JP2006149102A - 電線接続用圧縮スリーブ - Google Patents

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学 松尾
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Abstract

【課題】 二本の送電用縒り線を確実且つ円滑に接続することができ、作業効率の向上を図ることができる電線接続用圧縮スリーブを提供する。
【解決手段】 両端が開口した筒本体と、筒本体の内部空間を一端側と他端側とに区切る区画部とで構成され、筒本体は両端部の内周面がテーパー状に形成され、筒本体を径方向に塑性変形させることにより導体を圧縮し、縒り電線同士を接続する電線接続用圧縮スリーブであって、筒本体は、区画部を基準にして該筒本体の一端側の第一領域及び他端側の第二領域のそれぞれに、導体を圧縮する圧縮位置が、軸芯方向に間隔を有して三カ所又は四カ所設定されると共に、各圧縮位置を認識可能とする目印が外周面に設けられてなり、最も開口端側に位置する圧縮位置のみがテーパー状の内周面の形成領域内に設定され、圧縮位置が区画部側から各開口端側に向けて順次圧縮されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線同士を接続するための電線接続用圧縮スリーブに関し、特には、縒り線タイプの電線同士を接続するための電線接続用圧縮スリーブに関する。
従来から、被覆電線には種々のものがあり、その一つとして、複数の線材を縒って導体を構成した縒り電線がある。かかる縒り電線には、種々のサイズのものがあり、高圧の送電線等に用いられるものは、アルミニウムからなる複数の線材を縒って導体が構成され、該導体の断面(断面積)が概ね200スケア(mm2)以上の大径であるので、縒られた複数の線材自身の強度をもって架線できるようになっている。
ところで、高圧の送電線を架設するにあたり、複数本の縒り電線を適宜接続して架設距離に対応した長さにする場合があり、一般的には、電線接続用圧縮スリーブを介して二本の縒り電線の接続するようにしている。
前記電線接続用圧縮スリーブは、導電性を有する非鉄金属(例えば、縒り電線の導体と同質のアルミニウム)により形成されており、両端が開口した筒本体と、筒本体の内部空間を一端側と他端側とに区切る区画部とで構成されている。
該筒本体は、内部に設けられた区画部を境にして一端側の第一領域及び他端側の第二領域のそれぞれにおいて、縒り電線の導体を圧縮する圧縮位置が七カ所設定されている。該第一及び第二領域のそれぞれに設定された七カ所の圧縮位置は、筒本体の軸芯方向に所定間隔に設定されている。該電線接続用圧縮スリーブは、各圧縮位置で筒本体を径方向に塑性変形させることで、一端側及び他端側の内部空間のそれぞれに挿入された縒り電線の導体を圧縮するようになっている。
前記筒本体は、両端開口部における内周面が開口端から区画部側に向けて先細りに(小径になる)テーパー状に形成されており、縒り電線の導体を挿入し易くすると共に、筒本体と導体とを圧縮させた際に、筒本体の開口端(エッジ)が導体が傷付いたり破断させたりするのを防止するようになっている。
該電線接続用圧縮スリーブは、各領域内における七カ所の圧縮位置のうち、開口端側の二カ所の圧縮位置は、内周面がテーパー状をなす両端部の所定領域(所定幅)内に設定されており、筒本体が塑性変形して導体を圧縮した状態で内周面がテーパー状をなす領域(内部空間)での導体の自由度を規制して、開口端縁(エッジ)の接触による破損を防止するようにしている。
かかる電線接続用圧縮スリーブは、二本の縒り電線のそれぞれの導体を筒本体内に挿入した状態で、圧縮工具を用いて同条件(圧縮力、変形量等)で各圧縮位置を塑性変形させることで、筒本体と縒り電線とを圧縮し(筒本体を縒り電線の導体に食い込ませ)、二本の縒り電線を電気的に接続できるようになっている。
しかしながら、前述の如く、電線接続用圧縮スリーブは、第一領域及び第二領域のそれぞれに対し、七カ所もの圧縮処理を行うため、作業が繁雑であり、作業効率を低下させる要因となっている。
