JP2006151046A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ナノメーターサイズの帯電微粒子水により空気中に浮遊した臭い成分及び車内の壁面等に付着した臭い成分を直接除去することができて効果的な脱臭が行え、またこの帯電微粒子水による車内の脱臭を低コストで実現できるようにする。
【解決手段】 車両に備え付けた車両用空気調和装置1は、一端が車外又は車内のいずれかに連通する吸込口となり且つ他端が車内に連通する吹出口5となった空気流路4と、吸込口から車外の空気又は車内の空気を吸い込むと共にこの空気を前記吹出口5から車内に向けて吹き出す送風手段と、吸込口から吸い込まれた空気流路4内の空気を温度調節する温度調節手段と、を有する。この車両用空気調和装置1内にナノメータサイズの帯電微粒子水Mを生成する静電霧化装置3を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両に備えた車両用空気調和装置に関する。
乗用車等の車両にあっては車内が密閉空間となっているため車内に煙草等の臭いがこもるという問題があり、従来この車内の臭いの除去には例えば特許文献1に示すような可搬式の空気浄化装置が車内に設置されて用いられていた。
この空気浄化装置は、外殻を形成するケース内に一端が吸込口となり且つ他端が吹出口となった空気流路を形成し、該空気流路に車内空気を吸込口から吸い込むと共にこの空気を吹出口から再び車内に吹き出すファンと、フィルタとを備えたものであって、ファンを駆動してフィルタにて車内の空気をろ過することで車内の空気を浄化するものである。
しかし上記ファンや空気流路等を備えた空気浄化装置を車内に別途設けることはコストがかかるという問題があり、また上記空気浄化装置にあっては、車内の空気中に浮遊している臭い成分や、車内の壁面等に付着した臭い成分を直接除去することができず、効果的な脱臭が行えなかった。
特表平11−506049号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ナノメーターサイズの帯電微粒子水により空気中に浮遊した臭い成分及び車内の壁面等に付着した臭い成分を直接除去することができて効果的な脱臭が行え、またこの帯電微粒子水による臭いの除去は空調時に同時に行うことができ、さらにはこの帯電微粒子水による車内の脱臭を低コストで実現できる車両用空気調和装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る車両用空気調和装置1は、一端が車外又は車内のいずれかに連通する吸込口となり且つ他端が車内に連通する吹出口5となった空気流路4と、前記吸込口から車外の空気又は車内の空気を吸い込むと共にこの空気を前記吹出口5から車内に向けて吹き出す送風手段と、前記吸込口から吸い込まれた空気流路4内の空気を温度調節する温度調節手段とを有する車両に備え付けた車両用空気調和装置1内に、放電部12bと、該放電部12bと対向する対向電極13と、放電部12bに水を供給する水供給手段と、放電部12bと対向電極13との間に高電圧を印加する電圧印加部15とを具備して、電圧印加部15にて前記放電部12bと対向電極13との間に高電圧を印加することで放電部12bの水を霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水Mを生成する静電霧化装置3を設けて成ることを特徴とする。
このように車両用空気調和装置1内にナノメータサイズの帯電微粒子水Mを生成する静電霧化装置3を設けているので、送風手段及び静電霧化装置3を同時に運転して、送風手段の運転により発生する空気流にのせて静電霧化装置3で生成した帯電微粒子水Mを車内に行き渡らせることができ、この帯電微粒子水Mが有する活性種の作用により、空気中に浮遊した臭い成分及び車内の壁面等に付着した臭い成分を直接除去することができる。またこの帯電微粒子水Mによる臭いの除去は空調時に同時に行うことができる。さらにはこの場合、車両に備え付けの車両用空気調和装置1に設けた空気流路4及び送風手段を静電霧化装置3で生成した帯電微粒子水Mを車内へ送るための手段として兼用でき、上記帯電微粒子水Mによる車内の脱臭を低コストで実現できる。
また請求項2は請求項1において、上記空気流路4の送風手段よりも下流側を、下流端に車内に連通する主吹出口5aを有する主流路35と、該主流路35から分岐して下流端に車内に連通する副吹出口5bを有する副流路36とで構成し、上記静電霧化装置3を副流路36に配設してなることを特徴とする。
