JP2006147859A - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アニール処理を能率的に行うことができ、かつアニール処理の品質が低下することを防止できるアニール処理装置を提供する。
【解決手段】 ロボットハンド8がチャンバ1内に基板Wを搬入する際に、チャンバ1の搬入口1cの周囲の位置に設けられたノズル12から、ロボットハンド8及び基板Wにガス流Fを吹き付けるようにした。ガス流Fは、チャンバ1の内部から外部に向う方向の流速成分を有するため、外気やパーティクル等が基板Wと共にチャンバ1内に侵入するのを防止できる。このため、チャンバ1内を真空排気する工程が不要となる。また、チャンバ1内におけるガス濃度の変動を防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被処理物にアニール処理等の処理を施す処理装置及び処理方法に関する。
第1の従来技術について説明する。上壁の一部が窓によって構成され、内部を真空排気可能なチャンバを備えたレーザアニール処理装置が知られている(特許文献1参照)。被処理物は、表層部がアモルファス半導体からなる基板である。このレーザアニール処理装置では、以下の手順でアニール処理を行う。まず、チャンバ内に基板を搬入する。次に、チャンバ内を一旦真空引きし、チャンバ内からパーティクル等を除去する。次に、チャンバ内に不活性ガス(例えば、窒素ガス)を充満させる。この状態で、窓を通して基板にレーザ光を入射させ、レーザ光が入射した領域のアモルファス半導体を多結晶化する。
第2の従来技術について説明する。内部を真空排気可能なチャンバに代えて、密閉空間を構成しない簡易的なエンクロージャを用いたレーザアニール装置も知られている(特許文献2参照)。このレーザアニール装置は、基板の表面におけるレーザ光の照射部分に窒素ガスを吹き付けるノズルを備える。レーザ光の照射部分に窒素ガスを吹き付けることにより、その部分に局所的な窒素ガスの雰囲気を形成することができる。このため、内部を真空排気可能なチャンバを用いなくても、窒素ガスの雰囲気中でレーザアニール処理を行うことができる。
特開平10−308357号公報(第3頁、第4図) 特許第3502981号明細書
上記第1の従来技術の課題について説明する。基板1枚あたりの処理時間(以下、タクトタイムという。)をできるだけ短縮することが望まれている。しかし、第1の従来技術では、1枚の基板をアニール処理するごとに、チャンバ内を真空引きする工程と、チャンバ内に不活性ガスを充満させる工程とが必要となる。このため、タクトタイムを短縮することに関して改善の余地があった。
上記第2の従来技術の課題について説明する。第2の従来技術は、基板のアニール処理が行われる空間を真空引きする工程を不要とするものの、基板をエンクロージャ内に搬入する際に、エンクロージャ内にパーティクルや外気が侵入してしまうことがある。エンクロージャ内にパーティクルが侵入すると、ノズルから噴出するガスがパーティクルを巻き込んでしまい、清浄な雰囲気中でアニール処理を行うことができなくなる。また、エンクロージャ内に外気が侵入すると、例えばレーザ照射部分の周辺の空間の酸素ガス濃度をppmのオーダでコントロールすることが困難になる。その結果、アニール成果物の品質の低下を招く。
本発明の目的は、被処理物の処理を能率的に行うことができる技術を提供することにある。本発明の他の目的は、処理成果物の品質の低下を防止することができる技術を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、被処理物の処理が行われる空間にパーティクルが侵入するのを防止することができる技術を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、被処理物の処理が行われる雰囲気中のガス濃度の変動を防止することができる技術を提供することにある。
