JP4966169B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送風装置に関するものである。
従来から乗用車等の車両の室内、あるいは、建物内の室内は、密閉空間であるために臭やアレルゲン物質が当該密閉空間内にこもり、また、同空間内の壁、カーテン、ダッシュボード、シート等の内装に付着したりするという問題がある。このため、ろ過方式の空気浄化装置が各種提供されているが、内装に付着した臭い成分やアレルゲン物質を除去することができない。
そこで、水を霧化させてナノメータサイズの帯電微粒子水(ナノミスト)を発生させる静電霧化装置が注目されている。この静電霧化装置が発生するナノメータサイズの帯電微粒子水はスーパーオキサイドラジカルやヒドロキシラジカルといったラジカルが含まれていて、脱臭効果や、ウイルス、カビ菌の除菌、抑制効果、アレルゲン物質の不活性化等の効果があることから、近年注目されている。このため、室内の壁、シート、ダッシュボード、カーテン等に付着した臭い成分の脱臭を行うことができると共に、人や衣服に付着して室内に持ち込まれた花粉等のアレルゲン物質も抑制することができる。
このような静電霧化装置が発生する帯電微粒子水を室内に吹き出すようにしたものとして特許文献1が知られている。特許文献1は、車両に設けた空調装置の送風路内に配置し、放電極を送風路内を流れる空気流の一部にさらし、放電極の先端に供給された水に高電圧を印加して該水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し、この帯電微粒子水を放電極に沿って流れる空気流に乗せて流し、吹出口から車両の室内に吹き出すようにしている。
ところが、上記特許文献1に示された従来例にあっては、放電極の先端に供給した水を静電霧化することで生成した帯電微粒子水を、放電極に沿って送風路内を流れる空気流に乗せてそのまま吹出口から車両の室内に吹き出すものであるから、放電極に沿って送風路内を流れる空気流が放電極の先端に供給される微量な水がさらされ、該水が静電霧化されることなく空気流により吹き飛ばされ、安定したテーラーコーンが生成できないおそれがあり、この結果、安定した静電霧化ができず、安定した帯電微粒子水を生成して室内に噴出すことができないという問題がある。
そこで、本発明者は、送風路の外に静電霧化装置を配置し、送風路を流れる空気流の影響を受けることなく静電霧化装置で帯電微粒子水を生成し、送風路の外で生成した帯電微粒子水を送風路内に送り込んで送風路内を流れる空気流にのせて吹出口から室内に吹き出すことを考えた。
しかしながら、上記の車両用空調装置の他、全館の空調を制御するセントラルヒーティング方式にあっては、送風路内を流れる空気圧は送風ファンにより加圧されているため、送風路を流れる空気圧は大気圧よりも高圧となっている。このため、静電霧化装置を送風路に連通させただけでは、高圧となっている送風路内に静電霧化装置で生成した帯電微粒子水を送り込むことはできない。このため、静電霧化装置に帯電微粒子水を送風路内に送り込むために専用の帯電微粒子水送り出し用ファンを設けることが考えられる。ところが、帯電微粒子水送り出し用ファンは送風ファンに比べると能力が小さいので、送風路内のほとんどが静電霧化装置側よりも高圧であって、依然として送風路内に帯電微粒子水を送り込むことができない。ここで、送風路内において低圧になっている箇所がある場合、この送風路内の一部の低圧となった部分に静電霧化装置を連通接続することが考えられる。
しかしながら、この場合は、送風路内のごく限られた低圧部にしか連通接続することができず、送風路への静電霧化装置の連通接続位置に大きな制約があり、連通接続位置が自由に選べないという問題がある。