このように副流路36に静電霧化装置3を配設することで、送風手段の運転時において空気の流れが遅い副流路36に静電霧化装置3の放電部12bを配置することができ、これにより放電部12bに保持された水が安定し、放電部12bにおいて安定して帯電微粒子水Mを生成できる。
また請求項3は請求項1又は請求項2において、上記静電霧化装置3の水供給手段を空気中の水分を結露させることで放電部12bに供給される水を生成する結露水生成手段で構成して成ることを特徴とする。
静電霧化装置3は車両用空気調和装置1内に配設されているため水の補給が困難であるが、上記結露水生成手段を設けることで、自動的に静電霧化装置3の帯電微粒子水Mの生成に用いられる水を放電部12bに供給することができ、水の補給の手間が省ける。
また請求項4は上記温度調節手段として空気流路4に空気を加熱する加熱手段を設け、空気流路4の加熱手段よりも上流側の空気に曝される位置に上記結露水生成手段を配設して成ることを特徴とする。
上記のように加熱手段にて加熱されない位置に結露水生成手段を配設することで、加熱手段を加熱した暖房運転時においても、加熱手段により加熱されていない結露点に近い温度にある空気から結露水生成手段にて結露水を生成することができ、これにより結露水を効率良く得ることができる。
本発明ではナノメーターサイズの帯電微粒子水により空気中に浮遊した臭い成分及び車内の壁面等に付着した臭い成分を直接除去することができて効果的な脱臭が行え、またこの帯電微粒子水による臭いの除去は空調時に同時に行うことができ、さらにはこの帯電微粒子水による車内の脱臭を低コストで実現できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1は本実施形態の車両用空気調和装置1であって、ダッシュボード内に組み込まれる等して車両に備え付けられている。
車両用空気調和装置1は空調ダクトからなる空気流路4を備えている。空気流路4の一端は吸込口(図示せず)となっており、他端は車内に連通する吹出口5となっている。ここで吸込口は切換手段(図示せず)により車外又は車内のいずれかに切り換えて選択的に連通可能となっている。また吹出口5には空気流路4から吹き出される空気の吹き出し方向を変更するルーバー(図示せず)が設けられている。
上記吸込口と吹出口5とを連通接続する空気流路4には吸込口から車外の空気又は車内の空気を吸い込むと共にこの空気を吹出口5から車内に向けて吹き出す送風手段としてブロワファン6を設けている。
空気流路4における上記ブロワファン6よりも下流側には、空気流路4内の空気を冷却する冷却手段としてのエバポレーター7と、空気流路4内の空気を加熱する加熱手段としてのヒーター8とを上流側から順に設けてあり、本実施形態ではこのエバポレーター7とヒーター8とが吸込口から空気流路4内に吸い込まれた空気を温度調節する温度調節手段を構成している。
エバポレーター7は図示しないコンプレッサ及びコンデンサを設けた冷媒が流れる冷房用冷媒循環路9に設けてあって冷凍サイクルを形成するもので、コンプレッサでガス状の冷媒を圧縮してコンデンサへと送り、コンデンサでガス状の冷媒が凝縮されてエバポレーター7へと送られ、この液状の冷媒がエバポレーター7にて空気流路4内の空気と熱交換して熱を吸収し、この際液状の冷媒は熱吸収により蒸発してガス状の冷媒となり、このガス状の冷媒を再度コンプレッサへと送り、以下、このような冷媒の状態変化を伴う循環を繰り返すことで、エバポレーター7は冷却されるものである。またヒーター8は図示しない電動ポンプを設けたエンジンの冷却水が流れる暖房用冷媒循環路10に設けてあって、電動ポンプによりエンジンにて加熱された冷媒としての冷却水をヒーター8に送り、該冷媒の熱により空気流路4内の空気を加熱するものである。
上記エバポレーター7とヒーター8とブロワファン6は図示しない車両に設けた操作パネルの操作状態に応じてその運転の制御がなされ、搭乗者は操作パネルを操作することで、車内の冷房を行ったり、車内の暖房を行ったりできるようになっている。また操作パネルの操作状態により吸込口から吸い込まれる空気を車外の空気又は車内の空気のいずれかに選択できるようになっている。
操作パネルの操作によって車内の冷房が選択された際は、エバポレーター7が冷却されると共にブロワファン6が運転され、これにより吸込口からは車内の空気又は車外の空気のうち選択されたいずれか一方の空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気はエバポレーター7にて冷却された後、吹出口5から車内に向けて吹き出されることとなる。また車内の暖房が選択された際はヒーター8が加熱されると共にブロワファン6が運転され、これにより吸込口からは車内の空気又は車外の空気のうち選択された空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気はヒーター8にて加熱された後、吹出口5から車内に向けて吹き出されることとなる。また暖房時には上記ヒーター8に加えてエバポレータを冷却することで車内の除湿を行えるようにもなっている。