本発明の一観点によれば、内部に被処理物を搬入するための搬入口が形成された処理室と、被処理物を前記搬入口を介して前記処理室内に搬入する搬入装置と、前記搬入口の周囲に該搬入口を取り囲むように配置され、各々前記搬入装置によって前記処理室内に搬入される被処理物にガスを吹き付ける複数のノズルであって、各々の先端が前記処理室の外部に向って傾斜している複数のノズルとを備えた処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、(a)被処理物を準備する工程と、(b)準備した被処理物を搬入口を介して処理室内に搬入する工程であって、前記搬入口の周囲の位置から、前記処理室の外部に向って傾斜した方向にガスを噴出させ、前記被処理物を清浄化させながら、該被処理物を前記処理室内に搬入する工程とを有する被処理物の処理方法が提供される。
搬入口の周囲の位置から、処理室の外部に向って傾斜した方向に噴出したガスが被処理物に吹き付けられることにより、被処理物と共に外気やパーティクル等が処理室に侵入するのを防止しながら、被処理物を処理室内に搬入することができる。処理室に外気が侵入することが防止されるから、処理室内におけるガス濃度の変動を防止することができる。また、処理室内にパーティクルや外気等が侵入することが防止されるから、処理室内に被処理物を搬入した後に、処理室内を一旦真空排気する必要がない。このため、処理の能率を向上させることができる。
図1は、実施例によるレーザアニール処理装置の概略図である。気密なチャンバ1の上壁に、ガス導入口1aが複数形成されている。一方、チャンバ1の下壁には、ガス排出口1bが形成されている。チャンバ1の外部に、Nガス源2とOガス源3とが置かれている。Nガス源2は、マスフローコントローラ(MFC)4を介してミキサ5に接続されている。Oガス源3も同様に、MFC6を介してミキサ5に接続されている。
ミキサ5は、Nガス源2から供給されたNガスと、Oガス源3から供給されたOガスとを混合する。この混合ガス中のNガスとOガスの分圧比は、MFC4及び6によって調整することができる。ミキサ5によって混合されたガスは、主ガスライン7を流下する。主ガスライン7は、途中で2分岐しており、分岐した一方のガスライン(以下、第1のガスラインという。)71が上記ガス導入口1aの各々と接続されている。即ち、ミキサ5によって混合されたガスが、ガス導入口1aを介してチャンバ1内に導入される。チャンバ1内のガスは、ガス排気口1bから排気される。
チャンバ1の側壁に、チャンバ1内に被処理物を搬入するための搬入口1cが開口している。図1中、ロボットハンド8に保持されている基板Wが被処理物である。基板Wの表層部は、アモルファス半導体、具体的にはアモルファスシリコンからなる。ロボットハンド8が、搬入口1cを介してチャンバ1内に基板Wを搬入する。チャンバ1に、搬入口1cを開閉するゲートバルブ9が取り付けられている。なお、図1では、ゲートバルブ9を簡略化して示している。ゲートバルブ9の外側に、搬入口1cを取り囲むように、ガス吹付部材10が取り付けられている。
ガス吹付部材10は、ゲートバルブ9の開閉部分を取り囲む枠状をなしており、内部にガス導入空間11を画定している。上記主ガスライン7から分岐した他方のガスライン(以下、第2のガスライン)72が、開閉バルブ13を介して、ガス導入空間11に通じている。即ち、ミキサ5によって混合されたガスは、このガス導入空間11にも供給される。なお、第2のガスライン72を経由してガス導入空間11に供給される混合ガス中のNガスとOガスとの分圧比は、第1のガスライン71を経由してチャンバ1内に供給される混合ガス中のNガスとOガスとの分圧比と同じである。
ガス吹付部材10は、ノズル12を複数有している。各ノズル12から、ガス導入空間11に供給されたガスが噴出する。ロボットハンド8に保持された基板Wが、ガス吹付部材10の位置を通過する際、各ノズル12から噴出したガス流Fが基板Wに吹き付けられる。各ノズル12の先端は、チャンバ1の外側に向って傾斜した方向を向いている。このため、基板Wに吹き付けられるガス流Fは、チャンバ1の内部から外部に向う方向の流速成分を有する。揺動機構14が、ノズル12を揺動させる。
図2は、チャンバ1内への基板Wの搬入方向(図1の左から右に向う方向)を向いてみたガス吹付部材10の正面図である。ガス吹付部材10に、図1の第2のガスライン72を構成するガス管15及び16が接続されている。図1にも示したノズル12は、図1のゲートバルブ9の開閉部分の周囲に、その開閉部分を取り囲むように配置されている。このため、ガス流Fは、基板Wの表裏面のみならず側面にも吹き付けられる。また、ガス流Fはロボットハンド8にも吹き付けられる。