しかも、空調装置やセントラルヒーティング方式においては、室内における空調量の調整をおこなうため、送風ファンの運転の切換えを行っており、このため、送風路内を流れる空気圧が変化し、送風路内を流れる空気圧が変化するのと同じ条件で帯電微粒子水を送風路内を流れる空気流中に送り込むことができず、帯電微粒子水の送り込みが不安定となる。また、送風ファンの運転を最大にした場合は、送風路内を流れる空気圧が最も高くなり、このような場合は、いっそう帯電微粒子水を送風路内を流れる空気流中に送り込むことが困難となる。
更に、固定された空気流入口では、送風路内を流れる送風の風向き、および静電霧化装置の取付け位置によっては空気流入口からの取り込みが困難となる。
特開2006−151046号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、静電霧化装置の取付け姿勢が異なって、送風の向きが変わっても、安定して帯電微粒子水を空気中に放出することが可能な送風装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る送風装置は、放電極1と、放電極1が配置された静電霧化室2と、放電極1の先端に供給する水供給手段3と、放電極1の先端の水に高電圧を印加して静電霧化することで帯電微粒子水を生成するための高電圧印加手段37とを備えた静電霧化装置5を形成し、上流側端部に吸込み口7を備え且つ下流側端部に吹出口8を備えた送風ファン6を有する送風路10に、上記静電霧化装置5の静電霧化室2内で発生した帯電微粒子水を放出して吹出口8から吹き出すようにした送風装置Aであって、静電霧化室2に送風路10を流れる空気の一部を取り込む入口部12と、該入口部12から静電霧化室2に取り込んだ空気の全量を送風路10に吐出するための出口部13とを備え、少なくとも入口部12が送風路10内に位置するように静電霧化装置5を上記送風路10又は送風路10とは別の取付け部材に取付け、上記入口部12に送風路10内を流れる空気流の流れ方向と交差する方向に突出して送風路10を流れる空気流が衝突することで圧力を増加された状態で入口部12から空気を静電霧化室2に取り込むための空気流衝突用壁部4を形成し、出口部13から送風路10内に吐出される吐出空気圧が、送風路10内の出口部13付近の空気圧よりも大きくなるように設定し、前記入口部12を上記交差する方向のある一つの軸回りの異なる位置に複数設け、入口部12、出口部13が送風路10内に開口するように静電霧化装置5を送風路10又は送風路10とは別の取付け部材に取付けた状態で、複数の入口部12のうち空気流が流れる方向の上流側に位置する入口部12を除く残りの入口部12を閉塞手段43で閉塞して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、静電霧化室2の出口部13から送風路10内に吐出される吐出空気圧が、送風路10内の出口部13付近の空気圧よりも大きいという空気圧の圧力差を利用して、静電霧化室2で生成した帯電微粒子水を、送風ファン6により加圧されて高圧となった送風路10内を流れる空気中にスムーズに送り込むことができる。この場合、静電霧化室2に送風路10を流れる空気の一部を取り込む入口部12と、該入口部12から静電霧化室2に取り込んだ空気の全量を送風路10に吐出するための出口部13とを備え、上記入口部12に送風路10内を流れる空気流の流れ方向と交差する方向に突出して送風路10を流れる空気流が空気流衝突用壁部4に衝突することで圧力を増加された状態で入口部12から空気が静電霧化室2に取り込まれるように構成してあるので、簡単な構成で、出口部13から吐出される吐出空気圧を、送風路10内の出口部13付近の空気圧よりも大きくすることができながら、同時に、静電霧化室2内の空気は上記のように圧力差により出口部13から送風路10内に流れるので、送風路10内を流れる速い流れの空気流に静電霧化を行う部分がさらされることなく、圧力差によるゆっくりとした流れに乗って帯電微粒子水が送り出されることになり、放電極1の先端に供給される水が送風路10内を流れる空気流れにより吹き飛ばされるといったようなことがなく、安定して確実に静電霧化をして帯電微粒子水を高圧となっている送風路10内に送り出すことができ、また、送風路10内のどこであっても、上記のようにして帯電微粒子水を送風路10内に送り込むことができ、更に、送風ファン6を調整して送風路10内の空気圧が変化しても、上記のようにして帯電微粒子水を送風路10内に送り込むことができる。