そして上記車両用空気調和装置1内にはブロワファン6の運転により生じる空気流に向けて活性種を含むナノメータサイズの帯電微粒子水Mを放出する静電霧化装置3を設けてあり、本例では図1に示すように空気流路4のヒーター8よりも下流側である下流側端部に静電霧化装置3を配設している。ここで静電霧化装置3は後述する放熱部11を下にしてねじ止め又は両面テープ等により空気流路4の内面に固定されているものとする。
静電霧化装置3は図2及び図3に示すように、放電極12と、該放電極12の先端に形成した尖鋭形状の放電部12bと対向する対向電極13と、放電部12bに水を供給する水供給手段と、放電部12bと対向電極13との間に高電圧を印加する高圧電源からなる電圧印加部15とを具備するものであって、放電部12b(放電極12)と対向電極13との間に高電圧を印加してコロナ放電を起こすことで、水供給手段から放電部12bに供給された水を放電部12bにおいて静電霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水Mを生成するものである。ここで静電霧化装置3の電源はバッテリーから直接、又はイグニッションラインから分岐して供給されるものとする。
上記水供給手段は放熱部11と冷却部17とを有するペルチェユニット16からなり、本実施形態では該ペルチェユニット16を結露水生成手段としている。冷却部17によりペルチェユニット16の冷却部17側に接続された放電極12を冷却することで、放電極12の放電部12bの外面に空気流路4の空気から結露した水を生成するものである。
ペルチェユニット16は、熱伝導性の高いアルミナや窒化アルミニウムから成る絶縁板18の片面側に回路19を形成してある一対のぺルチェ回路板20を、互いの回路19側が向い合うように対向させ、多数列設してあるBiTe系の熱電素子21を両ぺルチェ回路板20間で挟持するとともに隣接する熱電素子21同士を両側の回路19で電気的に接続させ、ぺルチェ入力リード線22を介して為される熱電素子21への通電により一方のぺルチェ回路板20側から他方のぺルチェ回路板20側に向けて熱が移動するように設けたものである。上記一方の側(以下、冷却側という)のぺルチェ回路板20の外側にはアルミナや窒化アルミニウム等から成り高熱伝導性及び高耐電性の高い冷却用絶縁板23を接続してあり、上記他方の側(以下、放熱側という)のぺルチェ回路板20の外側にはアルミニウム等の金属から成る高熱伝導性の放熱板24を接続している。即ち本例においては冷却側のぺルチェ回路板20の絶縁板18と冷却用絶縁板23とで冷却部17を形成し、放熱側のぺルチェ回路板20の絶縁板18と放熱板24とで放熱部11を形成してある。
上記ペルチェユニット16にはPBT樹脂やポリカーボネートやPPS樹脂等の絶縁材料からなる両端の貫通した筒状の支持枠25の一端側を連結してあり、該支持枠25の他端に対向電極13を支持させることで、放電極12と対向電極13とを所定間隔を隔てて互いに対向する位置に固定させている。該支持枠25の一端側の開口部の外周縁にはその全周に亘って連結用のフランジ部26を突設するとともに、他端側の開口部(以下、これをミスト吐出口27という)には対向電極13を位置させている。上記フランジ部26には周方向に等間隔を隔てて複数のねじ孔28を貫設しており、ねじ孔28を介してフランジ部26を放熱板24の周縁部にねじ止めすることで支持枠25をぺルチェユニット16に連結させている。支持枠25の内周面からはその内部空間を放電空間S1と封止空間S2とに二分割する隔壁29を延設しており、この隔壁29の中央には両空間S1,S2を連通させる連通孔30を穿設している。
上記放電極12は、アルミニウムや銅、タングステン、チタン、ステンレス等の熱伝導性及び導電性の高い材料を用いてその主体部12aが円柱状を成すように形成したものであり、主体部12aの先端に前述の尖鋭形状の放電部12bを形成し、基端に主体部12aよりも大径の被挟持部12cを形成している。支持枠25をぺルチェユニット16に連結する際に、上記放電極12の主体部12aを連通孔30に嵌合させるとともに放電部12b側を放電空間S1内に位置させ、被挟持部12cを封止空間S2内に位置させることで、支持枠25の隔壁29と放熱板24との間に放電極12の被挟持部12c及びペルチェユニット16の冷却用絶縁板23及び両ペルチェ回路板20及び熱電素子21を挟み込むものであり、この挟み込みによって放電極12がぺルチェユニット1の冷却部17側に押圧されて接合状態となる。なお図中の符号31は支持枠25と冷却用絶縁板23との間、支持枠25と放電極12との間に配設したエポキシ樹脂から成る封止樹脂である。