図1に戻って説明を続ける。チャンバ1内に、保持台17が配置されている。ロボットハンド8は、保持台17上に基板Wを載せる。保持台17と対向するチャンバ1の上壁の一部は、窓18によって構成されている。窓18は、石英からなる板状体の表裏面に反射防止膜を形成したものである。レーザ出射装置19が、チャンバ1の外部から窓18を通して、保持台17に保持された基板Wにアニール処理用レーザ光Lを入射させる。アニール処理用レーザ光Lは、例えば紫外域の波長を有する。
以下、上記レーザアニール処理装置の動作を説明する。予め、ミキサ5によって混合されて得られたNガスとOガスとの混合ガスを、第1のガスライン71を経由してチャンバ1内に導入させ、かつチャンバ1内のガスをガス排気口1bから排気させている状態とする。また、開閉バルブ13を開き、NガスとOガスとの混合ガスを、第2のガスライン72を経由してガス導入空間11に供給している状態とする。
まず、ロボットハンド8が、図示しないカセットから未処理の基板Wを1枚取得し、取得した基板Wをガス吹付部材10、開かれたゲートバルブ9、及び搬入口1cを介してチャンバ1内に搬入し、保持台17上に載せる。ロボットハンド8に保持された基板Wがガス吹付部材10の位置を通過するとき、各ノズル12から噴出したガス流Fが、基板W及びロボットハンド8に吹き付けられる。ガス流Fが、チャンバ1の内部から外部に向う方向の流速成分を有するため、基板Wと共に外気やパーティクル等がチャンバ1内に侵入するのを防止しながら、基板Wをチャンバ1内に搬入することができる。
また、図2に示したように、ガス流Fは基板Wの表裏面のみならず、基板Wの側面及びロボットハンド8にも吹き付けられるようにしたから、基板W及びロボットハンド8を清浄化できるとともに、外気やパーティクル等のチャンバ1内への侵入防止効果を高めることができる。さらに、基板Wがガス吹付部材10の位置を通過するとき、揺動機構14によってノズル12を揺動させることにより、基板W及びロボットハンド8にガス流Fが当たる位置を基板Wの移動方向と直交する方向に関して移動させ、また基板W及びロボットハンド8にガス流Fが吹き付けられる角度を変化させることができる。これにより、例えば細部に入り込んだパーティクル等もきれいに除去することができる。
次に、保持台17上に基板Wを載せた後、ロボットハンド8がチャンバ1内から退避すると、ゲートバルブ9が閉じる。ゲートバルブ9を閉じることに伴なって、開閉バルブ13も閉じ、ノズル12からのガスの噴出を停止させる。チャンバ1内の圧力は、大気圧よりもやや高い圧力に保たれるように、ガス導入口1aからのガス導入量と、ガス排出口1bからのガス排出量とが調整される。また、チャンバ1内におけるNガスの濃度とOガスの濃度の比は、MFC4及び6によって調整することができる。
基板Wと共に外気がチャンバ1内に侵入するのを防止することができるので、外気の侵入に起因して、チャンバ1内におけるNガス及びOガスの濃度が変動してしまうことを防止できる。また、仮にノズル12から噴出したガスが基板Wと共にチャンバ1内に侵入することがあったとしても、ノズル12から噴出するガス中のNガスとOガスとの分圧比は、チャンバ1内に供給される混合ガス中のNガスとOガスとの分圧比と同じであるため、チャンバ1内におけるNガス及びOガスの濃度比の変動を防止することができる。この結果、例えばOガスの濃度をppmのオーダでコントロールすることが可能となる。
また、チャンバ1内にパーティクルや外気が侵入することを防止できるので、基板1をチャンバ1内に搬入した後にチャンバ1内を一旦真空排気する必要がなくなる。従って、その分だけアニール処理の能率を向上させることができる。
次に、レーザ出射装置19が、窓18を通して保持台17上の基板Wにアニール処理用レーザ光Lを入射させる。これにより、アニール処理用レーザ光Lが入射した位置のアモルファスシリコンが多結晶化する。チャンバ1内におけるOガス及びNガスの濃度の変動を防止することができるので、アニール処理中の環境を所望の条件に維持することができる。これにより、環境の変動に伴なうアニール成果物の品質の低下を防止することができる。保持台17が、アニール処理用レーザ光Lに対して基板Wを移動させることにより、アニール処理用レーザ光Lの入射領域を基板の表面上で移動させる。こうして基板W表面の全域を多結晶化する。