しかも、入口部12を上記交差する方向のある一つの軸回りの異なる位置に複数設け、少なくとも入口部12が送風路10内に位置するように静電霧化装置5を送風路10又は送風路10とは別の取付け部材に取付けた状態で、複数の入口部12のうち空気流が流れる方向の上流側に位置する入口部12を除く残りの入口部12を閉塞手段43で閉塞するものであるから、入口部12を1つしか設けていない場合は、静電霧化装置5の取付ける際の制約により入口部12が送風路10内を流れる空気流と交差して向かい合うように取付けることができないことがあるが、本発明にあっては、周方向に設けた複数の入口部12のうち、送風路10内を流れる空気流と対向する入口部12を残して他の入口部12を閉塞することで、静電霧化装置5の取付け姿勢が異なって、送風の向きが変わっても、安定して帯電微粒子水を空気中に放出することが可能となる。
また、静電霧化装置5のハウジング40に上記空気流れの流れ方向と交差する方向のある一つの軸回りの異なる位置に入口部12を複数設け、該ハウジング40にキャップ部材41を上記流れ方向と交差する方向の軸回りに取付け位置可変自在に取付け、キャップ部材41に閉塞手段43を設け、キャップ部材41をハウジング40に取付けた状態で、複数の入口部12のうち空気流が流れる方向の上流側に位置する入口部12を除く残りの入口部12を閉塞手段43で閉塞することが好ましい。
このような構成とすることで、流れ方向と交差する方向の軸回りにおけるハウジング40へのキャップ部材41の取付け位置を調整することで、簡単に複数個の入口部12のうち一つの入口部12を空気流が流れる方向の上流側に位置する一つの入口部12と連通させることができると共に、残りの入口部12を閉塞することができる。
このようにして高圧となっている送風路10内に送り出された帯電微粒子水は送風路10内を流れる空気流に乗って吹出口8から室内11内に吹き出し、室内11内を浮遊して室内11の壁、カーテン、ダッシュボード、シート等の内装や室内11に居る人の衣服等に付着し、ラジカルを含むナノメータサイズの帯電微粒子水により、室内11内の様々な箇所や衣服等に蓄積された臭い成分やアレルゲン物質を効果的に分解あるいは抑制することが可能となる。
本発明は、上記のように構成したので、送風路内を流れる空気の流れによる影響を受けることなく安定して静電霧化をして帯電微粒子水を生成することができ、生成した帯電微粒子水を、出口部から送風路内に吐出される吐出空気圧と送風路内の出口部付近の空気圧との圧力差を利用して安定して確実に送風路内に送り出すことができ、また、入口部に送風路内を流れる空気流の流れ方向と交差する方向に突出して送風路を流れる空気流が衝突することで圧力を増加された状態で入口部から空気を静電霧化室に取り込むための空気流衝突用壁部を形成することで、簡単な構成で、出口部から送風路内に吐出される吐出空気圧と送風路内の出口部付近の空気圧との圧力差が設けることができる。しかも、送風の向きが変わっても、安定して帯電微粒子水を空気中に放出することが可能となり、静電霧化装置の取付けに当って取付け方向の制約があるような場合でも、送風の向きが変わっても、空気流衝突用壁部を備えた入口部を空気流が流れる方向の上流側に位置させて上記効果を確実に奏する構成とすることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図3には本発明の送風装置Aとして自動車のような車両に設ける空調装置Aaの例を概略構成図として示してある。