また、該電線接続用圧縮スリーブは、開口側から区画部側に向けて圧縮するか、区画部側から開口側に向けて圧縮するかによって、それぞれ一長一短があるため、当該電線接続用スリーブに対する圧縮順序(軸心方向における圧縮方向)は、該電線接続用圧縮スリーブの製造メーカによって異なっている。そのため、メーカごとにケーブルと電線接続用圧縮スリーブとの接続状態にばらつきが生じることがあり、安全率上の観点から、必要十分以上の圧縮処理が指定されており、圧縮回数を多くする原因となっている。
具体的には、電線被覆の剥ぎ取り長さが適切でないと、区画部(筒本体の軸芯の中央)側から開口端側に向けて順次圧縮した場合に、導体に解れが生じ、いわゆる「わらい」が生じてしまう場合がある。即ち、電線被覆の剥ぎ取り長さが長すぎると、区画部側から圧縮した場合に、その圧縮によって導体が真っ直ぐ延びようとする作用が開口端側に累積し、筒本体内の導体が該筒本体の開口端から外部に押し出され、筒本体の開口近傍で導体(裸電線部分)に「わらい」が生じる場合がある。特に、導体を構成する線材の本数が多くなる大径の縒り電線(200スケア以上の縒り電線)の場合、一カ所の圧縮による解れる量が多いため、上述の如く七カ所で圧縮すると、「わらい」の発生が顕著である。このような考えから、圧縮方向は、開口側から区画部側に向けて行うよう指示しているメーカがある。
一方、開口端側から区画部に向けて順次圧縮した場合、「わらい」が生じる可能性はなくなるが、接続強度が若干低下してしまうといった問題がある。なお、このように接続強度を低下させてしまう原因は明らかではないが、前記「わらい」を生じさせる作用とは反対の作用(圧縮によって導体が筒本体内部(区画部側)に向けて真っ直ぐ延びようとする作用)が生じ、これによって筒本体内部にある導体の先端側が自由に変形する(解れる)ことによるものと考えられる。このような考えから、圧縮方向は、区画部側から開口側に向けて行うよう指示しているメーカもある。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、二本の縒り電線を接続する上で、作業効率の向上を図ることができると共に、接続の品質がばらつくことなく、必要十分な強度で確実に縒り電線同士を接続することができる電線接続用圧縮スリーブを提供することを課題とする。
本発明に係る電線接続用圧縮スリーブは、導電材料からなる両端が開口した筒本体と、筒本体の内部空間を一端側と他端側とに区切る区画部とで構成されてなり、前記筒本体は、両端部の内径が、開口端から区画部に向かうにつれて小径になって該両端部の内周面がテーパー状に形成され、二本の縒り電線のそれぞれの導体を筒本体の一端側及び他端側の空間に挿入した状態で、筒本体を径方向に塑性変形させることにより導体を圧縮し、縒り電線同士を電気的に接続する電線接続用圧縮スリーブであって、筒本体は、前記区画部を基準にして該筒本体の一端側の第一領域及び他端側の第二領域のそれぞれに、前記導体を圧縮する圧縮位置が、軸芯方向に間隔を有して三カ所又は四カ所設定されると共に、各圧縮位置を認識可能とする目印が外周面に設けられてなり、前記圧縮位置のうち、最も開口端側に位置する圧縮位置のみが、前記テーパー状の内周面の形成領域内に設定され、二本の縒り電線を接続するに際し、各領域内の圧縮位置が区画部側から各開口端側に向けて順次圧縮されることを特徴とする。
本発明に係る電線接続用圧縮スリーブは、区画部を基準にして筒本体の一端側及び他端側のそれぞれの領域内に、前記導体を圧縮する圧縮位置が、軸芯方向に間隔を有して三カ所又は四カ所設定されると共に、各圧縮位置を認識可能とする目印が外周面に設けられているので、その目印を参照することで、設定した三カ所又は四カ所の圧縮位置で筒本体と縒り電線とを適切且つ確実に圧縮することができる。