基板Wのアニール処理が終了すると、ゲートバルブ9が開き、ロボットハンド8が、チャンバ1内からアニール処理された基板Wを搬出する。ゲートバルブ9を開くことに伴なって、開閉バルブ13も開かれる。基板Wの搬出時において、ロボットハンド8に保持された基板Wがガス吹付部材10の位置を通過する際にも、ノズル12から噴出したガスが、基板W及びロボットハンド7に吹き付けられる。これにより、基板Wの搬出時においても、チャンバ1内へ外気が侵入することを防止できる。
図3に、図1に示した装置の変形例を示す。この例では、ガス吹付部材10に、ガス滞留室20を連結している。ガス滞留室20は、各ノズル12から噴出されたガスを滞留させるガス滞留空間21を内部に画定している。ガス滞留室20の側壁に、基板Wの搬出入時に基板Wが通過するための開口部20aが形成されている。ガス滞留室20の下壁には、ガス吸引口20bが形成されている。ガス滞留室20の外部には、一端がガス吸引口20bに接続され、他端がガス吹付部材10に接続されたガスライン22が設けられている。ガスライン22に、吸引ポンプ23とフィルタ24とが挿入されている。
吸引ポンプ23が作動することにより、ガス滞留空間21に滞留したガスが、ガス吸引口20bから吸引される。吸引されたガスはフィルタ24を介して、ガス吹付部材10のガス導入空間11に戻される。フィルタ24は、吸引ポンプ23によって吸引されたガスからパーティクル等の異物を除去する。ガス導入空間11に戻されたガスが、ノズル12から噴出する。なお、図3では、図1のNガス源2及びOガス源3等の図示は省略しているが、これらのガス源2及び3から供給されたガスも、第2のガスライン72を経由してガス導入空間11に供給される点は図1の装置と同様である。
この変形例によれば、ガスライン22、吸引ポンプ23、及びフィルタ24によって構成されたガス再生機構が、ガス滞留空間21からガスを吸引し、吸引したガスからパーティクルを除去して再び複数のノズル12から噴出させるので、ノズル12から噴出させるガス、即ちNガス及びOガスの消費を低減することができる。なお、ノズル12からのガス噴出量が、ガス吸引口20bからのガス吸引量よりも多くなるように両者を調整することにより、外気がガス滞留空間21に侵入することを防止できる。このため、外気がガス吸引口20bから吸引されてしまうことを防止できる。
図4に、図1に示した装置の他の変形例を示す。この例では、ゲートバルブ9を、チャンバ1とガス吹付部材10との間に介在させるのではなく、ガス滞留室20よりもさらに外側に配置している。この点以外の構成は、図3の装置の構成と同じである。図4の装置によっても図3の装置と同様の効果を得ることができる。
図5に、図1に示した装置のさらに他の変形例を示す。図1のガス吹付部材10の代わりに、形状の異なる他のガス吹付部材30が配置されている。ガス吹付部材30は、内部にガス導入空間31を画定している。NガスとOガスとの混合ガスが第2のガスライン72を経由してガス導入空間31に供給され、ガス導入空間31内のガスが各ノズル32から噴出する。ノズル32は、基板Wの搬出入方向(図5の左右方向)に関して複数段(図5では3段)に配置されているため、基板Wと共にパーティクルや外気等がチャンバ1内に侵入するのを防止する効果を高めることができる。また、ノズル32から噴出したガス流Fの基板Wに吹き付けられる角度が、基板Wの搬出入方向に隣り合うノズル32間で異なるように構成している。このため、図1の揺動機構14を省略しても、種々の角度から基板Wにガス流を吹き付けることができる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、実施例では、チャンバ1の搬入口1cが、チャンバ1内から処理済の基板Wを搬出するための搬出口を兼ねる構成としたが、チャンバ1には搬入口とは別の搬出口が設けられていてもよい。この場合は、その搬出口と対応する位置にもガス吹付部材10と同様の構成の他のガス吹付部材を設けるとよい。
また、実施例では、ノズル12から噴出させる噴出用ガスとして、NガスとOガスの混合ガスを例示したが、噴出ガスとしてNガス等の不活性ガスのみを噴出させる構成としてもよい。また、噴出用ガスは、3種以上のガスの混合ガスであってもよい。