空調装置Aaは、上流側端部が室外の空気又は室内(自動車の車内)11内の空気を吸い込むための吸込み口7となり、且つ、下流側が吸い込んで空調した空気を車両の室内11内に吹き出すための吹出口8となった送風路10と、送風路10内に配置された送風ファン6と空調のための熱交換器9とを備えている。
空調装置Aaに設けた熱交換器9は送風ファン6で送風された空気を冷却したり、加温したりして空調するためのものであり、図1乃至図3に示す各実施形態では熱交換器9としてエバポレータとヒーターとを用いてある。
送風路10には静電霧化装置5が連通接続される。静電霧化装置5の外郭は図4乃至図7にしめすように、ハウジング40と、ハウジング40に位置変更自在に取付け可能となったキャップ部材41とで構成してある。
静電霧化装置5の外郭を構成するハウジング40は、その主体を構成する一面が開口したハウジング本体40aと、ハウジング本体40aの一面開口を遮蔽する蓋板40bとで構成してあり、蓋板40bにはキャップ部材41を位置変更自在に取付けるための筒部40cを突設してある。筒部40cはハウジング40aの中心から偏芯した位置に設けてある。
図5に示すように、ハウジング40内は片側が静電霧化を行う静電霧化装置本体15を収納する本体収納部45となり、残りの部分が高電圧印加手段37や制御部47を収納する収納室38となっている。また、ハウジング本体40aには取付け部40cが設けてある。
図10には本発明に使用する静電霧化装置本体15の概略構成図を示している。
静電霧化装置本体15は、放電極1と、放電極1が配置された静電霧化室2と、放電極1の先端に供給する水供給手段3とを備えたもので、添付図面に示す実施形態では水供給手段3がペルチェユニット16のような冷却手段17により空気中の水分を冷却して結露水を生成することで放電極1に水を供給するようになっている。したがって、本実施形態では冷却手段17が放電極1に水を供給する水供給手段3を構成している。
また、添付図面に示す実施形態では、絶縁性を有する略筒状をした本体ケース48の内部を仕切り49で仕切り、本体ケース48内の仕切りで仕切った片側半分に水供給手段3であるペルチェユニット16を内装し、本体ケース48内の他の片側半分が静電霧化室2となっている。
ペルチェユニット16は、熱伝導性の高いアルミナや窒化アルミニウムからなる絶縁板の片面側に回路を形成してある一対のペルチェ回路板を、互いの回路が向き合うように対向させ、多数列設してあるBiTe系の熱電素子を両ペルチェ回路板間で挟持すると共に隣接する熱電素子同士を両側の回路で電気的に接続させ、ペルチェ入力リード線を介してなされる熱電素子への通電により一方のペルチェ回路板側から他方のペルチェ回路板側に向けて熱が移動するように構成したものである。上記一方の側のペルチェ回路板の外側には冷却部21を接続してあり、また、上記他方の側のペルチェ回路板の外側には放熱部22が接続してあり、実施形態では放熱部22として放熱フィンの例が示してある。
ペルチェユニット16の冷却部21側に放電極1の後端部が接続してあって、該放電極1が本体ケース48内の仕切り49に設けた孔を嵌通して静電霧化室2内に突出している。
添付図面に示す実施形態では、筒状をした本体ケース48の先端開口部に環状をした対向電極50が設けてある。なお、対向電極50を設けない場合であってもよい。
本体ケース48の静電霧化室2の周囲の壁部となった部分には周方向の複数個所に内外に開口する導入口51が設けてある。導入口51を複数設ける場合周方向に一定間隔で設けるとよい。
ハウジング40の本体収納部45に上記ブロック化された静電霧化装置本体15を嵌め込んで内装してある。
ハウジング40の一部を構成する蓋板40bから突出した筒部40cの底部の中心には中央孔が形成してあり、該中央孔の縁部に中央筒部が設けてある。そして、環状をした対向電極50の中心、棒状の放電極1の中心軸、中央筒部の中心軸、筒部40cの中心軸、出口部13の中心がそれぞれ一致している。