具体的に説明すると、電線接続用圧縮スリーブの筒本体は、両端部の内径が、開口端から区画部に向かうにつれて小径になって該両端部の内周面がテーパー状に形成されている。これによって開口端近傍で接続された縒り電線の自由度を持たせることができ、開口端縁(エッジ)との接触による導体の傷付きや破断を防止している。この内周面がテーパー状をなす端部での圧縮は、肉厚が薄い部分の圧縮であるため、同一の圧縮工具により同条件で圧縮した場合、他の圧縮位置よりも圧縮力が小さく、圧縮作用の面からみれば効率が悪いが、本発明に係る電線接続用圧縮スリーブは、接続する対象が、導体自体の曲率が小さく、且つ導体(当該電線)の自由度を持たせる必要性が少ないことに注目し、テーパー状をなす端部での圧縮位置を一箇所に設定している。
そして、内周面がテーパー状をなす端部以外の圧縮箇所(導体の接続を行う本来の圧縮箇所)については、筒本体を塑性変形させたときの導体に対する食い込み作用が大きい点に注目し、内周面がテーパー状をなす端部よりも区画部側に二カ所又は三カ所設定している。なお、圧縮位置を内周面がテーパー状をなす端部よりも区画部側に二カ所又は三カ所設定した際の接続強度は、発明者による実験においても十分な接続強度を得られることが実証されている。
そして、該電線接続用圧縮スリーブは、二本の縒り電線を接続するに際し、各領域内の圧縮位置が区画部側から開口端に向けて順次圧縮するよう指定されているので、どの作業者が行っても,筒内部にある導体が自由に変形することがなく、各圧縮位置での圧縮力が十分に作用し、縒り線と筒本体との圧縮を確実なものにすることができる。
また、上述の如く、圧縮位置がわずか三カ所又は四カ所に設定されているので、区画部側から開口に向けて順次圧縮しても、圧縮に伴って累積される導体の解れ量が少なく、これにより、電線被覆の剥ぎ取り長さが適切でない場合に生じていた「わらい」の発生を抑えることができる。
つまり、各領域に設定した三カ所又は四カ所の圧縮位置のうち、最も開口端側に位置する一カ所の圧縮位置のみがテーパー面の形成領域内に設定されているので、主として区画部側の二カ所又は三カ所の圧縮位置での圧縮により縒り電線を接続すると共に、最も開口端側に位置する一カ所の圧縮位置での圧縮により開口端側ほど内径が大きくなる端部での導体の自由度をもたせている。従って、第一領域及び第二領域のそれぞれにおいて、三カ所又は四カ所の圧縮位置で圧縮処理するだけで、縒り電線の破損を防止すると共に確実な接続を実現することができ、結果として圧縮処理の回数を減らし、作業効率を向上させることができる。
また、第一領域及び第二領域のそれぞれに設定される圧縮位置が三カ所又は四カ所であるので、筒本体の全長を短くすることができ、電線接続用圧縮スリーブの材料コストの削減も達成される。
本発明の一態様として、前記テーパー面に、所定量のコンパウンドが塗布されることが好ましい。このようにすれば、筒本体内に縒り電線の導体を挿入するに際し、テーパー面上のコンパウンドが筒本体の内周面に付着しながら、内部に押し込まれることになる。そうすると、筒本体の内周面と導体との間にコンパウンドが充満することになるので、筒本体と縒り電線とを圧縮させるに際し、コンパウンドが縒り電線の導体の表面に形成されている酸化被膜を剥離させ、導体と縒り線(導体)との導電性を向上させることができる。その上、コンパウンドの存在で筒本体の内周面と縒り電線との間に摩擦が生じることになり、接続強度の増大を図ることができる。
本発明に係る電線接続用圧縮スリーブによれば、二本の縒り電線を接続する上で、作業効率の向上を図ることができると共に、接続の品質がばらつくことなく、必要十分な強度で確実に縒り電線同士を接続することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブについて、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブは、二本の被覆電線を接続するものである。電線接続用圧縮スリーブの説明に先立ち、被覆電線について概略説明すると、該被覆電線は、図1に示す如く、複数の線材51,51…を縒って一本にした導体52の外周に絶縁体(例えば、ポリエチレン樹脂))53を被覆した、いわゆる縒り電線である。本実施形態に係る縒り電線50a,50bは、複数の線材51,51…がアルミニウムで構成されており、導体52が総アルミニウムとなっている。また、該縒り線50a,50bは、導体52の断面(断面積)が200スケール(mm2)の高圧送電用であり、前記線材51,51…自身(導体52)の強度により架設できるように強度設計されている。