支持枠25の放電空間S1内に放電極12の放電部12b側の半部が位置し、支持枠25の先端に支持される対向電極13がこの放電部12bと所定距離を隔てて対向する位置に固定されることは上記した通りであるが、更に、支持枠25の放電空間S1側の周側壁には通風口32を複数開口させており、放電空間S1は対向電極13のミスト吐出口27と通風口32とを介して外部空間に連通する状態となっている。図中の符号33は、支持枠25の放電空間S1内にて一端側が放電極12に接続されるとともに他端側が支持枠25外に引き出されて電圧印加部15に接続されるように金属又は導電性プラスチックを用いて形成した高圧リード線であり、この高圧リード線33を介して放電極12と電気的に接続された電圧印加部15を更に対向電極13と電気的に接続させることで、両電極4,6間に高電圧が印加されるように設けている。
しかして上記構成の静電霧化装置3において、支持枠25と放熱板24の連結により封止状態にある熱電素子21に対してぺルチェ入力リード線22を介して通電を行うと、各熱電素子21内において同一方向への熱の移動が生じ、この熱移動の冷却側に接続される冷却部17を介して放電極12が冷却され、支持枠25の放電空間S1内において放電極12の周囲の空気が冷却されることで、空気中の水分が結露等により液化されて放電極12表面に水が生成される。そして、放電極12の特に放電部12bに水が生成され且つ保持された状態で、電圧印加部15により放電極12の放電部12b側がマイナス電極となって電荷が集中するように該放電極12と対向電極13との間に高電圧を印加すると、放電部12bに保持される水が大きなエネルギーを受けて表面張力を超えて分裂を繰り返すという所謂レイリー分裂を起こしてナノメータサイズ(例えば10〜30ナノメータ)の粒子径のイオンのミストである帯電微粒子水Mを発生させる静電霧化がなされ、この時、同時に生成された反応性に富む活性種(ヒドロキシラジカル、スーパーオキサイド等の脱臭・除菌の源となる物質)が、分裂した水に含まれ空気中に飛び出す。この活性種を含む帯電微粒子水Mは放電極12と対向して位置する対向電極13に向けて移動し、ミスト吐出口27内に固定される対向電極13の中央穴を通過して静電霧化装置3の外部へと放出される。支持枠25の放電空間S1内の放電極12の周囲には通風口32を介して常に新たな外気が導入され、したがって放電極12部分には安定的に水が生成されるので、帯電微粒子水Mは安定的に発生させることが可能となっている。この通風口32から支持枠25内に導入されてミスト吐出口27から吐出される空気の流れに乗って、帯電微粒子水Mは外部へと勢い良く誘引されるものである。
上述した静電霧化装置3は操作パネルの操作によりそのON/OFFの切り換えが制御されるものであって、これにより搭乗者は操作パネルを操作して車内の脱臭を行うか否かを選択できるようになっている。操作パネルが操作されて車内の脱臭を行うことが選択された場合には、ブロワファン6及び静電霧化装置3の運転(具体的には放電部12b及び対向電極13間への電圧の印加及びペルチェユニット16の熱電素子21への通電)が開始される。これにより静電霧化装置3では前述のようにナノメータサイズの帯電微粒子水Mが生成され、該静電霧化装置3で生成されたナノメーターサイズの帯電微粒子水Mが空気流路4を流れる空気に乗って吹出口5から車内に向けて放出されることとなる。なお冷房時又は暖房時にあってはブロワファン6は運転状態にあるので、この際に車内の脱臭を行うことが選択された場合には静電霧化装置3のみが運転を開始することは勿論である。また上記では操作パネルの操作により静電霧化装置3の運転を制御できるようにしたが、前述した冷房時や暖房時においてブロワファン6の運転と同時に静電霧化装置3を自動的に運転するように制御しても良いものとする。