ハウジング40の一部である蓋板40bの上記筒部40の突出基部部分の周囲には筒部40cの周方向に沿って一定間隔を隔てて複数の入口部12が設けてある。
添付図面に示す実施形態では周方向に180°隔てた位置に2個の入口部12が設けてある。そして、上記複数個の入口部12と、本体ケース48に設けた導入口51とが本体ケース48とハウジング40の本体収納部45の内面との間に形成された導入通路部28により連通している。
筒部40cの周方向の複数の入口部12に対応した箇所には入口部12の周方向の開口巾を隔てて一対のリブ55が設けてあり、このリブ55の一端部が入口部12の開口の巾方向の両端部に連続している。そして、筒部40cの上記一対のリブ55に囲まれた部分がそれぞれ空気流衝突用壁部4となっている。この空気流衝突用壁部4の外面は棒状をした放電極1とほぼ平行となっている。
また、筒部40cの外周部には周方向に複数個の係止部52が設けてあり、この複数の係止部52は周方向に一定の間隔で設けてあり、また、上記入口部12に対して筒部40cの周方向にずれた位置に形成してある。
筒部40cにはキャップ部材41が円筒状の筒部40cの軸心を中心に周方向の取付け位置可変自在に取付けられる。
キャップ部材41は図9に示すようなもので、円筒状をした筒状部53の一端部を中央に孔54aを設けた蓋部54で閉塞し筒状部53の他端部の周方向の異なる位置に、1つの蓋リブ56と、1乃至複数(実施形態では蓋リブ56と周方向に180°隔てた位置に1個設けてある)の閉塞手段43となる遮蔽用突部43aと、複数の被係止部58を設けてある(複数の被係止部58を周方向に一定の間隔で設けてある)。
キャップ部材41は筒部40cに被せて取付ける際、円筒状の筒部40cの軸心を中心に周方向の取付け位置を可変自在に取付けることができるものであり、添付図面に示す実施形態では、キャップ部材41は、筒部40cに被嵌した場合、2つの被係止部58を2つの係止部52に係止されるようなっており、また、2つの係止部52がそれぞれ周方向に180°隔てて位置に形成されると共に被係止部58がそれぞれ周方向に180°隔てた位置に形成されているので、キャップ部材41は筒部40cの軸心を中心に周方向に180°回転した位置でも被係止部58を係止部52に係止して取付けることができるようになっている。つまり、添付図面に示す実施形態では、キャップ部材41は円筒状の筒部40cの軸心を中心に周方向に180°回転した2つの取付け位置で取付けができるようになっている。
そして、上記2つの取付け位置のいずれかの取付けを選択して取付けた場合、複数(添付図面に示す実施形態では2個)の入口部12のうち一つを残して残りの入口部12に突出した一対のリブ55に閉塞用突部43aが嵌り込むと共に閉塞用突部43aの先端部が当該入口部12に嵌り込んで閉塞するようになっている。また、このとき、一つの入口部12部分においては、一対のリブ55の入口部12と反対側の端部間に蓋リブ56が架け渡され一対のリブ55と蓋リブ56とで門型リブが形成されるようになっており、該門型リブで囲まれた部分が外側方に開口すると共に門型リブに囲まれた部分の奥が空気流衝突用壁部4となり、門型リブに囲まれた部分の蓋リブ5と反対側の開口が入口部12に連通するようになっている。
上記閉塞用突部43aで閉塞されない一つの入口部12、導入通路部28、静電霧化室2、筒部40cに被嵌したキャップ部材41の孔54aとが連通して一連の流路60を構成してあり、この流路60の一端部が上記一つの入口部12となり、他端部の孔54aが、該一つの入口部12から流入した空気の全量が出る出口部13となっている。
また、ハウジング本体40aの本体収納部45にブロック化された静電霧化装置本体15を嵌め込んで取付けた状態で、ペルチェユニット16が位置する空間と静電霧化室2とは空気が流通できないように仕切ってあり、ハウジング本体40aのペルチェユニット16が位置する空間に対応した部位には外気が挿通する通気孔61が設けてあり、外気が通気孔61から入ってペルチェユニット16の放熱部22を冷却するようになっている。なお、図示を省略しているが、冷却用ファンを設けて放熱部22を冷却するようにしてもよい。