該電線接続用圧縮スリーブは、導電性を有する非鉄金属(本実施形態においてはアルミニウム)によりに成形されており、図2及び図3に示す如く、両端が開口した筒本体1と、該筒本体1内の内部空間を一端側と他端側とに区切る区画部2とで構成されている。なお、以下の説明において、区画部2を境にして一端側の内部空間を第一空間10aといい、他端側の内部空間を第二空間10bという。
前記筒本体1は、両端の開口端縁部に面取り加工が施されている。具体的には、筒本体1の各端部は、内径が開口端面から中央(区画部2)に向かうにつれて小径になり、該端部の内周面30がテーパー状に形成されている。つまり、筒本体1の両端部の内周面30は、区画部2側ほど軸芯に向けて傾斜したテーパー面をなしている。
このテーパー面30は、縒り電線50a,50bを第一空間10a及び第二空間10bに挿入し易くするため、及び、接続される縒り電線50a,50bの導体52が、筒本体1の開口端縁(エッジ)により傷付けられたり、破断させたりするのを防止するために設けられている。前記テーパー面30の形成範囲(筒本体1の軸芯方向における幅)及びテーパー面30の傾斜角度は、縒り電線50a,50bの導体52の挿入の容易性、筒本体1の端面とテーパー面30とでなすエッジ部の角度、及び圧縮位置P3,P4との関係等を考慮して決定されている。なお、本実施形態において、テーパー面30は、端面から20mmの範囲(領域)で形成されている。
さらに、該筒本体1は、前記区画部2を基準にして、該筒本体1の一端側の領域(第一領域)11a及び他端側の領域(第二領域)11bのそれぞれに、第一空間10a及び第二空間10bに挿入された導体52を圧縮する圧縮位置P1,P2,P3,P4が軸芯方向に間隔を有して四カ所設定されている。即ち、筒本体1全体において、八カ所の圧縮位置P1,P2,P3,P4,P1,P2,P3,P4が設定されている。
第一領域11a及び第二領域11bのそれぞれに設定された四カ所の圧縮位置P1,P2,P3,P4のうち、最も開口端側に設定された圧縮位置P4は、前記テーパー面30に形成範囲(領域)内に位置するように設定されている。即ち、上述の如く、テーパー面30が開口端面から20mmの範囲で形成されているので、最も開口端側の圧縮位置P4は、開口端から20mm以下の位置(好ましくは、テーパー面30の形成範囲の半分である10mmの位置)に設定されている。
本実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブは、設定した圧縮位置P1,P2,P3,P4を作業者が認識できるように、筒本体1の外周面に目印12が設けられている。本実施形態において、目印12は第一領域11a及び第二領域11bのそれぞれに筒本体1の軸芯方向に所定の間隔を有して四カ所に設けられており、開口端とこれに隣接する目印12との間、及び隣接する目印12間で合計四カ所の圧縮位置P1,P2,P3,P4を表している。即ち、本実施形態に係る目印12は、圧縮位置P1,P2,P3,P4を直接示さずに間接的に示すように設けられている。従って、最も両端開口側に位置する目印12は、前記テーパー面30に形成範囲と同等に、端面から20mmの位置に設けられており、開口端と該目印12との間が圧縮位置P1,P2,P3,P4であることを表し、最も開口端側の圧縮位置P4がテーパー面30に形成領域内になるようになっている。
該目印12は、ペイントや、印刷、ポンチによる圧痕の付与等によって設けることができるが、本実施形態においては、筒本体1の外周面にローレット加工を施すことにより形成されている。該ローレット加工によって設けられたローレット痕12は、所定幅で筒本体1の外周の全周に設けられている。