このように本発明では車両用空気調和装置1内にナノメータサイズの帯電微粒子水Mを生成する静電霧化装置3を設けているので、ブロワファン6及び静電霧化装置3を同時に運転して、ブロワファン6の運転により発生する空気流にのせて静電霧化装置3で生成した帯電微粒子水Mを車内に行き渡らせることができ、この帯電微粒子水Mが有する活性種の作用により、空気中に浮遊した臭い成分を直接除去することができる。また吹出口5から吹き出されて車内に行き渡った帯電微粒子水は車内の壁面に付着した後、浸透することとなり、この壁面に浸透した帯電微粒子水が有する活性種により車内の壁面の脱臭も効果的に行える。またこの帯電微粒子水Mによる臭いの除去は車両用空気調和装置1の温度調節手段による空調時に同時に行うことができる。さらにはこの場合、車両に備え付けの車両用空気調和装置1に設けた空気流路4及びブロワファン6を静電霧化装置3で生成した帯電微粒子水Mを車内へ送るための手段として兼用でき、低コストで上記車内の脱臭を実現できる。
また本例の静電霧化装置3においては、静電霧化する為の水を放電部12bに供給する水供給手段として、冷却部17と放熱部11とを有するぺルチェユニット16を備えて該ぺルチェユニット16の冷却部17側に放電極12を接続してあるので、ペルチェユニット16の冷却部17を冷却した場合には放電部12bの周囲の空気が結露点以下にまで冷却されて空気中の水分を基に放電極12の放電部12bに水が直接生成されることとなり、これにより使用者自身が水を補給する手間が不要であるとともに、生成された水には不純物が含まれないことから放電部12bにおけるCaCOやMgO等の析出付着が防止されるものである。しかも、水が放電極12の放電部12bに直接生成されることから、静電霧化装置3の運転を開始(即ち、熱電素子21への通電を開始)してから帯電微粒子水Mを発生させるまでの時間が短くて済む。
また前述したように吸込口から吸い込まれる空気は操作パネルを操作することで車外又は車内のいずれかに選択できるようになっており、即ち吸込口から車外の空気を吸い込んで吹出口5から車外の新鮮な空気を吹き出すことと、吸込口から車内の空気を吸い込んで車内の空気を循環させることとを選択的に行えるようになっているのだが、ここで脱臭時において吸込口を車外に連通させた場合には、車内に車外の臭いが付いていない新鮮な空気を送ることにより脱臭効果を高められる。即ち、壁面やシートまで届く帯電微粒子水Mの活性種の量が多くなるので、付着臭に対する除去効果が増すことになる。一方、吸込口から車内の空気を吸い込んで車内の空気を循環させる場合において車内の空気が臭い成分を多く含んでいる時は、帯電微粒子水M内の活性種のいくつかは、壁面やシートに届く間に車内で浮遊している臭い成分と結合して消滅するが、帯電微粒子水M内の残りの活性種によって壁面やシートの付着臭を除去することになる。従ってより壁面やシートの付着臭を主に除去したい場合には、吸込口を車外に連通するように切り換えるようにしても良い。またこのように脱臭時において吸込口から車外の空気を吸い込んだ場合には、上記ペルチェユニット16にて臭いが付着していない新鮮な車外の空気から臭いの付着していない結露水を得ることができるという効果もある。また脱臭時においては吸込口を車内に連通させることもでき、この場合には温度調節手段による車内の空調を効果的に行うことができたり、吸込口から吸い込まれる車外の空気に臭いが付着している時に車内を効果的に脱臭したりできる。なお上記静電霧化装置3を運転した脱臭時においては自動的に吸込口から吸い込まれる空気を車外の空気とするように制御しても良いものとする。
次に上記とは異なる実施形態について説明する。なお上記図1の実施形態と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。本実施形態では図4に示すようにペルチェユニット16を空気流路4におけるヒーター8よりも上流側の空気に曝される位置に設けてあり、図示例ではペルチェユニット16を有する静電霧化装置3を空気流路4におけるヒーター8よりも上流側に配置している。このようにペルチェユニット16を空気流路4におけるヒーター8よりも上流側の空気に曝される位置に設けることで、ヒーター8を加熱した暖房運転時において、加熱手段により加熱されていない結露点に近い温度にある空気からペルチェユニット16にて結露水を生成することができ、これにより結露水を効率良く得ることができる。さらに前述したようにペルチェユニット16を有する静電霧化装置3をエバポレーター7よりも下流側に配置しているため、エバポレータ7を冷却した冷房運転時において、エバポレーター7により冷却された結露点に近い温度にある空気からペルチェユニット16にて結露水を生成することができ、この場合にも結露水を効率良く得ることができる。