上記の構成の静電霧化装置5は例えば図1、図2、図3のように送風路10の任意の位置、実施形態では送風路10の熱交換器9と吹出口8との間の任意の位置に静電霧化室2を連通接続するようにして取付ける。
静電霧化装置5の取付けに当たっては、送風路10の外面部に取付けたり、あるいは、送風路10とは別の取付け部材に取付けるものである。
この場合、ハウジング本体40aの両側部に設けた取付け部40d(40d1、40d2)を利用してねじ具などで取付けるのであるが、送風路10の熱交換器9と吹出口8との任意の位置に孔部29を設け、該孔部29にキャップ部材41を嵌め込んで閉塞していない入口部12が送風路10内に開口するようにした状態で取付け部40d(取付け部40d1、取付け部40d2)を送風路10の外面部又は送風路10とは別の取付け部材に取付ける。
この場合、送風路10の上記孔部29を設ける位置によっては、ハウジング40の送風路10への取付ける向きを変えなければ取付けることができない場合がある。
例えば、一例を挙げると、図1のように吹出口8の近くに孔部29を設ける場合、吹出口8に近い方に取付け部40d1を位置させなければ、取付けることができない。また、図2、図3のように送風路10のコーナ部付近に孔部29を設ける場合、コーナ部分に近い方に取付け40d1を位置させなければ、取付けることができない。
上記図1、図3に示す各例と、図2に示す例では、送風路10内を流れる空気の流れに対してハウジング40の送風路10への取付ける向きが180°異なる。このように、ハウジング40の送風路10への取付ける向きが異なっても、複数の入口部12のうち空気流が流れる方向と対向する位置の入口部12を残して残りの入口部12を閉塞手段43で閉塞するようにキャップ部材41を取付けることで、ハウジング40の取付ける向きが変わっても一つの入口部12を送風路10内を流れる空気流が流れる方向の上流側に位置させることができ、また該入口部12に対応する空気流衝突用壁部4を送風路10内に突出した状態で配置させると共に上記空気流れと交差して対向して位置させることができる。
また、出口部13は空気流衝突用壁部4は送風路10よりも下流側に位置する。更に、空気流衝突用壁部4の送風路10内への突出方向及び入口部12の開口方向が、送風路10の上記静電霧化装置5を取付ける部分における空気流の方向イと交差する方向(実施形態では直角に交差する方向)となっている。
なお、車両に設ける空調装置Aaに静電霧化装置5を設ける例においては、放電極1の先端に供給される水に高電圧を印加するための高電圧印加手段37としては例えば車両に搭載してあるバッテリーを用いるようにしてもよい。
空調装置Aaは、送風ファン6、熱交換器9を運転することで、吸込み口7から吸い込んだ空気を送風ファン6で加圧して送風路10内を送風するものであり、途中で熱交換器9により冷却又は加温して冷風又は温風として吹出口8から室内11に吹き出すものである。
また、静電霧化装置5を運転すると、冷却手段17であるペルチェユニット16に通電することで、冷却部21が冷却され、冷却部21が冷却されることで放電極1が冷却され、空気中の水分を結露して放電極1の先端に水(結露水)を供給するようになっている。このように放電極1に水が供給された状態で上記放電極1の先端に供給された水に高電圧を印加すると、該高電圧により放電極1の先端部に供給された水の液面が局所的に錐状に盛り上がり(テーラーコーン)が形成される。このようにテーラーコーンが形成されると、該テーラーコーンの先端に電荷が集中してこの部分における電界強度が大きくなって、更にテーラーコーンを成長させる。このようにテーラーコーンが成長し該テーラーコーンの先端に電荷が集中して電荷の密度が高密度となると、テーラーコーンの先端部分の水が大きなエネルギー(高密度となった電荷の反発力)を受け、表面張力を超えて分裂・飛散(レイリー分裂)を繰り返してマイナスに帯電したナノメータサイズの帯電微粒子水を静電霧化室2内において大量に生成させるようになっている。