筒本体1は、テーパー面30にグリス状のコンパウンドCが塗布されている。このコンパウンドCは、該筒本体1に対して圧縮処理を行うに際して生じる摩擦により、縒り電線50a,50bの導体52の表面の酸化被膜を取り除くと共に、圧縮作用の増大を図るべく塗布されている。該コンパウンドCの塗布量は、第一領域11a及び第二領域11bに縒り電線50a,50bの導体52を挿入したときに、筒本体1の内周面に付着しつつ内部に押し込まれ、最終的には、筒本体1の内周面と導体52との間に充満させることができる量に設定されており、本実施形態においては約9グラムに設定されている。
本実施形態に係る区画部2は、第一空間10a及び第二空間10bに挿入された縒り電線50a,50bの導体52の位置決め用に設けられており、本実施形態においては、筒本体1の軸芯方向における略中央に設けられている。これにより、本実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブは、区画部2を基準にして前記第一領域11aと第二領域11bとが略対称的に形成されている。
本実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブは、以上の構成からなり、二本の縒り電線50a,50bを電線接続用圧縮スリーブを介して接続するには、圧縮装置が用いられる。この圧縮装置は、電線接続圧縮スリーブを挟み込む一対の圧縮体を備えており、該一対の圧縮体が相対的に接近することにより、筒本体1を扁平状に押し潰すようになった一般的なものあるので、ここでは圧縮装置についての説明は割愛する。
上記構成の電線接続用圧縮スリーブを用いて二本の縒り電線50a,50bを接続するには、図1に示す如く、接続する二本の縒り電線50a,50bのそれぞれの端部の絶縁体53を第一空間10a及び第二空間10bの奥行き(軸芯方向における深さ)に対応した範囲で剥がし、端部の導体52を露呈させておく。そして、図4に示す如く、一方の縒り電線50aの導体52を筒本体1の一端開口から第一空間10a内に挿入する。そうすると、テーパー面30に塗布されたコンパウンドCが区画部2側に押され、その結果、筒本体1内と縒り電線50aの導体52との間にコンパウンドCが充満した状態になる。
そして、導体52の先端が区画部2に当接した状態で、一方の縒り電線50aが電線接続用圧縮スリーブに対して位置決めされ、この状態で、第一領域11aの外周面に設けられて目印12を目安にして、図5に示す如く、圧縮装置によって目印12間、及び開口端とこれに隣接する目印12との間、即ち、圧縮位置P1,P2,P3,P4で筒本体1を径方向に扁平(塑性変形)させて圧縮処理を行うことになる。この際、最初に筒本体1の中央側(第一領域11a内での区画部2側)に設けられた二つの目印12間(圧縮位置P1)を圧縮工具で圧縮(塑性変形)させ、第一領域11aの筒本体1と第一空間10a内の導体52の先端部とを圧縮させる。この状態で、塑性変形した圧縮位置P1の筒本体1が縒り電線50a,50bの導体52(縒られた複数の線材51,51…)に食い込んだ態様となっており、筒本体1と導体52とが確実に圧縮された状態になっている。
次いで、圧縮処理された圧縮位置P1に対して一端開口側で隣接する圧縮位置P2を圧縮処理し、さらに開口端側で隣接する圧縮位置P3,P4についても順々に圧縮処理を行う。即ち、区画部2側の圧縮位置P1から開口端側の圧縮位置P2,P3,P4に向けて順々に圧縮処理する。そうすると、筒本体1の部分的に扁平状態になった四カ所が導体52に対して圧接し、電線用接続圧縮スリーブと一方の縒り電線50aとが電気的に接続(圧縮)されることになる。
このように、第一領域11a内の導体52と筒本体1とを中央側から一端開口に向けて四カ所圧縮させると、導体52を構成する複数本の線材51,51…の縒りが解れる傾向にあるが、縒りの解れの累積量が少なく、第一領域11a内に挿入した導体52が筒本体1から押し出されることはない。つまり、縒り電線50aは、複数本の線材51,51…を縒ることで一本の導体52が形成されているので、圧縮する回数に比例して縒りの解れ量が多くなるが、従来の圧縮回数(七回)に比して少ない圧縮回数に設定したことで、この圧縮による線材51,51…の縒りの解れ量が少なくなり、「わらい」の発生が抑えられている。