さらに、実施例は、レーザアニール処理について説明したが、本発明は処理室内で基板を処理する装置、例えばランプによって被処理物を加熱することにより被処理物にアニール処理を施すランプアニール装置等の他の処理装置にも適用することができる。この他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
実施例によるレーザアニール処理装置の概略図である。 ガス吹付部材の正面図である。 他の実施例によるレーザアニール処理装置の概略図である。 さらに他の実施例によるレーザアニール処理装置の概略図である。 さらに他の実施例によるレーザアニール処理装置の概略図である。
符号の説明
1…チャンバ(処理室)、1a…ガス導入口、1b…ガス排出口、1c…搬入口、2…Nガス源(ガス供給源)、3…Oガス源(ガス供給源)、4,6…マスフローコントローラ、5…ミキサ、7…主ガスライン、71…第1のガスライン、72…第2のガスライン、8…ロボットハンド、9…ゲートバルブ、10…ガス吹付部材、11…ガス導入空間、12…ノズル、13…開閉バルブ、14…揺動機構、15,16…ガス管、17…保持台、18…窓、19…レーザ出射装置、20…ガス滞留室、20a…開口部、20b…ガス吸引口、21…ガス滞留空間、22…ガスライン、23…吸引ポンプ、24…フィルタ、30…ガス吹付部材、31…ガス導入空間、32…ノズル、L…アニール処理用レーザ光、F…ガス流、W…基板(被処理物)。

Claims (9)

  1. 内部に被処理物を搬入するための搬入口が形成された処理室と、
    被処理物を前記搬入口を介して前記処理室内に搬入する搬入装置と、
    前記搬入口の周囲に該搬入口を取り囲むように配置され、各々前記搬入装置によって前記処理室内に搬入される被処理物にガスを吹き付ける複数のノズルであって、各々の先端が前記処理室の外部に向って傾斜している複数のノズルと
    を備えた処理装置。
  2. さらに、前記複数のノズルによって前記被処理物に吹き付けられたガスを滞留させるガス滞留空間を画定したガス滞留室と、
    前記ガス滞留空間からガスを吸引し、吸引したガスからパーティクルを除去して再び前記複数のノズルから噴出させるガス再生機構とを備えた請求項1に記載の処理装置。
  3. さらに、前記ノズルを揺動させる揺動機構を備えた請求項1又は2に記載の処理装置。
  4. さらに、前記複数のノズル及び前記処理室内に共通のガスを供給するガス供給源を備えた請求項1〜3のいずれかに記載の処理装置。
  5. 前記ガス供給源によって前記複数のノズル及び前記処理室内に供給される共通のガスが、不活性ガスと酸素ガスとを含む混合ガスである請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記処理室の壁の一部が、アニール処理用レーザ光を透過させる窓によって構成され、
    さらに、前記処理室の外部から前記窓を通して、前記処理室内の被処理物に前記アニール処理用レーザ光を入射させるレーザ出射装置を備えた請求項1〜5のいずれかに記載の処理装置。
  7. (a)被処理物を準備する工程と、
    (b)準備した被処理物を搬入口を介して処理室内に搬入する工程であって、前記搬入口の周囲の位置から、前記処理室の外部に向って傾斜した方向にガスを噴出させ、前記被処理物を清浄化させながら、該被処理物を前記処理室内に搬入する工程と
    を有する被処理物の処理方法。
  8. 前記工程(b)が、前記被処理物を前記処理室内に搬入する前に、予め前記処理室内にガスを充満させておく工程を含み、前記被処理物に吹き付けるガスと、前記処理室に充満されるガスとが、同一のガス成分からなる請求項7に記載の処理方法。
  9. 前記被処理物の表面が、アモルファス半導体によって構成されており、
    前記工程(b)の後に、前記処理室内に搬入された被処理物にアニール処理用レーザ光を入射させ、該アニール処理用レーザ光が入射した位置のアモルファス半導体を多結晶化させる工程を有する請求項7又は8に記載の処理方法。
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