ここで、送風路10内を流れる空気は送風ファンにより加圧されているため、送風路10を流れる空気の圧力P1は大気圧よりも高圧となっている。一方、入口部12から静電霧化室2内に導入される空気の圧力P2は空気流衝突用壁部4の突出方向及び入口部12の開口方向が、送風路10の上記静電霧化装置5を取付ける部分における空気流の方向イと交差する方向となっているので、空気流衝突用壁部4には送風路10内を加圧されて流れる空気流の一部が衝突して圧力が増加されて(圧力P2となり)入口部12から静電霧化室2内に導入され、静電霧化室2内が圧力P2となる。したがって、静電霧化室2と送風路10の出口部13部分においては、静電霧化室2内の空気圧がP2、送風路10内の空気圧がP1であり、両者の間には圧力差が生じている。ここで、P2>P1であるため、空気圧の差により静電霧化室2内から送風路10内に空気が送り込まれることになり、これにより静電霧化室2内で発生した帯電微粒子水がこの空気圧の差による空気の流れに乗って送風路10内に送り込まれる。したがって、静電霧化室2内の空気の圧力P2が静電霧化室2から送風路10内への吐出空気圧となる。
このように、圧力差により出口部13から送風路10内に流れるので、静電霧化室2内を流がれる空気は、送風路10内を流れる速い流れとは異なり、ゆっくりとした流れとなり、送風路10内を流れる流れの速い空気流に静電霧化を行う部分がさらされることなく、圧力差によるゆっくりとした流れに乗って帯電微粒子水が送り出されることになり、放電極1の先端に供給される水が送風路10内を流れる空気流れにより吹き飛ばされるといったようなことがなく、安定して確実に静電霧化をして帯電微粒子水を高圧となっている送風路10内に送り出すことができる。
上記のように静電霧化室2内の空気が圧力差により出口部13から送風路10内に流れるのであるが、この時、出口部13から送風路10に送られる空気量と、空気流衝突用壁部4に衝突して圧力を増されて静電霧化室2内に取り込まれる空気量とが同一である。つまり、入口部12から静電霧化室2に取り込んだ空気は出口部13からのみ排出されるものであって、結果的に、入口部12から取り込まれた空気は全量が出口部13から送風路10に返送されることになる。
また、送風路10のどこであっても前述のように静電霧化装置5を取付けることができるので、送風路10内のどこであっても、上記のようにして帯電微粒子水を送風路10内に送り込むことができ、更に、送風ファン6を調整して送風路10内の空気圧が変化しても、上記のようにして帯電微粒子水を送風路10内に送り込むことができる。
送風路10内に送り込まれた帯電微粒子水は送風路10内を流れる空気流に乗って吹出口8に送られ、吹出口8から室内11内に吹き出され、ナノメータサイズの帯電微粒子水が室内11を浮遊して室内11の壁、シート、ダッシュボード、カーテン等に付着する。
水を霧化させて発生させたナノメータサイズの帯電微粒子水(ナノミスト)はスーパーオキサイドラジカルやヒドロキシラジカルといったラジカルが含まれていているので、室内11の壁、シート、ダッシュボード、カーテン等に付着した臭い成分の脱臭を行うことができると共に、人や衣服に付着して室内に持ち込まれた花粉等のアレルゲン物質も抑制することができ、殺菌、除菌もできる。また、ナノメータサイズと小さいので、室内11の隅々まで浮遊し、また繊維等の内部に侵入して内部まで脱臭、殺菌、除菌、アレルゲン物質の抑制等を図ることができる。
なお、添付図面に示すように、一対のリブ55と蓋リブ56とで構成した門型リブにより空気流衝突用壁部4の入口部12側を除く3辺を囲むことで送風路10内を流れる空気流の一部を空気流衝突用壁部4に効果的に衝突できるように空気流を導くことができる。