また、第一領域11a内の圧縮位置P1,P2,P3,P4のうち、最も開口端側に位置する圧縮位置P4のみがテーパー面30の形成領域内に設定されているので、主として区画部2側の三カ所の圧縮位置P1,P2,P3での圧縮により縒り電線50aの接続強度を得ており、最も開口端側に位置する一カ所の圧縮位置P4での圧縮により開口端側ほど内径が大きくなる端部での導体52の自由度を抑え、一方の縒り電線50aの同端の損傷を防止した状態になっている。
また、上述の如く、各目印12間(圧縮位置P1,P2,P3,P4)において筒本体1と導体52とに圧縮させるに際し、コンパウンドCと導体52との間に擦れが生じて導体52の表面に形成された酸化被膜が除去され、導電性の向上が図られている。その上、圧縮状態においては、コンパウンドC(含有される硬質粉粒)の存在による摩擦によっても導体52の接続強度が増している。
図4に戻り、一方の縒り電線50aが接続された電線接続用圧縮スリーブにおける第二空間10b内に他端開口から他方の縒り電線50bの導体52を挿入する。そうすると、テーパー面30に塗布されたコンパウンドCが区画部2側に押され、その結果、筒本体1と縒り電線50bの導体52との間にコンパウンドCが充満した状態になる。
そして、導体52の先端が区画部2に当接した状態で、他方の縒り電線50bが電線接続用圧縮スリーブに対して位置決めされ、この状態で、第二領域11bの外周面に設けられて目印12を目安にして、図5に示す如く、圧縮装置によって目印12間、及び開口端とこれに隣接する目印12との間、即ち、圧縮位置P1,P2,P3,P4で筒本体1を径方向に扁平(塑性変形)させて圧縮処理を行うことになる。この際、最初に筒本体1の中央側(第二領域11b内での区画部2側)に設けられた二つの目印12間(圧縮位置P1)を圧縮工具で圧縮(塑性変形)させ、第二領域11bの筒本体1と第二空間10b内の導体52の先端部とを圧縮させる。この状態で、塑性変形した圧縮位置P1の筒本体1が縒り電線50bの導体52(縒られた複数の線材51,51…)に食い込んだ態様となっており、筒本体1と導体52とが確実に圧縮された状態になっている。
次いで、圧縮処理された圧縮位置P1に対して他端開口側で隣接する圧縮位置P2…を圧縮処理し、さらに開口端側で隣接する圧縮位置P3,P4についても順々に圧縮処理を行う。即ち、区画部2側の圧縮位置P1から開口端側の圧縮位置P2,P3,P4に向けて順々に圧縮処理する。そうすると、筒本体1の部分的に扁平状態になった四カ所が導体52に対して圧接し、電線用接続圧縮スリーブと他方の縒り電線50bとが電気的に接続(圧縮)されることになる。
このように、第二領域11b内の導体52と筒本体1とを中央側から一端開口に向けて四カ所圧縮させると、導体52を構成する複数本の線材51,51…の縒りが解れる傾向にあるが、縒りの解れの累積量が少なく、第二領域11b内に挿入した導体52が筒本体1から押し出されることはない。つまり、縒り電線50bは、複数本の線材51,51…を縒ることで一本の導体52が形成されているので、圧縮する回数に比例して縒りの解れ量が多くなるが、従来の圧縮回数(七回)に比して少ない圧縮回数に設定したことで、この圧縮による線材51,51…の縒りの解れ量が少なくなり、「わらい」の発生が抑えられている。
また、第二領域11b内の圧縮位置P1,P2,P3,P4のうち、最も開口端側に位置する圧縮位置P4のみがテーパー面30の形成領域内に設定されているので、主として区画部2側の三カ所の圧縮位置P1,P2,P3での圧縮により縒り電線50bの接続強度を得ており、最も開口端側に位置する一カ所の圧縮位置P4での圧縮により開口端側ほど内径が大きくなる端部での導体52の自由度を抑え、他方の縒り電線50bの同端の損傷を防止した状態になっている。
また、上述の如く、各目印12間(圧縮位置P1,P2,P3,P4)において筒本体1と導体52とに圧縮させるに際し、コンパウンドCと導体52との間に擦れが生じて導体52の表面に形成された酸化被膜が除去され、導電性の向上が図られている。その上、圧縮状態においては、コンパウンドC(含有される硬質粉粒)の存在による摩擦によっても導体52の接続強度が増している。