次に上記とは更に異なる実施形態について説明する。なお上記図1の実施形態と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。本実施形態では図5に示すように空気流路4のブロワファン6よりも下流側を、ブロワファン6の送風方向と平行な主流路35と、該主流路35から分岐した主流路35よりも流路面積の小さい副流路36とで構成している。主流路35は主流路35よりも上流側の部分を直線状に延設して成る流路であり主流路35よりも上流側の部分と流路面積が同じである。主流路35の下流端には車内に連通する主吹出口5aを設けてあって、また副流路36の下流端には車内に連通する副吹出口5bを設けてあり、本例では前記主吹出口5aと副吹出口5bとで吹出口5を構成している。また主流路35には上流側から順にエバポレーター7及びヒーター8を設けてあり、副流路36は主流路35におけるエバポレーター7よりも下流側且つヒーター8よりも上流側の位置から分岐している。そして静電霧化装置3は前記副流路36の下流側端部に配設されている。なお図示は省略するが主吹出口5a及び副吹出口5bの夫々には空気の吹き出し方向を変更するルーバーが設けられており、各ルーバにより主吹出口5aからの空気の吹出量と副吹出口5bからの空気の吹出量との割合を調節できるようになっている。
このように空気流路4のブロワファン6よりも下流側を、下流端に車内に連通する主吹出口5aを有する主流路35と、該主流路35から分岐して下流端に車内に連通する副吹出口5bを有する副流路36とで構成し、静電霧化装置3を副流路36に配設することで、ブロワファン6の運転時において空気の流れが遅い副流路36に静電霧化装置3の放電部12bを配置することができ、これにより放電部12bに保持された水が安定し、放電部12bにおいて安定して帯電微粒子水Mを生成できる。
また本実施形態における静電霧化装置3はヒータ8の上流側より分岐した副流路36に設けてあって、つまり上記図4の実施形態と同様に、静電霧化装置3のペルチェユニット16を空気流路4におけるヒーター8よりも上流側の空気に曝される位置に設けてあり、このため上記図4の実施形態と同様の理由により結露水を効率良く得ることができる。
本発明の実施の形態の一例を示す車両用空気調和装置の概略説明図である。 同上の静電霧化装置の断面図である。 同上の静電霧化装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 異なる実施の形態の一例を示す車両用空気調和装置の概略説明図である。 更に異なる実施の形態の一例を示す車両用空気調和装置の概略説明図である。
符号の説明
M 帯電微粒子水
1 車両用空気調和装置
3 静電霧化装置
4 空気流路
5 吹出口
5a主吹出口
5b副吹出口
12b 放電部
13 対向電極
15 電圧印加部
35 主流路
36 副流路

Claims (4)

  1. 一端が車外又は車内のいずれかに連通する吸込口となり且つ他端が車内に連通する吹出口となった空気流路と、前記吸込口から車外の空気又は車内の空気を吸い込むと共にこの空気を前記吹出口から車内に向けて吹き出す送風手段と、前記吸込口から吸い込まれた空気流路内の空気を温度調節する温度調節手段と、を有する車両に備え付けた車両用空気調和装置内に、放電部と、該放電部と対向する対向電極と、放電部に水を供給する水供給手段と、放電部と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加部とを具備して、電圧印加部にて前記放電部と対向電極との間に高電圧を印加することで放電部の水を霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を設けて成ることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 上記空気流路の送風手段よりも下流側を、下流端に車内に連通する主吹出口を有する主流路と、該主流路から分岐して下流端に車内に連通する副吹出口を有する副流路とで構成し、上記静電霧化装置を副流路に配設してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 上記静電霧化装置の水供給手段を空気中の水分を結露させることで放電部に供給される水を生成する結露水生成手段で構成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用空気調和装置。
  4. 上記温度調節手段として空気流路に空気を加熱する加熱手段を設け、空気流路の加熱手段よりも上流側の空気に曝される位置に上記結露水生成手段を配設して成ることを特徴とする請求項3に記載の車両用空気調和装置。
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