添付図面に示す実施形態では入口部12を上記交差する方向のある一つの軸回りに180°隔てて2個設けた例を示したが、上記軸回りに3個以上等間隔に設けてもよい。
また、キャップ部材41は筒部40cに回転自在に被嵌することで、キャップ部材41を円筒状の筒部40cの軸心を中心に周方向の取付け位置可変自在に取付けてもよい。
上記実施形態では送風装置Aとして自動車のような車両に設ける空調装置Aaの例として説明したが、送風装置Aとして建物における全館の空調を制御するセントラルヒーティング方式の空調装置、あるいはその他の空調装置であってもよいものである。
また、送風装置Aとしては、熱交換器9を備えた空調装置Aaにのみ限定されず、熱交換器9のない図3のような送風のみを行う送風装置Abであってもよい。
本発明の送風装置の一実施形態の概略構成図である。 同上の他の実施形態の概略構成図である。 同上の更に他の実施形態の概略構成図である。 同上に用いる静電霧化装置を示す平面図である。 同上に用いる静電霧化装置を示す正面断面図である。 同上に用いる静電霧化装置を示す一部省略側面断面図である。 同上に用いる静電霧化装置を示す一方向から見た斜視図である。 同上に用いる静電霧化装置を示す他方向から見た斜視図である。 同上に用いるキャップ部材を示し、(a)(b)(c)(d)(e)はそれぞれ、平面図、正面図、背面図、側面図、斜視図である。 同上に用いる静電霧化装置本体の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 放電極
2 静電霧化室
3 水供給手段
4 空気流衝突用壁部
5 静電霧化装置
6 送風ファン
7 吸込み口
8 吹出口
10 送風路
12 入口部
13 出口部
40 ハウジング
41 キャップ部材
43 閉塞手段

Claims (2)

  1. 放電極と、放電極が配置された静電霧化室と、放電極の先端に供給する水供給手段と、放電極の先端の水に高電圧を印加して静電霧化することで帯電微粒子水を生成するための高電圧印加手段とを備えた静電霧化装置を形成し、
    上流側端部に吸込み口を備え且つ下流側端部に吹出口を備えた送風ファンを有する送風路に、上記静電霧化装置の静電霧化室内で発生した帯電微粒子水を放出して吹出口から吹き出すようにした送風装置であって、
    静電霧化室に送風路を流れる空気の一部を取り込む入口部と、該入口部から静電霧化室に取り込んだ空気の全量を送風路に吐出するための出口部とを備え、
    少なくとも入口部が送風路内に位置するように静電霧化装置を上記送風路又は送風路とは別の取付け部材に取付け、
    上記入口部に送風路内を流れる空気流の流れ方向と交差する方向に突出して送風路を流れる空気流が衝突することで圧力を増加された状態で入口部から空気を静電霧化室に取り込むための空気流衝突用壁部を形成し、出口部から送風路内に吐出される吐出空気圧が、送風路内の出口部付近の空気圧よりも大きくなるように設定し、
    前記入口部を上記交差する方向のある一つの軸回りの異なる位置に複数設け、入口部、出口部が送風路内に開口するように静電霧化装置を送風路又は送風路とは別の取付け部材に取付けた状態で、複数の入口部のうち空気流が流れる方向の上流側に位置する入口部を除く残りの入口部を閉塞手段で閉塞して成ることを特徴とする送風装置。
  2. 静電霧化装置のハウジングに上記空気流れの流れ方向と交差する方向のある一つの軸回りの異なる位置に入口部を複数設け、該ハウジングにキャップ部材を上記流れ方向と交差する方向の軸回りに取付け位置可変自在に取付け、キャップ部材に閉塞手段を設け、キャップ部材をハウジングに取付けた状態で、複数の入口部のうち空気流が流れる方向の上流側に位置する入口部を除く残りの入口部を閉塞手段で閉塞して成ることを特徴とする請求項1記載の送風装置。
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