以上のように、本実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブは、各縒り電線50a,50bが挿入される筒本体1の第一領域11a、及び第二領域11bのそれぞれに対し、縒り電線50a,50bの導体52を圧縮位置P1,P2,P3,P4を軸芯方向に間隔を有して四カ所設定するようにしたので、圧縮処理についての処理回数が少なく、効率的に縒り電線50a,50bの接続作業を行うことができる。
さらに、第一領域11a及び第二領域11bのそれぞれに設定した圧縮位置P1,P2,P3,P4を区画部2側から開口端側に順次圧縮するようにしているので、導体52を構成する複数の線材51,51…の解れによって導体52と区画部2とが圧接して導体52に抜け方向の力が作用することがなく、筒本体1の塑性変形による圧縮作用を確実に導体52に作用させることができる。
また、第一領域11a及び第二領域11bのそれぞれにおいて、圧縮位置P1,P2,P3,P4を四カ所に設定したので、導体52の解れによる「わらい」の発生を抑えることができる。即ち、各縒り線の導体52に対して圧縮作用が四カ所にしか作用しないので、導体52の解れ量が少なく、内部空間内に挿入されていた導体52が筒本体1から押し出されて電線接続用圧縮スリーブと縒り電線50a,50bの被覆の端面との間に導体52が露呈するのを抑えることができる。これにより、電線接続用圧縮スリーブと縒り電線50a,50bとの接続部分における絶縁処理を簡略化させることができる。
さらに、筒本体1の開口端部の内径が開口端から区画部2に向けて小径となるように、筒本体1における端部の内周面30がテーパー面で構成されている(テーパー状に形成されている)ので、開口端近傍で接続された縒り電線50a,50bの自由度を持たせることができ、これによって、開口端縁(エッジ)との接触による導体52の傷付きや破断を防止することができる。
また、第一領域11a及び第二領域11bの端部(内周面がテーパー状に形成された領域)よりも区画部2側の圧縮位置P1,P2,P3,P4と同一条件(圧縮力や変形量等)で、最も開口端側に位置する圧縮位置P4を塑性変形させると、最も開口端側に位置する圧縮位置P4での圧縮力が他の圧縮位置P1,P2,P3,P4の圧縮力よりも小さくなるので、本実施形態に係る電線接続用圧縮スリーブは、内周面がテーパー状に形成された端部が大きく変形することなく、必要以上に導体52を圧縮せずに、該導体52の自由度を抑えることができる。
また、電線接続用圧縮スリーブによって接続する対象が縒り電線50a,50bであり、筒本体1を塑性変形させたときの導体52に対する食い込み作用が大きいので、区画部2側の三カ所の圧縮位置P1,P2,P3での圧縮により導体52の接続強度が得られる。
つまり、第一領域11a及び第二領域11bのそれぞれに設定した四カ所の圧縮位置P1,P2,P3,P4のうち、最も開口端側に位置する圧縮位置P4のみがテーパー面30の形成領域内に設定されているので、主として区画部2側の三カ所の圧縮位置P1,P2,P3での圧縮により縒り電線50a,50bを接続すると共に、最も開口端側に位置する一カ所の圧縮位置P4での圧縮により開口端側ほど内径が大きくなる端部での導体52の自由度を抑えることができる。従って。従来よりも圧縮回数を減らしても、二本の縒り電線50a,50bを確実且つ円滑に接続することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、第一領域11a及び第二領域11bのそれぞれに設定される圧縮位置P1,P2,P3,P4が四カ所であるので、筒本体1の全長を短くすることができ、電線接続用圧縮スリーブの材料コストの削減も達成される。
