6,7 凹状リブ
8 溶着面
9,10 溝状リブ
11 溶着部
12,13 開孔
14 凹条
15,15 一対の分割金型
16,16 凹状リブ成形キャビティ
17 押出ダイ
18 パリソン
19 ドア
20 ドアトリム
21 ルーフパネル
22 バンパー

Claims (8)

  1. 車両構成部材に内設することによって内部または外部からの衝撃を吸収するための中空状の車両用衝撃吸収体であって、車両用衝撃吸収体は、熱可塑性プラスチックをブロー成形することにより中空状に形成されていて、間隔をあけて互いに対向する第一壁および第二壁を有しており、前記第一壁を対向する前記第二壁へ向けて窪ませ且つ前記第二壁を対向する前記第一壁へ向けて窪ませて一方の凹状リブと他方の凹状リブからなる一対の凹状リブが複数形成され、前記一方の凹状リブと前記他方の凹状リブの互いの先端部が溶着一体化された溶着面を有し、前記第一壁および第二壁をそれぞれ中空部側へ窪ませた一対の溝状リブが前記凹状リブを繋ぐように形成され、且つ一対の溝状リブの対向端部を溶着一体化した溶着部を有していることを特徴とする車両用衝撃吸収体。
  2. 一方の凹状リブの第一壁から溶着面までの高さ(b)が2.5〜35.0mmに形成され且つ他方の凹状リブの第二壁から溶着面までの高さ(c)が2.5〜35.0mmに形成され、一方の溝状リブの第一壁から溶着部までの高さがおよび他方の溝状リブの第二壁から溶着部までの高さが27.5mm以下に形成され、第一壁と第二壁の間隔(a)が70.0mm以下に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用衝撃吸収体。
  3. 第一壁および第二壁に形成された凹状リブは略円筒状であり、第一壁および第二壁には凹状リブによる直径(d)が5.0〜30.0mmの略円形の開孔を有し、凹状リブの溶着面の直径(e)が2.5〜15.0mmの略円形に形成されており、溝状リブは幅(f)が2.0〜10.0mmのスリット状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用衝撃吸収体。
  4. 第一壁および第二壁の何れか一方または両方に、凹状リブを繋ぐように深さ(g)が3.0〜8.0mmの凹条を設けたことを特徴とする請求項1、2または3記載の車両用衝撃吸収体。
  5. 車両用衝撃吸収体は搭乗者の頭部が衝突する位置に対応した車両構成部材の内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して搭乗者の頭部の衝突によって押し潰され、さらに変形することにより搭乗者の頭部への衝撃を吸収することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両用衝撃吸収体。
  6. 車両用衝撃吸収体は搭乗者の肩または腰が衝突する位置に対応した車両構成部材の内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して搭乗者の肩または腰の衝突によって押し潰され、さらに変形することにより搭乗者の肩または腰への衝撃を吸収することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両用衝撃吸収体。
  7. 車両用衝撃吸収体は搭乗者の脚部が衝突する位置に対応した車両構成部材の内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して搭乗者の脚部の衝突によって押し潰され、さらに変形することにより搭乗者の脚部への衝撃を吸収することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両用衝撃吸収体。
  8. 車両用衝撃吸収体は車両の外部から衝突を受ける部位に位置する車両構成部材であるドアまたはバンパーの内側の空間に配置され、車両用衝撃吸収体が車両構成部材を介して衝突による外部からの衝撃によって押し潰され、さらに変形することにより外部からの衝撃または外部への衝撃を吸収することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両用衝撃吸収体。
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