さらに、筒本体1(第一領域11a及び第二領域11b)の端部の内周面30(テーパー面30)にグリス状のコンパウンドCを所定量塗布したので、筒本体1(第一空間10a及び第二空間10b)に各縒り電線50a,50bの導体52を挿入するだけで、筒本体1と導体52との間にコンパウンドCを充填させることができる。その上、電線接続用圧縮スリーブ(筒本体1)と導体52とを圧縮するに際し、導体52の表面に形成された酸化被膜を除去することができ、これによって接続時における導電性能の向上を図ることができる。その上、コンパウンドCの硬質粉粒が存在することによる摩擦によって、筒本体1からの導体52の抜け防止を更に図ることができる。また、筒本体1と導体52との間にコンパウンドCが充満していると、雨水等の進入が防止され、電食による腐食を防止することができる。さらに、コンパウンドCの存在により、導体52を構成する複数の線材51,51…の滑りや延びの進行が防止されるといった効果もある。
尚、本発明の電線接続用圧縮スリーブは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、筒本体1の各領域に圧縮位置P1,P2,P3,P4を四カ所設定するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、三カ所であってもよい。この場合においても、圧縮位置P1,P2,P3は、筒本体1の軸芯方向に間隔を有して設定し、最も開口端側に位置する圧縮位置P3がテーパー面30の形成範囲内に設定されることは勿論のことである。
上記実施形態において、筒本体1の軸芯方向に所定の間隔をおいて目印12を設け、該目印12間を圧縮位置P1,P2,P3,P4であることを間接的に認識させるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、筒本体1と導体52とを圧縮させる位置に目印12を設け、該目印12に対応する位置を塑性変形させるようにしても勿論よい。
上記実施形態において、筒本体1の端部の内周面30(テーパー面30)にグリス状のコンパウンドCを塗布したが、これに限定されるものではなく、例えば、筒本体1の塑性変形のみで筒本体1を導体52を圧縮し、該筒本体1の塑性変形のみで導体52(縒り電線50a,50b)を電気的に接続するようにしてもよい。ただし、導電性の向上や、接続強度の向上、腐食防止等の観点を考慮すれば、上記実施形態と同様に、テーパー面30にコンパウンドCを塗布しておくことが好ましい。
本発明の一実施形態にかかる電線接続用圧縮スリーブによって接続される縒り電線の概略図を示す。 同実施形態に係る電線用圧縮スリーブの正面図を示す。 同実施形成に係る電線接続用圧縮スリーブの断面図を示す。 同実施形態に係る電線接側用圧縮スリーブに縒り電線を接続するときの状態の断面図を示す。 同実施形態に係る電線接側用圧縮スリーブを介して二本の縒り電線を接続した状態の断面図を示す。
符号の説明
1…筒本体、2…区画部、10a…第一空間、10b…第二空間、11a…第一領域、11b…第二領域、12…目印(ローレット痕)、30…テーパー面(内周面)、50a,50b…縒り電線、51…線材、52…導体、53…絶縁体、C…コンパウンド、P1,P2,P3,P4…圧縮位置

Claims (2)

  1. 導電材料からなる両端が開口した筒本体と、筒本体の内部空間を一端側と他端側とに区切る区画部とで構成されてなり、前記筒本体は、両端部の内径が、開口端から区画部に向かうにつれて小径になって該両端部の内周面がテーパー状に形成され、二本の縒り電線のそれぞれの導体を筒本体の一端側及び他端側の空間に挿入した状態で、筒本体を径方向に塑性変形させることにより導体を圧縮し、縒り電線同士を電気的に接続する電線接続用圧縮スリーブであって、筒本体は、前記区画部を基準にして該筒本体の一端側の第一領域及び他端側の第二領域のそれぞれに、前記導体を圧縮する圧縮位置が、軸芯方向に間隔を有して三カ所又は四カ所設定されると共に、各圧縮位置を認識可能とする目印が外周面に設けられてなり、前記圧縮位置のうち、最も開口端側に位置する圧縮位置のみが、前記テーパー状の内周面の形成領域内に設定され、二本の縒り電線を接続するに際し、各領域内の圧縮位置が区画部側から各開口端側に向けて順次圧縮されることを特徴とする電線接続用圧縮スリーブ。
  2. 前記テーパー面に、所定量のコンパウンドが塗布されてなる請求項2記載の電線接続用圧縮スリーブ。
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